1. |
Valentine's RADIO |
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6. |
トランキ ライザー |
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2. |
WANDERERS |
......vt |
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7. |
ホーム ワーク |
......rs |
3. |
LOVE WARS |
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8. |
届かないセレナーデ |
……t |
4. |
心ほどいて |
......t |
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9. |
Good-bye Goes by |
......t |
5. |
Uptown は灯ともし頃 |
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10. |
ANNIVERSARY |
......rstv |
【収録曲備考】
1. |
t… |
前年からANNをはじめたユーミン。ラジオの曲を作ろうと言うことで作られた曲。 91年 映画「波の数だけ抱きしめて」挿入歌。 |
2. |
v… t… |
PV情報はこちら 89年三菱自動車「新型ミラージュ」CMソング。使われたのはミックスの違うもの。 未発売だがプロモーション用の7”(PRT-1429)に収録。 |
4. |
t… |
91年 映画「波の数だけ抱きしめて」挿入歌。 |
6. |
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リリース前までは「安息の騎士」というサブタイトルがついていた。 |
7. |
s… r… |
23枚目のシングル「ANNIVERSARY」のB面。 シングルとはミックスが違う。 |
8. |
t… |
89年 コクド「苗場プリンスホテル」CMソング。 |
9. |
t… |
NTVドラマ「雨よりも優しく」主題歌。使われたのは違うミックスのもの。 |
10. |
s…
r… t… v… |
23枚目のシングルとしてリリース。シングルリリースした時点では「無限にCalling You」というサブタイトルがついていた。 また01年35枚目のシングル「7truthes 7lies」にも収録。 89年のシングルとはミックスが違う。 89年 KDD CMソング。 PV情報はこちら |
【リリースデータ】 (ディスクナンバー * 発売日 * 発売元 *表示価格)
LP
TOJT-5600 * 1989.11.25 *
エキスプレス/東芝EMI * ¥ 2,620(2,544)
ジャケットデザインが裏表ともにCDと大きく違う。ジャケットの真中にCDジャケット大の穴があいている。
インナーには真中に3D写真のCDジャケットとほぼ同じもの(タイトルは記載ない)が貼り付いており、
ジャケットに収納すると、ジャケットの穴からCDジャケット部分が覗く。
2ndプレスが行われたかどうかがわからず、3-Dでないものがあるかどうかも不明。ユーミンのLP発売はこれが最後。希少盤。
CD
TOCT-5600 * 1989.11.25 *
エキスプレス/東芝EMI * ¥ 3,000(2,913)
初回盤のみ 3-Dジャケット仕様。
3-Dジャケット部分は歌詞カードとは別の1枚もののカードになっており、歌詞カードの表紙も通常盤とは違う写真になっている。
Cassette Tape
TOTT-5600 *
1989.11.25 * エキスプレス/東芝EMI * ¥2,620(2,544)
初回 3-Dジャケット仕様。3-Dジャケット部分は歌詞カードとは別の1枚もののカードになっている。
TOCT-10341 * 1998.7.16 * エキスプレス/東芝EMI *¥2,000(1,905)
詳細→再発復刻リスト
TOCT-10372 * 1998.7.16 * エキスプレス/東芝EMI *¥2,500(2,381)
詳細→再発復刻リスト
TOCT-10637 * 1999.1.27 * エキスプレス/東芝EMI * \38,000(36,190)
詳細→再発復刻リスト
TOCT-10654 * 1999.2.24 * エキスプレス/東芝EMI *¥2,500(2,381)
詳細→再発復刻リスト
TOJT-10654 * 1999.2.24 * エキスプレス/東芝EMI *¥3,000(2,857)
詳細→再発復刻リスト
PC配信
2018.9.24 * Universal Music LLC / EMIレコード・ジャパン
423曲を一斉配信 詳細→再発復刻リスト
ハイレゾ配信
2019.9.18 * Universal Music LLC / EMIレコード・ジャパン
423曲を一斉配信 詳細→再発復刻リスト
Producer : Masataka Matsutoya Drums: Nobuo Eguchi (1,2,5,6,8) / Harvey Mason (4,8,9) Bass: Abraham Laboriel (4,6,8) Guitar: Masaki Matsubara Acoustic Guitar: Chuei Yoshikawa (4) Percussion: Luis Conte (1,2,3,8) Keyboard: Masataka Matsutoya Synthesizer: Keishi Urata, Masafumi Yamanaka Synclavier: Shingo Take, Tsuyoshi Inoue Trumpet: Jerry Hey, Gary Grant (6,8,9) Trombone: Kenji Nishiyama, Yasuo Hirauchi, Sumio Okada, Taro Kiyooka (4) Bill Reichenback (6,8,9) Horn arrangement: Jerry Hey, Masataka Matsutoya (6,8,9) Saxophone: Jake H. Conseption (1,2) / Larry Williams (6,8,9) Background vocals: Yumi Matsutoya / Yasuhiro Kido, Kiyoshi Hiyama, Junko Hirotani (3,6,8,10) Vocal arrangement: Masataka Matsutoya & Kumi Shoji (4) / Yumi Matsutoya (7) Disc-Jockey by Matt Forger from The Matt Forger Show (1) Sound Effects Designed by Shingo Take (3)
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Co-ordinators : |
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Koji "Bogey" Kimura & Fumio Miyata for
MUSIC LAND |
Art Director : Mitsuo Shindo (Contemporary Production)
Designers : Sawako Nakajima / Naoyuki Suzuki / Kumiko Tezuka
Object Design : Tada Bijutsu
Photographer : Kenji Miura
3D Photographer : Hirotani Tanabe
Costume : Sachiko Ito
Hair & Make‐up :
Teruhiko Asai
Artist Management: Makoto Otake / Yukari Suzuki / Chihiro Watanabe
Special Thanks to |
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Dave Fromm / Setsuko Take / Yoko Asano / |
Masaki Matsubara courtesy of Pony Canyon
All songs & lyrics written by Yumi Matsutoya
All songs arranged by Masataka Matsutoya
All songs have been basically performed by Synclavier DIGITAL AUDIO SYSTEM
【ノベルティーグッズ】
ペアグラス、バック、カレンダー、ポーチ、消しゴム、ハンカチ、ディスコグラフィなど。
【主な売上記録】
オリコン: 売上161.3万枚、最高位1位、年間売上も1位、相対売上比3.49 (対90年年間TOP50総売上平均)。
CD、カセットの売上比はだいたい 8.2 : 1.8。カセットだけで30.0万枚も売上があった。
日本レコード協会: 200万枚以上(出荷枚数)、90年の売上は183万枚
不明: 売上197万枚 週刊明星90年12月号に掲載 数値の参照元は未掲載だが他雑誌の記事と同一の数値が使われており何か同じ参照元があると思われる
【メモ】
・ 21枚目のオリジナルアルバム。
・ テーマは「恋の任侠」。「任侠の根本は、信じることだと私は解釈しているの。」「この前の(前作)は、せめて恋は純粋なものを求めよ、ということだったの。その相手にしか持てない旬の感情を大切にしようと。で、今年はというと、それに加えて、恋は燃え上がり、絶対に終りがくる。そして違う形に移行して行く。旬が過ぎても残っていくものをちゃんとつかんでおこうというか・・・・・・。大切なのは、持続することであり、本心から誠意を尽くすこと。」(「TIERRA」日本版別冊エスクァイア90.1)。「ひらめいたのはマネージャーの結婚式が六月にありまして、仲人だったんですね、私たちが。(中略)(招待者の)九割九部の人はその場に来るのが楽しくて来ている。その人達が私たちに『おめでとうございます』っていうんですよね。頼まれ仲人とか、『おめでとうございます』って仲人に言わないような結婚式が多いなかで、代貸しとか若頭の襲名披露みたいなのをやってる感じだな、と、こっちもすごい素直に、みんな知ってる人だから『ありがとうございます』と。(笑)いま自分で走っていられるのも、そういうシステムがあるからだな、と思ったんですね。(中略)『美しいな』と思ったんです。」(FM fan 89.11号、共同通信社)。「アルバムの中では『心ほどいて』って曲が心情的に私が考えている仁侠が出ていると思います。墓場まで持っていく秘密を共有するという意味で。」(誌名不明、発売時のインタビュー)。
・ プロモーションは10月からの「WANDERERS」を使った三菱自動車TVCM大量放映にはじまり、11月には同曲のアルバムCM、朝日新聞では発売数日前から毎朝カウントダウン広告を掲載し、恒例のテレフォンジョッキーと店頭での「Yuming’s FESTA(グッズの抽選会)」開催、発売後も「まだの人いますか。」というコピーの広告を打つなど徹底的に行われていました。朝日新聞によると放映されたTVCMは460本、ラジオCMは1010本、サピオ90.3号によると特集記事では35誌、400ページ以上に登場したそうです。また、日本経済新聞には店頭では十数秒に1枚の割合でアルバムが売れたことや、東芝EMIの社員が発売日に店頭に出向きアルバムを宣伝する様、同じアルバムを持った客がレジに行列を作る様子を見て同社の新入社員がカルチャーショックを受けたといった記事が載せられていました。売上は前作が作った自身最高記録を更新。「あたしは時代とシンクロしちゃいましたからね、幸運にも。六十歳くらいまでこのままでもやれると思う。もしあたしが売れなくなるとしたら、日本の社会が何か変わるときだと思う。ひばりさんが日本の復興の象徴だとしたら、あたしは繁栄の象徴なんです」(朝日新聞89年12月26日夕刊)。
・ 従来のレコード宣伝を超えたリサーチに基づくチャネルに即した高頻度なプロモーションとその結果のビッグセールスが皮肉っぽく報じられることもありましたが、前述「TIERRA」でユーミンはこのように語っています。「私は、私の会社はそうであると自覚しているんだけど、金を追いかけたことは神に誓って一度もないですよ。だけど、金を追いかけたことしかない人たちにはそれが理解できないの。(中略)戦略的なアプローチで、すごいリサーチかけてデータもたくさんとったとしても、最終的には、信じて判を押す人がいない仕事はダメだと思うわけ。このアーティストが好きだからやろうとかね。」
・ キャッチコピー「愛する勇気が湧いてくる」または「強く正しく美しく」。
・
最期のLPが発売されました。89年はLP生産最期の年といわれており、この年、東芝EMIに限らず各レコード会社がLPの生産をストップしました。東芝EMIではこの年型番変更があり、LPについてはTOJTという型番が決められましたが、このTOJTで作られたのは結局この作品のみ※で、受注生産に近い形だったのではないかと思われます。
※ のちに限定生産などでTOJT型番で発売されたタイトルはあります。