1976
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2001
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2011 371+1 / THE YUMING /
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YUMING STYLE IN LONDONスタイルの自然学STYLEパリ・ロンドン特別取材フライト・ストーリーPARIS shopping NEWSちょっとパリまで買い物に私の好きなラルフ・ローレン着物近未来 kimono a venir川風の夏Tra donne solewith 手塚理美 年下の女の子の話を聞く。with 小林麻美 女同士、夜、街で会う。with 長谷川ユリ 女、二人でドライブのロケハンをする。好きな男に、好きな服を。三枝成章 マイク真木 上田昭夫 宍戸 錠 永井 博パリダカール物語「ラリーは男のロマン、女のロマン」山本昌美MIRAGE SHORT STORY今、ふたつ夢中になっている。女の子から女の子へのプレゼント"MEKKE物"カタログインテリアは不思議なノスタルジースタイルインテリア1〔仙台〕画廊・西欧館のたたずまいスタイルインテリア2絵のある居住空間スタイルインテリア3「気に入り品」をいつも見ながら暮らしたいアート感覚でオーディオ・ヴイジュアルコーナーをきめてみる |
スタイル 日本のフィフティーズ研究対談:草笛光子 松任谷由実 ユーミンあこがれの草笛光子さんに会うファッション談義 おすぎとピーコデート・ブック more delightful and move sweetTALK OF THE TOWN私的ジャパニーズTOP20 流行少女の学級新聞遊園地が終わつた日 アランパーソン的生活術MIRAGE・神秘女の子3人で合宿して美容自由研究しました !プライベート・エステティックカロリーメイト劇場忙しい人は都会の漂流者エスニッククッキングユーミン流小さいときに戸田さんからおそわったアメリカの家庭料理<料理対談>「味」のセンスみがきはレストラン・ディナーで私の料理に不可能はない! レパートリーはインターナショナルパティオの料理おば賛「食」セレクションYUMING SALADずうーっとサラダ熱愛中STVLE TRAVEL京都・神戸 探検 漂流者あるいは、異邦人のようにボトルのあるパーティーPARTY HAND BOOKひまな時間のすごし方 |
・ 装幀はハードカバーにハードのブックケース、物語はすべて英文で書かれており、訳文を載せた紙が封筒に入れて封入されているという豪華なものでした。ケースには紫の帯が掛けられており、物語のイントロが紹介されています:かつて、私が世界中を旅していたころ遭遇したひとつの出来事。生涯忘れることの出来ない神秘に満ちたこの体験を、たぶん信じてはもらえないでしょう。でも、今こうして目の前の白い壁に目を凝らすと、あの物語の始まりを告げる古い飛行機の、故障し、途切れてゆくエンジン音と、見る見る視界に迫ってきた泡立つモロッコの海が、記憶の底から蘇ってくるのです。
・ 撮影は総勢14名のパーティーでモロッコのマラケッシュ、ザコラ、エスエラ、ラバト、カサブランカ、フェスなどで行われました。中にはランドクルーザーで10時間かけて移動することも。
DADIDAツアーパンフに載ったロケスケジュール:
’85.4.17 コレラと破傷風の注射を打ち、一旦ロンドンへ(ちなみにこの日の朝4時まで「今だから」の唄入れ)、4.18-20 ロンドンで衣装チェック、4.21 スタッフ14名とモロッコへ移動、4.22-26 マラケッシュで撮影、4.27 ザゴラへ陸路10時間の移動、4.28-29、ザゴラの砂漠で撮影、4.30 再びマラケッシュへ戻る、5.1 エスエラへ移動、5.2-3 エスエラで撮影、朝焼け、船上シーンなど、5.4 15時間かけマラケッシュ経由でメクネスへ移動、5.5 雨が降り、撮影中止、19日ぶりのOFF、5.7 イフレンへ移動、5.8 イフレンで撮影、5.9 フェスへ移動、5.10 撮影終了、ラバト、マラケッシュ、カサブランカ経由でロンドンに戻る、5.13-14 スタジオ撮影、5.15 日本食で打ち上げ、5.16 帰国
・ 86年のアラーム・ア・ラ・モード ツアーのパンフレット。OLIVEツアーからの過去のツアーのパフレット、ハードチケット、コスチューム、ステージ写真が掲載されています。写真は小さいものの、ユーミンの場合、こういった過去の資料集的な(ちょっとオタク向けな)アプローチの企画はほとんどなく特筆すべきものかと思いこのページに掲載しました。パンフレットのメインは過去のコンサートツアーを松任谷由実一味が起こした事件に見立て、この度新たに情報が入った「アラームアラモード事件」の企てを追うための捜査資料といった感じ。
・ 85年「STYLE」制作などをとおしてユーミンはパリ・ダカール・ラリーの魅力に取りつかれたイラストレータの山本昌美(ヤーミー)と知り合います。カーキのつなぎにワークブーツで現れた彼女について「初対面の印象が『色だけ見たら地味なのに、こんな派手な人たち見たことない。この派手さはどこから来てるんだ?』かっこよかったんです。すごい華があった。」と振り返っています(THE YUMING,2011)。ラリーだけでなく彼女自身の魅力にひかれたユーミンは86年1月テレビの取材をかねて、パリでそのスタートに立会い、この本の題材となった87年はプレス(取材班)として約1カ月間その全行程を追うことになりました。
・ このプレス部隊はユーミン、パリ・ダカ経験のある写真家の小川義文、ヘアメイクの矢野トシ子、マネージャーの毛利光江、通訳兼コーディネーターのベルトラントの5人。三菱自動車の協力のもと2台のパジェロと飛行機を駆使して確実にラリーを追いかけ要所要所で取材を行います。発表媒体には雑誌「マリ・クレール・ジャポン」が選ばれ4カ月に亘り連載。またヤーミーはやはり三菱自動車が協力した「ユーミン・マリ・クレール号」でパリダカに単独出場。このパリダカ参加は三菱自動車とユーミンが組んだ一大企画で、「ホライズンを追いかけて」と銘打ったTBSラジオの特番のほか、同社が同局で提供していた「ユーミンのおしゃまします」でも数週に亘って現地レポートを放送、そのほか「わたしも行きます。パリ・ダカール神話へ」というコピーと共にユーミンが広告に登場した見学ツアー、後日には東京、大阪、札幌のパルコで「YUMINGの聴いた砂の音」という写真展まで開催されています。このあたりの経緯や道中のユーミンとの様子は山本昌美著「パリ・ダカール・スケッチブック」(CBSソニー出版)に詳しく記載されています。
・ 本作は写真とユーミンの文章で構成されています。「今度の旅は『俯瞰で』見る事だと思った。」というとおり全編にわたりラリー出場者の心情や現地の人や自然の理と、自身の仕事や作家としての在り方を重ね合わせた想いが綴られています。最後の文章が非常に印象的です。
「パリダカ」を走ること、「パリダカ」を完走することに、どれだけの意味があるだろう。疲れ果て、渇ききり、傷ついて、ゴールを踏んでも、どれほどの賞賛が待っているのだろう。その答えは、たぶんヤーミーの中にしかない。「パリダカ」を走る人の中にしかない。ドン・ペリニオンという僧侶が、ナポレオンのために、いちばん均一に泡の出るシャンパンをつくったという。一瞬にして消えてしまうシャンパンの泡に、彼は、長い年月を捧げたのだという。そして、「ドン・ペリニオン」の泡のことは、「ダイアモンド・ダスト」と呼ばれるようになった。他人から見たら、他愛のない、とるに足らないことに、一生を懸ける人がいる。一瞬にして、輝き、消えてゆくものがある。そういうのが好きだ。そういうものを、愛したい。
・ このパリダカでの体験はその後の活動に大きな影響を与えたようです。「すごかった。けど、だからといって私がその仲間になれるとは思わない。私は私のラリーをするんだって思った。東京に戻って自分のラリーをやろうって。」(THE YUMING,2011)「もう仕事もガンガンやっちゃえって、異常な数の取材を受けたりしてヒートアップしたら世の中はまさにバブル期に突入って言う時期だった。」(YUMING REAL EYES v.3,1996)
・ スケジュール
1986.12.27 アンカレッジ経由でパリへ、12.31
予選見学、1987.1.1 パリ出発バルセロナへ、1.2 バルセロナからアルジェへ、1.3 アルジェ、1.4 ガルダイアからエルゴレア、
1.5 エルゴリアからインサラーへ、1.8 テネレ、1.9 テキサコ、1.10 アガデス、1.11 アガデスからニアメーへ、1.12 ニアメーからガオへ、1.14 ガオからトンボクトゥ、
1.15 トンボクトゥ、1.17 ダカール、1.19 ダカールで誕生日、1.20 ゴア、1.22 ダカール
松任谷由実、南米冒険記。切りとられた夢の中へ。by 松木直也 写真=三浦憲治「タフでなければ生きてゆけない。面白がれるのがいちばんタフになれる」(YUMING語録第一章)リマからクスコへ、クスコからマチュピチュへ、アマゾンへ、そしてリオ・デ・ジャネイロへ。ひらめきに導かれたYUMINGは、驚異のスーパータフネスをもって南米を駆ける。子供の心眼、はしゃぎながらのフィールドワーク。’89年南米アドベンチャーの全行程、徹底レポート南米に眠る生命エネルギーが地球を救う日。Talking about Super Natureライアル・ワトソンvs松任谷由実 写真=村越元旅程をつくってくれたのは他ならないワトソン博士だ。南米という不可思議なエネルギーをもつ土地を語り合う。地球とつきあうセンスがクロスする。YUMINGの、旅の流儀ユーミンこそは旅の達人。旅の楽しみ方、極め方、思い出など、スタイルオブトラベル7篇。エールの交換からジャブの応酬へ 南米を代表する2大作家による、「宿命の対談」1967年、リマにて。ガブリエル・ガルシア=マルケスvsマリオ・バルガス=リョサ 訳=野谷文昭彼らはいま、その思想の違いから袂を分かつ。仲は冷えきって再び相まみえることはないだろうといわれるふたりが、かつて、親しく語らった事実はあまり知られていない。心底腹を割ったスリリングな対話が20年の時を超え、甦る。ラテンアメリカの「恋」。THE STRUGGLE OF LOVEBy 野谷文昭 絵=フェルナンド・ボテロマルケス、リョサ、プイグなどの作品を読み解けば、ラテンアメリカの恋の構図が見えてくる。ラテンアメリカの現実事態が、浮かび上がる。YUMING'S COLLECTION 旅のメモリアルインディオの伝説(『グアテマラ伝説集』)のテキストとともに紹介する。YUMINGの心をとらえた宝物。チチカカ湖畔で、バズーカ煙草を一服。COPACABANA, AT LASTby 旦敬介アンデス山中での不思議な経験は、土地の精霊が発した試練だったのか? |
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地底の、マグマの熱を感じとれ。IN LATIN-AMERICAN ABSENCEby 落合一泰 写真=コーネル・キャパカーニバルの哄笑も芸術的創造も革命もまた、ヨーロッパによる征服の歴史への恨みかもしれない。南米文学は、原始文明に糸を垂らす。by 中村真一郎カルペンチエール、ボルヘスへの魅力。ある本との出会い、私の南アメリカ体験。by 吉増剛造女流詩人ガブリエラ・ミストラルからの啓示。ラテン・アメリカのカルチャー・シー CULTURE WATCHINGグローバルカルチャーの新しい風は南米から吹く――。映画 / 風景が息づく地帯からの映画 by 今福龍太演劇 / 演劇における民族的価値の、探求 by マルセロ・カーンス 訳=鴻英良実術 / 屈折した世界のへの窓、中南米実術 by 加藤薫音楽 / 地下水のように流れる「新しい歌」 by 濱田滋郎甘美なる退廃の街、ブエノスアイレス。 AFTER THE LAST TANGOby ジョセフ・フーパー 訳 平石律子アルゼンチン、ことブエノスアイレスは、"生"を堪能する貪欲な者たちの最後の砦だ。しかし、「もうタンゴなんて残ってないのよ」かわいらしいポルテーニャ(港っ子)はいう。YUMING'S BESTアーティストとして、ひとりの女性として。YUMING自身のほんとうの話。ジャケット撮影秘話/SHOOTING 曲作り/WRITE&SINGインタヴュアーという人びと/INTERVIEW 友人の条件/FRIENDTAKE OFF TO THE '90sニューアルバム完成まで214日、ツアー開始まで335日。スタートからのプロセス公開。コンセプトは"仁侠"。「LOVE WARS」に籠められたメッセージとは?ティエラ=大地にちかづくための、サブ・テキスト。THE LATIN AMERICAN BOOK REVIEWノン・フィクション、フィクション、アーティクル、アンソロジー、ミソロジー、全34冊。 |
・ ユーミンの南米紀行をメイン特集に据えているが、全編ユーミン関連というわけではなく、「魅惑するラテンの謎」を探る特集記事との半々くらいで構成。
・ メインの紀行文は写真含め50ページほどで同行した松木直也によって書かれています。
・ スケジュール
1989/9/26 リマで取材初日(ユーミンは数日前よりリマ入り)、パチャカマ遺跡。9/27 早朝便でクスコへ。クスコを拠点に、タンボマチャイ、サクサワマンへ。9/28 クスコを拠点に空中都市マチュピチュへ。ユーミンは朝から熱で顔面蒼白ながら予定を強行、高山病にもかかってしまい、クスコに戻る頃にはぐったりだったとか。9/29 ユーミン驚異の復活、朝から買い物へ。リマ経由でやはり経由地のイキトスへ、夜はディスコで過ごす。9/30 マナウスへ移動、アマゾンでワニ狩りへ。10/1 アマゾン流域でピラニア釣り、ピンクイルカにも出くわす。10/2 リオデジャネイロに移動。10/3 最終日、リオ散策。
・ 情報量としては多くはないのですが、アルバム「LOVE WARS」とツアーの制作スケジュールが載っています。
・ 「U-miz展・松任谷由実の世界」で販売されていたパンフレット。「U-miz展」はアルバム「U-miz」発売に伴い、93年末から主要都市で開催された展示会。子供の頃の写真や作文、なんと通信簿、学生時代に描いた絵画、販促物やステージ衣装、旅のお土産、自作のカセット、ダリヤの牛乳瓶まで、曲にまつわる様々なアイテムがロッカーの中に展示されていました。本作はその図版の様な一冊です。
・ それぞれ、短いですが「旅の部屋」では、USSR、南米、ラサ・カトマンドゥの旅の様子が、心の部屋では横尾忠則との対談が掲載されています。
・ アルバム「U-miz」はユーミン自身のアンダーグラウンドがテーマともいえる作品、この展示会もユーミンの構成要素を展示するようなものになっていました。冒頭の「開催にあたって」に書かれた一節:ユーミンの「今日」がここに集められている。そのすべての「今日」は、彼女がそのときどきでいちばん好きだった「今日」である。そして、そのすべての「今日」に彼女が感じたことが、「今」を、そして「明日」を作っているのである。「U-miz展」の意味するものは回顧されるユーミンではない。今生まれつつあるユーミンの「今日」が、そのまま集められたものなのだ。
・ THE DANCING SUN ツアーで販売されていたパンフレット。ほぼ全編、当時のユーミンの現場マネージャー・渡辺千尋によって94年の自身の仕事やユーミンとのエピソードが大小さまざまに、時に軽妙に時に深刻に綴られています。他のライターには絶対に書けない、長年傍でユーミンを支えてきた身内だからこそ書ける、尽くすべきボスとしてのユーミン、そして共に奮闘する同僚としてのユーミンを垣間見る事の出来る大変貴重で温かい一冊だと思います。冒頭、ユーミンは彼女にこんなメッセージを送っています。「早いものでもう6年。彼女は今までで最も長く、私のマネージャーを務める人になっていました。平等にめぐって来る運や縁を生かすのは実力です。女性にとって激動の年月を、この仕事に全力投球してくれた彼女に、少しテレるけど幾多の変化をともに乗り越えてきた友人として、心から感謝したいと思います。」
The Year of Kathmandu: 松任谷由実大川きみこ真夜中の出来事:大川きみこ幸せの落とし穴:大川きみこおかしなおかしなふたり:大川きみこ末松千鶴松任谷家、午前一時の戦慄:末松千鶴ガールフレンド:相羽高徳花見日和:大川きみこ鳥な女:大川きみこばばぁ脱出計画:大川きみこデジタルむかし話 かぐや姫:末松千鶴怒りのメタファー:末松千鶴Voice:大川きみこ新貝典子YUMING WATCHING "Radioの森のYuming":新貝典子 |
MY REAL SOUL SISTER: 下條ユリENDRESS TRIP: 山本昌美拍手しているサカナたち:大川きみこ渡辺さん:大川きみこTyphoon:大川きみこうたいれの日々:野村憲一求心力:野村憲一YUMINGS!?:前嶋輝謎のピクニック:末松千鶴日本の心:大川きみこユーミンの・・・:大川きみこ拝啓・スポーツ新聞様:大川きみこツアー制作日誌:海津亮レコーディング制作日誌:鈴木由香里 |
・ KATHMANDU PILGRIM TOURで販売されていたパンフレット。ユーミンチームはこの数年前から多くの関係者が記事を持ち寄ったユーミン情報を載せたフリーペーパーを年間を通して発行しており、このパンフレットも同じような作り方で制作されています。
・ 記事の分量でも読みごたえのあるパンフレットですが、特筆すべきは95年のツアーとアルバム制作日誌が短文ながら年間に亘って掲載されていることで、一番忙しかったころのツアー、アルバムがどのようなスケジュールで作られていたかを知ることができます。これを毎年やっていたのはすごすぎる・・・
1995年 |
アルバム「KATHMANDU」 |
KATHMANDU PILGRIM TOUR |
その他 |
1月 |
レコーディングスケジュール打合せ |
|
THE DANCING SUN TOUR開催中 1/7が95年初公演で1月は12公演 シングル「命の花」プロモーション |
2月 |
曲書き 苗場のリハまでに1曲、終了までに2曲など、 スケジュールが組まれている |
スケジュール・ブッキング開始 |
ツアー3公演 2/5 苗場前のツアー最終公演 2/22-3/3 苗場コンサート開催 |
3月 |
|
|
3/9 ツアー再開、3月は11公演 ツアービデオ制作開始 |
4月 |
4/10 最初のリズム録り
|
|
ツアー4公演 4/27 逗子コンサート 初回打合せ |
5月 |
|
|
ツアー7公演 |
6月 |
曲書きとベースアレンジの終了 6/18 LAでオケのレコーディング ユーミンもボイトレのためLAへ |
|
6/8 ツアー最終日 ツアー2公演 逗子の準備 |
7月 |
|
7/29 初回打合せ |
シングル制作決定・打合せ ライヴビデオ編集作業 7/25-29 逗子コンサート開催 |
8月 |
8/4 詞を書きながら歌入れ開始 8/23 ジャケット打合せ |
8/16 セットデザイン第1稿プレゼン 8/30 セットデザイン第4稿 |
シングル「輪舞曲」のミックス、マスタリング |
9月 |
9/1 詞書きと歌入れ終了 9/7 ジャケット撮影 9/10 LAでミックス開始 |
9/1 曲順第1稿
9/18 ダンサーによる先行リハ開始 9/25-29 LAに制作チーフが集結し打合せ |
9/11 ライヴビデオ発売 |
10月 |
10/1 ユーミンボイトレでLAへ 10/13 LAでマスタリング終了 10/16 マスターを工場へ納品 10/19 ジャケット最終チェック 10/26-11/15 PV制作 |
ツアー制作側へのユーミンの参加が始まる 10/18 音リハ開始、タイトル決定 10/28-30 衣裳・映像打合せ |
|
11月 |
11/10 雑誌取材ほぼ終了 11/14 カセットジャケの色校確認
11/28 大ヒット祈願 |
11/6 千葉公演(初日)日程告知* 11/11 千葉公演チケット一斉発売* 11/16 リハにユーミン全面参加開始 11/22 スタジオでの最終リハ 11/26 倉庫を借り切ってのテクリハ開始 海外より機材入港 11/28 セット完成 11/30-12/3 照明作り |
11/1 苗場日程告知* 11/5 苗場チケット発売* 11/13 シングル「輪舞曲」発売
11/22 苗場ツアー募集開始* |
12月 |
12/1 発売 次回作制作のスケジュール調整開始 |
12/4-8 固めリハ 12/17 ゲネプロ 12/18 初日 |
|
* 朝日新聞掲載
Ⓒ yuming sweet |
Ⓒ yuming bitter |
||
やさしさに包まれたなら |
フォーカス |
悲しいほどお天気 |
恋人と来ないで |
雨の街を |
夕涼み |
DESTINY |
わき役でいいから |
ベルベット・イースター |
オールマイティ |
返事はいらない |
カンナ8号線 |
きっと言える |
川景色 |
ひこうき雲 |
DANG DANG |
曇り空 |
星空の誘惑 |
海を見ていた午後 |
ランチタイムが終わる頃 |
瞳を閉じて |
経る時 |
魔法の鏡 |
真珠のピアス |
生まれた街で |
REINCARNATION |
雨のステイション |
消息 |
ルージュの伝言 |
ずっとそばに |
あの日にかえりたい |
昔の彼に会うのなら |
卒業写真 |
ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ |
翳りゆく部屋 |
NIGHT WALKER |
CHINESE SOUP |
ガールフレンズ |
晩夏(ひとりの季節) |
ハートブレイク |
天気雨 |
時をかける少女 |
さざ波 |
DOWN TOWN BOY |
中央フリーウェイ |
青い船で |
潮風にちぎれて |
BABYLON |
14番目の月 |
ノーサイド |
9月には帰らない |
白い服、白い靴 |
グッド・ラック・アンド・グッドバイ |
月夜のロケット花火 |
LAUNDRY-GATEの想い出 |
霧雨で見えない |
ナビゲイター |
シンデレラ・エクスプレス |
出さない手紙 |
LATE SUMMER LAKE |
紅雀 |
TUXEDO RAIN |
ハルジョオン・ヒメジョオン |
SWEET DREAMS |
魔法のくすり |
ダイアモンドの街角 |
入江の午後3時 |
幸せはあなたへの復讐 |
真冬のサーファー |
ふってあげる |
12階のこいびと |
リフレインが叫んでる |
ロッヂで待つクリスマス |
ANNIVERSARY |
かんらん車 |
WANDERERS |
緑の町に舞い降りて |
時はかげろう |
埠頭を渡る風 |
心ほどいて |
丘の上の光 |
天国のドア |
静かなまぼろし |
残暑 |
セシルの週末 |
恋の一時間は孤独の千年 |
冷たい雨 |
9月の蝉しぐれ |
まぶしい草野球 |
私らしく |
未来は霧の中に |
冬の終り |
雪だより |
Hello, my friend |
最後の春休み |
真夏の夜の夢 |
恋人がサンタクロース |
春よ、来い |
青いエアメイル |
Midnight Scarecrow |
サーフ天国、スキー天国 |
輪舞曲 |
ジャコビニ彗星の日 |
最後の嘘 |
灼けたアイドル |
夢の中で~We are not alone, forever |
5cmの向う岸 |
Sunny day Holiday |
スラバヤ通りの妹へ |
Spinning Wheel |
ためらい |
きみなき世界 |
手のひらの東京タワー |
8月の日時計 |
よそゆき顔で |
流星の夜 |
A HAPPY NEW YEAR |
acacia [アカシア] |
水の影 |
幸せになるために |
守ってあげたい |
12月の雨 |
人魚になりたい |
青春のリグレット |
・ コピー
Ⓒ yuming sweet : 日本の女の子に生まれてよかった。ユーミンは日本の女の子の神話です
Ⓒ yuming bitter : 日本の女の子を好きになってよかった。ユーミンは日本の女の子の神話です
イラストレーター |
曲 名 |
イラストレーター |
曲 名 |
イラストレーター |
曲 名 |
秋山育 |
私なしでも |
阪口笑子 |
甘い予感 |
福井真一 |
昔の彼に会うのなら |
秋山孝 |
月夜のロケット花火 |
坂本富志雄 |
ジャコビニ彗星の日 |
藤居正彦 |
よそゆき顔で |
浅賀行雄 |
街角のペシミスト |
作田えつ子 |
セシルの週末 |
藤枝リュウジ |
恋人がサンタクロース |
阿部隆夫 |
Carry on |
佐々木悟郎 |
瞳を閉じて |
不二本蒼生 |
人魚になりたい |
阿部真理子 |
ランチタイムが終わる頃 |
ささめやゆき |
ルージュの伝言 |
藤本将 |
冷たい雨 |
荒井苑子 |
天気雨 |
佐藤邦雄 |
あの日にかえりたい |
舟橋全二 |
恋人と来ないで |
荒井良二 |
幸せになるために |
佐藤直行 |
避暑地の出来事 |
古川タク |
3-Dのクリスマスカード |
安齋肇 |
ESPER |
篠崎三朗 |
砂の惑星 |
ペドロ山下 |
ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ |
安西水丸 |
帰愁 |
下田一貴 |
入江の午後3時 |
ほししんいち |
真冬のサーファー |
飯田淳 |
海を見ていた午後 |
下谷二助 |
5cmの向う岸 |
松尾たい子 |
ベルベット・イースター |
飯野和好 |
川景色 |
白川三雄 |
acacia [アカシア] |
松本孝志 |
曇り空 |
石倉ヒロユキ |
ハルジョオン・ヒメジョオン |
白根ゆたんぽ |
霧雨で見えない |
三嶋典東 |
心ほどいて |
石丸千里 |
ひこうき雲 |
杉浦範茂 |
最後の春休み |
水上多摩江 |
悲しいほどお天気 |
井筒啓之 |
CHINESE SOUP |
杉田圭司 |
LAUNDRYU-GATEの想い出 |
峰岸達 |
生まれた街で |
井筒律子 |
Autumn Park |
杉田豊 |
春よ、来い |
三輪滋 |
輪舞曲 |
伊藤桂司 |
さざ波 |
鈴木英人 |
Corvett 1954 |
村井和章 |
空と海の輝きに向けて |
上田三根子 |
THPHOON |
宗誠二郎 |
Holiday in Acapulco |
村松誠 |
遠雷 |
ウエノ★アモーレ★ヒロスケ |
COBALT HOUR |
添田あき |
グッド・ラック・アンド・グッドバイ |
メグホソキ |
潮風にちぎれて |
宇野亜喜良 |
時をかける少女 |
ソリマチアキラ |
HONG KONG NIGHT SIGHT |
森英二郎 |
ためらい |
及川正通 |
シンデレラ・エクスプレス |
高氏雅昭 |
ハートブレイク |
森貞人 |
青い船で |
大鹿知子 |
青春のリグレット |
高橋キンタロー |
SWEET DREAMS |
八木美穂子 |
中央フリーウェイ |
太田大八 |
まちぶせ |
高部晴市 |
DOWNTOWN BOY |
矢吹申彦 |
消息 |
大塚いちお |
DANG DANG |
田代卓 |
きっと言える |
山口はるみ |
真夏の夜の夢 |
大西洋介 |
きみなき世界 |
田名綱敬一 |
静かなまぼろし |
山口マサル |
魔法の鏡 |
小田桐昭 |
スラバヤ通りの妹へ |
谷口広樹 |
雨のステイション |
山崎正夫 |
晩夏(ひとりの季節) |
音部訓子 |
リフレインが叫んでる |
玉利ひろのぶ |
ANNIVERSARY |
U.G.サトー |
忘れないでね |
小野利明 |
埠頭を渡る風 |
杖村さえ子 |
彼から手をひいて |
湯村タラ |
Sweet Surrender |
小野トモコ |
ナビゲイター |
土屋とし子 |
緑の街に舞い降りて |
湯村輝彦 |
別れのビギン |
オヤマダヨウコ |
ガールフレンズ |
津々井良 |
ツバメのように |
横山明 |
SALAAM MOUSSUN SALAAM AFRIQUE |
影山徹 |
時のないホテル |
都築潤 |
真珠のピアス |
蓬田やすひろ |
りんごのにおいと風の国 |
片庭瑞穂 |
雪だより |
寺田順三 |
TROPIC OF CAPRICORN |
若尾真一郎 |
罪と罰 |
加藤裕將 |
手のひらの東京タワー |
唐仁原教久 |
最後の嘘 |
渡辺宏 |
航海日誌 |
川上和生 |
青いエアメイル |
とどろきちづこ |
やさしさに包まれたなら |
渡辺浮美生 |
ロッヂで待つクリスマス |
かわぐちせいこ |
REINCARNATION |
永井博 |
DAWN PURPLE |
|
|
川村みづえ |
9月には帰らない |
長崎訓子 |
風の中の栗毛 |
|
|
川村易 |
紅雀 |
中村幸子 |
DESTINY |
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|
河村要助 |
稲妻の少女 |
中山尚子 |
12月の雨 |
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菅野研一 |
卒業写真 |
中山泰 |
タワー・サイド・メモリー |
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木内達朗 |
出さない手紙 |
薙野たかひろ |
SUGAR TOWNはさよならの町 |
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北田哲也 |
未来は霧の中に |
灘本唯人 |
守ってあげたい |
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北谷しげひさ |
天国のドア |
西口司郎 |
朝陽の中で微笑んで |
|
|
北村治 |
Hello, my friend |
野村俊夫 |
So high |
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橘田幸雄 |
雨の街を |
野村美也子 |
恋の一時間は孤独の千年 |
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|
木村桂子 |
少しだけ片想い |
長谷川博紀 |
不思議な体験 |
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国井節 |
幸せはあなたへの復讐 |
長谷川義史 |
NIGHT WALKER |
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久保誠二郎 |
オールマイティー |
花井正子 |
Miss Lonely |
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熊井正 |
Good-bye friend |
早川良雄 |
BABYLON |
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桑原伸之 |
ノーサイド |
林恭三 |
破れた恋の繕し方教えます |
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小泉英里砂 |
星空の誘惑 |
平澤一平 |
トランキライザー |
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五辻盈 |
夕涼み |
平松尚樹 |
遠い旅路 |
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小森誠 |
BLIZZARD |
ヒロ杉山 |
満月のフォーチュン |
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・ デビュー30周年時に制作された初のオフィシャルデータブック。アーティストのデータブックシリーズ「地球音楽ライブラリー」の1冊として発売されました。ユーミンはデータ量の割にデータ企画がないので、まさにファン待望の一冊だったと思います。
・ アルバム、シングル、ビデオ、楽曲などのリリースデータ、膨大なコンサート開催データや大勢の著名音楽評論家・コラムニストによる様々な解説を収録。
・ 同シリーズのサザンオールスターズ編、中島みゆき編などはデータを追加したアップデート版がリリースされましたが、ユーミン編は制作されませんでした。また、この本でいくつか雲母社のオフィシャルバイオグラフィの間違いが正されているのですが、結局その訂正は、後のオフィシャルバイオグラフィには引継がれていません。
・
データブックにしては、解説やコラムも多く(全262ページの半分強はアルバムガイドに割かれています)、下記のデータは掲載されていません。もうちょっとデータに特化し、アップデート可能なデータベースが欲しいなと思った事が当サイトを作ったきっかけの一つです。
リリースデータ:歴代LP,MT,CDなどの型番・発売日、ポスター・キットなど販促物の写真、ユーミンやプロデューサによる解説・制作エピソード、売上
コンサートデータ:バンドメンバー、セットや演出の内容、チケット・告知物の写真、ステージ・衣裳の写真、グッズ・パンフなど物販情報、スタッフクレジット、制作エピソード、動員数
オーサー |
主な内容 |
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Vol.1 |
澤田貴司:株式会社KIACON 代表取締役代表 |
苗場コンサートスタートのきっかけ |
Vol.2 |
荒木伸泰:キャピタルヴィレッジ代表取締役 |
キャピタルヴィレッジ誕生 |
Vol.3 |
市川祥治:ギタリスト |
スキーの想い出 |
Vol.4 |
濱田"Peco"美和子:歌手/ダンサー/振付/演出家 |
コーラス時代の想い出 |
Vol.5 |
ファンクラブ会員の方 |
リクエストコーナーの想い出 |
Vol.6 |
近藤昌:「TOOLS」代表/ファッションディレクター |
ギャラリー演出の想い出 |
Vol.7 |
小川義文:写真家 |
パリダカと上映会の想い出 |
Vol.8 |
大竹誠:雲母社 ユーミンチーフマネージャー |
奥様との出会い |
Vol.9 |
前嶋輝:フィッツロイ代表取締役 映像プロデュサー |
初の映像演出・制作の苦労 |
Vol.10 |
種村徹:軽井沢プリンスホテルスキー場 |
初期の苗場の想い出 |
Vol.11 |
横山和司:ホットスタッフプロモーション取締役 |
大雪で車がスタック、ユーミンとヒッチハイク |
Vol.12 |
曽慶健一:元苗場プリンスホテル総支配人 |
苗場プリンスとユーミンの歴史 |
Vol.13 |
寺崎こずえ:ホットスタッフプロモーション |
ケータリングルーム「335」の話 |
Vol.14 |
吉田強:タイフーン代表取締役 セットデザイナー |
セット搬入や新しいアイディア導入の苦労 |
Vol.15 |
吉次美紀子:元ダンサー |
ツアーとVol.15出演の想い出 |
Vol.16 |
藤沢孝安:チームアクティブ ローディー |
Vol.16にゾンビとして出演、ボードの想い出 |
Vol.17 |
広川光一:サウンドクラフト モニターエンジニア |
ユーミンボードデビュー、浅貝で暮らした日々 |
Vol.18 |
久保律子:初代雲母社インターネット部長 |
Net Party in Naeba立ち上げ |
Vol.19 |
今井マサキ:コーラス |
コーラスとして初参加、プロデビュー |
Vol.20 |
パパイヤ鈴木:振り付け師 |
Vol.20にパフォーマーとして参加 |
Vol.21 |
高橋純平:ロシア語通訳 |
デニーソワ姉妹が苗場に参加。 |
Vol.22 |
中川雅也:ギタリスト |
スキーとボードの想い出 |
Vol.23 |
冨士川祐輔:フジテレビジョン CG制作部 |
NHK番組「SURF&SNOW」制作の苦労 |
Vol.24 |
山本義徳:林オフィス 照明デザイナー兼ディレクター |
近くの民宿で行われるパーティ「よしのり亭」の話 |
・ 苗場コンサート25周年の際に制作・販売されたパンフレット。苗場コンサートでパフレットが作られたのは初めて、布張りの様な表紙の記念アルバム風で、色が異なるものが5種類販売されていました。
・ 各回ごとに出演者や制作サイドだけでなく、スタッフやファンからのエピソードを掲載。苗場のコンサートとその歴史を立体的に感じる事の出来るパンフレットです。
Message from Yuming 30th Anniversary IMTERVIEW 伝説の苗場へようこそ。
30年表
Contribution to 30 Naeba 夢降る夜・・・・・・大宮えりー 赤いダウンに袖を通したら それは素敵な季節の始まり・・・・・・馬場康夫 "ここは恋の苗場" 男と女のリゾート伝説・・・・・・青山 "クリ坊" 尚暉 30thの原点は手作りのコンサートだった。・・・・・・松木直也
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YUMING X NAEBA RESPECTIVE REMINISCENCES from Yuming's Friend from Naeba Pronce Hotel EX-Staff from Naeba Prince Hotel Staff NAEBA 30th TIMETRIP
Message from Producer
Original Goods AUCTION&PRESENT
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・ 苗場コンサート30周年の際に制作・販売されたパンフレット。25周年のそれとは違い、薄く軽いムック本風。雑誌のように大きな写真が多く、文章もかなりの量。
・ 見どころは"RESPECTIVE REMINISCENCES from Yuming's Friend"。苗場が始まった当時、今では考えられませんが、ユーミンの家には隣の大学生から始まり、友達が友達を呼ぶ形で、毎夜学生が入り浸っており、ユーミンが夜食を作っていたりしたそうです。まだリゾートコンサートのスタイルが無かった当時、苗場のコンサートのアイディアはその学生たちから出る事になるのですが、その当時の学生だった方々の入り浸りエピソードを読むことができます。20代前半に荒井由実ブームを迎え多忙だったユーミンには学生時代に同年代とワイワイ遊んだ経験が少なく、それを取り返すかのように遅れてきた青春時代を学生たちと愉しんでいたそうです。苗場で過ごす日々もその一環なんだとか。
・ もうひとつの見どころは"TIMETLIP"。これは逗子DVDにも収録されているような座談会形式でVol.1から苗場を振り返る企画。出演は松任谷正隆、松任谷由実、市川祥治、武部聡志、田中章弘、中川雅也、大竹誠(マネージャー)、荒木伸泰(キャピタルヴィレッジ)。これはネット企画Ymodeでは、資料用のライヴ映像と共に動画で配信されていました。
371曲の歌詞が下記の29のテーマに振り分けられて掲載されています。
01_海 02_girl 03_孤独 04_DRIVING 05_ミッドサマー 06_winter holiday 07_ここに帰ろう! 08_黄昏〜朝焼け 09_不思議 10_Mon.-Sun. |
11_ホーム 12_かけひき (game) 13_神々の大地-sky 14_都会の光と影 15_空と霧の向こう側 16_月と星 17_ボン・ボヤージュ 18_メッセージ 19_夢 20_花 |
21_マリアージュ 22_雨 23_冬 24_遠い国 25_時間 26_スクールデイズ 27_snow & wave 28_水・風・陽光 29_and... DISCOGRAPHY INDEX |
・ 2011年現在、ユーミンがレコーディングしていた全371曲を29のテーマに分類した歌詞集。+1として書き下ろしの「光る海からの贈りもの」も収録。29のテーマの「松任谷由実の短編集」がコンセプトなんだそうです。
・ 非常に文字が多いため、アートディレクターは文字の大きさや行間にまでこだわって作ったそうです。アートワークはアルバムのジャケットを使用したもの(個人的にジャケットの使い方はぶった切りが多かったり、詞と関連性が乏しく、もうちょっと工夫できなかったのかと思いますが・・・)。
PROLOGUE |
Special Interview ※ 下記は目次にはありません。小見出しを抜き出したものです。 |
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Life in Pictures 1970 Life in Pictures 1980 Life in Pictures 1990 Life in Pictures 2000
YUMING’S CLOSET
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1970 あのピアノ室があったからミュージシャンになれた ピンク・レディより先に網タイツをはいて 『中央フリーウェイ』みたいなプロポーズ 結婚を機に歌手活動を引退するつもりだった 宮沢賢治、タゴール。そしてアジアへの郷愁 自分だけのステージングを、手探りで作り出そうとしていた エッジィな服は、時代を経ても古くならない 生活感は必要ないけど、基本の生活は必要だよね 焼けたトタン屋根の上のポップミュージシャン 1980 ユーミンの第2次ブームはバブルとともに盛り上がった バブルが消えてゆくのを先に予感していた 私は、ハルメンの笛吹だったのかもしれない "街に指紋を残さない女"と呼ばれていました アフリカの生地をチャイナ・ドレスに ストールとか帽子とか、小物フェチかもしれない 華やかにして過酷な日々 虹の下はいつも、雨 匂いや視覚を刺激する詞を書きたい 誰もやったことがない試みに、燃えますね 徹底的に着物に慣れてやろうと思って パリ・ダカール・ラリーが見せてくれたもの |
1990 波が引いたあとも、自分の足で立ち続ける 変わり続けるからこそ 変わらずにいられる 旅とは、五感を総動員して未知と出会うこと "歩く"ことがそのまま旅になる 電車に乗って、地下鉄に乗って 日常から旅に出る 恋は好きだけど、セックスには興味ない 恋を浮かび上がらせる磨き抜かれた言葉たち 曲を作るのは、私に課せられたミッション 最大のライバルは、過去に作った名曲たち 天才だと思っていたけど ちゃんと努力していた 2000 究極のパフォーマンスを実現した『シャングリラ』 "ユーミン・ブランド"はふたりで作り上げてきた 年齢をエクスキューズには、したくないから ラメのミニ丈ワンピースをかっこよく着るために 私の中には14歳の少女とおじいさんがいるみたい 名声とかお金のために曲を作るわけじゃない
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・ 事務所に保管されていた何万枚もの写真から選りすぐられた271点をユーミンのインタビューと共に収録したフォトストーリーブック。写真は撮りおろしは1点だけですが、過去のジャケットや、コンサートパンフレット、写真集、プライベートフォトなどからも選られたデビュー以降全ての時代を網羅。
・ YUMING'S CLOSETはユーミンがずっと大切にしてる16点を紹介。ファンの間で有名なソニアリキエルのニット(「潮風にちぎれて」ジャケット)、セネガル生地のチャイナドレス(90年アーティスト写真)、ボマージャケット(ラヴウォーズツアー用アーティスト写真)、アニエスbのロングスカート(89年アーティスト写真)も収録。ちなみに19年にVOGUEの企画で制作された動画 (→YouTube) でもこれらの衣裳を見る事が出来ます。
1972-2011 YUMING BOX LIMITED EDITION
セット内容
[1] 2曲入りCD: R-1120348「翳りゆく部屋#2011」「潮風にちぎれて#2011」を収録。本企画向けの録りおろしで後者はこのセットにのみ収録。
[2] 手書き歌詞(複製): ルージュの伝言 / ロッヂで待つクリスマス / 青いエア・メイル(時にさからって) / ジャコビニ彗星の日 /
緑の町に舞い降りて(モリオカ紀行)A / Destiny(宿命の対決)M-5 / ひとつの恋が終るとき
[3] 371+1 (YUMING BOX版):歌詞集、ハードカバーの豪華版。内容は単行本と同じ。
[4] THE YUMING (YUMING BOX版):フォトストーリー本、ハードカバーの豪華版。内容は単行本と同じ。
[5] ユーミンオリジナルブレスレット:LINKS OF LONDON 特注品
・ 前述の「371+1」「THE YUMING」などをセットにした限定BOX商品。
爆笑問題 唐沢寿明 久米宏 吉永小百合 市川海老蔵 北島三郎 バズ・オルドリン 宮藤官九郎 石田衣良 小林武史 |
石原慎太郎 益若つばさ 森光子 朝青龍明徳 やなせたかし 姜尚中 やくみつる 鳩山幸 三谷幸喜 |
森英恵 ゆず 寺島しのぶ 隅研吾 中井貴一 千原ジュニア 辻井信行 池上彰 松井冬子 杏 |
高橋尚子 立川談志 岡田武史 上野千鶴子 おすぎ 根岸英一 小林克也 井上真央 井上陽水
あとがきにかえて |
・ 読売新聞水曜夕刊「Pop Style」に2008年から2011年まで連載された「yumiyoriな話」を再編集し単行本化。
・ あとがきにかえて掲載の松任谷由実(談)「全員がどこかで、自ら何らかの決断をしている人でした。ある意味、みんな、もがいている。お話していてそれがわかるときに、胸を打たれました。」「この対談集の読者のみんなに、日本人としての誇りを思い出してほしいな。対談相手の方たちは、誇れる人ばかりですから。きっと、元気になってもらえるはずです。今、この時期に刊行することにも、意義があると信じています。」
ようこそ、「書くユーミン」の世界へ
春よ、来い
経る時
〜ノーサイド・夏〜空耳のホイッスル
翳りゆく部屋
満月のフォーチュン
雪月花
ANNIVERSARY
海を見ていた午後
シャンソン
恋人がサンタクロース
【クレジット】
・ ユーミンのFM番組「Yuming Chode」で企画された歌詞の書き写し練習本。書籍流通ではなく、TOKYO FMのグッズとして販売。
・ 10曲を題材に歌詞、書家はなてる氏の見本、部分的な練習欄、全歌詞の練習欄、ユーミンのコメント、試聴リンクが掲載されています。非常にニッチな企画であり、写真なども一切ありませんが、ペンや鉛筆の手書き文字にあった柔らかなアートワークで一貫された確かな存在感があります。
・ 発売時のPR TIMESの記事。またはなてる氏のブログでも2015年1月15日の記事にご自身での紹介が書かれています。
・
ユーミンのコメント「私は高校生の頃、ラビンドラナート・タゴールとか、お気に入りの純粋詞をノートに書いたりしていました。手を動かして書いていると、タゴールの何かが自分の中に入り込んでくるような、そんな気がしました。」「私も作品を作っているときに本当に集中すると、DNAが言葉を持ってくるような感覚があります。この本を手にしていただいた皆さんには、私の詞を書いて頂きながら、それと同じことを体感してもらえるのではないかと思っています。」
また、ユーミンのFM番組「Yuming Chord」のHPには、はなてる氏出演時のこの本についての対談が残されています。→こちら
パリと私
第1章 フランス女性について 第2章 気になるカルチャーについて、あの人とおしゃべり 松任谷由実 x 原田マハ(作家) 松任谷由実 x エリザベット・ドゥ・フェドー(香りのエキスパート、歴史家) 松任谷由実 x 野崎歓(フランス文学者) 松任谷由実 x スプツニ子!(アーティスト) 松任谷由実 x 松岡正剛(編集者) 松任谷由実 x 妹島和世(建築家) 松任谷由実 x 柚木麻子(作家) |
第3章 フランスと日本、アートを感じる旅の話 コート・ダジュールの旅 パリのクレイジー・ホースへ スキャパレリのサロンへ モネの庭、ジヴェルニー 現代アートの神聖地で、未来を感じる 金沢へ、「侘び」の旅 金沢の「華」、女性たちから感じる事 第4章 ユーミン世界に息づく、フランスと日本の文化 |
Supplément フランス旅の思い出
【クレジット】
・ 雑誌「フィガロジャポン」2015年5月号〜2016年4月号に連載されていた「アンシャンテ ユーミン!」を編集した単行本。
・ 13年のアルバム「POP CLASSICO」制作なかで自身とフランス文化の関わりに改めて気づかされたそうで、デビューから45年を経た今、これについて少し考えてみたくなったそうです。ユーミンの生い立ちの要所で出会ったフランスを一緒に振り返りながら、その文学、音楽、絵画、風俗などに造詣が深く、分析屋でオタクな一面もある彼女に触れられる一冊です。
・ また、自身の創作にも繋がるフランス文化と日本文化との共通点や相互影響もユーミンの視点から紹介されている点が興味深いです。本文より「60年代のフランス・カルチャーはとてもかっこいいです。(中略)でも、それに影響を受ける以前に、もっとクラシックなフランスのカルチャーや言葉が私の引き出しの奥底に横たわっていた。60年代の勢いあるフランスの影響を私なりの創作世界に昇華できたのは、それがあったからではと思います。でも、もっと言えば、それらの引き出しは、日本文化や日本語という堅固な枠があるから、私の中にしっかりと納まっていたのだと思うのです。」「日本語という言葉で自分の世界を描くことのできる幸せと誇りを、これからも味わい続けたいと思います。」。
・ 2017年11月〜12月に大手町の読売新聞本社で開催された同タイトルの記事展の図録。会場限定2,000部の販売。ユーミンのデビュー45周年と「帝劇公演」のプロモーションも兼ねた企画でした。
・ 収録は約90点、読売新聞と報知新聞から選られており、古いもので74年2月の「地味でも着実に人気呼ぶ」という見出しの新人紹介記事から、当時最新の「帝劇公演」やTV出演を紹介した17年11月の記事まで収録。
・ 全国紙、スポーツ紙の記事のため、音楽誌のような詳細な情報や長いインタビューはありませんが、幅広いジャンルの記事の中に存在していたユーミンの記事からは、45年に亘って現実社会の中で活動してきたことの確かな説得力を感じさせられます。また回想企画とは違い、45年間の変わったところ、変わらないところを当時の言葉で読めるユーミン史としても興味深い一冊です。冒頭の読売新聞からの案内文より「インタビュー記事では、簡潔で力強い言葉が内面の変化を浮き彫りにします。例えば、歌についての思い。デビュー4年後の1976年、22歳の女子大生歌手はあっけらかんと語ります。『趣味の延長でしかない。充実して生きていきたいと思う、その中に歌があるだけ』。それから22年後、ポップスの女王の発言は深く切実です。『歌は聞き手に届かないと意味がない、自己満足で終わらないよう、詞や曲作りで身を削る努力を重ねる』――。」。
・ ギターマガジンのユーミン特集号。ちなみにギタリスト以外が表紙を飾ったのはユーミンのほかはマイル・デイビスとマイケル・ジャクソンだけだそうです。
・ とにかくギターと言う軸でユーミンを掘り下げたマニアック企画。ユーミンが登場するのは冒頭のインタビューのみで、あとはミュージシャン、楽器、奏法、楽曲構成などなどギターにまつわるあらゆる面からユーミン楽曲を解説。全アルバムが紹介されたディスコグラフィですら、解説にあるのはギターの聴き所!。(管理人の私見ですが)ユーミンファンはどちらかというとユーミン周辺の事柄をマニアックに掘り下げるタイプの人が少ないため(語りたがる人は多いかもしれませんが、知識を深めてまでそれをしようという人は少ないように思います)、まずファン向けにこういった企画が生まれにくい。この点で本号は本当に貴重な一冊と言えるのではないでしょうか。
・ 冒頭のインタビューによるとユーミンにとってのギターは自身のとんでもないコード進行を繋いで正当化してもらえる、"これで良かったんだ"って思わせてもらえる存在だそうです。この特集の後半にある「奏法企画:ユーミンに学ぶ ポップ&スマートなコード進行」ではユーミン楽曲のコード進行をギター譜で表現。ユーミンの、あまり理論に捉われずに感性の必要に応じた独特なコード進行を、あえてルール化されたコード表現や譜面に落とすと、こう書けるのかな?というような書き記したが故の複雑さが見える気がします。他にも各ミュージシャンの奏法の譜面化を試みたページがたくさんあり、既にある演奏からの採譜というのも貴重なものなのかもしれませんね。
・ 姉妹企画的な感じのドラマガWebの「ユーミンとドラマー」
【クレジット】
・ 小説家・山内マリコによる荒井由実デビューまでのノンフィクションノベル。四百字詰め原稿用紙六百枚におよぶ書下ろし。
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ユーミンはもちろん、多くの人や組織への取材をもとに書かれています。当時の人物、団体、地域、風俗などの状況や歴史的経緯にも詳しく触れられており、ユーミンが体験したエピソードだけでなく、ユーミンが過ごした世界感がよくわかるようになっています。
上述の「ルージュの伝言」は、インタビューを元にした語り口で綴られていますが、インタビュー側の質問や仕切りが省かれているため、あたかもユーミンが思うままに語りかけているような構成になっています。こういった構成の場合、ユーミンと同じ知識やユーミンの語り口の癖を知らないと意味が上手くとれなかったりしますが、その点、この小説はそれらを補完する説明が多く書かれています。この小説は「ルージュの伝言」を読む上でも助けになると思います。
・ 山内氏は発売時にユーミンのFM番組「Yuming Chord」にゲスト出演した際「この小説はシンデレラストーリーの真逆で、シンパシー持ってもらえるのかな?っていうのがちょっと心配でね」というユーミンに対し「この時代に女の子が自分の才能を開花させるのはすごく難しかった。道なき道を開拓し、自分の運命をこじ開けたという意味では”冒険譚”みたいな感じ、変なやっかみや嫉妬とはまったく別のステージだと思っています」と答えていました。この対談の様子はYuming Chordのサイトで紹介されています。→こちら