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2025年
●03月30日 管理人
久しぶりに3Dステージを作ってみました。こういうのはたまにやると楽しいですね。
今全部で72モデルあるのですが、一昨年の秋ごろ始めたときはハマってたので一気に作ったのですが、今はもうとても無理ですね。
ハマってるときのパワーってすごいですし、逆に何でもハマれてるうちにやれるだけやっておくというのは大事ですね。
作ったのは「天国のドア」ツアーの「一緒に暮らそう」のシーン。
このシーンでセットの使い方が上手いなぁと思うのは、壁面をブラインド閉めてそこに映像を映して・・・ある意味捨ててるところですかね。
ステージの低い所で十分に世界を展開しているところでしょうか。普通こういうセットで低い所だけで何かやると、
上空がスカスカに見えてしまうのですが、(シャングリラIIなんかはこの点、上手くいってないシーンもあるように思いましたが)、
このシーンはほとんどそれを感じない、下側だけで十分楽しいというかそこにしか世界が無くて、そこが100%満たされているような感じ。
上側をポップで、でも淡白な絵をドンドンと入れることで下とは関係ないっすよって感じにしてるのが良いのかもしれません。
そのおかげでこのセットの高さも見せつけられてますしね。この辺は空間づくりの専門家の見解を聴いてみたいところです。
この3Dモデルは照明を再現する機能が無く、光もあくまでオブジェクトの一つとして作るしかないので、それ用の演出が必要になります。
そういう3Dモデルにしたがための余計な演出面において直したいところがいっぱいあるので、ちょちいちょい更新したいと思っています。
ユーミン以外の話題2つ。
ひとつは再びハマってから1周年?のLPですが、ステレオサウンド社の石川さゆりのLPが素晴らしいんですよね。
「Stereo Sound REFERENCE RECORD 石川さゆり Analog Edition」(SSAR-106/107, ステレオサウンド)
ステレオサウンド社のLPについては、前から紹介していますが、中でもレコーディング〜マスタリング:内沼映二さん、カッティング:北村勝敏さんの
作品に惚れ込んでしまってるところがあります。これまではビッグバンドなどを聴いていたのですが、このコンビの女性ヴォーカル物ってないかなぁ?と
思ってたところ昨年末にさゆりさんのLPが発売されました。
ビッグバンドなどは演奏が主役で、技術さえ伴えば演奏をどこまでも良い音で作品にできるはず、
でも一方ヴォーカル物はヴォーカルが主役なのである程度演奏が気をつかって引っ込まないといけないような・・・
これを内沼&北村コンビが作ったらどうなるんだろう?・・・なんて素人なりに思てったのですが、
やっぱりとっても素晴らしいですし、ぜんぜん演奏側が気をつかって引っ込んでる感じはないですね。
もう低域側の響き、倍音感がすごく心地いいんですよね。倍音というのは別にオカルティック・オーディオ・ワード(笑)ではなくて、
ある程度長く響く音の周波数は、振動体の大きさに基づいた波長をもつものに限定されて、それが倍々の周波数になるってだけの、
まぁまぁ単純な物理で、もっと言うと単純な図形で説明できる類のものです。
私の見解ですが、アナログ盤ってカットかピックの段階でこの倍音が勝手に乗っかっちゃうんじゃないかと思っています。
マスターに入ってないある意味余計な音が加わっちゃう感じ。でもそれが良いみたいな。
高域側もものすごくキレイで、低域の響きと合わさってものすごい立体感です。
ヴォーカルのサシスセソが歪まないのはもちろん、ぴんと張った感じがあって雑味とか濁った感じが一切ない。
(唯一、私の環境での難点はA3「朝花」が内周歪み的なジャリジャリ感があるところですね。
他の3曲の内周曲にはぜんぜん気にならないのですが、この曲だけは気になる程度出てしまいます。)
いちいち引き合いに出して悪いのですが「ユーミン万歳!」LPとはちょっと雲泥の差で^^;
ただ、このさゆりさんのLPを聴くとある程度万歳!に何が足りないか分かってくる気がします。やはりジャンルは違えど同じヴォーカル物なので。
もちろん私の見解ですが、万歳!LPはマスター作る時点で上に書いた乗っかって来る倍音感の予見が甘い気がするんですよね。
LPになれば美味しい低域の響きが加わるのに、その予見が甘くてマスターの時点で低域増しにし過ぎている、そのせいで低域が響く余地が無いんですよね。
もちろんカットとかピックの時点で響きがは加わってるとは思うのですが、それを味わう余地がもう残されていない感じ。
しかもマスターの時点で作りに行ってる低域がかなり人工的で、のっぺりとしていて聴いてて飽きるんですよね。重めの人工甘味料と言う感じ。
またCDでマジカルに浮いていたヴォーカルがLPでは引っ込んでしまっているところも残念です。
LPにした時点でマジックが消えてしまったところを見ると、浮かしは高域の再生がかなり正確にできるCDでないと難しいのかもしれません。
雑味があって澄んだ感じがなくて。まぁ、単純に低域を盛りすぎたせいのような気もしますが。。。
19年配信の時点でその傾向はあったのですが、このヴォーカルの浮き感は「万歳!」の音のかなりユニークで面白い所なので、
そこが削がれてるともう「万歳!」らしさが無くなることになるので、やはりとても残念ですね。ただのローファイな音になってしまう。
そこが良いという意見があってももちろん良いのですが、LPってもっと独自の面白さがあると思うんですよね。。
あれを「究極のLP」とかって宣伝されたりするので、なんだか胡散臭い感じがしてしまうんですよね^^;
「OLIVE」とか「悲しいほどお天気」あたりはかなり録音良いと思うので、一度1作で良いのでこの内沼&北村コンビのLP聴いてみたいです。
このさゆりさんのLPはいわゆるベストですが「津軽海峡・冬景色」「天城越え」「能登半島」「飢餓海峡」あたりの有名曲は入ってなくて、
あくまで00年以降内沼さんがレコーディングを手掛けられた音源に限定されたという拘りっぷり(あ、飢餓海峡はギターバージョンで入ってます)。
それから普段演歌を聴かない私が思う(なんか恐縮ですが)演歌っぽい曲は、14曲中A1「夢の浮橋」A2「転がる石」B1「雪幻花」くらいで、
あとはいろんなジャンルの曲が入っています。作家や編曲陣も多彩ですね。
演歌歌手のような超歌うまが別ジャンルをやるとその歌の上手さ故、なんだか余興っぽくなる感じ(もっと言うと色物っぽい感じ)があるのですが、
さゆりさんは石川さゆりっぽい感じはありつつ、でも余興感は全くない絶妙なバランス感ですね。
かなり柔軟なセンスと言うか普段から色んなジャンルの音楽を聴かれているのかもしれません。
1万円となかなか高いLPなので購入は自己責任でお願いしたいですが、LPってここまで出来るんだという点で、お勧めのLPです。
私の場合は普段、演歌は聴かないのですが、音の良さだけで1日何度も聴いてしまいますし、そのうちにさゆりさんや曲が好きになってしまいました。
(ちなみにステレオサウンド社のLPならすべて良いかと言うとそうでもないのもあって、
一緒に「NOBU’S POPULAR SELECTION」SSAR-055/056ってのを買いましたが、あまり低域についつい聴いてしまう様な良い響きがなく、
この音だったら別にCDや配信で聴けばよいかなと言う感じ。ただD面のアコースティックパートはなかなか良いですし、
他の面も含む全体的にLPとは信じられないくらい音はキレイで、無音時も静かです。カッティングはユーミンでもお馴染みのバーニーグランドマン。)
もうひとつは、先日、杜けあきさんの「忠臣蔵」朗読劇を見てきたことです。
杜さんは一般的な知名度は存じませんが、宝塚歌劇の中では間違いなく一時代を築いたというか特出したトップスターの一人で、
93年の退団公演の演目がこの「忠臣蔵」でした。映像で見ると素晴らしいですし、当時も評価の高い演目だったと思うのですが、
それから33年間一度も再演されていないんですよね。
映像では何度も見ているのですが、まさか今になって再びご本人主演で生で見れるとは!
朗読劇と聴いていたので1曲くらい歌ってくださると嬉しいなと思っていましたが、会場行くとバンドセットある・・!
で、1曲どころかもうめちゃめちゃ歌うやん!!!!!!!!これガラコンサートってやつですよね?ってくらい。
杜さんの男役感が今も尚って感じで素晴らしく、たしか還暦超えられていたと思うのですが、微塵も感じない、今からでもトップ行けるくらい。
また若くして日舞の名取を取られてるそうで、所作がとても美しくて、そこまで大きい方ではないのですが、大きく見えるんですよね。
この所作と宝塚的な歌や科白、そして表情を絡ませられるところは、ちょっと彼女が他のジェンヌさんと一線を画すところだと思います。
歌は流石に高い所はファルセットになってるところはありましたが、
「年と歳を重ね、進化したことも退化したことも、そして変わらぬことも、ありのままの生きる姿を内蔵助を通してこの舞台でお見せしたいと挑みました」
というメッセージそのままに素直に感動しましたね。
「もはやこれで思い残すことはござらん」の科白には「こっちもじゃぁぁぁぁーーー!!!」って客席全体が叫んでいるかのような拍手でした。
当時新人公演をされていた香寿たつきさんが出られていたのも感慨深かったです。
彼女は今もガンガンに歌えますし、男役ですが一声発する時の女性っぽさのある縁取りのある声もそのままで。
何より当時のNHKの特集で見たのですが柴田先生にこの一言を何度もやりなおしさせられていた「ねぇさん」が聴けたのが感慨ひとしおでしたね。
主に一路さんの役をされていましたが、このシーンは当時のご本人の役を再びと言う感じで、なかなかニクい演出でした。
今回は宝塚OGの方が11名で演じられていましたが、なにかやはり共通のフォーマットが入ってる感じがするのが良いですね。
昨年はその厳しさが大問題となった宝塚ですが、やはり限度はあれど何か共通のものを皆もっている集団と言うのは良いなと思わされました。
それを仕込まれるというのは若い人にとって最初は辛いことや鬱陶しいことかもしれませんが、次第にそれを大切に思って引き継ぎたいと思う、
文化と言うのはそうやって背骨になっていくものだと思います。文化や民族の強さってそこにある。
ただ、今の時世それが難しく、増してやお亡くなりになる方まで出てしまっては、もうそのままでは許されないでしょうから、
今はこういったものを見せてもらえる最後のいっときなのかもしれませんね。
そう思うと余計に貴重で有難い時間でした。
見逃した人どうすんだ!?ってくらいに、思うのでまた再演してほしいですね。
●03月21日 管理人
TVのコーナーを少し更新してみました。
70年代の一部をクリッカブルマップにして、右側に文字が小さいですが、番組情報を入れてみました。
書き始めるといろいろ情報があるもんですね。ちょっと大変かもって思いました。
先日、いしだあゆみさんがお亡くなりになりましたが、あゆみさんとユーミンの対談動画が上がってくるようになりました。
これは79年の「サウンドトリップ」という番組からの抜粋ですが、この対談の間にはスタジオで撮ったユーミンの歌が流れていました。
というよりはユーミンの歌がメインでその間に対談が挟まっていた感じでしょうか。
演出は佐藤輝雄(佐藤輝)さんという尾崎豊の作品などで有名な方だそうですが、この番組はちょっと独特な雰囲気があります。
顔のアップがなんだか印象的で(当時は解像度的にそう特別な事ではなかった?)、
パントマイムのヨネヤマママコさんもこの独特の雰囲気に一役かっています。
とくに「キャサリン」の演出がもう怪しくて素晴らしくて、オフィシャルMVに昇格させてほしいくらい。
黒いマント姿の怪人風ユーミンと同じ感じのたぶん小人症の方だと思うのですがその二人がメリーゴーランドに乗っていて、
ママコさんが逃げ惑うようにも楽しそうにも見える表情でエッサホイサという感じで走っているちょっと悪夢っぽい映像。
また、恐らくユーミンエクスプレスツアーで来ていたピンクの衣装でも登場し、バックはなぜか鹿のはく製。
こういう詞とは全然関係ないけれど、抽象度上げたところで曲とマッチしてるっていうのはMVのあるべき姿だと思うんですよね。
やっぱ詞そのままに映像にキャサリンが出てきたら蛇足と言うか興ざめですもんね。
こういうのはやはりオフィシャルな方法で見ることが出来ないのが残念ですね。
ちなみに私がこの映像を最初に見たのは90年代にNHK-BSでやっていた「佐藤輝の世界」という
佐藤さんにフォーカスしたような特集でした。永ちゃんとの対談なんかも繋げて放送されていたように思います。
●03月20日 管理人
あまりネガティブなネタだけを書きたくはないので、半分なんでだろ?・・・気持ちって不思議ネタ?として・・・
映画のグッズの通販始めるってニュース聞いてつい反射的に「もうやめときって」って思ってしましました^^;
たった3館の映画館限定販売から、全国で買えるので良いことのはずなんですが、
「あーあ、やっぱりまたかぁ」っていう、 ┐(´д`)┌ って感じてしまったんですよね。
ここ数年そんなに「またか」と思う事ばかりあったわけじゃないはずなんですが、
どうも私にはユーミンチームの胡散臭さが薄くですがでも確実に層を重ねてる感じがするんですよね、何でだろう?
振り返ると私の場合は、きっかけはやはりJOURNEYツアーの「見えない問題」への対応でしょうか。
何とか「見えない問題」としてはスルー出来たように見えるけど、やはり何も禍根を残さなかったかというときっとそうではないんですよね。
だから私も意識はしていなくても何かあると「またか」と思ってしまうのかもしれません。信用というのはそういう性質があるものだと思います。
あとはこの数年告知のしかたがどうも煽りっぽいというか易い(やっす〜い)気がするんですよね、
なぜそう感じるのか説明は難しいのですが、言葉が軽くイージーで、今すぐ買わせようとしてんだろうなと邪推してしまう感じ。
あんまSNSの使い方が上手くない感じでしょうか。公式なのか個人なのか曖昧な感じで、そん時だけの視点でイージーに出してしまってるような・・・
で、その割に質が伴ってない、「万歳!」LPもこの前の映画ももちろん悪くないのですが、なんか煽り負けしてる感じがするんですよね。
まぁ、良し悪しは私の感じ方次第なので、これは私の問題かもしれませんが。
ユーミンファンはカラーとしてはマニアっぽくはないと思うので、易い煽りでも短期的な効果が出やすいのかもしれませんが、
やはりイージーに扱われた感じってのはその時々は何も感じなくても、どうしてもヤな感じとして少しずつ堆積してゆくように思います。
今回のグッズも当初どのように説明されていたかは詳しく憶えてませんし、全国で買えるんだから普通に良いことのはずなのに・・・┐(´д`)┌。
映画館限定と聞いて、そこで色んな無理した人とか、逆に諦めた人とか、ファンはそれぞれに「えい!」って一度納得したと思うんですよね。
ファンとはどんなことにもつい重めの想いを持ったり、決断をするものだと思うので。
だからその時のファンの想いや決断が尊重され続ける形でも(要はこのまま限定だったという事にしても)良かったのかなと思います。
通販するにしてもそういうファンの気持ちや決断に対して一言あるとまた印象が違うのかもしれません。
そういう「ファンの気持ち感じてますよ」ってとこがちょっと弱いので、イージーな煽りに感じてしまうのかもしれませんね。
実際、ユーミン側がファンを易く見てるわけじゃないのかもしれませんし、そんなこと微塵も感じていないファンもいらっしゃるかと思いますが、
私は大好きなユーミンのはずなのに気が付いたらなんだか胡散臭さが堆積してしまっているんですよね。
信用とは難しいし怖いもんだと改めて思いますし、私ももう素直ではないのかもしれません。
ユーミンは基本的には作品とコンサートで素朴に信用を積んできたほうのアーティストですから、
もう次のアルバムまでしばらく何もなくていいのでは・・・? と思ってしまいましたね。
だって、仮に「THE JOURNEY MOVIE 4K/5.1ch」ブルーレイでリリース!ってなったとき、
これは本来、ぜったいに喜ばしいことのはずですけど、やっぱ私は ┐(´д`)┌ ってなると思うんですよね。
こういうのって私自身を含めて良くない事なので、一度リセット期間がいるような気がします。
●03月14日 管理人
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仕事でジャカルタへ行ってきました。 何度か行っているのですが、この度初めてスラバヤ通りを訪れました (と言っても、訪問先へ行く途中に車で通っただけですが)。 実物はこんなもんかーという感じ。キャリーケースがいっぱい売ってました(笑) まぁ、実物よりもはじめて歌を聴いたときに自分で思い浮かべた景色が一番かもしれませんね。 ユーミン本人も別にこの通りそのものを書きたかったというよりは、 ここをモチーフにもっと別のことを描きたかったのではないかと思います。 |
帯同してくれた現地の同僚が日本の漫画や曲が好きで、
その話の中で「そういえばTikTokで流行った良い曲何だっけ?あの♪Stay with me〜」って
「・・・松原みき!!なんで知ってんねん!?」みたいな件があったのですが、
規模は知りませんがいちお海外のシティポップブームというのはあながちウソではないようです。
でもインドネシア人なら松原みきの前にこれ聴いてよ!ってことで「スラバヤ通りの妹へ」を紹介しました。
歌詞の意味をおおまかに訊かれたので改めて読みましたが、やはりすごく切ない作品だと思いました。
私が思う「ラササヤンゲ」って、この“妹”という現地の少女が口ずさんでた歌なんですよね。
お互い拙い英語だけだと寂しいから、それよりももっとその歌を教えてってのはユーミンらしいなぁと思います。
この妹と主人公は生きている世界が違うから、たぶんもう二度と会うことは無いって主人公はわかってるんでしょうけど、
だからこそ、今この瞬間、彼女の最も傍にあるようなその歌を聴かせてという感じ・・・
今回、10年ぶりにジャカルタのオフィスへ行きましたが、
10年前にいた同僚はもう転職してたり、定年してたりで居なかったりもするんですよね。
それに現地の方と働くといろんな面で私とは住む世界が違うと思い知らされることがあります。
たまたまある仕事の上でほんの一時、同じ価値観、同じ立場で居られるだけというような。
だからいまこの仕事があるうちに、思いを共感して、しっかり感謝をしたいと思うんですよね、
仕事が終わったらいろいろ消えてしまうのはもうしかたのない事なので。
そう思うとこの曲の「その次を教えてよ」っていう、気持ちがすごくわかるような気がします。
いずれ消えゆくけれど今、二人がそこにいるからこそ共有できるものを大切にしたいし、
たとえもう会わなくても互いが片割れのそれをずっと持っておけたら、と思う気持ち。
人によっていろいろなダブらせ方があると思うのですが、私は今になってすごく沁みますね。切ないです。
現地の同僚もこの曲を気に入ってくれたようなので、打倒「KOKORO NO TOMO」を目指して(?)
また誰かに紹介できたらと思っています。
ここはバンドンという街の郊外ですが雨にぼやける赤い瓦の屋根と緑が美しかったです。良いところだなぁと思いました。
●03月03日 管理人
何度かテレビ出演のコーナーは作らないのですか?という質問や依頼を頂いたことがあります。 私は90年代にファンになったので、未だにユーミンがそんなにTV出演しているイメージが無いので、 あまりTVについては興味を持たずにきてるところがあります。 また、Wikipediaにけっこうしっかり纏められていますので今更いいかとも思っていました。 うちもコピーしないでねって言ってる手前、当サイトがコピーすることもしたくないですし。
ただ、Wikipediaより少し発展させた表現を出来るならやってみてもいいかなと思って、 今回、テレビ出演のコーナーを検討してみることにしました。 どう発展させたいかと言うと、テレビ番組って形態が様々で、 例えばPVがサビのところだけ流れただけというものから、 ユーミンがガッツリ何日もかけて海外ロケしてるものまであってレンジが広いんですよね。 これを画一的な一覧表みたいなものにすると、これらが全部同じ重みになってしまうのですが、 やはりそれはナンセンスなので、この重みの違い、レンジを表現してみたいなと思いました。 また、私が未だにぼんやり持っている「ユーミンはTV出ない」という感覚と、 最近ファンになった方が持ってるであろう「バラエティにも気さくに出てる」という感じの違いも 時代の移り変わりとして表現してみたいなと思いました。
そこで、左図のように縦軸に年、横軸に開始時間をとって出演番組をプロットしてみました。 丸の大きさはユーミンの主役度によって大きさを変えています。 ユーミンの冠番組なら大きな丸、コメントで1分出ただけなら小さい丸という感じです。 ひとまず対象は私が見たことあるものと、見てないものは公式サイトと 新聞のラテ欄で出演が確認できて、重みがなんとなくわかったものだけにしました。 人によっては丸の大きさに違和感があるかもしれません。 一覧性は損なってしまいましたが、そこはWikipediaがあるのでよいでしょう。
やはりこういう分布を置くと、面白いのは粗密が見えるところですね。 そもそも昔は情報が残っていないということももちろんあるのですが、 それでもやはり2000年代後半からTV出演がグッと増えたと思います。 おそらくシャングリラ関連で増えてきて、ただこの時点では割と自前の特番型が多かったのですが、 2009年のアルバムのプロモーションから幅広く出演されるようになっていった感じがします。 私がファンになった90年代はやはりスカスカとしていますし、テレビ出演を全部追えたんですよね。 ところが00年後半から出演が多くなった一方で、私はテレビをほとんど見なくなり、 もともとそこまで興味がないのも手伝ってほとんど追えなくなってしまいました。 朝の情報番組にこんなにちょくちょく出てるのをそりゃ追えるはずもないなと。。。
この先、どうするかですが、旅のページみたいにクリッカブルマップにして、 簡単な番組情報を書くとかかなぁと思っていますが、 あんまり書くべき面白いことが無い所が私があまりテレビ出演に興味が無い所なんですよね。
別のメディア出演としては雑誌もフォーマットのアイディアはあって、やってみたいなと思っています。 雑誌の面白い点はその内容もありますが、継続性だと思うのでそのへんを表現してみたいんです。 なお、ユーミンのメインメディアと言えばラジオですが、これはあまり書式のアイディアがありません。 |
●02月12日 管理人
苗場始まっていますね。
私の今年のハイライトはリクエストコーナー前の曲ですかね。
ああいう〇〇〇〇〇見たことないしカッコイイ!〇〇〇博士と〇〇〇氏みたいな。
次のアルバムでAIユーミン登場ならああいう絵が浮かぶような演出の曲も入れてほしいですね。
ちゃんと生ユーミンもAIユーミンもそれぞれに替えのきかない役割を持っているような演出にしてほしい。
また、〇〇〇調の曲であんなに激しく〇〇〇を〇〇お姿も私は初めて見た気がします。
今回はここ数年でも一番シンプルですが、意外と新鮮なシーンもある感じですね。
苗場45周年という事もありますが「キャリア50周年イベントを終えての、これから」というすごく重みを感じるコンサートでしたね。
「ここから先はもう前人未到」「山なら9000m級」という言葉が印象的で、なんだか複雑な気持ち、淋しさのようなものも感じました。
続・AIヴォーカルオフ^^;
私もつくづくも好きだなぁと思うのですが、万歳!含めて450曲くらい全部カラオケにしてしまいました。
個人で楽しむにとどめるのでここには貼れませんが、いくつかツールを試したので違いを書いておこうと思います。
思いのほか、カラオケ作れるツールがいっぱい出てるようで、もはや一般的になりつつある雰囲気すらあって、
いやぁ、知らんかったわー・・・という感じです。
今のところ一番お勧め。ツールの主目的はAIモデルにカバーソングを歌わせることですが、カバー曲作った後、ヴォーカルとオケの分離保存ができます。
オケだけを保存するとカラオケが出来ているという感じです。
¥2,500円/月で無制限に作れます。おすすめポイントはコーラスを残してメインボーカルを消してくれるところ(上手く残らない曲もありますが)。
またオケのクオリティ重視なのも良いです。オケが壊れるくらいなら無理にヴォーカルを消さないという感じで、
ところどころヴォーカルが薄く残ったり、歌い出しのところの1音だけ消せてなかったりもします。
また「オーシャンブル―」とか「告白」のようにサビがコーラスっぽい曲は消せません(もしかしたらユニゾンで入ってるコーラスが残ってるとかかも)。
カラオケだけでなく、ヴォーカルのみのトラックが作れるほか、オケもドラム、ベース、キーとそれ以外に分離可能!。
無料版しか使ってませんが、オケ側にコーラスを残すことが出来ない点が残念。コーラスも全部ヴォーカル側に分離されます。
またオケがまぁまぁ壊れてもヴォーカルを取りきるという方針のようで、オケの音質がやや悪くなります。良く聴くとシュルシュルいう感じ。
ドラムのアタック感も弱いというか位相が崩れた感じですね。またヴォーカル側はぜんぜんオーディオとしては聴けたもんじゃないくらい崩れます。
ヴォーカルをきれいに分離するというのはなかなか難しいようですね。
これも無料版と言うか試用しかしていません。処理は速いですが、クオリティは悪いです。これは無いなという感じ。
これはPro版(¥41,800也)をお持ちの方がいらっしゃったので、数曲作っていただきました。
色んな機能があるのですが、ひとまずワンタッチでヴォーカルとオケを分離していただきました。
オケはTopmediaiと似たクオリティだと思います。ただし、あれよりキレイにヴォーカルを除去できます。
コーラスは一旦ヴォーカル側にいくので残らないです。(ポスト処理でメインボーカルとコーラスを更に分離できるようです)。
ヴォーカルのクオリティは上2つよりもはるかに良い感じですね。それでも自然とかミックス前の様かというとそこまでは行かない感じ。
このツールはワンタッチ分離だけでなく、手動でかなりの分離と調整が出来るようです。まるで画像処理ソフトのように音を触りにいけるようですね。
機能紹介やGUIを見ていると19年リマスターがミックスまで戻らないにしても、ああいったマルチ処理っぽいことが出来てることに合点がいきます。
(ただし実際はどういう作業をされたのかは、もちろん私にはわかりません)
ちなみにTopmediaiで作ったユーミンAIモデルに提供曲を歌わせてもぜんぜん似てないというのを下に書きましたが、
ユーミンの歌唱曲を歌わせると、少しは似てるんですよね。そりゃそうやろと言う感じもしますが、
このことから考察するとやはりユーミンのAIカバーを作るには
@元歌手の歌から歌詞やメロディを拾って、
A元歌手のくせを一旦キャンセルして、
Bユーミンならどう歌うか再現して、
Cユーミンの声当てる
ってプロセスが要るんでしょうね。Topmediaiは私が聴いての判断ですがまだ@Cしかやってない感じがします。
元歌手のくせがもろに残ってる感じですね。
私もユーミンAIモデルコツコツ学習させようかなぁなんて思います。
●02月04日 管理人
続・AIヴォーカルオフ。
ヴォーカルオフをききまくっていますが、新しい発見だらけで大変面白いです。
メインヴォーカルだけが魔法のように消えますが、コーラスは残ります。なので、コーラスのメロディラインが良く分かるのですが、難しい!
不思議なメロディで歌うのが難しいですし、またこれに合わせてメインのメロディ歌うのも難しいです。
やはりコーラスと言うのは特殊技ですね。
流石に音源をここには貼れないのですが少し面白い点を紹介します。
- Bye Bye Boy: 実はサビのストリングス風のシンセのメロディがなかなか切ない ♪忘れて 忘れて 忘れられない ってヴォーカルが尚更。
- サファイアの9月の夕方: Aメロのずっと裏で歌ってるヴォーカルのメロがちょっと間抜けな感じw
- DANG DANG: サビのストリングスがハイソな感じでしかもつらい感じです。
- 12月の雨: シュガーベイブのコーラスワークを堪能出来て感無量です。
- 真冬のサーファー: 同じく達郎さんのコーラスが余すところなく聴けて感無量です。
- コルベット1945: 来生さんの声も消えます。AIは違った声が入っていても両方ともヴォーカルと認識するんですね。
- 離れる日が来るなんて: サビのユニゾンコーラスは残るのですがそこがまたカッコイイ。また♪あぁ雪の後の のコーラスめちゃくちゃ難しい
- とこしえにGood Night: この曲はオケだけ聴くと、DSLKに入ってるとは思えないw ちょっとクールファイブ感ある?
- Girl a go go: ちょっとモタった感ある曲ですが^^;オケだけ聴くとなかなかコミカルで軽やかです。泣いちゃうこともあるけれど、みたいなところもあって面白い。
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さみしさのゆくえ: これやっぱ演奏がめちゃめちゃいいですね。Aメロベースとサビのドラムとストリングスが走る感じとか。
この曲はおそらく元の録音音質がイマイチなんですが、76年のオリジナルLPはそれに勝る野太い音が良いのでこれでカラオケ作っても良さそうですね。
- Oh Juliet: この曲のAメロはオケだけ聴いてもマジカッコエェ!イントロのパターンが定期的に繰り返されるのですがそれがカッコイイんです。
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バビロン: Aメロは宇宙船が奏でる三味線みたいな音がなっていて、壮大なスペースものって感じです。歌や詞ががあるときとはまた別の印象です。
でも詞の内容が頭になるのでなんとなく宇宙人ジョーンズが浮かびました(笑)
音数が少ないバラード系や特殊な加工がされているものはうっすらヴォーカルは残るのですが、それでも十分な出来、
とくにオケが聴感上ほとんど無傷なのがすごいです。打楽器系のアタック感や量感もそのままという感じで。
全曲のオリジナルカラオケを楽しめる日が来るとは思ってもみませんでした。
正隆さんは歌が入るまでの長い時間これを聴いていると思うと、ちょっと勝手に何か知ったような気分になります(笑)
ヴォーカルは真ん中にいて比較的特定がしやすいのかなとは思いますが、
楽器にも応用できるならこれは確かにデミックスって話題性だけじゃなく、真面なオーディオテクとしてあり得そうだなぁと思いました。
ちなみに、このサイトのヴォーカルとオケの分離が出来ますが、制度は悪いです。
分離後のオケを聴いてみるとシュワシュワした独特のデジタルノイズがのっています。ヴォーカルはもっと酷いですね。
私は無料版しか試していないのでわかりませんが、topmediaiとは月とスッポンです。
このデミックス:歌や楽器の分離はきっと多くの人の長年の夢で、ちょっと音のことや信号処理を学べば解かるのですが、
基本的には不可能、、なんというかエレガントな方法では不可能です。
このAIによるデミックスも厳密には分離して元のミックス前の状態に戻せているわけではなく、
たぶんAI的にはムリクリいじくって「これだとヴォーカルが消えたように聴こえるでしょ?」ってのを出してきてるだけだと思うのですが、
その精度、詰め方がすごいんですよね。エレガントではなくエレファントな(笑)泥臭いやり方ですが、自分24時間働けます!、みたいな(笑)
ちょっと無理だとされていた例えばタイムマシン実現されちゃったくらいの感慨がありますね。
テクノロジーに感謝、長生きはしてみるもんだと言う感じです。
●02月03日 管理人
続・AIカバー。
早速私もAIカバーソングを作るべく学習させてみましたが、ぜんぜんっすね。
似てない!ってかオリジナル声とあんま変わらない^^;
これはこの「AIカバー」の実力なのか、学習データの入力方法がまずいのかはわかりませんが・・・。
上手いことできたならAIユーミンが歌う提供曲集を作ってみたいんですけどね。
ただ、別の収穫はあって、AIカバー曲生成後、ヴォーカルだけとオケだけの保存が出来るのですが、
オケだけが本当にオケだけになります。オリジナルカラオケみたい。
昔から、L/Rの共通部分を根拠にして信号処理的にヴォーカルを消す技がありましたが、
あれは真ん中に定位しているものがほとんど消えてしまって、変な音源になっていました。
でもこのAIで消すのはすごい。本当にヴォーカルだけ消えていて、裏のコーラスやストリングスなんかがまるまる聴こえます。
真中に定位しているオケがちゃんと残ってるんですよね。よく聴くとジーっとしたノイズがヴォーカルの抜け殻のように残ってはいるのですが、
あぁコーラスこういうメロなんだとか、ここでこういう演奏してたんだとかそういうのを十分に楽しめる質です。これにはびっくり!
やはりAIユーミンカバーを聴くには、純正AIユーミンモデルの登場を待つしかない感じでしょうか?
ってか作っても我々に公開してくれるかどうかはわかりませんけどね。
●02月01日 管理人
続・AIネタ。
最近やたらAIカヴァー動画を見るようになったなぁと思ってちょっと調べたら、かなり簡単にAIカバー作れるようになっていますね。
幾つか方法があるようですが、試しにtopmediai.comの「AIカバー」というサービスを使ってみました。無料で2回までカバー曲が作れます。
有名歌手やアニメキャラのAI音声モデルが用意されていて(ちなみにユーミンはありません)、
@ モデルを選んで、
A 音声ファイルやYoutubeのリンクを登録したら
あとはボタン押すだけで1分くらい待てばそのモデルが歌うカバーソングが出来上がります。
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歌手のAIはマイケルジャクソンや、フランクシナトラ、テイラースイフト、KPOP系、 歌手じゃないけどトランプ大統領までざっと4,000人以上揃えています。 ここにユーミンが載ってれば、いろんな提供曲のセルフカバーが聴けるんですけどね。
孫悟空のAIがあったので、麗美さんの「タイムトラベラー」を歌ってもらいました。 これ共有リンクも簡単に出せるのですが、権利がどうなるかわからないので控えます。 気になる方は簡単ですので、ご自身で試してみてください。 出来は音楽として聴くにはぜんぜんですけどね。。。 「小鳥曜日」のヴォーカルを65点くらいだとしたら、20点くらいでしょうか。 いちお、♪タイムトレバァァァァァー!のところは悟空っぽくシャウトしてるような・・・。 「春よ、来い」みたいなヴォーカルがはっきりした曲のほうが上手く歌えるようです。 どこかで聴いたような気がしたのですが、アイデンティティの田島さんの動画見てるからですね(笑)
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有料版に興味深い機能があって、「自分の声を使う」というもの。
恐らく自分の声を月に2回学習させて、自分の声もAIモデルに出来てしまうというものではないかと思うのですが、
ここにユーミンの声入れて学習させたらユーミンAIが出来るのではないでしょうか?(使っていないので出来るかどうかわからないですが)
たとえばユーミン万歳!のDolbyAtmosマルチチャンネル版のセンターチャネルはヴォーカルがメインで割り当てられるのですが、
この音使って使って学習させれば色んな年代の声でカバーが作れたりするのでは?と思っています。
普通、学習って飛んでもない量の音声がいると思うのですが、もうこういうサービスになってる以上、そんなにはいらないのではないでしょうか?
また、有料版は生成した音源のヴォーカルだけダウンロードしたり、オケだけダウンロードしたりもできるようです。
月25USDで有料版が使えるようなので、しばらくこれで遊んでみようかと思っています。
●02月01日 管理人
今年もY-tpiaの案内が来ました。
もうこれ、ユーミン史上最大のマンネリと化している気がします。毎年同じ構造のサイトに同じようなコンテンツ。
勿論、年によって面白いものもあるのですが(昨年?の小林さんのお悩み相談は面白かった、学生さんもいいキャラでしたし)、
そういう今年は面白いとかどうとか細かいところではなく、ベースとしてもうずっと同じ感じがしますね。
学生さんたちは次々変わってゆくので、各自新鮮で新しいチャレンジする大変良い機会だと思います。
何年か続けてやるにしても、先輩になっていくので毎年仕事のレイヤーは違うでしょうし。
代替わりしながら、脈々と続けてゆくというのは日本らしい美しいフォーマットかもしれません。
ただ、見てる私のほうは当たり前ですが同じ私がずっとそれを見てるんですよね・・・。
学生さんが加わるようになってから、最初の何回かは新しかったのかもしれませんが、
あとは出来上がったフォーマットを粛々と十数年やってきてるような感じがします。
もちろん同じことをするにしてもかなりの人員と労力が要るのだとは思いますが、
どうせ同じ労力かけるならもうそろそろ新しいものを見てみたい。
ライヴ中継は毎年有難く拝見していますけどね、
例年と違う事をしようとか、新しい企画出たりしないのかなぁ?と思います。
ぶっちゃけそんなにユーミン関係なくてもいいので、「こういう企画は面白いはずだ」みたいな、Y-toia裏サイト的なのでもいいので、
学生らしい凝った尖った突っ走ったものをやって欲しいですね。「こいつらおもろいわ」とか、見てる側も学生時代を思い出すような。
正隆さんも当初はこういうことを期待して組んだと思うんですよね。
AIやらなんやら外側がガンガン変わってきてるのに未だ埋め込み動画が縦に貼ってあるだけとか^^;
ちょっとせっかくメディア系・技術系の大学が加わってるのだから何か面白いことやって欲しいですね。
例えばヴァーチャルな場とか空間とか作り出すみたいなこと。万歳!のとき試験的やってみればよかったのに。
苗場ってイベントはネット上であってもファンが一堂に会する性格があると思うんですよね。
まぁ学生さんたちが新しいことをと思ったとしても仕切ってる大人たちの方針や事情もあるでしょうから、
そんな簡単に言うなよということかもしれませんが。
果たして今年はどうでしょうか?
話は変わって、最近3Dコンテンツに使用しているSketchfabに 「ANNOTATIONS」という機能があることに気付きました。 3D上に数字マークを貼ってそこをクリックすると ズームして説明を表示できる機能です。 これを利用して私なりのステージセットツアーを作りはじめています。 私は関係者ではないので、この3Dステージはどうしても こうなっていただろうという推測がはいったものになってますから、 この説明もそういう性格がありますことをご了承願います。
画面下のカーソルからも順番に数字のシーンをめぐることが出来ます。 3Dの操作が難しかったという方はカーソルを使ってみてください。 ・・・改めて見ると直したいところがいっぱいありますね。 |
●01月30日 管理人
祝! 熊谷幸子全曲配信!!
90年代に活躍されていた熊谷幸子さんの楽曲の配信が始まりました。リマスタリングされているのか、CDよりも音量大きく低音厚いです。
熊谷さんはマイカのエリート卒業生で90年代はちょいちょいユーミンのイベントや楽屋レポみたいなものにも登場されていました。
00年代以降彼女がどうされているのかは知りませんが、今でもユーミンファンの間では意外とメジャーな?お名前なきがします。
彼女は障りのない歌声やルックなのですが、それでも名前や存在を忘れられない不思議な強さがあると思います。
まぁ私が個人的に好きで、しかも思春期のいろいろと重なるところもあって、けっこう重要な存在と言うところもありますけどね。
今でもちょっと切なさに襲われないよう、恐る恐る聴くところがありますね(笑)
ヒット曲はドラマ「夏子の酒」の主題歌だった「風と雲と私」とかカルビーCMの「ラプソディ・イン・ラヴ」とか。
後者なんかはエスニックな感じですが、この頃丁度ユーミンもエスニックで、ユーミン一派はエスニックなんだとか思ってましたね^^;
アルバムだと「Poison Kiss」とか「Good Morning, Funny Girl」とかめちゃめちゃ好きです。
ユーミンニュースとしては熊谷さんが担当した映画「時をかける少女」のサントラも同時に配信開始されているので、
「時のカンツォーネ(映画ヴァージョン)」も配信開始になっています。これまぁまぁレアと言うか忘れ去られているような音源です。
アルバム「スユアの波」よりもヴォーカルがクールなんですよね。オケも打ち込みでシュッと作ったって感じでそれがまたクール。
CDは97年に発売された後、たしか13年に1回再発されていますが、もう廃盤のようなのです。
この機会に未聴の方は是非聴いてみてください。
(この記事の最初のアップでAmazonMusic配信の音が悪いと書きましたが、こちらのAppの設定音質が「標準」になっており「SD」で配信されていました。
「HD」配信にすると満足いく音質になりました。すみません!)
話変わって昨日の Google NotebookLM。当サイトの旅のページを突っ込んでみました。
いったん英訳したものを使っているのでちょっと固有名詞系は揺れてますが、なかなかすごい出来です。
以下、生成されたページの概要と、私とAIによる質問チャットのやり取りです。
紫の吹き出しが私からの質問ですが、「〜についてはどうでしょう?」みたいな、前回の質問に被せたものも、
ちゃんと理解して返答しています。
極めつけはユーミンの旅について語る30分のトークショー(冒頭1分ほどにカットしています)。
やっぱりけっこう内容は盛っていて、例えば
「彼女は視覚的なアイデンティティをギリシャの風景と意識的に融合させています。
つまり、これは単なるスナップショットではなく、声明だったのです。
ファンがそれを見て、音楽と風景を即座に結び付けたと想像してみてください。本当にクールですよね。」
てな感じ。彼らはギリシャ旅行のことを話していますが、私はこんなことは旅のページには書いていません^^;
こういう盛りを含めて全部1,2分で自動生成するってすごすぎです!!
もちろん人による内容のチェックは必要ですが、こんなので易〜くYoutube動画とかできちゃうわけですよね。
ひたすらヤベー!ヤベー!ですね。
これ見て思うのは、もう誰でも簡単にコンテンツが作れてしまうという事と、
イイカゲンなコンテンツが山のように増えるだろうという事ですね。
●01月30日 管理人
Google NotebookLMというものを教えてもらいました。
これにWebサイトやPDFを読ますと、記事を要約してくれて質問をすると内容について答えてくれます。
日本語ソースはまだうまく読めないようなので、ためにしに英語で書かれたメイヤーサウンドのJOURNEYツアーの記事を読ませてみました。
結果はこんな感じ。上部には要約があり、その下はチャットになっています。
紫の吹き出しが私がした質問ですが、まぁまぁそれっぽく答えているように思います。
入力のウィンドウには次の質問候補を提示してくれていますね。
ここまででもなかなかすごいのですが、なんとメイヤーの記事をベースにした掛け合いのトークショーみたいな音源も作ってくれます。
合計17分もある男女が掛け合う音源を作ってくれました。17分なのでもちろん元記事よりも情報量が多いのがすごい。
(また、毎回違う内容のトークショーが出来上がるようです。2回目やったら24分のが出来ました。)
一部音声ファイルにしましたが、内容の膨らましと掛け合いや相槌の出来がすごすぎ!!
中には女性がラインアレイを「曲面鏡のような働きをするが、光の代わりに音波を集中させて、観客全体を均等にカバーする」みたいな、
そう喩えられなくはないかもしれないけど、普通そんな説明するかぁ?みたいなちょっと怪しい内容もあるんですけど、
続く男性の掛け合い「てことは、もう暗い道でくぐもった音を聴くこともない。誰もが完全なユーミン(,you mean,かも)体験を出来るんですね!」とか
光の喩えを汲んだ巧いこと言ってるんですよね。元記事にはこういった記載は一切ありません。
また「体験」のところは女性が「そうそう」という感じで男性にかぶせて「体験」と言っているのもリアル。
また、その後女性がパンサー(ラインアレイスピーカー)が日本の厳しい基準に合致するという説明(これは元記事にある)をしたあと、
男性「じゃぁパンサーはこのストーリーのヒーローじゃないですか、その技術がすべてを成り立たせている」
女性「確かにキープレーヤーではあるわね。でもこれは共同作業だという事を忘れないで。」
って言って、スピーカーからエンジニアリングの話に移っていくのですが、こういう上手い繋ぎの掛け合いも元記事にはなく、生成されているわけです。
もう、すごすぎだろ!!! トークショーの台本なんて直ぐ書けてしまいそうですね。
まだまだ内容が怪しかったり、「なぜなら」と言いながらなぜならになってなかったりもするのですが、
いろいろヤバいとこまで来てますね。・・・ガンバレ、ユーミンAI!
●01月27日 管理人
最近すっかりステレオサウンド企画のLPにはまってしまって、単価が高いのにどんどん欲しくなってしまいます。
とにかくクオリティが高い。私はそんなにたくさんのLPを聴いているわけではないのですが、こんなに安心して聴けて、
あまり興味がなかったジャンルでも音の良さで何度も聴けてしまうのはすごいと思います。
最近買ったのは
「クロスオーバー黄金時代」SSAR-061/062
Mst: 袴田剛史、Cut: 松下真也 紹介ページ
「ルパン三世 1977〜1980 ORIGINAL SOUNDTRACK 〜for Audiophile〜 Analog Edition」SSAR-082/083
Rec: 伊豫部富治、Mst: 武沢茂、Cut: 武沢茂 紹介ページ1 紹介ページ2
「富嶽百景・抄録 アナログマスター・ダイレクトカット」/鬼太鼓座 SSAR-097
Rec: 高田英男、Mst: 宮本茂男、Cut: 北村勝敏 紹介ページ 紹介動画
「MIXER’S LAB SOUND SERIES Vol.3」/角田健一ビッグバンド SSAR-036〜037
Rec: 内沼映二、Mst: 内沼映二、Cut: 北村勝敏 紹介ページ
どれも素晴らしい出来で、私はフュージョン的な物はあまり聴いてこなかったですし、
(意外とユーミンはこのテイスト通ってないですよね、決して演奏に明け渡さないところがユーミン作品のらしさの一つと言う気がします)
鬼太鼓座もそんなに興味は無かったのですが、やはり音が良いので何度も聴いてしまいます。
まぁでも鬼太鼓座はこの動画とこの動画がキラーでしたね^^;こんなん見せられたらそら欲しくなるやろー!!
どのLPも特に低域の作りが素晴らしくて、たぶんいわゆる昔のLPっぽさ、アナログっぽさとはまた違うのですが、
最近のけっこうちゃんとコントロールで来ている低音と言う感じ。立ち上がりが良くて、立体的な響きがあって。
リンク先の記事は企画元のステレオサウンドが書いているので、まぁこういうのは良く書かないわけがないのですが、
これらのLPはちゃんと記事にLPの実力が伴っています。
ユーミンもアナログ盤出すならここから出して欲しいですね。ここからでなくてもいいですが、このクオリティが欲しい。
ユーミンの場合は昨晩〜ダイアモンドダストあたりが音的に試行錯誤続きであんまりナチュラルサウンドではないので、
こういうクオリティのLPを作りようがない気もしますが、70年代はけっこう究極のLPになるのではないかと思います。
ユーミンはあまりにカタログが多いので中の上くらいの質のLPをダラダラ出されるよりは、
例えば「悲しいほどお天気」1本!とかに絞って、1万円くらいしてもいいので究極のLPを作って欲しいですね。
あとはその試行錯誤時代も昨晩なんかはリミックスして81年的ナチュラルな音にして、それを今のアナログ的な音で作って欲しいですし、
ダイアモンドダストなんかは次のDSLKとかラヴウォーズあたりの音にして出して欲しい(こっちは正隆さんが絶対やらないか^^;)
ファン以外やうるさ方が聴いても「さすがユーミン、金かけてるだけあるねぇ」と言ってもらえる
(こういう一目の置き方ってあると思うんですよね、決してファンにならないにしても。ファン以外が象るブランド感のようなもの。)
高品質なLPを一発かまして欲しいですね。
●01月25日 管理人
Frieve-A MusicというYoutubeチャンネルの「アナログ高音質論をこの世から殲滅・根絶する動画」というのを教えていただきました。
殲滅・根絶というのはなかなかえぐい言葉ですが、私もこの手の思い込みが正されるといいなと思うひとりではあります。
このデジタルでも飛び飛びや階段状になった音を聴いているわけじゃないよ!ってのをはっきり説明されている動画は珍しいんじゃないかと思います。
ただし、2つの観点からこの動画をもってしても殲滅も根絶もなかなか難しいんじゃないかと思います。
ひとつはこの手の思い込みのある人の多くは「理屈なんてどうでもいい」と思っているのではないかと思うからです。
人が持つ音楽や音響への興味を何段階かに分けてみると、
@ 「Aが良い音だ」と感じられればそれだけで十分、特段理屈は要らないという方
A 「Aが良い音なのは、Bという理由があるからだ」という事を知りたい つまり「A←B」の「B」を知りたいという方
B 「A←B」 が本当にそう言えるのかを知りたい つまり「←」がなぜ成立するのかを知りたいという方
くらいに分けられると思います。私は音楽や音響についてはBですが、例えば料理については@です。
美味しければひとまず満足で、なぜ美味しいのかにはそこまで興味ない感じです。
上の動画は@の人には全く響かないですし、Aの人を正しく導けるかと言うと半々くらいでしょうか・・・。
なぜならAの人は「←」そのものには興味がなく、「A←B」だろうと「A←C」だろうと信じたいものを理屈抜きに信じるからです。
例えば、「アナログを良い音だ」と思っていたのが「デジタルが良い音だ」と思うように変わったとしても、
前者も後者も実は理屈はよくわかっていないし、ただ盲目的に信じる内容が変わっただけみたいな感じ。
雰囲気的に正しそうと思えるものや、説明されている方が著名な方かどうかなどで判断されると思います。
Bの人には役に立つのですが、この動画ではなぜサンプリングした信号が滑らかに戻るのかを説明しきれていないので、やや不十分な気がしますね。
まぁなぜ戻るかは少なくとも周波数の知識が要るので短い動画では説明しきれないとは思います。
このへんは工学系の学部でデジタル信号処理を学んだ人はだいたいわかってるのですが、逆にそうでないのなら、
プロのミュージシャンやプロのエンジニアでもわかってない方もいますし、NHKなんかも普通に間違った情報流すことがあります。
メーカー側も研究者以外は実はあまり分かってないかもしれません。
こんな説明したらユーザが勘違いするだろうと思うような図や解説を雑誌やWebに出したりしていますし。
(ただ、わかっていたとしても詳細には伝えきれないというジレンマはありますね。)
もう一つは「何を以って良い/悪いと判断するか」がやや曖昧なところです。
動画内で触れられていないわけではないのですが、やはり対象範囲がボヤっとしている感じはあります。
コメント欄になかなか分かり易く指摘されている方がいらっしゃって、私なりの解釈で簡単な図にしてみました。
L:低音、M:中音、H:高音とします。縦は音量、横幅にはあまり大した意味を持たせていません。
なお、RIAAフィルタ/PhonoEQは過程で完全相殺されるものとし考慮していません。
言わんとされているところは下記の感じ。
(1)マスタリング後の音源がアーティストやエンジニアが聴いてほしい完成の音だとします。
(3)が最終的にリスナーが聴く音だとすると、LPの場合は(3)[A]のように低音増しになって高域が落ちる傾向があると思います。
ですからカッティングエンジニアは(2)[B]みたいなちょっと完成形から低域減らして高域上げたような音を作ってカットすると、
丁度良い塩梅に(1)[B]と(3)[B]が同じ音になる。
一方、CDは(1)と(3)で変化が起きにくいのですが、初期CDはこれが考慮されておらず、LPのつもりのまま(2)[C]みたいな音を
CDに書いていたから、高域がちで低域の乏しいぺらっぺらな音がしていたんだ。今はそこが分かっているので[D]のように作っている。
事実は知りませんが、なかなかシンプルで理屈の通ってそうな話だと思いました。
話を戻すと、「何を以って」というところ、
・Frieve-Aさんは (1)[A]→(3)[A] に変化があるのに対し、 (1)[D]→(3)[D] に変化が無い点でデジタルが優れていると仰っている気がしますし、
・よくLPの音の良さを主張する方の中には (3)[B]⇔(3)[C] を比較してLPの方が優れていると仰っているようにも思います。
見ているところが違うので、意見も違うと言う様な感じでしょうか。
ちなみに、アナログの音をデジタルで再現できるという点は私も同意します。私が感じるLPの良さってやはり下図のような音なんですよね。
Lが豊かでバスドラやタムがドーンと響く感じ。(かつHがへたってない)これをデジタル化してもやはりこの良さは失われませんから。
|
例えば私が好きなLPの音をマスタリング後の音源と見立てて、 それをデジタル化すれば、そっくりそのままデジタル化されるわけです。 デジタル化においてはLP制作過程[A]のような大きな変化は生じないからです。 現に、最近はLPっぽい音をしたCDを作る試みもされていて、 例えば23年に出た五輪真弓さんの70年代の作品のリマスタリングCDなんかは 正にLPっぽい低域を持っています。 ちなみに、EQでH上げてもこの響く感じは生まれないので、 刻む過程かピックアップする過程で付加されるのではないかと思っています。 |
Frieve-Aさんは、なかなかに皮肉っぽい説明ではありますが、こういうアプリを用意されてご説明されているところは真摯だと思いました。
こういうのあったらいいのになぁと思ってたんですよね。
ちなみに、高域をもう少し分類して、LPで聴かせたい高域をH、歪みになってしまう高域をH’、超可聴域をH’’とすると、こんな感じでしょうか。
H‘はLPに刻むとジャリジャリした歪みになるので、(2)[B]で如何に自然に落とすかがポイントなのかなと思います。
CDはここを躊躇いなく収録できることがスペック上は良い点でしょうね。
H’’については、CDは(2)[D]でバッサリカットされるのに対し、ハイレゾはLPやCDのようなメディアを介さないのでH’’までそのまま収録していますが、
果たして聴こえないH’’に意味があるのか私にはわかりません。
90年代にH’’聴くと「脳からアルファ波が出る」という実験結果が出たそうですが、
直ぐにH’’含まれてなくてもアルファ波が出たという実験結果も出たようで、今はあまりこれを研究する人がいないと聞いています。
そもそも脳からアルファ波を出すトリガをH’’に絞るというのは実験上かなり難しいと思うんですよね。
アルファ波は様々な要因がトリガとなり出てくるそうですが、実験時に他の要因でアルファ波が出ないよう、
被験者に「何も考えずに音だけ聴いてください」ということを遂行してもらうのが難しい気がしますね。
私は今のところにはなりますが、H’’の効果を実感したことはありません。
|
80年代のCDの音の悪さを改めてH’やH’’を含めて描くとこうなりますが、 この音の悪さの理由は高低バランスの悪さや、LPのカットや再生で付加される Lの響き感を得られなかったせいだという気がするのですが、 当時これをH’’をカットしてしまったせいにされていたように思います。 ただ、H’’は複合波の形状にも影響を与えているかもしれませんし、 ハイサンプリングのほうがD/Aには有利でしょうから 多少はH’’カットのせいもあったかもしれません。 でも多くの人が感じていたのは可聴域LMHあたりでの違いだったと思います。 |
私の考えも違うなぁという事になるかもしれませんが、都度都度理屈を考えつつ捉えていきたいなぁと思います。
●01月22日 管理人
昨年のユーミンの誕生日にはみゆきさんを観に行きましたが、今年は宝塚歌劇を観に行きました。
宝塚歌劇は言わずと知れた伝統あるエンタメで、今は比較的レトロめではありますが、かつては色々なステージ技術を先取りしていて、
例えばワイヤレスマイクとか電飾の制御、動く機構のセットなんかも恐らく60年代には既に取り入れていたのではないかと思います。
ユーミンコンサートが好きな方は特段宝塚に興味が無くても一度は見に行かれても良いかなと思います。
今回観に行ったのは宙組。トップの芹香さんの退団公演です。
彼女は歌も踊りも芝居もできる人で、この日も大変すばらしく、楽しい公演でした。
宙組は例の事件があった組で、彼女の名前は非道な人物として大きく週刊誌で報道されました。
いろいろ背景はあるにしろ、あの事件のきっかけになったのなら、その報いというものがある世界であってほしいと私は思ってしまいます。
また、人の命の報いは何人かで分割して背負えるようなものではなく、やはり独りで背負うものなのかもしれません。
今の過酷な彼女の境遇について私には何も判断できるものはないのですが、
色んなものを背負いながらも舞台で輝く彼女にはただただ感動させられました。
幾ら実力があっても女優というのは人気商売ですから、退団後の彼女のキャリアを思うとやはり明るいとは言えないでしょうし、
これからずっと何十年もの間、彼女の名前を検索すれば事件のことが一緒に出てくる、もうそういう人生なわけです。
先の見えない中、そして世間から厳しい目を向けられる恐怖の中、ひたすらに与えられたもの、残されたものをやり遂げようとする姿勢に、
そして舞台上ではその過酷な状況を微塵も見せないプロフェッショナルさにただただ感動しました。
現代は価値観が目まぐるしく変わり、メディアや宗教のように絶対的に皆で信じられる対象もなくなりつつあり、
“そういうものだ”と思っていた事で人を傷つけたり、世間から批判されたりする可能性が大きくなったように感じます。
しかも変えることが出来ない過去を遡って、新しい価値観から責めを受けることもある。更に不特定多数から叩かれる。
そしてその時は自分がしてきた良いことや成果が顧みられることはいっさい無いのでしょう。
誰だって私だってある日突然その対象になり得るわけです。
もし自分がそういうものを背負う立場になってしまったとき、きっと彼女の姿を思い出すだろうと思いました。
彼女が報いを受けて当然の人なら、やはりそれが下される世界であってほしいですが、
もしもそうでないなら、そこまでではないのなら、どうか穏やかな倖せな人生であってほしいと願います。
●01月13日 管理人
先日JOURNEY映画2回目を見てきました。今回は、素直に会場の真ん中、下図の青丸のあたりの席に座りました。
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ちなみに前回は赤丸のところに座っています。 前回気になったヴォーカルの定位がくっきりしすぎる問題ですが、 青丸のところに座ると、会場の響きと恐らくサラウンドスピーカーに 出てるであろう分とが混ざるのもあって、前回ほどは気にならなかったです。 なので、音響的にはやはり会場の真ん中あたりに座るのが良いんでしょうね。 ただ、ここで聴いてもヴォーカルの裸感や硬さはやはりありますし、 しかもまぁまぁ語尾が歪みかけみたいな音で正直聴いていてしんどいですね。 ドラムの印象なども変わらずで、最近のユーミンあるあるかもですが、 もちろん悪くはないのですが、事前触れ込みほど良くもないみたいな^^; 映像もやはり切り替えが速すぎて、しかも寄りの映像が多いので、 あんまり大きいスクリーンで見てる意味が無いというか、 やたら没入感没入感言ってきますが、私はなかなか没入しきれないというのが 2回見ての正直な感想ですね。映像の切り替えも根拠に乏しい感じがして、 なんでそこ切り替えてしまうの?とか切り替えたのに戻すんなら切り替えんなよ、みたいな。 私がこらー!(笑)と思うのは「さまよいの果て波は寄せる」のライトが降りてくるところ。 |
何か意味があって切り替えるのならいいのですが、他のシーンの切り替え方とあんまり変わらないんですよね。これ自動シーケンスなの?って(笑)
映画化がどうというよりは、そもそも映像作品として難ありなとこもあると思います。
更に、ちょっと残念だったのは今日のトークショー行かれた方から聴いたのですが、
GOHさんは一度も109大阪エキスポの会場の音は聴かれていないとのこと。
まぁGOHさんはコンテンツ側のエンジニアで、一般的にコンテンツ側のエンジニアが映画館側の音の調整とか確認するなんてことはないと思うので
これ自体はぜんぜん普通のこと、おかしいことではないのですが(映画館側の調整や確認は館の運営会社の仕事でしょうから)、
ただ、ユーミンの公式インスタ見ると新宿の方は会場入りされて音の調整をされているっぽいので
(何されてるかまではわかりませんが、会場に合わせてコンテンツ側を調整されているのかも)、
やはり今回の真骨頂を体験するには新宿へ行くしかないのかもしれません。それから文句言えみたいな(笑)
2月までやるようなので仕事などで機会をうかがいたいと思います。映画見るためだけに3万円はちょっときついですから。。。
一方、みゆきさんの「歌会」の映画の方も見てきましたが、こっちはなかなかの満足度でした。
以前「夜会」の映画が低音ボコ盛りで聴けたもんじゃなかったと書きましたが、
今回は過去作の垂れ流しではなく、春にやったコンサートをまずは映画で見せるという企画だったからか、まともな低音でした。
(3月には5.1chを収録したBD/DVDが発売される予定です。)
またヴォーカルのプレゼンスがステレオっぽくてやはりこのほうが映像から浮かないですし、何よりコンサートっぽい。
コンサートってみゆきさんが歌ってたとしても客に聴こえる音出してるのは左右のスピーカーですから。
そしてその音はSRのミックエンジニアによってミックスされたある意味で人工的な音です。
ユーミンの場合はこの音がけっこう独特なので、ライヴビデオの音作りはコンテンツ側のエンジニアの範疇だとしても、
SR側のエンジニアとも相談して音作りする方が再現性が良いのかもしれませんね。
みゆきさんに話を戻しますが映像も長回しが多く、見てる側が没入する時間がちゃんとあるんですよね。
引きと寄りもバランスよく、引きは映画ならでは大画面による没入感を与えますし、寄りは何を見せたいのかというのが明確でした。
とくに「供に」のみゆきさんのアップは素晴らしかったです。口紅の色はだいぶ気になりましたが(笑)
みゆきさんは毎回「この曲作ったのちゃんと憶えてたんだ」みたいな意外な古い曲を1曲やるのですが、今回だと「店の名はライフ」。
これはユーミンにも言えることですが、若いころ書いた曲を70歳まで歳を重ねた説得力を伴って歌うんですよね。
まるで70歳の人生経験から最近書いた歌かのように歌う。それ見てるとやはり若いころから出来上がってた人間だってつい思わされてしまいます。
正直、みゆきさんのほうはところどころ音は歪んでましたし、画質もユーミンのよりは悪かったのですが、満足度はこっちの方が高かったですね。
いろんなスペックや関わってる人や、作業のプロセス数はきっとユーミンのほうが圧倒的だとは思うんですけどね。
やってることが全然違いますから、映画勝負というのはナンセンスかもですが、
でも、両者とも50年突っ走ってお互いのベクトルを煮詰めた最新のものを、映画という共通のフォーマットにして出してきてるわけです。
そして私は子供のころから両者を追っかけてるわけですから、・・・これはもう映画勝負にするしかないでしょう(笑)
今回は私的にはみゆきチームの勝ちですが、ユーミンチームも引き続き頑張ってほしいです。
●01月07日 管理人
あけましておめでとうございます。今年はニューアルバムが出るといいですね。
遅ればせながらJOURNEY映画見てきました。
マルチスピーカーシステム買ったこともあって音はかなり楽しみにしていたのですが、
感想はうーん、こんなもんかぁ映画だからなぁみたいな感じです^^;
見に行ったのは大阪のエキスポシティなので、ちょっと本拠地?の新宿がどうなのか気になるところですが。。。
ちなみに、今回「SAION」というシステムを使うために3館に絞ってるのかなぁ?と思いますが、
109シネマズの公式見ると、新宿と大阪・名古屋でまたグレードが違うようです。
前者は「SAION -SR EDITION-」で、後者はただの「SAION」。教授が監修してるのは新宿の方だけのようです。
やはり新宿どうなのか、大阪よりも音が良いのか気になりますね。
良い所も後の方で書くとして、もうちょいなぁ、、なんとかしてほしいなぁと思うのは、
ドラムが薄いんですよね、スネアとかタムなんかが薄めの敷布団叩いてるみたいな音で、
コンサート会場では猪木ビンタみたいな、表面バチンと固いけど厚みがあるみたいな、
あれが「心のまま」の一発目心地よかったので、ちょっと拍子抜けでしたね。
一方でみゆきさんの夜会の映画(今やってるのとは違います、今やってるのは未見です)や達郎さんの映画みたいに、
低域ボコ盛りではなかったのでそこは良かったです。
一番の課題だと思うのが、センタースピーカーのヴォーカル!なんであんな音悪いんだ!と思ってしまいました。
シアターのハード的にもう仕方ないのかもしれませんが。。。
たぶんスクリーンの後ろにスピーカーがあるのですが、普段はセリフを出してるスピーカーだと思うんです。
セリフが周囲音から浮いて、しかも量感あるように聴かせるためにちょっと歪んでて、中域厚くなんだかローファイ、
ラジオとか館内放送用のスピーカーみたいな音なんだと思うのですが、そのままユーミンのヴォーカルにも使われてる感じがして。。。
これがけっこうしっかりしたプレゼンスで、目立つんですよね。
本当にスクリーンの後ろでユーミンがカーボンマイクかなにかレトロなマイクで歌ってくれてるような感じ。
もう、そこにユーミンがいる!って指させるくらい定位がはっきりしています。
でもスクリーンのユーミンは右に出てきたり左に出てきたりもするので、スクリーンのユーミンが歌ってるように感じないんです。
もっと言うとヴォーカルだけ映像の世界に居るんじゃなくて、本当にシアターの中のスクリーンの裏に居る感じがするんですよね。
映像モノにセンタースピーカーは要らん!っていう人がいるのですが、今回ちょっとその意味がわかった気がしました。
実際のコンサートの場合も少なくとも2本のラインアレイで、その真ん中にいわば仮想的にヴォーカルを定位させていたように思うので、
あのライヴ感出そうと思うと、あんまりセンターに頼るのは違うのかなぁと思ってしまいました。
じゃ、L/Rからのステレオにすればヴォーカルの定位が映像のユーミンについていくかというと勿論そうではないのですが、
でも長年テレビで見慣れ聞き慣れしてるので、スクリーン全体から鳴ってるような錯覚が生まれ違和感ないんですよね。
また、ただでさえセンタースピーカーで目立つのに、ユーミンのヴォーカルが裸すぎるんですよね。
コンサートの場合は、2本のスピーカーで広めに定位していて、なおかつけっこうコンプで潰してるような音なのですが、
これとやはりバッチンバッチンな演奏とがマッチしていて独特の迫力を生んでいます。
我々が会場で聴くユーミンの声は裸のそれではなくて、長年演奏やPA込みで造り上げてきた独特な迫力のあるものだと思うんですよね。
映画館でそれそのものを聴かせろとは思わないのですが、ただ裸にするのはちょっと居たたまれない感じがします。
もちろんどういう風な音作りをされたかは知りませんし、私はちょっと前方で見すぎたのかもしれません。
もう二度くらい真ん中や後方でも見てみようと思っています。
あとは拍手が上の方でパラパラ鳴ってる感じなので、もうちょい下の方にも定位させて、低域も欲しいですね。
やはりコンサート会場では、隣の人もその隣の人も拍手してるので自分の横に拍手の音が無いと寂しいです。
映像も大きいので没入感期待して前のほうに座ったのですが、切り替えが速すぎて没入する前に変わってしまう感じ(笑)
昔「恋する惑星」って香港映画が流行ったのですが、良く言えばそんな感じですね。
良かった点は、まず上に書いたセンターのヴォーカルの難点は全曲そうではなくて、
「星空の誘惑」「埠頭を渡る風」あたりやアンコールの「やさしさに包まれたなら」なんかは、
ちょっと残響感があるからか、わりと周りの音と馴染んでいて、ちゃんとあのスクリーンの中の世界にある感じがしました。
ヴォーカルが馴染むと一体感のせいか音の包まれ感もさらに感じられてなかなか良いです。
また、キーボードの音がなかなかキレイで心地よかったですし、佐々木さんのヴォーカルもすごく良かったです。
ユーミンのヴォーカルもあれぐらいのプレゼンスで良いのになぁとか思ったり。
ドラムもハードなところはダメですが、「タイフーン」のパート「紅雀」あたりまではどっしりしてて良かったです。
またカット割りが多いのは鬱陶しいですが、「心のまま」の空中からユーミンに迫っていくあたりは迫力ありますね。
大きい映像で見るからこその何かがあるように思います。
もうちょちカット落ち着かせてああいうシーンをじっくり見せてほしいんですけどねぇ。。。
また、「タイフーン」のゆがませ映像、家で見たときはなんじゃこれ?って思いましたが、
大スクリーンで見るとなかなか不思議な映像で、面白いなぁと思いました。
それから「デルフィーヌ」も小さい画面で見ると被せ過ぎで何が映ってるかよくわからないのですが、
流石に大スクリーンで見ると映像演出意図が分かり易く、面白かったです。
この曲は音のほうも空間全体であれやこれや起こる感じがなかなか良かったと思います。
あとは大きいサイズで見るユーミンはなかなかドキュメンタリーな感じですね。
会場でもあの大きさや近さで見ることは無いので、やはり70歳なんだなぁと思いました。
やはりというところと、だからこそすごいという所と、その2つが同時にあることがドキュメンタルですね。
♪遠い所へ っていうの聴きながらしみじみそう思いました。
ユーミン&ユーミンチームにはいろいろな愉しみを頂き、いつもありがとうございます。
グッズは迷ったのですが結局何も買いませんでした。
「真夏の夜の夢」はあと、・・・500g重かったら買ってたかもしれません。
物価高なのでグッズも安くは作れないのかもしれませんが、1万円って庶民にはなかなかですよ。。。
1万円に見えるように、見えるというか持った時に「あぁこれは1万円だな」と思えるように(笑)作って欲しいです。
3千円くらいの軽さなんですよね。。。映画もグッズもあと一歩、踏み込んでほしいっす。
そう言えばあのイラストの作者について紹介が無いのがなんだか意味深なのですが、、、
大西將美さんと言う方で、かつて少年だった方には懐かしいと思うのですがタミヤの模型のパッケージなどを手掛けられています。
私は90年代ミニ四駆世代なので”アバンティJr.”とか”ダッシュシリーズ”とか大西さんのイラストに毎度ワクワクしていました。
当時はもちろんお名前は知りませんでしたけど。
大西さんのWebサイトにもジャケットと原画が掲載されています(こちら)。
家にも小規模ですがマルチスピーカーシステムを導入したので、
空間オーディオのレビューやシステムついて調べたことを掲載するコーナーを始めることにします。
おいおい記事を追加してゆく予定です。
2024年
●12月30日 管理人
Dolby Atmos 5.0ch(DA5.0ch)をずっと聴いていますが、やはり楽しいですね。
なかなか不思議な音像体験で、もちろん「万歳!」自体がマルチミックス物、創造物の音楽なのでリアリティはないのですが、
不思議な音像の説得力はありますね。むかし「雪月花 / Northern Lights」の5.1chというのが出たことがあるのですが、
リアチャンネルがどうしても取ってつけた感があったのですが、この「万歳!」は全く違いますね。
まだうまく言えませんが、別にステレオに何か足した感じではなくて、スピーカーが取り囲む空間全体で音を作りに来てる感じですね。
以前も書いたかもですが、特に低域が真ん中というか空間全体で鳴る感じがあるので、それが繋ぎになってバラバラ感が無いです。
また、各スピーカに寄った音も他のスピーカーに残響を回しているので同じ空間で響かせてる感じがしますね。
この「真ん中に」とか「空間全体で低音が」というところは意外ですがヘッドフォンリスニングの音像に似てるのかもしれません。
でもDA2.0chをヘッドフォンで聴いてもこうはなりませんけどね。
「ユーミン万歳!」はちょっと主にヴォーカルと低いドラム、ベースですが、2MIXで聴くとちょっと音が不自然で独特なんですけど、
DA5.0chの不思議な音像のなかではけっこう自然かもしれません。まぁ、あまり低域は出せてないのでそんな気がする程度ですが。
なんとなく、DAがメインで2MIXが副産物的なのかもしれませんね。
(と、言いつつもGOHさんによると過程としては先に2MIXが出来たそうです。)
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ヴォーカルの音像が曲によってけっこう違っていて、 センタースピーカーに持ってきているものと、 ステレオっぽくL/Rに置いているものとあります。 ちょっともしや?と思ってどの曲がどっちか並べてみると、 ヴォーカルをセンターチャネルに持ってきている曲と 当サイトでリミックと判断している曲とが、 結構一致してるんですよね。
左表のヴォーカル定位欄の C: センターチャンネルで真ん中に定位 L/R: 従来ステレオっぽくLとRで真ん中に定位 で、もちろん他のスピーカーにも少し出てはいますが、 主にはそのスピーカーに出ているという意味です。
C:センターに定位させるというのはDolbyAtmosミックスを 作るにあたって「わざわざ」しないとそうはならないです。 従来の2MIXにはCチャネルは無いからです。 L/Rに定位と言うのは従来のステレオのままでも (DolbyAtmosの仕様にもよりますが)そうなると思います。 てことは今回のリミックスはDolbyAtmosで マルチチャンネルするときにどうしてもヴォーカルを センターにもっていきたい曲に対して行っていて、 従来のステレオプレゼンスのままで良いな、それがベストだな という曲はあまり変えていないのかもしれないと 勘繰ることも出来るかもしれません。 まぁ、全曲”2022MIX”なので関係ないかもしれませんが。
仮に私の勘繰りが正しいとすれば、一致しない曲が3曲あって 「花紀行」「真珠のピアス」「宇宙図書館」です。 左表で赤字で書いたものです。 「真珠のピアス」はドラムやベースが大きいだけで これは18年とか19年とかの配信リマスターでも こういう変化はあるんですね。だからリミックスでは ないのかもしれない。 「花紀行」「宇宙図書館」は楽器の定位の違いを見つけられていないだけで、リミックスなのかもしれません。 これ「C」の数を数えると31曲あって、 視聴会でのGOHさんがリミックスしたと仰ってる曲数と 一致するんですよね。私はそこまで厳密にこの数字を受取ってはいなかったのですが、正確に31曲なのかもしれません。
繰り返すと、全曲”2022MIX”なのですが、 ここで言及している「リミックス」というのは 当サイトでそう分類している楽器の定位が変わっているような リミックスのことです。「花紀行」「宇宙図書館」はもう一度聴き比べしてみようと思っています。 |
万歳!のLPのほうもクリーニングをしていて、クリーニングと言ってもレコクリン&レコクロスで拭いて、10回くらい針を通しただけですが、
ほぼノイズを取ることが出来ました。私が買った盤の個体差かもしれませんが万歳!LPは無音時の雑音(ザァザァ・プチプチ・チリチリ)が多くて、
これを取ったわけです。やはりここをキレイにすると高域がキレイに出ますね。無音時のこういうノイズは曲が始まるとマスクはされるのですが、
それでもある程度影響があったみたいで特に高域や小さな音、響きとかキレの部分に雑味があるように思えていたのですが、それがすっかり無くなりました。
ただ、やはりドラムやベースのリズム系の低域が独特で重くて固くて(表面的には柔らかいのですが内部が固い感じ) 私が思う所のLPらしくは響かないですし、
何より全部同じ低域感・・・だからこそ年代バラバラな曲順でも統一感があるんですけど、違和感もあって、聴いていてちょっと飽きるんですよね。
ま、でもキレイになってだいぶん印象が良くなりました。
また、今回久しぶりにスピーカーから音を出して気付いたのはLPとCDや配信のようなデジタル時代の音源とでは音量感が全然違いますね。
LPのほうがやはり音量感が小さいのです。まぁこれは波形見ればそりゃそうだろうという感じですが、
一応、デジタル化してヘッドフォンリスニングでは音量を揃えているはずですが、スピーカーから出すと音量が揃っていない。
おそらくヘッドフォンのほうが能率(電気信号→音への変換効率)が良いからでしょうね。鼓膜まで密閉されていて距離も近いですし。
特に今回はしょぼいスピーカーなので、昔のLPのようなダイナミックレンジの広い音を鼓膜まで強く伝えるというのは難しく、
レンジの詰まった(ダイナミックレンジの狭い)デジタル時代の音源のほうが強く伝わるのではないかと思います。
●12月28日 管理人
スピーカーが来たのでセットアップしてDolby Atmos をまずは5.0chで聴いていますがなかなか楽しいです。
スピーカーもYAMAHAのNS-P41という2万円台で5.1chスピーカーがウーハーも含めて全部入ってる超ショボいセットですが、
物珍しさとAVアンプの各種機能のおかげで、これでもけっこう楽しめそうです。
今のAVアンプは至れり尽くせりで、狭い範囲や小さな音でも楽しめる機能がいくつかあります。
いくつかYAMAHA RX-A4Aの機能を紹介すると
@ マイクが付属していて、スピーカーをある程度テキトーに並べても距離測って音量調整してくれます。
A 音量変化によるオートEQ機能。人間は小さな低音って聴き取りづらいので、普通に音量を下げてゆくと中高音ばかりの音になっていきます。
これを@の測定結果から自動補正して、音が小さい時は低音を自動的に大きくしてくれます。
要はどんなボリュームでも高低バランスがあまり変わらないわけです。
B 音量変化によるオートコンプ。当たり前ですが、ボリュームを下げるともともと小さい音はさらに小さくなって聴こえなくなります。
これも@の測定結果に基づいて音量が小さい時は音量の大小の差(よくダイナミックレンジと呼ばれます)を小さくしてくれます。
こんな感じで小規模でもわりと楽しめます。
Aの高低バランスって結構重要で、これがちゃんとしてると小さな音やショボいスピーカーであってもけっこう満足感得られたりします。
それから、下も更新しましたが、iPadで操作したりiPadの中の音楽も聴きたかったのでシステムに入れたのですが、
iPadが絡むとシステムが途端にややこしくなりますね。
私は音源かつ操作器としてiPad使い倒しますが、普通はiPad使わずAppleTV4kを操作するのが良いでしょうね。
●12月27日 管理人
とうとう「万歳!」Dolby Atmosをマルチスピーカーで聴くためにシステムを購入してしまいました。
AV AMPはYAMAHAのRX-A4A。これ選んだのはプリアウト持ってて安価だったからです。
プリアウトはラインレベルの出力で、後述しますが今回このプリアウトを持ってる機器が欲しかったんですね。
ちなみにもう1ランク下にRX-A2Aというのが10万円切るくらいであるのですが、これはプリアウトがあるにはあるけど少ないのです。
そもそも大きな音で聴ける環境に居ないので、ほんと選定理由はそこだけという感じです。小さいスピーカーでデスクトップ規模のシステムにする予定です。
この図を見てみて改めてApple TV 4kが余計だと思ったのですが、これがないとApple MusicからDolby Atmosのマルチチャンネルが降ろせないそう。
iPadやMACのAppにもDolby Atmos自体は降ろせるようですが2chで配信されてしまうそうです。
そもそも万歳!のDolby Atmos(万歳!DA)がApple Musicにしかないのが問題で、Amazon Musicのほうでも対応してくれたら良いのに!
ユーミンサイドに「みんな両方対応してるよ!」って言いたいです。
AV機器買うの久しぶりでしたが、今の機器って本当にすごくて、LANケーブルも一切つながないし、IPアドレスの設定もしない、、、
Apple TV 4kもYAMAHAもiPadとWiFiがあればほぼ勝手に繋がるんですよね。TVにモニタする必要すらない。
ただ、全て「無線で自動で」ってなんとなくシステムの心得があればよいですが、無いと逆に分かりにくい気もしますね。納得感が無い。
実際、配線がシンプルなのは良いですし、iPadでコントロールできるのも良いのですが、
物理的接続はシンプルでも各機器間でやってる通信ルートが複雑すぎてもうわけわからんです。
全容解明できてはいませんが、、、
iPadが入ってくると便利なのですが、いくつか再生ルートが出来てしまいものすごくややこしくなります。
@ AppleMusic -> AppleTV4k -> YAMAHA RX
AppleTV4kを操作し、AppleMusicからの配信を行う。Dolby AtmosマルチチャネルでYAMAHA RXまで送ることが出来ます。
iPadが絡まないので一番シンプルで無難な方法です。TVモニタを見ながらAppleTV4k付属のリモコンを操作します。
A→A) AppleMusic -> iPadミュージックApp -> AppleTV4k -> YAMAHA RX
iPadのミュージックAppでAppleMusicからストリーミング受信して、AppleTV4kにAirPlayする方法。
これもDolby AtmosマルチチャネルをYAMAHA AXに送ることが出来ます。ややこしそうですが、iPadのミュージックApp使えるので便利です。
A→B) AppleMusic -> iPadミュージックApp -> YAMAHA RX
iPad内のミュージックAppでAppleMusicからストリーミング受信して、YAMAHA RXに直接AirPlayする方法。
これはDolby AtmosマルチチャネルをYAMAHA RXへ送ることが出来ません。
恐らくAppleMusicからは2MIXが降りてきて、RXへも2MIXが送られます。
B→A)B) iPadミュージックAppが持っているローカル音楽のAirPlay
私のようにiPadに山ほど音源持ってる者にとってはこれなかなか便利な機能です。
でもA)B)どっちにもAirPlay出来てややこしい。 YAMAHA RX側の入力をHDMIかAirPlayか 適切に選ばないと音が出てこない。 こういうのが最初は分からないんですよねぇ。 切り替えるのも面倒なので、最初からA)のみに しか送らないと決めておくと良いと思います。 |
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C YAMAHA RXによるiPadローカル音楽の読み込み
YAMAHA RX自身もiPad内のローカル音楽を読み込めるようです。iPad用のApp「Music Cast」を使うとできます。
ただし「万歳!」のような荒井由実と松任谷由実が混在しているアルバムは、アルバムとして一緒に再生できないようです。
たぶん使うことは無いかなぁ。ちなみにこの方法においては、iPadミュージックAppは操作しません。
D→A)B) AmazonMusic -> iPad AmazonMusic App -> (AppleTV4k ->) YAMAHA RX
AmazonMusicにある「万歳!」は2MIXのみですが、他のアーティストはDolbyAtmosや
SONY系のアーティストなら360RealityAudio(以下360)の配信をやっています。
この接続の場合、Dolby Atmosや360であってもiPadに降りてくるのは2chなので、YAMAHA RXへも2chで送られます。
E AmazonMusic -> YAMAHA RX
iPad介さずにAmazonMusicから直接YAMAHA RXに送る方法。
これはまだ試していませんが、Dolby Atmosや360のマルチチャネルが聴けるといいのですが。
こんな感じ非常にややこしいうえに、YAMAHA RX側でDolbyAtmosをデコードする設定にしておかないと、
SPからはマルチチャンネルで出力されません。私は最初その設定をしていなかったので、全SPからほぼ同じ音が出ていました。
これでも包まれ感はあるのですが(笑)、もちろんDolbyAtmosとは全然違います。
これ、やはりシステムの心得が無いとめちゃくちゃ難しいと思います。
たぶんシステム導入してもDolbyAtmosになってない方も結構いらっしゃるのではないかと思います。
「万歳!」の場合、「真夏の夜の夢」の ♪骨まで溶けるような の箇所のヴォーカルはセンターSPからしか出てこないので、
L/Rなど他のSPから出ていたらたぶんDolbyAtmosを正しく再生出来ていないと思います。
iPad関わらせずに、@のようにAppleTV4kを操作するのが無難だと思います。
プリアウトがある製品は高いのですが、今回どうしてもプリアウトがある製品にしたかったのです。
というのは、センターチャンネルだけ聴いてみたかったからです。
万歳!のDolby Atmosマルチがしっかり作ってあるなぁと思うのは、センターチャンネル(C)にヴォーカルが割り当てられているところです。
これ当然のようでいて、意外とちゃんとこういう風に作ってるAtmos音源はまだ少ないかもしれません。
このCだけ聴くとまるでアカペラヴァージョンのように聴けるのです(´艸`*) まぁユーミンはこんな聴き方されたくないでしょうけど。。。
ミックス後の音源ではどうしても聴き取れないような細かいニュアンスとか、レコーディングブースの反響が分かる曲もあって面白いです。
例えば「DESTINY」なんか本当に♪トゥルーラヴ、マイトゥルーラヴって歌ってるんですよね。
あとは「満月のフォーチュン」はセンターチャネルに割り当てられているオケはちょっと遅れていて、これが残響感に一役かってるのかも。。。
などなどMIX音源ではわかりにくいことがいろいろわかるのです。
まぁ、聴くだけならプリアウトでなくても良いのですが、いろいろしたいので(笑)
こういうマルチチャンネルってどうしても後ろのスピーカーに注目が集まりがちですが、センタースピーカーって興味ありますね。
ヴォーカルだけ聴くとか言うヤラシイことだけじゃなくて、ヴォーカルをどう真ん中に定位させてるかというのが曲によって違うところが面白い。
普通のステレオはL/Rから同じ音を出して謂わば仮想的に真ん中に定位させるのですが、
これだとやはりヴォーカルのニュアンス、特に前後のニュアンスってなかなか出せないんですよね。
センタースピーカーがあるとそこに独立してヴォーカルがいるわけですからそれがしやすくなります。
万歳!はけっこうヴォーカルをしっかり真ん中に置いた曲が多く「SWEET DREAMS」や「ダイアモンドダストが消えぬまに」のように
わざわざそういう風にミックスし直した曲もあります。2MIXで聴いてもかなりヴォーカルがくっきり近く聴こえますよね。
一方で「緑の町に舞い降りて」とか「セシルの週末」のようにあまりセンターチャネルにヴォーカルを持ってきていない曲もあります。
このへんは2MIXで聴いたときもちょっとフワッとした拡がったようなヴォーカルに聴こえます。
ミックスやマスタリングの聴き比べなどをやっていてもこのへんの違いが面白いので、あぁそういう事かという種明かし的なところがなお面白いです。
一度ちゃんと聴いてみたいのがL/C/Rの3chステレオ。
あくまでも2MIX的に聴くのですが、ちゃんとヴォーカルが独立チャネルになった本来あるべきステレオという感じの。
YAMAHAのRX-A4Aは7.1/5.1.2、5.1.2、7.1、5.1、3.1.2、3.1、2.1システムに対応できるようで、
スピーカーのあるなし設定によって.0みたいなこともできるようです。
「万歳!」の各チャンネルシステムの違いも聴いてみたいですし、他の音源もいろいろ聴いてみようと思っています。
●12月15日 管理人
時間を見つけては荒井由実音源を聴いていますが、今回はじめて80年発売のALR-型番、いわゆる「アルファ盤」を聴きました。
全く知らなかったのですが、音が良いんですよね。なんとなく音質が良いとか言うレベルではなくて、恐らくリマスタリングされています。
視覚的にもわかるところで言うと、最初に出た東芝EMI盤とはカット幅が違うので少なくともカッティングはやり直しています。
聴き比べると、「ひこうき雲」は東芝EMI盤のほうが勢いある感じがして好きですが、
「ミスリム」「コバルトアワー」なんかはアルファ盤のほうが音がすっきりしてますね。東芝EMI盤はなんだか野暮ったい音をしています。
長いことマニアをやってるつもりでも知らないことはまだまだありますね。
私は90年代に色々知識を付けたファンなこともあって、アルファのイメージって悪いんですよね。
“ユーミンの意に反して無駄な荒井由実ベストを量産してる会社”みたいなイメージが染みついている。
例えば、ユーミンファンを始めると彼女がどれだけオリジナルアルバムをリキいれて作ってきたかを知っていくわけですが、
アルファは「ユーミンブランド」ってベストのPart2とかPart3とか作ってるんですね。
10曲入りのオリジナル4作品に対して、10曲入りのベストを3枚作ってシリーズですって
そんなナンセンスなことがあるか!!って子供でも思いますよ。
(もちろんこれは私の偏見で、ユーミンがこれに関してどう思ってたかは知りませんが。)
それと最初に出たほうが欲しいという志向も手伝ってこのアルファ盤なんて欲しいと思ったことが無かったのです。
ずーっとオリジナルアルバムのマガイ物みたいなイメージでした。・・・失礼。
この東芝EMI盤(ETP-)とアルファ盤(ALR-)どちらがオリジナル(“最初”という意味の”オリジナル”)かはけっこう間違えて紹介されていることも多くて、
恐らく少しユーミンヒストリーをかじると、荒井由実=アルファ、松任谷由実=東芝EMIってイメージがつくんだと思います。
それでアルファ盤が最初で、東芝EMI盤が後でと勘違いされることがあるのですが、逆ですね。
特にネットが始まる前はユーミンヒストリーへのアクセスってエッセイ「ルージュの伝言」くらいしかなくて、
確かにあれ読むとこういう印象が強くつくと思いますし、それ自体は別に間違ってはいないのですが、
ややこしいことにレコードは東芝EMI盤が先で、アルファ盤が後なんですよね。
このアルファ盤が生まれた経緯や、荒井由実楽曲の権利関係は私を含め業界外の素人にはなかなかややこしいですし、
別にユーミンもレコード会社もファンに説明する筋合いはないので、我々ファンにははっきりとは分からないところがあります。
以下は、恐らくというそうなんじゃないか?という推測ですが、荒井由実=アルファの”アルファ”には当時2つの会社があって、
一つは楽曲そのものの出版を担うアルファミュージック、もう一つは音源を制作して使用する権利を持っているアルファ&アソシェイツという会社、
後者の音源を使ってレコードを生産して発売していたのが東芝EMIという感じではないでしょうか。
松任谷になってからの79年まで荒井由実作品の東芝EMI盤が発売・販売されていました。
79年に「アルファレコード」という東芝EMIと同じレイヤーの、レコードを発売する会社が出来て、
荒井由実作品はそちらから発売されることになります。これがアルファ盤(ALR-)です。
恐らく「アルファレコード」は原盤制作会社(既存)兼レコード会社(新設)みたいな感じだったのではないかと思います。
ちなみに出版社はこのとき「アルファミュージック」から「ケイミュージック」という会社に移っているようです。
以降、荒井由実作品の音源は後の荒井由実ベストの乱発や、「ノイエムジーク」のような当時としては一世一代という感じの
オールタイムベスト企画にまったく収録できなかったことから、ユーミンも東芝EMIも自由に扱えなかったことが伺えます。
(少ないですが例外はあって、荒井&松任谷由実の「ALBUM」は81年に再発されていますし、96年の荒井由実ライヴのビデオには「ひこうき雲」の音源が使用されています。)
一方でコンサートでは松任谷由実になってからも荒井由実作品は歌われていますし、荒井由実ライヴのCD/ビデオは東芝EMIから発売出来ました。
これも一見不思議な話ですが、恐らく作品の使用権と音源の使用権が別物だという事でしょうね。
このあたりはJASRACとかも関わると思うので、なんだかもう一層ややこしそうですね。
詳しく&素人にもわかりやすく説明できる方がいらっしゃいましたら是非おしえてください。
●12月07日 管理人
Dolby Atmos (以下DA) の環境導入を考え始めているのですが、なかなかすっきりとシステムを説明した情報が無いですね。
“素敵なホームオーディオ”的なイメージっぽいものもあるし、機器ごとの細かい仕様を書いた情報はある、でもその間の情報がなかなか見つけられないです。
いろいろ調べたり詳しい方に訊くとだいたいシステム的にはこんな感じでしょうか?
いくつかシステムが考えられますが、⓪は現状の私のシステム。DA2.0chをiPadに落として聴くというのは既にやっています。
AirpodsProではなくBOSEのヘッドフォンで聴いていますが、一度デモでAirpodsProを聴きましたが、あまり大きな違いは感じませんでした。
iPhone買って、耳の周りの写真撮って、パーソナライズしてってすればまた違うのかもしれませんが、さすがにそのためにiPhone要らないし、
やはりDAの5ch以上を導入したいですね。ただしスピーカーで大きな音を出せる環境ではないので、
@のDA対応ヘッドフォン、かなり定位をはっきり出せるものがあると理想的ですが、
意外にもDAのマルチチャネルをデコードできるヘッドフォンシステムが見つからないんですよね。
サラウンドヘッドフォンというのはたくさんありますが、ドルビー旧方式の対応や2MIXの処理する独自方式が多いようです。
Aサウンドバーは比較的リーズナブルで多チャンネル独立してスピーカーが駆動するものもあるようですが、
やはりあのバーで後ろに音を回そうとしたら、そういう位相をいじるような変な処理がされているでしょうし、
何より壁の反射利用するなら、大きな音を出さないといけなさそう。
そこでやはり値は張りますがBのマルチスピーカーかなと思います。
総音量的な物はスピーカー分散されると思うので、音量小さく、デスクトップ周りで愉しめるようなものを構築できないかと思っています。
AV AMPはどうしても各チャネルのプリアウトが欲しいのですが、これが入ると機器が途端に高くなるんですよね。。。
AV AMP使うことを想定して上図を見てると「AppleTV4k要らなくね?」あるいはここは代わりにPC+iTunesじゃダメなのか?と思うのですが、
どうもAppleTV4kでないとDAのマルチチャネルが降ろせないようです。2chなら降ろせるようですが、それじゃ意味ないですし。
「万歳!」のDA版がAmazon Musicのほうに対応してくれればAppleTV4k要らないのですが、Appleと何かインクルーシブがあるんですかね?
AmazonMusic対応ならアプリ内で2MIXとDA2.0chの聴き比べが簡単に出来て面白いと思うのですが。
いやぁ、これちゃんと楽しもうと思うとけっこう金がかかるし、知識もいりますねぇ。上記も間違いがあればすみません。。
なんとなく町の電気屋さんがホーム家電コンサルを始めてる理由が分かるような気がしましたが、
やはりユーザ自身も理解していないとお金を払って提供されたものが正しいのか正しくないのか判断できませんしね。
●11月29日 管理人
「ユーミン万歳!」のDolby Atmos (以下DA) バージョンをかなり良い環境で聴くことが出来ました。
今回聴けたのは5.0ch版です。Dolby Atmosは2ch, 5.0ch, 5.1ch, 5.2ch, ...てな感じで24.1.10chまであるそうで^^;(詳しくは詳しいサイト見てください)
今回はTOA ME-50というモニタ用のスピーカー5台、このスピーカーがフルレンジしっかり再生するのでサブウーハーなしの5.0chです。
Apple TV 4kで受信し、DA対応のプリメインでデコード、このデコードの時に何chでいくのかを選べるようです。
DA2chはこれまでもiPad+ヘッドフォンで聴いていましたが、やはり5.0chはぜんっぜん違いますね。かなり後ろからも音が来ます。
例えば「Call me back」のほぼ終盤、ユーミンの囁く様な ♪書きかけで というコーラスはちゃんと後ろから聴こえます。
恐らくですが、DA2chはそれなりにこれまでの2MIXから大きく違わないように作られているのではないかと思います。
違うのは違うのですが2MIXとして聴けるように配慮されている。
かと言って、5.0chが2MIXっぽさが無いかというと実はそうではなくて、様々な音が後ろからも来るのですが、
ベースやバスドラは方向性なく耳の面で、うーん部屋全体でバンとなる感じで、ここが2MIXっぽい;従来のオーディオっぽいんですよね。
変に空間を作らず、「ユーミン万歳!」らしいちょっと詰まった低域空間なんです。
私は「ユーミン万歳!」のパンパンな低域感はあまり好きではないのですが、
空間オーディオに置いてこのように2MIX感;従来のオーディオ感を残した音場づくりが出来てるのはすごいなと思いました。
これは他のDA音源と比べてもかなりの出来だと思います。スタンダードの一つという感じ。
この ”空間オーディオの新しさと共に従来オーディオ感も兼ね備えてる感じ” は「中央フリーウェイ」がとても素晴らしかったです。
70年代の曲はもともと楽器の分離が良く、近い音で録られてる曲が多いので、こういうのはDAで聴くとなかなか面白いですね。
また、DA5.0chにした場合、センタースピーカーを置くのですが、「万歳!」の多くの曲はここでヴォーカルが再生されています。
ですから、本当にユーミンがすぐそこでマイクに向かっているようですし、他の4chの音量を下げるとアカペラが聴けてしまいます。
これもちろんモノラル音源で、マイクに対する口の遠近がわかるんですよね。これはL/Rでヴォーカル作る2MIXではなかなか表現できないです。
また、新しい気づきだったのは荒井由実時代の曲たとえば「ひこうき雲」なんかは、
このセンタースピーカーだけにしても、ヴォーカルの印象があまり2MIXと印象が変わらないんですね。
オリジナルがL/Rだけなのにヴォーカルをセンターにモノっぽく作り出せている良い例なんじゃないかと思いました。
一方、5.0chにおいてもL/Rでヴォーカルを作ろうとしている曲もあって例えば「緑の町に舞い降りて」なんかがそうですが、
前方にフワーっとヴォーカルが広がった音像になります。このあたりはどのような発想でDAを作るのかという点で面白いですね。
この場合、センターだけにするとヴォーカルが小さくなるというか、どっかに逃げたなって感じになります(笑)
他のアーティストのDAも聴いているとどうやら4タイプくらいに分けられる気がします。
@ リアルを再現したもの。良かったのは宮川彬良&東京フィルの「二人の宇宙戦艦ヤマト」。
ホールの客席側にマイクを何本か立てて、それを再現したようで本当にホールに居るよう。
A マルチ2MIXのサラウンド拡張。あくまである室内に入れた2MIXですという感じ。
然もありなんという感じですが、あるスピーカーや室内を再現できたとしたらそれはそれですごいことです。
B 色んな所から音を出すけど、これまでの2MIXのオーディオの発想でも聴けるよう工夫されたもの。「ユーミン万歳!」はこれですね。
C 徹底的に空間オーディオならではの新しい音場作りに取り組んでいるもの。@の真逆ですね。下手すると空間オーディオのデモ音源みたいになる。
面白かったのはTiësto&Sevennの「BOOM」という曲。もっとポップなジャンルでもこういうのが作られると面白いですね。
⓪ あまり@ABCの方針がない物。ぶっちゃけこれで溢れてますね。とりあえず空間作ってしまった結果、音が四散した感じになっているものが多い気がします。
あとは@っぽいけどマイク置くとこ変じゃない?みたいなの。教授の「Merry Christmas Mr. Lawrence」の「Opus」に入ってるバージョン。
前方L/R広く横の方からもピアノが聴こえて、後ろからペダルを踏む?低い音が聴こえる、、、
これどういう事だろ?と考えると、ピアノの中に居て聴いているような・・・ちょっと変な音像です。
音の真面目さから別にCをやりたいのではなく、あくまで@をやりたいんだと思うのですが・・・。ちなみにDA2.0chをヘッドフォンで聴くと違和感ないです。
またBかつCで上手くやれてる感じがしたのはQUEENの「Another One Bites The Dust」。こういう曲は上手く作りやすそうですね。
簡易な物からでいいのでこの環境欲しいのですが、やはりご近所への騒音考えると悩んでしまいますね。
ヘッドフォンでここまで行けると良いのですが、今のところ全然違います。
ちなみに「ユーミン万歳!」DA5.0ch数曲を自分の耳にマイクを入れてバイノーラル録音をしてみましたが、
マイクがしょぼくて高域が強く録れておらず、低域は固くでイマイチですね。隠し録りみたいな音です。
でも定位はけっこう再現されているように思います。
これも突き詰めたら面白いでしょうね。「ユーミン万歳!“DA5.0chのAIR/ROOM MIX 2.0ch”」みたいなの!
●11月27日 管理人
Journeyの映画館上映が発表されましたね。以前団野さんがGOHさんにお願いしていてと仰っていた第一弾がこれという感じですね。
第二弾、三弾があるかはわかりませんが、ファンの本命はもっと別にありますよねぇ??
映画館は正直、音響が悪いイメージがあって。。。音楽には向かないんですよね。
達郎さんとみゆきさんのをMOVIXのシアターに見に行ったことがありますが、もう低域が過度にモリモリで、というよりはもうボコボコに近い感じ。
達郎さんはFMでかける音源をご自分でマスタリングするくらいですから、映画に関してもかなり音には拘っていたはず。
しかもご自分の映像露出にもかなりセンシティブな方ですから、チェックしつくしてると思うんですよね。
それでも(当たり前と言えば当たり前ですが)各映画館でどんな音で上映されるかまではコントロールできないわけです。
みゆきさんのは昔出した夜会のダイジェストDVDを劇場版にしてましたが、これもMOVIXの音は本当に最悪でした。
冒頭いきなり瀬尾さんが「どうぞお楽しみください」みたいな感じで出てきたのにはウケました。濃いファンは知っていますが、そうでない方は「誰あれ?」ってなったと思う(笑)
同じ場所で「ゴジラ-1.0」を見たのですが、10q先のゴジラの微かな低―い足音、動物が感じる本能的な嫌―な感じの再現は素晴らしいものがありました。
つまりは映画館の音響特性ってそれぐらい低域モリモリなんですよね、たぶん。
そこに低域バッチリ作ってるライヴ音源流したらどうなるかって、ばっちり低域が映画館の音響特性でさらに盛り上がるわけですから、
そりゃ低域最悪になるに決まってます。
今度の映像は4K大画面というのはありますが、絵的には発売されてるBD/DVDと同じだそうで
(・・・大画面なんだからもっと臨場感のある映像に作り変えて欲しいですが)、やはり新しい所は音のほうの5.1ch、
109シネマの音響特性がどうかわかりませんが、どうか環境の良いスタジオのモニタSPでのチェックだけではなく、
実際の映画館の音響システムを通したときOKになるような音で届けてほしいですね。
●11月24日 管理人
先日、NHKで寺尾聰さんのライヴが放送されていました。
寺尾さんも根強いファンの方が多くて、10年ほど前にビルボードで自作中心のライヴがあったのですが(近年はカヴァーが多い)、
指定席2.5万円、自由席2万円みたいな値付けでも、即完売って感じでした。
寺尾さん以外にも井上鑑さん、高水さん、今剛さんとかルックごと有名なミュージシャンを初めて見れて貴重な体験でした。
それで、そうそう聴こうと思ってたんだという感じで81年の名盤中の名盤「リフレクションズ」のLPを聴きました。
聴いたのはオリジナルのETP-90058ですが、これめちゃめちゃ音良い!!神クラスのレコードですね。
いま、CD初期からの聴き比べをしていて思うのは、CDは長らく「高域特性が...」って巷には言われてきましたが、
ハード側(機器)やソフト側(音楽)のエンジニアにとって恐らく課題は低域のほう、その粒立ちとか量感だったのでは?という気がします。
初期のCDは確かに高域が歪みっぽくきちゃないこともあるはあるのですが、LPよりもぜんぜんしっかり出てるんですよね。
逆に低域の粒立ちは悪く、鳴ってはいるけど量感に乏しい感じ。そう思って音量上げると高域がうるさいんですよね。
今のCDや配信はこの低域の再現とか演出技術の進化が素晴らしく、音だけで言うならちょっとしたLPでは歯が立たない感じもします。
なので(行為としての愉しみは置いておいて)音としてLPを聴くなら、
やはり「LPならではの何か」を持ってる盤でないとって最近思うようになりました。
この「リフレクションズ」LPはもちろんその何かを持っていて、CDだとすごくエッジありきの印象になるのですが、
LPだとそこがどうしても弱い分、エッジに頼らず低域の粒立ちを出せるかと(絵で言うと線を描かずにエッジを表現できるかみたいな)、
背景的に心地よく響かせられるか、響きを残すんだけどヌケが良いかみたいな、そういうところがその何かになってきて、
そこがこのLPは素晴らしいと思います。特にB面すごすぎですね。
また内周曲もぜんぜん歪みません。寺尾さんの声がそもそも内周歪みっぽい声ではありますが(笑)
いやいや、たぶん「ルビーの指環」も「SASURAI」もパッと聴いてわかるほどには歪んでないと思います。
今はLP刻む機械もデジタルで、刻む前に「この先こんな波形刻むよ」という情報が来るそうで、
それ元にコンピュータ制御である程度歪ませないようにカットすることが出来るそうですが、当時はどうだったんでしょうね?
盤見ると、真ん中ぎりぎりまで演奏面が広く刻まれています。
この音も含めてこの作品のトータルアルバムっぷりはすごいですね。
別に無理やり繋げなくてもいいのですが、ユーミンつながりだとこの「リフレクションズ」の素晴らしい音のエンジニアは
東芝EMIの蜂屋さんで、松任谷初期の「ALBUM」「紅雀」「流線形’80」にクレジットされています。
「紅雀」のLPはものすごく音が悪いので、あれなんですが、、
同時期に出たオムニバス盤「フィメールボーカル」に収録された「ランドリーゲイトの想い出」はめちゃめちゃ良い音ですし、
85年の青帯CDもそれなりに音が良いので、きっと2MIX直後の音源は良い音なんでしょう。
2005年のサンレコにインタビューが載っていますが、マルチ録音の黎明期から携われているまさに匠と言う感じですね。
このインタビュー当時は斉藤和義やGO!GO!7188も手掛けられっていたそうでちょっと意外でしたが
「若いアーティストと一緒に新しいことに挑戦してみますね」と仰っていますね。
(誌面への直リンク:サンレコアーカイブスは1000円/月くらいで過去500冊が読み放題です)
私が思う蜂屋さん時代のユーミンのベストトラックは「遠い旅路」で、同じ表現になりますがめちゃめちゃ音良いと思います。
「ALBUM」自体が全体的に音が良いのですが(ただしB面4,5曲目はなぜか音悪い)特に「遠い旅路」は各楽器の特にドラムの立ちが良いですし、
この頃のユーミンは高いところで声を張ったり多重になると耳が痛いような音で録音されていたりもするのですが、この曲は違いますね。
サビなんかユーミンはけっこう攻めで歌ってますし、録音もそれに応えてけっこう突っ込んでる感じなのですが、
破綻した感じは無くて、良い感じにちょっとディストーションかかってて迫力ある声になっています。
けっこう詞がきついのですが音的にもガツガツ来る感じのユーミンには珍しいタイプの曲なのかもしれません。
「ALBUM」はLPしかないので、後のデジタル音源の「遠い旅路」に比べるとやはり高域が甘いのですが、
中域低域がしっかりしていてもうぜんぜん不満は無いですね。声なんかは高域甘くてもオケに馴染んでいてそれはそれで良いと思えます。
とにかく音が良いので「Yuming Sweets」なんか音が良いイメージがないのですが、この曲は良いですね。
逆に低域が貧弱ですが、中域高域がしっかりしてるのでやはりそれはそれでよいという感じ。
7”どうなんだろう?と思って聴いたのですがデジタル音源に負けないくらい高域が伸びていて、低域もアナログっぽくしっかりとしている。
ただ、歪むんですよね、恐らく内周歪み。あるいはあまりちゃんと高域を落としてカットできていないのかも。
針を細いのに変えれば低減するのかもしれませんが、普段7”は聴かないので、そのためにカートリッジ変えるのものなぁ・・・
でもこの歪みさえなければかなり良い音のはず。
・・・実は「遠い旅路」はもう1形態:12”45回転ってのがあって、シングルPR用のオムニバス・プロモオンリー盤(PRT-8086)です。
これはハイファイセットやダウンタウン、アリスとの合同PR盤みたいなもので、各アーティスト2曲、片面4曲ずつ収録されています。
ユーミンは遠い旅路/ナビゲイターが3曲目4曲目に入ってます。これ盤には33 1/3rpmって書いてあるのですが、実は45回転です。
こいつが全部持ってる感じで、つまりは、アナログの心地よい低域感、45回転の高域の伸び(特にヴォーカルが良い)を備えていて
しかも12”なのでRが緩いせいか7”のような歪みなし。「ナビゲイター」なんかは7”の範囲にかかっては来るのですがやはりそんなに歪みなしです。
少し低域感は7”より劣るのですが、ベストな感じですね。
「フィメールボーカル」シリーズといい、この「オムニバスにベスト音源入れる」のやめてほしいですけどね(笑)
もういっこ寺尾さんネタというか「リフレクションズ」ネタですが、
ディレクターが東芝EMIの武藤さんという方で、このヒットの仕掛け人だそうですが、ヒットまでの経緯が面白いのです。
寺尾さんはグループサウンズ時代は歌われていたのですが、この当時は既に俳優さんだったようで、
おそらくほぼほぼ完全なリバイバル、しかもあんまり期待されていないリバイバルだったんだと思います。
それを日本記録塗り替えた160万枚のヒットにもっていったのですからすごい話です(これはCD時代の「LOVE WARS」が抜けなかった数字です)。
前年の80年からシングル4枚を切っていって(最後があの「ルビーの指環」)、最後にアルバムドカンという感じ。
きっといろいろ狙いや策、そして想いがあったと思うのですが、こういうのはそのうちプロジェクトXとかで詳しくやって欲しいですね。
で、今回「ひこうき雲」のLP引っ張り出して気付いたのですが、たぶん同じ方だと思うのですが武藤さんがクレジットされてるんですね。
でも、初回の「ALFA」ジャケには記載が無くて、79年以降のアルファレコード時代のジャケットからもまた削られている、
その後01年の東芝EMIからのCDジャケットで復活みたいな。13年盤の中ジャケでは削られてますが、表には書いてるのでこれはただのミスでしょう。
理由は分かりませんが、ユーミンはごく最近まで、ユーミン側とレコード会社側と2名のディレクターで制作を引っ張っていたようなので、
レコード会社側のディレクターがクレジットされていること自体は自然なことだと思います。
それに「ひこうき雲」はけっこうクレジットもジャケットのデザイン担ってるような図案なので、出したり引っ込めたりするのは
不自然というかなんか作為的だなぁと思いますね。
東芝EMIの方をアルファ発売のレコードに載せれなかったとか、あるいは「ひこうき雲」の時点ではあまり原盤制作にレコード会社が関わってない?とかでしょうか。
「ひこうき雲」はジャケネタがいろいろ出てきますね。
と、いうことでCDお持ちの方も是非LPで「リフレクションズ」聴いてみてください。大ヒット作なので中古盤安いと思います。
●11月18日 管理人
松任谷時代のマスタリング聴き比べが数曲ずつ摘まんでではあるのですが一通り終わったので、いよいよ荒井由実作品に行こうと思っています。
荒井由実時代はまだポン出しDBになってないので、LPの録音やCDの取り込みからしなくてはいけないのですが、
対象音源が松任谷初期よりもやや多いんですよね。「ひこうき雲」を除いては、LP1種、CD4種、配信3種、
これにシングルともはや5枚目のオリジナルって感じで再発され続けてきた「ユーミンブランド」があります。
今は「ひこうき雲」を取り込みつつ聴いていますが、オリジナルのLPがなかなか良い音で印象を改めています。
私がメインで聴いてきたのは87年盤を録音したテープと01年盤CDでしたが、どちらもそこまで良い音と言う印象はありませんでした。
このへんのCDよりは幾分ヌケが良くてベースやタムの響きが豊かなんですよね。荒井時代の薄い編成で楽器を聴く余裕がある音に置いて、
ここが豊かなのは聴いていてかなり心地よいです。
「ひこうき雲」はいろいろ曰くつきですが、今回ETP-9083を引っ張り出してきて初めて知ったのですが、
普通の厚みのLPと薄いペラペラのLPとが存在します。何枚かあったので調べて見ると下表のようになっていました。
型番 |
盤 |
ジャケット |
帯 |
|||||||||
盤厚 |
A面 |
B面 |
||||||||||
刻印1 |
刻印2 |
刻印3 |
刻印4 |
刻印5 |
刻印6 |
刻印7 |
形態 |
ALFA |
背誤字 |
|||
ETP-9083 |
厚 |
ETP-9083-A |
2S |
3? |
4 3-Z6W |
ETP-9083-B |
2S 2 |
11 |
W |
なし |
実 |
(帯紛失) |
ETP-9083 |
薄 |
ETP-9083-A |
2S |
?3 |
4-ZW |
ETP-9083-B |
2S 2 |
12 |
W |
なし |
実 |
銀 補填票 |
ETP-9083 |
薄 |
ETP-9083-A |
2S |
13 |
5BA-2W1W-2W |
ETP-9083-B |
2S 2 |
1 |
W |
なし |
実 |
銀 |
ETP-72051 |
薄 |
ETP-9083-A |
2S |
22 |
5-7w |
ETP-9083-B |
2S 2 |
2 1 |
W |
なし |
実 |
黒 |
ETP-72051 |
厚 |
ETP-9083-A |
2S |
00 |
5-Z |
ETP-9083-B |
3S 2 |
13 |
S |
なし |
実 |
黒 |
ETP-50051 |
厚 |
ETP-9083-A |
2S3 |
1G |
9-6 |
ETP-9083-B |
4S |
21 |
S |
なし |
実 |
なし |
盤厚という言葉があるのかはわかりませんが、2列目に厚/薄で書いてみました。
刻印が何を示しているのかはわかりませんが、東芝EMIのことはビートルズマニアに聞け!ということでこちらのブログによると、
刻印4からプレス時期が分かるそうで、詳しい説明はリンク先参照という事で結果だけ書くと、
73年12月は厚い(通常の)盤、74年12月〜75年7月は薄い盤、75年12月には厚い(通常の)盤に戻っているようです。
この時期、オイルショックがあったのでこれはもしかしたら「ひこうき雲」に限らない話かもしれません。
音は聴いてみましたが私の環境と耳では違いはありませんでした。WAVにしてみましたが、データ的にも大きな違いはありません。
(ちなみに初期の9083と79年の50051も私には同じように聴こえます。)
当サイトとしては、こういう生産都合で発生している違いはあまり扱いたくないと思っていて、本当は原盤のところまでに留めたいのですが、
なんせ我々は原盤聴けませんし、生産を得た商品しか聴けないのでそうもいかないところはあります。
また13年発売の40周年記念盤のLPに初めて針を落としたのですが、やはり「ひこうき雲」の中ではなかなか異色の音ですね。
楽器がはっきりと前面にある感じがこの時期の音の魅力ですが、それを空間配置するということに挑戦した感じ。
でもしっかりした静謐と言う感じの美しい音です。ベースの柔らかで低い響きを聴かせる余裕のある音ですね。
ついでにS/Nも良い、とにかく無音部が静かです。ちなみに19年配信がけっこう近い音です。
マスタリングはバーニー・グランドマンですが、やはりマスタリング〜カッティングをやってきたエンジニアなので、
かなり制御できているというか、狙い通りの音になっている気がします。もちろん狙いは知りませんが音にそういう説得力がある。
レコードって刻んだ後の音をモニタしたいと思っても、刻まないと出来ないでしょうから狙い通りの音にするのが難しいと思います。
彼が2018年以降にやってる大貫妙子さんのRCA〜MIDI時代のリマスターLPシリーズも滅茶苦茶音良くて、
ソフト(原盤)としても良いと思うし、ハードとしても良い。別に掃除とかしなくても、静電気やほこりがあっても、
普通の丸針でそのまま聴いても、無音部は静かで、ホーンが割れることもなく、隙間があってタムやベースが豊かで。
これはバーニーさんがすごいのか、プレスしてるSONYの国内工場がすごいのかはわかりませんが、とにかく良質と言えると思います。
今のところ「ロマンティーク」「アヴァンチュール」「カミンスーン」の3枚しか聴いていませんが、
そろそろ売り切れが目立ってきてるので全部集めようか迷ってしまいます。
バーニーさんは巨匠と言う感じですが、逆に若いエンジニアの作品でしかもニューミュージック系で良かったのが
五輪真弓さんの「恋人よ」の2020年再発LP。ステレオサウンド社の通販サイトでのみ販売しているLPです。
五輪さんは生粋のCBSソニーのアーティストなので、ソニーが企画して一般流通させても良さそうなのですが、
ステレオサウンド社が企画して、原盤をわざわざソニーから出してもらって外部のスタジオで作ったようです。
松下真也さんという若いエンジニア(2020年当時で30代)がラッカー盤制作までをされていて、
シックだけれど勢いのある、若き日の脂ののった五輪真弓って感じの音に仕上げられています。
S/N良く、内周の「わたしの気持ちも知らないで」も「愛の蜃気楼」もまったく歪まない。音のたっぷり感も外周だと言われても信じるくらい。
私が買った盤はどうしても取り切れない小さなノイズがあるはあるのですが、
やはりタムとベースが近くて良い音で、曲は渋いのですが聴いているととてもテンションが上がります(笑)
今サイト見たらバーゲンで5,500円が3,300円になってますね。
ユーミンの盤も再発するならこのへんのレベルのを期待しますね。お金かかるのでちょっと止めてほしい気もしますが・・・。
●11月16日 管理人
定期的に新しいユーミン情報が出てきて有難いのですが新曲「小鳥曜日」がオンエアされました。
詞が先にネットに出ていて「谷山浩子みたい」って感想が書かれていたのですが、実際に曲を聴いてみたら、
イントロのオルゴールからもう不思議な、、、やっぱり、アスファルトからたんぽぽ生えてきそうな感じですね(笑)
あの展示の空間も良さそうで、昔みゆきさんの夜会に彼女が参加した回をちょっと思い出しました。
槲の樹の「影」って役があって、狂言師の方が演じていたのですが、彼がぐるーっと時計回りしたり、逆回りしたりして詩を読むという、
それで逆回りすると、陽の光が床の下から上に向いて差したりと、あの回はなかなか面白い演出でした。
たぶん正式に発表されていなかったと思うのですが、少し前の「LET’S GET IT STARTED!」も含めて
AIのヴォーカルだってのがもう定説になっている感じで・・・やっぱちょっと変な音なんでそうじゃないかと思いますよね。
ユーミンはずっと加工ヴォーカルでやってきたところもあって、AI使ったとしても私はそこまで気にはならないと思うのですが、
あの出始めのmp3みたいな音で完成とするならばイヤだなぁ。。。シュルシュルっとしたエッジが脆く綻んだような音。
今もmp3でもAACでもだいたい96kbps以下に圧縮するとシュルっと綻んだ音になりますが、そんな感じです。
もうユーミンに似てるかどうかとかそれ以前の、あの音質でいいのかという問題な気がしますけどね。
インスタにAIでレコードジャケット動かす動画を上げてる方がいますが(「悲しいほどお天気」のユーミンが動いてました)
あれも絵的にエッジが崩れていて、今のヴォーカルってなんだかあのレベルの出来なんですよね。。。
初音ミクは先輩すぎるし、何かをマネする必要がないので比べるのは酷かもしれませんが、
ああいうのを聴くと今の時代もうちょっと自然に作れるんじゃないか?と思ってしまうのです。
やはりユーミンにするというのが難しい所なんでしょうか。
今は世界中のピンのアウトプットを簡単に見れてしまうのでつい高望みしてしまいますが、一見たいしたことなくても、
苗場のドローン群舞のようにけっこう難しい条件下で行われていることもあるかもしれません(詳しくはFC会報に掲載されています)。
ユーミンAIにもそういう難条件があるのかもしれませんね。
私は専門家ではないので理解しきれませんが「Call me back」の時点での東大のプレスリリースを見ると、
難点はAIに学習させるにはユーミンの声の情報が少なすぎるというところでしょうね。
普通、学習に使うデータの数はたとえば写真ならカメラで秒何十枚それを1年2年集めるとかそういうオーダーだと思うのですが、
ユーミンの過去の歌声は限られており、もちろん自動的に増やすこともできないので、そもそも学習には全然足らないのでしょう。
そこで、どうやらユーミンの声は使いつつも、歌詞やテキストから歌声にするためのデータは、
ユーミン以外の人間の大勢のデータを使って学習させているように読めます。
もしそうだとすると、AIがアウトするのはユーミンではなく、その他大勢の平均的な歌声になるように思うので、
果たしてそれでユーミンに似るのか?と思う反面、その割にはよくあそこまで似せたなぁとも思います。
AI使うことそのものを目的にはしたりはしないとは思うのですが、今の出来上がりが限界なら見合った道具として使ってほしいですね。
壊れた何かとか、生まれ始めの何かとか、「時のないホテル」のヴォーカルみたいな、演出としてぴったり来る加工をしてほしい。
あれが本当にAIだとして「Call me back」からの進化速度を考えると、聴けるところまでいくのにまだ何年もかかりそうです。
それまでアルバム待ちだったらきついですねぇ、、普通にユーミンが歌って、AIは時々その進化を聴かせていただけたらって思います。
指数関数的に進化してくれたら良いですけどね。
ちなみに「小鳥曜日」はYuming Chordのほか、正隆さんの番組の方でも放送されていますが、
ラジコで聴く限りは正隆さんの番組のほうが音質良いですよ。Yuming Chordは今週のはちょっとAMっぽい音です。
●11月10日 管理人
ユーミンファンはツアー日程を見るのが好きだと思うのですが(って一部のマニアな方だけですかね)、
YOASOBIのホールツアー日程がなかなか面白いです。
あえて大都市を外しているのでちょっと奇をてらった感じではあるのですが、津3DAYSとか和歌山3DAYSとか聞いたことない(笑)
若手の人気者はホールツアーすると需>>給になっちゃうので、ちょっと人気が落ち着いてからホールツアーするという感じがありますが、
人気があるときにこういう日程組むのはなかなか面白いですね。人気があるからこそ出来るんでしょうけど。
ユーミンのコンサート日程で面白いのは?というとやはり荒井由実時代の苦節1年とか2年とかその頃ですね。
全国ツアーというよりはある地方を何か所かぐるっと廻って帰って来るみたいな。
当時は今ほど交通の便も良くないイメージですが、みなコンサートくらいでは我が町からあまり動かなかったんですかね??
ライブハウス的な物も少なかったのか、ガチの地方都市でも市民会館規模でやってるんですよね。
九州だと福岡周辺の大川、大牟田、久留米、小倉とか、三重だけで伊賀上野、津、四日市って廻ったり。果たして埋まったんでしょうか??
また、松任谷初期の青森と八戸と五所川原とか、長崎と佐世保とか、山形と鶴岡とかもなんだか違和感ある日程です。
この時期、動員に苦労していたそうですが、なぜ地方の比較的近い都市でこういうふうに組んだのかは謎ですね。
完売しそうだから追加したとかでしょうか?入るんならどんどんやろうみたいな。
(まぁ東京でも中野サンプラザと渋公とかは謎ですが、縄張りが違ってうちのシマでもやれ!とかそういう事でしょうか^^;)
この時期以降は地方とは言っても県庁所在地規模の街がほとんどなのでそこまで面白いのは無いのですが、
フローズンローゼスのツアー日程見たときはちょっと面白かったですね。主要都市の同じ会場名がどどどと並んでいて。
90年代もホールはやってましたが主要動員はアリーナで得ていたので、オールホールツアーやるとこういう日程になるんだ!って。
今は交通の便も良いうえに人口減少で、一般論としては地方の市民会館を埋めるというのはなかなか難しいことだと思います。
一度、演歌のスターの動員力ってすごいなと思ったことがあって、たしか氷川きよしさんだったと思うのですが、
高松やって、松山やって(この2都市はユーミンも廻りますが)その間に新居浜っていう日程を現地新聞で見ました。
しかもたしか各所昼夜2回公演やってて、動員率は知りませんがこういう日程組むんだからやはり入る算段なんでしょうね。
うそらじお聴くと、今年のアルバムはリリースは早々に諦められていたようなので、次のツアー日程発表はまだしばらく先のようですね。
●10月25日 管理人
ここの読者の方は既にご存じかとは思うのですが、今ヤフオクに「命の花」の8cmCDが出てますね!
たぶん、ユーミンアイテムで一番レアなんじゃないでしょうか。
「命の花」についていろいろ書いてみようと思います。シングルのページがすでにあるのですが、こちらにはもうちょっとイイカゲンな情報も含めて。
レア盤に至った経緯は95年1月の阪神大震災でした。
先日台湾盤サントラの話を書きましたが、TBS「私の運命」というドラマの主題歌で、
このドラマは2クール通しで放送された当時としては珍しいドラマでした。
94年秋からの主題歌は「砂の惑星」、1月から「命の花」ということでユーミンが2曲も書き下ろしたわけです。
95年2月20日に発売日が設定されていました。
ラジオオンエアは年明けのANNで先行してかけて、恐らくPR解禁日に設定されていた1月17日に震災が起こり、
夕方にはTBSもニッポン放送も自粛を決めていたようです。1週間後の23日に発売延期が決まりました。
当時は今ほど情報を簡単に入手できなかったので、その後音沙汰なく、なんとなく中止になったんだろうなという認識でしたね。
当時のルーティンから考えると、年末恒例のニューアルバム発売直後に新曲と言うのは珍しく、
この曲は一応は「THE DANCING SUN」完パケ後の10月後半から作り始め、11月半ばにレコーディングスタート、12月初旬に歌入れと
めちゃめちゃ急ピッチですね。Yナンバーは、Y-1ではなくアルバムからの通しでY-12だったようです。
(Yナンバーは確固たる定義は無いようですが、正隆さんがベーシックトラック作り始めた順序で番号が振られるようです)。
発売予定の8cmCDは1月半ばにはプレスされていたようで、ユーミンが御殿場工場を見学する企画がANNで放送されていました。
当時シングルが100万枚以上売れていたので、一旦はものすごい数、この世に生まれてたと思います。
その後は上に書いた通り発売予定日の1か月前、1月23日に延期が決まり、その後どうしたかは分かりませんが、大量廃棄したんでしょうね。
ちなみに95年11月発売の次のシングル「輪舞曲」が「命の花」で予定していた型番を使用しています。
普通、CDの発売にあたっては2種類の非売品先行盤が配布されます。
1つはプロモオンリー盤と呼んでいた宣伝のみに作られるCDが、メディアに対し少数配布されます。
この時は「命の花」「砂の惑星」の2曲入り12cmCDがPRT-0560がという型番でつくられています。
他には簡易なインデックスでしたが、カセットも作られています。
実は7”も作られているのですが、当時アナログかけてた局はもうなかったと思うので、これはPR盤と言うよりはノベルティ的なものだったんでしょうね。
もう1つは販売品と全く同じ見本品がこれは店舗レベルで大量配布されていました。
この非売品が販売品と違うのは恐らく後乗せでディスクの中央の透明なところに「SAMPLE」とか「非売品」とか印刷されているところです。
この時はどうだったかというと、おそらくこの見本盤が配布される前に延期が決定したものと思われます。
見本盤は割とアクセスが容易で、中古屋にも出回りますし「おじさんがレコード会社に勤めていて」みたいな縁でも容易に手に入ったりしていました。
「命の花」はそんなはずの見本盤がまったく流通していないのです。
上記からレア度が決まって来るのですが、12cmプロモ盤は劇レアかと言うとそうでもない感じがします。
確かに他のシングルのプロモ盤と比べるとレアなのですが、この25年でヤフオクに延べるとですが3年に1回くらいは出てるのではないでしょうか。
高くても数万円というイメージです。
8cmCDがどうかと言うと、私の記憶では2001年に出て以来ですね。あの時は40万円まで行ったと思います。
その後、2002年にディスクだけ出たことはありますが、まぁ今回ざっと約25年ぶり!という感じですね。
もちろんずっと見張ってるわけではないので私が知らないのもあるかもしれません。
今回のは見本盤ではないですが、上記の通りCDの見本は後から刻印するだけなので、見本盤をそもそも作っていないかもしれません。
2001年の時も見本盤ではありませんでした。
今回、何で出てるのかは謎ですが、記念に何枚か配ってるんでしょうね。松宮アナが貰ったと当時仰ってたと思います。
工員の方とかが勿体ないからと言って貰って帰ったりしてないんでしょうかね?さすがに大手の工場だから無いか。。。
そんなわけでユーミンのレア盤としては最高峰じゃないでしょうか。
例えば1点物の「ユーミンが鼻歌で歌った命の花のカセット」とかがあれば、この8cmCDよりもレアですが、
何十万も払って欲しいかと言うとそうでもないですよね?何かしら「欲しい枠」というのがあって、その枠内の最高峰という感じです。
価値は幾らか?というと、次出るのが25年後だとしたら、もう幾らでも払える気がします^^;
貯金のしかたにもよりますが、例えば40万円だったとして、3年前や5年前に支払った40万円が預金から消えていることを、
「本当ならあと40万円あったのに・・・」って悔やむことってあんまりないですよね。
払った直後はやっちまった感あっても、そんなのすぐに何でもなくなるような気がします。
むしろその3年、5年、10年と毎日手元で「命の花」が輝き続けることで儲け出てるかも・・・。
一方で怖いのは高額なだけに、本当にやり取りが納得する形で成立するのか?ということです。
出品者がちゃんと対応してくれるのか、汚れや壊れがあったときどうするのか?高額なだけに対応はかなりのストレスです。
また、闇バイトが世間を騒がせていますが、ヤフオク!って落札者の個人情報をわりと追いやすいんですよね。
ニュースに出ている事件が数万円の犯行だったりするので、40万円のCDが移動したってのが分かるのが怖いです。
CDそのものに40万円の価値があることもですが、それを支払えるヤツだということがバレたら怖いですよね。
出品者が良い人でも、悪い第三者が履歴を見てダミーアプローチするかもしれません。
今は2001年と違ってSNSですぐ情報は出回りますし、ネットのモラルはあの頃より酷い状況です。
今回、表も裏も中も(私は中は初めて見ました)写真が掲載されているので、それで満足かなと言う気もします。
幾らまで行くのか楽しみですし、その額は新たなユーミン伝説の一つになってくれるかもしれませんね。
10月26日 管理人
先ほど終わりましたが、88万6,288円 !!
開始価格が5.8万円、入札したのは6人で、次点から順番に88.5万円、80万円、57万円、30万円、20万円。
こういうのが今後このアイテムの流通の活性化になると良いのですが(あと5枚出しても最低20万円で売れそうですよね)、
まぁ過去を見ると今後も出てこないんでしょうね。
●10月21日 管理人
念願かなってスピーカーからレコードを聴く機会がありました。
ターンテーブル: Technics SL-1200、カートリッジ: DENON DL-103、PhonoEQ: TEAC PE-505、CDプレーヤー: DENON DCD-A100
そしてモニタスピーカは今のところ知る人ぞ知るTOA ME-50FS。
既に下の方でも紹介している
LP: 角田健一ビッグバンド「MIXER’S LAB SOUND SERIES Vol.4」(SSAR-10、制作:ミキサーズラボ、販売:ステレオサウンド)
CD: 角田健一ビッグバンド「BIG BAND SUPREME 〜華麗なるビッグバンドサウンド〜」(WPCL-13559、制作:ミキサーズラボ、販売:ワーナーミュージック・ジャパン)
を聴き比べました。この2つは同じプリマスターです(もちろん全く同じかどうかは制作者ではないのでわかりませんが)。
やはりヘッドフォンリスニングに対し、スピーカーの場合は完全に音が前方に定位するところが全然違いますが(ヘッドフォンは頭の中に定位する)、
ヘッドフォンで感じていた両者の違いはスピーカーでもはっきり出ていました。低域が全然違います。もはやCDで聴く意味がないくらい。
全体的な圧も違いますね。スピーカーを物理的に動かす力が違うというか、、、ということは電力が違うわけですが、
たとえ波形上の電圧が同じであったとしても、電流が違うんでしょうね。このへんのメカニズムは興味あるところです。
(まぁユーミンの18年配信と19年ハイレゾ配信のように、マスター音源がそもそも違っているという事もあり得ますが)
もちろんユーミンの「埠頭を渡る風」オリジナルLP、行方バージョンLP、GOHバージョンLPの聴き比べもしました。
オリジナルは甲高くてちょっとレトロ、チープな感じがしました、ヘッドフォンで聴いてた時はそうは思わなかったのですが・・・。
行方版は期待通りで甲高さがなく、低域たっぷりで、ボリューム上げ過ぎるとスピーカーが破綻しかねない感じ、
GOH版は面で来る感じで迫力はあるけど、音の実体は掴みにくい感じがしました。
それからこれも念願かなって万歳!のDolbyAtmosも7.1chのセットで聴くことが出来ました。
ただし、音楽聴く用のセッティングではなくてゲーム用だったので、結構広めにスピーカーが配置されていました。
これも「埠頭を渡る風」を聴きましたが、スピーカーセットの外側から面でヴォーカルが来る感じが面白かったです。
万歳!のDolby Atmos音源はヴォーカルがしっかりセンタースピーカーに振られているんですね。
やはりDolby Atmos 2chのヘッドフォンリスニングでは味わえない感じでしたね。
「翳りゆく部屋」なんかはスピーカーのロケーションが広いので、タムが空間を左右に飛ぶ感じが面白かったです。
これは安いセットでも良いので、環境作ってみようかなぁと思い始めました。
マルチスピーカーからの再生を(グレーですが)バイノーラル録音すれば、
またDolby Atmos 2chとは異なる音像をヘッドフォンでも楽しめるなとワクワクします。
どこか環境を提供してくれる施設があると良いのですが、なかなかAppleMusicの提供までは難しいでしょうね。
●10月10日 管理人
いやぁ、究極のLPに出会ってしまったかもしれない。
と言っても中高生時代を省くと、私がLPをじっくり聴き始めたのは万歳!LPのアナウンスがあった3月からなので、
全然歴は短いですし、知ってる盤もわずかですが・・・。
これ!
角田健一ビッグバンド「MIXER’S LAB SOUND SERIES Vol.4」(SSAR-10、制作:ミキサーズラボ、販売:ステレオサウンド)
ステレオサウンドの通販サイトから買えます。Amazonや楽天ブックスには出していないようですね。
出会いは先日のシンガポールで、中古屋で店主さんが聴かれていて、一発でこれはすごい!と思いました。
価格聴いたら160SGD(16,000円くらい)でテレサテンの10万円見た後だったので勢いで買いそうになったのですが、
盤出してもらってよく見たら夏に出たばかりの日本盤で「落ち着け落ち着け絶対日本で買った方が安いだろう」と思いとどまりました。
定価が11,000円なので元から高額ですが、相応の価値ありだと私は思います。
レコーディングとミックス内沼さん、カッティング北村さん、プロデュースも内沼さんですから、エンジニアによるプロデュース作品です。
解説を読むと、レコーディングはデジタルで行っているものの、アナログ卓でミックスするためにD/Aされた後は、
1度もデジタル過程を通さず、アナログのハーフインチマスターからダイレクトにカッティングされているそう。
カッティングマシンにデジタルで渡さないというのは今ではめちゃめちゃレアなことで、技術的にはかなりハードルが高いようですね。
レコードの質をソフト的な要素(音楽そのもの)とハード的な要素(ノイズがないとか、内周歪みがないとか)に分けるとすると、
・・・これ切り分けれないのですが、無理やり分けるとすると、
ソフト的にはもう躍動感がすごい!ドラムやベースの倍音感というか弦っぽい響きですよね、それがすごい。
それから中高域はホーン系が重なっても分離が良くまったく割れない。内周に行っても割れない。
高音もきつくなくて、とてもシルキーというか錫やハンダなんかの解けた金属見てるような感じ。
うちのプレーヤーは別に高級機でもないですし、太い丸針で聴いていますが、とにかくきれいな音です。
ここまでLPに音刻めるのか、そしてうちの環境でもここまで取り出せるのかと本当にびっくりします。
ハード的にはジャケから出したまんまでかけましたが、走行音が静かでまったくプチプチもザァザァも言わない。
細かい埃は乗っているし、ベルベットが滑らないくらい盤は滑らかではないのですが(静電気も少々あるのかも)、
まったくと言ってしまっていいほど音に問題なし。内周の音割れもなく、とてもレコードかけてるとは思えないくらい。
普段、Jazzのビッグバンドなんて聴かないのですが、これは音の良さだけで50分聴けてしまいます。
レコード(アナログ盤)というのはすごい技術だなと改めて思いました。
この作品、まったく同じ曲のCD/SACDハイブリッド盤が「Big Band Supreme」(ワーナー:WPCL-13559)というタイトルで先に販売され、
AmazonMusicではULTRA HD (24bit/96kHz)が配信されています。
更にe-onkyoでは24bit/384kHz!!!のfracが配信されてます。ミックス後の素材まんまのノンマスタリングファイルだそうな。
絶対「LPらしさって何か?」を確かめるのにうってつけの聴き比べができるぞ!と思って、聴いてみました。
まず「Sing Sing Sing」の出だしのドラムですが、LPは低域に独特のボイーンとした響きがあって、
これはダブつきとかボケにも聴こえるのですが、なんとも心地よいし立体感を感じるんですよね。
配信はここがあるようで無いんですよね、無駄がないというか。
それから配信は例えば「エルクバンチェロ」のラッパがキツい。過度なミックスとかではないのですが、LPと比べるとキツい。
LPはここが柔らかいですし、やはり低域の響き感が良い。
この低域感を配信でも確かめようとボリューム上げると、変な言い方ですがラッパのボリュームもちゃんと上がるので、
うるさくでボリュームが上げれないんですよね。LPはボリューム上げてもあまりラッパがきつくならない。
もちろんボリュームは上がってるのですが、耳にキツくは無いんですよね。
これも配信は全帯域ちゃんとボリュームに応答してる感じがするのですが、逆にそこが仇になるというか。
程良さが結局いちばん有難いという、なんか人間関係のようでもありますね。
CDはLP独特の低域感の無さがより顕著かもしれません。
もちろん低域が無いわけではないですが、LPのような響きというか厚みが感じられないです。
そしてやはり高域はきついです。きついというか目立つんですよね。
これを聴くとLPのほうが音が良いと言わざるを得ないのですね。低域の響き感が心地よく聴き続けたくなる音です。
響きが残るという事は倍音成分があり、これがLP独特なんでしょうね。
どこが違っているかについてはいろいろ試してみるのですが、例えば、
CDの高域がきついからと言って、LPFを使って高域を落としてゆくとLPと同じになるかと言うとなりませんし、
EQでCDの低域を上げるとLPと同じになるかと言うとやはりなりません。
また、よく超可聴域のことが言われますが、逆にLPの超可聴域をLPFで落として行っても、
極端に変わるかと言うと変わりませんし、CDと同じ音になったりはしません。
(ただ、私の環境はiPadに取り込んでBTでヘッドフォンに飛ばして聴いているので、完全なアナログ環境で聴いてみてどうかはわかりませんけどね。
少なくともこの環境では24bit/96kHzのWAVと320kbps/48kHzのAACに大きな違いは感じられないです。)
恐らくは単純な周波数の違いではなくLPのカッティング化ピックアップの過程で、
元のマスターには無い倍音が可聴域の範囲にも入り込んでしまう感じでしょうか・・・
だから元のマスターを完全再現してもLPっぽくはならないのではないかと思います。
いちお、ユーミンサイトなんで言うと、ユーミンのLPでこれに勝てるのは1枚もないですね。。。
もちろん音楽としてではなく、音質として勝てないという意味です。
ジャンルが違うし、音で何を再現させたいかも違うでしょうから、あまり同じ土俵ではないのかもしれませんが。
例えば「REBORN〜太陽よ止まって」なんかはビッグバンドっぽいアレンジで、45回転のLPが出ていますが、
聴き比べてしまうとすごくコンプっぽい音なんですよね、べったり前面に張り付いたような(でも別に単体で聴くと悪くはありません。)
これも歌や、アルバムの他の曲との兼ね合いもあるでしょうから、この曲の演奏だけやたら生々しくは出来ないという
プリマスタリング段階、ソフト段階での制約はあってこういう音になってるのかもしれません。
強いて言えば「フィメール・ボーカルシリーズvol.8」の「キャサリン」なんかはかなりこのMIXER’S LAB作品に近い音だと思います。
低域にボイーンとした響きがあり、ホーンの分離は良いけど”融けた金属”的な滑らかさがあってうるさくない。
あれもエンジニアによるプロデュース盤でしたが、私が思うユーミンのレコード音源で今のところ1番ですね。
万歳!LPはもう十分売り切ったと思うので言うと、私にはソフト的にもハード的にもイマイチでした。
(箱の造りとかノベルティーとしては、とても満足度の高い作品だったと思います。)
低域は盛ってあるけど立体感は無く、高域においてはヘタってしまっているように思える曲がちらほら。
これらを“アナログらしさ”と言うにはやや説得力に欠ける音に感じしてしまいます。
ハード的には、別に酷いというレベルではないのですが、
走行音がうるさく、プチプチ、ザァザァもちょいある(これは今絶賛ヘビロテしながら取り除いていますが)、
音にはそんなに影響ないですが一部の盤は針見てて怖いくらいゆがみ(反り)が出てますし。
GOHさんも団野さんも自信たっぷりだったので、ややそれと乖離を感じるのは私に何か足りないのかと思っていましたが、
今回のこの盤聴いて、ちょっと自分側に自信持ちました(笑) もちろん良し悪しは各自で違うと思いますけどね。
まぁ「ダメだ」と言って終わりたいわけではなくて、ユーミンの次作も是非LP出してほしいですし、
だったらこういう作品ベンチマークにして改良してってほしいなと思っています。
この「MIXER’S LAB SOUND SERIES Vol.4」、ユーミンファンなら絶対!とはもちろん思いませんが、
このジャンルが好きな方や、そうでなくてもレコードの音そのものに興味がある方には是非聴いていただきたいなと思います。
私はこのジャンルのLPって初めて聴いたようなものなので、このジャンルの中でどのくらいのクオリティなのかは判断できませんが、
おぉすごい!っていう、自分の意識が広がるようなものであれば嬉しいなと思います。
良い物を聴いて他のものがイマイチに聴こえたとしたらそれは不幸かもしれませんが(私はそうは思いませんが)、
何より我々は「音」よりも「音楽」ベースで楽しんでいるはずですから、
ある盤が「音」としてイマイチだったとしても、「音楽」として何かが損なわれることは無いと思います。
なので安心してより良い物を求めてよいと思います。
●10月06日 管理人
続・淡淡幽情
仕事でシンガポールへ来たので、ついでにレコード屋を見てきました。
美術館の隣のビルにスーパー・アナログ&オーディオ・ビルみたいなのがあって、中古屋が10店舗くらい入ってて、
色んなブランドのオーディオセットも聴き放題(まぁ放題ではないですけど)。ここに住まわれてる方は羨ましいなと思いました。
香港では新品屋ばかりで中古屋はあまり回れなかったのですが、こちらでは中古屋を沢山回れたのもあって、
テレサ・テン「淡淡幽情」の83年香港ポリグラムのオリジナル盤を発見。
お値段:850SGD・・・日本円でもう約10万円ですね ((((;゚Д゚))))
インド系の店主さんでしたが「これ本気?」って訊いたら「兎に角、彼女のオリジナルはレアなんだ」と。
「でも、こっちのはブックレットがないから400SGDにしてるよ」とか、そんなノリ。
やはり扱いまぁまぁぞんざいで、気軽に盤も見せてくれようとするのですが、もう怖いから出さないで出さないでって^^;
日本もそうかもしれませんが、昔ながらの中古屋さんって、盤の音重視であんまりジャケットがキレイかどうかって気にしないですよね。
この2枚もとても欲しいと思う様な状態ではありませんでした。
この値付けは無茶苦茶な気はしますが、まぁ香港でヒットしたとしても、狭い香港の当時のレコードを買う人口を思うと、
かなりレアなものになってしまうのかもしれません。
ユーミンは活動がほぼ日本に限られているのである程度情報量に限度がありますが、
テレサ・テンのような中華系のスター歌手は、台湾での活動があり、香港での活動があり、日本での活動があり、
それぞれに大量にレコードを出しているので、情報量がすごいですよね。
情報だけでも全部集めようとしているマニアっているのかなぁ???
ちなみに中古屋にはユーミンの盤もありました^^
1個素敵な中古屋ワードに出会ったのですが、
レコード棚の仕切りに「ROCK (Pre-loved)」とか「JAPANESE (Pre-loved)」って書いてあって
この「Pre-loved」ってどういう意味ですか?って訊いたら「中古盤」の意味だそうですが、
もう少し深く訊くと「前の持ち主に愛された盤」って意味だって!!
いちお、流通してる言葉だそうですが、おぉなんて素敵な表現!って思いましたね。
● 9月28日 管理人
台湾とか香港のCD屋さんを見ているとたまに面白いネタがあります。
この2か所はとっくに音盤市場は無くなっていると思っていたのですが、そんなことはなくてまだ新品CDは発売されショップもあります。
K-POPのようにノベルティ的な物というわけでもなく、普通のCDがありますし、アナログも盛んにリリースされているようです。
台湾盤のびっくりネタは「命の花」。
神戸の震災でシングルリリースが中止になったのはファンの間では有名な話だと思いますが、
主題歌だったドラマ「私の運命」のサントラからもカットされました。
このドラマ、台湾では「遅来的春天」というタイトルで放送されたようで、
そのサントラを見つけたのですが、・・・「命の花」入っとるやん!!!
日本盤は13曲入りで最後のトラックに「命の花」のインストが収録されているだけなのですが、
台湾盤は14曲入りで
7曲目:命の花〜Instrumental〜
8曲目:命の花/歌:松任谷由実
これはまさか・・・・・!!と思って聴いたらアルバムバージョンでした^^;
この台湾盤サントラは97年リリースのようで、冠戀興行というところから発売されています。
日本盤は東芝EMIで、台湾では百代科芸という会社がEMIものを出していたので、
この盤がライセンスドなものなのかどうかちょっとわかりませんが、
アルバムの音源ではあるもののちゃんと「命の花」入れて出したんですよね。
見つけたときは久しぶりに毛羽立ちました。
香港のほうはCD WHEREHOUSEという新品を売るチェーンが10店舗くらいあって、何店舗か見てきましたが、
レコードの品ぞろえが日本のタワレコ並み!!
もともと香港はレコード史が長いので、歌謡系の70年代80年代の名盤がこぞって復刻されていますし、
90年代の盤もアナログ化されています。そこに我々が言うところの洋楽やクラシック、JAZZ、そして日本のアーティストと
もうアナログ盤花盛りという感じ。韓国のノベルティCDもドカドカとあってどの店舗もなかなか華やかでした。
カセットテープも売っていて、羨ましかったのは張國榮の10カセットBOX+プレーヤーセット。
もうカステラみたいな長さの箱で、ああいうのはファン(オタ)にはたまらんやろうなと思います。ユーミンのも欲しい。
ちなみに彼の「Monica」のPVなかなか良い味出してます→ Youtube まぁ、当時のMTVもこんな感じっちゃぁこんな感じですよね。
ちなみに売上とかは分かりませんが、アナログの品揃えから見る日本の人気そうなアーティストは
宇多田ヒカル、中森明菜、安全地帯、谷村新司というかんじでしょうか?アニメはジブリとなぜかクリィミーマミ。
安全地帯/玉置さんや谷村さんは香港企画のアナログBOXやCDBOXまで出ているくらい。
CDなら濱崎歩とか安室ちゃん、嵐などのジャニーズ系はまだ新品香港盤が出ている感じでした。
ユーミン世代というかライバル系?は中島みゆきと五輪真弓はちゃんとコーナーがあって日本盤が置かれていますが、
ユーミンは1枚もなかったですね。ちょっと残念。
せっかくだからなんか買おうという事でテレサ・テンの83年「淡淡幽情」というアルバムを買いました。
タイトルはどう訳すのかはわかりませんが、字や作品からは淡くて幽かな気持ちとかそんな感じなのかと思います。
この作品はずっとアナログ盤が欲しいと思っていたのですが、もともと香港企画盤で日本盤が発売されませんでした。
今はユニバーサルから日本盤CDが出ていますが、最近の日本盤アナログ復刻にはやはり含まれていませんでした。
テレサ・テンは日本では大きく二時代あるようで、演歌っぽかったポリドール時代、そして荒木・三木のトーラス時代。
この二時代の間には数年空白があるのですが、この間、彼女はいろいろあり日本で活動が出来なかったようで、
このアルバムはその間に香港ポリグラムで企画・制作されたそうです。
このアルバムは宋代の詞にメロディをつけたという面白いもので、企画の経緯がまた素敵です。
“概念構思”としてクレジットされている謝宏中という方がある秋の夜、書斎で唐代の李後主という人の詞を書写していて、
読み上げてもらったらなんともリズムが心地よく、現代的なメロディを付けたら面白いぞ!と思ったそう。
秋の夜長に書斎で唐詞を書写しているというのがもう素敵ですね。
彼はいくつかこのアイディアをレコード関係者に提案しまわったけど見向きもされず、
彼女とポリグラムの偉いさんだけが賛同してくれたという事でようやく制作にこぎつけたそう。
全12曲入りですが、企画はこの謝氏とテレサ氏含む4名、作曲家8名、編曲家6名によるかなり大掛かりな制作で、
後述しますが、作品を隅々まで堪能するための贅沢なブックレットまで付いています。
裏ジャケに手書字で掲載されている謝氏による「淡淡幽情の中の激情」という手記もなかなかの熱さ。
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この作品、LPが何種類か売られていましたが、写真の2枚を購入。 - 2013年発売 ヨーロッパ生産のピクチャ盤、 UNIVERSAL MUSIC HONG KONG 8896935 - 2018年発売 日本生産の黒盤、 同6748472 アビーロードスタジオカッティング それぞれ519HKD、699HKD・・・た、高けぇ!x20すると日本円になる感じです。 レコード会社のHPみるともうちょっと安い価格なのですが売り切れで、 どうも香港は小売価格の縛りがなく高くなっていたようですね。 |
他のアーティストも見ましたが、香港ユニバーサルからはこの2種での復刻が多いようです。
前者はちょっと不思議で、日本盤の帯ライクな紙がついていて、なぜかちょっと怪しい日本語解説がずらずら書かれています。
12曲のタイトルもすべて日本語で書かれているんですよね。
香港企画・香港流通盤なのになぜか日本語が書かれている・・・日本盤に見せるため??なんか意味あるんだろうか?
音質は・・・ピクチャ盤だからか?無音部もゴーっというダメなくらい大きな音がします。
1stプレスは日本生産だったそうなのでまた音が違ったかもしれませんね。
アイドルのレコードじゃないのでこの盤がピクチャである必要は無いですよね。これは買わなけりゃよかったかな。。
でもブックレットが表紙のしっかりした豪華仕様になっています。
このブックレットは83年のオリジナルにもついていたそうで、詞はもちろん、現代訳と解説(日本盤CDには更に日本語訳)、
著名な写真家が撮り下ろした美しく大きな写真と、やはり著名な中国画家が詞をイメージして描いた水墨画が載せられています。
こういう音楽以外でも伝えよう、楽しませよう、というのは本当に良いですね。
95年発売の日本盤CDでは水墨画はカットされ、写真はものすごく小さく掲載されているのでやはりLP買って良かったです。
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後者はさすが日本生産の黒盤。 ・・・だからかはわかりませんが無音部の静かで音も良い気がします。 やはりこの作品は普通の黒い盤で聴きたいですね。 ジャケット私的は残念なE式ですが見開きで、 前者の固い表紙ではないですが、LP用サイズのブックレットも 同内容でついています。これだけ買えばよかったですね。 この香港発売(企画)、日本生産、香港のみ流通という |
パターンはけっこうあるようで、かつてのユーミンの香港ベストもそんな感じです。
(あれは発売自体が東芝EMIだったので、香港盤ではなく香港流通限定の日本盤ですけどね。)
ちなみに2012年には45回転2枚組も出ていて、これも中古屋で見つけたのですが、価格は驚きの1,800HKD(約3.5万円)。
店のおじさんに聞いて、堆積の下の方から引っ張り出してもらったのですが、すっごいぞんざいに置かれていました^^;
という事で、レコードのアイテム数も多く、それ目当てのお客さんも多く、あっちの沼もなかなか深そうだなぁと思いました(笑)
● 9月18日 管理人
3Dコーナーで使用しているSketchfabというサービスはVRにも対応しています。
初期に作った一部の3Dモデルはわざわざアバター立ててVR用の設定をしています。
数年前にVRゴーグルOculus Quest 2を買ってたのですが、ずっとほったらかしで、このたび初めて自分で作った3Dを見てみました。
・・・重くて動かない。。。
Quest 2 の中にブラウザで直接3Dサイトにアクセスしてみてみたのですが、
3DはDLされて、表示され、VRモードにも入れるのですが、重すぎて動かないのです。
顔の向きを変えて10秒くらいしたらやっと空間側の向きが変わる感じでしょうか。
辛うじて、ツアーのホール版セットだけは動くので、会場消してステージセットだけにすれば他のも動くかもしれません。
他にはPCとQuestをケーブルでつないでPC側の処理で見る方法があるのですが、
私のPCはスペックが足らないようで・・・ゲーミングPCが必要なようです。
もし、上位機種の Quest 3 や Quest Pro をお持ちの方で、
内部のブラウザアプリでこの3DのVRモードが動いたという方がいらっしゃいましたら知らせてください。
動かないなりに空間には入れるのですが、それだけでもなかなかの臨場感を・・・期待できます。
これがくるくる動けばやはりなかなかの臨場感だと思うんですけどね、
90年代アリーナツアーや逗子に行かれたことのない方には面白い追体験になるのになぁと思います。
もはやVRって目新しいものでもないのに、なかなか手軽に楽しめるものにならないですよね。
あんなごついゴーグルつけること自体がなかなかの変態行為というか(笑)面倒くさいし。
それに私のようにゲームをやらない人は高価なVRゴーグル買う気にはなれないでしょうし。
まだ来てない感じのVRですが、一方でとっくに過ぎ去ったVHSのデッキを最近入手してVHS時代の映像のアーカイブを始めています。
昔はよくこんなボケボケの映像見ていたなぁと思うのですが、思い出してみるとテレビ側も今のディスプレイのように高精細じゃなかったんですよね。
そもそも、映像自体がくっきりはっきりしたものではないという認識だったようにも思います。
当時のテレビって今のディスプレイの発想と違って、画面からある程度の距離はなれて見て、初めて像が見えるというか、
画面に近づいて見ると電球みたいなものが沢山光ってて何が映ってるのかよくわからないというものだったように思います。
静止画であっても、今のディスプレイのように画面に近づいて、例えば髪の毛を1本1本数えるとかそんなこと絶対にできなかったんですよね。
ユーミンファンには丁度良い例があるのですが、「パールピアス」の中ジャケみたいな感じでしょうか。
この中ジャケってもしかしたら若い方は大きなLEDスクリーンを近くで見てるという想定に見えるかもしれませんが、
90年代の家庭用テレビもこんな感じだったように思います。意外とこれで見るとボケボケの映像がそれなりにキレイに見えるんですよね(たぶん)。
この中ジャケは紙に印刷されているので違うのですが、当時のテレビはこの1個1個の房のようなものが眩しく光っていて、
とても近くで直視できないような感じ。それがある意味目くらましになっていて、有耶無耶にキレイな映像に見せていたんですよね(たぶん)。
・・・このへん、ちょっとLPの音の良さに通じるところがあるかもしれません、、、違うか^^;
もしかしたらVHSの映像をちゃんと楽しむには、当時のブラウン管のテレビが必要なのかもしれませんね。
こんな眩しい画面ですら、見てるとだんだん画面に近づいてしまうのですが、「目わるくなる!離れて見なさい!」ってよく親に怒られてました(笑)
● 9月2日 管理人
レコード知りたい!コーナーの記事が長くなったのでフレーム形式に変更しました(もはやフレームって全く奨励されてないようですが^^;)
それに伴いCDというかデジタルオーディオについても記事を加えてみました。
A/D、D/Aの仕組みは前から興味がありましたから、ネットに纏まった情報がないか探したのですが、意外とないんですよね。
Youtubeのオーディオ系のチャンネルなんかは、もう事実と迷信、物理と心理がごちゃ混ぜですし、
結局、伊達玄先生のコロナ社「信号とシステム」を参考にしました。
今の私が読んでも半分くらいしか理解できませんが、おそらく大枠はつかめているのではないかと・・・。
図はfalstad.comのアプレットを使っています。これも物理の先生が作られたものだったと思います。
以前も書いたような気がしますが、CDの登場以来40云年ずーっと流布し続けている、これは間違いだろうと思う情報が2つあるのですが、
@ CDは高い周波数をカットしているが、LPは全ての周波数が収録されているので、LPのほうが周波数特性が良い
A CDは飛び飛びの音を再生しているが、LPは連続的な音を収録しているので、LPのほうが音の密度が濃い
というもの。正しくは@はLPも高周波をカットしていますし、AはCDも連続的な音を再生しています。
昨今のアナログブームでアナログ盤の生産サイドが詳しく分かり易く情報発信するようになり、@を言う人は少なくなってきたように思うのですが、
代わりにLPの音が良いという事に対しAに結論付けられるケースが増えたようにも思います。
これ が、
こう なるんで
たしかに飛び飛びガタガタだと思ってしまうのは自然な発想なのですが、
右の周波数領域を見れば、高周波がごちゃごちゃ加わったものの元の部分は保持されてそうですよね。
なのでデジタルの場合も最終的に下図のようにすれば元の連続的な信号に戻せるんだと思います。
ここ数か月LPとCDを聴いてきて思うのは、それぞれ再現性の違いから音はちがいます。
たとえ@AがCDとLPで大きくは違わなかったとしても、音は違うのです。
私の聴感上やシステム上、CDは再現性良く、LPは再現性が悪いと感じるのですが、それと好き/嫌いはまた別の話です。
例えば、CDは個々の音がはっきりしている分、じっくり聴こうとすると忙しくて、全体の把握がしづらい、
一方、LPは音が全体で一つになっているようで、分離は悪いのですが、纏まりがあり全体把握がしやすいという感じ。
また、元々収録されているマスターの音が違うこともあります。
ユーミンなら「紅雀」のLPの音は悪いですし、「アラームアラモード」はCDの音のほうが悪いです。
もうこれはそもそも入ってる音が違うので、CDとLPというメディアの違いとは関係ない話です。
音楽を楽しむうえで、物理的な理由なんかなくてもどちらが「好き/嫌い」で終わって良いと思うのですが、
そこは人間のサガ(男性に多いのかな?)、感覚的な「好き/嫌い」だけでは納得いかず、何かしら物理的な理由を求めてしまうものです。
とは言え、この分野は難しいですし、学校でも習わないので、LPを推したいとなると@とかAが信じやすいんでしょうね。
そういうCDへの誤解が解けると良いなぁと思っています。
プラシーボで音の印象はだいぶ変わると思いますから。
● 9月2日 管理人
おゆうさんからいくつか情報とご質問を頂きました。ありがとうございます。
少し纏めさせていただき、インラインで回答します。
> 最近、ユーミンさんにハマったビギナーです。今までは、配信、CDのみでの視聴だったのですが、最近レコードに手を出してみようと思いました。
> そこで、ユーミンファンが必ずレコード盤で聞くべき一枚や、ユーミンさん以外のおすすめ作品などがありましたら、教えて頂きたいです。
まずはアラームアラモードが良いと思います。ジャケット良いですし、入手もしやすいので良いと思います。
> 中古のレコードショップに置いてあった、ユーミン・ブランドの1979年の再発(ワーナー・パイオニア)盤の帯に
> 「荒井由実 オリジナル・カラオケ PART1〜5」というものが、ARC-4001〜4005という型番で1982年4月21日、800円で発売、とありました。
> ネットを使って調べても、画像もデータもないのでもしかしたら、販売もされなかったのでしょうかね?
これはアルファが出していたカセットテープです。片面2曲ずつ入っていて、左chに正隆さんによるガイドメロディが入っています。
70年代後半にカラオケブームがあって、今でも小学校の朝礼で使ってるようなマイクとアンプとスピーカーが一体になったエコーがかかる大きめの機器でカラオケをやっていたようです。
こういう機器ではパンと言ってつまみを左右に回して左chだけ/右chだけを再生するということが出来ました。これでガイドメロディを出したり消したりできるようにしていたようです。
たいていこういうカラオケ機器の出力はモノラルでしたし、ステレオの場合もL/Rどっちに振っても音が変わらないよう、もしかしたらオケもモノラルにしていたのかもしれません。
私的な感想ですが原盤持ってる会社が貴重なオリジナルのオケ使ってこんなオーディオ的に中途半端な物出すなよと思ってしまいますね。
正隆さんもわざわざこんな物のためにガイドメロディ弾きに行ったんですかね。。。
> オフィシャルサイトのディスコグラフィでは、視聴ができますよね。シングルのページに行くとシングルミックス で視聴できることに気づきました。
これは98年のリニューアル当初からそうだったように思います・・・私はオフィシャルはニュースしか見ないので違うかもしれませんが。
当時のサイト名は「Yuming Sound Library」で、たった45秒でも全曲ネットで聴けるというのは画期的でした。RealAudioのコロコロの音でしたけどね。
良い音に変えて今も続いたんですね。
ありがとうございました。
● 8月17日 管理人
悪いと言われてる宇多田ヒカルさんの「SCIENCE FICTION」のLPを聴いてみました。
アナログ盤は盤の状態にも再生機にも音質が大きく左右されるので、再生品質の保証がそもそも難しいのですが、
アナログ盤慣れしていない世の中で、悪評が立つというのはどの程度のことなのだろうか?というところに興味がありました。
聴いたのは「何色でもない花」という曲。
前半はピアノと歌のみのシンプルな曲で音量のレベルも高くありませんが曲の間ずーっと音が歪んでいますね。
主にヴォーカルにつきまとうバザバザとした音で、音的にはいわゆる内周歪みというやつです。
ですが、レベルの低いところにも出てますし、音の構成がシンプルなのに出ています。
下に書いた大貫さんの「UTAU」のときと同様にして頑張って10回再生しましたが^^;改善の見込み無しです。
こんなの過去の実例からですが、いくらでももっとマシに作ることはできると思うんですよね。
そんなに高品質でないプレーヤーで、一般的な丸針で聴いても歪みがマシなものが作れると思います。
発売元はぎりぎり「内周歪みです」って逃げれるかもしれませんが、これはファンとしてはきついですよね。
それにこれを初めてのアナログレコードとして聴いた人が、アナログってこんなものかと思ってしまったら、こんな残念なことはありません。
ちなみに良い点を書けば外周曲は気になるほどの歪みはなく、盤は反りもなく、無音部も非常に静かで質の良さそうなお品でした。
インナージャケットもA式でしたしね。(ユーミンの次の盤はぜひA式でお願いしたいところです。)
歪みを見つけようと波形を出してみましたが、意外ですが分かりやすい何かは見つからないんですよね。
歌が終わってアウトロのビヤーンと(笑)なるところです。大きく歪むところの一つですね。
上は歪んでいない配信の波形、下は歪んでいるLPの波形、96kHzサンプリングなので、
上図では1波約50サンプルくらいと見ると(数えるのが面倒なのでテキトーです)、2kHzくらいの波が見えていることになるんでしょうか。
よくよく見ると、LPのほうは波形がカクっと折れ曲がっているように思います。配信のほうはなめらか。
こういう折れ曲がりは元々なかった高周波を生んでしまうので、このへんが歪みに聴こえているのではないかと思いますが、本当にそうかは分かりません。
また、折れ曲がりが正しくトレースされた結果なのか、正しくトレースできてないから折れ曲がってるのかも分かりません。
(また、もともと配信のほうは44.1kHzサンプリングだったのでそのせいで滑らかに見てるのかもしれません。)
こういうのはミクロに人が見ていくよりは、AIの出番かもしれませんね。
人が目で見てもわからないけど、ものすごい数の良し悪しパターンを学習させれば、
盤を高精細に撮った写真一つで「これダメ!」って言ってくれるのではないでしょうか。
今は、聴いて確かめるしかないのかもしれませんが、これ誰も聴かなかったんですかね??
聴いた人がいたとしても「内周は歪むもんだろう」と思ったのでしょうか。
ユーミンの場合も思いつくところでは「紅雀」の「残されたもの」とか「時のないホテル」の「ためらい」とか、
比較的新しいものでは「LOVE WARS」の「ANNIVERSARY」のギターソロなんかはけっこう歪んでますが、
斯く言う私も不良品だと思ったことは無いです。
この「何色でもない花」のように、ずっと歪んでるわけじゃないというのもありますが、
どこかで「そんなもんだろ」と思ってたのかもしれません。
レコード会社は今のところ「仕様です」と突っぱねてるようですが、これ回収とか作り直しとかなると大変だと思います。
こういう消費者1人1人の品質意識が高く、SNSで消費者が情報周知できる時代と、新品のアナログ盤ってなんせ相性悪いですよね。
しかも一旦、量産体制がなくなってしまい、些細だけど重要な暗黙知みたいなのを使える人が激減していると思いますし。
それでもうリスクが大きいからアナログ出すのは止めようかとなるのも詰まらないですし、
かと言って、ここまで楽しく聴けない盤が出てくるのも困ります。
早急にノウハウを形式知としてためて全プロセスで共有頂いて、音楽ファンとしては安心して買える良い盤を出してほしいです。
松任谷初期のFC会報について情報を頂きました。
FC会員の方は過去の会報をPDFでダウンロードできるのですが、この頃の会報は歯抜けが多く、しかも不思議と番号が前後しています。
今回、いろいろ並べていただいて、恐らく下記のようになっていたのではないかという事です。
発行年月 |
号数 |
内容 |
・ 76年9月? |
ゆうみん9号 |
さよなら独身時代告知 【FCで公開】、 |
第5期/6期? |
|
|
・ 77年 |
ゆうみん第3巻1号 |
14番目の月リサイタル、結婚式・披露宴特集。 |
・ 77年5月 |
ゆうみん第3巻2&3号 |
「潮風にちぎれて」レコーディング など |
・ 77年7月 |
ゆうみん第3巻4号 |
ゆうみん イン ギリシャ など 【FCで公開】、 |
・ 78年1月 |
ゆうみん5&6号 |
嶋田マネによる荒井由実時代公演記録、77年ツアーレポート |
第7期 |
|
|
・ 78年 |
ゆうみん第7巻1号 |
(情報未確認 第7期の1号) |
・ 78年 |
ゆうみん第7巻2号 |
大衆的時事歌劇 (この期は冊子をやめ毎月1枚の紙を発行することになったそうです) |
・ 78年 |
・・・ |
第7期が何号まであったかは不明 ちなみに第7期の期間は78年3月〜8月 |
第8期 |
|
|
・ 78年11月 |
ゆうみん1号 |
Yuming Express Concert Report |
・ 78年 |
ゆうみん2号 |
代々木公園ファンの集いでの質問に回答 |
・ 79年 |
ゆうみん3&4号 |
流線形'80楽譜、ユーミンの78ツアー報告 など(冊子復活) 【FCで公開】、 |
・ 79年3月 |
ゆうみん5号 |
近況報告、私とゆうみん特集 【FCで公開】 |
・ 79年4月 |
ゆうみん6号 |
集い@全国婦人会館、アルバム「サーフアンドスノウ」(「OLIVE」のこと)など (第8期最終号) 【FCで公開】 |
第9期 |
|
|
・ 79年6月 |
ゆうみん1号 |
シングル「帰愁」、ツアー日程、スクエア紹介 (この期も冊子ではなく1枚の紙をこまめに発行) |
・ 79年7月 |
ゆうみん2号 |
OLIVE中野サンプラザ公演、LP告知 |
・ 79年 8月 |
ゆうみん3号 |
FC Tシャツ、ツアー日程、ラジオにリクエストしよう |
・ 79年10月 |
ゆうみん4&5号 |
9月代々木公園ファンのつどい、杉野講堂リハなど (冊子復活、第9期最終号) |
半期制廃止 |
|
<半期制が廃止され、随時入会可能に> |
・ 79年11月 |
ゆうみん1号 |
「悲しいほどお天気」、マジカルパンプキンリハなど 【FCで公開】 |
・ 80年1月 |
ゆうみん2号 |
マジカルパンプキン追加日程、スクエアインタビューなど 【FCで公開】 |
・ 80年 |
ゆうみん3&4号 |
(会報YUMING vol.47に情報があるが、内容不明) |
|
|
|
・ 80年 |
YUMING vol.1 |
アルバム「時のないホテル」など(今の会報カウントはここから)【FCで公開】 |
・ 80年8月 |
YUMING vol.2 |
「水の中のASIAへ」ツアー(「サーフアンドスノウツアー」のこと)告知など 【FCで公開】 |
当時は約半年間を期の単位として、その期の頭にのみ会員を募集していたようです。
会報の号数は期をまたいでも通しでつけていたときもあれば、新しい期になると号数を振り直していたこともある、
更に巻とか号とかがとっちらかってたようで、ややこしいことになっていますね。
内容を見ると恐らく上表のように並ぶのではないかとのこと。
ありがとうございます。
● 8月6日 管理人
「ユーミン万歳!」LPと同じころに2010年に大貫妙子さんが坂本龍一さんと一緒に作られた「UTAU」というアルバムのLPが出たので、
それを聴いているのですが、私が買った盤はあんまり初期状態が良くなくて、エージング?というかセットアップ?にやたら時間がかかりました。
このアルバムは坂本さんのピアノと大貫さんの歌だけで出来ていて、ちょっと曲も暗めでなかなか緊張感のある作品です。
こういう作品をLPで聴いてみたいのですが、一つ難点があって、ピアノと歌だけなのでLPや再生そのもののノイズやらなんやらがもろに目立つんですよね。
LPは新品だからと言ってキレイな音が出るかというとそうでもないようで、
「UTAU」は新品状態からチリパチノイズはあるし、無音箇所の走行音もザァザァ言うし、一番困ったのはピアノが割れるんですよね。
とくにタッチの強い音や、近い鍵盤を押したときのうねりのある音がビリつく。
ノイズや音割れが気にならない方もいらっしゃるとは思うのですが、私は歌とピアノの作品でこれは許せないところがあります。
サンレコの「UTAU」特集(2010年1月号:リンク)読むとエコーかけたりマルチミックス的なあれこれをやってはいるのですが、
それでも芸森スタジオの響きそのものも使っているようで、やはり邪魔なくこの響きも含めてLPで聴いてみたいしCDとも比べてみたいと思うのです。
ということで、下にも書いたディスクユニオンのお手軽クリーニングセット(クリーニング液+クロス)でセットアップをしました。
メディア側をセットアップするというのはなんともアナログ盤らしいことですが、
これやってるとだんだんこのノイズは取れるなとか、これは高周波のジャリジャリじゃないなとか分かってきます。
液たらしてクロスで拭いて、あとは盤と針を掃除しながら何度も再生するだけなのですが、10回ほど再生してかなり良くなりました。
10回も再生して盤が傷まないのか?という疑問があるかと思いますが、私の見解では10回程度で劣化してたらクレームの嵐です。
塩ビは柔らかく針にもかなりの耐性があり、形状記憶もするようなのでなんかあっても元に戻るとか(ほんまかい?)
無音部分を拡大した時間波形です。横軸の1目盛りは0.02秒です。振幅は -30dB以下が表示されており一番小さな目盛りは-42dB。信号は11dBゲインアップされてます。
左図は新品状態で、回転に合わせ ザァザァ・・・ザァザァ・・・となってたときのもの。右図は上記の処置をして10回程度再生した後の波形です。
細かいノイズが無くなっているのが分かります。この細かいノイズですが、0.02秒間にざっと20〜40波あるとすると、1kHz 〜 2kHzですから一番人の耳に聴こえやすい当たりです。
これしていていくつか気づいたことがあるので共有しますと、
まず無音時の ザザァ、ザザァ というノイズは静電気除去スプレーをかけすぎたときにも起こるので、
恐らく出荷時にも盤に何らかの液体や薬剤が残ってることがあるのではないかと思います。もちろん新品でも無音箇所が静かな盤もあります。
次にチリチリプチプチいうノイズですが、これも目に見えない何かが盤上にあって、ベルベットのクリーナーでは取れないようですが、
何度も再生するうちに針がかき集めてくれるのではないかと思います。しばらくは1曲再生するだけでもかなり針に汚れが溜まります。
これも新品でもプチプチうるさい盤がありますし、ぜんぜんプチプチいわない静かな盤もあります。
それからピアノの歪み、ビリつきですが、これも恐らくですが、盤の汚れ+針の汚れが関与しているのではないかと思います。
1回1回針と盤を掃除すれば、そのうちにプチプチ、ザァザァとともにビリつきが無くなりました。
ビリついてた時と直ったときの波形を出してみたのですが、意外とそんなに違わないんですよね。
「a life」の ♪なくしたくないとおも「う」ものだけを の「う」とピアノの部分。左はビリついた状態、右は収まった状態。
1目盛り0.01秒まで広げて見てますが、違うところを探すとRchの赤矢印のところのピークの凹みくらい。
このビリつきはそこだけ取り出すと電気的なノコギリ波のようなノイジーな音なのですが、この凹みがそれ作ってるんですかねぇ??
0.01秒ごとに何か凹む要因があるのか、、、100Hzなのでたしかにこのあたりを基音にビ〜〜ンと聴こえているようにも思います。
原因まではわからないのですが、こういうのも知らないとつい「LPの音はそういうもんだ」と諦めてしまうかもしれません。
「そこがまたLPの良さだ」とか苦しいこと言いきかせたりして。。。
こんな感じで10回近く再生してようやっと満足いく状態になったのですが、もうでも正直面倒くさいですね。
新品なんだからすぐキレイな音で鳴ってくれよぉ〜と言いたくなります。
私の持っている「ユーミン万歳!」もかなりザァザァいうのですが、もう一回録音し直そうか悩んでおります。
まぁ「万歳!」は音がすごく大きいので、ザァザァは「海を見ていた午後」のような曲でしか気にならないのですが、
それとは別にこのセットアップしたらもっと高域が出て、低域も締まりのある音にならないかなぁ?と淡い期待をしてるとこもあって。
実は早くも盤がゆがみはじめていて、やるなら早いうちがいいのかもしれません。
ブームとは言え、量産時代ではないので、品質を高く揃えるのはなかなか難しいんでしょうね。
宇多田ヒカルさんの「SCIENCE FICTION」のLPの歪みとレコード会社の対応が一部で話題になっているようで、
私は聴いていないのですが、これもどの程度の歪みなのか興味ありますね。なかなかこれ目的に購入するには高いのですが。
先日、矢野さんのCD時代の弾き語りアルバムのLPを買ったのですが、これは最初から状態が良いといいなぁ・・・。
ちなみにジャケットはA式の立派なつくりです^^。
8月8日 管理人
で、「UTAU」の音はどうだったのか?CDとLPでどう違うのかということを書いておきますと、
この作品は「a life」を除いて歌とピアノだけなのですが、各々の独立感はやはりCDのほうがありますね。
CDのほうが高域をしっかり再生出来ているので、エッジがあり、立体感があり、それが独立感に繋がっていると思います。
LPのほうは高域が弱くエッジも薄い分、歌とピアノとの一体感があります。また、立体感に乏しい分、太く近い音という感じ。
これは、ちょっと仮説になるのですが、この独立感や分離感は、響きを正確に再生しているかどうかにも関係するのではないかと思います。
この作品のレコーディングの詳しい工程、全曲の工程は存じてないのですが、上記サンレコの記事を読むと、
教授のピアノと大貫さんの歌は別々の時間、別々の場所で録られているようです。
音はピアノならピアノそのものと、ピアノの響きとで構成されているという見方も出来て、
響きはそのスタジオの壁や天井の反射でつくられるので、響きには空間情報が含まれていると言えると思います。
響きを聴くと、自分の記憶との照合で、(合ってるかどうかは別として)なんとなくその場所の大きさとか壁の質感とかイメージ出来たりしますよね。
歌とピアノを別録りしてあとからミックスする場合、別々の場所の響きがミックスされると不自然な響きになるので、
こういう場合出来るだけその場のリアルな響きを録らずに、ミックスのときに両者に同じ響きを人工的に付加して、
歌とピアノがあたかも同じ場所にいるようにするのではないかと思います。
とは言え、この作品はピアノ側に芸森スタジオのリアルな響きが多く入っているようで、
別録りされたピアノ側のリアルな響きと歌側に少々あるであろうリアルな響きを、CDのように正確に再生してしまうと、
両者の響きの違いから独立感、分離感が生まれるのではないでしょうか?
LPの場合、響きの再生がやや曖昧なので、程よく混ざったように聴こえるのでは?
それにL/Rの相互リークなんかも手伝って、柔らかな一体感があるのかもしれません。
・・・なんて思いました。本当のところはよくわかりませんけど。。。
● 7月19日 管理人
各音源聴き比べと一緒に5月に書いた行方(なめかた)さん監修の「フィメール・ボーカル」シリーズ(以下FV)を聴いています。
このFVシリーズ、リミックスかもしれないとのことですが、正直、荒井由実時代のものはよくわかりません。
(ちなみにVol.4:「 翳りゆく部屋」、Vol.6: 「朝日の中で微笑んで」「Good luck and Good-bye」「中央フリーウェイ」が収録されています)
一方Vol.7収録「LAUNDRY-GATEの想い出」、Vol.8収録「埠頭を渡る風」「静かなまぼろし」「キャサリン」はたぶんリミックスですね。
Vol.7のミキサーはアルバム「紅雀」と同じ蜂谷さん、Vol.8も蜂谷さんですが、「流線形’80」のほうは森本さんでクレジットされています。
(Vol.8はマスタリングエンジニアのクレジットもあって、東芝EMIのTakeuchi Shogoさん。ただし今でいう最終音源のマスタリング=プリマスタリングではなく
ここで言うマスタリングエンジニアというのはカッティングエンジニアのことではないかと思います。)
リミックスと言っても楽器の定位までは大きく違わない感じですが、
「LAUNDRY〜」は音質の悪い「紅雀」LPとは打って変わって、高域がしっかり入っていますし、低域も粒立ち良くしっかり入っています。
低域は恐らく配信リマスターと同じくらいのボリューム感かそれ以上で入ってると思います。
「流線形’80」の3曲は、「流線形’80」はけっこうエッジの効いたヴォーカルなのに対し、FV Vol.8収録のものは少し高域を落として、
まるーいクリーミーなヴォーカルにしています。その代わり絶対サシスセソを歪ませないという感じ。
サシスセソはそもそもが歪んだような音なので、なんというか砂時計の砂のようにサラッと引っかかりなく再生させる感じですかね。
低域もかなりしっかり入っていて例えば「キャサリン」のラッパ系イントロと歌い出しまでの間のベースがブリブリ。これは完全に別物という感じ。
ライナーにも「埠頭を渡る風」の解説に行方さんより「LPアレンジとは異なるヒットポップサウンドを楽しんでほしい。」と書かれています。
また、やはりマルチに関する現代の私達からすると「それをあえて?」みたいな説明もあって、
「イントロの楽器定位(Tp, Tb)と曲間の定位の異なりを聴き分けられるだろうか。ポップ・サウンドの場合各楽器はその時点によって
定位を変えると言う様なこともやっているのである。」という感じ。
やはり生録とかダイレクトカッティングが当然という人たちへ向けた解説に見えるんですよね。
ちなみにユーミンの3曲のあとには尾崎亜美さんの「あなたはショッキングシャイン」と「私は愛を唄わない」がはいっていますが、
これもリミックスっぽいです。私は亜美さんの音源はそこまで詳しくは無いですがアルバム「プリズミィ」は何度も聴いていますから、
少なくとも「プリズミィ」とはミックスが異なります。ユーミンのよりももっと違ってるかも。
この「Vol.8」は私の感覚からするとちょっと高域落としすぎな気はするんですよね。やはり高域は少々歪んでも「流線形’80」くらい欲しい。
ただ、落とした分、滑らかでとても綺麗です。落とした甲斐があるし意図が分かるという感じがします。
私は「万歳!」LPはもちろん悪くはないのですが、そこまで良いかというとうーん、まぁまぁくらいかなと今のところ思っています。
何曲かヴォーカルの高域があからさまに落ちてる曲があるのですが、なんだかその落ちた音が雑なんですよね。
あえてそうしたという説得力に欠けるというか、刻んだらこうなってたみたいな感じがしてしまうんですよね。
低域も、もりもりのわりに粒だちもいまひとつボヤっとした感じですし、高域が落ちてるヴォーカルとの分離もイマイチですし。
意図してならなんでこうしたのか疑問だったのですが、この「Vol.8」を聴くとこういう音を目指したのかな?と思いました。
(繰り返し^^;)悪くはないのですが、針落としてすぐ反射的に「おー音いいなぁ」と思うLPはもっとあるよなぁという感じですかね。
このLP全体に漂うAMラジオのような雑味を感じるのは何でなんだろうか?と思うのですが、やはり高域を落としすぎてることに端を発しているのかも。
万歳!や19配信のドラムやベースは音の立ち上がりや塊感がすごく良い印象で、実はこれはあまり過去聴いたことのない最近できた音のようにも思うんですね。
で、この立ち上がりや塊感出すには高域も重要な役割を担っている気がするのですが、これが落ちたり位相が変わったりで締まりがなくなってしまっており、
そうなった低域を盛ってしまってる気がします。この立ち上がりや塊感は実はLPに刻みにくい音、まだあまり刻んだ実績のない音だったのかも。
あとはこれも万歳!や19配信の特徴であるヴォーカルのオケからの浮き感にも高域が関わっているのではないかと思うのですが、
これも削がれた結果、埋もれたように聴こえるのではないのかなぁ。
まぁこれらは物理的根拠のない想像ですし、ぜんぜん私の環境のせいだったりするのかもしれないですけどね。
話がFVから反れましたが、、、
長いことユーミンマニアのつもりではいるのですが、こういう音源があるというのは今回初めて知りました。
このシリーズ自体は見てたのですが、原盤が東芝EMIにあったころ勝手に出されたヒットオムニバスだろうくらいに思っていました。
ちなみに、荒井時代の音源がそこまで違わないのは(多少低域がリッチになっていますが)、
もしかしたら原盤制作はアルファなので、この企画でマルチまでは触れなかったのかもしれません(もちろん事情は全く分かりませんが)。
改めて教えていただき、ありがとうございました!!!
● 7月14日 管理人
マスタリングレベルの聴き比べコーナーをやることにしました。→ こちら
ここのところいろいろ聴いていてマスタリングの違いも楽しめそうだなぁと思っています。
悩んだのはどういうフォーマットでやるかですが、既に配信のページでやってた音源ごとの表で書くのはなにかしっくりこないんですよね。
もっとメモ感覚で書いて行けないかなぁと思っていたのですが、総当たり表みたいなのを思いついたのでしばらくこれでやってみます。
埠頭を渡る風
78年LP |
78年7" |
79年FV |
85年CD |
89年CDS |
98年NM |
99年CD |
99年LP |
12年40th |
18年配信 |
19年配信 |
50th CD |
50th HR |
50th DA |
50th LP |
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78年LP |
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(1) |
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(4) |
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7" |
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79年FV |
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85年CD |
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(2) |
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(3) |
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89年CDS |
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98年NM |
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99年CD |
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(6) |
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(5) |
(7) |
(8) |
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99年LP |
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12年40th |
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(7) |
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(11) |
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18年配信 |
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(9) |
(10) |
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19年配信 |
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50th CD |
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(12) |
(13) |
(14) |
50th HR |
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50th DA |
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50th LP |
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縦に書いてある音源に対して横にある音源を比較するとどう違うか?例えば(1)だったら78年LPに対して、85年のCDはどう聴こえるか?を
(1) XXXXXX と書いてゆく感じ。全部表埋めると大変なので、気づきがあったときだけ該当するマスを埋める感じです。
この比較というのはなかなかやりやすい方法で、違いが顕著なものを摘まんでかけるんですよね。
比較ではなくその音源だけをレポするというのはやはり音楽と言葉は違うものなので難しく、日によっても聴こえ方は違うんですよね。
アルバム単位で全作やりたいのですが、はたして続くかなぁ??3Dの逗子を夜にして明かり入れたいというのもやりたいので。。。
● 7月8日 管理人
「万歳!」LPの聴き比べを一旦まとめてみました。こっちはレビューっぽく、こっちには一覧で書いております。
あくまで管理人が聴いて、独自の基準で分類してますので、公式な情報ではありません。
ぶっちゃけ「ユーミン万歳!」からどれがマスタリング違いで、どれがミックス違いでというのが難しくなってきました。
理由としては、全てのマルチトラックがライブラリ化されたそうで、マルチへのアクセスが作業として容易になったと思うのですが、
仮にトラック単位で音を直して、それらをオリジナルとそっくりにリミックスした場合、
リスナーにはなかなかそれがリミックスなのか、リマスタリングなのか判断できないというところがあるからです。
また、マルチのライブラリ化はアクセスへの心理的なハードルもかなり下げたんじゃないかと思います。
それまでは、マルチに戻るというのはけっこう大事だったと思うのですが、特にアナログだと再生するたびに劣化するでしょうから、
(ただ、ユーミンの場合、小室さんやカバー企画で少しあったくらいで、ほとんどマルチを出してきた例はないのですが)
ほぼマスタリング企画だけど1トラックだけマルチから持ってくるみたいなノリで出来るのではないかと思います。
そういうのが紛れてるとやはり見つけるのも、どっちだと決めるのも難しいと思います。
それからGOHさんがもともとミキサーで、リミックスでの功績もあり、あまりミックスとマスタリングの壁がなく、
オリジナルを変えることにもあまり抵抗がないんだろうなと想像します。
(例えばだいぶ年長のバーニーさんはインタビュー読んでいてもそこには職人として何か一線あるんだろうなという感じがしますから。)
ハードソフト共に色々とリミックスとリマスタリングの境が曖昧になる条件がそろったという感じですね。
そんなわけで、当サイトでは今までは割と楽器の定位の違いでミックス違いを判断していたのですが、
少し分類の基準を変えて、定位に大きな違いを見つけられなくても、演出として明らかな変化を与えたようなものはミックス違い、
リミックスしていたとしても、演出としてオリジナルミックスを再現したものなら、同じミックスと判断することにしました。
もとは、違いを聴き比べて愉しむのが目的で、そのための書き留めなので、そこには根差していると思いますし、
過去のものはリミックスせずに大きな変化を与えたという例がないと思うので遡って直す必要もないかなと思っています。
今回上記に照らし合わせると、LPとCDでミックス違いとしてしまってもいいんじゃないかと思う曲が何曲かあります。
細かい違いは置いておいて、大部分の曲はCDと同じような音で収録されているのですが、一部の曲は明らかに低域増で収録されています。
最初はLPというメディアの特性や、デジタル多チャンネル時代の音源のせいかとも思ったのですが、
時代に関わらず同じ高低バランスの曲はあるので、やはり演出として音を変えてきてるんだなと思いました。
順番に聴いて一番最初に出てくるのは「青春のリグレット」ですかね。明らかにイントロからベースの音が大きいです。
EQでその辺の帯域持ち上げたというよりは、やはりベースのトラックだけを、という感じがするんですよね。
これも今の技術だと2MIX上から触りに行ける(かのように音を仕上げられる)のかもしれませんが、
まぁそこはわからないので、情報として明らかに音が違うよと伝えるためにも当サイトではリミックスという事にします。
迷ったのはしょっぱなの「真夏の夜の夢」と「Valentine’s RADIO」。
これも相対的には低域寄りなのですが、今一つ意図的、演出的にそうしたという感じがしないんですよね。
CDに比べるとヴォーカルがへたってる(高域が落ちてしまっている)ように聴こえてしまって、あまりこういう音にする意図がよくわからないんですよね。
丁寧なつくり方からはありえないと思うのですが、結果的にそうなっちゃったみたいな感じを受けてしまう・・・。
まぁLPってデジタルと違ってマスター作ってからの即モニタが出来ず、カットしてプレスして聴いてみないと
どんな音になってるのかわからないというところがあるんでしょうか?流石に今はシミュレーターとかあるんでしょうかね。
他にも私の好みに照らしたときに低域がうるさいなという曲はあるのですが、ヴォーカルはけっこうしっかりさせていて、
これはこういう作り方なんだろうなと納得できる、要は自分の好みの問題だと納得できる仕上がりなんで、この2曲だけ??という感じ。
ただ、90年代のは「情熱に届かない」も「Hello, my friend」もヴォーカル丸っこくしてあるので、
この時期のエッジのあるヴォーカルはこう処理せざるを得ない(あるいはそうしたい)事情があるのかもしれません。
もし、この2曲よく解釈されてる方がいらっしゃいましたら、また教えてください。
(できればCDと聴き比べたうえで、なんというか絶対的ではなく、相対的な感想だと有難いです。)
あとは、私はヘッドフォンリスニングなので、音がダイレクトに耳に来るんですよね。
スピーカーリスニングの場合は、一旦空気中に音が放たれて、部屋の壁で反射する音と一緒に、LchとRchも混ざりながら、
顔の周りを回り込んで耳にやって来ます(この顔の周りを回り込むというのはあまり直感的ではないですが)。
ヘッドフォンと違うのは、「部屋」と「顔周り」という2つの要素が、スピーカーから出た音を変えてしまったあと耳に届く点ですが、
元の音を変えるという点でこれらはフィルター(例えばEQ)みたいなものとも言えます。
「部屋」は良し悪しあるとして「顔周り」は産まれてからずっと一緒に居る、一番自然で心地よいフィルターのはずで、
あらゆる音をこれを通して聴いていますから、ヘッドフォンリスニングとは全く違う心地よさ、自然さがあると思います。
また聴覚にはカクテルパーティー効果というのがあって(厳密な定義は置いておいて)、
人間は色んな音が混ざった中から意中の音だけを都合よく聴きとることが出来るんですよね。
これを(もちろん無意識にですが)使えばかなり音楽を心地よく(都合よく)聴けるのではないかと思っています。
まだ仕組みは解明されてないかもしれませんが、恐らくこれをするには音がこの「顔周り」フィルターを通ることが必須な気がしていて、
そこを通らず無理やり音の全てを耳につっこまれるヘッドフォンリスニングとはやはり違うところじゃないかなんて思っています。
「真夏の夜の夢」をこのパーフェクトフィルター通して、要はスピーカーから聴いたらどう感じるのかは気になるところです。
まぁどの曲も同じフィルター通るのでやはり同じように感じるのかもしれませんが・・・。
あとは皮膚や骨で感じる振動もスピーカーリスニングならではでしょう。
意識出来るほどの爆音で聴くことはないにしろ、何かしら無意識的には感情に影響与えていそうだと思います。
ちなみに、ヘッドフォンのほうにもメリットはあって、お高いモニタスピーカーが無くても、ある程度のお値段でかなり広いレンジを聴けますし、
音のズームインズームアウト(ボリュームの上げ下げ)も自由自在ですし、特定の音にも注目(注耳)しやすい。
音源を比較するにはリーズナブルな手段かもしれません。
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3月あたりからLPを録音し始めて、ちょっとずつちょっとずつやってるうちに、 全マスタリングをポン出しできる一大ユーミンライブラリーが出来てしまいました。 例えば「埠頭を渡る風」なら、オリジナルLP、85年CD、ノイエムジーク、99年CD、99年LP、 40周年ベスト、18配信、19配信、万歳!CD、万歳!ハイレゾ、万歳!アトモス、万歳!LP、という感じ。 音量もけっこう細かくそろえて、暇なときにブラインドでどの音源か当てるゲームをやってます(笑) 音源を自由に出来るんならそういうオーディオ耳トレゲームみたいなのをアップしたいんですけどね。
配信が出るまであまりマスタリングを聴き比べるという事はしてこなかったのですが、 こうやって並べて聴いてみると、本当にそれぞれで面白いです。ちゃんと違うんですよね。 (「埠頭を渡る風」は違いますが)万歳!のリミックスものは、だいぶ個性強い感じですね。 料理で言うとフレンチのような、、濃厚だけど・・・爽やかさに欠けるというか、 特別なトキメキはあるんですが、毎日食べないし、最後の晩餐にもしないかなぁという感じ。 一度「真夏の夜の夢」の万歳!LP → シングルミックスという順序で曲が出たことがあるのですが、 もう ビスク → レモンスカッシュ くらいの差があって面白かったです(笑) |
80年代中ごろから90年代にかけて、ユーミンサウンドは一生懸命空間を作ろうとしてきたように思います。
これは「VOYAGER」の時の正隆さんのインタビューでも仰ってましたし、次作より参加したマットさんもそこが得意技の一つで、
彼のインタビューでもアマチュア時代やウエストレイクで学んだことの最も重要な事としてマイキングの時点での空間づくりだと語られています。
シンクラヴィアの時期はインタビューを持っていないのでよくわかりませんが、音を聴けば恐らくエフェクトで人工的にそれをしようとしてたのだろうと思います。
私的&極端な解釈ですが、この時代の曲の万歳!ミックスはその入れようとした空間を徹底的に排除しているように思えます。
ピュアに音そのものだけを入れようとしている感じがしますね。これはポン出しで順番に音聴くと、本当に両極端という感じ。
空間をレコード側に入れるんじゃなくて、音だけを入れとくから空間の役割はリスナー側でアンプやスピーカーや部屋使って好きにやってよという感じかなぁ?
(これ満足にやろうとするとすんごいお金かかるやつ・・・^^;)
だからちょっとヘッドフォンでは聴きづらい、のっぺりした感じなのかもしれません。
まぁ私なんかはその時代の空間サウンドに馴染んでしまっていますから余計に違和感があるんでしょうね。
もっと昔のモノ時代から音楽聞いてた人にはスタンダードかもしれませんし、最近の音配・スマホ世代にはくっきりした良い音なのかもしれませんね。
空間要素入れると相対的にヴォーカルや楽器は小さくなりますし、その中で主張を強めると尖った音になるでしょうから。
空間の音源への放り込みはドルビーアトモスみたいなものに期待ですかね。万歳!のアトモス2ch音源ははまだ放射状に引き剝がされた感じがありますが、
ヘッドフォンで良いオーディオシステムとルームを再現できる日が来ると良いなと思います。
● 7月3日 管理人
「万歳!」LPを毎日聴いていますが、まさかの、、、飽きが来てしまいました^^;
悪いLPではないのですが、なんというか低域が盛り盛りすぎて、低域は好きなのですが、ずっと聞いているとどの曲も盛り方が画一的というか、
もちろんバラードもあるので全曲がそうというわけではないのですが、うーん、だんだんと同じような絵が浮かぶようになってしまった感じ。
あのリットーベースのような青い、地下のアロアで、低域に埋もれてるような、閉塞的な感じ。
もちろんその心地よさってのもあるしそれが似合う曲もあるのですが、私はやはりベスト盤ならユーミンの曲でお外のいろんな景色にも旅立ちたいんですよね。
もちろん、私の環境とフィジカル、好みで聴いていますし、持っている範囲の他のLPとの比較からですが、
低音の盛りも響きも独特で、ヴォーカルのヌケがイマイチ、なんだかどの曲も同じような重い服着せられてるように思えてしまって。。。
この画一的な服というか、服というよりは全曲が醸す体臭のような、、それはGOHさんの個性だと思うんですよね。
ちょっとネガティブなことを書きましたが、自分が手掛けた作品から体臭醸せるってのは本当にすごいことだと思います。
普通エンジニアってその業界でしか名前が知られないものですが、やはり一般にも名が出る方ってのは一味違うなと思います。
写真家のレスリー・キーさんやその作品なんかにも同じことを感じます。クセ強と言うか一発でこの人のだってわかる感じ。
体臭と気付くと長くは嗅いでいられないというところもありますが、でも最初にうっとりしたのもその体臭だったりするので、
そのうちまた無性に嗅ぎたくなるんだろうなと思ってはいます。
ふと思うと、ユーミンや正隆さんはそんなに強い臭いが無いというか、そこがまた特異なところなのかもしれません。
いや、嗅ぎすぎて私の鼻が麻痺してるだけか。。。
資料的な面白さはありますし、まぁここはそういうサイトであるので、引き続き聴き比べはやろうかなと思っています。
今回の企画ですごくマスタリングやアナログレコードに興味が持てて楽しみが増えたのは有難いことです。
万歳!LPは上記のとおりですが、最後に私が今年飽きずに聴きつづけているこれは素晴らしいと思うLPを3枚紹介します。
1: NO SIDEのオリジナルLP
これユーミンLP(という切り口はないかもしれませんが)の金字塔ではないかと思います。
発売当時「シンセ-フォニック」みたいに書かれてたように思うのですが、シンセで仰々しく組み立てたサウンドってそんなに好きではないのですが、
このLPはすごく録音がアトラクティブで作品も好きですが、音を追いかけても45分聴けてしまうLPですね。
LPでここまでバチコン!と音が出せるんだという事に驚いたので印象が良いというのもあるかもしれません。
滅茶苦茶売れたLPなので、1000円もあれば買えるのではないかと思います。
2: 大貫妙子「ロマンティーク」イエロー盤 (SONY, MHJL 22)
“タエコ=オーヌキ”ブームみたいなのがずっと続いている印象で、LPが何度も再版されていて追えていないのですが、
これは2018年に新たにLP用にリマスタリングされた盤の再発売で、ジャケ文字と同じイエロークリア盤です。
まぁこの作品はどんなに悪い音で聴いてもきっと楽しいと思うのですが、このLPなかなか満足度高しです。
2曲目まではまぁ普通の音質なのですが、3曲目の「雨の夜明け」から低域に粘りと深みがありますし、
ストリングスも豊かだけど抜けがよく、何よりヴォーカルがしっかり響く余地がある。
私は「ふたり」まで聴くとちょっと気が緩むというか、消化試合感があるのですが、そこの後ろ3曲の音も良いんですよね。
それから内周が嘘だろというくらい歪まない。よく聴くと若干歪んでますが、気にならない程度です。
更に走行音もものすごく静かです。クリアイエローという事ですが、本当に透明です。ユーミン万歳!もクリアレッドですが、やや透明ではないんですよね。
透明盤はツルっとしていて走行音が静かとかあるんでしょうか?ちなみに大滝さんのロンバケクリアブルー盤も静かです。
ユーミン万歳!はエージングなしに聴くと内周に行くとややチリチリバザバザいうんですよね。。。
このLPはまだ新品で買えると思います。ただ、大貫さんのカラー盤は軒並み完売してるので長くは残ってないかもしれませんが。
3: フェイウォンの「Coming Home」(UNIVERSAL, UIJY-75256)
これが今年一番のLPなんですが、LPらしいしっとり感とLPなのに清々しいヌケ感で、つい万歳!LPにもこういう音を求めてしまってたのかもしれません。
♪ヤッポイ カフェー ヤブー サビシィ〜 と歌う曲があるのですが、香港の雑多だけどどこか「サビシィ〜」感じ、
ま、広東語なんで「寂しい」と歌ってるわけではないと思うのですが(笑)
真夜中にも開いてるカフェの寂しい感じ、外は蒸し暑く強めのクーラーで窓が結露して、固いテーブルがひんやりしている感じがよく音に出てます。
また広東語の歌はたいてい独特の節回しが入るのですが、この人は北京の人でネイティブじゃないからこそけっこうサラッと歌っていて、
それもちょっとサビシィ〜感じでいいんですよね。曲はけっこうごった煮ですが、すごくあるひとつの雰囲気がとどめられてる作品だと思います。
ライナーだったかに載っていたこの頃(80年代後半〜90年代初頭)の彼女の話。
もともと北京育ちでアメリカに留学しようと思っていて、先に香港に寄ったら、当時の大陸人に対する法律か何かで1年間香港を出られなくなってしまったそう。
しかたなく香港のレコード会社と契約してアルバムを出したけどたいして売れず。1年遅れで留学していたら、契約がまだ1枚残ってる!と言われて、
香港に戻って作ったこのアルバムが大ヒット。ギネスでは広東語で一番レコード売った人なんだそうです。
1日1日は大変だったかもしれませんが、まるっと見ると金と才能のある人の気まぐれ成功人生って感じでいいですね。。。
これ香港の中古屋で見つけたのですが、よく見ると日本盤で、今年日本のUNIVERSALから普通に日本向けに発売された盤でした。まだ先日もタワレコに並んでました。
香港のお店も日本のシティポップのLPが沢山置いてありました。ユーミンも普通の形態のLPをまた出してほしいですね。
● 6月29日 管理人
「万歳!」LPはしばらくは単純に聴きこむ期間にして、CDとの聴き比べは耳に慣れてからにしようと思っていますが、
空間オーディオの時と同じで、実はあまりLPとCDと聴き比べをしても仕方ない気もしています。音作りの発想がやはり違う気がするんですよね。
物事の把握の方向性としてディティールを確かめたいというのがありますが、それが叶うことが音の良さとするなら、やはりCDのほうが音は良いんですよね。
CDのほうが音はかなりくっきりとしていますし、ノイズがないので小さな音まで追えますし。
ただし、色んなくっきりした音が次々に来るので、全体が把握しにくいという不満感がCDにはあるように思います。
これは左右上下の空間的にいろいろ所に音があるというのもありますし、時間的にどんどん来ちゃうというのもあります。
喩えると、自分一人の窓口に色んな人が詰めかけて同時に色んな事言われてる忙しい感じがするんですよね。
別の喩えだと「シャングリラI」見たときに、いろんなところでいろんなパフォーマンスがあって、
ユーミン見てたら玉乗りが見れないし、玉乗り見てたらユーミン見えないし、というような部分しか見えない煩わしさに近いかも。
視界が広ければいいんですけどね。
一方、LPのほうはやはり私はローファイだなと思うのですが、その分、各音のエッジが弱く一体感がある。
各楽器の主張が強すぎないので別個のものがどんどん同時に来る感じが薄いんですよね。だから起こっていることの全体感を把握しやすい感じ。
一昔前は男性脳とか言ってましたけど、どこか行くときに地図なんかでまず全体を把握したいという欲求がある人には、
LPの音ってこの全体を把握できる感じが、心地よさとか満足感、納得感に繋がってるんじゃないかなと思います。
それにエッジはないけど、中身はしっかりしてるので、ただのローファイではないですしね。
無理やり「シャングリラ」に喩えると、遠くから見て全体が把握できてるかんじでしょうか。
でもリアル観覧に喩えきれない点は、見てる対勝物が小さくならずに、大きいまま全体が把握できてる、要は広い視界を得られた感じがするのです。
しかも音量を上げても一体感保ったまま全体で大きくなるんですよね。
CDももちろん全体で大きくなるのはなるんですが、音量上げると各音が各々に突き刺さって来る感じがあります。
なので、例えCDとLPに同じ音が刻まれていたとしても、ぜんぜん再生される音が違う気がします。
特に現代の山ほど音がミックスされてる楽曲はその違いが顕著な気がします。
万歳!のCDとLPの場合、こういったメディアによる音の違いがあるのに、どうもMIXも違うんじゃないかという曲もありそうです。
これすごくややこしいですよね。違うにしてもメディアの違いなのかミックスの違いなのかが分かりにくい。
ユーミン史上メディアとミックスが同時に違うってことはなかったかもしれませんね。
あぁ「コバルトアワー」のテープなんかはそうですね。私は「少しだけ片思い」の違いが、メディアによる違いなのかミックスによる違いなのか未だはっきりしてません。
明らかにあった音が無くなってるとかならミックスの違いなんでしょうけど、音量バランスの違いとかはもうメディアが違うと難しいんですよね。
万歳!LPは、まだ流しで聴いてる段階ですが、例えば「春よ、来い」のイントロなんかは、
LPのほうはハープの音が大きいように思います。ハープを弾く(はじく)音がしっかり入っています。
これは、この弾く(はじく)とか言うのはやはりLPは苦手そうなので、あえて大きくミックスしているとも取れますし、
LP向けマスタリングの全体的な周波数処理で、あるいはLPのメカ的な制限でCDにあった音が上手く拾えず、
そのおかげで弾く(はじく)が強調されて聴こえる(要は別の音によるマスクが外れた感じ)のかもしれません。
まぁミックスから変えないとああはならない気はしますが。
引き続き聴いていこうと思います。
● 6月27日 管理人
「万歳!」LPを記念してレコードに関するページを作ることにしました。→ こちら
3月にLPが出るという発表があって、この3か月自分でもこんなに再びレコードにはまるとは思ってませんでした。
ユーミン万歳!の聴き比べは既存ページに更新しますが、それに加えて、こちらに掲載していたものを、
マスタリングの聴き比べページとレコードに関する知識のページに分けて掲載し、情報を追記してゆく予定です。
レコードを主に聴いていたのは、中学や高校の頃ですが、今だからわかることが沢山あって、より楽しめるのがいいですね。
今朝の新聞にも出てましたが、こちらこそありがとうございますというのと、これにて50周年イベントが締まった感じがします。
いやぁ、ニューアルバムが楽しみですね。
● 6月25日 管理人
「万歳!」LPをさっそく仕事しながら聴いています。
まずは豪華BOXいい感じですね。艶っぽい赤が満足感大です。レッドクリアヴァイナルもキレイです。
(余談ですが私はなんかこのヴァイナルと発音するのにすごく抵抗感があります、90年代は周りの中古界隈の人はみんなビニールって言ってたのに...)
まだ開けてない方のための注意点ですが、包装のビニールのふたは糊がついています。
これビニールに対してはあまり粘着力がないので、甘く見てしまうのですが、紙に付くとまぁまぁ強力です。
公式インスタのラインでの箱詰め動画見てもらうと分かるのですが、BOXの外に曲目を書いたBOX大の紙が入っていて、
取り出すときにこの紙とふたの糊が引っ付いてしまいました。
なんとか事なきを得ましたが、ビニール開けたらまずふたを内側に折り返しましょう!
クリアヴァイナルって黒い盤よりも静電気がすごい気がします。
でも静電気除去スプレーをかけすぎるとスプレー曇りしてしまう。これは別に黒い盤でも同じですが、クリア盤は目立ってしまう。。。
私はBOXの扱い含めストレス感じたくないので、ええい!って感じで2セット買ってしまいました。
マイPL的には15年くらいかけてちょっとずつ減価償却する積りで(笑)
まだ全部じっくり聴いていませんが、ボートラの感想。
1曲目:ダイアモンドダストロングミックス:私はあんまりこういうの、よくわからないかなぁ・・・。
中途半端に音が抜かれているように聴こえて楽しみ方がイマイチわからない感じです。
2曲目:BLIZZARD:いろいろオーナメント付けた感じですかね。うん、別のMIXという感じ。
実は私の盤は「激しく舞い飛ぶ」の「ま」がほんのちょっと音が飛ぶんですよね。ただ録音波形には飛んでる形跡が見つからなくて。
だいたいこの辺だろうというところをカットして上手いこと繋ぎました。・・・ま、アナログは埃一つが音に出るので、あまり細かいことは気にし過ぎないほうが良いでしょう。
3曲目:Call Me Backはいったんスキップ。またCDとの聴き比べをしたいと思います。
4曲目:14番目の月。このリミックスなかなか面白い!
オリジナルはロックなんだけど、迫力がないというか、気の抜けたような音なんですよね。
この万歳!MIXはスタジオライヴっぽくなってるように感じました。昔FMの番組でよくやてったような。
マイクからの音に局のスタジオの独特の響きがあって、それを局の人が生でミックスして送信してる感じ。
ヴォーカルのレベルがちょっと不安定というか、今フェーダー上げたなってのが見える感じですが、そこがまた生放送のスタジオライブっぽいんですよね。
この曲、もともとの録音がそんなに良くない感じですが、そこを逆手に上手く活かした感じがします。
もちろんそういう意図があるかどうかはわかりませんが。
5曲目:コバルトアワー。これは賛否分かれそう。。。
アルバム「コバルトアワー」はたぶん軽くしようという方針があったのか、低域が薄いんですよね。
曲のほうの「コバルトアワー」なんかはずいぶんヘンテコな音だったと思います。
重心が高いというか無いというか、ドラムやベースはあるのですが、お囃子的な感じで。
視界に地面のない開けた空をギターとかエレピが飛び交ってて、ついでにベースもぴょこぴょこ跳んでる感じ・・・
それがらしさだった気がします。
万歳!MIXはドラム、パーカスの低域をどっしりさせて一気に重心おろしてるんですよね。
コバルトアワーのヘンテコな音がまともな音になってるのですが、うーん、、、
昭和の会社っていろいろ困った人だけど、会社の顔になってるような、武勇伝がいろいろあるおっちゃん社員がいた感じですが、
真面にしてしまった感じですかね。良かったんだけど、良かったんか??みたいな。
ギターやエレピは飛び交ってますが、ちょっとお昼食べ過ぎて重苦しい体で地面に寝っ転がってそれ見てるような感じがします(笑)
6曲目:少しだけ片想い。これは逆に上記の低重心がマッチしている感じがしますね。
7曲目:12月の雨。これはほぼオリジナルっぽい高低バランスですね。最初はそのままのミックスなのかな?と思いましたが、
最後のほうを聴いてあぁ違うなぁなと分かった感じです。
8曲目:オータムパーク。アラームアラモードの埋もれヴォーカルから解放された感じですね。
不自然なリバーブが残っていますが、もしかしたらこれは元のマルチにも入っちゃってるのかもしれません。
こういうベストとかリミックスの良さの一つはアルバムの音作りから解放されて(もちろんアルバム全体の音作りってのもあるべきと思いますが)、
その曲が新たな(あるいはもともと持ってた)魅力を放つことですかね。
他のディスクも聴いてみて、またこちらの万歳!聴き比べに追記しようかと思っています
● 6月25日 管理人
「流線形’80」のLPを聴いてみました。
このアルバムは「紅雀」と打って変わってスッキリした印象ですね。
ただ、このアルバムはもうアレンジとかミックスの印象が強すぎて、所謂マスタリングの違いが印象に残りにくい感じがあります。
今みたいに何か書こうとすると、いちいち聴きに戻らないといけないような感じ。
私は宝塚歌劇もユーミンほどではないにしろ好きなのですが、ジェンヌさんは、すっぴんは意外と素朴なお顔立ちな方が多いように思います。
独特のメイク術で舞台顔を如何様にも創り上げるというそのへんのプロ感がまた魅力だったりします。
ただ、稀に地顔が強くどんな役でもその人らしさ、同じその人の素顔感が浮かんでくるような方もいらっしゃって、
今思い当たるのは2000年代にトップをされていた朝海ひかるさんでしょうか。もう美貌のトップさんという感じでしたね。
この「流線形’80」も同じような印象があります。
独特の響き感というかしっとりしているけど、ヴォーカルは軽くて自在な笛のような音色で、どれ聴いてもその同じ印象がまず浮かんでしまう感じ。
よくよく聴けばもちろんいろいろ違いはあって、例えば「12階のこいびと」のイントロはRchに吹奏系の楽器(私は楽器名が分からないので)が
主にメロディを奏でてるのですが、Lchにも背景っぽくもう一つ吹奏系の楽器がいるんですよね。これはすごくエアっぽい音を出してます。
LPはこの背景っぽいほうの拡がりや吹いてる感を感じやすいんですね。85年のCDはそれを感じにくいというか拡がりが狭い感じ。
LPは両チャネルに互いに漏れがあるので、こういう小さい音のところでは広がって、面の大きな音に聴こえるのかもしれません。
この「流線形’80」のようなヴォーカルに浮き感がある作品は配信版がうまくハマっている気がしますね、「時のないホテル」なんかもそうですが。
オリジナルがやりたくてそこまで行けなかったところに行っているというか。
配信版はこういう独特のアンビエントを感じる作品、音の響きを通してその部屋の感じや、
屋外だとしても気象的な圧を感じさせられるような作品には上手くハマってる気がしますね。
音はもう関係ないのですが、この「流線形’80」というタイトルはなかなか秀逸で、私自身は抽象概念というものをすごく教えられた気がします。
発売当時ユーミンたちがタイトルについてすごく詳しく説明してるんですよね。
例えば全音楽出版が出している楽譜「LPレコード新譜特集 松任谷由実 流線形'80」とか所属事務所が出していたフリーペーパー?のような物。
前者は楽譜本なので探せば安価で入手できると思います。楽譜なのにけっこうなボリュームの特集記事を入れてます。
このタイトル、子供の頃はコルベットの ♪ライトは流線形〜 からとったくらいかなぁと思っていたのですが、
大人になってこれらを読むと、どうやら自分たちがやっていく音楽とかスタンスを象徴する言葉としてつけているんですよね。
当時の正隆さん曰くは、自動車なんかが省エネ箱型の機能性や効率性重視になっているけど、
昔はもっと趣味的な都合でムダの多い流線形だった(四角でないものを作ろうとすると部材に余りが出るのでムダになってしまう)、
自分たちがこれからやっていきたい音楽も機能性重視じゃなく、そういう趣味的でムダを愉しむ音楽なんだ
・・・的なスタンスに対して「流線形」ってつけてるんですよね(たぶん)。
「シャングリラII」の時だったか、テレビの特集でやはり正隆さんがボールの表面を指さして、歌詞が表現しているものがここだとしたら、
(ボールの裏側のほうを指さしながら)この辺やこの辺にもっと違う世界があってそれをショウで表現したいというようなことを仰っていました。
ちょっとうる憶えなので正確ではないかもしれませんが。
見た当時は意味がよく分からなかったのですが、だんだんと抽象概念が解せるようになってくると、
曲には誰かが作った(ユーミンや正隆さんとは限らないのが不思議で面白いところ)ボールのような抽象概念があって、
歌詞もショウもその表面にある具体表現の一つでしかないというような構造が見えてくるのです。
この「流線形」もそういう抽象概念につけた名前で、表面にある具体的な物としては
40年代のコルベットかもしれないし、コーラの空き瓶かもしれないし、埠頭を渡る風かもしれない。
もちろんこれから新しく作る作品もそうだ、80年代の流線形の世界をやっていくんだというスタンスを宣言したようなタイトルですね。。
「’80」ってのはよくわからないんですよね。もちろん80年代の意味なんですが、それをタイトルにするという発想がわからない。
「悲しいほどお天気」のキャッチコピーに「ユーミン彗星!舞い降りた街はすでにエイティーズ!!」ってのがあるのですが、
これもセンス的に分からないのですが、分からないなりに当時の人たちの80年代への期待感を慮ることは出来るかなぁという感じ。
私の世代ってもう失われた云十年とやらを生きてきてるので、“年代”に期待するとか、それがコピーになるって感覚がないんですよね。
(そうじゃない人もいるかもしれませんが)
私の世代が00年代、10年代、20年代、これらを”年代”として振り返ることなんてあるんでしょうか?
IT業界とか途上国の人とかはあるのかなぁ。
これから迎える30年代、40年代、50年代がコピーになることなんてある??
やはりこの時代ってちょっと羨ましいですよね。
なんにせよ、上手いタイトルですし、若いのに頭の良い人たちだなぁと思います。
昔はもっと概念とか、見えないものが身近な存在だったのかもしれませんね。
この「流線形’80」はジャケットもめちゃめちゃ素敵です。
CDで小さいサイズで見てた頃は雨が降っているんだと思っていましたが、LPで見ると木目ですよね。
木目に描いたのが、木目を描いたのか、ブリキっぽいコルベットといい本当に素敵です。
描かれた矢吹さんの画集「矢吹伸彦風景図鑑」に原画が載っています。カットされてるブリキ人形?も載ってますので、
絶版ですがわりと安価で中古本を買えますのでご興味ある方は入手してみてください。
残念なのはジャケットがE式なこと。理由のない純粋なE式はユーミンではこの作品だけじゃないでしょうか。
E式はペラペラでジャケットの輪の部分にシワが寄りやすいんですよねぇ。。。
ひとまずこれで松任谷作品のLPは全て聴いてみたことになります、たぶん。。。
万歳!LP到着までに荒井作品まで行きたかったのですが、しばらくは万歳!LPを愉しもうと思います。
● 6月22日 管理人
「紅雀」のLPを聴いてみました。今回はオリジナルよりも81年の再発盤のほうが状態が良かったのでそちらを聴いています。
いやぁ、このLP音が悪いですねぇ^^;
二重に悪い気がして、ひとつは原盤の周波数特性が悪い、高域がなくてどんよりした音、低域もぼやーんとしてますし。
更に、それがうまくLPにカットされていない感じもして、歪みが酷いのです。
前者はこの作品を思うと演出なのかも・・・どこか砂っぽい異国で録音されたような雰囲気があります(実際は銀座の音響ハウスですが)。
悪いといった後で書きにくいのですが、エンジニアは東芝EMIの蜂谷量夫(りょうじ)さん。
さすがにアルファの吉沢さんにはお願いできなくなったのか、「潮風にちぎれて」から蜂谷さんがご担当されています。
蜂谷さんは私が持っているこのあたりの時期の東芝EMIの作品を本当に沢山手掛けられています。
超有名どころは寺尾聰「リフレクションズ」ですかね。
ミカバンドの「黒船」も手掛けられていて、最近の加藤さんの映画なんかでも注目されているご高名なエンジニアです。
85年の青帯CDはLP的な歪みがないのはもちろんですが、各音の解像度もLPより良いですし、ヴォーカルがすっきりしていますね。
99年CDはさらにそれが良くなった感じで、低域も高域もくっきりしています。
で、それが固く感じるならLPですね。なんであれLPにこだわる方は是非99年盤入手されて聴かれると良いと思います。
歪みもだいぶん低減されていますし、この作品のオフな感じを保ちつつ、スッキリした印象です。
ちなみに99年盤CDは「残されたもの」のサビでヴォーカルが割れていて(レベルオーバー時の歪みという感じ)、
85年盤CDは割れていないので、ここはちょっと残念ですね。
配信版は18年のは99年盤からの流れで聴くと、再び少し霧の中、でも立体的な霧の中という感じで少し新しい「紅雀」という感じがします。
19年版はやはりけっこう低域が足してある感じですが、シンクラビアの頃のような固い音に足してあるとすごくカッコいいのですが、
こういう元がボヤ―んとしたちょっとアコースティックなものに足してあるとやや浮足立ったような落ち着かなさを感じます。
私は酸辣湯が好きなのですが、ああいう熱くて酸っぱいトロンとしたものを食べた後胃がゴロっとするような(笑?)いろいろ忙しい感じ。
で、やはりヴォーカルがスーッと浮いていて、やはりこれも「シン・紅雀」という感じ?ですね。
みゆきさんのリマスターの時も思いましたが、こういう元の音がイマイチなものをどうリマスターするかというのは難しいですね。
変えてしまうと元のとぜんぜん違うものになりますし、だからと言って元の何かをアップデートする余地もないというか。。。
まだ荒井由実時代は聴き比べていてませんが、松任谷初期の配信版、特に19年のはオリジナルとは少し別物になってる印象ですね。
それはそれで面白いと思います。
今回99年盤LPを載せ替えるときに気付いたのですが、81年盤とカットの幅が随分と違うんです。こんな感じ。
99年盤よりも81年盤のほうが広く演奏面が使われています。
以前も書きましたが、使える面積が広いほど、大きな音が収録できますし、単位時間当たりの線長が長くなるので高域周波数の再現性も良くなるのですが、
より内側に入り込むので内周曲については歪みが多く、高域周波数の再現性も悪くなるというトレードオフがあります。
例えば、81年盤は使用面積が広くても、上図赤で示したB面最内周曲の「残されたもの」は99年盤より内側にあります。
ちょっと面白いなぁと思って「紅雀」B面の5曲の配置条件を比較してみました。
ひとまず @どのくらい内側にあるか と Aどのくらいの面積を使用してるか の2軸で比較してみます。
@は内周歪みに関係し、Aは音量に関係します(音量が小さいならそのぶん線長が長いことになるので周波数特性に関係します)。
左図のバブルチャートは横軸がレコード中心からの距離(@)で曲の最終位置がプロットされています。
縦軸は使用面積(A)です。演奏時間の違いに影響を受けないよう、演奏時間(秒)で割ってますので、1秒あたりに使っている面積ということになります。
実際に針は線上を振動しながら走っていますが、Aはその走る線長x振動幅みたいなイメージのまるっとした指標です。
外周と内周では1秒間に走る線長が異なるのですが、振動幅も違ってくるのですが、まぁ大雑把に音の大きさを表していると見れると思います。
(ただし、実際に大きな音で刻んでいるかどうかはまた別の話です。ポテンシャルとして大きく刻めるという事です。)
この図では右上にあればあるほど良い音、左下にあればあるほど悪い音です。
左上は音は大きいけど歪む、右下は歪まないけど大きく刻めない。左上から右下へトレードオフラインが走る感じです。
「罪と罰」や「出さない手紙」は横軸上はそんなに差がなく、縦軸は81年盤が良いポジションです。
「白い朝まで」「ランドリー・ゲイトの想い出」はトレードオフという感じ、
「残されたもの」のみ81年盤の条件が明らかに悪いです。他の4曲が贅沢に面積を使ったのでそのしわ寄せを受けてる感じですね(笑)
99年盤は「白い朝まで」にちょっと多めに我慢してもらって、「残されたもの」の面積を確保した感じでしょうか。
バブルの大きさは音量ですが、負のdB値はこの図で正確に表現できないので、大きさテキトーです。
右図の棒グラフは、その音量をもうちょっと正確に表したものです。
何dBでピックされるか(絶対値)はプレーヤーに依存するのでここで見るべきは差分値ですね。
やはり81年盤のほうが3dBほど大きく収録されています。
最大音量と平均音量の差も同じくらいですが、「ランドリー〜」は99年盤は23dB、81年盤が20dBと99年盤のほうが豪華に収録されていますね。
平均は99年盤のほうが小さいのですが、ブラスのためにバッファをとってある感じですかね。
総じてみると、99年盤は音量よりも内周で歪みにくいことを大切にしたカッティングだったのかもしれません。
99年はデジタルマスタリングですし、LP用マスター音源の調整がしやすく、
カッティングにおいてもマシンにどんな信号を刻むかいっぺんに知らせることが出来た(なんせデジタルデータなので)でしょうから、
こういう出来るだけ外側に刻むということも出来たのかもしれません。
81年盤のマスターがつくられた78年はアナログマスターで、もちろんLP用のマスタリングはされていたのでしょうけど、
デジタルほど好き放題波形をいじれないでしょうし、リアルタイムに刻んでゆかなくてはならなかったのでしょう。
ちなみにレコードの走行音というか、無音時のノイズは、私のプレーヤーの場合最大値が-39dBあたり、平均が-50dBあたりにあります。
99年盤でも平均同士で20dBほど差がありますから、音楽が始まれば十分マスクされる差分でしょう。
ちなみに、上図のバブルチャートはCDの場合、縦軸は全て同じ値でバブルが横一直線に並びます。
また、横軸も盤による違いは発生しないはずです。
CDは音量に関わらず(たとえ無音であっても)時間当たりに使うデータ量が同じだからです。
ああいうバブルチャートを描いてみていろいろ面白いのもアナログ盤ならではですね。
(アナログ盤も時間当たりに使われる線長は一定ですが、刻む波形により使用面積が変わる感じでしょうか。)
● 6月18日 管理人
「サーフ&スノウ」のオリジナルLPを聴いてみました。
リゾートと言うと私は世代的に?どうしてもバブル期の西武グループみたいなイメージになるので、
正直、この作品のリゾート感って実はわからなかったりします。
たぶん80年オンタイムではない「古き良き」とか「往年の」って感じのリゾート、
白黒からカラーが見える世代にしかわからない感じなんだろうなと少し悔しく思いますね。
ただ、何がモチーフということをあえて知る必要はなくて、自分がイメージする架空の「あの頃」でいいかなと思っています。
この作品はノリノリの「謳歌!」って感じの歌から、輝いていた「あの頃」の翳りやどこかそれを後ろめたく振り返るような曲もあって、
その陰影が素晴らしいですよね。
だから私的には「リゾート」というよりは「青春の光と影」みたいなのがこの作品のテーマだと思っています。
♪ ああ 舟につながれ 旅をしても まだすっぱい パイナップルでいたい
これなんかは2曲目にしてもうバチっとアルバムの(私的)テーマを言い当ててるようなフレーズだなぁと。
同時期に須藤薫さんが正隆さんプロデュースでこの「サーフアンドスノウ」っぽい世界を何作か出されてるのですが、
もう「あの頃」をバッチリ追体験できるほどの完成度です(表現が難しいのですが、追体験すべき「あの頃」をバッチリ妄想できると言ったらいいのか)。
アルバム最後の曲のサビ終わりに
♪ 翳りゆく青春の光 今はもう遠いあの頃
と歌われる曲があって、文字にするとなんてことない文句ですが、そこまでの曲たちの雰囲気と彼女の歌唱力でものすごい説得力なんですよね。
私にはこのフレーズが「サーフアンドスノウ」までをも総括してしまったかのような印象があります。
前置きが長くなりましたがそんな感じのイメージもあってか、「サーフアンドスノウ」はアレンジはいろいろなのですが、
リズムはけっこう素朴に録らてるような印象があります。
「あの頃」のローファイというか温かいローテクな印象、あまり空間づくりの小細工がされていないというか。別にあえて古い音にしてるとかではないのですが。
85年の青帯CDはやはりこういう音作りだとちょっと団子になる傾向がありますね。
ドラムの解像度が悪いですし、この青帯共通のドラムの破裂感というか他の音をマスクするような窮屈さ、丸まった感じがあります。
これに対しLPは幾分スッキリした印象かつドラムやベースが比較的ですが立体的に思います。
「ワゴンに乗って出かけよう」なんかはCDとの違いが分かりやすいと思います。それにLPのほうは内周曲ですがあまり歪んだ感じもありません。
「人魚になりたい」のドラムの響きなんかもそもそもベタっぽい音ですが、LPのほうが立体的で量感ある感じなんですよね。
「サーフ天国、スキー天国」のドラムの弾け感もLPのほうがあるように思います。
99年リマスターCDはやや低域抑えてやはり固めのくっきりした音になっているように思います。
99年LPは珍しくちょっと音が悪いかも。これはもちろん好みによりますが、私は低域に寄りすぎな気がします。高いほうの音が埋もれてしまってるような。。。
配信リマスターはちょっと団子っぽいイメージを持ってしまうこの作品に空間的な拡がりが与えられている気がします。
またこの作品はヴォーカルがよく録れているように思えて聴いてて気持ちが良いですね。
曲ごとに録り方なのかエフェクトなのか、出来上がってる音は違ったりもしているのですが、バラバラな印象はなく
「あの頃」の温かさに集約されているような印象ですね。
アートワークは、ホイットマンチョコがとかは今更なので、あまり書くことが思い浮かばないのですが、
ひとつ、今回改めてLPジャケを触ったのですが、紙質が柔らかいマットな素材でいいなぁと思いました。この作品の雰囲気にぴったりです。
これ、たぶんですが、A式だからできるんですよね。ボール紙の上から相応しいタイプの紙を巻けるので。
E式だと固いボール紙にそのまま印刷しないといけないので、こういう質感は出せないのではないかと思います。
アートワークは関係ない余談ですが、オリジナルのLPには「Yuming Hot Scene」というチラシが封入されていて、ツアー日程なんかがずらっと書かれています。
私がこういうサイトをやりたくなったのはあのチラシの日程が書かれたのに何か感じてしまった(笑)ことがきっかけでしょうね。
Wikipediaなんか見てても思うのですが、こういう〇〇会館、XX会館みたいな一覧に感じてしまう人が一定数居るんだろうなと思います(笑)
● 6月17日 管理人
ミセスグリーンアップルというアーティストのビデオが批判にさらされています。
批判される理由はまぁあるとしても、私も野次馬的にビデオを見ましたがとくに不快感は感じませんでした。単純に楽しそうなビデオだと思いました。
ネットではもうボコボコに言われていますが、あんなビデオくらいで・・・私はどうしても酷い話だと思えてなりません。
私もいろいろ疎いので正直、コ〇ンブスがNGキャラになっているとは今回のことで初めて知りました。
ただ、日本人にとって長らくコ〇ンブスは困難に挑戦した人物としてどちらかというとヒーローキャラでしたし、
史実としての蛮行が今否定されることはもちろんとしても、あのビデオの「コ〇ンブス」に蛮行を肯定する意図はないでしょう。
つい、ユーミンが、と考えてしまうのですが、、、
ユーミンもJOURNEYツアーでは海賊の格好をしていますが、海賊の歴史を見れば、様々な蛮行があった事と思います。
ただ、ユーミンが演じた海賊にそれを擁護し奨励するような意図がないことは明らかです。
(もしかしたら海賊に嫌悪感を抱かれていたファンもいるかもしれませんが。)
いつか海賊が批判されるべき対象として大きく注目される時が来たとき、彼女も海賊として吊るしあげられるのでしょうか?
・・・そんなバカなと思います。
アーティストの表現にはそこに至る意図や文脈があるはずで、ある時代のある価値観においてのまずいモノに触れたからと言って、
その意図や文脈をまったく無視して批判されるのはあまりに理不尽だと推しのある身では思いますし、ミセスのファンを慮ってしまいます。
これはファンとしてはスルーしておくべきなのかもしれませんが、Xに出回っているユーミン語録なんて最たるものです。
だいぶん誇張、湾曲されてるし、発言の前後も全く無視されている。あれがユーミンの全てだなんて誰にも思ってほしくないですよ。
語録は作品と違って意図的に残そうと出したものではないですし、そもそもが作り変えらたものなので、ビデオとは別かもしれませんが。
まぁ過度なミセス批判にしろ偽ユーミン語録にしろ、「アーティスト」や「推し」というものに縁のないごくごくごく一部の人たちの自己満足の言動だと思いたいです。
ただ、あえて今現在のまずいモノに触れに行く必要はないので(もちろん内容によっては傷つく人もいるでしょうから)、
A&Rでしたっけ、アーティストにいろいろ情報を提供したり、アドバイスしたり、
なんというか移り気な世の中に追従して、アーティストとの取り持ちみたいなことをする役割は大切だなぁと思いました。
● 6月15日 管理人
「時のないホテル」のLPを聴いてみました。
この作品は重めとか暗めとか評されることが多くて、確かに演奏も音作りも重いのですが、ユーミンの歌いっぷりが良くて私は情熱的な印象も持っています。
ヴォーカルにしばしばギターのディストーションっぽい音になっていたり(例えば ♪今あなたに話すと とか)、クラリネットっぽかったり(うーん、♪彼は誰なの とかかな)と、
けっこうエフェクトがかけられているように思うのですが、それがこのアルバムのどこか奔放で情熱的な女性像を作っている気がします。
このエフェクトのせいか、LPはまぁ歪みやすい感じで、走行音が静かなけっこうキレイな盤を持っているのですが、それでももう4曲目あたりから割と盛大に歪みますね。
「ためらい」なんかは「あの、ユーミン、内周曲なんですけど、、、」というのを気にも止めない歌いっぷりという感じで(笑)
まぁ他のアルバムも含めてユーミン作品は内周だからこの曲とかこの編曲とか全く拘ってない感じがしますね。
私は歪みが気になるほうなので、オリジナルLPに近い音を聴きたいなら85年の青帯CDを聴くかなぁという感じ。この青帯CDも別に悪くはないですよ。
少しエッジが欲しい場合は99年CDですかね。ドラムが少し強調されていて固いしっかりした印象を受けます。99年LPは内周歪みはいささかマシですが、やはり歪みます。
(細かいことを言うと元からマスターが歪んでいるのかどの音源もやや歪みっぽいではあります。)
配信リマスターは私はこの年代の曲のヴォーカルの質感が気になるのですが、この作品はもとより少しいじってる感じなので違和感ない気がします。
ヴォーカルの浮き感がもとからあるというか、湿気で寒く重い空気感の中にポッとヴォーカルがある感じがよりすっきりしているように感じます。
それでも19年のはやや印象が変わった感じは受けますね。ヴォーカルがやや希薄になっちゃったような。
また、99年のと比較するとわかりやすいですが、配信のものはドラムが引いてギターがフィーチャーされているように聴こえます。
配信リマスターの音で面白いのは「時のないホテル」。
この曲はヴォーカルがかなり帯域制限されてカスカスの音にした演出がされているのですが、リマスター配信はこれにリバーブがかけてあります。
99年までのは昔の電話:白黒映画に出てくるような電話ボックスみたいなのに入って筒状のマイクを口元にあてて使う電話のイメージ。本当に声の主要帯域だけをなんとか通したような音。
どこかの世界にあるそういう電話から現代に届いたメッセージ(谷山浩子の歌にありそうな...)とか、あるいはそれを交換所に紛れ込んだスパイが盗聴してるような。
対して配信版は古いラジオから流れてるニュースのような感じですね。ちょっと響く高い天井の部屋で流しっぱなしになっているニュース。もしかしたらラッパがついてるのかも。
配信版は18年のは割とオリジナルに忠実で、19年のはGOHさんの”俺はこう思う”が少し入ってる気がするのですが、
そう思うと18年版はオリジナルのミステリアス電話のまま、19年盤はラジオニュースにしても良かったのかなと思います。
これはリミックスなんでしょうかね?でもヴォーカルはLRにほぼ共通で入ってるので、こういう音は2MIXから取り出すこともできます。
カラオケにあるヴォーカルレスとか逆のヴォーカル強調はこの方法を使用していますから。
これこの後 ♪彼らの写真は からヴォーカルがフル帯域になってパッと生現場にカメラが切り替わる感じがいいんですよね。
こういうの誰のアイディアなんだろう?面白過ぎますね。
アートワークはこのなんとも言えないバタ臭いピンクの帯とか「時のないホテル」ってフォントのレトロな感じ、
当時もレトロだったのか、今見るからレトロなのかはわかりませんが、私の世代から見るとワクワクするものがあります。
また、ブックレットも素敵で、「ひこうき雲」以降はじめてブックレットがついたのですが、歌詞だけでなくてこの作品に周りの世界観、
ブラウンズホテルの様子やその周辺のロンドンの雰囲気を紹介してるのがいいですよね。ティータイムについてつれづれと書いてあったり。
アーティスト側のこの作品を目いっぱい楽しんでほしいという気概が伝わってきます。
少し関連するのか?この作品からLPの型番がETP-90000番台になって2,800円に値上げされています。
この作品はETP-90002で、90001って誰だったんだろう?と思ったら、チューリップなんですが、なんと74年の作品。5年以上後続型番がなかったわけです。
そもそもLPは70000番台、2,300円(後に2,500円)なのですが、74年当時90000番台をなんでわざわざ作ったんだろう?と思ってチューリップの作品を調べると、
どうもしっかりしたブックレットがついていての2,800円だったよう。「時のないホテル」もブックレット付だったから90000番台、2,800円にしたんでしょうか?
ただ、以降ブックレットが無いものもこの枠を使用しているので、単純に値上げのために元からあった枠を使っただけかもしれませんね。
● 6月12日 管理人
99年のリマスターLPを聴いていて不思議なのは、見た目キレイなのにけっこうプチプチプチプチノイズがのることです。
このLPもちろんオリジナルとは時代が違いますし、ノベルティ的に持ってただけの人も多いと思うのでとにかく盤の見た目はキレイです。
一方、云十年前から聴きこまれてきたであろうオリジナル盤はプチプチ言わないしなんなら無音時の走行音も静かだったりします。
見た目も薄傷があったりするのですが、音には全然でない盤もあります。(まぁ薄傷はV字溝の中が傷ついてなければ音には出ないでしょうけど)。
部分的とかではなく終始プチプチバチバチ言ってるので、後天的な傷ではなく、質の問題かと、
99年はレギュラーのLP生産は終了してたので、何か埃っぽい国でプレスしたのかなぁ?なんて思ってたのですが・・・。
(あの年、たしか宇多田ヒカルさんとかもLP出してて、もしかしたら一瞬ブームだったのかもしれませんね。)
Youtube見たらLPを水で濡らしてガーゼか何かで拭いたらプチプチ言わなくなるっていう動画があって、
やってみたいけど、なんか抵抗あるなぁと思っていたところ、タワレコにディスクユニオン公式クリーナーなるものを見つけました。
「レコクリン」という液体と、「レコクロス」というガーゼのような物。
これなら出来そうと早速やってみたのですが、これがびっくりで、本当にプチプチがなくなるんです!!
レコクリンはトローンとした液体で、なかなか出てこないのですが(だからこそ安全)、これを盤面に垂らします。
トローンとしてるのでいきなりレーベル面ブッシャーみたいなことにはなりません。溝に沿って静かに広がる感じ。
これを最初怖いのですが、レコクロスで溝に沿って広げてゆきます。すぐ揮発しますが、乾拭きして完了。
静電気除去スプレーをかけてベルベットで拭きとります。ちなみにこういうスプレーが無いと、
埃をベルベットで集めても、埃が盤からベルベット側に移ってくれません。
これ、やった直後はまだプチプチ言ってるのですが、2回、3回と回すとプチプチ言わなくなってきます。
何が起きてるのかは分かりませんが、たぶんプチプチ要素が浮いてきて、それを針で取り除いてるんでしょうね。
これはびっくり&すごいです!!
3枚とも酷い音だった萩尾みどりさんの「大連慕情」がけっこうキレイな音になりました。
まぁ、もともと録音音質があんまりよくない感じですけど(笑)
99年盤のようにもともと聴かれていない盤というのは意外といろいろ詰まってるのかもしれません(笑)
最近は45回転で3回ほどエージング?してから録音しています。
超音波洗浄機とか買うよりは安くで出来ますから、まず試すにはお勧めの方法です。
また、これは録音する場合の話になりますが、 プチっと出るノイズは上手くやれば簡易な波形編集ソフトでも自然に取り除くことができます。
上図は赤い矢印のところでプチノイズが発生しています。
図は上右図に行くほど時間的に拡大されています。上左図が縦線間が0.5秒、上中図が0.05秒、上右図は0.01秒。
上右図を見ると、同じような波が繰り返していますが、ノイズ箇所は波形が一旦下に大きく落ち上がってからまた元の波に戻っています。
人の耳にはこの急な変化がプチっとしたノイズに聴こえるようですから、ここをカットすればノイズは消えます。
ただし、カット後の両端が出来るだけ繋がるようにカットする必要があります。 例えば上右図の赤い範囲でカットすると、大きな上下動は消えるのですが、その後の両端に段差が生じ、 結局は急な波形が生まれます。人の耳は敏感でこれもプチっと聴こえます。 そこで、上右図の青い範囲ように一山まるごとカットしてしまい、 両端を段差なくつなげられると、プチっというノイズが聴こえなくなります。 こんなに大きくカットして大丈夫か?と思ってしまいますが、この一山が0.005秒くらい。 正弦波なら200Hzのまぁ低い目の、中音という感じでしょうか。 この間が一山無くなったとしても人は知覚できません(少なくとも私は知覚できません)。 ですから、無音部分じゃなくても、歌の途中でもどこでも余裕でカットできますし、 何もなかったかのように音楽も歌も流れてゆきます。 逆に、こんなに短い区間であってもプチっと聴こえるという事は、 人の耳は縦(音量にあたる)の変化には滅茶苦茶敏感という事ですね。 |
上図の赤い範囲でカット後の波形 |
話は変わりますが、「周波数」について実はあまりよくわからないという方向けに説明ページを作ってみました。
下記にもいろいろレコードの仕組みについて調べたことを載せていますが、ちょいちょい周波数が出てくるんですよね。
実は先日の万歳!LP視聴会の説明にも「高い音」とか「周波数特性」なんて言葉が出来てきています。
それにCDやLPが何kHzまで収録しているか?なんて話はずーっと語られてきていますよね。
周波数が分かると音楽を聴くにしても、オーディオの記事を読むにしてもかなり解像度が上がると思います。
専門書1冊読めばいいんでしょうけど、とっつきにくいし、不要なこともいっぱい書いてますし、
音楽を聴くにあたって必要そうなところだけを搔い摘んでみました。
ご興味があれば見てみてください。 → 「周波数を手っ取り早く理解する」
● 6月10日 管理人
「水の中のASIAへ」以降、全部聴いた感じになるので、70年代に戻って「OLIVE」のLPを聴いてみました。
この作品は「悲しいほどお天気」と同じで、ヴォーカルがナチュラルに録られていますね。
エンジニアは音響ハウスの森本八十雄(やすお)さんで、本作から「昨晩お会いしましょう」まで担当されています。(前作は東芝の蜂谷さんのセカンド?)
20年に亡くなられたそうで、お名前を検索するとそのお人柄、お仕事柄を偲ぶ記事がいくつかありました。
私はこの時代のユーミンのヴォーカルがすごく好きで、それがありのまま収まっている感じがして、
この時期の若くでもしっかりとしたヴォーカルをこういう風に収めていただいて有難く思います。
ユーミンのプロダクションは「昨晩お会いしましょう」あたりからどんどんエフェクトをかけた、恐らくは空間の拡がりを求めた音作りに
挑戦してゆくように思うのですが、これに伴いヴォーカルはどんどん生っぽさを失ってったように思います。
それ自体は全然かまいませんし、何より私はそうなった後のユーミン作品に出会って、それが良いと感じて今に至るので。
ただ、この時期にナチュラルなヴォーカルの録音が残っていて本当に良かったと思います。
広い空間はありませんが自然な音の拡がりがあって、低い声も含むヴォーカルが程よく近くて、
この時期の内省的な作品にもふさわしい録音やミックスだと思います。
オリジナルLPではこういった音が存分に楽しめます。85年CDもそんなにLPと遜色ないと思います。
85年CDの共通特徴は破裂的な低域のせいで少し空間的な拡がりに欠けるのですが、この作品はもともとあまり拡がりがないので気にならないかも。
この作品で一番音的に面白いのは「ツバメのように」だと思います。もうレゲエのようなベースのブリブリ感。
この低域の塊感がオリジナルLPの時点で素晴らしい。ユーミンの低いヴォーカルの説得力もすごい。
なによりヴォーカルも楽器もしっかりした音なのに邪魔し合ってないのが不思議です。
99リマスターはやや低域を抑えて抜けと音の尖りが良くなってる気がしますが、私はこの作品にそれはいらない気はしますね。
オリジナルの音で十分ナチュラルですし、息苦しさはないですから。
18年19年のリマスターとかは、昨日の視聴会見たのもあって改めて思うのですが、
配信という企画柄、他のアルバムや他のアーティストと並べる必要がある時点で、このアルバムの個性がどうかというよりは、
それら他の楽曲と並べるためのベストに近い発想の音処理をしなければならなかったのかなと思います。
ヴォーカルの処理が広い空間を帯びてる気はするのですが、オリジナルの個性は失せてる気がしてならないですね。
ヴォーカルがシュッっとした歪みっぽい感じで、歪みで輪郭太くして、オケから浮かしてるような感じ、
よく思えばそれが際立ちとか透明感にも感じますし、これだけ聴いたならそこまでの違和感はないんですけどね。
オリジナルの森本ミックス〜マスタリングは今の曲と並べると素朴な感じがするのかもしれませんが、
配信リマスターは坊主の子をLDH坊主にしたような(笑)ちょっとその子に会った瞬間の印象が違うんですよね。坊主なことは変わってないんですけど。
これは「万歳!」曲なんかはもっと顕著で、「最後の春休み」の♪もうすぐ別の道を歩き のあたりなんかはぜんぜん違う印象ですね。
これがリミックスなのか、2MIXをプラグインとやらに通しただけなのかは分からないのですが、
ヴォーカルの不自然さ不気味に浮いた感じを思うと2MIXのまま処理してるのかな?と。リミックスしたならもっと自然な音にできそうなので。
もちろん「万歳!」も「万歳!」だけ聴いて不自然とか不気味とかは思わないのですが、オリジナルと聴き比べると、んー。
視聴会では「最後の春休み」のサシスセソ歪みに手こずったという話が出ましたが(これほんとナイス質問!!)、
万歳!は全体的に昔の曲のヴォーカルが歪みっぽいのでLP的にはどちらかと言えばしんどい系の音源なのではないかなと思いました。
まぁ、ナチュラルヴォーカルのオリジナルのほうもサシスセソはそれなりに歪んでますけどね。
もちろん各過程がどうなのかはぜんぜん知らずで書いておりますし、どれが一番とかでなくそれぞれに痛し痒しなところもあります。
例えば「りんごのにおいと風の国」の場合、イントロのギターはオリジナルLPや85年CDが良いです。ボーンと面的に響く感じ。
99年リマスターはやや定位がはっきりして右から中央前方への響きに空間を感じるのですが、音は細くなってます。配信リマスターもそんな感じ。
空間求めるなら良い変化何ですが、OLIVEの音にそれ要らないというか、なんか普通になってしまった感じでしょうか。
ヴォーカルのオケへの馴染み方もオリジナルが良いですね。しっとりとしていて。
99年はちょっと水分が抜けてペースト感ある感じでしょうか、カチカチとかではないですが少し固めな感じ。
配信リマスターは一見(一聴か)、キレイでクリアなんですが、やはりヴォーカルがずっと浮いていて、オケと別々の世界に居る感じがするんですよね。
私は18年のはOTOTOYのWAVで聴いてるので圧縮音源ではなく、19年のはハイレゾ機器で聴いてないので、どちらも不適合な環境かもしれません。
(ユーミンのケースではないですがサンレコの圧縮音源特集読むと、圧縮配信用の音源は圧縮後の音の変化を見越してマスタリングしてるので、圧縮して聴かないと意図通りの音ではないのかも)
じゃ、オリジナルLPがベストかというと、この曲は内周曲なので内周歪み的なものは感じますし、
85年CDのほうはドラムの音が破裂的で解像度的にちょっとしんどいどん臭いような音かなぁという感じ。
この曲は後半のヴォーカルがカタカタ低めの音が伴った歪みを持っているのですが、これを低減してるのは19リマスターだけなんですよね。
18リマスターは割とオリジナルに忠実?で、こういうのは残している。
という感じでそれぞれに良い所悪いところがあるので、やはり「OLIVE」なら「OLIVE」のためだけのリマスタリングを聴いてみたいですね。
あまり音は関係ないですが「帰愁」は改めて聴くとやっぱり異様ですね。
三木とよひさ(レノン-マッカートニー的にw)感というか、なんでこんな歌謡曲やったんだろう?
この曲だけ浮きすぎですし、音的にはとにかくきついヴォーカルで耳が痛い。
そのヴォーカルのおかげで無理やり「ユーミン風・個性的な何か」になってる気はしますが(笑)
シングルの話は3月くらいにはあったようなので、よくよく考えてのことなんでしょうけど、
なんでこういう曲になったのか、当時のインタビュー残ってたらユーミン、正隆さん共に読んでみたいですね。
改めて「OLIVE」を通して聴いてますが、オーディオ的にもいろいろで、そこもオムニバスっぽいのかもしれません。
残すところ「時のないホテル」「サーフアンドスノウ」だけですが、この森本時代?を改めて聴いていくというのは楽しみですね。
● 6月9日 管理人
リットーベースの「万歳!LP試聴会」なかなか真摯な内容で良かったですね。→ Youtube: このまま継続アップされるといいのですが
アマチュアのアナログ視聴会やセミナー的なのに行くとやたらとオカルティックなアナログ礼賛とデジタル下げにウンザリしたりしますが、
失礼ながらそういうのでなくて良かったなぁと。。。箱などの丁寧なつくりもわかりましたし。
デジタルの登場から40年近くずーっと続くと2大勘違いが巷にはあると思っていて、
@ CDにはカットされている周波数があって、アナログ盤には全ての周波数が入っている
A CDは音が飛び飛びで、アナログ盤はなめらか
これは信号処理やメカ的な仕組みを知ればたぶん間違いだろうなと思うのですが、
このあたりの仕組みは大学や、関係する企業に就職しないと知ることはないでしょうし、
何よりレコード会社やオーディオメーカーがリスナーがこう勘違いするようなPRをしてきたという事もあると思います。
あとはNHKなんか見ていても平気でこういうこと言ってますしね。
手練れたドライバーが必ずしも車の仕組みを知っているとは限らないのと一緒で、
オーディオが好きでもその仕組みを知っているかどうかは別ですし、(他所は知りませんが)日本はなぜだか知りにくい環境ですよね。
私もいろいろ知りたいことはあるのですが、なかなか分かりやすいものを見つけられなかったりします。
@が違うのはCDもアナログ盤もカットされてるということです。入れられる周波数帯には制限があるようです。
CDはA/Dの過程で制限がかかりますし、アナログは刻んだりピックアップしたりするときに制限がかかると言えそうです。
アナログ盤はあまり高い周波数を入れようとしても上手く刻めないし刻めたとしても家庭用のプレーヤーで上手くピックアップできない。
アナログ/デジタルで違うとしたらカット具合が自然かどうかというところかと思います。
自然でないというのはデジタルの場合、鋭利に切られる感じで、これにより切るつもりのない周波数に悪影響を与えるかもしれないという感じでしょうか。
(初期のCD、ユーミンだと青帯CDに高域が歪みっぽい作品があるのはもしかしたらそのせいなのかもしれません)。
今回のGOHさんの説明によると、アナログ盤にすることを考慮して、今回は一旦テープに録って低高両端を自然に落としたという事です。
このあたりをちゃんと説明しようとされていましたし、プロのエンジニアもそういう認識なんだという事が知れてよかったです。
例えばこれは「もう愛は始まらない」を96kHzサンプリングしたWAVの、とある瞬間の周波数領域表示ですが、確かに48kHz付近まで信号があります。
でも、最も大きい瞬間を採ってきても、比較的小さな音ですし、はたしてこれが元からLPに入ってた音なのか、ピックアップの際に歪んだことにより生じた音なのかはわからないです。
125Hz以下の低域はそもそも測定できているのかどうかがアヤシイ。
Aが違うのは、アナログだろうがデジタルだろうが人が音楽として聴ける音はなめらかな信号だという事です。
逆に言うと飛び飛びの音を人が音楽だと認識することはできませんし、そもそもスピーカーが飛び飛びに再生することも難しいと思います。
確かにデジタルになっているあいだの情報は時間的に飛び飛びですが、D/Aされることにより滑らかな連続的な信号に戻ります。
我々はそのD/A後の滑らかな信号を聴いています。(理屈上はそうですが、実際どんな信号にもどってるんでしょうね??)
アナログとの違いは、極端に言えば高域が無くなることです。 ※低域、高域が何Hzかということは置いておいて、単純に「低域は高域より低い」と考えてください。
高域の滑らかな信号+低域の滑らかな信号 →[A/D]→ 飛び飛び →[D/A]→ 低域の滑らかな信号だけ
になる感じ。アナログの場合は[A/D][D/A]がないので、低域も高域も聴ける感じです。
ただし、アナログ盤の場合は@に書いた通りで、こちらも自然に高域が無くなるような信号にしてから刻まれるようです。
ケースバイケースで必ずしも上の内容ですべてが説明できるわけではありませんが、概ねこんなところではないでしょうか。
盲目的に何かを信じる満足感もあるとはおもうのですが、オーディオはどうしてもお金を使うので、出来るだけ正しい情報を知りたいと私は思いますし、
こういった理屈や実作業と音楽を聴いて感じる聴感とがリンクしていけばもっと満足感が高まるのではないかと期待しています。
それに、アナログ盤にも弱点はあって、そこを回避するために色んな方が苦労してると思うと、すごく有難い品だと思えますし。
そういった方針の上で、今回の視聴会は有難かったです。
それで、・・・もう1セット欲しくなってしまいました!すごくこだわって作られているようですし。。。
いやぁ、このベストの曲順でLP聴くかなぁ?と思うともう1セットって躊躇してしまうのですが、
未開封の1セット持っていると、開封済み側をかなーーーり気楽に扱えるんですよね。
アナログなんで、大きいブツなんで、触っているとどうしても傷みますしね。痛めてもいいやと思える事は重要です。
その「いいや」と思えることに3万3千円、、、迷いますね。
今回、5千セットだそうですが、中古は出るか出ないか微妙なところですね、、、意外と「深海の街」BOXは出ないですからね。
● 6月8日 管理人
「DADIDA」のオリジナルLPを聴いてみました。
この作品ももうほとんどオリジナルLPとオリジナルCDに違いがないくらい良い音です。
何が違うだろうと眉間にしわ寄せて探さないといけない感じで、かるくぼーっと聴いたくらいではわからないですね。
「CDと遜色ない」という書き方をすると「LPのほうが良い音に決まってるだろ!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、
クラシックとかジャズとか生音の、現場も含めた雰囲気の再現ならともかく、この頃のシンセ中心の音の再生なら、まずCDのほうが再現度高い気がしますし、
なんせLPは高域が苦手なイメージなので、私にはこういった音がCDと遜色ないことのほうが驚きです。
ただ、(これはLP/CD関係ないことですが、)「ダディダ」は音は良いのですが何か退屈というか、
「NO SIDE」と違って聴いてて高揚するような演奏感が薄い気がします。だんだん「アラームアラモード」の冷え感に近づいてますね。
床がツルツルのスーパーで缶詰の買い物してような感じでしょうか、最初はキレイなところで嬉しいんですけどね。
「かごの鳩や不思議な果物に」という面白さというか後に残る印象がない感じがしますね。
音的には詰まらないのですが、各曲そのものやアレンジの良さで押し切られてる感じがします。
特に私はラストの曲が好きで、「捨てられなかった最後の手紙 4月の空に窓を開いて吹雪にした」って
これには毎回、新鮮に鳥肌が立ちますね。
オリジナルLPで音的に残念なのは「青春のリグレット」のイントロが割れるところです。
(これは私が聴いてるLPが状況悪いだけかもしれなので、もう1枚くらい入手して確認したいところですが・・・)
サンレコのバーニーさんのインタビューのように、アナログ/デジタルそれぞれに得意/苦手な音楽があって、
LPにするにあたっては苦手な音をどのくらい避けるか、避けたとしてもリスナーにそのように思わせない音にするかが、マスタリングの妙かなと思います。
本作を全体的に聴くにあたって、このマット〜バーニー〜シェフィールドの布陣ならイントロを割れさせないことくらいできそうな気がするのですが、
ここだけ甘かったという感じですかね。ちょうど音が薄く目立ちやすいところなんです。
ちなみにCDのほうはここ割れてないですが、99年LPは少し低めの音をのせて分かりにくくなってますがやはり割れてます。
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ジャケットもユーミンが美人でいい感じですね。 このグレーと帯のやや朱がかったような淡いピンクの組み合わせが秀逸です。 私はやはり「たとえあなたが去って行っても」の感じがするんですよね。 帯びの清楚な感じのフォントも良いです。 カセットも同じ色合わせでアートワークが効いてる感じで良いです (フォントはガジェット感あるゴシックっぽいものになってますが)。 ちなみに写真は左側がオリジナル盤、右側が99年盤ですが、 99年盤はちょっと色が薄いんですよね。DADIDAの文字の色感も薄い、 ぜんぜんジャケットのニュアンスが変わってきます。 この帯の淡い素敵なピンクですが、退色しやすいようでうちにある オリジナル盤も2枚の99年再発盤もすべて色褪せしています。 キレイなものは少々高くても買いかもしれませんね。
想い出としては青帯CDの見た目が印象深くて、 私は子供の頃、レンタル屋で一気にカタログを見たわけですが、 「ダ・ディ・ダ」ってのは子供にとても分かりやすいタイトルで、 この青帯に「ダ・ディ・ダ」って絵面が強く残っています。 85年盤は他の作品もそうですが、初期に出てるものは黒が濃くて、 このダディダはもう浅川マキかってくらい黒ベタ感です(笑)。
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ところで、99年のリマスターLP、もともと何枚か持っていたのですが、実はこの企画?始めてから探し始めていて、
知り合いの中古屋さんに探して頂いたり、ファンの方からコレクション引継ぎのような形で頂いたりと、なんやかんやでやっと17枚集まりました。
このシリーズがやっかいなのは枚数が少なそうなのでレア盤なんですが、別にユーミンファン以外が欲しいと思うような人気盤ではないという事ですね。
ユーミンファンであっても例えば1枚5,000円出しても欲しいかというと微妙だと思います。
数が少ないのは間違いないでしょうね。あのときCDも17枚再発された上に4万円近い17枚組CDBOXも出てのLP17枚ですから、
そんないっぺんに出されて買えるかぁ!!って思った記憶があります。
枚数が少ないので個人売買では出ないですし、でも人気盤でないので中古屋さんもわざわざ高価買取して派手に流通させるメリットがないというか・・・。
ただ、やはりコンベンショナルな大手の中古屋流通にはそれなりに数があるのか、そういう系の通販張ってたりするとポコッと出てたりしますし、
そういう流通に欲しいという事(と、ちょっと高めの価格)を伝えれば見つけてもらえたりするのではないかと思います。
直接誰かに伝えるという事でなくても、ニーズがあると知らしめることでも意味があると思います。
99年アナログ盤関連の話をもう一つ、「DSLK」が音飛びするという話を下のほうで書きましたが、
もう1枚入手し再生してみると、なんと同じ個所で同じように音飛びするではないか!!!!やっぱマスターに問題かぁ!?
と思ったのですが、りょうたさんから「うちのは音飛びしない」というお便りを頂いていたので(下記に掲載)、
で、あるならやはりうちのプレーヤー依存かと思って、ちょっと針圧を軽くして再生してみると、飛ばずに再生されました!!!
SONYのPS-HX500の奨励は3gなんですが、これを2.5gにすると飛ばさずに再生できるのです。
最初、重いほうが飛ばないかと思って3.5gにしたのですが飛んでしまいました。
ただ、この盤以外は奨励の3gで飛ばないので99年「DSLK」はちょっとだけ出来の悪い盤なのかもしれませんね。
● 6月5日 管理人
なんとなく順番になってきましたが、「NO SIDE」のオリジナルLPを聴いてみました。
いやぁ、これヤバいっすね!めちゃくちゃLPの音が良い!
「午前4時の電話」とかこの跳ねた感じをLPで出せるんだっていうのにびっくりします。
たぶんCD並みに出てるんじゃないでしょうか。
どうしてもLPって機械的な動作なので、こういう過度な跳ね感って出せない、もたってしまう気がしてましたし、
過去作のLPはその気はあったのでたのですが、これはすごい。
当時、ユーミンのLPを順に追ってた方はさぞ驚かれたのではないでしょうか。
このアルバムはマットフォージャー最初のユーミン作品で、レコーディングは彼に日本に来てもらって行われました。
その様子を「プロサウンド」が特集していて、レポートによるとレコーディング用のマルチはアナログだったみたいですが、
後過程でデジタルにして波形いじらないとこんな風に出来ないんじゃないかなぁ?なんて思ってしまいます。
でも同誌の記事ではモニタースピーカーからの音がもうすでにビシッとしていたようです。
ドラムの録音で面白いなと思ったのは、バスドラにゲートをかけてアタックの音だけ取り出して別に録音しておき、
これをシモンズ(電子ドラム)のトリガ入力として使ってバスドラと連動させるというもの。
こうすることでエッジの効いたバスドラの音を作ったそうです。こういう色んな技をお持ちだったのでしょう。
前作「VOYAGER」と目指していた音が同じかどうかはわかりませんが、もうぜんっぜん違う出来です。
そして今作からマットからの バーニーグランドマンなんですが、こんなに変わるんかーい!っていう。
そのせいで変わってるなら、そりゃみんな海外でやりたいわ!ってこの仕事していない私でも思います。
音の加工感はハンパなくて、シンセシンセした感じやヴォーカルももう誰?これユーミン?っていうくらい(笑)
でもそれが自然に構築されてるんですよね。「元からこうだった」「あるべき姿だ」という説得力がすごい。
スカスカなんだけど、充実感があって、しかもLPなのに音がほとんど歪まない。内周も。
「ダウンタウンボーイ」エンディングのコーラスなんて信じられないくらいです。
そういうMIXテクがあるんでしょうね。LPへのカットを見越して、レコーディングの時点から仕込んでおくような。。。
本作から、クレジットがちょっと変わっていて、下記のように書かれています。
MIXED BY MATT FOEGER
MASTERED BY BERNIE GRUNDMAN
METAL MATRIXING BY SHEFFRELD LAB
まず、ミックスとマスタリングを書き分けてるんですね。過去作全部は確認してないですが、
今まではRecordingとかEngineeringで纏めていたり、Recording & Mixingだったり。
恐らく本作からはじめてMASTERED…マスタリングってのが加わったのではないでしょうか。
今ではずいぶん聞き慣れた言葉ですが、サンレコによると当時のマスタリングは
MIX後から、LPに刻むための音処理のところの工程まで含めて指す言葉だったようです。
METAL MATRIXINGというのは聴き慣れないですが、MATRIXというのはもともと鋳型の意味だそうで、
おそらくスタンパーを作る過程を指しているのではないかと思います(確かな情報はわかりませんでした)。
要するにレコードそのものを作るための過程がクレジットに加わるようになったわけです。
もちろん今まで日本制作の際にもこの過程が無かったはずはないのですが、しっかりクレジットされるというのは、
ユーミンたちがレコード文化的に進歩した感じがしますよね。(まぁ契約上、必ず入れろ!って言われたのかもしれませんが)
これが関係しているかは分かりませんが、とにかく今までとレベチな音のLPになってますね。
レコードのMastering & Metal Matrixing 過程については(かなり時代が飛びますが)サンレコ18年5月号に分かりやすく掲載されています。
カッティングに関するバーニーさんのインタビューも載ってます。 サンレコアーカイブスの該当ページへの直リンク
また丁度ユーミン公式インスタで万歳!LPのカッティングの様子を収録した動画が公開されてましたね。→ こちら
またSHEFFRELD LABについては、調べるとマスタリングの第一人者とも言えるダグサックス氏のMASTARING LABで作った作品ためのレコード会社だったようです。
サンレコ00.02号に彼の経歴とインタビューが載っていましたが(サンレコアーカイブスの該当ページへの直リンク)、
60年代にテープを介さない、つまり録音現場でそのまま刻むダイレクトレコーディング技術を開発し、00年当時もそのころ設計した回路基本にした機材を使用して、
この過程を追求した正にザ・マスタリング・マンという感じの方のようです。業界では超有名人というか神レベルの方なんでしょうね。
SHEFFRELD LABがクレジットされるのは「アラームアラモード」までですが、ざっと四半世紀後の2011年「Road Show」は彼によるマスタリングです。
余談ですが、「VOYAGER」もうそうですし、70年代の作品って「MIX」を「REMIX」って書いてるケースが多々あるんですよね。
なんで最初のミックスなのにリミックスって書くのか疑問だったのですが、下にも書いた「フィメールボーカル」LPの解説を読んでいて、
はたと思い至ったことがあります(よってこれは私の推論で、正しいかどうかは分かりません)。
マルチレコーディングの前は、スタジオの中で一斉に楽器や歌を演奏して、それを1本か2本のマイクで録音していたと思います。
これは言わば、空気でミックスして1本にしてるようなもので更に言うとミックスを自然に任せていたようなもの。
マルチの場合は、わざわざ別録りにしてそれを後から人がミックスをする。
自然に空気でミックスは起こるけれど、それを選択せずにあえて人によって再度、作為的にミックスする
この「RE」にはそういったニュアンスがあったのかな?と思いました。
生演奏を聴くときも、ステレオスピーカーから音を聴くときも結局は空気で1つにミックスされた音を聴いてるわけで(もちろん、両の耳に来る音は差があるわけですが)、
そう思うとマルチ録音で人がミックスするというのはすごく不自然な事のようにも思えます。
そういえば、昔、内沼映二さんを迎えたタモリ倶楽部で、
タモリさんが「なんで空気でミックスされるのに、わざわざ電気でミックスしなきゃなんないの?」って大巨匠に訊いてましたが^^;
これはなかなか本質を突いた質問ですよね。
85年のCDがどうだったかも書いておくと、これは「リ・インカーネーション」のときに書いたのと同じで、
別に悪くはないのですが、高域が歪みっぽくてうるさいというか耳に痛い感じです。
この作品みたいに音数が少なくて、シャッキリしてると余計に目立つ感じがしますね。
特にヴォーカルが歪み加工という感じなので、そこが更にCD特有の歪み呼んでるような。
このCDとLP聴き比べると当時CDは高域がきついと言われていた理由がよくわかる気がします。
今までCDの勝る点は低域の弾み感(85CD はこれも鬱陶しいのですが)やキラキラ感でしたが、このLPは負けてないんですよね。
99年リマスターは、オリジナルはさすがに跳ねすぎでしょって感じでちょっと低域盛って落ち着かせた印象があります。
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ジャケットは最初CDで見たいたのですが、LPで見て やっぱデカい金色!って思ったのを憶えています(笑) 普通、金色とか使うと逆にしょぼくなるもんですが、すごく上品で、でも大胆で、 本作の音にぴったりですし、何よりユーミンを体現していて良いですよね。 LPはやはり背中が素敵だと思うのですが、99年の再発LPのほうがなんと少し太いのです。 長いこと勘違いでジャケットしょぼいと書いていてスミマセン。E式がしょぼいのは確かですが。 広告などは確か白黒とか、ジャケの緑と白のツートンだったようですが、 発売日に店行ったらなんとこの金色ジャケットが沢山並んでる・・・って体験をしたかったですね。 |
● 6月4日 管理人
JOURNEYのビデオをやっと見ました。
私はライヴビデオにはアルバムほど興味が無くて、ファンになったころの90年代はビデオが出ること自体大事件で、
00年代はだんだんフル尺で出るようになってシャングリラIIIあたりまでは時間もあったのでよく見てたかなぁ。。。
最近は時間があってもライヴビデオってじっと見ることが出来ないんですよね。ついなんかしながらになってしまう。
今回は横にWOWOWの放送を出して、DVDと見比べる形で見てみましたが、違いはほとんどないのではないでしょうか。
やはりながらで見たので全部くまなくではないですが、見つけた違いはこんな感じ。
・ WOWOWは「Now Is On」のあと、少し映像を詰めてる?DVDは歓声などが入っていてリアルっぽい間になっています。
・ WOWOWは2回スタッフロールが流れますが、DVDは無し。「航海日誌」と「春よ、来い」だったかな。
・
WOWOWとDVDでは「瞳を閉じて」のあとの映像が違ってます。
DVDはそのまま続くのですが、WOWOWはここで終了なので、ユーミンがお辞儀してる映像でした。
ドキュメンタリーは私の趣味としてはもうちょっと何か1本わかりやすいストーリーが欲しいなぁと思いました。
あとは、正隆さんがブックレットで見えない問題に触れてたのが、意外でしたね。
スルーすることもできたのに、とりあえず全部自分のせいだという感じで回収されてました。
なんとなく、制作過程で「どぶさらい舟 vs お客さん見えない」のどっち取るか?
みたいな対立構造で捉えてしまった(っぽく読める)のが残念ですね。
素人目にはつい、頑張ったらどっちも回避できるでしょ、って思ってしまいます。
かなり昭和な絵面ですが、正隆さんにおきゃんなカワイ子ちゃんマネージャーがいて、
「あら、どっちもダメよ。豪華なお船でお客さんもちゃんと見れるようにすればいいだけじゃない?」
「これはね、そんな簡単な話じゃないんだよ」と諭すように言い残しつつも、正隆さん二徹して改善策捻り出す、
・・・みたいなそんな人がチームにいるといいんですけどね(笑)
ちょっとユーミン関係ないのですが、ライヴ盤&最近のオーディオ聴きつながりで、、、
大貫妙子さんが最近またライヴ盤を出されました。
大貫さんも余裕があればここのようなデータサイトやりたいくらい好きなのですが、
ここのところライヴ盤連発しすぎじゃない?とかって贅沢に思ってしまって、今回は盤を買ってませんでした。
昨年も出されて、曲目もほぼ同じで、数年前の豪華BOX収録したライヴ盤も最近単品で出て、LP化もするし、映像版もあったりで、
知らない間にディスコグラフィがしっちゃかめっちゃかになってるような感覚(笑)
今回の「Concert 2023」はサブスクで聴いたのですが、ちょっとびっくりしたのが音質。
よく録れた隠し録りみたいな音質で、これはディスってるのではなくて、意図的にこういう作り方したとしたら面白いこと考えるなぁって。
まぁ隠し録りは良くないので「客席テレコ録音」と呼びますが、どういう音がと言うとカセットテープでコンプがかかったような音です。
ローファイで低域がちなんですけど、大きな音でも音割れがしにくく、吐息とか小さな音も大きく拾うので生々しいんですよね。
ローファイなのに生々しいというアナログのイメージそのものという感じ。
「テレコ」と呼んでるのは、DATとかMDではこういう音にはならなかった気がするからです。クリアですが少しでも大きいとすぐ割れる。
昔、録られた客席テレコ録音を聴かせてもらうと、スタジオ物っぽくきれいに作った市販ライヴ盤よりもリアルだったりしますし。
今回のが、客席テレコ録音と違う点は、ドラムやベースなどの低域がしっかり入ってることです。
客席テレコじゃこれ録れないんですよね。録音されないくせにコンプだけは効くので、録音された音がそこだけ小さくなるみたいなことになる。
なので、理想的な客席テレコ録音という感じ。これ商品でやろうというのはすごいなぁと思いました。
拍手がかなり遠くにミックスされてるのですが、ここは大きめに左右からバチバチ入れてほしかったですね(笑)
私は聴くジャンルが狭いので、こういう音作りが普通にあるものなのか、ユニークなのか実はわからないのですが、
大貫さん史上では無かったんじゃないかなぁと思います。高域が出ない安いオーディオで聴いたら地獄な気はしますが。。。
昨年の「Concert 2022」とほぼ同じ曲目なんですが、そっちは空間オーディオをやったので真逆な音作りで面白いですね。
ちなみに1月の大阪のコンサートはちょっと理解に苦しむくらいのカリッカリな音で、ぜんぜんこの「Concert 2023」とは違うイメージでしたけどね。
● 6月1日 管理人
今回は「VOYAGER」のオリジナルLPを聴いてみました。
このアルバム、名曲ぞろいで1曲1曲はすごく好きなのですが、なんだかアルバムとしての存在感は薄いんですよね。
ユーミンが言うところのアルバム像、アルバムのキャラクターみたいなのを感じにくい。
ちなみにユーミンにとっての”アルバムのキャラクター”についてははこの本のインタビューに載ってます。【メモ】で少し書きぬかせてもらってます。
10曲集まったからって10曲の平均値がアルバム像になるかというと、全然違うところにキャラクターが立つことがあるという話ですが、
こういう事って認識しづらいだけで音楽作品以外でも、一般的にもしばしばあることだと思います。
こういう普通は概念化しにくいことをサラッと音楽制作のエピソードとして言うところがユーミン・インタビューの面白いところですね。
そのせいかあまりオーディオ的にどうという感想もないんですよね。もちろん悪くないですし、でもあまり書きたいこともないというか。
LP、85CD、99CD、99LP、18配信、19配信と全部何度も長時間で聴いているとそれなりにあぁこれはこうなんだというのが出てくるのですが、
このアルバムは普通に良い、・・・みたいな。
オリジナルLPも85年CDも音は悪くはないですし、後年のリマスターになるほど音に厚みが出て普通に良くなっていく、・・・みたいな。
ヴォーカルがかなりメロウに処理してあるのですが、そこが特徴でしょうか。でもそのせいで引っかかりのない平凡な印象なのかも。
ダンデライオンとかちょっともはや曲芸みたいな(笑)ヴォーカルが入ってる曲もありますが、
この曲芸感を十分に味わうならCDのほうが高音がキメキメで出てる気がするので良いかもしれません。
このメロウ感に気付くには万歳!のドルビーアトモス版の「ダンデライオン」と聴き比べてみると良いかもしれません。
溶けてないのが聴けますが、なんか逆に細すぎて、混ざってなさ過ぎて私はちょっと聴きにくいですけどね。
ジャケットもヒプノシスの威光にくらまないよう逆に色メガネをかけてみると・・・私には詰まんないんですよね。
実はLPのジャケットを実物で見ると、今ネットに上がってるこのジャケットの画像とは色味が違うんですよね。
恐らくCDのジャケットが今の雑誌などに載るときも違うのかもしれません。
ネット(PCやスマホ)で見るとなんというかアクリル絵の具みたいなトロンとした青が鮮やかで、そこにやはり鮮やかな赤の水着が映える、
勝手にバブル前夜の都市型ホテルリゾートとかあるいは金持ちだけが知ってる海外の僻地リゾートみたいな、
ちょっと「〜カプリコーン」の影響受けてますが・・・そんな印象を勝手に持っていたのですが、
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今回、久しぶりにLPジャケットを見てみたら、もっと地味な色なんですよね。 (私のが色褪せてる可能性もありますが、最近入手した99年盤も同じ色合いです。) 良い喩えが出ないのですが、青少年科学センターとか、 小学校の図書室とかにもう何十年も前からある学研系の図鑑の表紙とか、 昭和のテクノロジーイメージで煮しめた業務用機器のカタログ、コピーは三田とか、そんな雰囲気。 これ狙ってそうしてるのかなぁ・・・? 確かにSF感はありますけど、ユーミンのイメージじゃないかも。遺物感もあるし。 このジャケもちろんリミックスしなくてもいいですけど、リマスタリングはしてほしいかも(笑) LP再発することがあればこのジャケットだけ今のネット画像の色味に改変してほしいですね。 |
追記:99年の再発LPを入手したのですが、ジャケット結構青いです^^; ネットボイジャーほどではない気がしますが。
私のオリジナルがやや黄ばみ気味なのか、個体差なのか、再発は青っぽくなったのか・・・このあたりが気になるのもLPならではかもしれませんね。
あとは、完成度も低い感じがしてしまって。
アイディアも構図もめちゃめちゃ良いのですが、そこから作りきれなかった感じがします。
CDで見るとかっこいいジャケットなのですが、LPで見るとイマイチというか、ただ引き延ばされた感じがするんですよね(逆なんですが)。
なんだか遠近感とかプールとビルの光加減が上手くいってない感じが大きいと目立ってくる感じ。
ビルの壁面に映ってるお向かいビルや空と、プールの陽の差し方がちぐはぐで、
意図的にそうしたというより写真撮ったらそうなってたので「しかたなかった」感がしてしまう。
プールの陽をビル側にも活かせばいいのになぁとか思ってしまいます。
遠近感はプールが近すぎて空感(宙感)がないというか、せっかくのビルが活きてこないんですよね。
歌詞カードの表紙の空(海)の遠さが一番良いと思います。
詰まんないバナシばかりになってしまったのですが、
アートワークの面白い話としては、ポスターもヒプノシスデザインだそうですが、この写真をユーミンがすごく気に入ってるという事。
“イギリス人から見たアジア人、オリエンタル観”が出てるって思うそうで、あぁザ・ユーミン的な捉え方だなぁと。
このアルバムのページの【メモ】でユーミンのコメントを紹介していますし、ポスターのほうはGoogle画像検索で出てくると思います。
このポスターは購入特典としてついてきてたようですが、大ヒットだったこともあり、ヤフオクなどにまぁまぁ頻繁に出てきます。
歌詞カードの最後のページにも載っていますね。
歌詞カードの他のユーミンの写真は・・・アートとはこういうものだと子供なりに収めた記憶があります(笑)
この「ボイジャー」は私にとっては濃いアルバムに挟まれた印象薄な作品ですが、
当時のペースとしては夏にアルバムが出ないで冬まで待たされた新作で、しかも初の100万枚突破作。
実は印象の強い方のほうが多いのかな?なんて思ったりもします。
音楽も映画も小説も他の人の話を聞いて、急に印象深い作品になったりすることもあるから面白いですよね。
初の100万枚突破は「DSLK」だという突っ込みが来そうですが、これはオリコンの数値で、
(おそらく)東芝EMIが公表していた売上枚数ではこの「ボイジャー」から100万枚を突破しています。
「天国のドア」の時だったかユーミンが「いいかげんブーム扱いはやめてほしい。何年ミリオンやってると思ってるの?」的なことを言ってますが、
おそらくユーミンも「ボイジャー」からミリオンという認識だったのではないかな?と思います。そうすると確かに10年近いわけです。
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この違いですが、詳しくは知りませんが、 レコード会社は出荷時に売りが立つとしたら 出荷枚数を実測値で出しており、 オリコンは一部の店舗の実売枚数から 統計的に全体の推定値を出していたからではないでしょうか。 そもそも数えてるものが違う。 流通構造も推定方法もこんな単純ではないと思いますが、 左図のような感じですかね?
まだPOSなどがなく、当時の小さな町にも小売店が沢山あった流通で (パパママ経営店も沢山ありましたし、蓄音機店や時計店もレコード売っていた) 全国全ての店頭での実売数を数えるというのは不可能に近かったんでしょうね。 どちらが実売に近いかは、・・・誰にもわからないでしょう。 |
● 5月30日 管理人
「アカシア」のシングルが発売されました。
配信音源のページにも触れてますが、私は2000年あたりの高圧な音が好きじゃなくて(物によりますがユーミンのは好きじゃない)、
この曲なんかは本来もっと相応しい音があったんじゃないかなんて思うので、今回のシングルカットは音質に期待していました。
リカットというのはアルバムから解放されるというか、この曲だけ全然違う音にしてもいいわけですから。
もちろんリアレンジやリミックスしようという企画ではないので、大きくは変わらないんでしょうけど。。。まぁ淡く期待してた感じです。
「アカシア」は配信サイト見ると「2024 Remastered」と添えられていて、18年や19年の音源とは別の新音源のようです。
しっかり確かめていませんが、逆に18年や19年の音源も上書きはされず残されているのではないかと思います。
新音源はまだ少しだけしか聴いていないですが、まずイントロのギターの音にすっごい低い音が乗ってますね。
19リマスターはこういう低音の載せ方してある曲が多いのですが、更に載ってる感じがします。
私はギター弾かないのでああいう音がどこから出るのか分かりませんが、指と弦の動きが生々しいように感じますね。
別の音に喩えると「今日、上の部屋の子やけに元気やなぁ」みたいな小さいけど気になる低い音(笑)
あとは、ユーミンのボーカルと自身の声のコーラスとの重なり具合がきれいになってますね。
18年19年の配信もこのへんはけっこうきれいになっていましたが、今回はメインのボーカルが少しだけ引いた感じで、
コーラスのフレーズが聴きやすくなっているように思います。
リマスタリングとはいえ、やはりリミックスに近いような事ができるんだなぁと思いました。
追記
今日1日聴いていますが、アカシア2024はなかなか良いですね!
オリジナルのCDと聴き比べるとオリジナルの塗りたくった感というか蒸れたシャツがぺったり肌にくっつく感が薄れてます。
ヒヤッとした貼り付きじゃなくて、蒸し暑い日に熱いまま張り付いてる感じです(笑)
もちろん今回どんなリマスタリングをされたか知る由はないのですが、私が聴いて感じる要因をつらつら書いてみますと、
・
低音が立体的。
イントロが分かりやすいかもしれませんが、2024はアコギの音に合わせてすごく低い音が入っています。
元から入ってたとするならかなり強調されています。たぶん小さいスピーカでは再生できないような本当に低い透けたような低音です。
絵で言う陰影のようなもので、影が濃いと立体的に見えるというか、こういう低音のおかげで低音全体に立体感が出てるのか、
だいぶんぺったり感、低い音なのでべったり感、ぼったり感が薄らいでます。
・
チタチタ音の低減。
楽器名が分かりませんが、ドラムのリズムを刻んでる音のチタチタという音がオリジナルは大きいんですよね。
こういうのは高いほうの音で出来ていますが、この音がいちいち鳴るので都度脳がそれを認識するというか、
いちいち動くとシャツの張り付きが鬱陶しくて鬱陶しくて、みたいな。そればっかり気になってる感じ。
あるいは脱水時の喉の張り付きでしょうか・・・。
2024はこれがだいぶん弱まってまいて、車窓を見る余裕がありますね。
・
コーラスがキレイ
2024はコーラスが本当にきれいです。ほんの少しリバーブがかかってるのか、風のよう。
オリジナルももちろんコーラスは入ってますが、たぶん他の音がうるさくて、あることはわかるのですが脳が良いと思うほどには届いていない感じ。
これはコーラス自体の音もなんとかしてるのかもしれませんが、他の音が引いてるからかなとも思います。
まずオリジナルはやはりドラムの破裂系のポンポコ系の音がうるさいというかハレーション気味なんですよね。白飛びしてる感じ。
昔テレコでコンサートを録音(もちろん録音OKの)したことがある方ならバスドラで白飛びする感じがわかるのではないでしょうか、
もちろんそこまで酷くはないですが、それでも目くらましならぬ耳くらましになっていてコーラスをじゃましてるんですよね。
これは途中のコーラスだけになるところを聴き比べていただくとわかり良いかなと思います。
それにオリジナルはユーミンのメインボーカルもうるさい。この作品あたりは割と地声に違い喉の振動そのものという感じの音を使っているのですが、
♪ぎんのはなが の「ぎ」の感じがもう、、アカシアの銀の花じゃなくて、♪ギンギラギンにって感じの暑苦しさですね(笑)
この声の振動音のエッジがきつくて、やはりあまりコーラスとのハーモニーが楽しめない、やはり脳が感じるほど届いていない。
それに、上に書いたチタチタ音と合わさるとものすごく暑苦しい感じがします。
2024はこのドラムとメインボーカルがだいぶん改善されていて、コーラスまで聴く余裕があるというか、
みんなイイ具合に遠ざかってくれて全体を楽しむ空間的余裕がある感じ。
電車の中にもイイ風が入ってきて、線路の響きも良くて、本当に外を眺める余裕がある感じがします。
・
全体的なアコギストローク感
これは上手く言えませんが、2024は全体的にアコギをストロークで鳴らしたような「ザン」とした音感があるように思います。
これは「ザン」という音が入っているということではなくて、全体がそういう響きをしている、
俄か知識で考えると、ギターストロークっぽい構成の倍音を足したりしてるとか??
これは間奏から歌に戻るあたりがわかりやすいかもしれませんが、音全体がギターっぽい爽快感があるんですよね。
ってな感じです。
たいぶ個別に音をいじれるような前提で書いてますが、基本的にミックス後の音源を分離することは今も不可能だと思います。
でも、あたかもそうしたような処理はできるのではないか・・・少なくとも2024の音を聴くとそう思わざるを得ないですね。
そんなわけでアカシア2024はなかなか良いです!!(私はこの曲ならもっとスカスカのも聴いてみたいですが)。
● 5月28日 管理人
今回はユーミンに関係ないのですが、おもしろレコードネタ的な“4chステレオレコード”について。
中古屋に行って、欲しいとも思ってなかった面白そうなものを買ってくるというのは、あまり好ましいことではないのですが、
デモ用の4chレコードが1000円くらいであったのでつい買ってきてしまいました。
4chレコードというのは前方LRだけでなく、後方LR用の音源も収録したレコードで、70年代はいろんなジャンルで発売されていたようです。
実際に部屋の前後左右に4台スピーカーを置いて聴くそうで、まぁ、空間オーディオの走りですね。アナログでやってたというのがすごい。
ピンクフロイドの盤なんかは有名ですし、探すと西城秀樹やキャンディーズなど当時のお茶の間の人気歌手のレコードもありました。
ユーミンはレコード会社の関係からか、残念ながら通ってないメディアのようです。
私は話には聞いてたのですが、どうせ2列溝掘って針が2本ついた特殊なピックアップで拾うんだろうなくらいに思っていました。
テープなんかではそれに近しいこともしていたようですが、これでは仕組みとして詰まらないということで、
レコードはもっと面白いことをやっていたようです。
まぁ詰まるかどうかよりは通常の2chステレオレコードとなんとか互換を持たせようと試行錯誤したという感じでしょうね。
そうしないと再生装置が売れないでしょうから。
2chステレオレコードと互換を持たすには4chをなんとか2chにまとめて、レコードに掘って、
ピックアップしてからまたなんとか4つに分けるということをしなければなりません。
大きく分けると2つ方式があったようです、
一つが可聴域外を使う方法。
どうせ人は16kHzあたりから上は聴こえないだろうということで、ここより上に後方LRを書き込んで、レコードをカットし、
プレーヤー側で普通に読み取ったあと、後方をローカットフィルターか何かで分離して、そこからなんとか可聴域に戻すようです。
恐らくFMの変調と同じようなことをしていると思うのですが、電波でなく、物理的な振動を相手にやろうというのがすごい。
これどこまで高域を使うのかは知りませんが、超可聴域を正確にピックアップしないといけないんでしょうね。
もう一つは可聴域のまま4chを2chにミックスしてしまう方法。
先の可聴域外を使う仕組みは考え方は簡単なのですが、こっちはなかなか仕組みが難しく簡単に説明したサイトもないので、
正直、どうやってたのかよくわからないです。
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私が買ったのはこっちの方式の中のSONYがつくった「SQ方式」を使った 「世界はひとつ SQ 4チャンネル」(SPEC 94019)という盤です。
中にこんな説明が書かれているのですが、前方チャンネルは以前の記事のとおりとして、 後方チャンネルの針の動きなんじゃこれ? 針がくるんと溝の上で回るとでも言うのでしょうか? そんなアホな・・・
得てしてこういう簡単に書いた図は、ロジックが落ちているので考えてもわからず、 じゃ、考えない人にとって簡単にニュアンスが伝わるかとやはり伝わらないと思うので、 結局誰のためにもならなかったりします。 本当に家のプレーヤーでこんな“くるっ”と回そうとしてるレコードかけてよいのか心配です。 針が傷んだら嫌ですし。
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ということで調べてみたのですがネット上にはこれと言った分かりやすい記事は見つけられず、
英語版のWikipediaにちょっとヒントになりそうな表が載っていました。少し書き換えますが、こんな感じ。
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レコードのLch |
レコードのRch |
前方Lから出したい音 |
そのままMIX |
MIXしない |
前方Rから出したい音 |
MIXしない |
そのままMIX |
後方Lから出したい音 |
小さくMIX |
位相を-90度ずらして 小さくMIX |
後方Rから出したい音 |
位相を-90度ずらして 小さくMIX |
小さくMIX |
どうも、後方用の音は位相をずらしてミックスするというのがミソのようで、これを手掛かりに分離するんでしょうね。
通常2chステレオレコードはそもそも後方用の音がMIXされてないので問題なく再生でき、
4chレコードを通常の2chプレーヤーでかけた場合は、後方用の音が小さいから聴こえないでしょ、という感じでしょうか?
位相ずれが何を意味するのかですが、以前描いた図を振り返ると、
|
正相と逆相の針の動きをレコード断面(下の3つの図)で見ると、 正相の場合は針は横に動いており、逆相の場合針は縦に動いています。 実は正相というのはLRに位相差がなく(位相差=0度) 逆相というのは位相差が180度あることになります。 位相差を添え字としてそれぞれ下記のように書くと、 正相 L0:R0 逆相 L0:R180 針の振動方向は下図のように描けます。 上表内の「位相を90度ずらして」というのは “位相を-90度ずらしてRにMIX” L0:R-90 “位相を-90度ずらしてLにMIX” L-90:R0 こうも書ける L0:R+90 と書けますが、この場合の針の振動は恐らくこうなるのではないでしょうか。 要は後方用の音は前方用の音とは別の方向に振動させようとしている? なんとなく溝の上で”くるっ”と回った感があるようなないような・・・。 |
もう少し調べてみようかと思いますが、最後にユーミンサイトなんでユーミンネタを。
ユーミンファンにはおなじみの鈴木茂さんが昔「ハックルバック」というグループをされていたのですが(確か田中章弘さんも参加されてたような)、
なんとこちらのサイトによると「幻のハックルバック」という作品が隠れ4chなんだそうです。
QS方式というこれまた別の方式ですが、やはり2chに4ch分の信号がミックされているようです。
もとはQS方式のカセットのための音源だったようですが、後に出たCDもそのままの2ch(4chがミックスされた2ch)を流用していたようですね。
だから環境を用意すればCDから後方chを取り出して再生できるようです。こういう話はなかなか面白いですね。
時代はかなり飛びますし、4chレコードとは関係ないのですが、「Tears and Reasons」(T&R)はヴァーチャルオーディオが使われていました。
これも現在の空間オーディオと同じで、2つの耳へ到達する音の差をスピーカーやヘッドフォンからそっくり再現してやれば、
脳が騙されて例えば実際は前や横からでも、脳は後ろから音が来ているように感じるという仕組みを使っていると思います。
当時のサンレコに発明者のクリス・カレルさんのインタビューが載っていたのですが(「サンレコアーカイブス」で読むことができます。該当ページへのリンク)、
当時は1つの音の仮想位置を決めて、そこから両耳に到達する音の差を計算するのに、高性能なコンピュータを用いても滅茶苦茶時間がかかったそうです。
ところがT&Rのマルチは100トラック近くあったそうで、1つの音源でも大変なのにとても100音源相手にできないということで、
たぶんですが、最初はマニュアルで4chにミックスダウンしたようです。もちろん左右前後の4chだと思います。
この4音源に対してヴァーチャルオーディオシステムで脳が騙されるであろうステレオ2ch信号を演算させたのではないでしょうか。
ユーミンに隠れ4ch音源はないのだろうか?とか4ch版のT&Rってどんなだったのだろう?とか思いを馳せるのも楽しいですね。
● 5月26日 管理人
今回は「REINCARNATION」のLPを聴いてみました。
各アルバムを改めて聴いているとどの作品もそれぞれ音作りに個性を持っている気がしますが、
81年の「昨晩お会いしましょう」あたりから、毎度新しい音作りに挑戦している感じで、作品ごとにガンガン雰囲気が変わってゆく気がします。
ユーミンサウンドはよく古さを感じないと言われますし、確かに「ユーミン万歳!」で時代混ぜ混ぜの曲順にされてもそこまで違和感なく聴けるのですが、
私は唯一この作品だけはなんだか音が古臭いイメージを持ってしまっています。
そりゃ古い作品は古い音をしてるものですし、古臭いというと過度に悪い感じなのでニュアンスが違うのですが、
なんというか価値観として現代に繋がっていないような古さや違和感ですかね。古代に絶滅した種族の文明みたいな。
当時は当時でもパラレル世界の当時はこういうのが流行ってたんだろうなというような。
1曲目、2曲目のアレンジと全体にある独特のリバーブ感、あと少しジャケットにも影響されてそう思うのかもしれません。
音に今までにない軽やかさがありますね。ボーカルもシンセも一つ一つ聴くと決してハイファイでないというか人工的な音なんですが、
それらが合わさると不思議とすごく抜けが良く空間が広い清々しいものになっているように思います。ミックスの妙という感じ。
そこがちょっと独特というか軽い違和感、異世界感、SF感がある作品です。
ただ、オーディオとしてはリバーブってなかなかきれいに再生するのが難しいようなところがある気がして、
特に「星空の誘惑」みたいに、ボーカル処理もされていて、ブラスやストリングが豪華に重なっているところに、
更にリバーブがかかるともう高域の倍音の構成が無茶苦茶複雑になって、それをLPが正確に再生するのはかなり難しいのではないかと思います。
なんとなくこのあたりがくしゃくしゃになってしまってる、歪んだノイズっぽくなってる気がしますね。
85年のCDは更にこのあたりの音が大きく、ちょっと大きな音では聴いてられないくらいです。
初期のCDは高域がうまくD/A出来てないんじゃないかなんて話を聞いたことがありますが、
fsを44.1kHzにした弊害は超可聴域がどうのという以前に可聴域内に出ちゃってるんじゃないか、みたいな話、
そうなのかどうかはわかりませんが、ついそのせいにしちゃいたくなるような音です。
LPとはまた違う理由で歪んでいるというか・・・。LPはこのあたりの音が弱いぶんまだCDよりはましな音かもしれません。
「ずっとそばに」のような薄い構成の曲ではあまり気になりませんが、
それでも85年青帯CDは色んな音を目の前に提示されている感じでちょっと鬱陶しいです。
この点、LPのほうが広がりある感じに聴こえます。これは青帯CDに共通の特徴という感じです。
ちなみに私のオリジナルLPはイントロで音漏れが起きていて、キラキラキラという音の時点ですでにイントロのベースが漏れて聴こえています。
青帯CDにはないですし、99年LPにはすごーく小さい音になって残ってるようなので、
2chマスターテープの磁気転写ではなく、レコードをカットするときにどうしても前後の溝が揺れてしまうとかそういうことでしょうか??
「経る時」まで音が薄くなると、またボーカルのきつさというか歪みが気になりますね、特に ♪どこからきて からのクライマックス。
LPだと更に内側の歪みも加わってジャワジャワな感じ。ジャワジャワな上に低域が薄くて音が硬いんですよね。
後のリマスターはこの高域のしんどさが上手く改善されていると思います。
高域自体を何とかしたのかもしれませんし、低域足すことによってあまり感じさせ無くしているのかもしれません。
特に18年リマスターの「星空の誘惑」は聴きやすいですし、「経る時」の高低のバランスは本当に良いです。
また、99年リマスターLPも「経る時」の高低バランスよいですし、何より歪み具合が天と地ほど違います。
恒例になってきてますが、アートワークに思う事。
これもLPで見ないとほんと意味ないジャケットですね。
CDだと小さく印刷されてるだけですが、LPジャケットはそこそこ大きな立体物として存在している。
見開きなので、背表紙にある程度たかさがあるのがいいんですよね。
ユーミンには珍しい黄色系のジャケットというのも印象的です。
丸善に檸檬みたいな、このジャケットがあることでパッとその周りの見え方も変わるような存在感があります。
この基板のレトロSF感もこのアルバムの有り様をよく表している感じで良いです。
レトロとSFって相性が良いというか切ない結びつきがありますよね。
特に輪廻転生というテーマだと未来にまた出会うとき、きっとすごく懐かしいでしょうからね。
直接関係ないですがジブリなんかは脱・近代文明的なテーマが根底にあると聞いたことがありますが、
かつて自然と調和した高度文明があったとして、未来人が将来いろいろな反省の上でそこに戻ってゆけるとしたら、
やはり懐かしい未来としてそれと再び出会うわけで、現代人はどこか現状に自虐的になりながらそういった事を夢見ているのかも。
この電子回路というよりは電気回路っぽい何か巨大なレトロな装置の核心部に迫ったようなジャケットがすごく良いです。
CDだと小さいので巨大装置の核心部というよりは、素人が回路っぽいもの作ってみましたって感じに見えるんですよね(笑)
やはりこうの大きさあってのジャケットという感じがします。
写真が粗いのも今見るとレトロ感増すのですが、当時としてはどうだったんでしょうね。
またライナーがミュージシャンしててまた別の感じのレトロ感がありますね。当時の音楽雑誌みたい。
このコンデンサーやらダイオードたち?がポップに扱われてるのも巧いなぁと思います。
こういう部品って回路屋さんは機能とかスペックが真っ先に浮かぶかもしれませんが、
そうでない人にとっては確かにちょっとポップな感じがしますよね、マーブルチョコみたいな。
見開き部は最初見たときギョッとしてしまいましたが(たぶんデザイナーの意図に反して首が締まっているように見えたので)、
やはりどこを見てもなかなか楽しいアートワークだと思います。
● 5月24日 管理人
中島みゆき展に行ってきました。って、みゆき活動をいちいちここに書くこともないのですが、レコード関連ということで。
昨年のユーミン展ほど見るものはたくさんなかったのですが、ひとつこれはいいなぁ!と思ったのが、
「レコード万歳」コーナー。(この名前はみゆきさんに先に獲られちゃった感じがしますね)
一部を除いて撮影OKでした 動画はダメ |
リクエストをするとその場でその曲をかけてくれて、そこにいる人みんなで聴く感じです。 音は会場全体に聴こえますし、奥のほうでは天埋スピーカーからも流れます。 音はそこまで良くはないのですが、みゆきさんのアナログ時代って そこまでオーディオ的にこだわってる感じでもないのでまぁいいかなと。 (・・・あくまで個人的な印象です^^;) 私のいた時間は80年代前半までの曲のリクエストが多くて、このあたりの曲が 60Hz以下の低音と200Hzあたり・・・ヴォーカルに量感を与えるあたりでしょうか、、 に音が集中してるような感じで再生されていました。 こう一部に集中してるという感じは絵で言うと劇画のようなイメージでしょうか、 この頃のみゆきさんの曲の感じにはあってるかもしれません。 ヘッドフォンからこれだと気持ち悪いですが、スピーカーからならいいかという感じ。 80年代後半や、最近のアルバムのLPも聴かせてもらいましたが、 流石にレンジが広いというか色んな音が入っていて、もう全然違う印象ですね。 落ち着いた音だけど大人しい音、バランスのとれた音・・・もちろん劇画ではないですよね。 曲もLP時代と違って長いので、それをLPにするとだいぶん音量が小さい。 (プロのDJがかけているわけではないので、音量揃えたりはしてくれないんですよね) でも、本当に久々にスピーカーからレコードの音を聴けたので良かったです。 |
写真の右側の棚に曲目とリクエストを書くメモがあって、リクエストする人はレコードの前を歩いて、左にあるカウンターに届けます。
会場の方もカウンターの前に出てきて盤を交換して針を落として行かれます。
なので、リクエストする人もレコードをかける人も、いちいち聴いてる人の前に出てきてスピーカーを塞ぐんですよね。
最初、なんでこんなまずい導線なんだろう?と思っていたのですが、聴いているうちにリクエストする人の”人となり”が見える気がして・・・。
連れの方と楽しそうに曲を選ぶ方、恥ずかしそうにメモのところに行かれる方、一曲入魂って感じで頭を下げて申し込まれる方・・・
私がいた時間はあまり混んでいなかったので、申し込みから1曲挟んでその曲がかかる感じ。
だからあの方この曲をリクエストしたんだってわかるんですよね。そしてその方と一緒に皆でその曲を聴く。
いちいち目の前でレコードを交換するのもちゃんとリクエストを拾ってくださっている実感がわくので
「あぁ、良いコーナーだなぁ」と思いました。
じっとはしてませんでしたが、なんやかんやで2時間くらい聴いていたかもしれません。
いちお、1人1曲までということですが、空いている時間であればその限りではないのではないでしょうか。
「私の子供になりなさい」以外は全作LPが用意されていますし、どうやらベスト(たぶん「ここにいるよ」)のCDもかけれるようなので、
空いてる時間に頼めばCDとLPの聴き比べもできるのかも・・・ただ、CDは対象外なので断られるかもしれません。
みゆき&レコードファンは都心から遠いですが行く価値ありだと思います。
会場限定で過去の月カドのみゆき特集抜粋集のような本が売られています。図録の代わりってことで2,900円と高いのですが。
過去の内容だけでなくいくつか新しい写真や記事も掲載されているのですが、その中の倉本聰さんの文章が面白くて。
あまり書きすぎると良くないのですが、いろいろ書かれている中に2つ印象深いエピソードがありました。
ひとつは富良野で鬱になっていたとき送られてきたみゆきの新作の見本盤が「生きていてもいいですか」で(よりによって)、
聴いているうちにどんどん暗くなって、凍死しようと外に出るのを飼っていた犬が毎回止めてくれたという話。
みゆきという死に神と生き神であるその犬が綱引きしてるような2週間でえらい目に遭ったとのこと。
もうひとつは富良野塾のドキュメンタリーを創っているとき、
塾生が頑張っているところや自分が塾生を引っぱたくシーンのバックに「ファイト!」を流してみたら、
もう大爆笑で、みゆきの歌にはどこかそういうユーモアを秘めたところがあるというもの。
私は音楽評論家によるどこか都合の良い、せっせと神格化したようなみゆき解説があまり好きじゃないのですが、
倉本さんの文章を読むと歌って結局はそういうもんだよなぁとすごく納得がいきました。
暗い歌が本当に人を殺してしまうこともあるかもしれないし、切実な応援歌がときに爆笑を誘うこともある。
そういう一辺倒でないいろんな要素が重畳されていて、状況によって思わぬ現れ方をするというのが
みゆきさんの歌がいつまでも興味深いものである理由かなぁなんて思わされました。
これは(取ってつけたようですが)ユーミンにも言えることだと思いますね。
● 5月22日 りょうた(せんべ)さん
はじめて投稿させていただきます。
以前よりこちらのサイト、特にバージョンやミックス違いについて興味があるため、よく読ませていただいていました。
先日投稿された99年再発アナログ盤のDSLKの音飛びの件、私も再発アナログ盤を持っていて、
おそらく一度も針を落としてことがなかったことを思い出し、つい先日購入したプレイヤーで聞いてみました。
私の環境では該当箇所の音飛びはなく正常に聞くことができました。
一部の盤に不具合があったのか、プレイヤーら針などの違いによって発生するものなのか、とても気になっています(汗)
私自身は新しいリマスタ音源ほどいいものだ!と暗黙的に信じていたのですが、
ここ最近のレコードやCDの聞き比べレポートを拝見して、
せっかく持っている歴代の音源を改めて聞き比べてみようと考えるようになった次第です。
今後も新しい情報、レポートを楽しみにしております!!!
>> 5月24日 管理人
いつも見ていただきありがとうございます。
99年の「DSLK」アナログ盤の情報ありがとうございます。
やはり私の盤だけの問題のようですね。
針飛びは色んな要因はあるようですが、何であれよっぽど酷い状況でないと普通は発生しないと思います。
私の環境でも例えば相当に反った盤をかけたことがあります。
回ると5mmくらいアームが上下するのですが、それでも針が飛ぶということはないんですよね。
作る側もかなり慎重に作ると思います。なんせ回収となるとCDと違って送料もかかりますし、倉庫の場所も取ります。
ヒット作だと大量回収、ヒットしない作品だと利益が出なくなりますし。
まぁ99年は生産止めて10年、生産数も少なかったでしょうから、そこらへん甘かったんでしょうか?
現に我々のように買ったのに聴いてない不届き者(笑)たちもいますし。
・・・って勝手に初期不良のせいにしていますがマスタリングのグランドマン氏は自分でカットまで出来ちゃえるエンジニアなので、
少なくともラッカー盤まではちゃんと(不良確率が低いように)作られてると思います。
何かゴミのようなものが付いていて、ある日ぼろっと取れて飛ばなくなるといいのですが。
音の良し悪しについては好みに寄るところも大きいと思いますし、
CDと違って再生音自体も盤の状態とプレーヤーによって大きく差が出ると思います。
もちろん細かく聴き比べなくても、ただ良いと思うならそれも良いことと思いますが、
でもその上でいろいろ違いを感じたり、音とは違うものに喩えてみたり、
あるいは音の違いに心理だけでなく物理的な根拠を求めてみたりすると
もっともっと面白いと思います。是非いろいろお持ちであれば聴いてみてください。
● 5月20日 管理人
ギターマガジンのティンパンアレイ特集、衝撃だったのですがダディ・オー!の大野久雄さんの今のインタビューが載ってました!!
ユーミン特集のときもこの人なしに荒井由実時代は語れない的な人なので、お名前は出ていたのですが、
ライターさんによる紹介だけで、内容はほぼ平野肇さんの著作に載ってる情報と、恐らくYoutube音源を聴かれた感想でしたから、
(出典が無かったので独自取材だったのかもしれませんが)もう連絡の取れない方になられているのかと思っていました。
こういったある時期だけに集中して関わられた方の記憶は得てして鮮明かつ正確だったりします。
ユーミンはじめずっと現役の人は過去の話を何度も訊かれて話す機会が多くあると思うのですが、
「今思うと」という未来の時点からの解釈や、今の人間関係を尊重したり、あるいは「巧くまとめられた」話を言ったり聞いたりしてゆくうちに、
少しずつ事実とずれたとしても、それがだんだん自分の記憶になってしまう気がします。自分で自分の記憶を書き換えてしまう。
とくにユーミンや正隆さんはずっと“ユーミン”やってるので今のユーミンと過去のユーミンが地続きなので、
“今”と”最近”の自分という幾重ものフィルターを通して過去の自分を見る感じではないでしょうか。
(これは昔、正隆さんが著作「マンタの天ぷら」の中で巧いこと説明されてたと思います。)
ティンパンなんかは特に語るほうも語られるほうも内容が定番化されているもう、浪曲にできそうな(笑)
・・・そんな先入観があったので今回のは読まなくていいかななんて思ってたくらいです。
逆に現役を離れた方やユーミンを離れた方の証言のほうが当時の情報との辻褄があっていたりもしますが、
これは記憶に手を加える機会が少なく、今と独立したものとして、ポカンと浮かんで割と鮮明に見えているからじゃないでしょうか。
だから今回の記事はすごく貴重なお話だと思いました。
また、ティンパンのライバル的な視点も納得感ありましたし、そういう記事を入れることも面白いなぁと思いました。
● 5月19日 管理人
今回は「Delight Slight Light KISS」のオリジナルLP(RT-28-5350)を聴いてみました。
これは私が最初にリアルタイムに聴いた作品で、どうあっても好きですし、今もなおユーミンと言えばこのアルバムのイメージです。
クールで、スタイリッシュで、サイボーグで、ヒステリックで、みたいな感じです。時代時代でユーミンは違ってますが、私にはここが原点ですね。
このアルバムはシンクラヴィアにばっちりきまる主体のあるヴォーカル処理が見つかった!って感じの、
非常にヴォーカルに存在感があるところが前作と全然違うところだと思います。
デジタルユーミンというか、「万歳!」の時にデジタルヒューマンになりましたが、私的にはとっくにこの時になってた感じがします(笑)
ヴォーカルは細くてキレがあって、自然ではないですが、これは一番良い形に作れているという説得力があります。
LPでも良い響きで、自然な抑揚や響きがない分、あまりメディアを選ばない声になっている気がしますね。
オリジナルCD(CT32-5350)と聴き比べてみましたが、高域のキラキラ感やカツカツした音はCDが勝ってますね。
そのせいでキラキラ目の曲はCDの音は低域の量感が薄く、逆にLPは低域に量感や弾力があるように聴こえます。
それに高低の相対関係なしにLPには低域が増し目な曲もありますね。なんというか滲んだ感じで全体的にどっしりした感じ。
ヴォーカルが力強いのでLPでも良い感じです。
99年リマスターはオリジナル独特のキラキラ感、残響感がちょっと落ち着いた感じがしますね。
少しだけデッドな部屋で聴いてるような安堵感があります。99年LPはやはりCDより分離感は薄い分、より深く落ち着いた感じがあります。
オリジナルと99年ではやはり出したい空気感が違う感じがしますね。でもどちらも良い音だと思います。
19リマスターはかなり厚いけど丸い音になっていて、やはりこの時期独特の雰囲気はやや削がれてしまっているかもしれません。
「とこしえにGood Night」なんかはちょっとムード歌謡の空気になってるかも。
音から浮かぶ”夜明けの色”がみょうに湿っぽいというかお醤油っぽい感じ(しょうゆマヨ感?笑)… 別の街になった感じがします。
でも他の時代の曲と一緒に聴くにはいいかもしれませんね。
超小ネタですがCT32-のCDは少なくともマスターが2種類存在するようです。
最初に出たマトリクス1A1と後の1A8を持っているのですが、0.5dBだけ音量が違います。1C16というのも見ましたがこれは1A8と同じ音量でした。
さすがにプリマスターを変えたわけではないと思いますが、意図してCD用マスターを変更したのでしょうか??
99年リマスターLPを聴いている時に事件が!・・・なんと針が飛んでしまうのです。
これレコードあるあるのトラブルですが、私はほとんど経験がなかったのでびっくりしました。
場所は「誕生日おめでとう」の ♪年に一度のひとことを <云うことさえも> できないの のところ。
括弧内の <云うことさえも> が飛んでしまうのです。
実は25年前に買って初めて針を落としたのですが(こらー!)、もちろんめちゃめちゃ盤はキレイ。
たまたまだろうと思って盤も針も掃除してもう一度回すのですが、同じところで飛ぶ。手でゆっくり回しても飛ぶ。
盤が劣化しているようにはどうしても見えないので、最初はカッティングにミスがあるのではないかと思いました。
つまり収録されてる音そのものが飛んでるのでは?と思ったわけです。
でもLPは1分に33.3回転するので、1周でだいたい1.8秒。飛んでる <云うことさえも> の時間を考えると妥当な秒数なんですよね。
それにそんなことがあればさすがに当時クレームとか回収とかになっているでしょう。
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確かめるべく飛んだところで止めて(良くないかもですが)手動でターンテーブルを逆回転させて 飛んでる <云うことさえも> が本当に刻まれているか確認しました。 盤上で左図の赤いルートを針が進んでいるとしたら、青いルートがあるはずで、これを確かめた感じです。 飛んだあと「き」で止まれたとしたら「き → で → <も → え → さ → …>」と戻る感じです。 結果ちゃんと刻まれてるんですよね。これは本当に針が飛んでしまってるんだとわかったわけです。 私がたまたま悪いやつを引いたのか、経年で盤に問題が発生したのか、はたまた他のも飛んでしまうのか、 他の盤に伝手が無くてわからないのですが・・・。(後日「私の盤は飛ばない」というお便りをいただきました)
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悔しいのでこのLPから作るハイレゾWAVだけでも飛んでないものを作ろうということで、頑張ってみました。 どう頑張るかというと、♪ひとことを まで来たら、 一旦針をあげてすぐ戻して ♪云うことさえも に移るのです。 問題のある飛んでしまう個所をサスケのようにジャンプして回避し赤いルートから青いルートへ移るイメージ。 これがなかなか難しいのですが、なんとか <云うことさえも> のパートを録音することができましたし、 聴感上はまったくわからないように繋ぐことができました。
上の波形が赤いルートで途中で音が飛んでます。下の波形がジャンプ後の着地からの、青いルートの波形です。 不思議と青いルートも聴き取れないほど短い時間ですが飛んでいて、その前のエリアは赤と波形が被っています。 実は問題のある個所の手前の赤いエリアに針を降ろしてしまっていて、飛びかけたけど戻って青いエリアに行けたのかも。奇跡ですね。 よく見ると飛ぶ前はなんだか不自然に振動が大きくなっていますね。 |
最後にまたジャケネタです。
私がディスコグラフィを見るようになった頃は本作はすっかりCDのジャケットで紹介されるようになっていましたから、
LPのジャケットを初めて見たときは衝撃でしたね。そう来たか!みたいな。
でも発売当時はけっこうLPのジャケットで紹介されていたようですね。
本作と次の「LOVE WARS」はE式ジャケットなのですが、真ん中に穴をあける都合、A式では難しかったんでしょうね。
A式では何というんでしょうか、穴の周りのエッジ処理が難しいと思いますから。
それからもうLPは関係なくなるのですが、カセットのジャケットがちょっと面白くて。
上図はカセットのジャケットとCDのそれとを重ねてみた図です。
3Dと通常とを載せてますが、それぞれ左がカセットを手前に置いたもの、右がCDを手前に置いたものです。
カセットのほうは手前のユーミンの顔が同じ大きさになるように拡大しています。
通常ジャケットは両者全く同じ絵なのですが、3Dのほうはちょこちょこユーミンやオブジェの配置を変えています。
例えばカセットのほうは手前の手をかざしたユーミンが少し上に配置されていますし、 塔がモアイからもっと左寄り、地球がもっとユーミンの頭に隠れています。 後は一人だけ衣装の違う異世界からニョロっと出てるユーミンの位置が違います。 こういうのはカセットを縦長ジャケットにするか横長ジャケットを考えて、 横長なら横長でちゃんと収まるように調整していた方がいたかと思うと なんとも萌え萌えしい(笑)気持ちになります。 ちなみに右図のようなLPと同じ図柄のカセットを見ることがありますが、 これは3Dジャケットの下がこうなっているだけで別ジャケとかではありません。 これもLPのジャケットと見比べると面白いですよね。 |
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溝のステレオカットと音飛び
今回は音飛びの憂き目にあいましたが、埃や傷など盤の後天的な問題以外に、もともと飛びやすい音ってのもあると思います。 ステレオ(2ch)ってどんな風に盤に刻まれているのだろうか? ということが分かれば音飛びしやすい音やそれを防ぐためのマスタリングの意味が分かってくるように思うので、調べてみました。 下記はオルトフォンのサイト(「アナログ大全」レコード盤について Vol.2 LPレコード編)を参考にしていますが、 それでもリンク先にはステレオ音が45度の壁にどう刻まれているのかが説明されていないので、こちらで想像して描き足しています。 違ったらすみません。
上図はレコードの断面で、Vの字はレコードの溝、黄色い丸は針です(このVは90度らしいのですが、下の図ではやや狭くしています)。 針が飛ぶときは、この黄色い針が土手を乗り越えて隣の溝に飛んで行ってしまうわけです。 確かに大きな固い埃があってそれを針が乗り越えるときや、傷によってショートカットが出来ていると針が飛びそうですね。
レコードはこのVの深さを変えて、黄色い針を上下させる振動により音をピックアップしています。 ...ちなみに溝をひっかく音(接触音)を直接拾っているわけではなく、電磁誘導で電気信号(オーディオ信号)を作っています。 ただし、接触音も小さな音としてプレーヤーから直接聴くことができます(ニードルトークというそうです)。
(ここからは私の想像が入るので、もしかしたら違うかもしれませんが、)Vの壁にどんなふうに音楽が刻まれているかというと、 Vの壁の片方にLch、もう片方にRchが刻まれているようです(どちらがどちらにかは分からないのでここでは言及しないこととします)。 まず分かりやすいように片chだけを見ます(下図の「片chだけ」)。 最上がレコードを上から見たところで、下3つが針がA、B、Cの状態での断面です。 溝のエッジの山谷が、信号波形の山谷に対応するわけですが(赤・青どちらが山・谷かはどちらで解釈してもかまいません)、 これが断面で見たときVの壁を押し上げるかあるいは押し下げるようにして信号が刻まれているのではないかと思います。 針はAでは溝に対して左寄りに浅く、Cは右寄りに深くに位置しています。 もう片方にも同じ方法で音声波形を刻むことによりステレオを実現しているようです。 Vが90度なので両方にまったく違う信号が刻まれても針は動けるわけです(LとRの振動方向が直交しているので)。
次に正相を見てみます。正相というのはLRに全く同じ信号が刻まれたモノラルのような状態。 この場合は、Vの片側の壁が押し上げられた場合、もう片側は沈むようになります。 結果的に針はA,B,Cいずれの状態も溝に対する深さは同じで、左右に動くだけになります。
更に逆相を見ます。逆相はLRに全く逆の信号が刻まれた状態(普通はこんなことはしません)。 Aの状態で針はかなり浅いところに押し上げられますし、Cの状態ではかなり深いところに沈みます。 つまり上下に針が動くことになります。 音が大きい(波が大きい)状態でC→B→Aとくると針が飛び出しちゃいそうですよね。
ステレオは常にこの正相と逆相の中間の状態にあるようなものですが(もちろん左右別々の信号が入っています)、 突発的に大きな音になったり、部分的に逆相箇所があったりすると、音飛びするのではないかと思います。 デジタル音楽のように好き放題波形を作れてしまうと、レコードでは針が飛びやすい波形もできてしまうのではないかと思います。 こういう時、レコード用のマスタリングエンジニアは、ちょっとだけ波形を変えるんでしょうね。 アーティストが完成させたマスターを崩すことにはなりますが、針が飛んでしまっては元も子もないので。 ・・・今回の「DSLK」マスタリングLPの音飛びは、こういう事で起きたんちゃうん?とちょっとだけ疑ってるわけです。 企画のメインは音飛びなど関係ないCDのための音質向上マスタリングだったので。 いや、もちろん見えない傷があるのかもしれませんから、ちょっとだけです。。。
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● 5月14日 管理人
今回は「昨晩お会いしましょう」のオリジナルLPを聴いてみました。
この作品は85年の青帯CDの音が悪いイメージだったのですが、まぁもとはLPを想定して音作りしてるでしょうから
もしかしたらLPには「本来こういう音です」という音が入っているかもしれない、と期待した感じです。
結果はうーん、、オリジナルLPが一番音が悪いかもしれません^^;
あくまでオーディオ的に悪いという事で、音楽的に悪いという事ではありません(音楽としては大好きです)。
悪いと思う点としてはまずヴォーカルの抜けが悪く、ニュアンスを感じにくい。
曲によってはヴォーカルに不自然なリバーブ?がかかっています。
「タワーサイドメモリー」のサシスセソは細い人工的なリバーブで、LPではこれが見事に歪んでしまってます。
♪きりサめにサソわれて たわーサいどにでれば サいシュうものれーるが ひがシのソらをながれ
この曲がという事ではないかもしれませんが、サシスセソは多いもんですね。
サシスセソはおそらく声が出す一番くらいに高い音で、もう十分にLPが苦手なエリアの中にあると思います。
もう一つはドラム、ベースなどのリズム系の低域の分解が悪く空間がない感じでしょうか。
抜けないヴォーカルと一緒に低域が真ん中らへんで団子になってる感じがします。モノっぽいというか。
これスピーカーから聴くとまた違った良いニュアンスがあって魅力に気づくかもしれませんが、ヘッドフォンリスニングには向かない音かも。
前後の「水の中のASIAへ」も「パールピアス」にもこの手の悪さはあまり感じないのですが、
なんでこの作品だけこうなってしまったんだろう?と思います。
ユーミンが言う「ミスティな感じ」というのは確かに出てるかもしれません。シャッキリ、広々空間にしちゃうとたしなにミスティではないですから。
余談ですが私はこのアルバムを蓼科の車山高原の霧の中で初めて聴いたので、幸運にもミスティなイメージを持っています(笑)
峠を車で走っていましたが、グレーの霧で全く周りが見えずで、あの狭く虚ろな感じはこのアルバムの音そのものかも。
「タワーサイドメモリー」のイントロはあの日の霧の中がぱっと浮かびます。神戸ではないのが少し残念ですが。
当時のレコーディングの様子を調べてみると、サンレコ83年3月号(サンレコアーカイブへの直接リンク)には
「サウンドには今一つという面を残した」「音響ハウスの1スタジオが改装したばかりの頃だったので、まだスタジオのクセを完全に把握できなかった」
という正隆さんのコメントが伝聞で紹介されていました。
別ページにはちょうどこのスタジオの特集記事もあり、大改装のポイントは3MのMTRやSSLのコンピュミックス対応ミキサーの導入などのデジタル化だったよう。
ただ、デジタルMTRで録音したのはこの作品の一部だそうですし、もちろんスタジオの建築的な”ど”アナログな要素も変わっているのと思いますで、
あまりデジタルかどうかは関係ないのかもしれません。それに85年CDをLPの後に聴くと、あぁすっきりしたなぁという気がします(笑)
「タワーサイドメモリー」の変なリバーブはもちろんそのままですし歪みっぽいですが、耳につく感じでは歪まなくはなっていますし、
「グレイススリックの肖像」のピアノの響きなんかもちゃんと空間を感じますし。
この団子感は後のリマスタリングでもあまり解消できているようには思えないので、変わりすぎない程度のリミックスに期待という感じです。
でも気怠い感じがあって、何もすることが無い日にぼーっとライトなオーディオで聴くには良い音かもしれませんね。
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最後にアートワークネタ。 ヒプノシスデザインなのは有名な話ですが、レーベル面もオリジナルデザインになっています。 シングル「夕闇をひとり」が同発になっているのですが、 私はこの「アルバムの販促物」って感じのシングルのポジションが好きなんですよね。 このシングルを売るためではなくアルバムを売るためのシングルカットという感じ。 ちゃんとアルバムへのイントロダクションになるような曲を選んでいて、 レーベルなんかもお揃いにして、ちゃんとトライアルの意味を成していてよい企画だなぁと思います。 既に大ヒットシングルの「守ってあげたい」があったので、 こういうのやってもいいかなっていう余裕があったのかもしれません。
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オーディオネタに戻ってしまいますが、「A HAPPY NEW YEAR」の演奏面積が7”とLPで全く違います。
これよい比較対象だと思うのですが、LPでのこの曲は7”の更に内側の細い幅の中に掘られています。WAVにしてみると7”はLPより3dBくらい大きく収録されていますね。
CDのなかった当時としてはLPの内周曲をシングルで出しておくということに、オーディオ的な意味もあったのかもしれませんね。
本当はジャケットの撮影場所はどこか?というのをやりたいのですが、 アイスランドということ意外あまり情報が無いんですよね。 Google Mapで見ると島中あんな感じで、とても探せない。 どのSNSか憶えていないのですが、以前あの撮影場所を訪れた方が写真をアップされていて、 場所を訊けばよかったなぁと思っています。 たしかこのアルバムの発売からずいぶんたってから撮られた写真でしたが、 そこまで風景は変わっておらず、でもこのジャケットと関係ないよそよそしさがあって。 かつてここで撮影が行われてジャケの二人がいたんだなぁと思うと、 「カンナ8号線」の想い出にひかれて〜あのころの二人はもうどこにもいないってのと 通じるジャケットなんだなと改めて思いました。「グループ」なんかもそうかな。 シチュエーションや雰囲気は全然違いますし、歌詞とジャケットは別々に作られたようですが。 |
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この写真、ジャケットの表裏に分けてるのもあえてなんでしょうけど、やはり2枚繋げて飾るとなかなか拡がりあってよいですね。
この2枚はけっこうぴったり繋がるのですが、あえて少し離して飾ると更に枠外にも拡がりを感じられて良いかもしれません。マルチスクリーン的な(笑)
改めて、殺風景で乾いた「ここには最初から何もありません」みたいな風景の中で、二人がいた時間だけがどんよりしっとりしているというのが、
なんとも意味深で本当に良いジャケットですよね。
● 5月11日 管理人
この頃のLPは面白いかもしれない・・・ということで「ダイアモンドダストが消えぬまに」のオリジナルLPを聴いてみました。
結論を先に書くと別にそうでもなかった(笑)という感じです。
ただ、改めての発見というか感じたことは色々ありました。
私は次の「DSLK」がリアルタイムで聴いた最初の作品で、この「ダイアモンドダスト」も同じ時期に聴いているので、
正にユーミンルーツどころか商業音楽全体のマザーミュージックという感じです。
だから、このアルバムの全てに違和感や疑問を持ったことがないのですが、
音楽を楽しむという事と、オーディオ的にどうか?と聴くことは少し違っていて、
オーディオ的に聴いたとき、とくに過去の作品からの流れで聴いたとき、このアルバムは結構キテレツな作品だと初めて思いました。
感じたことを3つくらいにまとめて書きますと、、、
1. ダイアモンドダスト感
これはタイトルにだいぶ印象持ってかれているかもしれませんが、音がダイアモンドダストっぽい。
普通はオーガニックな音楽って真ん中にどんとヴォーカルがあって、周りがそれ以上目立つことなくヴォーカルを引き立ててるような
そういう造りをすると思います。絵的に喩えると蠟燭の火のようなイメージでしょうか。
真ん中に主体となる炎があって周りに行くにつれ徐々に暗くなっていくような。
でもこのアルバムは主体が無くて、すごく細かな霧状のものが全体に散らばっていてその全てがキラキラしている感じ。
ユーミンのヴォーカルも加工されまくってて、硬質で透明感のある未来素材みたいな感じで、
真ん中に存在感はないけど、この散らばりの中に確実にいるというようなゴースト感があるんですよね。
2. モドキ感
これはシンクラヴィアのことですが、楽器のような楽器ではない音で音楽が構成されている感じ。
色紙を細く切った中にミノムシを入れるとすごくカラフルな蓑を作るというのを子供のころに見たことがあるのですが、
そういう自然じゃなく人工的なカラフル感があるように思います。ある意味すごく変な音楽。
正隆さんのネガキャンのせいで(笑)すっかり悪いものという印象のあるシンクラヴィアですが、
このアルバムからはとにかく面白いから使ってみようという前のめり感を感じます。
ラムちゃんがあたるに無茶苦茶な愛妻弁当作るみたいなエピソードがあったような気がしますが、
宇宙人がアレンジの才能と見よう見まねで作った楽器で音楽作ったらこうなったみたいな(笑) ドッタンバッタンしてますね。
3. 「悪女」感
この加工されたヴォーカルとか実体なさげなアンビエント感って何かよく知ってるな・・・なんだったかなぁ、、?
と思ってたのですが、みゆきさんの「悪女」!! あのあたりの「臨月」とか「寒水魚」の音なんですよね。
みゆきさんのこのへんのヴォーカルもシャキシャキに加工されていて、すごく乾いた寒さを感じます。
(加工なのか、マイキングなどでこういうふうに録音できているのかは分かりませんが。)
始発待ちのポーっとした感じ、疲れてるけどいっ時、夢遊というか何も感じなくなるような。
まぁ、これを狙ったというよりは、「SWEET DREAMS」のシングルと聴き比べるとそう思うのですが、
生っぽい声がオケとぜんぜん合わないんですよね。いろいろやってるうちにこういった加工ヴォーカルになったのではないかと思います。
でもこの「悪女」感がバブルのキラキラの下地にある空虚な感じ、実は儚い感じ、だから余計にキラキラして見える感じにぴったりだと思います。
「ダイアモンドダスト」の世界って「悪女」や「時刻表」と同じ街にあるんだろうなぁ・・・なんて思いました。
私の思い込みも含めて偶然にもこれらが合わさって当時の雰囲気を閉じ込めてるすごい作品だなぁと思いました。
そう思うと、個人的には「万歳!」のこのアルバム曲のリミックスはちょっと私はありえないっすね^^;
正隆さん的には作品には自縛(というか時代縛)されずいつも自由であってほしいと思われての、あのリミックスなのかもしれませんが
アレンジからやり直さないとこの偶然が産み出した強烈な印象を引きずった中途半端な改造になってしまう気がします。
この動画のように「万歳!」がオリジナルの改善バージョンのようにビフォア/アフターと紹介されてるのもなんだか少し癪ですね・・・。
別にシンクラヴィアがこのアレンジやミックスを強制したわけではなく、あくまで当時の人の判断でこうしたわけですから、
「ダイアモンドダスト」がバージョンAで、「万歳!」がバージョンBってだけだと思います。
まぁGOHさんも「オリジナルが悪いってわけじゃないんですけど、」って仰っているので改善という意図はないのかもしれませんが。
正隆さんは16年の著作で当時の自分をまるで被害者であるかのようにシンクラヴィアとそのエンジニアを酷評されてますが、
私はシンクラヴィアにもそのエンジニアの方にもそして若き日の正隆さんにもこの作品を造っていただいたことを感謝しています。
反論できない状態で酷評されたエンジニアの方には誇りに思っていただきたいです。
LPの話に戻ると、いろいろ聴いているとどうもLPは高域の連続的な音や、高域が複雑に重なった音の再生は苦手っぽいんですよね。
この作品のLPの音が悪いわけではないのですが、オリジナルCDと聴き比べていると、
1.の細かなキラキラ感がどうしてもCDには勝てない気がします。
そこを損なってまでこのキテレツ音の作品をLPで聴く必要性が無いというか・・・。
「LOVE WARS」くらいヴォーカルに存在感があると、LPによるビシバシ音の丸まりが収まり良かったりもするのですが、
このヴォーカルに主体がないような作品においては、なんだか歯牙無い感じになるだけというか・・・。
後の99年のリマスタリングCDは足された低域がミンチで言うつなぎになって良い感じでまとまってる気がします。
19年のリマスタリングは低域がしっかりしすぎてて、1.2.3.が全部浮いてしまってる感じですかね。
「悪女観」もちょっと薄れてるような。でも「霧雨に見えない」はLPや19リマスターがいいですね。
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最後にちょっとしたジャケネタ。 LPの裏ジャケのYMマークの横(赤い矢印のところ)に数字がふってあるものがあります。最初中古屋さんが不躾に管理番号か何かを入れたのかと思ったのですが、どうもそこそこの枚数この数字入りがありそうな感じ。もちろん数字が無いものもあります。何のためのものかはわかりませんが。
また、当初は上部に赤いラインが入ったジャケットを予定していたようで、楽譜や雑誌にはこの赤ラインジャケットが掲載されていることがあります。 ちなみに写真の本はリットーミュージックが出していた楽譜。この楽譜はピアノ譜や歌詞の他に、ユーミン周りのアーティストのメッセージが掲載されています。麗美さんや、須藤薫さん、ハイファイセット、渋いところで桐ケ谷兄弟、そしてシンセプログラマーの浦田恵司さん・・・そこ行ったんだ(笑) Keishi Urataというのはもう楽器の名前かというくらい色んなアルバムのクレジットに載っている業界では超有名な方だと思いますが、楽譜のライトなインタビューで浦田さんのところに行ったというのが面白いですね。リットーって感じです。 |
LPが高域が苦手そうな理由考察 単純に考えると針の太さより細かな波長をもつ音は正確にピック出来ないでしょうから、歪んでしまうのではないでしょうか。 (オルトフォンのサイトがいろいろ参考になります「アナログ大全」丸針と楕円針など、針先の形状で音が変わる理由)
図はレコードを上から見たところです。(先にオルトフォンのサイト見ていただいたほうが分かりやすいです。) 灰色の丸が丸針です。波がレコードの溝、本当はステレオなので丸の両側に波がありますが省略しています。
オルトフォンのサイトによるとステレオ針の直径が約0.035mm、下図のようにだいたい針3個分の波長の波ならトレースできるだろうと見積もると、 その波長は約0.1mmになります。これが1秒でレコードが廻る長さの中に何個入るかが分かれば正確にトレースできる周波数が分かります。 前やった計算によると、一番条件のよい12”45回転の外周で1秒当たり70.7cm進みます。
計算するとこの70.7cmの中に大体7,070個波が入るので、7kHzくらいが正確にトレースできる最大周波数になります。 これはかなり大雑把な計算ですので厳密ではないですが、だいたいこのあたりから高くなればなるほど歪むことになります。 上図は「雨に消えたジョガー」の ♪うつむいた の「つ」の子音の部分。上がLch、下がRchです。 この波形はだいたい8kHzあたりをメインの高周波で構成されています。 CDは山も谷も同じようなカーブのキレイな波形ですが、LPのほうは片方が尖ってるように見えますよね。 LPのほうはやはりここがうまくトレースで来ておらず、歪んで聴こえます。もっと細い針を使えば、CDのようにピックアップできるのかもしれません。
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● 5月9日 管理人
小林麻美さんの「GREY」のLPを聴いてみました。 「GREY」はここ見に来られるような方には有名作かもしれませんが、いつもプロデュースされる側のユーミンがプロデュースした小林麻美さんのアルバムです。87年発売で10作品のうち2作の曲を除いて全部ユーミンが作詞作曲、編曲とサウンドプロデュースは後藤次利さんです。小林麻美さんは女優としては有名な方ですが、この作品は世間的にはあまり知られていないかもしれません。「宇宙図書館」でカバーされた「GREY」はもともとこのアルバムに提供された曲でした。後藤さんとユーミンというのは意外な取り合わせで、詳しくは存じてませんが、私は後藤さんと言えばおニャン子クラブのイメージ。でもみゆきさんの「生きていてもいいですか」やられてたりとすごいふり幅の方だなと思います。
この作品めちゃめちゃステキな作品で、ユーミンの79年ごろのインタビューで曲が一人の女性だとしたら、アルバムで10人女性を集めたとき、その平均的なものがそのアルバムの女性像になるかといったらそうでもなくて、全然関係ないところに1人女性像が立つことがある、みたいなことを仰っていたのですが、この作品もまた全体でひとり「GREY」っていう像が立っている気がします。
このアルバムはCDで聴いていたのですが、改めてLPで聴いてみようと思ったきっかけは、「アラームアラモード」の当時のCDとLPの音がけっこう違っていたからでした。この作品のCDもあまり好きな音ではなかったので、LPどうなんだろう?と期待したわけです。
どうだったかというと、びっくりするくらいCDとLPの音が違いました。期待していた音の締まりみたいなものはLPにもなかったのですが、LPはけっこう低域がもりもりでもうCDとミックスが違うんじゃないかというくらいです。曲によっても盛り具合が違っています。ちょっと大袈裟に盛ってる感じもしなくはないのですが、ぜんぜん邪魔な低域ではなく、アンビエントというか残響感が自然です。「ルームサービス」とか「遠くからHappy Birthday」とかは今まで正直、オーディオとしてはあまり面白くなかった曲で、(私は早くも「Grey」待ちしながら聞き流していた感じですね)、LPで聴くとグルーヴを感じられて楽しく聴けましたね。CDはどちらかというとヴォーカル重視という感じで、この低域の残響感を途中で止めてしまっている感じでしょうか、、比べてしまうとなんだかペラペラな音に聴こえてしまいます。 |
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85年発売のユーミンのCDを聴く限り、CDがこのLPのような音を収録できないということはないと思いますし、
ツールで調べたところプリエンファシス盤でもないので、きっとわざとこうしてるのだと思います。
また、私は別にLPの繊細な音を聴きわけているわけではなく、LPも最終的にデジタルにしてしかもBluetoothで飛ばして聴いています。
たとえLPに聴く人をうっとりさせるセイレーンのようなものがいるとしても、とっくに磨り潰されてますね(笑)
それでも全然違うとわかるくらい違っているわけです。
87年というとCDとLPの売上が同じになったとか抜かれたとかそんな時期だと思いますが、
もし私のCD初体験がこの作品だったら、「CDの音はペラペラで、やっぱLPじゃないと〜」って今も言ってそうな気がしますね(笑)
LP、CD両方の「GREY」の周波数領域を見てみましたが、意外と同じ(イントロの出だしは低域に大きな差がありますが恐らくこれはレコードをひっかいてるノイズです)。
赤がLP、緑がCD、ともにLchを16bit, 44.1kHzにしています。
・・・もっと劇的に違うことを期待したのですが、拍子抜けしました。
まぁ周波数領域は所詮ある時間の平均値なので細かな時間変化の様子は見れませんし、
ステレオの場合聴こえ方は左右の位相差もかかわるでしょうがこの図はLchの振幅しか見ていないのでやはりこの図では見れません。
何より縦のスケールが大きすぎますね。6dB違うとわりと誰でもわかるくらい音の印象は変わると思うのですが、
ひとメモリで12dBもあるので差が見えにくいのでしょう。
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あとはこのアルバムはLPだとジャケットがめちゃめちゃカッコイイですね。 CDでも素敵な写真だなとは思っていましたが、この陰影とか、粒感、あるいは逆の版画のような白黒のコントラストとか、 いろいろなことはLPのジャケットじゃないとわからないですね。 またCDにはないブロンド字でのタイトルがカッコイイ。 型番とか「賃貸業使用禁止期限」とかレコードの事務的な表示もこのブロンドで統一されていて、 またそれがカッコイイです。 知ってることや持ってることが偉いわけではぜんぜんないのですが、 ちょっとマニア目の人なら「知らずに終わっちゃいけない」一品だと思います。 あまりこの作品が売れたというイメージはないのですが、そこまでレアでもないと思いますので、 お持ちでない方で興味がありましたら是非LP探してみてください。 |
● 5月7日 けいさん
レコードの話題、とても楽しいですね。
ユーミンの作品の画像がないのがこちらのサイトの特徴なのが、このコーナーではたまに画像が出てくるのがおもしろいです。
「水の中のASIAへ」の中古レコードで、おばあさんの写真が表に出てきているのがある、のくだりは大笑いです!
わたしはあの状態の中古を「やせた年寄りジャケ」って呼んでました(笑)。
Googleのストリートビューやラッフルズホテルのサイトのギャラリーのページで、アルバムジャケットに写っているYの形の手摺の廊下が見られます。
ところで昔、八王子にタワーレコードができたときに「水の中のASIAへ」のユーミンがパロディで登場しましたよね?
>> 5月9日 管理人
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いつも見ていただきありがとうございます。 レコードは懐かしさもあり、今だからわかることもあってどんどん聴いてしまいますね。 コレクションではなく、気軽に聴ける用をワンセット揃えようかなと思っています。
画像は、、本当は画像満載の動画解説入れたようなサイトをやりたいのですが、 いろいろややこしそうなので、ここにだけ持ち物を撮ったような画像を載せるにとどめています。 「やせた年寄りジャケ」はなかなかうまいですね!
ラッフルズはコロナ前に仕事のついでに寄りましたが、街中の1コーナー占めてる感じで、 普通に中を通り抜け出来るような雰囲気でしたね。 Yの手摺は全部白く塗られていました。雨樋なんかも白く塗られていてきれいでした。
タワレコポスターも面白かったですよね。 残念ながら八王子のタワレコは閉まってしまったようですが・・・。
まだ万歳!LPまでしばらくありますが、レコードを聴いていこうと思っています。 また見に来ていただけたら嬉しいです。 |
● 5月7日 管理人
今回は「悲しいほどお天気」のオリジナルLPを聴いてみました。
このアルバムのオーディオ的な特徴としては、かなりの長尺ということです。計50分くらいで当時のアルバムとしてはかなり長い。
LPはCDのように時間当たりの情報量が決まってはいないようですが、片面で最大25分が限界と言われているそうで、
このアルバムはめいっぱい入っていることになります。
単純に考えるとかなり音が小さくS/Nが悪いだろうと思うのですが、どんな音だったのか改めて聴いてみたくなりました。
ちなみに下図@はLPからの信号をWAVにして波形を出してみたものです。
左が「悲しいほどお天気」の「DESTINY」、右が「水の中のASIAへ」の「わき役でいいから」です。
どちらも賑やかそうな曲ですが、時間当たりの使用面積が一番少ない「悲しいほどお天気」と
一番ぜいたくに使っている「水の中のASIAへ」では全体的な平均音量で2dBくらい差があります。
2dBという数字だけだと一見大した差ではなさそうですが3dB差で2倍の出力差があるので実はまぁまぁな音量差です。
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レコードはCDと違って無音時のノイズが大きいので、 ノイズからどのくらい上の音量が得られるかは大きな問題です。 図A-1は1曲の平均音量をグラフにしたものです。 グレーが無音時のノイズ、オレンジが聴きたい音楽です。 「DESTINY」の場合、-10dB(薄いオレンジのトップ)が最大値、 -27.1dB(薄いオレンジと濃いオレンジの境目)が平均音量、 -48dBが無音時の針が盤をこするときに拾うノイズです。 (CDはグレーの部分がすべてオレンジという感じ)。 ただし、音量がどれだけ取れるかはプレーヤーに依るところもあるので、 見るべきは各音量差かなと思います。 オレンジの幅がノイズから平均音量までの差です。ここが広ければよい。 「DESTINY」の場合は20.9dBです。 ちなみにプリアンプなどでボリュームを上げてもA-2のように、 ノイズも追従して上がるのでオレンジの幅は変えられません。 |
ここまで描くとこのLPはやはりS/Nが悪そうなのですが、実際聴いてみるとそんなには気にならない。
例えば「ジャコビニ彗星の日」のイントロの音はノイズの中にあるのですが、だからどうしたという感じで、
ベースが入りだすあたりからはもうほとんど気になりませんね。
ただし、例えば上図A-2のように最大音量を「わき役でいいから」と同じにすると、やはり無音時のノイズは大きいなと思います。
85年盤のCDとも聴き比べてみましたが、このCDも結構良い音で収録されていると思います。
ただし、ちょっと低音が強めというかハレーション気味で、それが邪魔してLPほど広がりが感じられない点は
「パールピアス」なんかにもありましたし、85年盤CDの共通の特徴なのかもしれません。
このLPを聴いていて驚いたのは、内周へ行ってもあまり歪みが気にならないところです。
例えば、「さまよいの果て波はよせる」は最後の大さびでダブルヴォーカルになるところはさすがに歪みますが、
その手前まではよく聴くと歪んでいるかもしれませんが、ユーミンが堅い歌声を張り上げているにもかかわらず気にならないんです。
1枚ずつ遡って聴いてみると「りんごのにおいと風の国」も気にならない、「12階のこいびと」普通に歪んでいる、「残されたもの」けっこうサイアク。
なので、「OLIVE」あたりからは内周にある曲が歪まないようかなり気をつかってマスタリングされていたのかもしれませんし、
楽器の構成が薄いというのも歪みが目立たない要因なのかもしれません。
…でもこのLPのあと85年盤のCDを聴くと、無音時のノイズもほとんどないに等しく、内周歪みも気にすることなくヴォーカルがスコーンと入っていて、
当時の人が感じたであろうLPのしがらみから解放感!を追体験することができる気がしますね。
当時のCDはいろいろ文句も言われたのでしょうが、こういう面では救世主であったことも間違いないと思いますね。
「悲しいほどお天気の」のLPを聴いてみて改めて気づかされたのは、この作品はかなりヴォーカルがフィーチャーされた作品だったという事です。
この作品と前の「OLIVE」は音の数が少ない感じで、そこにユーミンの低いヴォーカルが生々しくザラっと収録されています。
上手く言えませんが「78」のようなわりと賑やかな曲でも楽器やヴォーカルを混ぜ混ぜしないというか、空間的な演出処理をしてない感じ。
ユーミンのヴォーカルはその特徴からかどちらかというと楽器っぽく周りに馴染ませて収録されることが多いように思うので、
これはこのアルバムのオーディオ的なユニークプロフィールのひとつかもしれませんね。
99年のリマスターは低域が足されていて、オーディオ的にはかなりリッチなのですが、ヴォーカルがオケに馴染んでしまっていて、
それは普通に考えると良いことなのですが、ちょっとこの作品のユニークなところを削いでしまっているのかもしれません。
99年のLPも借していただき聴かせてもらいましたが、このリッチなオケにヴォーカルが埋もれ気味かな、なんせオリジナルLPとはぜんぜん違う感じの音になっています。
配信リマスターもヴォーカルがかなりキレイで、もちろんこれも良いことなのですが、やはりヴォーカルの生々しさはこのオリジナルLPが一番出ているように思います。
オケが静かで、ヴォーカルのサシスセソの歪みなんかから感じる緊張感や粗野な感じも私小説というコンセプトにも合っている気がして・・・
CDもLPも褒めて回った感がありますが(笑)、改めて最後に「悲しいほどお天気」を聴くならぜひ一度はオリジナルLPで、とお勧めしたいです。
● 5月3日 管理人
TOJTさんから99年再発のLPの情報をいただきました。やはりジャケットに関する当サイトの情報は間違っていました。すみません!!
また、別の方から東芝EMIが出していた「プロユース・シリーズ: フィメール・ボーカル」というLPを教えていただきました。
収録されている「翳りゆく部屋」がミックス違いかもしれないので、確かめてほしいということでなんとLPを送っていただきました。
ありがとうございます。
送っていただいたのは76年に発売された「パートIV」(東芝EMI、LF-91015)で、オムニバスの1曲目にユーミンの「翳りゆく部屋」が収録されています。
早速、聴かせていただきましたが、うーん、、、私の聴いた範囲ではシングルミックスと同じもののように思います。
このシリーズは調べると「日本オーディオ史」という記事(「オーディオのイシノラボ・ドットネット」に飛びます)にその素性が紹介されていました。
プリマスターから後ろの全過程を拘りぬいてとにかく音の良いLPを作ろうというのが主旨のようで、
マルチがあるものについては更に手前のミックスダウンからやり直しているとのこと。
ライナーにはどの曲がどうだとは書いてませんが、
確かに「16TRACKS TAPEが有るものはこのアルバム用に新しくトラック・ダウンもしております」と書かれています。
なので、リミックスであることを否定はしませんが「私が聴いてわかるようなミックス違いではない」という判断ですかね。。。
(とは言え、またオリジナルとほぼ同じにミックスダウンできるもんなんだろうか?という疑問は湧くのですが・・・)
一瞬「YUMING BRAND」でこの曲だけリミックスされたのはこの企画があったからかと思ったのですが、
シングルミックス(に近いリミックス?)な時点で関係なさそうですね。
でも、このレコードはユーミンの話に限定しても、なかなか面白く有難いもので、
下に書いた話にも関わるのですが、まず「翳りゆく部屋」を1曲目に収録してくれているんですよね。
この曲はシングルはもちろんですが「Yuming Brand」でも最後に収録されているので、なかなか良い音質では聴けないと思います。
それにシングルミックス(に近いリミックス?)というところも有難いことかもしれません。
今となってはCDがありますからそこまででもないですが、CDが無かった当時はかなり有難い音源だったと思いますし、
今でもレコードの音に拘りがある方にとってはマストな盤なのかもしれません。
後発の盤にもパートVIには「14番目の月」から3曲、VIIには「紅雀」から1曲、VIIには「流線形’80」から3曲収録しているようです。
ユーミンの話題からは離れますが、ライナーを読んでいて興味深いのは、解説のなかで所々、同録とマルチ録音を書き分けてるところです。
私などはついマルチって当然じゃないの?と思ってしまいますが、
まだマルチ録音がはじまって間もない、ちょっと邪道だとか思われていた頃だったのかもしれませんし、
マルチ録音は所謂ピュアオーディオというか忠実な録音・再生からはかけ離れた人工的な世界という感じで、
それをハイクオリティに造る意味や、あるいはオーディオマニアに聴いてもらうことへの一筋縄ではいかない雰囲気があったのかなと思わされます。
「翳りゆく部屋」の解説の「チューニングを低くしたトムトムドラムにエコーをたっぷり付けたニューサウンドで」って表現もなかなか・・・、
この企画がチャレンジングだった背景が垣間見れるような気がします。マルチで人工的に作る音は”ニューサウンド”だったんですね。
この辺の隔たりは現代でもまだあるかなぁと思うのは、「ユーミン万歳!」のLPをやはりエアでアナログ過程で聴きたくて
(今は普段音楽を聴く環境で聴き比べしたいので、結局レコードもデジタルにして聴き比べています)、
もちろん同環境でCDとの聴き比べもしたくて、それが適う場所を探しているのですが、やはりそういうものを揃えたマニアはピュアオーディオ指向の方が多く
「ここにユーミンの盤持っていくのか・・・」ってちょっと憚られるんですよね(こんなこと言ってたら怒られそうですが)。
まぁもうマルチが始まって50年以上、気にしすぎる必要もないのかもしれませんけど。。。
とにかく、また面白い経験をさせていただき、ありがとうございました。
● 5月1日 管理人
ユーミンのレコードの中で少し異色な形態なのが「水の中のASIAへ」です。アジアをモチーフにした4曲のみのコンパクト盤です。
ただ、他のアルバムと一緒にざっとCDで見てしまうとただの曲数の少ないCDにも見えてしまいます。
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でもレコードを初めて見たとき、 ブツとして他のLPとはぜんぜん違うものだなと感じさせられました。 私はこのレコードで初めて45回転の12”というものを見たのですが、 何より盤面の使い方が贅沢!たった2曲で大胆にこの幅を使っていることに驚きました。 まぁ「HONG KONG NIGHT SIGHT」は曲自体が長いというのもありますが、 この視覚的なインパクトは大きかったですね。 |
レコードの溝幅は固定ではなくどうやらある程度融通が利くようで、溝幅が大きいほど大きな音を収録できるようです。
レコードの無音時の雑音(針が盤を滑るときに拾う音)はプレーヤーにもよるようですが、
あるプレーヤー1台を対象にするなら、基本的にどの盤でも同じになると思うので、幅が広いほうがS/Nは良いことになり、
たった2曲でこれだけの幅を使えるとなるとそれだけで音が良さそうですね。
ついでにこれが45回転で33回転より速く回るので、高域特性も良さそう(ノイズの高域特性も良いかもしれませんが)。
リマスター音源と聴き比べてもそんなに引けを取らない音質だと思いました。
ただ、このアルバムは85年の青帯CDもけっこう良い音で、私はあまりレコードと区別つかない感じがします。
CDのほうがドラムの弾み方がちょっと強い気がして嫌かなくらいでしょうか。
レコードは33回転より45回転のほうが良い音という印象がありますが、
詰まるところ、音の良し悪しは何回転かというよりは、同じ時間にどのくらいの長さを使用できるかに寄ると思います。
そこで、7”、12”の1秒あたりに使用される長さを計算してみました(大雑把な計算です)。
もちろん回転数により違いますが、レコードの外周と内周によっても異なります。
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1回転時の外周 = 2πr ・・・@ π=3.14、r=盤の半径
33回転/分時の総外周 = 66πr ・・・A=@x33回転 1秒間の長さ = 1.1πr ・・・B=A/60秒
45回転/分時の総外周 = 90πr ・・・C=@x45回転 1秒間の長さ = 1.5πr ・・・D=C/60秒 |
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12”、33回転の場合 外側の1秒間の長さ = 51.8cm ・・・B に π=3.14 と r=15 を代入 内側の1秒間の長さ = 20.7cm ・・・B に π=3.14 と r=6 を代入
12”、45回転の場合 外側の1秒間の長さ = 70.7cm ・・・B に π=3.14 と r=15 を代入 内側の1秒間の長さ = 28.2cm ・・・B に π=3.14 と r=6 を代入
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7”、33回転の場合 外側の1秒間の長さ = 30.8cm ・・・D に π=3.14 と r=8.9 を代入 内側の1秒間の長さ = 15.6cm ・・・D に π=3.14 と r=4.5 を代入
7”、45回転の場合 外側の1秒間の長さ = 41.9cm ・・・D に π=3.14 と r=8.9 を代入 内側の1秒間の長さ = 21.2cm ・・・D に π=3.14 と r=4.5 を代入 |
これを見るとい一番長いのはやはり12”・45回転です。次はLPの12”・33回転、シングルの7”・45回転の順です。
この要素だけを考えればこの順番で音が良いという事になります。
(別要素としては、1曲当たりの幅は7”のほうがとれるのでS/Nやダイナミックレンジのポテンシャルは7”のほうが良いのではないでしょうか)
ただし、LPの内周付近はさすがにシングルの外周には負けます。LPとシングルの内周は同じくらい。
LPで、シングルの外周が同じくらいになるのはLPの中心から12cmくらいのところ、
大体外から半分くらい進むとシングルの外周と同じになる感じでしょうか。
このアルバムはジャケットもひと工夫してあって、歌詞カードとホルダーで見開き写真になっています。
着物姿のユーミンのジャケットをペロンとめくると市場の見開き写真になっているのですが、
実はこれは歌詞カードにもなっていて、ホルダーから引き抜くことができます。
コンパクト盤ならではのリーズナブルな見開きジャケットということになるのですが、
ただ安っぽく手抜きしたわけじゃなく、こういうちょっとした仕掛けを入れて面白くしているのが良いですよね。
たまに中古屋では、この歌詞カードがホルダーの中にしまい込まれていて、市場のお婆さん写真に商品カードがかけられて売られていたりします。
私も初めて見たのがこの状態で「お!別ジャケ」って思いましたね。今もこのお婆さんジャケ状態を見るとそのときのときめき?が蘇ります(笑)。
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またこれは小ネタですが、このアルバムだけ帯が無く代わりに楕円形のステッカーがついていました。 こういうところもコンパクト盤らしくて好きです。 当サイトではリリース記録に「タイトルステッカーあり」という表記をしていますが、 こういうステッカーのことで、もともとはこのアルバムが特殊なところを示すためのものでした。 今となってはほぼ全アイテムのシールドにステッカーがついているので 何のために書いてるのかちょっとわからなくなってますけどね。。。 また、おそらく発売から浅い時期に、ステッカーではなく被せ帯がついたものも販売されていたようで、 これは少しレアなのかもしれません。 ステッカーも帯も同じ水色で、凝ったデザインというわけではないけど、統一されてるのが良いですね。 こういうアートワークが効いてるとも言えるし、レコード会社の事務感という感じもするというのが、 マニアには嬉しかったりします(笑) |
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最後にこのジャケットは初めて見たときはとくにピンとこなかったのですが、 ユーミンのアジア観を知ると、それを全部体現したようなジャケットなんだなと感じます。 アジア観はこちらのメモ欄で少し紹介しています。 南国の鬱蒼とした植物の中に建つ欧風建築には支配を象徴した豪奢さや傲慢さと、 遥か遠くに追いやられてもなお捨てきれぬ誇りや郷愁があるように思います。 支配された側にとっては屈辱の象徴であるとともに、 圧倒的な力とまだ見ぬ世界への甘美な憧れの対象であったりもするような。 日本はどちら側も経験したような歴史がありますが、 暑い彼の地で凛として着物を着ていた日本人にもそんな複雑な想いがあったのではないか ・・・そんな雰囲気を醸したジャケットだと思います。 (実際はどう思われてこのジャケットになったかは知りませんが)
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● 4月25日 管理人
続レコードということで、80年代のオリジナルLP(ETP-)も改めて聴いてみようという事で「アラーム・ア・ラ・モード」と「パール・ピアス」を聴きました。
ついでに当時聴き比べていたなら、という事で青帯のCD(CA32-)も一緒に聴き比べました。
まず「アラーム・ア・ラ・モード」ですが、面白いのが、確実にCDのほうが音が悪いということです。
私はCDネイティブなこともあって、いたずらなアナログ崇拝みたいなのが正直言うと嫌いなのですが、
こんなに劣るなら当時のCDやデジタルの印象ってさぞ悪かったんだろうなと思います。
まぁ、この「アラーム」のCDが悪かっただけで、86年当時のCDが皆悪かったわけではないかもしれませんが。
この「アラーム」の青帯CDはとにかく全体的にエッジが無くてこもりがちな音で、
2曲目「ジェラシーの云う名の悪夢」なんかは分かりやすいですが、後のリマスターと聴き比べると、
ドラムの音の角が無さすぎて、シルエットだけになっているような感じですかね。
18リマスターとか19リマスターなんかはもうエッジをこうかな?こういうのどう?って書き足して好きな音色にしてしまってるような感じすらします。
この青帯CDに対して、LPはちゃんとエッジがあるんですよね。
なんとなく80年代ってCDは高音がきつすぎて、LPは柔らかいというイメージですがこの「アラーム」ちょっと逆ですね。
LPが良いという事は少なくともプリマスターまでは問題なくて、CDにするときに上手く作れなかったという感じでしょう。
でもよく言えば、このCDのエッジのない気の抜けた冷やかさがミステリアスな雰囲気を醸しているかもしれません。
また、国際線の機内や南国のホテルはクーラーが効きすぎて肌寒かったりして日本人にとってはそれがまた南国旅情だったりもしますが、
1曲目の「アカプルコ」なんかはCDのほうにはその冷やかさが出てるかもしれませんね。
私は結局この青帯CDの音をカセットテープに録って長らく聴いてきたので、これはこれで親しみはあります。
この時期、もしかしたらLPのほうが音が良いなら、わざわざLPを聴いてみるべき盤がいくつかあるなと思います。
ユーミンはあえてLPでなきゃという理由は私としてはそこまでないのですが(リマスターがあるので)、
例えばユーミン絡みなら小林麻美さんの「GREY」。発売当時LPもCDも出ていますが、当時出たっきりじゃないでしょうか。
このCDは「アラーム」と同じ音の悪さを持っています。これは是非LPで聴いてみないと、という気がしますね。
あとは「クリプトグラフ」。これもCDは比較的入手しやすいのですが、同じく音は悪い。
これもLPで、特にマスターサウンドLPというので聴いてみたいですね。
マスターサウンドLPというのはCBS SONYがやってた200円高い音の良いLPシリーズです。
実は五輪真弓さんの80年代のアルバムもまだリマスターされていなくて、CDは当時の音で聴くしかないのですが、
83年の「窓」という作品のマスターサウンドLPがなかなか音が良いんですよね。
当時のCDもそんなに悪いわけではないのですが、マスターサウンドLPは低域が厚く、しかも邪魔にならない感じ。
わざわざこの高いLP買う人は、扱いも丁寧で、中古でも状態が良かったりします。
これは「クリプトグラフ」のマスターサウンドLPにも期待という感じがしています。
5月5日 管理人追記
小林麻美LP聴いてみました。
「クリプトグラフ」通常盤: ちょっと期待外れでそこまでCDと変わらないかもしれません。
「グレイ」通常盤: CDとLPで大きく音質が違います。LPはけっこう低域がもりもりで、メディアが違うからと言ってこんなに違っていいのかというくらい。
CDがちょっとバケツをたたいたようなボヤっとしたドラム音、ヴォーカルもボヤっとした音質で、そこが締まってることを期待したのですが、
そこはあまり変わらずです。でも低域が嫌な感じじゃなく盛ってあって、正直今までB面曲の「ルームサービス」とか「遠くから〜」は
あまり音楽としては楽しくなかったのですが、グルーヴ感ある感じで聴けますね。
ジャケットも陰影やドット感があの大きさ無いとわからないので、是非LPで持っていたい1枚だと思いました。
「パール・ピアス」の青帯CDは「アラーム」のように音のこもりが極端に気になることはないのですが、他方、低域がダマになっている感じがして、
LPのほうが左右に空間が広い感じがします。CDも広がってるのかもしれませんが、低域でマスクされてしまっているのかも。
この広がりは4曲目の「フォーカス」のイントロなんかが分かりやすいですが、
99リマスターも、配信リマスターも、広がるほうに音作りをしているので、LPのほうが正解(?)なのかもしれません。
また「真珠のピアス」のイントロから歌にかけてを聴いてみると、LPのほうがダイナミックレンジが広そうな強弱の勢いがある音に聴こえます。
容器としてはCDのほうがレンジが広いと思いますが、肝心の録音された信号はそうはなっていないのかもしれません。
あるいは、やはり「アラーム」同様CDのほうがエッジ感がなくてそう感じてしまうのかも。後日波形も調べてみますが、高域が上手く収録できていないのかもしれません。
これはLPに関係のない余談ですが、「パール・ピアス」の青帯はプリエンファシス盤で、高域を持ち上げて録音されています。
通常この持ち上げはCDプレーヤー側で元に戻されるのですが、ちょっと2つほど問題があって、戻らない盤が存在します。
ひとつはCDに収録された戻してねという指示を最近のソフト系のプレーヤーが読み取れないケース、もうひとつはなんと指示をCDに入れ忘れているケース。
ですから同じ型番でも造られた時期によって違う音に聴こえるかもしれません。
例えば「フォーカス」の冒頭、ハイハット(?とりあえずシンバル系)の音が鳴りますが、題があるほうは高域が持ち上がりっぱなしなので
もうチリチリしたハイハットとはかけ離れた音になってしまっていますし、ベースの低域も感じにくくなっています。
変な音ではあるのですが、いたずらに高域が上がった音というのは妙にシャッキリ鮮度高く聴こえますね。
このパールピアス・プリエンファシス問題について詳しくは以前このページで触れてますので下のほうを見てください。
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この2枚は以前ネットで10枚セットみたいなのを買いました。 値段も安くてこういう売り方はどうなの?とも思うのですが、 いくつか良いこともあって・・・ 私の世代はもうレコード屋でLPが沢山入荷されて売られてる状況を 見たことがないんですよね。当時のレコード屋の写真も出てこないし。 それが自宅で見られるのはかなり良いですね。 また中古屋さんがこれをやってる場合、中古屋さんの水準もあって、 意外と良い状態の盤ばかりだったりもします。
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● 4月21日 管理人
すっかり懐古コーナーになっていますが、シングルと7”の印象について書いてみたいと思います。
私が音楽を聴き始めた頃は90年代前半で、シングルと言えば短冊状のケースに入った8cmCDがめちゃめちゃ売れていたころでした。
ユーミンは当時あまりシングルを切っておらず、私はシングルという存在を長らく知らなかったのですが、
たぶん「真夏の夜の夢」で知ったのかな??でもいまいちなぜわざわざ1,2曲入った小さいCDを作るのか合点がいかず印象薄でした。
私が通っていたレンタル屋には「真夏の夜の夢」しかなくて、ユーミンはこの8cmはやらないって思ってましたね。
歴代シングルの存在を知ったのはたぶん落合さんという当時中島みゆき論をたくさん書かれていた方の「ユーミン恋愛風景論」という本の
後ろのほうに載っていたディスコグラフィだと思います。シングルってこんなに出してたんだ!って。
その時はもう自作のアルバム収録曲リスト(笑)があったのですが、よく見ると、探しても探しても見つからない曲が載ってるんですね。
さすがに「VOYAGER」なんて曲はこのリストにはないぞ、これアルバムのタイトルでしょ、と(笑)
当時は街中に大小レンタル屋があったので、「YUMING SWEETS」を全揃えしてる店が見つかり、
わざわざそこの会員になって「水の中のASIAへ」+シングルみたいなカセットテープを作りましたね。
片面が「時のないホテル」で、意図せずちょっとエキゾチックなカセットだったと思います。
7”を始めてみた時の印象は不思議と憶えていません。LPの印象が強くて記憶がマスクされてるんでしょうね。
それにしばらくLP集めるのに必死で、収集対象外だったんだと思います。
おー、やはりYuming Sweetsに載ってる小さい絵柄はジャケットだったんだぁと思ったくらいでしょうか。
収集きっかけは通ってた小さな中古屋の店主が「こんなん知ってる?」といって「タキシードレイン」のプロモ盤を見せてくれたことです。
これはさすがにびっくりしましたね。「そんなシングル出てへんて!」みたいな(笑)
ちなみに今は見本盤も含め「プロモ盤」と言うようですが、90年代は「プロモ盤」とはプロモオンリーのだけを指していたように思います。
出てる枚数が全然違うらしく、当時は見本盤はあまり希少品扱いされていませんでした。中古屋にゴロゴロあったし。
レギュラー盤はずっとあとに「コレクターなんだから」みたいな義務感で集めたような気がします。それで印象薄なのかもしれません。
今回、7”も新品を聴いてみたいと思って大貫妙子さんの「朝のパレット」というのを買って針を落としましたが、やはり歪みが気になります。
ちなみにこの曲は10年くらい前からあって、B面の「ふたりの星をさがそう」は90年代に竹中直人さんに提供。今になってまさかの7”でディスク化されるというのは面白いですね。
私としては聴けなくはないけど、かなり嫌かなぁという感じ。素肌に安いセーター着ているような、チクチクする感じでしょうか。
私の機材のせいもあるかもしれませんが、でもLPの3曲目くらいまでなら良い音だと思う機材ではあります。
7”もLP後半曲も内側の急カーブに掘られているので歪みやすいんでしょうね。
(と、言いつつ私はなぜ急カーブに掘ると歪むのかイマイチよくわかっていませんが。十分な信号幅がとれずにクリップしてしまってるという事か?)
いくつか調べると理由は主に下記の3つのようです。
1. 内周波速度が遅いので短い距離に音を彫り込まないといけない。比率は置いておいてこんな感じでしょう。
内周 [1.2.3.4.5.6.7.8.9.10]
外周 [1. 2. 3.
4. 5. 6. 7. 8.
9. 10.]
狭いからって間引いたりはできないでしょうから、結局どうしてるんだろう?と疑問ですが、
この数字を振動だと思えば、外周のほうは隙間にもっと数字を入れられるので、高域特性が良く、逆に内側は悪いんでしょうね。
2. 針が弧を描いて内側に行くので、内側では針が斜めに溝にあたってしまい、左右に不均衡な力がかかる
これは確かに。針が完全に水平移動する装置って無かったんでしょうかね?
3. 2.の状態でRが狭いので更に針に不均衡な力がかかる
これも円盤にしちゃったからですが、こっちはさすがに解決しようがないですね。
歪みにくい針というのがあるようですが、基本的には解決が難しいようですね。
また、掘るときにも同じことが言えるので、既に盤に入ってる音が歪んでしまっているケースもあるようです。
これちゃんと聴かそうと思うとけっこうシビアなそれこそ7”用のマスタリングが要るのではないか?と思います。
マスタリングの仕方でそもそも7”ではどうしようもない音になってる曲もあるのではないかなぁと。
例えば、ユーミンの提供曲にはCD化や配信がされておらず、どうしても7”で聴くしかない曲が何曲かあるのですが、
萩尾みどりさんの「大連慕情」なんかは、気がつけば3枚見本盤を持っていますが、どれも歪みまくってますね。
別に盤に目視で傷があるような感じではないし、パチパチ音もそんなにないのですが、全体的にはジャリジャリしている。
シモンズの「水の影」なんかもそうですね。これ機材変えたからって良くなると思えないのですがどうなんだろう??
逆に川崎龍介さんの「サマーブリーズ」や霜和夫さんの「逢いたい気持ちは」まぁまぁ聴ける感じです。
・・・なんとなく7”って導入やライト層向けのお手軽な使い捨てメディアだったのかなという印象もあります。
曲を気に入って良い音で聴きたかったらLP買ってくださいみたいな。アートワークもしっかりしてるし。
(ただ、7”はすごいコレクターがいるのも事実。こんなこと書いたら怒られそうな気もしますが。。。)
でもモーニング娘とかヒロスエの8cmシングルが(ムダに?)7”化されていて、こういうのはついアイテムとして欲しくなってしまいます・・・
● 4月19日 管理人
ひきつづきレコード。
回転が速いSONY PS-HX500の回転数をようやっと調整しました。
ネットには裏に調整ねじが、とは書いているのですが、具体的な調整方法は見つけられず、ちょっと分かりづらく苦労しました。
他に検索される方がいるかもしれないのでここに書いておきます。
裏の穴自体はすぐ見つかると思うのですが、穴の中は割れ目の入ったスポンジがねじを蓋する形で挟まれており、ねじ山が直接見えなくなっています。
マイナスドライバーを割れ目の中に通すと、目視はできないのですが、中に恐らくマイナスねじがあります。
これをドライバーの先で探り当てて、先をマイナスの頭に突っ込む感じです。普通のねじよりもかなり深く刺さります。
深く刺さるので逆さにしてもドライバーが抜けず、なんとか演奏しながらそれを回して調節することができます。
この調節も一癖あって、回すときに少しドライバーを押し上げるようにして回さないと、回転数が変わりません。
回るのは回るのですが、空回りのようになります。これが壊さない程度に上向きに力を入れて回すというのが怖いんですよね。
下述の東洋化成「周波数レコード」の1kHzを演奏し、PCに入っているSoundEngineで周波数領域を表示させて1kHzになるよう調整しました。
だいたい最初は1.02kHzくらいにあるので、それを1kHzにもっていくのですが、さすがに20Hzとは言え1周くらい回さないと動かないです。
このねじ自体はそんなにセンシティブではないので余裕をもって調整できると思います。
周波数領域の軸の都合、高域での調整はしにくいのですし、1kも20Hzの幅を見るのはけっこう大変です。このPS-HX500はそこそこワウもありますし。
周波数レコードに収録されている低域も使って、各周波数が正しい位置に表示されるか確認されると良いと思います。
33回転と45回転は別ねじですので、45回転の調整も必要。苦労しましたがこれで晴れてちゃんとレコードが聴けますし、聴き比べもできます。
詳しい聴き比べは後日にしますが、さっそく「深海の街」「宇宙図書館」「LOVE WARS」を聴きましたが、音が良くて驚きました。
単純にCDより音が良いとか、超可聴域が入ってるので、みたいな半ばオカルト事は軽々しく言いたくないので、
あくまで可聴域内の話をします。(と言いつつ、オカルトと切ってしまうのも強引なので、これも後日考察したいと思います)。
ひとまず「LOVE WARS」を聴きこんでますが、89年盤も99年盤も音が良いですね。
このアルバムはきっと一番デジタルの悪さが出てるだろうなと思って最初に聴きこむ対象に選びました。
89年盤のオリジナルCDはギッタンバッタンうるさいんですよね。
ドラムや効果音が硬質ですごくエッジのある音で、こういうエッジはたいてい高域で作られてるのですが、それがうるさいんですよね。
一方、LPは高域が弱く(後日本当にそうか確かめたいと思っています)、いい具合にエッジが丸まっている、
その分、ドラムの中身の音をしっかり認識できるという感じがします。CDはエッジ音が猫騙し的に邪魔になってる感じがしますね。
|
こんなイメージかな(笑) 左が89年CD, 右が89年LP エッジの強い音がどんどん来るのでその印象で頭がいっぱいに。 でもCDは時代やジャケの雰囲気によくあった音だと思います。 |
99年盤はCD自体も相当アナログっぽくマスタリングされていて、良い意味で89年盤より分離感が無く各音が馴染んでいる気がします。
LPはさらにメローな感じでしょうか。
とにかくLPは勢いやエッジ感はCDに負けますが、高域が耳に優しく低域に粘りがあって聴きやすい感じがしています。
この頃のビシバシ音とLPの相性は良いのかもしれませんね。Gohさんの19リマスタリングにも近い気がしていて、
私はこの頃の曲の「万歳!」リミックスはどうもレプリカントのロボ感が嫌で一部肌を貼り付けた、でもそれは人工皮膚みたいな、
ちょっと迷走した感じがあるので、リマスタリングでいいなと改めて思いました。
ちなみに99年リマスターの時にCDもLPも「Valentine’s..」と「LOVE WARS」のチャネルが左右反転しています。
18年リマスターもこれを引き継いでいるので、こっちが正解という事なんでしょうね。
たぶん20年ぶりくらいにLPをじっくり聴いていますが、ユーミンはかなりLPもちゃんと音を作っているのかもしれません。
LPはもとより状態が良ければそんなにパチパチノイズは発生しないですし、
89年のLPって中古でもほとんど聴かれていないので状態が良いものが多いのですが、それ外しても良い音だと思います。
もちろん無音の走行音はかなりの大きさでありますが、曲が始まるとマスクされて気にならなくなりますし、
電車の中で単体で聴かされたらCDかLPか私は区別できないかもしれません。
LP(というかアナログレコード)の仕組みについても色々調べていますが、かなり窮屈なメディアのようです。
アナログだからマスターテープの音そのまんまかというとそんなことはなくて、オーディオ的にはかなり無理して収録しているようです。
例えば、どの盤でも最低限、低域をかなり抑えこんで高域をブーストしまくるフィルターをかけてからカットしているそうです。
こうしないと針が飛んでしまうし、高域を取り出せない。そしてピックアップ側で逆のフィルターをまたかけている。
(参考:デノン「超初心者のためのフォノイコライザーって何?」)
また、これはオプション的な物だと思いますが、どうしてもLPが上手く出せない(LPから上手く拾えない)音や歪みやすい音があるようで、
そういった音を出来るだけ回避するよう調整してから、カットするようです(LP用のマスタリングとはこういう作業のことなんでしょうね)。
恐らくユーミンのLPは最近のも99年再発も、ほとんど数が出ていない89年の「LOVE WARS」もここをかなりちゃんとやっていて、
ほとんど悪質な歪みを感じません(さすがに内側の曲、例えば「ANNIVERSARY」なんかはかなりジャリジャリしていますが)。
一方、最近買った吉田美奈子さんの「Bells」のLPは外側にある1曲目から歪みがち。伝説の名盤だけにかなり残念、、、CD聴きますわ。
(後日談: 掃除して再生してを10回くらい繰り返した結果、歪みは満足できる程度に低減しました。)
この作品はもともとCDしかないのですが、LP化するにあたってのLP用のマスタリングに注意が払われていないのではないかと思ってしまいます。
もちろん最低限、LPであるための処置(例えば上記のフィルター)はしているんでしょうけど、LPで上手く再生されるよう調整されてるんだろうか?
いま、ブームでどんどんCDオンリーの作品もLP化されてますが、ただすりゃそれで良い音かというともちろんそうではないようですね。
LP用のマスタリングができるエンジニアが、わざわざ1作1作その作品の個性に合わせてLPと相性良く緻密にマスタリングをするというのは、
うーん、カネのかけれるアーティストや企画でしか無理なんでしょうね。。。
後日談
何度か聴いてるうちに不思議とジャリジャリ感がマシになってきました。
レコードにもエージングというのがあるのかは知りませんが、ジャリジャリとかプチプチは何度か聴いているうちに低減されたりします。
針が溝を掃除したり柔らかくしたりするんでしょうか??
新品とかあまり聴かれてない盤は最低でも3周くらいは聴かないといけないのかもしれませんね。
後は大貫妙子さんの「Comin’ Soon」という作品も新たに買いましたが、こっちは音が良かったです。
まぁもともとLPで出ていた作品ですし、何よりバーニー・グランドマンが新たにマスタリングとカッティングをしると帯に書かれています。
(逆に、この名前をオモテに出しておいて、悪いもの出せるはずがないでしょう。。。)
ちなみにこのアルバムは”新曲もあるコンピ”みたいな隙間作品で、リマスタリングが再発LPでしか聴けないというクセ者です。
GWにでももっといろいろユーミン作品を聴き比べてみようと思っています。
● 4月13日 管理人
俄かにハマってきた感がある、続・レコード話。
実家からLPを何枚か引っ張り出してきたのですが、久しぶりにコレクションを出してみると、実に状態の良いものばかり。
ほとんどはもう30年くらい前の中学時代に集めたものですが、お金も限られていたのでちまちま検盤して、ジャケットも確認して購入し、
大事に大事に聴いていましたね。子供の拘りと集中力だからできたけど、今はとてもそんなことできないですね。。。
レコード収集の想い出とジャケットに関することを書いてみようと思います。
私が早期にコレクターっぽくなってしまったのは、確実にレコードと出会ったからです。
私の世代はもうCD&レンタル全盛の時代で、ユーミンを聴き始めた頃はまだTSUTAYAが全国寡占する前(蔦屋時代ですかね)、
街中に小さなレンタル屋がもう飽和状態という感じであって、いよいよ価格破壊が起き始めていた市場としては末期の時期でした。
子供には3,000円もするCDを買うお金はないのでレンタルしてカセットにダビングしてコレクションしてゆくという感じでしたね。
子供パワーでジャケットとか曲順、発売年なんかはごく短期間で憶えたと思います(笑)
書院のワープロでカセットインデックス作ったりして。盤を所有するって発想は不思議となかったと思います。
ところが、ある日、貸しイベント会場みたいなところで中古レコードフェアみたいなのをやっていて、
邦楽の棚を除いたらユーミンのレコードがあるわあるわで!今までCDサイズでしか見てなかったので物凄い衝撃!!!でした。
更に中を見ると(当時は勝手に中あけて検盤をするというのは一般的な行為でした)ライナーがしっかりデザインされているのにもびっくり!
当時は85年発売のCDしかなかったので、見る機会ってなかったんですよね。しかも500円とかで買える。
そっから一気にLPもシングルも集めましたね、このサイトの元になっているディスコグラフィノートみたいなのもこの頃自作しました。
なんとなくコレクター型のファンの方はこんな経歴なんじゃないかと思います(笑)
LP集めだすと気になるのは、いったいどのアルバムまでLPが出ていたのか?ということ。
当時はネットもファンの知り合いもいなかったので、子供なりに少ない情報から検討づけるしかなかったのですが、
当時のCDを見ると「ダイアモンドダスト〜」までは青い帯の同じフォーマットなんですね。
恐らくここまでだろうと、それに「DSLK」は3Dジャケットで明らかにCD用のアートワークっぽいし。
ところが新しい発見があって、CDの帯に勝手に賃貸するなという旨の注意書きがあるのですが、
「DSLK」までは「このレコードを…」って書いてるんですね。「LOVE WARS」からは「このCDを…」になっている。
これはワンチャン(当時こんな言葉はなかったが)「DSLK」もLPあるかもと。
中古屋に通ってるので時期に見つかるわけですが、これがセカンドインパクト!でしたね。
CDの裏ジャケの中に表ジャケの3Dカードがハマってる!!!しかも値段高い。たしか2,500円で他のより5倍も高い。
これで一気にコレクター脳になってしまったと思います。レア盤ってのを知った感じ。
次に気付くのは、CDの帯に他メディアの型番が載っているという事。「LOVE WARS」にTOJT-とか言うの載ってるやんけ!
ただ、今と違ってそれ見ただけでは確信が無いので、大阪の東芝EMIの営業所に電話して聞いたりしてました^^;
子供の非常識と、時代的にタウンページなんかに普通に電話番号が載っていて、会社も比較的なんでも対応してくださった感じでしょうか。
東京に繋いで頂いたりしたこともあったような・・・。「恐らくあったんじゃないかと思います」みたいな回答だったと思います。
現物見たのは「レコードコレクターズ」に掲載されていた札幌のお店の広告で、意を決して問い合わせたら(当時は遠方への電話代が高かった)
今はないけど3万5,000円!!!滅多に入らないからこれで出しても一瞬で売れるとか言われて、これは無理だなぁとへこみましたね。
ところが子供パワーでいろいろ問い合わせてまわってると「神戸レコード俱楽部」って店が5,800円で在庫持ってるというではないですか。
これなら買える!ってことでどうやってお金集めたかは憶えてないですが、片道2時間かけて買いに行きましたね。
新開地というところに店があったのですが、ちょっと危ないところだと聞いていたので、振り向かずに歩いていたと思います(笑)
いやぁ、「LOVE WARS」のLP買ったときは嬉しかったですね。とても状態の良い品でしたし。
ちなみに神戸レコード倶楽部は当時のコレクターなら知らない人はいないという圧倒的在庫量の有名店で、
例えばユーミンなら「潮風にちぎれて」以外はプロモ7”を常時在庫してるというすごい店でした(個人売買が難しい当時はすごいことでした)。
今はもう新開地のお店はありませんが、通販限定で存続されていますし、引き取り場所はオープンにされていて看板も出されています。
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こうして振り返ると、私にとってLPというのは音がどうという以前に物としてのインパクトが大きいように思います。 今回、ちょっとサイト内の情報を修正しないといけないかもなぁと思っているのがジャケットのA式、E式について。 実家の「LOVE WARS」とか「DSLK」引っ張り出して、勘違いに気付いたのですが、 この2枚はオリジナルもE式のジャケットなんですよね。
A式、E式について書いておくと(正式な定義があるのか私は知りませんが)、 A式はアメリカ式だそうで、ボール紙のホルダー上にジャケットを印刷した紙が巻かれています。 89年までのLPが普通に生産されていた時期の日本盤はほとんどこの方式だったのではないでしょうか。 E式はヨーロッパ式だそうで、ジャケットが印刷された紙を組んでホルダーにしているという感じ。 見慣れているというのもありますが、A式のほうがしっかりと造られている感じがします。 E式はなんだか簡易な感じ。ケチった感じでしょうか(ヨーロッパの人はそう思わないかもしれませんが)。 |
ユーミンのオリジナルLPは全てA式だと思いこんでいたのですが、中にはE式のものもありました。
E式は紙が折り返しているのが丸出しで、ボール紙厚の段差があるのが分かりますが、A式は外から紙が張り合わされているのでキレイなつくり。
LPは再発していただくだけでもありがたいのですが、せっかくならA式であってほしいなと思います。
E式って安っぽい感じがするのですが、最近の再発物を見てるとE式も多いように思います。手間やコストはE式のほうがかからないのでしょう。
左の2枚は昨年再発になったものですが、 幻のシンガーとして有名な?間宮さんのLPはE式です。 うーん、簡易ジャケという感じ。 一方、美奈子さんのはA式です。美奈子さんの「Bells」は初LP化ですが、 オリジナルのCDのジャケットも版画を貼り付けた凝ったものだったので LPもかなりしっかりしたジャケットになっています。 紙も厚く安っぽさは皆無。 |
そういえば、見開きジャケットのE式ってあり得るのかな? と思って探してみましたが、手元にあったのは 五輪真弓さんの仏盤だけでした。 両方の外側から紙を内側に折り返しているのが丸見えで、 中ジャケが経年ではがれてきてしまっていますね。 |
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ちなみにこの盤、数ある五輪真弓海外逸話(?)の一つ、77年にフランスCBSから依頼されてフランスデビューした時の物で
「MAYUMI」(CBS: CBS-82061)というタイトルです。
この時、日本でも「えとらんぜ」という仏語/日語半々のLPが出ましたが、この仏盤はその日本語曲も仏語で歌われた上に、
この盤のみの2曲が追加された12曲を収録しています。これリマスターCDで出してほしいです。
E式はこんな感じであまり好きではないのですが、ユーミンの99年の再発LPのE式はちょっと酷かったですね。。。
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「LOVE WARS」のジャケットを上から見たところです。 帯がかけてあるあたり。 どちらもE式なのですが、99年版は上部に隙間ができてしまっている。 ホルダーの展開図に天井にあたる部分の幅を描き忘れたのではないのでしょうか。 もう雨漏りのする、天井に穴の開いたバラックって感じ・・・ しかも背にあたる部分の幅が広すぎて帯が端までいかないんですよね。 89年のほうはしっかり天井があります。
また紙の厚みも全然違います。 ちょっとわかりにくいですが、それぞれの左側のラインを見ていただければ、 99年再発がかなり薄いのが分かると思います。
あとは、若干99再発はジャケットの縦幅が短くて帯のエキスプレスマークが 折り返しに被り気味です。
99年再発は他に「DSLK」「水の中のASIAへ」を買いましたがこれらも同じでした。 当初は買いそろえていこうかと思っていたのですが、 あまりの安っぽさにがっかりして要らなくなってしまいました。 今ではすっかりレア盤になってしまってますが。。。 |
最近のユーミン再発はどうかというと・・・といっても普通の形態では出してないので変わり種ですが、
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「POP CLASSICO」のツアーパンフ、A式。豪華! |
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「深海の街」BOXのLP入れ、E式。ジャケじゃないしまぁいいか。 |
最後に、ユーミンのジャケットの造りで一番の謹製という感じなのは「アラームアラモード」ですね。
まず、当然のA式ですから、隙間はもちろん大きな段差も無いです。
それから素晴らしいのは格子とユーミンの写真で反射具合の違う黒を使っているところです。
右上の写真はあえてライトを当てて撮っているので、反射具合の違いが分かると思います。
タイトルもいい具合にプレスで浮き出ていますし、銀色で書かれた小さな文字もジャケットの向きで見え具合が変わります。
昔、「LOVE LOVE愛してる」という番組でゲストの松本明子さんがこのジャケットを持ってきた時、
ホストの拓郎さんが感心してるかのようにまじまじとこのジャケットを開いてご覧になってたのが印象的でした。
(もしかしたらクレジットを見ていたのかもしれませんが)
とにかく、ただの平面上の印刷物ではなく、立体としてデザインされているように思える素晴らしいジャケットです。
このとき、アートワークの信藤さんはレコードの仕事を始められてまだそんなに経ってませんでしたが、この数年後にはLPが無くなってしまうわけです。
今思うとLPに携われたのはキャリアの中のごく短い時間で、この時は堂々とLPのジャケットに凝れる最後ほうの貴重な機会だったのかもしれません。
CDは残念ながらここまでできてなくて平面への印刷という感じですから、LPはたとえ再生装置が無い方がお持ちになっていてもいいんじゃないか?
と思える一品です。幸いヒット作なんで出回った数も多く、入手しやすいものですし。
・・・これ、99年の再発ではどんな感じで出てたのか気になりますね。
この素材の違いは再現できたのか?キレイなA式だったのか?それともやはり穴の開いた酷いE式だったのか?
もしお持ちのかたがいらっしゃいましたらぜひ教えてください。
LPはジャケットだけでもいろいろと面白いですね。
>> 5月1日 TOJTさん
管理人さん、はじめまして。いつも興味深く拝見しております。
LPジャケットのA式、E式というのはこのページで初めて知りました。
当方、この再発のLPをすべて持っていますので早速調べてみました。
まずE式なのは管理人さんが書いていらっしゃる「LOVE WARS」「Delight Slight Light Kiss」「水の中のアジアへ」に加え「流線形‘80」のみで、
これらは私が所持しているものも上部に穴が開いますね(これもはじめて気づきました)。
あとのものはシングルジャケットもWジャケットも含めてすべてA式でオリジナルと同じクオリティで作られていると思います。
ジャケットを絶賛されている「アラームアラモード」も私の目にはオリジナルと同じクオリティだと思います。
以上、情報までになります。これからも更新を楽しみにしております。
>> 5月3日 管理人
TOJTさん貴重な情報をありがとうございます。
99年のLP再発はE式がちょっとなぁ、、という造りなだけで、A式はしっかりしていたんですね。
当時、もうちょっと観察すべきだったと今更ながら反省してしまいました。
このLPはあまり数が出てないらしく、ユーミンコレクター以外にはたぶんハマらないというのもあってか
あまり中古市場に出てこないもののように思います。
17タイトルすべてお持ちとは羨ましいです!ぜひ大切になさってください。
ありがとうございました!!
● 4月10日 管理人
レコードをちょっとだけ真面目に聴いてみようかという事で10年ほど前に買ったSONYのターンテーブルでいくつかLPを聴いていたのですが、
いろいろと厄介なことが・・・。
プレーヤーは10年くらい前に出たSONYのPS-HX500という機種で、USBがついていてそのままハイレゾファイルがつくれちゃうというもの。
PCMだけじゃなくてなんと5.6MHzのDSDにも対応。
当時はハイレゾにもアナログそのものにもあまり興味はなかったのですが、そのままファイルにできるというところがいいなと思って購入、
たまにCD化されてないレコードをファイルにしてiTunesに送っていました。
今回「宇宙図書館」と「深海の街」のLPからハイレゾ作ってCDと聴き比べようとしたのですが、LPのほうがどう聴いてもキーが高い。
ネット調べるとPS-HX500が出た当時にいくつかクレーム書き込みがあって、どうも回転数が速いとのこと。
しかもオフィシャルにはユーザは回転速度調整ができなくて、もちろん取説にも調整方法は書かれていない、
調整ねじはUIとしてはあるにはあるけど本体の裏にあって、聴きながら調整ができないとのこと。
これ個体差とか経年とかじゃないなら、10年後に言っても仕方ないですがいい加減にしろよ!!!と思います。
そんなにたくさんではないですが、いままで録音したものも録り直しかと思うとうんざりしますね。。。
調整するにも何か測定手段が無いといけないのですが、ストロボと縞々シートを買おうかと思ってたところに、
東洋化成が「周波数レコード」(TYO-1003, ¥3,000)なるものを発売してることを教えてもらいました。
これは1kHzとか基準となる純音(サイン波)やノイズを収録したLPでこれを再生して出音を測定すれば、
どのくらいPS-HX500が速く回転してるかがわかり、調整もできるわけです。
回転数見るスマホアプリもあるようですが、結局このアプリが正しいかどうか確かめるためにこのレコード買うなと(笑)。
あの東洋化成ですから1kHzは1kHzで刻まれていると信用していいでしょうと。
測定は別にシビアなものではなく純音トラックのハイレゾWAV作ってSoundEngineで周波数領域を出して何Hzで再生されているかを見ています。
マウスでピーク当たってるだけですが、レコードの場合はピーク自体がある程度フラフラするのでそれでいいかという感じ。
上図は周波数表示したときのピークの様子。7kHzにピークが立っている。14kHzに立ってるのは歪み。
で、調べてみるとやはり下表のような結果に。
@ |
|
A |
B=A/@ |
C=Av(B) |
D=33.33*(C-1) |
E |
F=C-E/C |
周波数レコード |
|
PS-HX500 |
何倍高いか |
平均 |
オーバー回転数 |
演奏時間 |
何秒短いか |
15 |
|
15.27 |
1.02 |
1.02 |
0.82 |
60 |
1.4 |
10 |
|
10.24 |
1.02 |
|
|
120 |
2.9 |
9 |
|
9.30 |
1.03 |
|
|
180 |
4.3 |
8 |
|
8.20 |
1.03 |
|
|
240 |
5.8 |
7 |
|
7.20 |
1.03 |
|
|
300 |
7.2 |
6 |
|
6.15 |
1.03 |
|
|
360 |
8.7 |
5 |
|
5.12 |
1.02 |
|
|
|
|
4 |
|
4.08 |
1.02 |
|
|
|
|
@がレコードに収録されている周波数、Aが再生された周波数。Aを見るとやはり@より高い。
BCに書いてますがだいたい元より2%くらい高く再生されてしまっています。
この2%って数値だけだとたいしたことなさそうですが、Dの回転数を見ると本来より0.82回転(約1回転)も多く回っています。
Eは測定値ではなく、この時間の演奏が何秒早く終わるのかをFに書いています。例えば300sec(5分)の曲では7秒も早く終わってしまう。
45回転の場合はより酷い。(ちなみに「宇宙図書館」「深海の街」は45回転)
@ |
@' =@*45/33.33.. |
A |
B=A/@ |
C=Av(B) |
D=45*(C-1) |
E |
F=C-E/C |
周波数レコード |
45回転換算 |
PS-HX500 |
何倍高いか |
平均 |
オーバー回転数 |
演奏時間 |
何秒短いか |
15 |
20.25 |
20.90 |
1.03 |
1.03 |
1.38 |
60 |
1.8 |
10 |
13.50 |
13.90 |
1.03 |
|
|
120 |
3.6 |
9 |
12.15 |
12.50 |
1.03 |
|
|
180 |
5.4 |
8 |
10.80 |
11.16 |
1.03 |
|
|
240 |
7.1 |
7 |
9.45 |
9.76 |
1.03 |
|
|
300 |
8.9 |
6 |
8.10 |
8.28 |
1.02 |
|
|
360 |
10.7 |
5 |
6.75 |
7.00 |
1.04 |
|
|
|
|
4 |
5.40 |
5.56 |
1.03 |
|
|
|
|
Dを見ると1分間に1回転以上多く回っています。これ聴感上、明らかな違和感はないけど、妙にユーミン軽快だなぁという感じ(笑)
もし気づけずにいたなら「これがレコードの音の良さかぁ」とか思っていたかもしれません(怖)
ただし、CDと聴き比べると私でも明らかにキーが高いことが分かりますし、絶対音感がある方なら単体でも気づくでしょうね。
違和感あるのはテンポの速度の違いよりも、楽器の響きがもう全然違って聴こえるところでしょうね。
というわけで本当に回転が速いことがわかったので、裏からセイミツ突っ込んで回しつつ聴きつつしながら調整しなければなりません。
めんどくせぇ・・・、このPS-HX500、雑誌の評判は良かったし、なんかいろいろ賞も取ってるはずなのに、、
やはりオーディオ雑誌や評論家やレコード会社、エンジニアやアーティストの評というのはあてにならんなと思いました。
まぁ彼らは製品やレコードの宣伝をしてるわけですから良い所があるなら良い所のほうだけを書いてあげるのが仕事でしょう。
東洋化成の周波数レコードには純音の他にもテスト用の音源がいろいろ入っていて、様々なことがわかります。
これを聴くとアナログレコードとそのピックアップの仕組みがなかなかセンシティブで突き詰める余地が沢山あるなと思います。
例えば、L/Rの左右差。PS-HX500はだいたい1dBくらいLchを大きくピックしてしまうようです。
ただ、私はステレオ音源なら1dBだと全く差がわからないです。
次にクロストーク。これはLch、Rch双方に双方の音が漏れるというもの。
このレコードにはLchにだけ信号が収録されているトラックがあるのですが、再生してみるとRchにもだいたいL/R=14dB差くらいで信号が漏れてます。
逆も同じくらい。ただこれはこのL⇔Rの滲みがレコードの音らしさと言う人もいるので、一概に悪いことではないのかもしれません。
それから隣の溝へのリーキング。本来刻みたい音を”S”としたとき、Sを前の溝で拾って、Sを過ぎた後、次の溝でも拾って、
合計3回聴こえちゃうというやつです。もちろん前後のSは小さな音です。
前後の溝で拾うSの音を”N”としたとき、S/N=40dBくらいで拾っています。Sを75dBsplで聴くとしたらNは35dBsplくらい聴こえることになります。
ヘッドフォンだと小さい音とは言え、確実に聴こえます。(・・・さすがにこれはこのレコード側の問題かな)
ちなみにユーミン界のレア盤のひとつ霜和夫さんの「逢いたい気持ち」の見本盤はイントロでこのリークが発生してる盤があります。
ただでさえレア盤なのにやめてほしい。。。不思議とリークの無い見本盤もあるので、カッティングし直したのかもしれません。
それからこれもプレーヤーの良し悪しの一つかもしれませんが、プレーヤーのふたを閉める音も結構な大きさで拾われています。
ピックアップはほぼほぼマイクと同じ仕組みなので、些細な振動も拾い、結局それは音として出力されます。
針を置いた後は、つい、ふたを閉めたくなりますが、録音する場合は閉めないほうが良いのかもしれません。
こういうのを確かめてしまうと「レコードってそんな真面目に、神経質に聴いてもしょうがないよな」という気もしますし、
もっと良いプレーヤー、もっと良いピックアップ、もっと良い部屋、もっと良い・・・となる気持ちもわかる気がします。
あと、オカルトが入る余地もたっぷりありますね(笑)
PS-HX500が出荷時からこうだったなら明らかに問題ですが、まぁちゃんと調整しないとちゃんと鳴らないところがアナログだなと思いました。
昔々はこういうことが当たり前なら(少なくともオペレートにおいては)皆オーディオリテラシーが高かったんだろうなと思いました。
● 4月07日 管理人
ディスクユニオンが「ひこうき雲」の買い取り価格一覧というのを出しています。
これよく出来ていて、帯付きのジャケが増が大きさ揃えて一覧になっています。これ500円ポスターとかで売ってもよさそう(笑)
画像を貼りたいのですが、無断転載禁止とのことなのでURLだけ貼っておきます(店の宣伝にはなるので良い気もしますが・・・)。
[高価買取] 新宿3店舗限定『荒井由実 / ひこうき雲 レコード・CD高価買取リスト』|diskunion.net
画像: https://livedoor.blogimg.jp/diskunion_ds23/imgs/f/6/f6339f0c.jpg
こういう図鑑的な物欲しいですが、オフィシャルはまずやらないでしょうね。
結構高く買い取っているのに驚きましたが、シティポップやレコードが人気が続いてるようで、価格もどんどん上がってるようですね。
90年代はこういった業者が価格を決めていたところがありましたが、ネット&ヤフオクの登場で一気に市場が崩壊、
00年代は本当に価格暴落していたのですが(私は「ALFA」ジャケはこの時期に3万5千円くらいで買いました)、
今また、業者が旗ふって価格を決めて、個人売買もそれを参考値にする時期が来てるのかもしれません。
9083が1万円近いというのは、売るとき2万円とかにする感じでしょうか。ALFAジャケは別としても通常盤はそこまでレア感ない気もします。
35XA-の1万2千円にもびっくり!たしかに帯がキレイな状態のものは見ませんが、盤自体はヤフオクにもメルカリにもちょいちょい出てますよね。
ユーミンブランド入れた5枚セットなら1万円超えても買いかなとか思っていたのですが、私の価格感はぜんぜん甘いというか古いのかもしれませんね。
それから、32XA-より、93年とか94年のもののほうがレアな気はします。32XA-はちょうど第3次ブームの時ですし。
93年版は記録上は実質1年しか売られてないですからね。
・・・いやぁこれ、改めて見るとなんだか迷惑な一覧ですね(笑)
まぁ元気な現役選手が行けるときに価格つり上げとかないと業界としては廃れるばかりなんでしょうけど。
こちらでも紹介していますが「ひこうき雲」はリパッケージ的な物はジブリコラボの1企画しかないわりに、
本当にたくさんの種類があって集めたり音を聴き比べたりする楽しみもありますね。
まぁCDはアルファの事情で、無駄にたくさんできてしまった感はありますが。。。
「ひこうき雲」は話題に欠かないというか、色んなコレクター的切り口のトピックがあります。
アルバムページに採用するにはちょっとなぁというふわっとしたトピックを集めてみました。
■ ジャケット
アルファジャケットは今では有名ですが、ネットが始まる前はちょっとした伝説の神話的なジャケットでした。
私は中学生だったのでほとんど情報交換する相手がいなかったという事もありますが
(当時はするとしたら、チケットを並びに行ったときに大人ファンに聞くか、文通するしかなかった。
あとは、通販系のレコード屋さんに電話して長々と話すくらいでしょうか、電話代が高くなって怒られましたけど)、
シングル「きっと言える」の初期盤のジャケ裏に小さく載ってるので、もしかしたらそういうのがあるのかもと思い始めて
96年のレコードコレクターズにジャケットがでかでかと載って、それであることが確定した感じです。
クレームがあったり誤植があったりと、このわざとじゃない事情でレアジャケットができてしまったというのが良いですね。
コレクター的には収集する正当性があるというか、そそられるものがあります。
逆にそそられない、面倒くさいのがジブリとの40周年記念盤的な物。出れば買うけど、こういうの出さないでほしいです。。。
下のほうに書きましたが、実はこのジブリ盤には中国にかなり良くできた違●コピーCDサイズ盤があって、
こういうのはダメですが最近はやりのミニチュア版っぽくて面白いですね、よくやった感はありました。
あとは〇〇版というところでもう一つ、ディスクユニオンの一覧にはないのですが79年の荒井由実BOXというのがあって、
そこに入っていた「ひこうき雲」はジャケットの紙がつるんとしていて、歌詞カードも2つ折り4ページに纏められた簡易版という感じ。
これも企画的にはなんの面白味もないのですが、こういう簡易版的なコンバートの仕方が面白いなと思います。
不思議ですが、この79年BOXは箱に入ってるにも関わらず見るものはほとんどカビだらけなんですよね。
カビがつきやすい紙質とか風通しが悪くなるからとかでしょうか。キレイな物は希少かもしれません。
また、これも下のほうに書いたので詳しくは省きますが、現行品のジャケットがちょっとダメ感あるのは次の生産時に直してほしいですねぇ。
00年に出た時は、今までで一番ベストだったので元に戻してほしいです。邦楽史上の重要盤ですよ。。。
■ メディア
発売から50年以上なんでメディアも一通り網羅してる感じです。
面白いのは8トラで、「恋のスーパーパラシューター」が分断されて収録されています。
実は私はこれは聴いたことが無くて人づてに聞いた情報ですがFI/FOになってるとか。
今では考えられない失礼な処理の仕方ですが、実際のところどうなのか音を聴いてみたいですね。
ちなみに8トラはカーステとかカラオケとかでよく使われていたテープメディアで、1方向にエンドレスで回り続ける構造でした。
テープが8トラックに分かれていて、ステレオは2トラック使うので、合計4トラック収録できる。
それでSide A〜Dまであり、これらが併走する形になるのでバチバチ切り替えができたようです。
ユーミンは「紅雀」まで出してたようですが、収録曲順を知りたいなと思っています。
(「14番目の月」や「アルバム」は旧譜入れたり重複させたりして無理やり12曲にしていました。
レコード会社にもよるのですが、東芝EMIは目録にLPの曲順しか載せてないんですよね。ご存じの方いらっしゃったらぜひ教えてください)
意外と、年配の方に訊いても8トラ自体を憶えてらっしゃる方が少ない気がするので、民生用としては早くに廃れていたメディアなのかもしれませんね。
変わったものとしては89年のゴールドCD。これは恐らくこの頃の流行だったんでしょうね。“アルミの代わりに金を蒸着させたら音がいい” みたいな。
CDの仕組みを知っていたらほとんど変わらないとは思うのですが、、、それもあってかユーミンの場合は新たにマスタリングされています。
1曲目の「ひこうき雲」に至ってはミックスも変えていて、これは本当に謎ですね。
ユーミンミュージアムに展示されていたマルチテープ見ると、この曲だけドルビーなしになっていて、
せっかく音の良いと謳うゴールドCDなんだからヒスノイズ低減したミックス作りなおすかとなったのかもしれません(真実は知りませんが)。
もう一つ謎があるメディアとしては05年の配信。なぜか荒井由実楽曲だけ配信が始まりましたが、特に「配信開始」以外の企画の説明はありませんでした。
たしかiTouchは出てましたが、iTunes Music Store上陸前で、日本の配信業界はSONYが今もありますがMORAで先行していたような。
SONYは00年頭あたりからMD用のストレージとしてSonic Stageというソフトを展開していて、そこに配信ストア機能を付加した感じでしょうか。
MDはカセットテープに完全にとってかわりましたし、私もその5年でSonic Stageの一大ライブラリーを築いていましたが、
iPadがそのライブラリーを放棄させるくらい魅力的で、今やiTunesから逃れられなくなっていますね(笑)
ちなみにユーミンが触れてないメディアとしてはこのMDがあります。もしかしたら東芝EMIがMDのリリースをしていなかったのかもしれませんが、
あったらかわいいミニチュアになっていたんだろうなと思います。「ノイエムジーク」あたりはMDがあっても良かったかも。
ちなみに昔々だとオープンリールでレコードが出ることもあったようですが、さすがにユーミンはなかったようです。
邦楽ポピュラー系だとCBS SONYから吉田拓郎さんの「元気です」が出ていたくらいだったようですね。
■ 音質
以前CDのみにはなりますがマスタリングの聴きくらべをしました。やはりそれぞれに違いがあり、マスタリングの重要性に気付けて良い体験でした。
私はプラシーボ的に良いとか悪いとか言うのが嫌なこともあって、こうやって連続的に聴くとちゃんと違いが分かって面白かったです。
ユーミン万歳!もLPが出るという事で、LPとCDや配信の聴き比べもしたいなぁと思っています。
まだいろいろとあるのですが、長くなったのでここまでにしておきます。
● 3月20日 管理人
アケイシャツアーの3Dをブラッシュアップしました。
円形のトラスが斜めに傾いたり回ったりというのがすごかったセットでしたが、こういう業界では吊りモノを傾けるというのはなかなかの御法度のようです。
想像するにですが、傾けてしまうと「安定している」という状態の定義がしにくくなるんでしょうね。
「安全/安全でない」の判断は恐らく何らかの物理的な数値で定義して、これをモニターしながらこの数値を超えたらヤバいというふうにするのではないかと
思うのですが、傾けた時点でそれが相当難しくなるのではないかと思います。しかもこのセットの場合その難しい状態が、動くんですよね。。。
このセットがどれだけヤバいかというのを素人なりに考えてみました(全部想像なので実際にこうしていたかはわかりません)。
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このセットは恐らくですが、図1-1のようにどこか上部にウインチ(ワイヤー巻く機械)があってワイヤーでリングトラスを吊っているのではないかと思います。少なくとも面を吊るには3点で吊らないといけないですし、制御のことを考え達場合吊る場所が増えると複雑になるので、3点だったのではないかと思います(このことから上部のY字トラス上にウインチがあるのかもしれません)。 図1-2は仮にリングトラスが水平のままずっと動かないとしたときのワイヤーの長さの時間変化を表したグラフです。ワイヤーは3本ともずっと同じ長さです。一番上のラインがウインチのある位置(0)です。 |
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図2-1のように傾くと3本のワイヤーの長さが違ってきます。赤いワイヤーAで吊られた位置でリングが一番低くなるとすると、赤いワイヤーAは一番長くなります。このとき、他の2本のワイヤーはAより短いのですが、同じ長さでなければなりません。例えば緑のCが少しでも青Bより長いと、リングの一番低い場所がAから少しC側に移動してしまいます。つまり意図通りリングを傾けようとすると、3本のワイヤーの長さをきっちり制御できないといけないわけです。Aの位置が一番低いつもりで、実はそうでないとなると誰かの頭にリングがあたってしまうかもしれません。あとはリングの上や下には照明装置はじめいろいろと取り付けられていて、基本的にこれらには重力によってリングを滑る向きに力が働くのでリングの傾きだけでなく、それらも考慮しなければなりません。とりわけ図の状態では赤いAのワイヤーやウインチには、最も負荷がかかりますが、どうかかるのか計算するのが難しそう・・・もうこの時点で、どういう状態が正常で、どうなったら異常なのか判断するのが難しそうですね。図2-2は傾いたまま動かないとしたときの時間変化です。ワイヤーの長さも負荷も違いはあれど、時間変化はないので、これさえキープできれば安全なのですが、このセットはそうはいかないんですよね。
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このセットはこっから回るんですよね、リングが傾いた状態で^^; 実際には図3のようにウインチやワイヤーを含めた全体が回転するのではなく、図4-1のようにウインチやワイヤーの水平位置はそのままでワイヤーの長さを変えて回ったように見せていました。これがとっても難しそうで、3本のワイヤーの長さをそれぞれ個別に図4-2のように変化させないといけません。例えば赤いAのワイヤーだと一番短いときがあって、だんだん長くなって一番長いときがあって、今度はだんだん短くしてゆく。これを波状に変化させるわけです。BとCのワイヤーもAとは別のタイミング(位相で言うと120度ズレた状態で)でこれを繰り返します。上にも書きましたが、1本でも長さが違うとリングが意図した高さに来なくなるので、3本とも長さをしっかり制御しないといけない。これ制御プログラムを作るところまではわりと簡単かもしれませんが、実現はめちゃくちゃ難しいと思います。ウインチってそんなにしっかり制御できるものなのか?という点と、ワイヤーの長さが刻々変わるので各状態での負荷も刻々変わるわけで・・・一番長いときと一番短いときならまだしもその中間には3本とも中途半端な長さの時間もある。いま安全な状態なのかヤバい状態なっているのかどうやってモニターするんだろう?ということを考えると実現がめちゃくちゃ難しい要求だと思います。しかもこれが何セットかあるわけですから・・・もうこれヤベー!!という表現が一番的確な感じですね。 こういうのは演者やアイディア出す側はあんまり気にしてないかもしれませんが、実現する側は大変に恐ろしかったと思います。初日前は神主さんがセットの上に来られて安全祈願されるそうですが、きっとスタッフの方々は形だけでなく真剣に無事をお祈りされていたのではないかと想像します。 |
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ちなみに下に掲載しているcsiさんからの投稿で教えていただいたのですが、 ケーブルがすごい量だったらしく、ケーブル専用のトラスがあったとか。 パンフ見てると確かにステージ上部から客席上に伸びるトラスがあって これかな?と思ったのでモデルに入れてみました。 ケーブルまでは作っていませんが、恐らくこの上をケーブルが渡っていて、 トラスの先からPAや照明のコンソールがあるスペースに向かって 降りていたのではないかと思います。パンフにはそれっぽい写真もあります。 |
このツアー、ここまでやって(本当に上記の通りかはわかりませんが)私の満足度はどうだったかというと、正直言ってなんだか退屈なツアーでした。
もちろん、当時はここまでのことは考えてませんでしたし、リングトラスにはびっくりしましたが、このリングが使われるのは終盤の2、3曲なんですよね。
それ以外のシーンはほぼ何も目立ったことが起こらないというか、普通のコンサートという感じで。
最近は自分の想い出とパラレルにステージを見るみたいな見方をしてるので、今見るとまた違うかもしれませんが、
当時はユーミンのコンサートは1曲ごとに何か起こって当然という感じでひたすらステージを見てました。
それに、スユア、シャングリラ、フローズンローゼスときて、きっとハイテクコンサートに戻ってくれるはずという勝手な期待もありました。
事前に出てたマークフィッシャー氏のイラストも映画「コンタクト」とかに出てきそうな謎の宇宙装置という感じでしたし。
リングにはもちろん驚いたのですが、何だか使いこなされているというよりは「これだけ見せときゃいいでしょ」という感じがしてしまいました。
オリーブの象みたいな感じでしょうか。リング登場までの普通のライヴな雰囲気とのギャップが大きすぎた気がします。
それにどうしてもまんまワイヤーに吊られたトラスに見えるというか、なんというか裏方の物に見えてしまったところもあります
・・・ベニヤ板とか、楽屋ジャージとか、そんな感じ。
リングまでに何かあったと言えば、シリンダー型のドラムスクリーンです。
これもパンフやFC会報を参考に3Dモデルを作ってみて、なかなか大変な演出だったという事がよくわかりました。
こういう演出は本当に上手くいくかはセット立てて試してみないとわからないでしょうし、実際にやってみた後もいろいろ調整が必要でしょう。
3Dモデルで作るだけでもいろいろ微調整が要るので現実はもっと大変だったろうなと思います。
でも、当時会場で見たときは・・・詰まらないと思ってしまいました。
SAVE OUR SHIPは比較的長い曲なのですが、1曲丸ごとほとんど影絵の演出が変わらずで長い長い、、
ようやっと宇宙服着て何か起こりそうだと期待して幕が上がると・・・ピアノの弾き語り(え?終わり?みたいな)。
マジックとしては弱いし、絵的な感動も薄いし、当時はストーリー性も感じなかったので拍子抜けしてしまいました。
(今はSAVE OUR SHIP 〜 PARTNERSHIP の繋ぎってこれが二人が歩んだストーリーだと思うと感慨深いものがあります。
二人の時間は永遠に漂流する命のほんの一瞬だからこそ「せめて今は強く抱いて」と歌っていた主人公が、「あなたと歩いてきた長い時間を抱きしめて」と歌っている
「それぞれの光めざし」「寂しさが打ち寄せる」と歌っていた主人公が、「どしゃ降りの中ついてゆこう」と歌っている、
今ならこういう人生の中の変化とか過去の捉え方って素敵だなぁとかいう想いに耽りながら薄目でステージを見てる感じでしょうか)
・・・この時期はユーミンコンサートのフェーズ移行に自分の若さがついて行けてなかったなという感じですね。
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今回、3Dを直す過程で新たに気づいたのは、スピーカーがラインアレイではなかったことです。 最初に作った3Dモデルではラインアレイにしてしまっているのですが、やけに細長いなぁというのと、 やたら数が多いなぁと思っていて、写真をよくよく見るとどうやらポイントソースを縦に並べてる感じですね。 スピーカーの型番や中身がわからないので、本当にポイントソースなのかどうかもわかりませんが、 形状からいわゆるラインアレイではないとおもいます。 ラインアレイの移行以前にいっときポイントソースを縦にスタックするという事をやってたのかもしれません。(ユーミンの場合は逗子v.15やシャングリラIもこのスタイルだったようです)。 おそらくラインアレイ効果(遠くまで均一に)狙いだとは思うのですが、 はたしてこうやったとして位相がきれいに繋がるのものなのかな?と思います。 私は音の物心(?)ついたときにはスピーカーは既にラインアレイでしたから、それ以前も移行期も知りません。 サンレコとかProSoundがラインアレイ特集をトレンド記事やヒストリー記事としてだしてるのではないかと 思ったのですが、バックナンバー見ても不思議と載ってないんですよね。 業界がどんなふうにラインアレイを受け入れていったのか興味ありますね。 |
● 3月12日 管理人
ダンシングサンツアーの3Dをブラッシュアップしました。
このツアーは生で見た時の記憶がビデオに上書きされてしまっていてはっきりとは思い出せません。
ユーミンのビデオは当時から生の臨場感の再現には重きを置いていないという感じで、
客席からどんなふうに見えていたんだっけ?ということでいくつかのシーンを追加しました。
ダンシングサンツアーはセンターステージの基本という感じの円形で、たいへん見やすかった印象があります。
華やかでカラオケコーナーなんかもあって、何よりユーミンがアグレッシブなのにびっくりしました。
そのころはCDで聴いているだけだったのでなんとなく大人しい人という勝手なイメージがありましたから。
私も当時恒例だったマルチスクリーンを使った映像演出が好きだったのですが、
私の世代はまだテレビがものすごく重いイメージがあったので、マルチスクリーンタワーがせりあがって来るのは迫力を感じましたね。
今のLEDスクリーンでも映像演出はいくらでもできるかもしれませんが、この重機材が動くという感じはもう味わえないのかもしれません。
わざわざ重いものを造らないでしょうし、造ったとしてもそれを見ている私たちが重いと感じられるだろうか?
と思うと、あの時代だからこその貴重な体験だったのかもしれません。
また、生意気ながら縦の使い方もすごく上手かったなと思います。
どう上手いかというのはプロではないので説明が難しいのですが、縦って下手をするとスカスカに見えてしまうんですよね。
例えば、シャングリラIIはちょっと下手してたなと思います。広大なスケートリンクの上に何もないわりに常に見通しが良い。
カゥガールツアーはセットの都合、実はもとからあまりステージ上空にスペースが無くスカスカ感が無かったように思います。
このツアーはステージ上空がわりと広いのにステージ面に目を奪われることが多く、あまり上空がどうなってるか気にならなかったように思います。
(というのはウソで、あのころはコンサート自体が物珍しくわくわくして、そもそもそんなこと気にもしてなかったと思います。。。)
上空使った演出で圧巻だったのがSWEET DREAMSです。ダンサーのフライングがすごくきれいで迫力もありました。
ユーミンコンサートのフライングはちょっとトンチキ感あるのも多いのですが(水平にグルグル回ったまま横に飛んで行くのとかw)、
この時は縦回転で上空のユーミンに近づいていくというのが自然かつカッコ良かったですね。センターだからこそできたという感じがします。
このシーンは作らないとなぁと思ったのですが、さすがにペラペラの人影は使えないんですよね。
あまり3Dで人は作りたくないのですが、苦肉の策という事で台形を組み合わせてテキトーに作ってみました。
こういうシーンを3Dにしようと思うと、どうしても人を造らないといけないのですが、
ということはやはりこのあたりからセットというよりは人を見せることが重要な、
シャングリラのような発想の演出がダンサーを迎えて始まっていたのだなぁと思います。
ちなみに、この3Dモデルではそこまで再現できていないのですが、フライングのオペレーションは4本のタワートラスのふもとで行われていたようです。
このふもとの四角い部分が本当は中に入れるようになっていて、そこでスタッフの方が手引きでワイヤー操作をされていたようです。
たぶん、トラスの上部に滑車か何かがあって、ダンサーの方に繋がっていたのではないかと思います。
当時のエピソードを見ると、ダンサーの方々はそれまでダンスはされていたのでしょうけど、フライングをされてたわけではなさそうなので、
本当に大変だったのだろうなと「やれます!」って言うこと自体がすごいなぁと、若さだなぁと思います。
また、今回改めてビデオを見るとミラー反射型のムービングライトが沢山あるのに気づきました。
この3Dモデルではドーンパープルの時のテレスキャンという機材(っぽいモデル)を流用していますが、
実際はサイバーライトというもうちょっと進化した頑丈そうな機材が使われていたようです。
どうやら私が長年バリライトだと思っていたムービングライトは実はバリライトではなく、
ほとんどはこういったミラー反射型のタイプだったのかもしれません。
(バリライトは灯体ごとぐるんと廻りますが、ミラー型は固定された灯体から光をミラーにあて反射させ、そのミラーが廻るようです。
よく見ると、1台の機材の中に灯体からの光とミラーからの光の2つの光が見えます。)
話は変わりますが、この1か月ほどフォームが使えていなかったかもしれません。
過去からそんなに頻繁には頂かないのですが、ご不便おかけしておりましたらすみません。
おそらく今は問題なく使えていると思います。
● 2月28日 管理人
SAVE THE SNOWコンサートに行ってきました。
800人くらいの会場でユーミン見れたらいいなくらいの気持ちで申し込んだのですが、期待以上にとても良いコンサートでした!
会場は山野学苑という美容の専門学校?が持ってるホール(Charのときもそんな感じだったような)で、
ホテルバンケットくらいの大きさでしょうか、機材とか見てると本当にディナーショーとかそういう雰囲気で新鮮でした。
まず平原綾香さん、うまいとは聞いてたけど、もうやばいですね!
あまりレパートリーを知らないので似たようなバラードが続くように思えてしまうのですが、聴いていてもぜんぜん飽きない。
曲や音楽がどうとかじゃなくて、歌声をとにかく聴いていたいという感じです。
また、絵本の朗読を挟みながら進むのですが、平原さんの女の子、男の子、ト書きと3役の演じ分けがすごい。
最初、ト書き以外は別の声優さんが読んでるのかと思いました。
ユーミンも交代で同じように三役分読むのですが・・・全部ユーミンなんで(笑) それで平原さんのほうも全部平原さんなんだと気づきました(笑)
この人は歌だけの人じゃない、声表現のプロだなと思いました。
それに歌ってるときのパフォーマンスがかっこいい!
吉田美奈子さんを初めて見た時も思ったのですが、歌っているだけで別に激しく踊ったりするわけではないのですが、
聴くだけじゃない見た目の満足感がものすごくて、
・・・あれはシャングリラにも匹敵しますね。もっといろいろなタイプの歌を歌う平原さんが”見たい”なぁと思いました。
ユーミンのほうも平原さんとはぜんぜん歌が違うのですが、、、でもユーミンの歌には「こっちのがスタンダードよ!」という説得力がありますね。
ユーミンが歌うとユーミン中心に世界が回りだす感じがします。私がファンだからでしょうか。
今回がレアなのはたぶん音響の部分で、ああいう普通の音量でユーミンの歌を聴けるという機会はなかなかないかもしれません。
ツアーも苗場も爆音なんで、そういうところでは耳が爆音モードになってしまってる気がします。
ちょっとしたマヒ状態というか、聴覚側にもコンプがかかってしまっててそれが気持ちいい感じですかね。その代わり微妙なニュアンスはわからない。
今回は本当にバスドラがきれいに聴こえるくらいの音量で(音量だけのせいじゃないと思いますが、本当にバスドラの音がきれいで心地よかったです)、
爆音が悪いというわけではなくて(身体には悪いと思いますが)、今回は爆音とはまた別の種類の音という感じでしょうか。
ステージも飾り気はないですし、近い距離でユーミンが爆音纏わずに歌ってくれる貴重な機会だったと思います(私はもしかしたら初体験かも)。
絵本のストーリーも良かったです。正隆さんのこのコンサートのためのオリジナルなので厳密には絵本ではないのですが、
ああいう失った大切な世界を想うというのは切ないですね。
帝劇は正直どれもトンチキ感あってあまり泣けなかったのですが、絵のほうが抽象的なぶん感情移入しやすいのかもしれません。
子供机にあるほとんど青く塗られてる地球儀はショッキングですし、空っぽのベッドってのはやっぱ泣けますね。
コンサート自体はみなさん大人しく聴かれてましたが、盛り上がりはすごくて、アンコールが3回ほどありました。
2回目のコールの後だったか、ユーミンと平原さんがダウンタウンよろしく長めのフリートークやりはじめて、このあとどうなるんだろ?みたいな(笑)
なんせ、お二人もお客さんもなかなか帰らないような熱いものを感じました。とても良いコンサートでした。
● 2月25日 管理人
カゥガールツアーの3Dをブラッシュアップしました。やりながらいろいろ想い出したことや新たな発見もあったのでいくつかを書いてみようと思います。
今でも鮮明に覚えているのが「時のないホテル」の階段が出てくるシーンです。イントロと共に起き上がりで出てくるのですが、
アリーナで見てたので、本当に突然現れるんですね。びっくりしましたし、とにかくカッコ良かったです。
なかなかアリーナの客視点からの写真や映像ってないものですが、このときのビューをどうしてももう一度見たくて作ったのが上の写真です。
私は中学生でしたが、このツアーでだいぶ脳がやられた気がします(笑)。目的無く何度もセットの絵を描きましたしね。
この道に行かなかったのは、ユーミン以外をやれって言われても絶対ムリだろうなと・・・それぐらいやられた気がしますね(笑)
今回は6モデル一気に作り直したのですが、それでも足りないくらいにこのツアーは色々なシーンがありました。
振り返ってみると、あるパターンにおける最後のツアーだったかもしれません。
このツアーまではセットが図形的にシンプルだったんですよね。複雑に見えても分解して見るとシンプルな立体が規則性を持って並んでいる感じでしょうか。
ですからそれに気づきさえすれば、わりと簡単に3Dモデルを起こせます。
セットがゴリゴリ動くのもこのツアーが最後だったように思いますが、問題なくそれをしようとすると、
図形的にシンプルで法則性が無いと造るのも動かすのも難しかったのかもしれません。
次のスユア以降はリアルなセットでよりストーリーテリングに力が入っていったように思います。
ちなみにこんな感じで作っています。左が初期段階。このあたりでは自分でもあまり出来に期待していない。
真ん中がベースモデルが出来上がったところ。この段階では色はテキトーです。右が最後にレンダリングで色を塗ったり光を当てたりしたもの。
写真のとおり色を塗ればリアルかというとそうでもなくて、だんだんと独特な色付けノウハウが溜まってきます。
このセットはモデルを作ってみて尚更そう思うようになりましたが、噴火口のように真ん中に大穴が空いていて、
その上に十字のリフターが渡してあってしかもそれが回って固定されていないというところが、すごく不安感のある、落ち着かないセットだなと。。。
穴の中がどうなっているのかよくわからないのですが、一つモデルに取り込みたかったのは、内階段です。
演者やスタッフはどうもこの大穴からも出入りしていて、ただここは2m以上の高さがありますし、十字リフターも廻って来るので、
セット内部の奈落にあたるところから、どうやってステージに上って来るんだろう?と。
パンフに図面が掲載されているのでよくよく見てみると、階段らしきものが描いてあります(下図左)。
恐らく上図真ん中のようにセットが一部窪んでいて、そこに内側から外側に向かって登って来る階段があるのですが、
写真によってはこの窪みが全く見えないんですよね(上図右)。上図では線が出てますが、写真では線すら見えない。
誰がいつこの窪みをどうやって塞いでるんだろう?と思っていろいろ見てると、なんと下図のように奥から蓋がスライドしてきて、
窪みを塞いだ後、ちょっと上昇して周りの床と面一(同じ高さ)になるんです。ひぇー、なんと緻密でかっこいいセット!!!
ただ、これ思いつくのは簡単ですが、造って運用するのはけっこう大変だと思います。
まず、この機構を強度を伴ってセットに盛りこまなければなりませんし、モーターなど自動するような仕組みも入れないといけない。
動かし始めたり止めたりする為の制御機能も必要ですし、そのトリガが手動ならスイッチなどのUIも必要。
トリガが自動ならタイムコードなどからの制御を受け付ける機能の実装も必要ですが、恐らくタイムコードとハッチ制御の間には、
舞台監督に相当するプログラムが居ると思うので、そいつとのやり取りも実装しなければならない。
勝手な想像ですがこういう舞台監督プログラムって少人数でブラックに、演出の要求に合わせて継ぎ接ぎで作ってるイメージがあって、
実績もこのツアーでしかないので、まともに動くのか?情報くれるのか?という不安はありますし、
運用にあたっては仮に暗転中に止まった場合、どうやって気づくのか(アラートの実装も必要)?
大勢いる演者やスタッフに「閉まるはずの穴が開きっぱなし」ってどうやって伝えるのか?どうやって自動から手動操作に切り替えるのか?
メンテできるのか?代替品はいくつ作るか?
とか考えるとこの窪み1個(4か所ありますが)塞ぐにしてはあまりにリスクが高すぎるだろうと思ってしまいます。
毎公演このリスクがついてくるわけですし、もう常に開きっぱなしで「みんな気を付けて」としたほうが結果的に安全ではないかと。
3Dモデルはほんの一部をPCの中で都合よく再現しているだけではありますが、ステージ制作の大変さが少しですがわかるような気がします。
こういうものを一個一個対応して、すべてをまともに安全に動かすというのは相当大変だと思います。
もうすぐ30年前のことになってしまうわけですが、カゥガールツアーって面白いなぁと改めて思いました。
● 2月9日 管理人
苗場が始まっていますね。次から次からユーミンチームは本当にすごいです。ちなみに私は明日の中継が初見です。
最近、当サイトについては改めてゴトを2つやってまして、一つは3Dステージのブラッシュアップ、もう一つはリマスタリングの聴き比べです。
3Dステージは2周目という感じで、ツアーのモデルに照明を入れてみています。
限界はありますが、だんだんそれっぽく作れるようになってきたかな?という感じです。
私は照明のことはほとんど知らないので業界でどうとらえられているのかはわかりませんが
作っていて思うのは照明には大雑把に2種類あって、光線自体を見せたい電飾的な使い方と、床や背面に色を塗るためのものがあるように思います。
前者は円錐を作って再現し、後者は直接作るのが難しいので床や背面を光らせています。
面白いのが例えばテレスキャンという機材を知ったとたん、何十回見たビデオの中に今まで全く気付かなかったテレスキャンが沢山見え始めるところです。
マスタリングについては18年、19年のリマスタリングの音が良いので、配信から5年たちましたが、今になってコツコツ聴き比べるようになりました。
配信音源のページの下部にこれはと思う曲の聴き比べレポートを追記していく予定です。
下図は「やさしさに包まれたなら」の音源系譜を想像で書いたもので、Cがマスタリング(プリ・マスタリング)の段階にあたります。
(あくまで想像なので本当にこうなっているかどうかは分かりません)
マスタリングは収録アイテムが増えると結果的にものすごくたくさんのバージョンがつくられることになるのでキリがないところもあるのですが、
中には99年のCD再発や、18年19年の配信の時のように音質向上を主目的としたものがあります。
この18年19年のリマスタリングが音があまりに良いので、なぜオリジナルに対して良いと感じるのか比較してみたくなりました。
もちろん「良くなってる気がする」というのでも楽しみ方としてはOKなのですが、私は自信がどこがどう良くなったと感じているのか知りたいんですよね。
ただリマスタリングの場合はリミックスとは違い、定位は同じなので違いを突き止めるのはなかなか難しい。
そこで、ちょっと作品に対して失礼な気もするのですが、2つのマスタリングを10秒ごとに切り刻んで変わりばんこに繋げて聴き比べています。
1曲がシームレスに流れるのですが、そのなかで2つのマスタリングがころころ変わり、その違和感から違いを認識するという感じです。
これがなかなか面白くて、やっているとオリジナルとリマスタリングの違いだけではなく、
改めて時代ごとにオリジナルの音のつくりがいろいろと違うのと、それによってリマスタリングの効き具合が違うことがわかります。
3Dのブラッシュアップにしろ、聴き比べにしろ、こういう事をやっているといつまでも終わらないのですが、
いつまでも終わらない情報量があるのがユーミンのすごさ、ユーミン推し活の愉しさのひとつかもしれませんね。
幸せなことです。
● 1月29日 管理人
JOURNEYツアーがWOWOWで放送されました。
さすがの情報量というか、私は15公演見ましたがそれでもビデオで見ない限り全部は把握できないですね。
またドローンっぽい映像も多用されていて、こういうのも客席からは絶対に見れないので面白いですね。
こういうのを映像で残していただけることは本当に有難いです。
ただ、ライヴビデオとしてのつくりはイマイチだなぁというのが正直なところ。
コマ数が多すぎてじっくり見れないんですよね、良い席で見た時のコンサートの臨場感を味わえるシーンがほとんど無いという感じ。
顔の前で色んな写真をパッパパッパ見せられる感じでしょうか。空間認識しづらいんですよね。
ちょっとラフにタイマーアプリで数えてみましたが、割と曲調がゆっくりしていて演出もビジーでない「心のまま」でカット数が135〜140くらい。
「心のまま」を300秒とすると約2秒/カットで映像が切り替わります。長めのカットは10秒以上が2カット、5〜10秒が7カットくらい。
(いろいろ激しい「WANDERERS」の場合は約300秒の間に約270カット、1カット/秒という感じですね。もう速すぎて数えられない。。)
見どころの多いユーミンコンサートとはいえ、会場ではもうちょっとじっくり目に見てると思うんですよね。
大型ビルの監視カメラくらい速く切り替わっていてそりゃ忙しいわという気がします。。。
それから色味が、、、青緑感が足らないというか青すぎる気がするのと、黒が濃すぎるような気がします。
まぁこれは家のテレビのせいかもしれませんし、私の目の問題かもしれませんが・・・。
ユーミンに限らずですが、ライヴビデオをどう作るかってやはり今も難しいことだと思います。
肉眼で見るパノラマ感・・・肉眼の場合、視野そのものの広さもありますが、首を動かして見た画を脳で一つの画として認識しているようなところがあり、
これに対し、ビデオは平面的な画角に納まっていないといけない。この穴埋めはゆっくりと動くパン映像だと思うのですが、
JOURNEY WOWOW版(と思いたい)の場合は、あんまり肉眼っぽいパン映像がないんですよね。
10秒くらいの映像はあるのですが、ドローンだったり、パンではなく被写体の周りを回り込むような(逆パン?映像用語はわかりませんが)映像が多い感じ。
あとは広角レンズによる画もあるのですが、あれは撮れてる範囲は広いですが、画が肉眼には程遠いのでまったくパノラマ感は出ないんですよね。
それからアクロバットも、スローにするのは瞬間の美しさを見せるのにはいいのですが、もうちょっとそれ以外の方法ってないのかな?と思います。
と、言うのも、これはパフォーマーの方々には申し訳ないですが、やはりあの広さやセットの中で地上系のアクロバット見ても正直、
小さすぎて良くわからないんですよね。ラートとかもけっこう新しい技だったようですが、遠くでゆーっくり回ってる感じで。。。
なので、ビデオというのはあの場で行われていたアクロバットの凄さ、迫力を伝えるには良いチャンスだと思うのです。
このへんは今K-POPのカメラワークって本当にすごくて、特に個人と群舞をどう撮っていくかというところにおいて、本当に見ていて飽きさせない。
K-POPでなくてもパフォーマンス撮りという専門分野がありそうな気もするので、一度その界隈と組んでみてほしいですね。
音のほうは、モンクではなく一度こういうのを収録してほしいなと思うのは、会場でのバイノーラル録音、完全AirMIXほぼ録りっぱなし!みたいなのです。
会場で聴いてる音は、恐らくホームオーディオとしては無茶苦茶な音で、あれがそのまま家のオーディオから出てきたら、そうとう粗野な感じがすると思います。
だからこそ後からホームオーディオに相応しい音にするために、わざわざ電気ミックスしなきゃいけないんだろうなと思うのですが、
オーディオ的に満足でも、会場の臨場感は全くないんですよね。会場で聴く音とは全然違う。
それにユーミンの場合は、どうしてもライヴの歌声を素材にそういうスタジオ的というかキレイな音作りをしたときにヴォーカルの弱さがが目立ってしまう。
会場では(あくまで音を聴いての想像ですが)、おそらく相当コンプで叩いてから持ち上げてるのではないかと思います。
よくユーミンが「パ」とか「タ」とか発音するときに「ボコッ!」ってスピーカー飛んだんじゃないかと思うような音がしていたのですが、
あぁ、コンプにぶつかってんだろうなって(でもこれツアー前半にはよくあったのですが、後半では少なくなっていました)。
これも恐らくスタジオ物ではあり得ない音ですが、そのぶん猪木のビンタみたいな(笑)迫力ある歌声になっているので、それを収録してほしいんですよね。
まぁホームオーディオじゃ出せる音量と低域には限界があるので結局は満足できるものにはならないのかもしれませんが、
サブトラックで良いので、ヘッドフォン用天然空間情報満載のAirMIX聴いてみたいです。
ビデオ自体が未だに平面画面から抜け出せないので(VRみたいなものが結局普及しない)ので仕方ない気もしますが、
ユーミンのはこの15年くらい画質的なアップデートはあっても演出的にはマンネリ感ありますねぇ。。
たとえ平面でも、来場者が感じることに着目すれば、ライヴビデオって本当はまだいろいろ面白いと思える作り方がありそうな気がします。
・・・ってVHS時代から考えたらずいぶん贅沢な話ですが。。。
● 1月19日 管理人
ユーミン、お誕生日おめでとうございます。
今年の1月19日はユーミン70歳で特別な感じがしますが、なんと、中島みゆきさんのツアー初日という事で東京国際フォーラムへ行ってきました。
(別にここはみゆきさんのファンサイトじゃないのでネタバレしてもいいかとも思うのですが、
サイトじゃないからこそ気を付けないといけな気もしますので、曲名のネタバレは無しでいきます。私のように両方のファンだという方もいらっしゃいますし。)
今回は、4年ぶりのコンサートですが、いろいろといわくつきで、ひとつは前回のツアーがほぼ日程の前のほうでコロナで中止になってしまった事でしょうか。
そのツアー、私はフェス初日に行けたのですが、MCでみゆきさん本人から「明日から中止です」って告げられて、なんでも早く見ておくもんだと思いましたね。
もともとラストツアーということだったのですが、それ以降、音沙汰なく、週刊誌が引退説出してきたりで、かなり心配していました。
昨年、オリジナルアルバムが出て安心はしてましたが、ようやくコンサートという、みゆきファンとしては「心配しましたよぉ〜、待ちましたよぉ〜、」という
感極まるもののある初日でした。
それから厳密にはツアーではなく「歌会」という新しいスタイルで、東京と大阪のみの16公演、5月までありますが、だいたい1か月に4公演ずつくらいの開催です。
チケット代は¥16,500と高額ですが、私はもうスタイルも価格も何でもいいので、やってくださるなら行きます!って感じですね。
ネタバレしないようにはしますが、、、
もう健在も、健在!という感じで何も変わらないみゆきさんがいましたね。
もちろんCDのように、昔のように、スコーンと声が出ないところがあったりはしますが、なんせ2月で72歳ですから。
でもキャラ的に老け込んだ様子もなく、それこそオールナイトやお時間拝借の雰囲気のままです。
途中、ユーミンの苗場40分メドレー張りの頑張りもあり、本当に遠目には何も変わらないという感じがしました。
これは必要なネタバレかと思うので書きますが、今回もお便りコーナーがあるので、応募される方は早めに会場に行かれたほうが良いと思います。
それからこれは内容とは関係ないですし、どのくらい気にされてる方がいらっしゃるかわかりませんが、「世界が違って見える日」のLPジャケットがE式でした。
高くなってもいいから「相聞」までと同じA式で作ってくれよ〜ってことで私は購入見送りました。
東京国際フォーラムAは実は2回目なのですが、改めてコンサートホールとして見るとですが、異様な大きさですね。
形はホールなのに異様に大きい。最後尾はジャーニーのアリーナ席よりも遠いかもしれません。・・・あまりここでは見たくないなと思いました。
あの広い会場でお客さんが大人しく座ってコンサートを聴いているのもなんだか少し珍しい感じもして、
かつて90年代にみゆきさんが城ホールと横浜アリーナでやったのですが、きっとこんな光景だったのかなぁと(笑)
見た目がキレイで格好いい空間ですし、椅子なんかが広いところはいいですね。
それからこれはユーミンファンにとっては今更かもしれませんが、ロビー床が電飾フロアですね!!
私は世代的に実物を見たことが無いので、ちょっとテンション上がりました。
ひとつ残念だったのは音響がめちゃめちゃ悪い!
これは会場のせいとかではなく、おそらく持ち込みの設備やそのエンジニアリングのせいだと思います。
ヴォーカル突っ込み過ぎで歪んでるというか、もうアンプかスピーカーがちょっとこれ制御しきれんわぁ...って感じになってる気がします。
みゆきさんの張った声が、スピーカーの悲鳴に聴こえてしまう。
ここぞという盛り上がりに仕掛けとしてそういう音を出すならいいのですが、メリハリなくみゆきさんが声張るところは全部そんな感じで耳障りなんですよね。
そのくせリズムの音はしょぼいので、そもそもあの広い会場に対してスピーカーが足りてないんじゃないかとすら思います。
足りてないところに音量稼ぐために無理やり突っ込んでる感じ。せっかくのコンサートなのに勿体なさすぎですね。
私はコンサートSRのシステムデザイナーやオペレータではないので、何が悪くてどう改善しろということはわからないのですが、
貴重な機会に懸けるファンとして、「悪い!なんとか良くしてくれ!」と言いたいです。まだまだ公演はあるので。
私がみゆきファンになったきっかけはユーミンのおかげというか、「どうも2大女王と呼ばれるライバル歌手がいるらしい」と聞きつけて、
そうしたらちょうどドラマ主題歌だった「浅い眠り」がヒットしはじめて、そのまま好きになりました。
この2大女王が今も健在というのは本当に有難すぎますね!!
ユーミン同様、行ける限り行きたいと思っています。
2023年
● 12月29日 管理人
ばたばたと名古屋ラス前&ラス日に行ってまいりました。
日本ガイシホールに行くのはなんとスユア以来25数年ぶり、あの時も千秋楽でした。当時はレインボーホールと呼んでましたね。
名古屋は直前に注釈席の追加発売やこの公演のみのA席の発売がありましたが、そのためか2日間ともスタンド席は全席販売対象になっていたようです。
つまり柱の方向にある席も船主側船尾側含めすべてお客さんが座っていました。
ラス前はスタンド上のほうで席は悪くなかったのですが、近くにやたらと叫ぶ方がいて、ちょっとB席くらいの感じでしたね(呆)
きほん、叫ぼうが歌おうが踊ろうが各自の自由で、それ見てまた楽しく思うのがライヴの醍醐味ですが、ちょっとこの方にはシラケてしまいましたね。
シラケる原因としては、ユーミンのパフォーマンスや周りのお客さんの様子と、その方の叫び方や、なんというか”間”が合ってないんですよね。
コンサートのノリはやはり自分と演者とそれから周りのお客さん達との3者で成り立ってるものだと思うのですが、
その方には自分の世界しかない。だから他の2者との間が取れず、ワンパターンにワーワーワーワー叫ばれてる感じで、
ご本人はユーミンのため盛り上げてるつもりでも、周りの十数人はそのせいでシラケるので結局トータルで盛り下げてしまってる気がしました。
立っているとよく後ろから「座ってくれ」と言われる方がいらっしゃる一方で、「そんなこと言われたことない」という方もいらっしゃいます。
良く言われる方は、やはりステージと周りのお客さんとの間が上手く取れていないんだろうなと思います。だって毎度別の方から言われるわけですからね。
ただ、こういうのはどうしても得手不得手あるので自分で気づいて上手く振舞うというのは、なかなか難しいですけどね。。。
打って変わって最終日は譲っていただいた席が長辺側のスタンド2列目!まるでビデオを見てるかのような近さで前に遮るものは無し、もちろん迷惑な方もおらずで、
サイコーの千秋楽でした!!本当にチケット譲っていただいた方に感謝感謝です。
今回はゲネプロと千秋楽、最初と最後に参加できた実は初めてのツアーになりました。また15公演も見たのも初めてです。
こんなに見てしまったのも、セットや演出の見え方が場所により様々だったのと、2公演ずつの時期分散型スケジュールだったからでしょうね。
それからやはり内容がとてもよかったです。ユーミンコンサートはもういろんなことをやりつくしているし、我々も見つくしてしまってるところがあります。
ベスト的なツアーももうやったし、じゃぁ何やるか?というところで、
51年目への出発、改めてのユーミン宣言のような今一番尖ったことを表現したツアーだったと思います。
私自身、老いも感じ始めるし自分の可能性にいろいろ限界が見えるような気がする年頃なこともあってか、今回のツアーはとても感じどころの多い内容でした。
苦しい新米の時期があって、波に乗れる時があって、なのにまた今までにない困難と不安に巻き込まれる。
それでも新米の船乗りのようでありたいというユーミンに、叱られているような励まされているようなそんな気持ちになるツアーでした。
きっちりやり遂げるユーミンはすごいです。ここまでやってくれるユーミンとそれを支えてくださった方々に本当に感謝します。
「これからも続けるために、ありとあらゆる努力をします」・・・すごい人を好きになったんだなぁと改めて思いました。
最後に小ネタですが、今回はパンフの更新がありませんでした。写真が本番のではないので差し替えるだろうなと思っていたのですが。。。
厳密には、どの公演から変わったのかはわかりませんが、クレジットに原さんと鳥山さんが追加されています。たった2行の違いですがver.2ですね。
他に違いを見つけられたら、ぜひ知らせてください。
● 12月20日〜23日 管理人
乾杯!!フラゲして早速聴いています。ユーミンがラジオでポツポツ紹介しているときはあまりピンとこなかったのですが、
纏めて聴くと本当に色んなスタイルがあって楽しいアルバムですね。ちょうど、何年か前のユーミン♡桑くんが話題になった紅白の感じ、、
YOSHIKI・サラブライトマンのあとカットが変わってお源さんみたいな、そんな思い思いにやってみたいことを持ち寄った楽しさがあります。
ちょっと継ぎ足し継ぎ足しで感想を書いてみようと思います。
1曲目の岡村靖幸さんのはとにかくいいですね。デジタルファンクな?感じになっていて、原素材を思いっきり使いながらも全然違うものになってる。
一番本作の意義を突き付けてるって感じがします。彼は中学の時に流行った川本真琴のプロデューサーとして名前しか知らなかったのですが、
彼女のアルバムは衝撃的で、こんなハチャメチャなのにちゃんと塊を感じる、アルバムを感じる、、人知(自分知)を超えた作品という感じで、
周りの若い子たちがこういうアーティストに行くなら、もうユーミンは終わるかもなぁなんて思った記憶があります。もちろん終わりはしませんでしたが。
岡村さんはどうも身体一つで魅せれるというか、それあってこそのというパフォーマーのようなので、是非ユーミンと踊りまくったPVも作ってほしいです。
振り付けとか要らないので本当に音楽が呼んでくるままの踊りで。
このトラックは良すぎるのですが、こういうオリジナルっぽさを残しつつテンポの速いアレンジを聴くときの注意点ですが、こちらに慣れるとオリジナルが遅すぎて今までのように聴けなくなることです。
これはこれまでの「悲しいほどお天気」の聴きこみ具合(というか、オリジナルを聴いたときに感じる自分のイメージをどれくらい確かに持てているか)が試されるところですね。
90年代のはなし、まだ入手が難しかったDADIDAのライヴ盤をレンタル屋で見つけたのが嬉しすぎて、そればかり聴いていたらオリジナルのほうの「もう愛は始まらない」が遅すぎて聴けなくなったことがあります。
YOASOBIの中央フリーウェイはコラボと言いつつ2曲目にしてまさかのユーミンのボーカルが出てこない^^;
おまけに原曲にない歌詞とメロディが追加されていて、なんというかアレンジどころか原曲からも解き放たれた解放感がいいですね。
追加メロディのところはフリーウェイからわーっと飛び立っちゃうような・・・アレ?アレ?アレ?って感じで。
ただ、旋回してわりとすぐ戻ってきて、そこでようやっとユーミンのボーカルがフリーウェイのヌシ的に背景にうっすら入る感じ。
このオリジナルを加えちゃうって言うのは、怪訝な顔をしてしまいそうな、ある意味ご法度なのかもしれませんが、
そこを原曲を愉しんでるうちに無邪気にやってしまう、はみ出てしまう感じ、若者ってそういうもんだよなぁ・・・とか思いながら聴いていました。
今、コンサートのアンコールでスマホライトを点けるのが良いか悪いかという話がありますが、
厳密にはいけないんでしょうけど、ああいうつい発生するはみ出しって結構いいもんだったりするんですよね。
まぁあれは若者がやってるのかどうかはわかりませんが(笑)
「Kissin‘ Christmas」はビートルズと比較して「緩慢な同窓会」って書いたイジワル記事が出てましたが、ビートルズと比較する意味はないとして、
実は私もちょっと似たようなことを思ってしまいました。あとは桑田さんと歌うならもうちょっとユーミンを上手く歌わせてほしかった。。。
でもこのアルバムの中にあると確かに幸せな気持ちにさせてくれます。無理して?追加収録していただいて有難いです。
「今だから」が良い音で聴けるのもいいですね。7インチはどうしても狭く急カーブな見た目から、S/N悪く進むほどに歪みがちって気がして、
加えてマスタリングもあまりよくなかったのではないかと思います。サビの3人が畳みかけるように歌うところなんかもまぁ汚いのですが、
7インチの歪みなのか、マスターの歪みなのかわからないくらいですし、そのくせ録音レベルが低いからか、ダイナミックレンジが狭いからか、
レコードのノイズにも埋もれる感じで。。。(私はCDネイティブなのであらゆるレコードノイズがそもそもS/NのN認識なので悪印象なのかも)
そんなわけで実はこの曲自体を真剣に聴いた(愉しんだ)ことが無かったのですが、こういう曲だったのかと認識を新たにした感じです。
アラームアラモードのハイレゾリマスターでも思いますが、この頃のリズムの音のGOHさんリマスターは本当に聴いてて気持ちいいです。
皮の張ったゴム毬のイメージですが(そもそもそんなものは無いかも)皮のパチンとした高域の感じ、でもしつこくなくてあっさりしてる、
位相があってるというか、立ち上がるべきところでどの帯域も立ち上がってる感じ・・・映像で言うとキュッとピントが合ってる感じでしょうか、
そのあとの詰まってるけど弾力を感じるほどよい残響感の低音、、、
あの7インチの音がこうなるとは(もちろん7インチの音から作ったわけではないでしょうが)とても想像ができませんでした。
・・・本当はCDの秘密についてこの脱7インチを書きたかったのですが、秘密なので当サイトでもしばらくは秘密にしておきます。
「春よ、来い」はこういう音楽のジャンルがあって、人を集めるスターDJがいて、というのは知っていても
なかなか聴いてみようと思わなかったジャンルだったので素直に新鮮ですね。今回はテクノっぽい流れでこの曲に来るので聴きやすくもあります。
このジャンルはもちろん音だけでも良いんでしょうけど、パフォーマンス&オーディエンスの様子を見るとその有り様がわかる気がします。
[ニーナさんの公式Youtubeより2023年のパフォーマンス]
以前、ユーミンが「音楽とは?」という問いに「時間のデザイン」と答えてたように思うのですが、まさにそんな感じがします。
これもっとニーナさんがユーミンのことを知っていて、ずっと抱いているような想いがあればもっと面白いものになったんじゃないかなと
岡村さんのトラックを聴くとそう思ってしまいます。もうちょっと使うところいっぱいあるように思うのですが・・・今回は事始めという事ですかね。
ライムスターは今回ある意味一番真面目なトラックなのかも。オリジナルの世界をアップデートしたって感じで、やはり馴染みがあって楽しいです。
ヒップホップとかラップは私が小学校高学年くらいにいきなり流行りだしたのですが、もう聴く音楽が決まりつつあった私は長年ダサイなぁと思ってきました。
最近K-POPをよく聴くのですが、ラップデフォという感じで、知らない言葉のラップというのはなかなか演奏として聴けて受け入れやすく、
そのおかげで日本語のラップもいいなぁというのとテクニックの妙みたいなものを感じられるようになりました。上手い下手のある世界なんだなぁと。
「守ってあげたい」はヴォーカルトラックだけ取り出して聴いても相当良い感じなんでしょうね。
今回のはきっとユーミン世代にも聴きやすいアレンジで、もともとこのアレンジ用のボーカルなんじゃないかと思うくらい自然だと思います。
私はもろ小室ファミリー世代で、私にとってはユーミンブームの終焉と小室ファミリーの台頭はFO/FIという感じで、
勝手に相容れないものだと思っていましたが、ユーミンも小室さんも互いの音楽が好きだったようですね。改めてそれが意外でした。
ダンシングサンは後から記録を見ると売れてますが、中学のクラスでは一切そんな雰囲気はなく、みんな小室ファミリー聴いてましたね。
昔、若いユーミンが古賀政男のことを「床の間に飾られてる感じ」って言った事があったように思いますが、私の周りではまさにユーミンがそんな感じだった。。。
私が一番おもしろいと思ったのは、くるりの「ロンド」です。こういうジャンルがあるのかは知らないのですが、知らないで聴くと、
もうオケをやってるくるりか、歌を歌ってるユーミンか、どちらかがどうかしちゃってるんじゃないか?という感じがなんとも面白いです(笑)
これもこれだけ聴くとなんじゃこりゃ?ですが、集まりの中で聴くと本当に面白いです。
「真珠のピアス」と「真夏の夜の夢」もまとめてしまいますが、意外で良いです。
やはりラジオで1曲1曲聴いたときは「別に」感があるのですが、不思議と集まったものを聴くと面白い。
やはり私の中ではオリジナルが一番で、彼らのリメイクが一城の主ならぬ一曲の主的になることはないんですよね。
(と言いつつ、岡村さんのは「元からこういうもんです」という完成度な気がしていますが)
そういう意味でやはりこういうのは一堂に会して楽しむものなのかもしれません。
(話は変わって、のようで変わらないのですが、)
・・・立体の建築ツールの中にはボイドと言って、空洞をあたかも物体扱いしているかのような発想があります。
ボイドは空洞の意味ですが、物質に囲まれることで自ずとできる空洞というよりは、積極的に空洞という物質を置く感じでしょうか。
本作ではこの楽しい楽曲たちが取り囲む真ん中に確かなボイドを感じるんです。
(以下、制作の実情をまったく知らないで書くのですが、、、)
それはたぶん、プロデューサーとしてクレジットされている団野さんの存在ではないかと思います。
アルバムをまとめて聴いたときかなりの熱意というか面白いものを作りたいという確固たるものを感じるんですよね。
それが明確に顔や名前で感じるというよりは、やはり楽曲に囲まれた中のボイドとして感じるわけです、きっと真ん中に何かあるぞという感じ。
ユーミン史上、その本丸の中にいる人が、こんなに新しいものを作れたということは革命的な事なのではないかと思います。
私がこの作品の企画を聞いて、こういうものが聴きたいか?と問われたら「別に」って言うと思うのですが、実際にできたものを聴いたら楽しいかもしれない。
きっと新しいものとはそういうもので、たぶんiPhoneなんかのときも、電話で音楽を聴きたいとか、分厚い取説を読みたくないと思ってた人は、
実はそんなにはいなかったのではないかと思うんですよね。案外、多くの人は発想外の新しさにそもそも興味がない。
その状況でも具現化してしまえるというところがすごいなと思います。もちろんすごいエネルギーがいると思います。
あと、今回感じるのは、(そのボイドが団野さんだったとしてですが、)団野さんは私より一回りか二回りか歳上で、
そもそも私は全く音楽業界にいたことすらないので、本当におかしな、失礼な話なのですが、
何かこう、後輩にすごいもの造られた感じがするんですよね(、、、スミマセン!!!)
自分が想ってるものとは違うベクトルなんですが、もう明らかに絶対値がすごいってわかるものを作られた感じ。
要はそれが新しいという事なんだと思うのですが、こういうのは全く別の分野であっても「まだ自分にも出来ることがあるかも」と思わされて良いですね。
寒空の下、DJされている姿を見ても思うのですが、きっとそういう「若さ」のある方なんだと思います。
想像で書いてるので、全く違ったらすみません。
とにかく多数のアーティストに創って造ってもらった事と、ユーミンチームの中にいてこれが出来たという2つのことは本当にすごいなぁと思います。
ありがとうございます。
● 11月27日 管理人
突然「Kissin‘ Christmas」がリリースされ驚きましたが、なんだかかなりガッカリな出来で。。。(スミマセン)
スタイルとしては「ユーミン乾杯」とは違い、今の声で歌ったデュエットですが、桑田さんとあまりにつり合いが取れてない。
そもそも桑田さんのための曲でユーミンにはキーが合わないように思います。
(興味深いのはキーと声色は別物だという事ですね。ユーミンの声より桑田さんの声のほうがキーが高いか?と言われたら
直感的にはそうは思えないのですが、ユーミンの歌声を聴く限りでは桑田さんのほうが高いんでしょうね。)
もう声の老化は仕方のないことですが、、、
ユーミンはマチスの晩年について「自分の肉体と対話しながら表現を見つけていくのがアーティストだと思うんです。
肉体と表現のエネルギー量は関係ありません。」と仰ってたことがあるのですが、
まさにユーミンのプロダクション自体もそうで、表現したいエネルギーをどうやって今の肉体で表現しきるか、
それについてユーミンもプロデューサーもスタッフも色んな努力と工夫をしているんだろうなと、
もちろん制作過程を見てはいないですが「深海の街」のアルバムからも今やってる「JOURNEY」ツアーからもそれが感じられるから、
心打たれるし、目が離せないし、私自身にとっても進行形のエネルギーになっている気がしています。
でも、このリメイクからはあまりそういうのを感じないんですよね。もちろんライトな“あの頃パロディ”みたいなのがあっても良いのですが、
やっぱり、大御所二人がタッグ組む意義みたいなものを強く感じられるものを、たしかにこれは今の二人だからこその表現だ!と思えるものを期待してしまいます。
万歳もそうですがながながと展開される紹介文の中に織り込まれている戦争や世界情勢が、音楽作品として不十分なコンセプトへの補填に見えてしまう。
食卓を彩るためにもう一品!ってノリで意義を追加してるような感じがしてしまいます。私たちは今も平和を謳歌しているのでそれでもいいのかもしれませんが、
今回の感じのだと、紅白とかでサプライズでサラリとテンポラリーにやってくれたらきっとハッピーだったんだろうなぁと・・・思えてしまいます。
このリメイク聴いて真っ先に思ったのは、進行形のユーミンを見に、もう一回JOURNEY行きたい!ということですね。
と、いちファンとしての文句を書きましたが、その時イマイチでも後々好きになることはあって、そのひとつが「松任谷由実選集・五七五」。
20年ほど前に朝のフジの情報番組「めざましテレビ」でやっていた10分ほどのコーナーで、
視聴者からテーマに沿った五七五を募集し、三篇くらいをユーミンが読み上げるという内容。
毎朝やっていて、金曜日はユーミンが出演して披講し優秀作品が選ばれる、たしかテレカが貰えたような。
当時、私は高校生になったくらいの時期だったと思うのですが、どうにもこっぱずかしいコーナーで、朝の忙しいときに何やってんだ?みたいな(笑)
(それでも当時、ユーミンが毎週テレビに出るというのは革命的な大事件で、毎朝VHSを回してました^^;CMカットした総集編テープ作ったり。)
ところが、先日このコーナーをまるごと書籍化した単行本が棚の奥から見つかってパラパラ読んでみると、本当に面白い。
一つのテーマ、例えば「電話」とか「ケンカ」にたいして詠まれてる内容が様々で、絵が浮かぶものや、絵というよりは気持ちがあけすけなもの、
スパッと終わるものもあれば、余韻を残すものもあったり。
また、携帯やインターネット、eメールなどが普及し始めた時期で、五七五の中でのそれらの扱われ方も面白いし、
でもそれらの有り様は現在の代替物やあるいはもっと過去のものと実は同じだったり。
アートワークも良くて、ブラウン管というか走査線的な感じで映された風景が背景になっています。
これは放送でも使われていて、今見るとレトロだと感じるかもしれませんが、当時はそこまでレトロ感はなく、
でもブラウン管をあまり見なくなっていった時期だったので、この前まで手が届いていた日常というような、
その場にいるんだけどやや客観的というようなニュアンスを醸していたように思います。番組のガチャガチャした雰囲気からはちょっと浮いてましたね。
もちろん、五七五に対するユーミンのコメントも面白くて、外部刺激に触発されたユーミンの発想が余すところなく開陳された経典のような感じ。
当時はユーミン本というだけでなんとなく買いましたが、今はお勧めですね!
好きだ嫌いだと言っていても、その時にはわからないこともあるということですよね。
放送が始まった98年から数年はユーミンファンとっての激動の時代(?)少なくとも私にとっては不安な時期だったという事もあるかもしれません。
特に私の世代は90年代を子供として過ごしているので90年代がとてつもなく長い・・・
・・・とてつもなく長いユーミン女王時代が終焉を迎えそうなユーミン世紀末(笑)のように感じた時期でした。
このあたりのこともいずれ何かの形で書き残しておきたいと思っています。
● 11月26日 管理人
ユーミンの初期のスタッフであった伊集院静さんが亡くなられたとのことです。
伊集院さんは世間的には作家として有名な方だと思うのですが、
ユーミンファンには初期のツアーの演出家としてそのお名前をご存じの方も多いのではないでしょうか。
ただ私がファンになった90年代は恐らくユーミンチームにはとっくに過去の人という感じで、ファン活動をしていてもとくにお名前をきくことはなく、
バイオグラフィのツアー名のところにちょろっと「演出:伊集院静」と書かれている程度でした。
ですから、長らく「ユーミンサイドに依頼されてコンサートの演出をしてた人」という認識しかなかったのですが、
このところ当時の情報を見ていると、そんなどころの関わりじゃなかったんだなと認識を新たにしています。
ユーミンチームにおける伊集院さんの存在がニュアンス的に一番わかる資料は雑誌「オリーブ」の83年3/3号の伊集院さん特集。
多くは「水の中のASIAへ」のコンサートの内容になっていますが、万年筆のすっごい字で書かれたツアーの台本が掲載されており、
ただの台本ではなく多くのスタッフを一つの方向に向かわれるための企画書、もうバイブル的な感じでしょうか。
活字ではなく、ナマ字の勢い、、、字に気持ちや思想を載せることって確かに出来るんだなぁと思わされるような台本です。
この台本をはじめにどのようにコンサートがつくられていくのかが伊集院さんの言葉で説明されています。
また同特集のユーミンのコメントによると「伊集院さんは、たんなる舞台演出家というよりは、私の人生のひとつの節目を演出してくれた人です。
ステージの上にのる人をその気にさせてしまう人で、『あなたは政治家と同じなんだから、票があるうちに1人でも多くの人と握手してらっしゃい』といわれ、
コンサート・ツアーに出してくれました。表現者としての才能と、人をオルグする才能を持った人です。」とのこと。
この「オルグする」とはなかなか私の世代ではニュアンスのとりにくい表現ですが、
ユーミンは「この活動をするとあなたは何年後、こういう位置にいるはず」ということをよく言われていたそうですし、
現在ツアー中のJOURNEYのパンフに記されている当時の現場マネージャーの回想によると、
彼の一言でユーミンチームはもと居た出版社から独立し、年にアルバム2枚とツアー2本というのも彼が言いだしたことだそうで、
彼が言うと普通は無理だと思うような話でも誰もが「きっとできるはず」と信じていたとのこと。
また正隆さんも「一瞬で人を引きずり込むような超人的な人たらし」「宗教の指導者のよう」と仰っていて、
これはパンフには書かれていませんが、ユーミンの原盤権の買い戻しにも関わられていたそうです。
この辺の話を総合すると、もうコンサートだけでなくこの当時のユーミン活動そのものを導いていたプロデューサー的な存在だったという感じがしますね。
11/29文春にユーミンの追悼文が載りました。「今まで明かして来なかった事ですが…」
この話は過去にもちょいちょい明かしているとは思うのですが(笑)、でも今のツアーで竜に乗っているユーミンの想いにはジーンと来ますね。
● 11月20日 管理人
ミックスに関する面白い動画を教えて貰いました。
「エンジニアが変わると楽曲サウンドにどのくらい違いが出るのか?|スペシャルゲスト:吉田 保さん、森元 浩二.さん」
二人のエンジニアが同じ曲をミックスするその作業内容と出来上がりの音がどう違うかを比べてみるというもの。
エンジニアの吉田保さんは超大御所、超有名人という感じで、私が聴くレコードのほとんどはこの人がやってんじゃないかという感じ。
古い雑誌を漁っていると、よく達郎さんと卓に並んで写ってらっしゃる写真を見ます。妹は吉田美奈子さん。
(ちなみに、ユーミンのレコードに関わられたことはなかったのではないかと思います。正隆さんの著書によると須藤薫さんの音作りで意見が合わず言い合いになったとか。。。)
森元浩二.さんは浜崎あゆみ、安室奈美恵、ELT、DA PUMPなどなど私の世代ど真ん中のアーティストを手掛けられていますが、
私は上の世代の邦楽を聴いてきたこともあって、どちらかというと新しい目のアーティスト世代のエンジニアというイメージ。
内容的にはそもそもミックスって何?という方にはやや難しいというか何を言ってるか、何をやってるか、なかなかわかりにくい感じかなと思います。
私もミックス作業はしたことないので、詳しいオペレーションはよく知りませんし、知らない用語や概念もたくさんあると思います。
ただ、沢山のモノチャンの音をどういった発想と理屈で2chの中に組み上げてゆくのか(2chの中にどう音空間を作ってゆくのか)ということに
大変興味があるのですが、吉田さんのパートではこういった内容を多く説明されているように思います。全体感をどう構成するかという事。
一方、森元さんのパートでは全体感というよりは、それぞれの音単位でどう音色を作ってゆくか、
またその具体的なオペレーションが説明されているように思います。実際に作業される方にはとても参考になるのではないかと思いました。
(もちろんお二人とも、各音と全体感と両方考えて作業されていると思います。あくまで番組構成として説明視点が上記のように寄っていたかな、という事です。)
この動画へのリクエストがあるとしたら、作業をやらない身としては、エフェクトの順序やステム、Busといったルーティングを
システムブロック図で出してほしいなと思います。
やはり全体感を見たいので、最終的に何をしようとしてて、今どの部分をやってるのかってのをブロック図で見たいという感じでしょうか。
またこの動画ではお二人が扱う音源のレコーディングそのものが違うのですが、そのあたりの違いも聴けるとよいなと思いました。
ミックスの違いだけを見るなら、同じ音源を使ったほうが良いとは思うのですが、きっとミックスを想定して、
そのためのレコーディングをするので切り離すという事はありえないんでしょうね。
動画の最後に聴き比べがありますが、(テイクは違うものの)ほぼ同じアレンジでもエンジニアによってこんなに出来上がりが変わる、
レコーディング&ミックスエンジニアの影響力の大きさがよくわかりました。
そういえば正隆さんがシンセの音作りに関する雑誌のインタビューで、自分の中で鳴っている音があったとして、
一旦シンセでその音を作って出力して聴いてしまうと、その音が思っていた音じゃないにしても、
その音に自分が影響されてしまって元々自分の中で鳴らしたかった音を忘れてしまうから、
自分の中で目指す音が固まるまではシンセの音を作らないようにしてる、・・・というようなことを仰ってましたが、
このミックスの場合は、シンセの一つの音どころじゃなく、多くの音が組み合わさってできる音空間、しかも自分じゃなくて他人がやる作業、、、
アーティストやプロデューサーと彼らの望む音を彼らの邪魔をせずに実現できるエンジニアとのマッチングというのが如何に奇跡的なのか、
一度出会えたなら、この人以外もういないんじゃないか?という世界なんだろうなと思わされた動画でした。
当サイトではミックス違いを細かく追っていますが、こういったものを見た後、また聴き比べてみると面白いのではないかと思います。
● 11月11日 管理人
久しぶりに3Dステージを作ってみました。「SHNAGRILA III」です。00年代以降のセットは難しいのですが、
リットーミュージックのムックで「ステージ&ライティングの現場」という本があって、
これのVol.2にSHANGRILA IIIの2D図面と3Dステージが載っていて、これは螺旋階段さえ作れれば出来そうだなと思い作ってみました。
ちなみにこの巻にはSHANGRILAのI、IIの2D図面、3D図も載っており、林さんの照明チームがSHANGRILA IIIについてインタビューに答えています。
ユーミン以外にも様々な現場のライティング情報が載っており、照明に興味のある方にはお勧めです。
あまり正確ではないですが、天井部も作ってみました。今回作ったのは「時のないホテル」のシーンですが、ユーミンは縄梯子につかまりぶらぶら吊られながらここに引き上げられます。命綱はしていますが、本当に怖いです。今回、3D作るにあたり色々とビデオや資料を見直しましたが、ユーミンだけでなく、アクターの皆さんも色々挑戦されています。まず、シンクロのデデューさん。彼女はシンクロの選手であって、サーカス経験はないのですが、エアリアルフープの演技に挑戦。やはりこの場所からフープに乗りプールへ降りてゆきます。彼女は命綱なしです。また他のスイマーも「SAVE OUR SHIP」でやはりこの高さから逆さ向きでプールまで降り、布を引き上げまたこの高さまで戻ります。もうぜんぜんスイムと関係ない演技^^;同じシーンのハンドスタンドの女性3人は最後スモークの中、プールの中に沈みダイバーにつかまりはけるのですが、生まれて一度も水に潜ったことが無かったそうで、大変な恐怖を克服したそうです。この中の一人ゾーヤさんは10年後の「タイムマシーンツアー」にも参加されました。極めつけは同じハンドスタンドのドミトリーさん。ユーミンが弾くピアノの上でハンドスタンドの演技をし、ピアノごとやはりこの天井部に上昇するのですが、上昇しながらハンドスタンドというのは前例がないらしく、どうもそれを命綱なしでやってるんですよね。本当に命がけです。
またステージセット制作も様々な挑戦があったようで、こちらの動画で少しですが見ることができます。もとは報道ステーションで特集されたもので、15分ほどありました。Youtubeに上がっているものは残念ながらぶちぶちカットされています。また動画で紹介されている吉植さんが自社シミズオクトの周年誌「ハロー!バックステージII」にやはりSHANGRILAの苦労話を寄稿されています。短い文章ですが、次から次へ課題がてんこ盛りだった様子がよくわかります。課題は水だけでなく、公演を見ただけではわからないのですが、サーカスには各種演目でそれ専用の機構が色々とあり、それをステージデザインや演出プランを壊さずに組み込むというのはなかなか難しいそうです。 |
この螺旋階段は、実際に見に行った時にはそんなに気にしてなかった(あまり記憶にない)のですが、パッと見けっこう不思議な形をしています。実際はいくつかに分解してみると、そこまで複雑ではなく、だからこそ作ることができましたが(ちょっと上部が巧く偽れていませんが・・・)。真ん中にアクターを天井に送るためのエレベーターが仕込んであり、これが裏導線っぽく使われていたので、螺旋階段自体があまり目立たないようにしていたのかもしれません。でもビデオを見るとユーミンが登ったり、ダンサーが登ったり割と使っているんですよね。
この階段、登ってみるととても怖いです。ちょっと暗くしてるのでマシなのですが、場内が明るい状態だと本当にこわいです。(そのうち明るいバージョンもアップします。)
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今回、資料を漁っていて、見た記憶はあるのですが、どうしても見当たらないものがありました。おそらく正隆さんの文章で、ダンサーの方が爪を怪我されていたけれど、痛みに耐えながら水のダンスをこなされていた話(たしかビデオの水のダンスのラストシーンは彼女の顔を選んだとかだったと思います)、上記の「SAVE OUR SIP」でハンドスタンドの方がなかなか水に潜れなかったエピソードなどを紹介されていたと思います。もし何に載っていたかご存じの方がいらっしゃいましたら、フォームから知らせてください。よろしくお願いします。 |
● 11月08日 管理人
メイヤーサウンドのサイトにJourneyツアーの記事(ネタバレ注意)が出ていることを教えていただきました。すごくきれいな写真が掲載されています。
メイヤー(年配の方はマイヤーと呼んでいらっしゃることが多いように思います)は、ちょっとすごいなぁと思うメーカーで、
それは古くからスピーカーの開発・発売だけでなく、自社のスピーカーをユーザに正しく使ってもらうための施策を打ってきているところです。
メーカーがいくらスピーカーそのものを良く作っても、ユーザによって悪く扱われてしまっては、その良さは発揮されませんし、
下手をすれば自社の評判が悪くなってしまうこともあります。
これはスピーカーに限らず、音楽に限らず、すべてのメーカーが抱える問題で、それに対する向き合い方がすごいと思うところです。
音は目に見えないだけでなく、直感的でない厄介な性質があって扱いが難しいものです。
管理人の理解してる範囲にはなりますが、いくつか描いてみると、 ※ 以下スピーカーはSPと書きます。
|
@
音を重ねても大きくなるとは限らない |
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例えば1台のSPでは音量が十分でない場合や、サービス範囲が狭い場合、2台用意して鳴らしたとします。(B)のように単純に音の範囲が広くなってくれればいいのですが、実際は(C)のように音が重なった部分の音量が小さくなってしまうことがあります(もちろん大きくなることもあります)。完璧な解消は難しく、SPの置き方や構造を工夫して、なんとか低減させなければなりません。
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A 1台で低い音から高い音まで出せるスピ―カーはない |
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意外ですがコンサートで体感できるような低い音から高い音までの全てをたった1台で出せるSP(A)というのはいまだに発明されていません。なので、しかたなく(B)のように低い音担当のSPと高い音担当のSPに分けて(実際は3パート以上に分けることもあります)、あたかも1つのスピーカー(音源)から音が鳴っているようにしたいわけです。これが高/低ぱっきり役割分担してくれるといいのですが、そうもいかず、両者が同じ範囲(謂わば”中音”)を出してしまうので、結局@の問題が発生します。また高音用、低音用SPで音が出るタイミングが違います。要は分けたがゆえになかなか芯のあるまとまった一つの音にするのが難しいのです。また低音担当のSPはたいてい大きいので、(C)のように高音用と同じ場所に置けないことがあります。そうするとこの問題はより深刻になります。
|
|
B
壁・天井の材質や温度や湿度で音の広がりが変わる |
|
音は壁や天井によって反射しますが、その材質や建物の形状よって反射具合が異なります。つまりは同じSPを同じように使ったとしても、会場が変わるとお客さんに聴こえる音が変わってしまうのです。また、客の服も音を吸ってしまうので、お客さんが入る前に良しとした音が、お客さんが1万人入った後聴くと、ずいぶん違う音になることがあります。SPメーカーの視点に立つと、同じSPを量産しなければならないので、各会場にカスタマイズしたものは作れず、ましてやどんな服着た客が何人入るかなんて知る由もありません。 |
これは一部ですが、要はいくらスピーカー単体をしっかり作ったとしても、ユーザが勝手に複数台使って、勝手に会場に入れてしまうと、
まともな音をお客さんに聴かせられるかどうかはメーカーにはもうわからない、ユーザ頼りになってしまうわけです。
そこで、メイヤーがどうしてきたかというと、おそらく単純に描くとこの図のような(A)(B)(C)(D)をしてきたのではないかと思います。
時代的には80年代後半くらいのイメージです。(システムの厳密さや、時代考証、更にはメイヤーだけがやっていたのかというあたりの厳密性はご容赦いただきたい・・・)
(A) スピーカー周りのシステムを自社で出来るだけ理想的な形に固めてしまい(ユーザー任せにせず)上記@Aの問題を出来るだけ発生させないようにした。
(B)
Bの問題に対しては、ミキサーマンが聴かせたい音と、実際に客が聴く音の違いを測定する方法と機材を開発した。
しかも客が入っている本番中にもこれを出来るようにした。* AMPは含まれてないかもしれませんが、概念上の分かりやすさを優先しました。
(C)
違いがある場合はそれを補正する機器をやはり自社で提供した。
* 補整機の位置がここでいいのか疑問ですが、この説明ではあくまで会場の悪影響をキャンセルするための存在とします。
(D) レクチャを行いBの問題を解決できるユーザ(自社製品の力をしっかり発揮してくれるユーザ)を増やした。
管理人がどの程度正確に理解できているかはわかりませんが、少なくとも「良いスピーカー」を作ってそれで終わりにしていないところ、
現場が上手くいかないことを「ユーザのせい」にして終わらないという姿勢が素晴らしいなぁと思うわけです。
自社で決めてしまえる範囲の理想形は出来るだけ自社で固めてから提供し、
決めれないところ(現場の条件に依存するところ)も測定と補整方法を開発して、それをユーザができるようにした感じでしょうか。
また、(B)は「SIM」が担っているところで、すごくアカデミックなところから来ているもののように思います。
職人が勘と経験で苦労しながらやってきたことに対し、サイエンスに基づく手段を提示し、しかもそれを信用せよ利用せよ、というのは
なかなか受け入れられにくそうにも思うのですが、今日、現場の常識と言われるところまで持ってこれてるのはやはりすごいなと思います。
(D)も結局自社の製品を扱いその価値を観客に示してくれるのはユーザなのでユーザを育てていく、
もちろん現場の現実はユーザからしか学べないので、相互に学ぶという姿勢も素晴らしいと思います。
ユーミンの現場がこれをいち早く取り入れたというのは本当に勝手ながらですが、ファンとしては誇らしく思ってしまいます。
こういう技術浸透と発展には、そもそも導入できる現場があることが重要で、
ファンバカかもしれませんが、きっとユーミンの現場も大きく発展に貢献してきたんだろうなと思いますし、
リンク先の記事を読むと今回のツアーで使ってるSPも新しいもののようで、ということは、
導入初期からたった今もこういった関係が続いているということに(詳しくはわかりませんが)ほんとに勝手ながらジーンと来てしまいました。
情報を下さった方、ありがとうございました。
● 09月24日 管理人
なんと2020年4月からサンレコこと「Sound & Recording」マガジンのバックナンバーの閲覧サービスが始まっていました。
81年の創刊号から現在まで500冊!! これはすごいことです・・・。
サンレコはレコーディングとコンサートの両方のシステムの紹介やエンジニアのインタビューなど、
業界外の者にも(理解するのに知識やシステムという概念がいりますが)興味深い記事がたくさん掲載されてきました。
サービスは有料ですが、これ、雑誌探すところから考えたらとんでもなく安いでしょう!
サンレコのユーミン特集で出色なのはDSLKツアーを紹介した89年5月号です。
https://backnumber.snrec.jp/-site_media/media/content/89/1/index.html#page=5
ユーミンのステージは当時からすごいのですが、何がどうすごいのかを掘り下げて説明した記事というのはなかなかなかったように思います。
(よくあるのは見た目に何が起きたかを説明して、あとはなんとなく美しいとかカッコいいとか感情的なことを書いて終わりという感じでしょうか。)
サンレコのこの特集が他と違うのは、ユーミンのステージが複数のシステムの複合体で、それが制御によって結びついているという事に言及しているところです。
PAシステム設計、PAハウスオペ、PAモニターオペ、音場測定補正(SIM)、制御(マディ・ロッキー)、照明のシステムとエンジニアインタビューが掲載されています。
(衣装、小道具、電飾、楽器システム、出演者インタビューなどは掲載されていません。)
欲を言えば、先に制御の全体感を紹介した後、各セクションにブレイクダウンしていくという流れだとよりすごさが伝わったのではないかと思います。
DSLKツアーはパンフのクレジットに制作と運営に関わる多くのセクションが掲載されるようになり、外部にその規模感が明らかにされたコンサートでした。
規模はわかったのですが、では、これらがどう結びついてシステムを形成しているのか、
人的オペとしてどう繋がっていたのか、システム制御としてどう繋がっていたのか、この当時取材して明らかにしてみたかったですね。
サンレコアーカイブスは今のところ情報が1冊単位に縛られていますが、今後情報をオブジェクトとして扱えるようにして、
アーティスト、エンジニア、機材、技術、・・・様々な切り口でこれらの変遷や波及の歴史を追えるようにしていただきたいですね。
こういうのは最初は各ジャンルのオタクに纏めさせて(オタクはタダどころかお金払ってもやるでしょう、、私のように)、
そのやりかたを探索システムに学習させて汎用化していけば、面白いものになると思います。
ということで、勝手にサンレコ・ユーミン索引
掲載号 |
コンテンツ |
ページ数 |
記事を読むための関連知識 |
1983.03 |
7 |
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1984.01 |
4 |
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1984.02 |
2 |
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1984.10 |
2 |
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1985.05 |
3 |
|
|
1986.01 |
6 |
|
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1989.05 |
10 |
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1990.02 |
3 |
|
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1992.03 |
12 |
|
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1993.01 |
4 |
その他
MIDI規格統一 (83.06) 、MIDIの目的と可能性 (83.12) 、
サンレコ専門用語ハンドブック (84.01) 舞台音響基礎講座 (84.09) アナログ盤の制作過程(85.03) PCM信号記録とUマチック (85.03)
プロデューサーの分類と歴史 (85.06) ドラムセット基礎と最新のドラムサウンド (85.07) ステージプロデューサーの仕事 (85.09)
レコーディングの歴史 (85.12) シンクラビア(86.08)
● 09月15日 管理人
ユーミン乾杯・・・いやぁ、ナニコレ?って感じですね^^;
(流れからするとマルチのデジタル化からの続リミックスものという感じでしょうか。)
こういうのは今の時代ならある日シレっと配信で出てきたり、ブート臭がするとなんとなくカッコいいのですが、
ユーミンのアイテムとして物々しく3形態同時発売!とかするような物じゃないよなー感が。
ジャケットもなんでこのショット?まぁ、万歳”青盤”的なところが唯一の救いかな。。。
UNIVERSALのバナー「¥300クーポンプレゼント」何のつもり?^^;
ユーミン関連物にユーミンが添えるコメントって毎度毎度、本当に溜息が出るくらい秀逸で当サイトでも良く紹介していますが、今回もまさにそんな感じ。
でもだからこそ余計に「それではゴマカせんやろ」って感じがしてしまいます^^;
いつもここの更新もあって全形態買うのですが、正直、これ3形態も買うか?・・・って^^;
「松任谷由実」名義でなくV.A.って感じならCD買わずに済ましてるかもしれません。
「今だから」のデジタル化は良かったなとは思いますが、ユーミンっぽさを想うと、
こういう時代の気まぐれはそのままその時代に置いてきぼりでいいような気もしますね。
まぁ何もないよりは面白いので、そんなに怒りとか悲しいとかではありませんが、まぁ、なぁ、、ん−、ム・ム、、
プロモーションやビハインド次第でアイテムのイメージは変わりますので(万歳なんかは正にそんな感じでした)、
発売日に向けて色々情報公開されてこのアルバムの意義が私の中でも高まってゆくといいなぁと思います。
何より聴いてみて「なるほど!」「すんませんでした!!」となるのが一番いいですよね。
● 09月14日 csiさん
はじめまして。
ユーミン好きな現役の照明屋として3Dモデルは良く作れたなあと思いながら拝見させて頂きました。
TRツアーのポッドですが、見たまんまパンタグラフという名称になっています。
トラスにレールを這わせていまして、それに沿って稼働する仕組みです。
パンタグラフの形が違うのは、人を乗せた時にフレームが邪魔になるかならないかで、ユーミンが載るパンタは骨の数が少ないです。
左右に動かした結果、ポッド同士が衝突して破損した事もあるそうです。
バックヤードには大量の予備機材があったそうで、話を聞いた時にはバブルを感じました。(1小節の照明を考えるのに2週間使ったそうです。in幕張メッセ)
天国のドアのポッドの機構の延長線上にあるものです。(この時はバリライトのVL2Cを設置)
これが進化してAcasiaやlast wenddnsddayツアーのトラッキングマストシステムになります。(ムービングライトが上下に昇降している細い柱です。)
TR時代は軽い機材がなかった(バリライトのVL4)為、大掛かりな機構になっていますが
AcasiaやLastの時にはバリライトのVL6という軽い機材の登場で、機構の見た目も含めて軽く仕上がっています。
Acasiaのリングトラスに吊ってある機材はIconのSpot(大型)とwash(小型)の二機種が使われています。
機材自体が重く、ケーブルの重量もあったのか、ケーブルを乗せる専用のトラスがありました。
最近は機構も地味になり寂しい限りですが、活動してもらえるだけ有難いかなと思っています。
同じチームで高橋真梨子のツアーも回っています。
照明もセットも結構狂気です。(誉め言葉)
是非機会があればご覧になって下さい。
長くなってしまいましたが、今後の更新も楽しみにしております。。
09月15日 管理人
どうもありがとうございます。専門家の方にそう言っていただくと嬉しいやら恥ずかしいやらという感じです。
照明はまったく知識が無かったので、写真を見ていてもどこからどう照明があたるとこういう画になるのかというそのプロセスがわからないんですね。
それで「照明入門」みたいな本を少しですが読みました(笑)
今使ってるアプリは照明のシミュレータではないので、光が消えてゆく感じや、色の混ざり、トラスでの反射などが表現できなくて、
今のところあんな感じになっています。
いま、機材を分類して網羅的に掲載したような資料がないかなと探しているのですが、良さそうなものがあればぜひ教えてください。
ムービングライトの初期は、パンフのクレジットを見ると、新機材を導入するたびに供給元からスタッフを派遣してもらっていたようで
(おそらくその方でないと、機能も仕込みも操作もメンテもわからないって感じだったんでしょうね)、
その方の所属から何の機材を使っているかわかったのですが、最近はその必要が無いようでクレジットを見ても機材やメーカー名がわからないのです。
T&Rのポッドがぶつかった話は、今やってるツアーのパンフでも当時のプロデューサーの方も書かれていましたが、
よくそんな状態で出すなぁってところにびっくりします。そういう危ないことをやっちゃうところも他の追従を許さない要素のひとつだったんでしょうね。
ケーブルの話もなるほどなと思いました。照明も音もそうですが、制御は無線でできたとしても、パワーのほうはなかなか無線にならないですよね。
高橋真梨子さんは私も好きで、この前のラストツアー含めここ15年ほどは毎ツアー必ず1回は見に行ってました。
確かに照明すごいですよね。機材もですが、制御のほうもすごく緻密だなと思います。
真梨子さんの歌自体は渋い感じですが、不思議とテクノロジーとの相性も良い感じがしますね、
レコードのほうでも、歌が打ち込みなんかとも違和感なく絡んでる気がします。
いろいろな専門家ならではのレア情報をありがとうございました。
● 09月13日 パンさん
あの日にかえりたい
1989年のシングルCDおよびユーミンシングルズ1972-1976の1987,1989年盤はオリジナルとは別ミックスが収録されているとのことですが、
ユーミンブランドの1989年ゴールドディスク盤の「あの日にかえりたい」も、別ミックスヴァージョンが収録されているのでしょうか。
また、ひこうき雲も「きっと言える」のシングルCDカップリング曲はオリジナルと別ミックス、1989年ゴールドディスク盤も別ミックスとありますが、
同じく、ユーミンシングルズ1972-1976収録のひこうき雲も「きっと言える」カップリング曲のひこうき雲と同じヴァージョンでしょうか。
荒井由実時代のオリジナルアルバムでアルファ盤は発売から数年で廃盤となった初CD化の35XA型番、
ゴールドディスク盤、93年盤、98年紙ジャケットは87年、94年、00年盤と比べて高価なので手が出ません
他にもアルファの非公式ベストでは、ユーミンコレクションで、返事はいらない、やさしさに包まれたなら、魔法の鏡はシングルヴァージョン
ユーミンヒストリーのあの日にかえりたいはオリジナルと別ミックスが収録されており、イントロがカットされているようでした。
1990年に発売された「決定版荒井由実ベストセレクション」では前述のひこうき雲がオリジナルと別ミックスで収録されているようでした。
09月15日 管理人
ご質問と情報をありがとうございます。
まず、ゴールドディスクの「ユーミンブランド」収録の「あの日にかえりたい」については、チェックしてないのでわからないです。
同じくゴールドディスクの「ユーミンシングルズ」の「ひこうき雲」はオリジナルのほうが収録されています。
後者は収録内容が世代によっていろいろややこしいのでこちらにまとめております。
アルファ再発時代のオリジナルアルバムについては、83年の初盤はそもそもCDが普及していなかったので枚数が少ないのでしょうね。
93年版は元祖アルファの廃業に巻き込まれる形で1年で廃盤、これもレアだと思います。
紙ジャケは、確か「ノイエムジーク」の年で再発にしては大きめのPR打っていて、あまりレアな印象は持ってませんでしたが、
今となってはレアなのかもしれませんね。
● 08月24日 管理人
ちょっとユーミン関連ではないのですが、最近私が聴くようなジャンルでも空間オーディオのコンテンツが増えてきてますのでちょっとしたレビューを。
ユーミンの場合「ユーミン万歳!」でDolby AtmosをApple Musicのみで配信という形が取られています。
最近、空間オーディオのフォーマットとしてSONY開発の360(さんろくまる) REALITY AUDIOというのが出てきました。
どんなふうに違っているんだろう?と思っていたところ、大貫妙子さんの2022年のライヴ音源がこの両フォーマットでリリースになりました。
前者はApple Musicから、後者はAmazon Musicから配信されています。
聞き比べたところ、大きくは違わない気がするのですが、360のほうはボーカルの歪みが気になりますね。
これは「ユーミン万歳!」も同じなのですが、空間オーディオになるとなぜかちょっとボーカルが細くなって歪むというかエッジ強めになるんですよね。
だからこそ前方に定位しているようにも聴こえるのですが、わたしは気になってしまいます。
大貫さんの360はAtomsよりそれが少々強い感じ。ということで、この音源については私的にはDolby Atmosの勝ちなのですが、
やはり2MIX(Stereo)を聴き続けてきましたので、ライヴ音源とはいえ2MIXと聴きくらべると、どうしても2MIXのほうがしっかりした音に聴こえてしまいますね。
Dolby Atmosにしろ、360にしろ、まだあまり上手く作れていない気がします。
全てのフォーマットを制覇する?大滝詠一さんのロンバケも360になっていましたが、これはめちゃめちゃ酷い!!
本当にプロがこれで良しとして出したのか?と思えるくらい酷い。
全体的に音像の分離というよりはただ定位を失って散ってしまっている印象で、なによりボーカルの音質がひどい。
美味しい帯域が削られていて、前述のエッジの部分だけがやたらうるく響く。とにかく酷いという感想でした、すみません。。。
逆に好印象だったのが、五輪真弓さんのライヴ音源。
90年代のライブビデオのマルチ音源から360で空間オーディオを作ってみようという企画ですが、これはボーカルの処理がめちゃめちゃ良い!
2MIXと聴き比べてもそんなに遜色ない感じで、エッジはあるものの、ちゃんとしっとりとした音をキープ出来ていて、本当にコンサート会場に来ているかのようです。
コンサートのSPで聴くある意味ぼてっとした音が良く表現されているように思いました。
ということで、仕上がりの良し悪しは元の音源や処理の仕方にかなり左右されてそうですね。
空間オーディオにおいて、いったい何を再現するのか?というのは難しい問題だと思います。
まずライブの場合、カルテットのような薄い編成であまりSRが関係ないような場合は、ほんとうにそこにいるかのようなリアルを再現するということが考えられますが、
ロックコンサートのように会場で既にミキシングが入ってSRされているものは何を再現するのか?
別にロックコンサートの場合、ドラムの音がドラムのいる場所から聞こえているわけではないんですよね。SPから聴こえるわけで。
エンドステージならステレオになっており多少ドラムが要る側のSPにパンされてるのかもしれませんが、
ユーミンの今回のツアーのようなセンターステージの場合はおそらくほぼモノラルに近いミックスではないかと思います。
(ステレオにした場合、ある人にとってのLRが別の人にとってはRLになってしまいますから、ステレオにする意味がない。)
例えば、これを空間オーディオで発売する場合、何を再現したらよいでしょうか?
@ 会場でモノラルを2つの耳で聴いたときの音を再現する
A 家では2chヘッドフォンで聴くのだから、2ch向けに会場とは別のミックスを作る
私は@が結局素直な発想でいいのかなと思います。A は再現ではなく創作という感じですね。
ちなみに上述の大貫さんの音源は発想的にはAに近く、五輪さんの音源は@に近いような印象です
スタジオ物の場合はもっと難しい。これは以前、そう書いている人がいて「確かに」と思ったのですが、
従来の2MIXで造り上げているものはすでに架空の音世界なので、空間オーディオ、リアリティオーディオと言っても
再現対象となる「リアル」がそもそも存在しないんですよね。
例えば、2MIXでピアノの低い音から高い音までが左から右にかけてミックスされると同時に、
ドラムがセットの並び順にやはり左から右に欠けてミックスされていたとすると、
現実にはこんなふうにピアノとドラムを同じように左から右に聴くような空間は存在しないわけです
(ピアノの上にドラムを設置してそこに座ればそうなるかもしれませんが)。
なので架空の音世界を創作してると言えるのではないかと思います。
もしスタジオ物を空間オーディオにするとしたら下記のやりかたが考えられます。
@ 2MIX用のサウンドルーム、サウンドセットから音を聴いたときの再現
A 何かの再現ではなく、空間オーディオ用の完全創作
@は現在の日本は騒音がすぐクレームになってしまいますから、なかなかSPから音を出して聴くのが難しい。
ヘッドホンであたかもSPから音を聴いているような体験ができるならかなり嬉しいですね。
ということであくまでこれは2MIXのリスニングを補助する役割です。疑似的にはできても、確かにそう感じられるところまでいくには、まだまだ技術的に難しいのかもしれません。
Aは空間オーディオ用の完全に新たな表現を作ってしまうという感じ。これはまだこの発想の音楽を聴いたことが無いのでぜひ聴いてみたいです。
「ユーミン万歳!」はどちらにも振り切っておらず、ヘッドホンで聴く分には2MIXを少し空間に広げてみた、みたいな感じでしょうか。
もとが2MIXで長年親しまれてきた音楽なんであくまでもそこから逸脱しないようにという感じです。
逸脱してるのはこういう音源。面白いのですが、Aとまでは言えない。ただぐるぐる回したという感じでしょうか。
振り返ってみると、KATHMANDU、Cowgirl、ZUVUYAの3作は音作りがかなり空間オーディオ的ですね。
ちょっとボーカルを遠くに置いて、でも抜け良くするため、楽器を両脇によけてボーカルの通り道を開けているような、
当時「エアリーな」という表現をされていたように思いますが、そういった空間を感じるサウンドデザインがされています。
発売はされませんでしたが「命の花」のシングル音源は音作りがDANCING SUN寄りで、KATHMANDUのそれとはやはりミックス時の発想が違うように感じます。
所謂2MIXの発想と少し違った音作りなので、この3枚は他のアルバムと混ぜて聴きにくいというか、いくらボリュームをいじってもけして同じ音量感、均質感にならないんですよね。
最後にAmazon Musicの最新アプリでは、アプリの機能として空間オーディオと2MIXをワンタッチで切り替えることができます。
しかも音源を再生しながら、「空間オーディオで聴くとこう、2MIXだとこう」というA⇔Bができる感じ。オフラインでもできます。
さらに音量のノーマライズもできますので、空間オーディオと2MIXの音量差を気にせず聴き比べができます。
(ただし、もしコンプ的な方法でノーマライズしてるとしたら音質そのものが変わってしまうので聴き比べには良くないかもしれませんが)
聴き比べにとても便利で面白いので「ユーミン万歳!」もぜひAmazon Musicで配信開始してほしいですね。
● 08月20日 管理人
コーラスのティナさんこと松岡奈穂美さんのお名前の漢字間違いについてご指摘をいただき、修正しました。
ティナさん、長いことすみませんでした。
慌てて修正しましたが、実に50ファイルあり(まだ漏れがあるかもしれませんが)、改めてティナさんのユーミンキャリアの長さを実感しました。
私がコンサートに行き始めた頃にはもういらっしゃったので、未だにユーミンのコーラスと言えばティナさんと言う感じがします。
当時のコーラスの方々は歌はもちろんですがダンスや複雑に動くセットでの移動などやることが沢山あり、
加えてステージ上でユーミンと並べる華やスタイルも必要で、子供心に憧れのスーパーウーマンという感じでしたね。
間違いを知らせて頂いた方が見つけたきっかけがWikiに修正が入ったことだったそうで、もしかしたら当サイトの情報が間違っているのではないかと思われたとか。
当サイトが誤情報を載せてしまっている可能性もありますので、引き続き当サイトからWikipediaなど他サイトへの転載はしないようよろしくお願いします。
あとは当サイトの遊び心でちょっと独自の(捻じ曲げた?)情報を載せてる箇所なんかもあります。
例えばCharとのコラボコンサートで「TOKYO NIGHT」という曲を歌っているのですが、Charは場所が鎌田だったので「”KAMATA” NIGHT」って歌ってたんですね。
こういうのいいなぁと思って当サイトにはあえて「”KAMATA” NIGHT」って書いているんですが、やはりWikiにはこのとおりコピペされてしまっています。
話は変わりますが最近、達郎さんや杏里さんのLPの再発があり、今年の夏は♪インザサファシティーな感じ(笑)で過ごしています。
ユーミンにもああいうどう切っても夏っぽい、あの時代っぽいアルバムがあっても良かったなと思いますね。
夏とか海とか平らな切り口を持ってこないのが実は内向的な?ユーミン作品っぽいではありますが。。
どうも国内外で日本のシティポップ人気がまだ続いており、LPの取引価格が高騰しているようですね。
ユーミンはそこまでシティポップ人気の真ん中にはいない感じですが、
例えばひこうき雲ETP-9083のふつうのジャケットなんかは知らない間に数万円で取引されるようになっています。
私の記憶だと中古屋がかこっていた90年代後半は五千円くらい、2000年ごろヤフオクの登場による市場開放で半額くらいまで落ち込みましたが、
この10年でとんでもなく高くなっているように思います。
今どのアーティストも市販のLPが4,400円ですが、これが安いのか高いのか、、、悩ましいところです。
ユーミンがLPを再発、特にCD時代の作品をLP化するとしたら、、、
これは嬉しい反面、カタログが多すぎてファンとしては困ってしまいますね、買う金も置く場所も。。。
私はLPをかける行為自体は好きなのですが、音質面では物理的にLPがCDに勝る点はほとんど無いと考えているほうなので
(LPは針でピックするというメカ的制約がデカすぎて、低域も高域もCDほど入れられないうえに、SNも悪く、内側に行くほど歪も大きい、などなど)
どちらかと言うと見てくれをしっかり作ってくれればコレクションしたいなと思います。希望を書いてみると、
@ ジャケットは拡大コピー感のない感じで
A ボール紙の組み方はアメリカ方式で(ちなみに99年再発や深海の街はヨーロッパ式、これは嫌!)
B アートワークを活かした紙質の採用
C 帯やステッカーもCDのアートワークを採用してほしい
D 帯にするのか、ステッカーにするのか、これは作品の性格によってアートワークの責任範疇で決めてほしい
E Wジャケかシングルジャケか、これもやはり作品の性格を考慮して作品ごとにアートワークの責任範疇で決めてほしい
F 初回特殊ジャケの再現や活用は不要(こういうのはLPっぽさを損なうので)
G 盤はカラーレコード、色はその作品にあった色で(音質は多少悪くても良い、ピクチャはNG)
H 必ず1枚組で(2枚組、片面3曲ずつとかアルバムとして聴きづらい!)
I ブックレットは元の素材活かしつつちゃんとLPサイズで作ってほしい(CDの歌詞カードを縦横に並べただけは嫌)
ちなみに数年前の大貫妙子さんの10作LP化が満たしていたのは@ABHだけでしたが、、全部買いましたね(笑)
それでも@がひどかったりAがヨーロッパ式なら買ってなかったと思います。
・・・でもこういうオタク趣味にユーミンチームが貴重な時間を割くくらいなら、出来るだけ新作を作ってコンサートをやってほしいですね。
● 08月09日 管理人
早くもツアーの前期日程が終わりましたね(公式では8月後半の名古屋も含めて第1期のようですが)。
今回は規模も大きく、座る場所で見え方も色々ということで前期だけで8回も見てしまいました。
大阪、神戸などは2公演ずつ何度か来るので、何度も行ってしまいますね(これはリピータ集客する上では良い方法なのかも)。
前期が終わったタイミングでNHKの「解体キングダム」でセットのバラしが放送されました。
こういうのはめちゃめちゃ面白いですね。もう良く見てるセットですが、客としては絶対に見られない部分がたくさん見れて良かったです。
あれが5,6時間でなくなってしまって別の場所でまた建つというのはあの番組見てもまだ信じられないですね。
長年担当されている舞台監督のお二人がけっこうガッツリ作業にも入られているのにも驚きました。
この舞台監督というのは一般的には、製作段階から、設営、リハ、本番、バラシまで全工程、
何時ごろ誰(演者もスタッフも)が会場のどこで何をすべきなのかを全部把握しているような方々だそうで、
スムーズな進行はもちろん、安全も彼らの肩にかかっている、たぶん一番コンサートついて詳しい方たちなんじゃないかと思います。
現場監督が監督したようなドキュメンタリー見てみたいですね。
余談ですが、レポーターの二人は、それぞれにダメな印象を持ってしまいました^^;
田中さんはあんなに手伝ってしまったら、レポーターとして現場に入る意味がなくなってしまうような気がします。
おかげで伊野尾さんがダラダラさぼってるように見えるのですが、そう見えるのは結局彼もたいしたレポートができてないからでしょうね、
あんなんだったらせめて手伝えよ、みたいな(笑)
お二人の動きには番組なりの演出もあるんでしょうけど、自分の現実に置き換えると、
どういう現場であれ、多くの人が作業をしている現場での立ち振る舞いって気を付けないといけないなと思わされました。
特に手伝えない立場なら、尚更です。現場の方々は私の立場なんて知ったこっちゃないわけですから。
それから、終演後にあの作業が待っているなら、客としてはできるだけ早く退場しようと思いました。
(でも一回、設営とかバラシをずーーーーーーーーーーーーっと見てみたいですけどね。)
● 07月05日 管理人
ユーミンデビュー51周年おめでとうございます!!
今夜は府中では花火大会が行われています。
花火ってどのくらい音楽に合わせてタイミング制御できるんだろうか?と思っていたのですが、
ネット中継を見る限りでは、やはり発射のタイミングは制御できても、爆発のタイミングを合わせるのはなかなか難しいようですね。
でも、まばらなところや、飛び上がってから開くまでの間、そして開いた後の重そうなディレイ感が花火の”らしさ”かもしれません。
やはり、こういうのは現地で見ないとダメですね。。。
3Dコーナーにリ・インカーネーションの武道館とDADIDAの武道館を追加しました。
リ・インカーネーションのモデルは、ユーミンヒストリーものによく出てくる「手動でバリライト」ってきっとこんな感じだったのではないだろうか?
と思う物を作ってみました。実際はどうやってたのかはわかりませんが、arteのサイトに当時の写真がいくつか掲載されており
(公演中以外のステージ全景を写した写真というのはなかなか貴重です!)、それを参考にしています。
このツアーは公式に映像が発売されていないので残念なのですが、実は杏里の84年にやった渋公のライブでも似たような照明演出をやっていて、
こちらはVHSとLDで発売されており、規模は小さいながら雰囲気は味わえるのかもしれません。
残念ながらDVDでは出ていないようですが、「ビキニ」の頃のキレッキレのライブなので是非DVDで出してほしいですね。
リ・インカーネーションは従来通りに照明のための囲いを作らず、イントレ上からスポットをあてたというところも画期的だったようです。
様々なステージセットを観れる現在では、その斬新さを肌で感じるのは難しいのですが、イントレが高く組まれているのはそれだけで迫力がありますね。
arteの写真からある程度SPの構成がわかるので、それも緩くですが再現してみました。この時はEVを使っていたようです。
タワーのてっぺんには私の世代では馴染みのない形のSPがあるのですが、ホーンSPのアレイのようなものでしょうか?
3Fに対してサービスしているようですが、低域はある程度下部のSPから廻って来るので、中高域のみを補強しているのか??
いずれにせよ、この構成で武道館全体をカバーできるとは思い難いので、当時は3Fとかはまぁしゃあないかという感じだったのかもしれません。
DADIDAは近未来的な(レトロな)派手さがありますね。何個か前の3Dモデルから光らせるというワザを憶えたのですが、なかなかいい感じに光っています。
このモデルでは照明機器を作ってないのですが、arteのサイトの写真を見ると従来通り(?)照明用の天井を作っており、上からワイヤーで吊っていたようですね。
このあたりを見ると先のリ・インカーネーションの「照明のための囲いを作らず」というところが分かりやすいかもしれません。
音響のほうではメイヤーのSIMが使われ始め(日本初?)、SPもメイヤーが使われていたのではないでしょうか。
武道館は狭いような広いような不思議な空間ですね。上記2つより明らかに巨大な天国のドアのセットも武道館に入れてみました。
・・・半分ぐらいをステージが占めてしまいますね。正面スタンドなんかはかなり理想的な席だったのではないでしょうか。
● 06月26日 管理人
シミズオクトのコンサート美術史30年「ハロー!バックステージ」という本があるのを知りました。
ヤフオク!でなんと3万6千円で落札されており、ギョッとしましたが、たまたまいけない二人が競ってしまっただけのようで、
Amazonでは3千円くらいで中古品が買えますし、意外と図書館などに置いてたりもします。
これまでに3冊刊行されており(01年にI、13年にII、22年にIII)市販もされているようです。
IIはIに加筆する形で、IIIは記事を一部差し換えIIと同じボリュームという感じ。
ユーミンの記事の場合は、IIIにはIの内容もIIの内容も収録し+タイムマシンツアーの記事が追加されています。
(シャングリラについて6ページ、タイムマシーンツアーについて2ページ収録)
量は少ないですが、制作サイドの方しかわからないような事がたくさん紹介されていて面白いです。
また、マークフィッシャーの天才ぶりを紹介した記事があり、これもなかなか面白いです。
彼は日本ではユーミンより少し早く、ミスチルのコンサートをやっていたのですが、
小林武史とのやりとりの中で彼がアイディアを固めてゆく様子が超人的で面白い。
ユーミンだけでなく、日本のイベントやコンサートの高価値な歴史的資料という感じおすすめです。購入するなら、IIIをお勧めします。
3Dステージは予定していたシャングリラIまで作り終えました。 このシミズオクト周年誌を読んだ後では申し訳ないようなやっつけ感ですが、 スユア以降のステージセットそのものは私はそれほど憧れるところがないので (好きは好きなのですが、90年代と比べると、、ということです) この程度のつくりになってしまっています。 また、00年以降は単純に作るのが難しいこともあって、 3Dコーナーの更新はいったん終わりにしようかなと思っています。 (と、言いつつ今、武道館を造ってますので、80年代のものはもうあと1つ2つ追加しようかなと思っています。) |
● 06月04日 管理人
今回のツアー会場でCDやDVDを2,000円以上買うと公式データブックがもらえます(ただし、山内さんの書籍やSkyeのアイテムは対象外です。)。
情報が粗いのと、間違いもあるので、あまり私は必要性を感じないのですが、50周年の節目なので記念に入手することにしました。
もともと70年代や80年代前半はコンサートパンフにディスコグラフィや、バイオグラフィが載っており、
これに情報を追加したり、レイアウトを変えながら、この万歳!が表紙の最新データブックに繋がっています。
そう思うと感慨深いものもあります。情報もマジカルパンプキンの最終日のようにずーーーーっと間違ったままの情報もあれば、
79年の葉山のようにどこかの改訂タイミングで修正されたものもあります。
この公式データブックは非売品なので、どのタイミングで新しいものができているのかイマイチはっきりしていません。
最後にパンフに載ったのは「U-miz展」のパンフだったと思いますが、これ以降、独立アイテムとして私が知っているのは、
97年「Cowgirl Dreamin‘」の時に作られたもの、98年「ノイエ・ムジーク/99年17タイトル再発」の時のもの、
(これら2冊はまだ薄い冊子という感じでした。)
03年「Faces」の初回特典(これは市販品CDの付属物ですが。セルフカバー盤だったので、このとき提供曲情報が追加されてました。)、
06年「A GIRL IN SUMMER」の時のもの(ユーミンと小倉エージさんの解説や、ハワイの撮り下ろし写真が掲載された本格的な物)
18年「45周年ベスト」の時のもの(タイムマシーンツアー会場でのCD/DVD購入特典として配布も)という感じ。
この公式データブックを貰うには何か買わなければならないのですが、
もう全部持ってるんですよね(50年選手のファンにはあるあるだと思います)。
考えた結果「天国のドア」にしました。
この「天国のドア」は90年の発売からずっと ”TOCT-5900” という型番で、おそらく30年以上現役の、現行市販品では最古の製品です。
私は業界の人間ではないので、型番が変わらないことが何を意味するのかそこまでわかりませんが、
どんな業界であれ、30年製品を変えずに維持するというのはなかなか難しいことです。
今、どんなふうになって売ってるんだろうか?というところに興味があった感じです。
早速中を見てみましたが、歌詞カードの紙質が全然違いますね。
TOCT-5900のオリジナルはザラっとした手触りの紙ですが、今回買った現行品はツルっとした手触りです。
見た目はぱっと見くらいでは違いが判らないのですが、触感が違うのでやはり別物感はありますね。
オリジナルのほうは何か”個体”を感じますが、現行版は印刷された面だなぁという感じ。
写真に撮ってみると反射具合が全く違います。
夫々、左がオリジナル、右が現行です。オリジナルは反射はするのですが、発散的じゃない、奥ゆかしい感じ。
右の原稿はツルっとしてる分、大味に反射してる感じです(・・・ちょっとオリジナル贔屓な見方でしょうか。)
なお、帯にも似たような違いがあります。
「天国のドア」が出た時は世の中的にお金がある時代で、紙材から印刷方法から凝りに凝ってたイメージがあります。
銀鏡的な素材を使ったり、ページによって触感を変えていたり、・・・
こういうことをしちゃうと後の時代が大変なのですが、若干違うにしても、
30年ちゃんと「天国のドア」の歌詞カードの生産を維持し提供しているのは、ありがたいことだなぁと思いました。
これいつごろからこの仕様になったんでしょうね?意外と2ndプレスからだったりして。。。
ちなみに、その他の違いは、歌詞カードやレーベルに書かれている「東芝EMI」が「EMIミュージック・ジャパン」になっていること、
あとはマトリクスの書き方くらいでしょうか。CDをリッピングしたデータはオリジナルと同じでした。
● 05月15日 管理人
早速横浜でツアーを見てきましたのでツアーのページを作りました。ネタバレしてますので気を付けてください。
ここにはネタバレは書きませんが、よく見える場所から見ると今回の演出、私はなかなか好きな感じでした。
実は子供のころにしか体験してない(あまり憶えていない)ある演出が見れて感激でした。
あんなにスペースを感じてテンション上がるものだったとは、やっぱり知ってるとか想像できることと体験することは違いますね。
あとはユーミンの声がよく出ていて良かったです。やはり独特のヴォーカルです。
一方、イマイチだなと思うのは遠く見えるようなセットを作ってしまっているところですね。
アリーナ会場なので遠いのは当たり前なのですが、人の感覚はけっこういい加減なので、セットの作り方次第で近く感じたり遠く感じたり変わると思うのです。
ちょっとネタバレなしの説明が難しいですが、ユーミンがいるステージと客席の間に実質ステージじゃないものが挟まっているので遠く感じる気がします。
あと良くないのは、憂き目に遭われた方からすでにいろいろ発信されていますが、アリーナに見づらい(あるいは全然見えない)席があるという事ですね。
私はアリーナに降りられなかったのでどの程度のものなのかはわかりませんが、
見えることは基本なので(だって見せるためにやってるんでしょ?)なんとか改善してほしいと思います。
私もこれからまだ何回か行きますが、自分が同じ憂き目にあうかもしれない・・・見えなくても楽しめたという発信もありますが、私は見えないのは嫌ですねぇ。
アリーナ席のフリフラがとてもきれいでしたが、上から見るとちょっと船下の海に身を挺して美しい演出を見せてくれていた感があります。
ってスミマセン、次回は我が身かもしれませんね。・・・やはり何とかしていただきたいです!
2008年に当時69歳、デビュー50周年だったティナ・ターナーが欧米14か国46都市90公演に及ぶオールアリーナ&スタジアムツアーを敢行しました。
演出も曲もほぼほぼ定番で、それでも年配のファンが大勢駆けつけその定番を楽しんでいる様子を見て
ユーミンもこの歳までアリーナでライヴやっていてくれてたらいいなぁと思ったのを憶えています。
ユーミンは日本でしか活動していないので公演数や動員数は到底及びませんが(ステージの制作費や演出イベント数、稼働費用なんかは勝ってるでしょう)、
本当に69歳、50周年に大規模なツアーを行ってくれて、応援するファンもたくさんいるという状況に感謝ですね。
● 05月05日 管理人
いよいよツアーが始まりますねぇ!!
ということで、このところ3Dコーナーのラインナップを増やしております。
もともとカゥガールツアーとアケイシャツアーくらいかなと思っていたのですが、ひとつ、ふたつと増えてくるとあれもこれもという感じで。
オペのほうもこなれてきて、資料の解釈から3D制作までが速くなってきました。私もまだ成長するんですね(笑)
DSLK〜シャングリラIあたりまではやろうかなと思っています。
それからREINCARNATIONの武道館も作りたいですね。これはセットというよりは、手動でバリライトやってる歴史的瞬間を。武道館も作るのでちょっと大変ですが。。。
3Dの面白いことのひとつは、客としては行けないステージ上に行けることです。ワンシーンだけ紹介したいのがここ、ステージ最上階。このライトポッドがレールに嚙んでいるところから、伸びるレールに視線をやると飛んでもなく怖い!これ人が造ってんだよなぁ、、、コンサートが終わったら解体して運んで、また、建てて・・・。本当に飛んでもないことだと思います。そして、ここで歌ったり踊ったりするのは尋常じゃないです。さらに怖いのがエレベーターがやって来る穴。ビデオを見ると、ユーミンはエレベーターに乗ってここにやってくるわけですが、さっきあったエレベーターがちゃんとあるかどうか確認する様子もなく、あって当たり前かのように、エレベータにまた乗るんですよね。演出上、いちいち確認したり躊躇ったりできないわけです。スタッフと設備を全信頼しているというか、すごい腹のくくり方してんだろうなぁと思わされます。これも3D体験ならではですので、ちょっと操作が難しいですが、ぜひ登ってみてください。なお、正面以外はほとんど想像で作ってますので、実際にこのようになっているかどうかはわかりません。 |
今回、天国のドアを作ってみましたが、いろいろ感慨深いものがありました。私はU-liveが初コンサートなので、このコンサートは実体験がありません。ビデオはもう子供のころから何度も何度も見ていてある程度知ってるつもりだったのですが、今回初めて3Dで見てみて、こんなにアゲアゲな空間だったのか!と初めての感覚にため息が出ました。天国のドアは構造的にはそんなにユニークというわけではないようにも思うのですが、何か他のツアーとは異質なすごくテンションの上がる空間の使い方がされているなと思います。前方全面にワーッと立ち上がってくる感じ、そこを重そうな機材がゴリゴリ動く圧倒的な迫力。。。ビデオでは何度も見ていますが、今回はじめて感じましたね。やはり残念ながらビデオでは伝わらない。。。これを知らずに終わってたかと思うと、作ってよかったなと思うと同時に、やはり当時会場で見たかったなと思いました。30代のユーミンのハンパない無敵感、世の中はバブル、本当に盛り上がったんだろうなと思います。
→ 3Dコーナー
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ひとつ作っていてわからないことがあったのですが、もしご存じの方いらっしゃいましたらフォームから教えていただけないでしょうか。
T&RツアーのVOYAGERでユーミンを載せていたポッド(ポッドYとします)は、他のポッド(ポッドNとします)とアームの機構が違います。このポッドYがどこについていたのかご存じないでしょうか?いちばん外側のポッドNのレール(図中赤線)にいたようにも思えるのですが、そうだと不思議な体験〜VOYAGERが相当ややこしいことになるような気がしたので、3DモデルではポッドY用のレール+トラス(図中青線)が別にあったことにしています(想像でそうしています)。ただ、文春に載ったセットの全景写真見る限りそんなのは無さそうなんですよね。。。 ちなみにユーミンは立ち乗りはしていませんが、座ったシルエットを作るのが面倒くさかったので今のところ立ち乗りにしています。 このポッドYのアームはどういう仕組みになっているんでしょうね。どうやってポッドを水平に保っているのか・・・実はポッドはワイヤー吊りされててアーム自体は何の制御も受けていないただの飾りなんでしょうか・・・ |
おとなりの天子様さんから「ノイエ・ムジーク」のジャケットの意味についてご質問をいただいています。
すみませんが、私も知りません。基本的にユーミンはアートワークについて説明することが少ないように思います。
楽曲と真逆の考え方で、自分たちとはまったく違う頭から出てくるアイディアを求めていて、アートディレクターに一任しているという感じがします。
もちろん何かしらのオーダーはしており、拘って決めるんでしょうけど、そんな事情からかあまり言語化はしていないように思いますね。
(以前ウソラジオでジャケット振り返りコーナーをやっていましたが、必ずしも全作話せる内容があるわけでは無さそうな・・・印象を受けました)
お役に立てずなので、2つほど余談をしますと、正隆さんは「この赤ちゃんはこれを聴いてる、」というふうに裏設定を置きながら人形を並べていたそうです。
もう一つは、あの赤ちゃん人形は市販品らしく、たしか当時東急ハンズかどこかに売ってるって当時ファンの間で話題になっていました。以上です。
それから、訂正情報もありがとうございます。また、当サイトは製品画像の掲載は今のところしないつもりです。
ありがとうございました。
● 03月20日 管理人
前からやりたいなと思っていたユーミンの旅のコーナーを作ってみました。
書籍のページをやってるうちに、こういう切り口もありだなぁと思っていて、ひとまず海外のをやってみることにしました。
ユーミンはこれまで雑誌やテレビの取材で本当に沢山の場所を訪れています。
依頼がたくさん来る、自分の行ってみたい場所を提案できる立場だからこそ、掲載される紀行文や放送されるコメントも面白い。
紀行物は景色の写真も美しく、ダイナミック、そしてユーミン本人もかなりフォトジェニックです。
旅は自身の作品制作にも大きく影響を与えているようで、もう活動の一ジャンルと言える気がします。
今のところまだ少ししか掲載していませんが、徐々に情報追加してゆく予定です。
こういうのこそ写真を使いたいところですが、これまでどおりそこは我慢することとします。
それにしても20年ぶりに「クリッカブルマップ」みたいなのを作ってみましたが、今はずいぶん楽に出来るようになっていますね。
PCではいくつかの環境で動くことを確認していますが、スマホなんかは位置がずれてしまうかもしれません。対策は追々勉強します。
話変わって、ここしばらくの間、いくつかお便りをいただいているのですが掲載しておらずすみません。
いくつか訂正情報を頂いており、これは都度都度、訂正を頂いたという但し書きと共に直すようにしております。
大変助かっております。ありがとうございます。
また、レコード会社名の変更と廃盤情報に対応できていない点も追々直していく予定ですが、
量が多すぎるのと、労力の割にさほど大した意味を持たないので、ちょっと時間かかりますが別件の更新ついでに直していこうと思っております。
また、マイベスト的な話題も頂いているのですが、私があまりそういうのに興味がないため、これはせっかく頂いているのに本当にすみません。。。
昔はこういった"自分がユーミンをどう聴いているか"といった話題で相互交流するWeb2.0的なファンサイトもいくつかあったのですが、
SNSの登場で軒並みなくなった感がありますね。FCなんかがしてくれるといいのですが。。。
また、3Dのほうも希望を頂いていており、まだ造りたいステージはあるのですが、なかなか時間が取れなくて。
ああいう作業は「少しずつやる」ということが難しいもので。
今後も少しずつですが、いろいろ更新して行こうと思っております。
● 03月02日 管理人
最近、その流暢さがすごすぎと話題の「ChatGPT」(AIチャット)を試してみました。
当サイトには情報のない「大衆的時事歌劇」のセットリストについてきいてみました。
Q:
ユーミンの大衆的時事歌劇というコンサートの演奏曲を教えてください。
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ChatGPTの回答:
荒井由実(松任谷由実)さんの「大衆的時事歌劇」というコンサートでは、以下のような曲が演奏されていました。
1. 天気予報
2. いちご白書の世界
3. ルージュの伝言
4. あの日にかえりたい
5. ローズ・ガーデン
6. あした晴れるかな
7. 昨晩お会いしましょう
8. 海を見ていた午後
9. 真夜中のドア〜Stay With Me
10. いのちの歌
11. 卒業写真
12. 青い山脈
13. レイニーブルー
14. 秋桜
15. 瞳を閉じて
16. 時間よ止まれ
17. 守ってあげたい
18. 永遠の翼
19. 悲しいね
20. 真珠のピリカ
21. 雨の街を
22. 星空のディスタンス
23. 雨の物語
24. ハートは戻らない
25. 卒業旅行
26. アンコール:宙船(そらふね)
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Q:バンドメンバーには誰がいましたか?
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ChatGPTの回答:
荒井由実(松任谷由実)さんの「大衆的時事歌劇」というコンサートには、以下のようなメンバーが参加していました。
● サポートメンバー(バンド)
・Keyboard:松任谷正隆
・Guitar:松原正樹
・Bass:高水健司
・Drums:林立夫
・Percussion:斉藤ノブ
・Sax:Jake H. Concepcion
・Chorus:木戸やすひろ、マイケル富岡、チャールズ・キャンベル
● オーケストラ
・Violin:都留教育大学管弦楽団
・Conductor:渡邊俊郎
以上が、当時の「大衆的時事歌劇」での主な参加メンバーです。
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情報の正確さはしかたないにしろ、下記の点はすごいですね。
・コンサートの演奏曲が20〜30曲だと知っていること、アンコールがあるものだと知っていること
・選んでるタイトルがなんとなくユーミン廻りの曲であること
・バンドメンバーにはKeyboardやDrumsなどがいるということを知っていること
・メンバーがそれっぽいこと
・間違った情報を堂々と正しそうに違和感のない日本語で回答していること
このChatGPTが不気味なのは、分らないことを「分りません」ではなくて、明らかに間違った情報を使って如何にも正しそうに返してくるところですね。
(たまに人間でもこういう困った方がいらっしゃいますが)
ちなみに、当サイトに既に載っているような既知の情報もやはり同じノリで「如何にも正しそうなウソ」で返してきます。
当面、AIチャットには騙されるな!と言えそうですが、
ただ、AI荒井由実が流暢に会話する日は本当に近いのかもしれませんね。。。
● 01月05日 管理人
本年もよろしくお願いします。
紅白を見ているとacacia tour のセットみたいだなと思ったので、というわけではないのですが、
acacia tourの3Dを作ってみました。
やはりプレイガイドで配ってた座席図やパンフに載っていた図面から起こしました。会場は大阪城ホールのイメージです。
ステージセットがΦ17.5m, アリーナの縦76m, 横45mに設定しています。
黒い人影は170cmくらいの身長です。(おっさんのシルエットですが・・・、靴を履いたユーミンの身長という感じ)
意外と図面や会場のサイズを出しているアリーナ会場が見つからなくて、
行き慣れた大阪城ホールの駅からの案内図とGoogle mapの比較からアリーナの大きさを出しています。
またステージも会場も例によって高さの情報が無いため、高さは写真見ながらの目分量です。
ステージはもう少し高かったような気もしますが、acacia tourはカウガールツアーやダンシングサンツアーに比べると
パッと見かなり小ぶりな印象でした。ツアーも形がわかりやすく面白かった90年代の物をいくつか作りたいなと思っています。
逗子はvol.13, 16も作ったので是非見て見てください。
2022年
● 12月20日 管理人
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ユーミンミュージアムに行ってきました。 貴重な物や雰囲気が伝わる物が沢山展示されており、とてもありがたい機会でした。
まず感動したのが入口のピアノと歌詞の展示です。 ユーミンはよく楽曲を自分が作りだしているというよりは、 この空間に何らかの形で存在している想いにチューニングを合わせ、 それをモニターをしているような気がするというようなことを仰っていますが、 まさにそれを表しているようにユーミンの元に曲が降り注いでいる、 そんな感じの素晴らしい展示だと思いました。 また、Yuming chordで会場構成の阿部さんが「ユーミンは滝である」と仰っていましたが、 この展示を見たあと聞くとなるほど!という感じがします。
私が一番感じたミュージアムのインパクトは やはり大量に展示されている歌詞の直筆のメモ書きですね。 たまにFC会報などに載っていた完成された清書に近いものから、 タイトルもないような、歌詞かどうかも分らないメモ書きまで70篇以上あります。 展覧会に付きものの図版の販売が無かったので、 この歌詞メモのタイトルだけでも一覧にしてみました。→ こちら。 もちろん歌詞は書いていませんが、ネタばれが嫌な方は見ないでください。
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またユーミンの実家の部屋を再現したコーナーには、YAMAHAのピアノ、古い文庫本や自筆の絵画、
「12:00前には電話その他でも絶対におこさないで下さい。ゆみ」と書かれた張り紙?まであり、
丁度「小説ユーミン」を呼んでいたこともあり、手の届かない貴重な過去のような、逆にとても身近な物のような、なんとも不思議な感覚でした。
コンサートのコーナーは沢山の衣裳の実物を間近で見れたのは貴重な体験でした。
恐らく誰もが衣裳の「細さ」にビックリすると思います。こんな人間いるのか?という感じ。
ユーミンは身長が165cmくらい、昔の宝塚の男役くらいのタッパがありますが、
それに加えてあの細さだから、なに着ても様になるんだと改めて思わされました。
これは恐らく誰にとっても想像以上だと思うので、実物を必見すべきと思います。
深海の街ツアーのコーナーは実際のセットの右側、武部さんのあたりが持ち込まれているようです。床もセットのそれでした。
部屋に入るとコンサート会場と同じにおいがします。あぁあれはセットのにおいだったんだなぁと。。。
これも貴重な体験でした。
期待していた映像や制作資料は正直物足りなかったです。ユーミンの歴代コンサート映像が公式に出たという点で大変貴重なはずなんですが、
ご存知の通り?今もYoutubeで無断アップロードが続いているくらい流出しまくっているので、レア感がないんですよね・・・。
しかもユーミン中心の映像ばかりで、凝りに凝ったセットや演出の全容、プロジェクト制作の規模感や、
それから時代的なインパクトを伝えるには不十分だったかなと思います。
ユーミンはよく楽曲制作とコンサートは両輪で、この両輪があったからこそどちらも続けてこれたと仰ってますが、
前者は根っこのすごい資料が大量に展示されていて、後者は外側の葉っぱを何枚か取ってきてペタペタした感じ・・・
例え、物量が同じだったとしてもそれくらいの重みの差があったように感じました。
ただ展示スペースの都合もありますし、やはりデビュー50周年ということで起点周りも沢山見たいですから、そこはしかたないですね。
何にせよ貴重な有り難い体験を提供していただいたことにかわりはありません。
コンサートコーナーの一角にシャングリラアクターたちからの今のメッセージがありました。
中には勇気を振り絞って綴られたであろう戦争への怒りや悲しみ、恥じ、平和への想いも書かれており、
シャングリラは過去のことですが、将来また世界が目指すべき姿のひとつになっているんだなという感じがしました。
最後の最後の場所で99年のユニクロCMが流れていました。
恐らく放送されなかった?ユーミンがのどちんこが無いのを見せようとするバージョンで、けっこう怖い顔をされていました(笑)
写真はこのサイトが網羅的に掲載しています SPICE「『YUMING MUSIEUM』で、ユーミンをもっと好きになる。」
余談ですが、今回「ただいま東京プラス」などの割引で宿泊代がかなり浮いたうえに1泊につき街で使える3000円のクーポンがもらえました。
ワクチンを3回接種されていない方でも、抗原検査などの陰性証明を示せれば、割引対象になるホテルや店舗があります。
この陰性証明も30分くらいで出してくれる検査施設が探せばけっこうあるので、上京される方は是非利用されることをおすすめします。
● 11月17日 管理人
最近こればかりですが、3D逗子マリーナのvol.17を作成しました。これで一応、会場の3形態が揃ったことになります。
あとは、ブルーブロックの座席が少なかったころのvol.11か12あたりもやりたいところですが、
ツアーもやってみたいなと思っています。アケイシャかカゥガールならある程度資料があるので作れそうな気がしています。
来年のツアーに合わせてセンターステージがアリーナやスタンドでどう見えるか、きっと何回も行くと思いますので自分でもじっくり見て見たいと思っています。
(ただ以前と違ってどこに座るのかが直前までわからないのが残念ですが・・・。)
さて逗子の最終回となったvol.17ですが、かつてのステージ正面方向にリビエラのチャペルが建てられ、
ピンクブロックを伸ばせなくなったためか、ステージが海側に移りました。
それまでグリーンブロックがあり、すぐ後ろは道と堤防と海だったのを見ているので、
会場で見た時は、よくあんな狭いところにステージが作れたなぁと感心しました。
(リビエラになってから海側にもゲートのような建造物が沢山建てられたのですが、
当時マリーナに設置されていたライブカメラでステージ設営を見ていると、クレーンで1個1個そのゲートをどかせて、ステージを設営し、
撤収後はまた1個1個、元の場所に戻していました)。
今回の3Dモデルは、座席もステージセットも全く図面がなかったので、当時のメモと写真から作ったのですが、
やはり見えないところを想像するのに頭を使いますし、
見えないところが実際と違うので、見えるところAと見えるところBが上手く繋がらない・・・。
このセット、実際にすごく薄かったのだと思いますが、いくつか謎があって、
WOWOWでやった放送を見ると、ユーミン登場時、ステージの2階に裏階段を上って来るような感じで登場するのですが、
バックステージにスペースが割けないこのセットで、どんなふうに後ろにあの高さに登れる階段が付いていたのかよくわかりません。
また、中盤、シンクロが登場するところで巨大なLEDビジョンがステージセットの2階に面する形で突然登場するのですがこれも謎。
おそらく最初はステージの裏にあって、上昇させて出すのだと思いますが、そうなると、裏階段との位置関係はどうなっているんでしょう?
普通に考えると手前から、ステージがあって、裏階段があって、LEDビジョンがあって、キューブのセットとなるはずですが、
とてもそんなスペースがあるように思えません。ご存知の方いらっしゃったら是非、教えてください。
このvol.17の会場配置はブルーブロックからは大変見やすいものでした。
シュロの木(3Dモデルではヤシにしてしまっているのでいつか修正します)もなくなってますし、
何より今までより近く、ステージもこちらを向いてくれている。
逆に最悪だったのがリビエラ前のオレンジブロック(旧ピンクブロック)。
後方の海寄りの席からはステージもLEDビジョンもほとんど見えないんですよね。
それに後ろのチャペルの窓をふさぐことが許されなかったためか(?)、あまり傾斜が付けられませんでした。
最後にして初の配置だったためか、ここの見えづらさは見落とされてしまったのではないかと思います。
チャペルの3Dモデルはコンサートと関係ないのでどうしようかと思ったのですが、
あの年、ユーミンファンに不安を与えた(かどうかはわかりませんが)あのチャペルはvol.17の一部な気がして、
簡単にですがモデリングすることにしました。このあとすぐにブルーブロックの場所にも建物が建ち、逗子コンサートは終焉を迎えます。
秋のWOWOW放送時はほぼ確定だったようで、ユーミンのナレーションもかなりセンチメンタルでしたね。
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話は変わりますが、恒例となりつつある丸ビルのツリーイベント、
クラブミックスされたユーミンソングと一緒に映されるプロジェクションマッピングでかなりレアな映像が流れています。
どういうわけか、ユーミンの蔵出し映像にはもうほとんどレア感がないのですが(苦笑)、
今回マジでレアなのが蔵出しされました。基本的にコラージュでつぎつぎ流れてくるので映るのは一瞬ですが、
参考タイム(笑)と該当箇所の歌の歌詞を書いておきますので、現地で見逃さないように見てみてください。
超レア映像1) きっと言える PV:1分50秒くらい、♪黄昏せまる街並みや
超レア映像2) SURF & SNOW TOURのオープニング衣装の映像:2分30秒あたり、♪クリスマスの日わたしに言った
超レア映像3) 79年末にテレビ放送したDESITNYのビデオクリップ:2分30秒あたり、♪クリスマスの日わたしに言った
あとは初期のセルビデオ「ユーミン・ヒストリー」からもいくつか映像が使われており、是非これはリリースしてほしいですね。
● 11月08日 管理人
3D逗子マリーナですが、vol.14も作ってみました。vol.15も少しアップデートしています。
このステージセットは一番好きなセットですし、当時もなんて豪華なセットだろうと思いました。
トラスに降り下ろすようなライティングや、トラス上部の松明、レーザー光線、ダンサーもたくさん出演しており、
ユーミンもいろんなところから登場。本当に豪華絢爛なステージでした。
ステージがピンクブロックを向いていますが、vol.14までは、長らくここがセットの定位置でした。
この位置のせいで、vo.15に比べるとブルーブロックがだいぶんと右に降られており、客席数も少ないです。
写真を見ると、この時(97年)はスピーカーがまだラインアレイではなく、ポイントソースだったようですね。
この3Dモデルはセットはやはりテキトーで、照明装置や機材はありません、建築的な矛盾もめちゃめちゃありますが、
好きなセットと言う事でvol.15より少し凝って作っております。
作っている時にしばしば感じたのが、怖いということ。
高さは一番高いトラスを15mくらいにしているのですが、3階とかに立つと高くて、狭くてめちゃめちゃ怖いです。
このセット、実際の写真を見てもあまり手すりのようなものは見えないんですよね。
良くこんなところで走ったり踊ったりできるなと思います。しかもこの回は台風で雨風が強かったと記憶しています。
ダンサーがワイヤーで逆さに宙づりになって、みたいな演出もありました。
トラスの上部にちょこっと横棒を描いてますが、これがワイヤー装置です(・・・詳しい形状は分りませんでした)。
まさに、命懸け、よく事故なくやっているなぁと・・・気が遠くなります。
● 10月31日 管理人
文字ばかりの当サイトが贈るメタバース企画(と言うにはおこがましいですが)、逗子マリーナの3Dモデルを作ってみました。
本当は夏にやりたかったのですが、今になってしまいました。。。
逗子は実際に4回ほど行きましたが、記憶と照らしてみて結構本物っぽくできたのではないかと自画自賛しています。
もちろん、制作に使われた資料は無いので、正確な再現ではありません。当時、プレイガイドが配っていた座席図から起こしています。
(なので平面上の情報は大きくは違わないのですが、高さの情報はテキトーです。私が決めています。)
是非、味わっていただきたいのが逗子の会場の雰囲気です。
逗子は開場の時刻はまだ日が落ちておらず、人もまばらで、開けっ広げなステージと広大なウッド床の客席、
何よりドーンと広がる海を見て「逗子に来たぞー!!」と目いっぱい思うのが最初のイベントではないでしょうか。
是非、その感じを想い出して、あるいは逗子に行けなかった方は追体験して頂きたいのです。
是非、空からだけではなく、客席に降りて見てください(ちょっと操作に慣れが要りますが)。
また、リゾートとはいえ、基本的にはそう大きいわけでもない普通のプールにこんなに大きな客席を作ってしまう、とんでもない感じ、
(一番大きな”ブルーブロック”はかなりの高さもあり、リズムに合わせて揺れる少し怖いものでした)
またこれだけの客(約7,500人)が半島の一角に連日集まるので、いろんな面でかなり無理してきたイベントだったであろうし、
ある程度ラフな時代に徐々にエスカレートしてきたからこそ許された、・・・という感じがなんとなく伝わるのではないでしょうか。
ステージも作っていますが、これは本当にテキトーですから、ステージよりも会場の雰囲気を見て頂きたいです。
(ただ、白昼に見る裸のステージは意外とこんな感じかも・・・特にvol.15は初見こんな感じでした)。
今回は一番作りやすい資料があったvol.15を作りましたが、vol.14も作りたいなぁと思っています。
過去のステージ図面や客席図をお持ちの方、いらっしゃいましたらご一報ください。
(店頭でのオンライン発券をやっていたころは、意外とステージセット入りの座席表を配っていましたよね。Faxでガタガタの物でしたが)
ステージセットは闇やライトを纏って成立しているので、3Dモデルを作ってみると意外と詰まらないのですが、
逗子は特殊な会場なこともあって面白いなぁと思っています。座席図の変遷なんかも面白そうですけどね。
後は、もう少しプール周りも作ってみたいなぁと思っています。
今回、3DはSketchupを、WebビューアはSketchfabを使用しています。
< ユーミンファンに関わらず、3Dモデルの公開を検討されている方へ情報共有です。 >
2022年11月現在、Sketchfabは10MB以下のファイルであれば無料会員としてモデルの掲載が可能です。
今回のモデルは、Sketchup2007の.skp段階で11MB程度、これをGoogleEarth用の3Dデータ.kmzに書きだすと3MB程度に落ちます。
Sketchfabは.kmzに対応していますので、そのままアップできます。
Youtubeのガイドなどでは「Skechup to Sketchfab」というSketchup用のプラグインを使う事が案内されていますが、
これを使うと恐らくファイルサイズが大きくなり過ぎて、Sketchfabから弾かれてしまうようです(エラーが出ます)。
また、.3dsなどに書き出した場合は600MB近くになるため(.kmzとえらい違い)、Sketchfabの無料会員ではアップできなくなります。
後者はどうも小さなプロダクトを見ることを想定しているようで、こういった大きなフィールド向きでなく、
ちょっと操作がしにくいかもしれません。Google Earthの利用も検討しております。
別の話題で、「翳りゆく部屋」のシングルミックスについて情報を頂きました。
頂いたのは、アルファの「Yuming Singles 1972-1976」の後発型番にはアルバムミックスが入っているらしいという情報でしたが、
私が確認した限り、どの型番にもシングルミックス(ミックス時点での同一音源)が収録されているように思います。
既に該当ページに掲載済みの情報なこともあって、投稿文面の掲載は割愛させて頂きます。
投稿ありがとうございます。
● 10月26日 管理人
先日、WOWOWでPV集が放送されたこともあって、PVについて書いておきたいと思いこちらに作成しました(まだ途中ですが)。
リンク先にも触れていますが、PVはスタッフも出演するユーミンもけっこうな労力を使って作っていますが、
ほぼファンの目に触れない、だれが監督なのかも、ユーミン以外誰が出演しているのかもわからない、
新譜発売の時に少しだけ放送される、ファンには手の届かない非常に勿体ない逸品です。
最近はYoutubeで見ることができますが、90年代は本当にそうでした。
そんなわけで、あまり情報がないのですが、監督と内容以外のエピソードを表にまとめ、Youtube公式チャンネルへのリンクを張っています。
エピソードですが、カウガールツアーの特設ページで紹介されていた物や、フリーペーパーに載ったものから抜粋しています。
90年代は年に4,5回「VOICE」「EYES」といったユーミン専門のフリーペーパーが出ていたのですが、しばしばPV撮影レポートが載っていました。
PV制作は正隆さんの中で優先度が低いらしく、いつも発売直前にけっこう手の込んだ要求が降ってきて、
時間がないなか正隆さんの了承を得つつ、クルー、ロケ地、キャスト、衣裳、何より新譜の宣伝で忙しいユーミンの確保と肝心の撮影、
ドタバタでまぁまぁブラックに(笑)制作が進められるところが読んでいて面白いです。
これだけやっていて、ファンの目に触れるのはサビの十数秒とか。・・・なんてもったいない。
90年代はほぼ前嶋さんが撮られていますが、とにかくこの無茶苦茶をこなせちゃう優秀&パワフルな方なんでしょうね。
00年代に入り、ネットが浸透すると、これからはネットでという事でフリーペーパーの発行頻度はぐっと減ってしまいました。
ネットに書かれるようになったかと言えば、・・・こっちの頻度も減っていった感じで、PVの情報はほとんど得られなくなりました。
ユーミンサイドからは監督の名前すらほとんど情報が出ていないのですが、今回調べていると意外なところから入手できました。
日本のPV放送の元祖?スペースシャワーTVのミュージックビデオ検索。ここ15年くらいの作品にはほぼすべて監督名が記載されています。
いくつか歯抜けがありますので、もし情報を持ちの方がいらっしゃいましたら、是非お知らせください。
PVは正隆さんのお気に入り度と画質を考えると今後も発売されることはないのかなぁ・・・。
● 10月25日 木の実さん
ユーミンをよく聴きます。
1999年発売のオリジナルアルバム『FROZEN ROSES』がお気に入りで、
ふと思ったのですが、今まで発売されたベストアルバムには『FROZEN ROSES』から一曲も選ばれた曲がなく、
今回発売された『ユーミン万歳!』も『FROZEN ROSES』から選ばれませんでした。
一応、Lost highwayとspinner wheelは先行シングルで発売されていますが、
『FROZEN ROSES』はベストアルバムに選ばれた曲がないのでそれだけマイナーな曲しか入っていない印象が強いです。
10月26日 管理人
投稿ありがとうございます。
あまり気にしたことがなかったのですが「FROZEN ROSES」からは1曲も選ばれていないのですね。
ただベスト選曲と言う観点で「FROZEN ROSES」が特別かと言うと、私はそうでもない気がしています。
基本ベストは常連曲が選ばれるのが普通で、選曲されないアルバムがいくつかあるものだと思います。
ただ、ユーミンの場合は、四季ベストというベストとしては気まぐれ選曲(ベストではない切り口)なものを2作もやったので、
たまたま色んなアルバムからベストに選曲される形になっただけかと思います。
(切り口がちょっと変われば、FROZEN ROSESからも選ばれたかも、ということです。)
調べてませんが、四季ベストとか香港ベストを外せばベストに選曲されていないアルバムがいくつか出てくるのではないでしょうか?
こういうのはたった1度選曲されたことは情報としてそんなに意味は無くて、何度も選曲されていることが有意なのではないかというのが、
お話しいただいて、私が持った感想です。
でも確かに「FROZEN ROSES」は私の中でも特別な質感のあるアルバムですね。
どうも、ありがとうございます。
● 10月14日 管理人
「ユーミン万歳!」ひととおり情報を載せ終えたという感じです。→ユーミン万歳!アルバムページ ユーミン万歳!聴き比べてみた
ずっと「2022mix」という表記が気になっているのですが、直接これを説明した記事を教えてもらいました → キョードー西日本のサイト
(ページ中ほどの「ユーミン万歳!」2022 MIX について 制作担当より)。
マスタリング、ミックス、Atmos化など今回の一連の作業を「2022mix」と総称しているそうです。
オフィシャルとか、配信サイトにもこういった説明があるとよいなぁと思います。
今のところ、キョードー西日本のサイトにしかないってのが面白いですね(笑)
Dolby Atmosは環境がないながら気にいってこちらばかりを聴いています。
やはりヘッドホンで聴いていても頭が空く感じが聴いていて楽ですし、
かといって雑な音ではなく、クリアで定位がしっかりしてるのに、スカスカ感は無く、低域のグルーブ感もある。
昔ユーミンがBGMのように聴いてほしいというようなことを言ってた時期があったように思うのですが、
そういう点ですごくユーミンサウンドやそれとの向き合い方にもあっているのかもしれません。
Dolby AtmosではクラシックやJAZZも聴いていますが、こういったそもそも現実の音場再現を是とした音源にはぴったりで、すごくリアル。
一方、ユーミンをはじめとしたミックスを重ねて架空の音世界を創るようなスタジオ物の音楽をAtmosでどう創るかというのは、
まだまだ思考錯誤という感じがします。今までに全くないような発想の音作りも生まれるのではないかと楽しみなところです。
● 10月04日 管理人
「ユーミン万歳!」のページを作りました。リミックスの聴き比べは愉しみながらできましたが、やはり疲れました。
もし漏れや間違いがあれば知らせて頂けるとありがたいです。→ 聴き比べメモも作ってみました
Dolby Atmos ですが、ややこしくて、聴くまでに時間がかかりました。
これは、音楽に限らず、二者がサービス提供するときのあるあるのような気がしますが、
「Dolby Atmos音源も楽しんでください」と言いつつ、ユーミンサイドはインフラ側(AppleMusic側)の説明をしないし、
AppleMusic側も別段ユーミンファンに対してどうやってDolbyAtmosを聴くのかは説明しない。
その隙間でファンは困っているというような・・・。
ちょっと確かな情報がなく、今日の経験からなんとなくわかった事で恐縮ですが、情報共有します、、、
(間違いがあったらすみません)
@ Dolby Atomsはユーミンの場合はAppleMusicのみが対応、Amazon musicは対応していない
A AppleMusicでもサブスクのみの対応。「Call me back」でしか試していませんが、DL購入すると2chMIXが落ちてきます。
(これは私がCDと聴き比べての判断なので、もし違ったら申し訳ないです。)
いちお、Appleもここでらしき説明をしていますが、ユーミンファンがここを見るとは限らないです。
Atoms期待してアルバムごとDL購入してしまう方がいるのではないかと思います。なんというかやはり不親切だと思います。
B AppleMusicのサブスク契約をしたうえで、受信ハード側のAtmos受けいれ設定が必要。手順は上記リンクと同じところに載っています。
これをしないと、配信されるのはやはり2chMIX音源のようです。(これは2chMIXが配信されたとしても、後から設定すれば問題ないです)
C Bの設定をしてもDL音源がライブラリーに有るうちは、2chMIXで再生してしまうようです。
一旦、DL(購入)した音源をライブラリから削除しなければいけないようです。
(再度DL出来るので問題ないかとは思いますが、削除は自己判断でお願いします。)
D Atmos音源のローカルハードDLも出来るようですが、私は試していません。
(Apple Musicとローカルライブラリーを同期させるのが嫌なので・・・。)
Dolby Atmosで再生されている場合、コントローラのところにロゴが出ます。
出ていない場合は、2chMIXで再生されているかもしれません。
苦労して聴いたAtmos音源ですが、専用のイヤホンみたいなのを持っていないので、あんまり没入感は分りませんでした。。。
追記
発売日になりDolby Atmos版が全曲配信になりましたので聴いています。
私の環境のせいで没入感はいまいち分りにくいのですが、さすがに聴きなれた曲を聴き比べると各楽器や声の分離はよくわかります。
2chMIXはどうしても2chに押し込めないと行けないので埋もれる音が出て来ますが、Atmosの場合は、全球的にどこにでも配置できる。
もともと入ってる音でも、こんな音入ってたっけ?というような個所がちょくちょく出てきます。
ただそのぶん、音を重ねて厚みを持たせるのが難しそうで、下手するとスカスカになるのではないかと思います。
ライブハウスで置き場所に困ってた小道具大道具が、アリーナになったとたんどこにでも置けるけど、
重なることで見えてた迫力が物入り感がなくスカスカして見えるというような・・・、
Atomos用の音源を作るにはきっとそういう難しさがあるんだろうなと思います。
「ユーミン万歳!」はもちろんそんな酷いことは無いのですが、それでも私は低音をかなり足して聴いてます。
環境は2chヘッドホンですからAtmosのサーバ?から2chにMIXされた音源が配信されていると思うのですが、
やはりCDやDL版の2chMIXとは全く別MIXという感じですね。
● 09月24日 管理人
先ほどのリットーの「ユーミン万歳!」試聴イベントもなかなか面白かったです。→ Youtubeで公開されています。
今回の音源分類ですが、出演されていた正隆さん、GOさん、団野さんのお話を聴いてざっとまとめると下記のような感じがします。
@ そのまま(既存ミックスから変えていない)
A リミックス
B @+音源追加:(これがあるかははっきりしませんが)
C @の部分的音源差替え:@の音源をすべて使うが、プロセッシングで特定音を変化させる?
D アトモス用音源
(※ リマスタはもちろん全曲やってると思いますし、ハイレゾも違うとしてもこの段階の違いだと予想しています。)
これを当サイトなら、どう表記するかですが、@はいいとして、ABCは音源聴くだけでは区別が出来ないですし、
全部該当する曲もあるかもしれないので、全て「リミックス」扱い、
Dは今のところAppleMusicでしか配信されないので区別できる、@ABCとは別ミックス扱いというところでしょうか。
B はミックス後にやる追加ミックス的な解釈が出来ますが、これまでのユーミンにはあまりないケース。
「雪月花」のアルバム版のエンディングや「Miss BROADCAST」の19配信版の間奏などが該当するかなと思います。
C はペイントアプリで言うと赤色のところだけ青色に変えてくれ、CADで言うなら○を全て◎に変えてくれみたいなことでしょうか??、
これを音楽で出来てしまえるとしたら驚きです。ミックスまで戻らなくても@への処理で出来てしまうのでしょうか?
D は新しい形態ですが、少しアトモスを調べると、制作者が再現したい音配置が1つあるとして("X"とします)、
配信するハードによって配信音源を変えて出来るだけそのハードで"X"を再現できるようにするというもののようです。
これはどうやらAppleMusic用音源には全曲やってるようですね。
GOさんのお話によると、@ABC:2MIX音源を作った後、@ABCをベースにDを作ったようです(管理人はそう解釈しました)。
ひとつ、2chハードに配信されるDの音源と、@ABCが同じなのか?という疑問が生じますが、
恐らく今のところアトモス非対応の2chハードにアトモス音源が配信されるという事がなさそうなので、
自ずと D2ch配信音源 と @ABC:2MIX は別物になるのではないかと予想します。
こういうので面白いなと思うのは、テクノロジーや販売形態の変化によって、
当サイトで今まで使っていたフォーマットでは表現しきれなくなるということです。
また、新しく表記方法を考えないといけないなぁと思っています。
ところで、団野さんがされた「モノにして左右で聴いて、音源が違うなら左右に振れる」というのは、
素人の私が音源の聴き比べを行う時によくやる、無理繰り考え付いた方法です。
プロの方も同じようにされているというのは面白かったですね。
● 09月21日 管理人
先ほどのメタバースのイベントなかなか面白かったです。
自分の操作が不慣れで、なんだかネット始めたころや、ネットパーティーイン苗場の初期のころを思い出しました。
参加者がそわそわユーミンを待って、その間に少しずつコミュニケーションはじめる感じが懐かしかったです(笑)
苗場のネットイベントは特にYmodeになってから、参加者側がざわざわ居る感じがなくなってしまい、そこが残念だったので、
次回はこのシステムでやってほしいなと思いました。もうちょっと大勢入れるようになればもっと盛り上がるでしょう。
地味にありがたかったのは、「ユーミン万歳!」の試聴機があったこと!
● 09月17日 管理人
「ユーミン万歳!」発売まであと少しということで、ラジオで音源が流れ始めていますね。
リミックスもパッと聴いて違いが分りやすいのが多いようです。
ちょっとネタばれですが、少なくともこれはリミックスだなと思うのは、
「青いエアメイル」「ダンデライオン」「ボイジャー」「ノーサイド」「DOWNTOWN BOY」
「ダイアモンドダストが消えぬまに」「SWEET DREAMS」「リフレインが叫んでる」「WANDERERS」「ANNIVERSARY」
「情熱に届かない」「真夏の夜の夢」「Hello, my friend」
全体的にヴォーカルが立体的で際立ったミックスがされているようです。
ユーミンの場合、ヴォーカルを際立たせたミックスをするようになったのは比較的最近のことなので、
旧作もそれに合わせたような感じでしょうか?
CD店(もう電車に乗って行かないといけないくらい少なくなりましたが)では
どうやら17曲入りのSPCDがすでに配布されており、店内で流している店舗もあるようです。
当サイトらしいベスト発売記念企画?ということで、東芝EMIのカセットベストのページを作ってみました。
もともとあまり興味はなかったのですが、ちまちま情報を集めてるうちにほぼほぼ情報が揃ったのと、
新譜を含みながら組まれているという点で当時の現役アイテム感があり(ここが"アルファもの"と違う点)、
新譜のPRアイテムとして見た時にちょっと面白い、
それに完璧にアイテム企画・原盤管理してそうなユーミンにもレコード会社にこんな中途半端なものを出されていた時代が
あったという点でも面白いなというところで作ってみました。
それから「パール・ピアス」のCA32型番のプリエンファシスについて追加情報を頂きました。
こちら(下方に飛びます)に追記しておきました。リアクションが遅くなりすみません。
いつも、ありがとうございます。
● 06月09日 管理人
すこしずつ50周年に向けた企画が始まっているようで、いつの間にか50周年記念サイトがオープンしていました。
ラジオが絡む形でいくつか企画が動いており、リクエストベストの発売が予定されているようです。
リクエストということでベストオブベスト的な超王道ベストになるんでしょうかね?
ベストというとやはり当時の音源で収録してほしいものですが、ユーミンのように時代によってヴォーカルが大きく変わっている歌手の場合は、
そのヴォーカルの差がまちまちなのが気になるところです。
もし当時のオケ+同一時期ヴォーカル という組み合わせのベストを作れたら、それはアルバムとして統一感のあるベストになるのかもしれません。
ただ、こういった企画は音源を作る側がモチベーションを持てないでしょうから、ユーミン以外も含めほぼ存在しないと思うのですが、
一人超有名どころがこれに近い企画をやっています。
安室ちゃんの25周年ベストです。
オールタイムベストですが、52曲中36曲が新録音。この7割近くを占める36曲の新録が非常に奇妙で、
ほぼオリジナルと同じオケを作り直して、ベスト当時の安室ちゃんがほぼオリジナルと同じように歌い直しています。
つまり「今のアレンジで、今の安室ちゃんなりの表現で」というセルフカバー企画ではなく、オリジナル音源の再現を粛々とやったような企画です。
しかも新録音であることは公表されてはいるものの、特にプロモーショントピックとしては扱われていません。
真相はわかりませんが、恐らく、安室ちゃん側がこの36曲のオリジナル音源の使用権を持っておらず、借用することもできなかった、
でもオリジナル音源でオールタイムベストを届けたいというところから、そっくりな別音源を作るということになったのだと思います。
過去の焼き直しを36曲分やるというのは、スタッフも安室ちゃんも、ものすごい根気と根性だなぁと思いました。
ユーミンの50周年ベストがどんなものだったら面白いのかはなかなかアイディア浮かばないですが、
ラジオ絡みで始まっている?企画なので、何かFM番組のようなひとつの流れを持ったものだといいかなと思います。
達郎さんの「Come Along」とか、あるいは昔よくあったラジオドラマ風のものとか・・・。
● 04月02日 管理人
ツアーの第二期を見に行ってきましたが、パンフレットがアップデートされていました。
鮮やかなステージ写真がなんと8ページも追加されています! (ちなみに、文章の追加はありません)。
実は、ユーミンのパンフはほぼ毎回、ツアー中に秘かにアップデートされてるのですが、
サブスクサービスが当たり前になってくると、アップデートは無料じゃないのか?なんて発想も出てくるかもしれません。
とは言え、テンポラリーな企画で、しかもハードでサブスクやるのはなかなか難しいことです。
アップデート自体は有り難いことなので、これまでどおり売り切りなんだからそういうもんだと思うのがいいのかなと思います。
クレーム付ける人が出ると嫌なので、掲載を迷ったのですが、SNSなどでいずれ分ることですし、
コレクターにとっては、前もって知りたい情報でしょうから掲載することにしました。
ただし、公式なアナウンスは無いので、いつからアップデートされたのか、今買うと確実にアップデート版が手に入るのかはわかりません。
今回、感染対策なのか、会場にもパンフの見本が用意されていないので、購入判断は自己責任でお願いします。
ツアーパンフのアップデートって他のアーティストでもやってるんでしょうかね??
今回は、ステージ写真以外にもクレジットの追加も行われていて、カメラマンの学生さんと、スペシャルサンクスが追記されています。あとはスタジオ写真が"深海処理"されていたり。
すごくきめ細やかな仕事をされているなぁと思います。以前、T&Rのパンフでたった1カット写真の差替えがあって、すごい拘りだなぁと思った事があります。
● 03月27日 草間大紀さん
コンサートツアーの、「Yuming Express」の第2部の「グッド・ラック・アンド・グッドバイ」の後、最終日限定で「Corvett 1954」を来生たかおとのデュエットで歌われました。
03月28日 管理人
貴重な情報をありがとうございます。
もし、明確な情報ソースがありましたら教えて頂けないでしょうか?
実はすでに来生さんが出たという情報は、当サイトにも掲載しておりまして、
当サイトのソースは閲覧者の方に送っていただいた「エリー」という都内のイベントを中心に掲載したフリーペーパーみたいなものに載ったレポートです。
この誌面でわかる範囲は下記のとおりです。
・来生さんが出られたのが12/25公演だということ(この日は昼夜2回公演がありましたが、2回とも出たのか、12/23公演は出なかったのかは不明)
・弾語り4曲の後に来生さん登場、2曲オリジナルを歌った後、「コルベット1954」をデュエットしたこと
(来生さんのオリジナル曲と、この日のユーミンの弾語り曲が何だったのかは不明)
頂いた情報のうち、
・「最終日限定」だったこと
・「グッドラック〜」のあと「コルベット1945」だったこと
が、そのソースから明確に分かるようでしたら是非おしえてください。
来生さんがオリジナルを歌っているのであれば、恐らく当時はまだ作家としてしかヒット曲がなかったころだと思いますので、何を歌われたかも気になるところです。
このコンサートはほとんど情報が残っていなくて、FCが90年代後半に出した資料や03年の「地球音楽ライブラリー」に載った曲目はあるのですが、
そのソースが何なのか、いつの公演のものなのかが、よくわかっていません。
また誤字のご報告もありがとうございます。非常に助かります。
先日別の方からも誤字の報告を頂いてます。日本コロンビア→日本コロムビアなど。遅くなりましたが、ありがとうございました。
03月31日 草間大紀さん
以前の、「Yuming Express」の第2部の「グッド・ラック・アンド・グッドバイ」の後、最終日限定で「Corvett 1954」を来生たかおとのデュエットで歌われたという情報ですが、
情報源は、こちらです。↓
https://www.livefans.jp/groups/50740
04月01日 管理人
情報ありがとうございます。
実は、LiveFansやWikipediaはソースが不明確なのと、明らかに正しくない情報もあるので、情報源としてはほぼあてにしていないんです。
何か新しい情報があったとしても、それが正しいのかどうかこちらで判断がつかないからです。
また当サイトからのコピーも多く、間違いがそのままコピーされていたり、当サイトの情報が不正確に補完(歪曲といいますか)されていたりもします。
不正確な補完というのは、例えば最近ですと76年ツアーの曲目がWikipediaにコピーされてしまったのですが、当サイトにはそこまで明記していない曲の差替え情報が書いてあります。
これが別のソースがあってそうしているのか、当サイトの情報を勝手に「差替え」と読み誤ったのかがよくわからないのです。
(正直いいますと、頂いたLivefansの来生さんの情報も当サイトからコピーで、「最終日のみ」などは無根拠な補完ではないかと勘ぐっています)
当サイトでは出来るだけ当時のソースに触れて、不明なことは「不明だ」と記録し、「ぼやっ」とした情報は「ぼやっ」としたまま記録し、
こちらで補完・要約した場合はその旨を書くよう心がけたいと思っております。
ただ、いずれにせよ、情報提供は調べてみようと思うきっかけになりますので、大変有り難いことです。
今後ともよろしくお願いします。
● 03月05日 管理人
Luteさんより音源比較の続報をいただきました。 → こちら
● 01月30日 AKIRA MIYAOさん
初めまして。ユーミンさんのレア音源を色々調べているうちにあなた様のサイトにたどり着きました。
非常に細かなご研究をされていらっしゃるのを目にして、非常に感動しております。
色々とお調べになられるのは大変かと存じますが、これからも応援させて頂きたいと思います。
さて早速ですが、荒井由実『きっと言える』のCDシングル(アルファ/09A3-20)に収録されている「ひこうき雲」のミックス違い等について、私も実際に聴いてみました。
そこで釈迦に説法かも知れませんが、あなたさまのサイトに記述されていたこのヴァージョンの特徴にお役立て頂けそうな事柄にいくつか気付きましたのでメールさせて頂きます。
以下はひとまず私が所有している1973年の『きっと言える』
(エキスプレス/ETP-2905/ALFA We
belive in musicの記載入りジャケット/マトリクスNo.
SIDE A 1-S-3、SIDE B 1-S-2)に収録されている
「ひこうき雲」との聴き比べをしてみて気付いた感想です(※このテイク自体はアルバム『ひこうき雲』(エキスプレス/ETP-9083/いわゆる銀帯仕様の頃の盤)と同じでしょう。
アナログ、CD等のフォーマットの違いによる音質の差異を除きます)。
まずあなた様がお書きになられている様に、ミックスが違う上に定位も違い、全体的にハモンド・オルガンの音色が小さく、
ヴォーカルも殆ど同じと思いきや部分部分で若干の安定の不安定さやブレスのタイミングからなのかフレーズの頭が若干ずれている等の差異が確認出来ました。
それに加えて細かい箇所ですが、非常に重要なポイントがいくつか出て来ましたので文字に起こさせて頂きます。
以下、CDシングルに収録されたテイクについてです。
☆冒頭のドラムの入り方のバスドラが1音、抜けています。
→ イントロがピアノから入り続いてハモンドが入り、歌い出しの前でドラムがスネアとバス・ドラムのフィルが入りますが、
オリジナル盤はフィルが「タタ、ドッド、タ」と口で表せるフィルですが、CDシングルの方は「タタ、…ッド、タ」という形でバスドラが一拍抜けています。
☆全体的にドラムに深めなリヴァーブがかかっている
→ 実は私の職業がライヴ・ハウス経営と音響オペレーターなのですが、
こちらで準備出来る大きめのスピーカーでオリジナル音源、CDシングル音源を再生してチェックしてみたところ、
オリジナル音源に比べて特に歌い出し辺りのスネアの(特に高音成分の)リヴァーブが相当目立つな…という印象を受けました。
オリジナルのシングル・レコードに比べると他の楽器の音量が控え目になってるからという要因もあるにはあると思いますが、
オリジナルの音源のバックはあまり残響成分が前面に出ていなく、目の前で演奏されている様な感触の音像
(倍音成分がミュート等で抑えられた様な音色と言えばわかりますでしょうか?よく「デッドな音」と形容される音像です)と言えると思うのですが、
CDシングルVer.は特にドラムの残響が目立ち、ホールや広めのスペースでの演奏に近い音像と言えると思いました。
これは私の推測ですが、CDシングルの音源を基本的なテイクとして(特にバッキング)、若干の手直し(パートの部分部分の録り直し等)を行い、
最終的に全体的にイコライザーやコンプレッサーを用いて音量調節を行ったのでは無いでしょうか?
☆2コーラス目から登場するストリングス
→ これはハモンドの音量が相当控え目になってるので、ストリングスの音像が綺麗にハッキリと聴こえる様になっているから、と言えなくは無いですが、
オリジナル盤では左寄りだったストリングスが若干中心に寄った音像に聴こえます(が、これは再生機器の特性による可能性も否めません)。
☆ヴォーカル・テイクの差異について
→ パッと聴いた感じでは確かにオリジナル盤と同テイクでは?と勘違いしそうな程のクオリティですが(それだけユーミンさんの歌唱が安定してるという事でしょうね)、
凄くマニアックな指摘ですが、
★最後の「空に憧れて/空をかけていく」の辺り、「あの子の命は〜」の「あの」がほんの少しブレスが入るのか遅れる
★最後のハミング「フウ、ゥウ〜」がハモリのパートがかなり小さい(ミックスの差異とも言えますが…)
等の差異が確認されました(これ以外にもよく聴いたらヴォーカルの差異が確認出来ますが、言葉に表すのが難しいレヴェルです…)。
今現在気付いた比較的分かり易い差異はこの様な点でした。
差し出がましい内容ではございますが、もし何かのご参考にして頂けますと幸いです。
尚、このCDシングルと同じ1989年に限定リリースされたゴールドCDの『ひこうき雲』も入手出来ましたので、
もしまた何かしらの差異等が発見出来ましたら追って連絡差し上げたいと考えておりますので、今後とも宜しくお願い致します。
01月31日 管理人
非常に詳しい情報どうもありがとうございます。
こういう時代ですので、また聞き情報はいくらでも入手できるのですが、こういった実際に聴いていただいての情報は本当に貴重だと思います。
また音を聴ける環境が羨ましいです。
私も音響関連の仕事に関わっており、信号処理と聴感の知識はある程度あるのですが、
プロダクション(音源製作のプロセスやそれにおける機材のオペレーション、機能の演出的効果など)の知識・経験は全くなくて、
プロダクションとかオペの観点からも情報を頂けるのは本当に有難いです。
この別ミックスの「ひこうき雲」は本当に謎でして、、、
73年当時に作ってあったミックス済の別マスターを間違って差し替えてしまったんだろうくらいに思っていました。
ちなみに11年にNHKでなんと「ひこうき雲」マルチを分解して聴くという番組があったのですが、
その際、保管されているマルチにはヴォーカルトラックが3トラック収録されているということが紹介されています。
ちょうど最後のブレス遅れの部分を3トラック重ねたものが放送されていて、やはりオリジナルのテイクと別ミックスのテイクが両方残っていたように思います。
書いていただいた、部分的に録り直してわざわざ作ったのかも?というのは私にとっては新鮮な発想でした。
89年の純金盤は実はあの型番独自のリマスター音源なのですが(純金で音質がいいという触れ込みなので音源ごと変えたんでしょうね)、
その際にミックスからやり直すつもりがあったのかも?なんてことも考えられますね。
私が確認した範囲ですが純金盤は「ひこうき雲」1曲のみ、この別ミックスが使われています。
この辺は、今となっては知る由もないのですが、そのぶんいろいろ想像するのが楽しいのかもしれません。
聴いての感想ですが、文章にするのが難しいところをいろいろ解説していただきありがとうございます。
私がこの音源に気づいたきっかけの一つは、正に書いていただいている中にもあります、2コーラス目のストリングスの際立ちです。
ちょうど詞の内容もショッキングなところですが、この別ミックスはそこで一斉に楽器が引くんですよね。
ユーミンのヴォーカルもたどたどしいテイクにスイッチされていて、そこにストリングスが綺麗にすごく際立って入ってくる。
改めて聴くと、すごくドラマチックで演出めいたミックスだと思いました。
オリジナルはこのへんがちょっと単調というか、リズムが煩い、、まぁ私が70年代のデッドな音が少々苦手なので、そう思うのかもしれません。
また何かわかれば推測でも全然かまいませんので知らせてください。楽しみにしております。 ありがとうございます。
● 01月23日 管理人
コンサートで歌われた曲の集計ページを作ってみました。 → こちら
この曲はどのコンサートで?というところまでは作れていないのですが、それよりも統計的にどうなのかに興味があった感じです。
単純に集計したものも掲載していますが、選ばれる側の曲の気持ち?になると、
・ 新しい曲であればあるほど、多くのライバルの中から選ばれなければならない、古い曲は羨ましいなぁ
・ 自分が産まれる前のコンサートに選ばれることはない、古い曲は羨ましいなぁ
という感じかなと思い、曲の発売年と採用時期に合わせて古い曲がハンデを負うような重みをつけた指標も作ってみました。
今のところツアーの分しかありませんが、逗子や苗場もやってみようかなと思っています。
● 01月10日 Luteさん
ALCA-470とALCA-9036 (Yuming Singles 1972-1976)の有音部が一致した事の続きです。
比較したものはALCA-4xx,ALCA-90xx,ALCA-524xの計8タイトル21枚
結論は「先頭と末尾の位置ずれはあるものの、有音部は完全に一致」でした。
つまり、「主な復刻、再発リスト」の93年 5タイトルの記述
>以降、00年のリマスタリングまではこの音源が使われていると思われる。
を補強する結果になりました。
個人的に気にしているのはアルバム「天国のドア」です。
発売時期的にISRCは記述されていないのですが、
音楽権利情報検索によると2013年の限定版TYCT-69052にはISRCが記述されているらしいのです。
この限定版はレーベル面や帯は変えていても、元の版と基本的に同一と理解していたのですが、
オリジナルのTOCT-5900のどこかの段階かこの機会でISRC入りのマイナーチェンジを行った可能性があります。
01月16日 管理人
情報どうもありがとうございます。それから前回の掲載時お名前を間違っており申し訳ありません。
アルファ盤は種類が多く確認できずにおりましたので助かります。ちなみに波形の一致はどのように確認されていますでしょうか。
ISRCは私見ですが必ずしも番号の変更と音源の変更が一致しないような気がしています。
(番号も音源も、変わることもあれば、変わらないこともあるという感じです。)
13年TYCT盤は「パールピアス」「T&R」「U-miz」を持っていますが、波形は全てTOCT盤と一致しています。
SoundEngineの解析機能で最大音量、平均音量、位相しか見ておりませんが、何か変えたら数値が変わると思います。
なので「天国のドア」が変わってる可能性は低いのでは?と思いますが、
「DSLK」のようにCT32盤で少なくとも2種音源があるというケースもありますので、断定はできないですが・・・。
いすれにせよ、情報ありがとうございます。
03月04日 Luteさん
さらに調査を進めているところですが切りのいいところなので一報を。
まず、波形というかデータ自体はWaveCompareなどのバイナリ比較用のツールを使っています。
アルファ版から東芝EMI版に戻ったTOCT-10711〜TOCT-10714と
Yumi Arai 1972-1976のTOCT-25350〜TOCT-25353の比較では、
有音部はYumi Arai 1972-1976の方が4枚とも12サンプル(48バイト)長く、
それ以外は完全一致となりました。
天国のドア TOCT-5900のISRCの有無ですが、初期版はISRCなし。
途中のどの時期かは不明ですが少なくとも御殿場の工場がメモリーテックに渡され、
東芝EMIからEMIミュージック・ジャパンになった後の版(内周の記号はTOCT-5900 MT 465)にはISRCが入っています。
音声データは有音部完全一致であるため、サブチャネルのデータだけ更新したマイナーチェンジが行われたことになります。
03月05日 管理人
続報ありがとうございます。
荒井由実の00年版とBOXはやはり同じ音源なんですね。
「天国のドア」情報もありがとうございます。
データを直接比較できるのは便利ですね。
最近、早い時期に出るプロモ盤の音源を確認したいと思っているのですが、私もそのツールを使ってみようと思います。
それから「7 TRUTHES..」の型番間違いの訂正ありがとうございます。
2021年
● 12月06日 Luteさん
お久しぶりです。
以前ISRCを使った調査方法を報告したLuteです。
今回はYuming SINGLES 1972-1976のCD調査結果です。
現物をリッピングし、WAVファイルを直接比較したところ
先頭の無音部分を無視して開始時間を合わせると
32XA-137, 34A2-32がほぼ一致
ALCA-470, ALCA-9036が完全一致
となりました。
32XA-137と34A2-32は末尾でボリュームが絞り切れておらず、
サンプル値が0と-1の間で振動してしまっています(人の耳では聞こえないでしょう)。
この部分の終わり方の違いだけの差でした。
12月08日 管理人
お久しぶりです&情報ありがとうございます。
この「Yuming Singles 1972-1976」はあまりちゃんと調べたことがなかったので、今回触発されて私も初期の2盤を見てみました。
確かに 32XAと34XAはマスタリング含めてほぼ同じ音源のようですね。
意外なのは、オリジナルアルバムに関しては、32XAと34XAは別音源なんですね、
(ひこうき雲とミスリムしか見てませんが、34XAはリマスタされてます ついでに1曲目の「ひこうき雲」だけミックスが違う。こういうのは良くない・・・)
ところがこのシングルズはどうもほぼ同じというところです。32XAのときからプリエンファシスもなさそうですし。
後期の2盤(ALCA-)についてはリマスタされ、「あの日にかえりたい」だけがオリジナルミックスに差し替わっています。
というか、初期2盤がなぜかどっから持ってきた?みたいなオリジナルでないミックスで収録されてしまっています。
アルファ盤はいろいろ複雑な収録状況で、こういうのは本来マニアにとっては面白いところなのですが、
その複雑さが作業の雑さから来ている感じがして(これはただの偏見ですが)、私自身はそこまで興味もてずという感じです。
なのでそこを補っていただけるのは大変ありがたいです。
どうもありがとうございます。
● 10月08日 管理人
いよいよツアーが始まりました。今回はいつ第6波でツアーがストップするかわからないので、少し無理して横須賀2DAYSを観てきました。
(リモートワークが当たり前になったおかげでいちいち仕事を休まなくてもよいというのは有り難いことです。)
セットや衣装はシンプルでしたが、やれるかどうかわからない中での準備していたわけですから、あれで十分、
そのぶんユーミンのパフォーマンスが素晴らしく、「今やれることは、きっちりやる」といったようなポリシーを感じるもので、
あと何度か、行ける限りは行きたいと思っています。
何度か行くには、チケプラなかなか便利ですね。最初は面倒だと思っていましたが、トレード機能で発売済みのチケットが定価で簡単に取れるので
有り難いサービスですね。日が迫ると求める人が増えて難しいかもしれませんが、トレードに出せると思うと前もって取っておけますし。
ニーズ的にもテクノロジー的にも、もっと前からあっても良かったサービスですが、コロナの影響でようやく普及したもののひとつかもしれません。
それから、配布されるフェースシールドはちゃちいものですが、後々振り返って、コロナ禍でツアーやったんだなぁと思える碑的な?アイテムだと思います。
私は初日のは組み立て、2日目の分はそのまま保管しています。
当サイトでもツアーのページをオープンしています。曲目はネタばれに気を使って背景と同じ色で表示しております。
日程はコロナで変更もあるかもしれませんので、掲載しておりません。必ずオフィシャルサイトで確認してください。
話は変わりますが、ツアーが始まったあたりから当サイトの公演情報がウィキペディアに結構な量コピーされています。
当サイトはもともと管理人の著作にあたる個所は少ないので悪いことではないのですが、
些細ではあっても時間やお金をかけて調べたり、どう掲載するかを考えてやっていることなので、正直いやだなぁと思ってしまいます。
もちろんオフィシャルが出してるような情報はいいのですが、下記のような情報が転載されるのには抵抗があります。
・不確定な情報:当サイトでは情報提供のきっかけになればと思い「やってないかも?」みたいなニュアンスを付けて掲載していますが、
これを削いで転載してしまうと、確定情報のようになってしまいます。
・間違い情報:これは本当にすみません、、なのですが、過去まるまる転載されていました。
・管理人が恣意的に選んでいる情報:例えば公演名が明確に決まっておらず、複数タイトル的な物が出てきた場合、「当時っぽいなぁ」と思う方を選んだりしています。
こういうのもウィキに載せてしまうとあたかも公式にそういうタイトルだったかのようになってしまい申し訳ない。
・情報提供者の記憶や記録がソースになっているもの:最近掲載したものだと荒井由実ツアーの曲目など。これはなんだか提供者に申し訳ない。
こういった過去の情報は正直言うと、なんとでも書けてしまいますので、出来るだけソースには気を使いたいと思っておりますが、
そういった観点から、どういうソースなのかが分らない形で、ウィキのようなほぼパブリックなサイトに転載されてしまうのは遺憾ですし、
また、これはもう顕示欲的なものかもしれませんが、情報源としての存在意義を確保したいといったことから、
当サイトを継続するモチベーションにも関わりますので、当サイトの転載はもうご遠慮いただきたいところです。
こちらからは何ともしようがないところですが、どうぞお気づかいよろしくお願いいたします。
● 10月07日 管理人
掲載が遅くなりましたが、草間さんよりNaeba vol.10の曲名のミスをご指摘いただきました。
ああいう些細なミスは見つけにくく大変ありがたいです。これからもよろしくお願いします。
● 07月01日 管理人
大滝詠一さんの"ロンバケ"40th記念に出たステレオサウンドの「ロンバケ読本」を読みました。
面白かったのは、歴代ロンバケの「全フォーマット検証」。
本誌監修の湯浅氏とオーディオ評論家の和田氏がロンバケの歴代LP、CD、カセットテープ、更にMD、5.1chまでも、
ほぼ全て、15アイテム以上を聴いて、各再生音の魅力を語り合うという企画。
定性的に語るしかないので、両氏の音に対する言葉を熟知していない限りは、話されてる内容はあまりよくわからないのですが、
それでも音をとおして各マスターが作られた時代背景と大滝さんの想いを訪ねるという切り口は読んでいて興味深いです。
マスタリングエンジニアを迎えた技術サイドの記事には、各マスターの系譜や、マスタリングシステム図まで載ってるマニアぶり。
(ちなみに初期CD: 35D-1には同一型番内になんと収録レベルの違う3種の盤があるそうです。)
更に、この企画を補完するように、そもそものマスタリング作業や目的が何か、時代によってどう変遷したかが解説された記事も収録。
例えば、マスタリングの目的は3つあって、LP時代、CD初期、CD音質向上期、音圧競争期、アナログ回帰でそれぞれ何が重視されてきたか、といった具合。
ミックスと違い、素人にはなかなか分かりにくいマスタリングの作業や効果がコンパクトにまとめられており、少しわかったような気になれます。
ロンバケファン以外にもお奨めです。 → Amazon 楽天BOOKS
● 05月05日 管理人
N.M.さんより「MADE IN UK」について続報を頂きました。こちら
● 03月09日 管理人
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」見てきましたが、なんとクライマックスで「VOYAGER」が流れてきて本当にビックリしました。
ヴォーカルはユーミンではない本作用の完全オリジナルレコーディングでしたが、曲の雰囲気は大きく変えずという感じ。
何より使われたシーンが曲とぴったりで、生きた証を永遠に遺す為にあらゆる生物の情報を載せて地球外に逃がした方舟が、
再び一緒に生きるために地球に戻ってくるという謂わば「逆ボイジャー」なシーンに使われており、上手いなぁと思いました。
エヴァはこれまでも何度かクライマックスに突如ニューミュージック(笑)を流しており、
内容的にはマッチしていても、ちょっと世界観と合わなくて気持ち悪くあざとい感じも受けていたのですが、
今回のはユーミンファンとしては、やはり嬉しかったですね。
本作は、当初の予定から12年遅れの公開だそうで、エヴァ世代の私からすると、ようやく終わったか・・・という感慨があります。
● 02月13日 N.Mさん
こんにちは。初めて投稿させて頂きます。膨大な情報量に圧倒されつつ、楽しく拝見しております。
さて、本題なのですが、私の所持しているアルバム「REINCARNATION」(CA32-1140)の
ディスクの右側の「EXPRESS」のマークの下に「MADE
IN UK」と書かれています(本来そこには「MFD.BY TOSHIBA EMI LTD. IN JAPAN」と書かれているはず)。
マトリクス番号は「CA32-11401A6C TO SW」です。
青帯で消費税改定後の3008円盤で、トレイは黒です(中古で買ったのですが、ツメが3つあり、汚れもあるので当時の物と思われます)。
インターネットで探しても情報が見あたらなかったので、投稿させていただきました。よろしくお願い致します。
02月14日 管理人
いつも見て頂きありがとうございます。
謎の「MADE IN UK」ですね。私の持っている盤はやはり「MFD.BY...」でした。マトリクスは「1A9」です。
生産過程でのミスかなという気がしますが、「SW」という枝番が気になりますね。ある時期だけ国内工場が使えずUKで生産してたとかでしょうか?
私はマトリクスは全く詳しくないのですが、東芝EMIには超オタクを多数擁するビートルズがいるということで、そのうちマニアに訊いてみようかと思います。
あとは稀にですが、この時代はアジア向けのブートレグ(海賊盤)なんかがあったりして、それ臭い気もしますね。なぜか表記をちょっと変えたりしています。
当サイトのとりあえずの方針としては、正規盤のミスは掲載したい、ブートは掲載したくないという感じですが、今のところ何ともという感じですね。
これから注意して見るようにしてみます。たまたま持ってないとわからないような、大変貴重な情報をありがとうございました。
05月03日 N.Mさん
こんにちは。以前「REINCARNATION」のUK盤について投稿した者です。
どうも、SWという枝番はイギリスのEMIスウィンドン工場のもののようです。
また、「REINCARNATION」以外にも「流線形'80」「昨晩お会いしましょう」などでUK盤が確認できました(マトリクスは不明)。
また、税表記ありの青帯には、バーコードがあるものと無いものがありますが、私の所持している「紅雀」は、
「松任谷由実」という印刷の上にバーコードのシールが貼ってあるものでした。重箱の隅をつつくような情報ですが、気づいたので投稿させていただきます。
05月05日 管理人
続報、ありがとうございます。私の方でも画像検索で「流線形'80」「昨晩お会いしましょう」「DADIDA」を確認しました。
経緯はよくわかりませんが、複数タイトルにまたがり存在するようですね。 再発のページにも書きくわえておきます。
(予め断らせて頂きますが、音源の掲載はありません。)
前々からやってみたかったマスタリングの聴き比べをやってみました。マスタリングの違いはなかなか言葉で説明できないのですが、なかなか面白かったです。聴き比べをする場合、同じフレーズを聴かないと違いが分かりにくいのですが、かといって、ぶつっと切れて次の音源に切り替わってしまうと、元の音源がどうだったか忘れてしまう、ということで、シームレスに同じフレーズを繋げる個所を選んで各音源を繋いでみました。使用したのはアルバム「ひこうき雲」の「ベルベット・イースター」。アルバム「ひこうき雲」にはこれまでに恐らく7種類のマスタリングが存在しており、これを順番に繋いで聴きました(実は最初の35XA-盤を持っていないのですが、恐らく32XA-盤と同じではないかと予想しています)。ちなみに今回新たに知ったのですが、34A2-のゴールドCDはあの企画独自のリマスタリングがされていました。
わかりやすく数値で見れるアイテムとしては、音量があります。そこで収録されている最大音量と平均音量を比較してみました。対象はベルベット・イースターのフルコーラス分、使用したツールはSoundEngineの解析機能です。下図は最大音量と平均音量をグラフにしたものです。0dBが収録できる最大音量と考えてください。
32XA-121 1987 |
34A2-28 1989 |
ALCA-463 1993 |
TOCT-10711 2000 |
TOCT-29190 2013 |
18リマスタ 2018 |
19ハイレゾ 2019 |
|
最大音量 |
-4.32dB |
-0.00dB |
-1.20dB |
-0.09dB |
-0.42dB |
-0.11dB |
-0.31dB |
平均音量 |
-25.26dB |
-18.93dB |
-16.62dB |
-16.68dB |
-19.88dB |
-15.50dB |
-16.63dB |
差分 |
20.94dB |
18.93dB |
15.42dB |
16.59dB |
19.46dB |
15.39dB |
16.32dB |
だいぶ大雑把な解釈ですが、我々が感じる音量感は恐らくですが、平均音量にあらわれるのではないかと思います(最大音量をマークするのは一瞬のことで、これを直接、音の大きさとしては感じていないのではないかと思います)。中でも87年版の平均音量はかなり小さく、18リマスタ版と比べると実に10dBも差があります。実際に聴いた印象もかなり音量に乏しいと感じます。最大音量もあと4dB以上は詰めれるのですが、当時はこういう収録しかできなかったのかもしれません。(なお、87年版はプリエンファシス盤だったのですが、デエンファシスする手段がなく、本来再生されるべき波形は、最大音量がもっと小さい可能性もあります。)逆にいちばん平均音量が大きいのは18年のリマスタ配信音源。93年版以降は13年版を除いて、同じような平均音量です。ちなみに多くの人は2dB変わると音量が変わったと判断できるそうです。
次に、最大音量と平均音量の差を見てみると、大きいのは87年版と13年版の約20dB、小さい方は18リマスタを頭に93年版以降はだいたい同じくらいの15,16dBというところです。これは何dBが理想というものではないかもしれませんが、小さすぎると音量感はあっても不自然で窮屈、大きすぎると自然かもしれないけど音量感に乏しく騒音下では聴きづらく感じると思います。この違いが今も80年代に発売されたCDを探している方がいらっしゃる理由だと思います。仮に、素で録って20dBあるものだとすると、注目すべきは13年版でしょうね。たった2指標でみただけですが、他と比べてかなり異質で、87年版に近く、ナチュラル志向だったのかもしれません。また、ハイレゾは高ビットを活かしてもっとこの差を大きく収録しているのかと思ったのですが、そうでもないところが意外でした。
♪ そらがとってもひくい |
♪ ベルベットイースター きのうかったしろいぼうし はなでかざり |
一部のフレーズを繋いだ波形も出してみるとこんな感じです。左側は、最大-平均差が大きい13年版をベース(変更なし)として、ヴォーカルの音量に合わせて他の音源の音量感を合わせています。右側は13年版の最大音量を0dBまで持って行き、あとは左側と同じ方針で音量を調整しています。(ですから両方ともオリジナルの波形ではありません。また、87年版はデエンファシスできず高域強調のまま、19年版は16bit/44.1kHzに変換しています)。左側は曲中の音量が大きいあたりですが、よく見ると、少しですが上のグラフとのリンクが垣間見れます。例えば18年版はけっこうピークが叩かれ、平均とのさが比較的小さい印象ですが、13年版は自然に残しているような(・・・このスケールで見れる限界はありますが)。右側はもともと音量がそんなに大きくなく、坦々と演奏されているあたりで、波形上の違いはあまり見れないかもしれません。
肝心の音なんですが、本当は音源載せて、耳の肥えた方からの感想をいろいろ伺ってみたいところですが・・・。私が聴くところそれぞれ違うんですが、どう違うかを言葉で説明するのは難しいですね。もちろん音量の違いだけでは説明しきれません。13年版は波形からの先入観もあるかもしれませんが、声を張り上げるところの迫ってくる感じや伸び感は大きく感じます。18年版、19年版は同じ時期の制作ですが、受ける印象、とくにヴォーカルの印象がまったく違って、18年版はエッジの効いた感じ、19年版はソフトな印象でしょうか。音質の違いはそれぞれの個性という感じで、音量さえそろえてしまえば、古い音源だから極端に悪いということはないように感じました。
● 01月09日 管理人
本年もよろしくお願いします。ゆるくしつこく更新して行こうと思います。軽々しく言えない状況になっていますが、アルバムに続くコンサートに行けるとよいなと思っています。
本サイト絡みで最近、ちょっと面倒だなと思う事が作詞作曲「YUMING」という表記。45周年ベストから歌詞カードで使われだして、正隆さんの著書で一緒に暮らしているとどちらが作ったかわからない詞やメロディが結構あるとのことなので的確な表現だとは思います。ただ面倒なのは最近の曲のJASRACの登録情報に「YUMING」と「松任谷由実」が混在しだしたということです。アルバム「深海の街」ですと、「深海の街」「雪の道しるべ」「知らないどうし」「あなたと私と」「散りてなお」「Good! Morning」は松任谷由実、それ以外はYUMINGです。アルバム「宇宙図書館」は「気づかず過ぎた初恋」「残火」「Smile for me」「GRAY」は松任谷由実、それ以外はYUMINGです。マニアの方はすぐ気付くと思うのですが、シングルやタイアップで先に登録された曲が松任谷由実、アルバム発売後に新たに登録された曲がYUMINGになってるようです。すごく意味のある使い分けがなされてるなら面白いのですが、なんとなく「先行登録分をYUMINGにしておくの忘れちゃった」「アルバム発売時にYUMINGで申請したけど既存のものは上書きはされない」的な成り行きの結果という感じがしてしまって(どういう手順や基準で登録されているかは私は知りませんが)、本サイトでもJASRACどうりに書き分けたとして、こういうわざわざ情報として明示するにもかかわらず、その情報にさほど「実」がないというのはなんとも詰まらないところがあります。いっそ全てYUMING作詞作曲にしてもよいのですが、「GREY」を今更YUMINGにするのも違う気がしますし。いろいろ細かい情報を書くと、e-onkyoは全曲「松任谷由実」、「散りてなお」は手嶌さんのシングルでは作詞作曲:松任谷由実ですが、JASRACの情報では作詞:松任谷由実、作曲:松任谷由実、松任谷正隆、「離れる日が来るなんて」はJASRACに先行登録されていてもともと「松任谷由実」だったような気がするのですが、今は「YUMING」に変更されています。
2020年
● 12月06日 管理人
「深海の街」関連の更新を一通り終えました。アルバムの感想を書くところは設けていないのでここに書きますが、今回ヴォーカルがすごく良いです。もはやサラッと聴けるヴォーカルではないことは誰の耳にも... という感じだとは思いますが、逆にそれを心して聴くような、ユーミンのキャリアや信念、今作のテーマが畳み込まれた重く強いヴォーカルです。ボイトレもされたそうで、昔のように出ないなら、出る部分をどう出すか、エンジニア側もどう聴かすか、本作を表現するために最善が尽くされた結果、耳に心に突き刺さるような音作りになっていると思います。
ところで、アルバム発売に伴い、昨年より販売中のシングル「深海の街」の音源もアルバムと同じものに差し替わったようですが、両者はミックスが違うのですか?という質問をいただきました。私が聴き比べた範囲にはなりますが、出だしのフェードインのタイミングが違うだけで、ミックスは同じではないかと思います(もちろんアルバム用にマスタリングはしているので、なんらか全体的な差異はあるのかもしれませんが。)時間波形も見てみました。左が1秒スケールのイントロの波形、タイミングは違いますが形状は同じに見えます。右はサビのあたりのタイミングをほぼ揃えた1/100秒スケールの波形です。こちらも上下ともほぼ同じに見えます。
今後、こういう差替えパターンは増えるでしょうね。制作側はより良いものに差し替えていきたいでしょうし、プラットフォーム側は出来るだけ音源データは少なくしてほしいでしょうし。そう思うとOTOTOYのWAVをダウンロードさせてくれるサービスはなかなか有り難いです。
珍しく連投です。先日「深海の街」のプロモーション具合を見に大型店に行ってきましたが、手書きの告知があったくらいでこれと言って何もなかったという感じでした。時代的にも、ユーミンのキャリア的にも、もう店頭で、ハード宣材で、という感じではないのかもしれませんが、少々寂しかったですね。
ただ、当サイト的な新たな発見があって、なんとTOCTの「ひこうき雲」のユニバーサル帯のものが並んでいました(「ひこうき雲」はときどきオリコンチャート300位内に入って来てるようなので、他のよりも早く在庫がはけたのか?)。帯のデザイン自体は以前と同じですが、背中のエキスプレスマークがユニバーサルマークになっています。取り出して驚いたのがジャケット!!ちょっと蛍光色になっており、素材のシボの感じがなんだか安っぽくなってしまっているのです。ジャケ変と言ってもいいんじゃないかというくらいの違いがあります。手を抜いた感じはないのですが・・・下手な人がやった感じでしょうか(笑) とにかく色味が黄色く、シボのスケールが大きすぎる、ついでに彫が深くて溝が黒いので紙が薄く安っぽく見えるのです。
上:ユニバーサル帯 右下:新ジャケット・・・黄色くて派手
「ひこうき雲」のジャケットは正にジャケットの善し悪しが図案だけの問題ではないことを身を持って示しており、あのLPの大きさや紙質をもってして初めてああであることがわかるというところがあります。ですからCDサイズでの再現が難しいのですが、アルファ時代は今見ると酷いもんです。98年の紙ジャケでけっこう頑張ったなという感じになって、00年の東芝EMI復帰の際、これまでで一番良い再現具合になったのですが、今回後退してしまった感じです。今から買う人はあれを買うのかと思うと少し残念です。
しかし、長くマニアをやっていると、もう別に見るものは何もないんだけどなぁと思って店頭の旧譜を見るのですが、「まだあるんかい!」という感じで新しい発見があるところが面白いですね。出だしからジャケットにケチがついた「ひこうき雲」ですが、あれから40云年、また曰くつきジャケットの登場という感じが面白すぎて、思わずこのダメジャケ?の「ひこうき雲」を買ってしまいました(笑)
● 11月23日 管理人
ネット上でCA32-1139の「パールピアス」のうち、¥3,200で売っていたものには、音がクリアな録音のものがあるという情報を見ました。
私は¥3,200盤を持っていないのでこの真偽は不明なのですが(わかる方いらっしゃいましたら教えてください)、
ひとつ「これかな?」と思うことがあり調べてみました。それは「プリエンファシス」です。
CA32盤にはプリエンファシスがかかっており、何らかの原因でデエンファシスできなかった音を「クリアだ」と感じられたのではないかということです。
調べてみると、その「何らかの原因」になりそうなものが見つかりました。
プリエンファシスとは 初めて知る方のための、かなり簡素な説明です。詳しい方はご容赦ください。
詳しい事情は知りませんが、CDが出始めたころはA/D過程に質的な課題があり、Aのようにどうしても音源の高音域に大きくノイズが残ってしまう問題があったようです。
高音域に残るノイズはサーっという目立つ音として再生されます。
これをなんとか@のようにするための工夫として、Bのようにわざと高音を大きく録音しておき、再生時にプレーヤー側でCのように高音を元に戻すという方法が考えられました。
Bの処置がプリエンファシス、Cの処置がデエンファシスです。Bのようにわざと高音を大きくした音はパッと聴きクリアですが、低音に乏しく異様にシャキシャキした音に聴こえます。
また高音を大きく録音したとはいえ、無音の時はサーっというノイズが目立って聴こえます。
Bのプリエンファシス処置が行われたCDにはフラグ情報があり、プレーヤー側はこれをCDから読み取りCデエンファシスを行います。
逆にフラグがなければ、Cは行われず、録音された音がそのまま再生されます。
CDやその再生機は規格内でこの仕組みを持つことが義務付けられているようで、ユーザーはCD規格に則った再生機で再生する限りにおいては、
そのCDがプリエンファシスされているかどうかを一切気にする必要はありません。普通はプリエンファシスかどうかで再生音質に大きな差は生まれないはずです。
また80年代後半にAの問題は技術的解決に至ったようで、この機能はほぼ使われなくなったようです。
たまたまCA32-1139を2枚持っていたので(ちなみに両方とも¥3,008円盤です)Exact Audio Copyというソフトで調べてみると、
一方はプリエンファシスあり、もう一方はプリエンファシスなしでした。
マトリクス番号でみると下記の通り
A) CA32-1139 1A5C : プリエンファシスなし(フラグ情報なし)
B) CA32-1139 3A2 : プリエンファシスあり(フラグ情報あり)
ちなみに先代型番のCA35-1001は
C) CA35-1001 61 : プリエンファシスなし(フラグ情報なし)※ 実はありでした 下記12/17のコメント参照
D) CA35-1001 5A1 : プリエンファシスなし(フラグ情報なし)※ 実はありでした 下記12/17のコメント参照
CA32-1139は同一型番内でプリエンファシスありとなしが混在していたのです。
ここからが問題ですが、プリエンファシスをなしにしている理由があるとすれば、
@ の理想の録音が実現できたから:再生音は高低バランスがよく、高音ノイズも聞こえない
A の問題があるが放置:再生音は高低バランスがよいが、サーっとした高音ノイズが目立つ
B プリエンファシスしたが、フラグを付け忘れた:再生音は高域過多で高音ノイズが目立つ
ということが考えられます。
そこでA)B)をiTunesでAACにしてイヤホンで聴き比べてみました。ネット上の情報によるとiTunesはCデエンファシス機能があるようです。
結果は
A) 高音過多でサーっとノイズが聞こえる
B) 普通の音:高音低音が良いバランスで、サーっというノイズが聴こえない
ちなみにCA35-1001のほうは
C) 高音過多でサーっとノイズが聞こえる
D) 高音過多でサーっとノイズが聞こえる
のように音質に差が現れてしまいました。しかもプリエンファシスなしがありに比べ高音過多でした。
ここからは上記に基づく推測ですが、恐らく生産の順序は C)→D)→A)→B) であり、実はすべてBプリエンファシス処置がされていたにもかかわらず、
C) D) A) にはフラグを付け忘れていたためCデエンファシスされず、高音過多・サーっというノイズありの音で再生された。
B)になってようやくちゃんとフラグを付けたため、B)はまともな音で再生されたのではないか?と考えています。
ちなみに所持している他のタイトルのCA32-型番もいくつかチェックしましたが、プリエンファシスなし、
音質は比較対象がないのですが、99年盤と大きくは変わらない高低バランスでした。
ですからCA32盤では「パールピアス」にだけ当てはまる話なのではないかな?と思っております。
プリエンファシスのありなしはExact Audio Copyなどのフリーソフトで簡単に調べる事が出来ます。CDを入れるだけです。
また、高音過多による音の違いは、ここのところのハイレゾとかリマスタリングによる違いとは程度の違う、もっとわかりやすい違いです。
ご興味ある方はお手持ちのものを調べて頂き、もし何か新たなことが分かりましたら是非教えてください。
12月17日 管理人
閲覧者の方から関連情報を頂きました。参考にさせて頂き調べたところ、
実はプリエンファシスのフラグは2種類あって、ひとつはTOCに、もうひとつはサブコードに書かれているそうですが、
上記で使用したExact Audio Copy (以下EAC) やiTunesではTOC側に書かれたものしか検知できないのではないかとのこと。
→ わりと大きな問題だと思いますが、一部のプリエンファシス盤はiTunesでは正しく再生できないということです。
2種類とも検出できるというCD Manipulator (以下CDM)というソフトをご紹介いただき、これで全セクタを調べると
A) CA32-1139 1A5C: フラグなお検出されず
C)D) CA35-1001: 2枚ともプリエンファシスのフラグを検出
という結果になりました。C)D)はプリエンファシス処理されており、フラグもちゃんと付けられていますが、例えばiTunesでは正常に再生されません。
一方、A)はプリエンファシス音質なのにフラグが全く見つからず、やはりフラグのつけ忘れではないかと思っています。
ちなみに追加情報も入れて見解をまとめますと、下表のようになるのではないかと思います。
型番・マトリクス |
iTunesで作った AACの再生音質 |
BDプレーヤーでの 再生音質 |
フラグ検出 |
見 解 |
CA35-1001 61 |
異常 |
正常 |
EAC:なし CDM:あり |
プリエンファシス盤 |
CA35-1001 5A1 |
異常 |
正常 |
EAC:なし CDM:あり |
プリエンファシス盤 |
CA32-1139 1A4C 2022.9.17追記 |
(未確認,提供情報) |
(未確認,提供情報) |
EAC:なし CDM:なし |
プリエンファシス盤 フラグ入れ忘れ? |
CA32-1139 1A5C |
異常 |
異常 |
EAC:なし CDM:なし |
プリエンファシス盤 フラグ入れ忘れ? |
CA32-1139 1A8 |
(未確認,提供情報) |
(未確認,提供情報) |
EAC:なし CDM:あり |
プリエンファシス盤 |
CA32-1139 3A2 |
正常 |
正常 |
EAC:あり CDM:あり |
プリエンファシス盤 |
CA32-1132 2B1 流線形'80初期盤 |
正常 ※ただし比較対象なし |
正常 |
EAC:なし CDM:なし |
ノン-プリエンファシス盤 |
・・・気がつけば家にはまともなCDプレーヤーが1台もない
なお、いちばん下の「流線形'80」はレーベルに「MANATSU NO SURFER」(笑)という誤記がある初期盤です。
ここから想像ですが、これがプリエンファシスなしなので、やはりCA32盤は全作プリエンファシスなしでいくつもりだった、
ところがパールピアスのみプリエンファシスの先代マスターがあったため流用し、フラグ入れ忘れ状態になってしまった、
・・・なんて思っております。
フラグ入れ忘れと思われる1A5C[左] と フラグが入っている3A2[右] のデータ比較です。推測にはなりますが、プリエンファシスの影響を見てみます。
まず最大音量ですが[左]は高域強調した分、0dB ぎりぎりまでデータが入っていると思われます。[右]は高域を戻したため -2〜-3dB に抑えられています。
平均音量はここまで差がありませんが、これは高域が平均音量に関わる割合が少ないためだと思われます。
いちばん下の図は同じ演奏あたり(その上の時間波形の黒い部分で示したごく短い時間です)周波数領域表示です。
[左] は4kHz以上の高域が強めであり、[右] は高域が戻され小さくなっている状態が表れているのではないでしょうか。
● 11月12日 管理人
閲覧者の方から下記の公演記録の誤記指摘をいただきました。結構な量、ご確認頂いたようで相当な労力だったと思います、本当にありがとうございます。
また、長期間誤記を掲載しており申し訳ございません。今回頂いた情報に基づく修正個所を一覧にしておきます。
公演名 |
内容 |
該当ページ |
修正根拠 |
さよなら独身時代 |
10/20を10/22と記載していた |
公演一覧 |
FC会報、半券で確認 |
NHKフォークフェスティバル |
8/19を8/27と記載していた |
公演記録詳細 |
告知チラシで確認 |
苗場 vol.1 |
3/11,12を3/1,2と記載していた |
公演一覧 |
告知で確認 |
アラームアラモードツアー |
2/9 宇都宮公演の記載漏れ |
ツアーのページ、公演一覧 |
ツアーパンフで確認 |
クリスマスクルーズ vol.6 |
12/17,18を12/19,20と記載していた |
公演一覧 |
告知で確認 |
ドーンパープルツアー |
12/28熊本公演が記載されていなかった |
ドーンパープルツアーのページ |
ツアーパンフで確認 |
T&Rツアー |
5月東京公演の日程を6月と記載していた |
T&Rツアーページ、公演一覧 |
ツアーパンフで確認 |
U-liveツアー |
1/24-26 福岡公演をの日程を1/22-24と記載していた |
U-liveツアーのページ、公演一覧 |
ツアーパンフで確認 |
〃 |
5/25-26 仙台公演の記載漏れ |
〃 |
ツアーパンフで確認 |
Naeba vol.19 |
日程間違い |
Naeba vol.19のページ |
公演案内などで確認 |
シャングリラ |
7/29大阪公演の記載漏れ |
シャングリラのページ、公演一覧 |
ツアーパンフで確認 |
acacia香港 |
5/10公演を5/5と記載 |
acaciaツアーのページ |
公演案内とチケットで確認 |
シャングリラII |
8/21広島公演の記載漏れ |
公演一覧 |
ツアーパンフで確認 |
Naeba vol.24 |
2/27公演を2/26と記載していた |
公演一覧 |
告知で確認 |
Naeba vol.25 |
日程間違い |
Naeba vol.25のページ |
公演案内で確認 |
ツアー2006 |
5/27-28の大阪公演を5/28-29と記載 |
ツアー2006のページ、公演一覧 |
ツアーパンフで確認 |
TRANSITツアー |
7/3名古屋公演の記載漏れ |
TRANSITツアーのページ、公演一覧 |
ツアーパンフで確認 |
〃 |
9/2大津公演を9/1と記載 |
〃 |
〃 |
〃 |
9/11-12横浜公演を9/22-23と記載 |
〃 |
追加公演案内などで確認 |
Naeba vol.30 |
2/10公演記載漏れ |
Naeba vol.30のページ |
公演案内で確認 |
Road Show ツアー |
6/4,8/18-19大阪公演の記載漏れ、8/17公演の誤記載 |
Road Show ツアー、公演一覧 |
ツアーパンフで確認 |
〃 |
10/6宮崎公演、10/8大分公演の誤記載 |
公演一覧 |
〃 |
Naeba vol.34 |
全日程が誤記 |
公演一覧 |
告知で確認 |
また、一部確認しただけですが、当サイトを参考にしたと思われるWikipediaやLive Fansなどにも同様の誤記があります。
もちろん、すみませんということもあるのですが、こういうこともありますので、出来るだけ確認なしの単純なコピペは避けて頂きたいというのが正直なところです。
特にLiveFansのほうは(これら誤記に関係ない範囲にも話がおよんでしまいますが)実際に行かれた方が情報を投稿し、それを閲覧できるという大きな価値があるのですが、
大量のコピー情報により、リアルの投稿にアクセスしづらいというデメリット産んでいます。
もうひとつ不味いのは、ツアーの全公演に同じセットリストがコピーされてしまっているところです。
これも私が知る範囲ですら該当しない公演があることや、実際にどうだったかはリアルな体験による投稿で埋めていってほしいところですが、コピー情報が邪魔してしまっているように思えます。
悪気はないのかもしれませんが、LiveFansの提供価値を棄損してしまっているようにも思います。
ただ、私もこういうサイトをやっていますので何かしら情報で埋めたいという気持ちはわからないではないですし、投稿の受け皿になるという点では意義もあるのかなとも思います。
みなさま、今後とも、誤記情報や追加情報がございましたら、お知らせをお願いします。
11月20日 管理人
更に数件、訂正情報を頂きまして、どうもありがとうございます。公演情報分は早急に直し上表に追記しました。他の情報についてはおいおい修正してゆきます。
頂いた中から、ひとつ興味深かったのは「9月の"蝉"しぐれ」は"虫單"という字が正しいのではないかというご指摘から「蝉」という字がなかなかビミョーな存在であるということがわかったことです。これは「蝉」がJIS漢字コードに登録されており、「虫單」のほうが環境依存文字だという理由(環境によっては表示されなかったり、デザイン上の再現性が低かったりする)から「蝉」のほうを採用していますが、実は「蝉」という字は正しくは存在しないようです。かつて單→単へ変わった時、これを旁にもつ字も同様に変えられたのですが、[虫單]は当用漢字から外されており、その対象に入らなかったとのこと。それにもかかわらず、「蝉」がJIS登録されてしまっているようです。以上の経緯から「蝉」は[虫單]のPC上での表現と解釈してよいのではないかと思っています。ユーミンのアイテムなんかにも成りゆきで出来たビミョーなものがありますが、文字にもそういったものがあって面白いですね。
● 5月18日 けいさん
ハイファイセットのユーミン作品を調べていたのですが、ユーミン本人と競作みたいになっているものが多くて驚きました。
1979年の「最後の春休み」「緑の町に舞い降りて」「DESTINY」はユーミンとリリースは数日違いですし、
「最後の春休み」にいたってはユーミンより数日早いので、ユーミンからの提供曲に入れないといけないのではないのでしょうか?
ちなみに、「霧雨で見えない」も麗美とハイファイセットに同時に提供してて、たまたま麗美のリリースが早かった、って感じみたいです。
管理人 5月18日 >>
けいさん、なかなか興味深いお話をありがとうございます。
これはなんというか、悩ましい話で、提供曲となっていても/いなくてもユーミン版と同時進行のはけっこうあるんでしょうね。
提供曲かどうかの視点としてはたぶん2つあって機械的に「どっちが先に出したか」というのと、表現が難しいですが「企画としてその歌手のための作品だったのか」というところでしょうか。例えば原田知世さんの「時をかける少女」なんかは、ユーミン版も同時期に作ってたんでしょうけど、明らかに彼女のための企画です。逆は何かあったかなぁ?オファーは来たけど書き下ろす余裕はなくて、アルバム用の新作から選んでもらったというような、、「悲しいほどお天気」の曲はちょっとそれ臭い気もします。制作期間が短く、ツアーもやってたので。提供曲リストが最初に出たのは私が知る限りでは86年の「アラーム〜」のツアーパンフ、次いで93年の月カド、96年の「レコードコレクターズ」で、「レコードコレクターズ」は編曲者や初出の収録アイテムまで載っていました。そこでは例えばほぼ同時期にリリースされた「卒業写真」や「夕闇をひとり」、ユーミンが先に出してる「雪だより」は提供曲で、「最後の春休み」「DESTINY」などは未掲載。「レコードコレクターズ」はユーミンに限らず資料系も熱心にやってましたし、もちろん業界にも繋がっているので、ある程度、そういう企画背景が加味されたものかと思い、なんとなくそれを参考にしていたという感じです。
ただ、考えてもわからないのと、当サイトも明確に定義を持たせてませんし、もうユーミンご本人もあいまいだろうというので・・・せっかく頂いたことですし書き変えてみました。それから改めてハイファイ版の「最後の春休み」を聴きましたが、微妙にメロディーと歌詞の一部が違うんですね(「あなたの机」が「あなたの席で」になってます)。これは途中で企画がユーミンと分かれて進行したからでしょうし、もちろんアルバム製作にはそれなりに時間がかかるので、事前に提供されていたということでしょうね。「霧雨で見えない」も潤子さんがステージで「久しぶりに書いてもらった」というようなことを仰っていたようです。
私はあまりカバーに興味がなく、ハイファイセットの松任谷作品は聴き流していたのですが、提供作品だと思うとなんだか違うように、活き活きと聴こえてきました(笑)。編曲が瀬尾さんというのもすごく面白いところですね(「最後の春休み」は新川さん、「霧雨で見えない」は井上鑑さんでした)。
どうもありがとうございます。
● 5月15日 管理人
ここは久しぶりの書き込みになりましたが、皆さん言われているようにとんでもない2020年になってしまいましたね。
家にいる時間も増えたということでせっかくなので前からやってしまいたかった全作品のページを作りこんでみました。
年順はだいぶん前に作ってますが、見どころはやはり結婚後から80年代中盤あたりまでの圧倒的な作品数ですね。
年に2枚オリジナル作って、ツアーも2本して、その中でですから本当にすごいです。
作家順が一番やりたかったのですが、やはり意外な作家さんのと組み合わされていて面白いですね。
いちばん意外だったのが喜多条忠さん。「神田川」とか「赤ちょうちん」のせいかもしれませんがユーミンとは遠い世界というイメージだったので。
それからダカーポの「空からこぼれたStory」というずっと好きな曲があるのですが、作曲の佐藤健さんとも共作があるのは嬉しい驚きでした。
あとは呉田軽穂作詞作曲が実は7曲しかないというのもこれ作るまで知りませんでしたね。
最後これは面倒だったのですが、歌手順。これはFacesの特典などにも載ったので、目新しさはないのですが、
気になるとしたら、ちゃんと発売されたものの中でどれがレアか?ということですね。
実は昨今の再発ブームでほとんど入手しやすくなっています。こんなとこまで!?と驚きだったのは15年に7"で再発されたの堀江マミさんのシングルでしょうか。
そんな中、今も一番レアなのは霜和夫さんの「逢いたい気持ち」でしょうね、ユーミンが作詞も作曲もしてるだけに貴重な感じがします。
当時もほとんど出なかったのではないでしょうか、私もキレイな音源でほしい1曲です。
あとはけっこう名前は知られているのになかなか再発にならないのが、川崎龍介さんの「サマーブリーズ」、シモンズの「水の影」、萩尾みどりさんの「大連慕情」など。
長く歌われていない方のシングル物は再発企画に入ってこないんでしょうね(これら一度もCDになってない?)。
意外とここが難しいというのが00年以降のそんなに売れてない(笑)提供曲でしょうか。
70年代80年代のような皆がいろいろ聞いた時代とは違い、この時代の売れてない曲は振り返られることがあまりないでしょうから、
一度廃盤になったら最後、オムニバスの再発企画にすら取り上げられることはないのかなと思います。
海外勢やミュージシャンのアルバムに提供したようなのもレアといえばレアですね。
最後にこれは情報募集させて頂きたいのですが、カルピスウォーターのCMの「白いKiss」。結構CM打ってましたので憶えていらっしゃる方も多いと思います。
マイカプロジェクトで熊谷幸子さんがやったってのは知っていたのですが、最近になって初めてフル音源があってしかもユーミンが歌ってるらしいというのを知りました。
この音源、10年ほど前からずーっと動画サイトにあがってたようで(まったく知らんかった;)早速聴きましたが、あれはユーミンなんでしょうか??
たしかに声はそっくりで、おぉ!と思いますが、あんな歌い方かなぁ・・・?という気もします。
曲は未発売のようですが、ネット調べるとふた型番ほど収録してる非売品ディスクがあるようで、でも熊谷さんオンリーのバージョンもあるとかで、、
このあたりの情報を詳しくご存じの方いらっしゃいましたら、ぜひ提供をお願いします。
管理人 2021年4月20日 >>
「白いKiss」は熊谷さんデビュー時の東芝EMIプロモPCD-0253、カルピスウォーターのノベルティ的なCDS: ACD-0826の
少なくとも2つのディスクに収録されているのですが、どうもどちらも熊谷さんのソロバージョンのようです。
ACD-のほうはユーミン参加?バージョンかと思っていたのですが、
最近動画サイトにカラオケと共に恐らくこのディスクからの音源がアップされたのですが、ソロバージョンでした。
そうすると、ユーミン参加?バージョンの出所が気になりますね。
● 5月14日 けいさん
公演記録コーナー、「YUMING LOVE WARS TOUR 1989-1990」内に誤字と思われる箇所を見つけました。
「【公演スケジュール】41会場67公演」のところで、年が変わって1990年であるべきところが1989年となってい
ます。「【グッズ】ツアーパンフレット……¥1,500」のところ、“パンフ内に閉込みに”は“パンフ内に綴じ込みに”が正し
いのではないでしょうか?ご確認くださいませ。このサイト大好きです、ありがとうございます!
管理人 5月15日 >>
けいさん、お知らせ ありがとうございます。ページが多く、なかなかミスが見つけられないので大変助かります!
2019年
● 9月20日 管理人
ユーミンのハイレゾ配信を早速聴いています。実は昨年のリマスターはそこまで感じるところがなかったのですが、今回の音源は正直すごいなと思っています。至る所で「こんな音入ってたかな?」「こんな歌い回しだったかな?」というのがあって、いちいち99リマスターと聴き比べるのですが、99リマスターにもちゃんとその通り収録されているんですね。つまりは何百回と聴いていても気に留らなかった演奏に気づくという感じです。実に様々な演奏が行われていることに今更気づかされる、マスタリングでそんなことができるということに驚いています。1曲、聴き比べどころを紹介しますと、「残されたもの」のアウトロ、真ん中のピアノのに遅れて入るコクコクっという音(ペダル?)や、右のキラキラとした音(ウィンドチャイム?)、左の堅い弦の音など、これらはもちろん99リマスターにも85マスターにも入ってはいるのですが、リアル感が全く違います。また嬉しいのが、サビにエントリーするユーミンのハイ&ロングトーンのボーカルの歪みが治まっていることです。実は私はハイレゾ環境を持っておらず、AmazonのUHD無料トライアルサービスからハイレゾ音源をiPadにDLし、24bit - 44.1kHz、しかもBluetooth経由で聴いてますから、これはきっとハイレゾの高周波ではなく、"Remastered 2019"の効果なのでしょう。
少し残念なところも1つ書かせて頂くと、T&Rがビミョーに生々しくなったところです。T&Rの音がどうなったかというのは前回同様、関心のある方が多いと思うのですが、私はオリジナルがよいとは思わないのですが、あのアルバム全体のボーカルの抜けの悪い感じが、「Carry on」の息苦しさや閉塞感、「冬の終り」のせつなく胸が詰まる感じ、「China Town」の夢遊感と湿度、何よりカバーの荒廃したどこか非現実な感じにマッチしていて、あのアルバムの確乎たる個性だった気がするのですが、なんだか中途半端にそれが解消されてしまったような感じがしています。もちろんクリアになったと評価なさる方もいらっしゃると思います。
それから(音源とは関係ない話です)、これはいくつかリツイートされていたのですがe-onkyoの対談記事ですね。これ、どうしてもGohさんが再生された周波数とサンプリング周波数を混同されているように読めてしまうのです。いろいろ端折られた結果、こういう記事になったのかもしれませんが、サンプリング定理は素人であっても知ってるような周知の事実なので、もうちょっと編集側で素人読者向けに上手く記事に出来なかったのかなと思います。ハイレゾが音源産業の要であれば、たとえ読者の勘違いだとしても「何となくわかってない人達が集まってやってる」という印象を与えるのは良くないと思いますし。あとは、まだそこ間違うか!という、「荒井由"美"」でしょうか。実はe-onkyoの記事は公開後、ちょこちょこ修正が入ってますのでそのうち直して頂けるとは思いますが。
ところで、これはニュースで出た日に情報を送って下さった方もいらっしゃったのですが、今回"423曲"です。やはり前回の424曲は1曲数え間違えていたのでしょうか?(9/23追記:オフィシャル見たら前回のバナーも423曲に修正されていました。)ユニバーサルに質問していますが、今のところ返答は来ずです。いずれにせよ、423曲ものリマスターは大仕事、おかげでしばらくは新しい音を聴く日々が続くということに感謝いたします。
● 6月10日 田口さん
素晴らしいホームページですね。楽しませていただいています。ありがとうございます。
今更ですが、【全曲配信424曲】の内訳をきちんと確認したいと思っています。
荒井由実 オリジナルアルバム 4枚 【41曲】 松任谷由実 オリジナルアルバム 34枚 【343曲】
Yuming Compositions:FACES 【10曲】で考えると残り【30曲】ですよね。
single versionと記載されている
1返事はいらない 2.空と海の輝きに向けて 3.やさしさに包まれたなら 4.魔法の鏡
5.ESPER 6.SWEET DREAMS 7.Sunny
Day Holiday 8.ついてゆくわ 9.あなたに届くように
Single versionと明記はないが明らかにアルバムと違うと思うもの
10.ANNIVERSARY〜無限にCALLING YOU 11.PARTNERSHIP 12.気づかず過ぎた初恋
(映画バージョン)と明記があり歌詞がちょっと違うもの
13.夢の中で We are not alone,forever
シングル、またはベストアルバムに入っていてもオリジナルアルバムには入っていない曲
14.あの日にかえりたい 15.翳りゆく部屋 16.潮風にちぎれて 17.消灯飛行 18.遠い旅路
19.ナビゲイター 20.白日夢・DAY DREAM 21.星のルージュリアン 22.VOYAGER〜日付のない墓標
23.風のスケッチ 24.Au Nom de la Rose 25.恋をリリース 26.One more Kiss
27.groove in retro 28.愛は…I can’t wait for you,anymore 29.青い影 (feat.松任谷由実)
で残り1曲がどうしてもわかりません。またこの29曲が本当に正しいのかもわかりません。
ご教授いただけないでしょうか。よろしくお願い致します。
管理人 6月11日 >>
閲覧とお褒めのお言葉を頂き、ありがとうございます。
さて、424曲ですが、私は数えたことがありませんでした。424曲と言ってるんだからそうなんだろうと疑った事もなかったです。
ご質問いただき、こちらでも数えてみましたが結果は下表の通り422曲でした。残り2曲が何のかはすみませんが私にもわかりません。
(こちらと田口さんの差分は恐らく松任谷時代のオリジナルアルバム収録曲数のカウントが1曲違っているのだと思います。)
※ 6/21 管理人: 別の方から「29:スユアの波」が9曲でカウントされているとご指摘頂きました。
下表内、タイトルを略していますが、田口さんはじめ424曲の内訳にご興味のあるような方は楽勝でわかると思います。
数え上げというのはやってみると意外と難しい作業で、もし抜けがあればお知らせいただければと思います。
累計曲数はエクセルで計算してるので単純な計算ミスはない・・・はずです。
オリジナルアルバム番号 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
曲数 |
11 |
10 |
10 |
10 |
10 |
10 |
10 |
10 |
9 |
10 |
4 |
10 |
10 |
10 |
10 |
10 |
9 |
10 |
10 |
10 |
累計曲数 |
11 |
21 |
31 |
41 |
51 |
61 |
71 |
81 |
90 |
100 |
104 |
114 |
124 |
134 |
144 |
154 |
163 |
173 |
183 |
193 |
オリジナルアルバム番号 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
31 |
32 |
33 |
34 |
35 |
36 |
37 |
38 |
||
曲数 |
10 |
10 |
10 |
10 |
10 |
10 |
11 |
10 |
10 |
11 |
14 |
7 |
11 |
12 |
10 |
11 |
12 |
12 |
||
累計曲数 |
203 |
213 |
223 |
233 |
243 |
253 |
264 |
274 |
284 |
295 |
309 |
316 |
327 |
339 |
349 |
360 |
372 |
384 |
オリジナルアルバム未収録 |
Face |
あの |
翳 |
潮風 |
消灯 |
旅路 |
ナビ |
白日 |
星ル |
ボイ |
風ス |
grv |
愛は |
kiss |
AuN |
恋リ |
青影 |
|||
曲数 |
10 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
|||
累計曲数 |
394 |
395 |
396 |
397 |
398 |
399 |
400 |
401 |
402 |
403 |
404 |
405 |
406 |
407 |
408 |
409 |
410 |
音源違い(Faces収録除く) |
返事 |
空海 |
やさ |
魔法 |
Esp |
Sw |
Ann |
Sun |
夢中 |
Part |
つい |
届 |
初恋 |
|||||||
曲数 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
|||||||
累計曲数 |
411 |
412 |
413 |
414 |
415 |
416 |
417 |
418 |
419 |
420 |
421 |
422 |
423 |
上表に含まれていない配信楽曲は、「愛と遠い日の未来へ」のサントラバージョン、「(みんなの)春よ、来い」3バージョン、の4曲でしょうか。ただ、今回の424曲配信とは別企画なので関係なさそうな気がします。となると、2曲表記のない音源違いなどがあるのでしょうか?あるいは、実はiTunesでは13年シングルの「ひこうき雲」と他の「ひこうき雲」が別商品のようで、後者を購入しても前者が「購入済み」になりませんが(ちょっとしたバグの様な気もしますが)このパターンが他にもあるのか?。それとも単純なカウントミスか?
配信開始当初はサブスクリプションのトライアルサービスで「ここはどうなってるんだろう?」と気になるところをピンポイントでチェックしてたのですが、期間が終りサービス導入していないので、しばらく配信音源を聴き比べる予定はありません。気が向いたらユニバーサルに問い合わせしてみようかと思っています。余談ですが、今回の調査中に「日本の恋と、」の配信音源がオリジナルアルバムと別音源だと読めるサイト(読まれたい方は「リマスタリングで音像が一変した松任谷由実のベスト・アルバム」で検索してください)を見つけました。もしこれが正しいと当サイトも修正をしなければなりませんが・・・。もし実音源でご確認していただける方がいらっしゃいましたら、結果をお知らせください。
当方としては意外な質問で楽しませていただきました。ありがとうございます。
2018年
● 10月12日 YUMIONさん
wikiにも書いてありましたが、Hello, my friendの歌詞違いは本当にありますよ。
君といた夏、主題歌になったドラマですが、ソフト化はされているものの、VHSでは総集
編の形でしか出ていません。フジテレビの配信では全話視聴できるようです。
私はその総集編のVHSをレンタルして視聴したのですが、確かに歌われてましたよ。今は
誰もいない〜♪と。当時の放送/総集編VHS/配信とで違いがあるかもしれませんが…。
この件が気になって私もネットで調べてみましたけど、なぜ歌詞が違ったのか知ってる人
が全然いなくて…長年の謎です。
こちらのサイトでは触れられていなかったので、お便りしました。
管理人 10月13日 >>
お便りありがとうございます。
頂いた情報ですが、私もWikiだったかは憶えていないのですが、似た話を聞いたことがあって、ちょっと前に「君といた夏」を全話見直してます。
結論から言いますと、歌詞違いは見つけられませんでした。
私が見たのは提供クレジットのないもの(販売版?)、提供クレジットのあるもの(放送録画?)の2種類です。どちらも12話ありました。
前者は懐かしいのもあって全話ドラマを楽しみながら曲もチェック、後者は9話ぐらいまでを歌のところだけチェックという感じでした。後は飽きてしまって(笑)
歌詞違いがあるとすれば、私が見落としたか、放送版の9話以降にあるのか、総集編のVHSにだけあるのか、
あるいは初回放送だけにあって私が見たのはそれではないのか、、、というところでしょうか。
頂いたお話ですと、総集編VHSが堅そうなのでまた機会があれば(あるのか?)見てみたいと思います。
ありがとうございました。
● 9月27日 けいさん
「紅雀」の最初のCD(CA32-1131)のレーベル面に誤りがあります。
「9月には帰らない」が「9月には帰れない」になっています。
[9 GATSU NIHA KAERENAI]です。
これってあとあと修正されたりしたのでしょうか??
管理人 10月8日 >>
掲載遅くなりすみません。情報ありがとうございます。
これは知らなかったので手持ちの物を2枚見てみましたが、全て誤記でした。
ただ、見た物は全て初期の黒トレーのもので、白トレーの頃の物までは確認できていません。
またわかりましたら掲載いたします。
ありがとうございました。
● 9月15日 Kさん
サイトに「紅雀」から「NO SIDE」までの11タイトル(数えると12タイトルですが)の
アルバムが1985.6.1に「CA32-」品番で初CD化された記述がありますが、
その中で「時のないホテル」の詳細ページを見ると、リリース日が1985.6.5となっています。
自分でも調べてみたのですがおそらく1985.6.1ではないですか?
または12タイトルが同時発売ではなく分割されて違う日に発売されたのでしょうか?
管理人 9月16日 >>
ご指摘ありがとうございます。大変助かります。記載間違いでした。
どうも「紅雀」のページで間違えて、そのままコピペで全部間違えていたようです。
● 1月23日 海老ずしさん
よそゆき顔(時のないホテル&ESPERのB面) 曲の初めの部分でシングルではイントロが三拍子 アルバムでは二拍子の違いあり
REINCARNATIONのオールマイティーも85年盤と99年リマスター盤ではイントロが違います
わかりにくいならごめんなさい
管理人 1月28日 >>
メッセージありがとうございます。
「よそゆき顔で」は確かに違いますね(聴かれたことのない方が思い違いされないように補足させて頂きますが、拍子が違うのではなく、シングルでは♪タッタタ、アルバムでは最初の♪タッ
がカットされているものと思われます)。当サイトではミックスによる違いとマスタリング時に生じた違いを出来るだけ区別しようとしており、後者はそこまで言及しないようにしています。理由としましては、ベスト盤「ノイエ・ムジーク」と99年リマスターシリーズの発売で後者の違いが生じている楽曲が一気に増えてしまったことや、後者はリスナーレベルでも作れてしまう、言ってみれば大した違いではないと感じているということなどがあります。「よそゆき顔で」も恐らくマスタリングの時にカットされたもので、ミックスはシングルもアルバムも同じではないかと思います。「オールマイティー」については前曲のギターソロが入っちゃってる長さが違うのはわかりましたが、それ以外はよくわかりませんでした。他に違いがあるようでしたらまた教えてください。
● 1月21日 カレーライスさん
こんにちは
ユーミンの曲にはアルバムとシングルではアレンジの異なる曲がありますね。
ESPERのシングルヴァージョンは稀少価値が高いですが、PARTNERSHIPやついてゆくわのシングルヴァー
ジョンは安く売られていますが、数年後はやはり稀少価値が高くなりそうな気がします。
返事はいらない、空と海の輝きに向けて、やさしさに包まれたならと魔法の鏡はわりと中古でユーミンシン
グル1972-1976をたまに見かけるので手に入り安いかと思います。
管理人 1月28日 >>
メッセージありがとうございます。仰る通り00年以降のシングルの入手は難しくなるかもしれませんね。
ユーミンはアルバムの割にはシングルが極端に売れないアーティストなんですが、7"は売れてない時期(ほとんどですが)も含め中古市場やオークションでも昔から流通しており、比較的簡単に入手出来てしまいます。想像ですが、昔は小売店がものすごい数あり、その店頭まで流通させてなんぼだったのでレコード会社や問屋などでかなりの数在庫を持つのが当たり前だったと思うのです。1問屋自体は知れた数でも全国合わせた流通在庫はそこそこの枚数あったのではないかと。一方現代はネット通販のおかげで末端まで流通させなくても客が欲しい時、欲しい分に限って商品の供給ができてしまいます(結果、小売店はほとんどなくなってしまいました)。これは色んなところで在庫を持つ必要が無く、プレス枚数自体を極端に少なくしても成り立つわけで、発売中は入手が容易でも一旦廃棄されてしまうと途端に入手が難しくなるのではないかと思います。
2016年
● 11月4日 レモンパイさん
ティアーズアンドリーズンズ(1992年発売)は初回盤は3Dジャケットになっていますが、中古では初回盤しか
みません。通常盤はほとんど出回っていないようです。
翌年発売されたu-mizは初回盤は黒いプラケースにジャケットやバーコードや注意書きのシールを直接貼り付
けたものになっていますが、同様に通常盤はほとんど出回っていません。
通常盤は生産数が非常に少なかったということでしょうか?
天国のドアやドーンパープルに関しては初回盤のみ透明のホログラムジャケですが、冊子と離れているため中
古では初回盤でも透明のスクリーンがないものもあります。
また、透明のスクリーンが経年劣化で黄ばんでいるものも見られます。
管理人11月6日 >>
投稿ありがとうございます。
Tears and ReasonsとU-mizの通常盤の流通は少ないと思います。
当時のユーミンチームやレコード会社の東芝EMIは日本最高水準の200万枚近くを目標に一大プロモーションをかけていましたから、
品切れを起こさないよう、おそらく初回にものすごい枚数をプレスしていたものと思われます。
当時すでにCDの売れ方はインパルス的なもので、発売から1,2週で一気に売り捌いてしまうようなイメージでした。
ところがこの2作は十分に売れた物の想定していたほどは売れなかったようで、長い間初回盤が店頭に並んでいましたし、
レコード会社も結構な枚数在庫を持っていたのではないかと思われます。
私の記憶ではそれぞれ発売から5年たってようやっと通常盤を見るようになったという感じです。
ただ、最近のコンサート会場では通常盤が売られていますので、新品での入手自体は難しくないのではないかと思います。
ちなみに、Delight〜U-mizまでは何らかの形で初回仕様的なものがあるのですが、当時の販促物には「初回盤のみ」という旨の案内はないんです。
たとえば「3Dジャケット仕様/ジャケットの仕様は変更になる場合があります」とか「マルチスクリーンジャケットには数に限りがあります」という感じです。
ですから、初回プレスだけが3Dやマルチスクリーンだったかどうかは実際のところよくわかりません。
Tears and ReasonsはLove Warsなどの通常盤がすでに流通していたので3Dでなくなるであろうことは想像つきましたが、
U-mizについてはやはり初回仕様についての案内がされていなかったので、ずっと黒ケースのままで行くのかなとおもってたくらいです。
なお、「Road Show」や「POP CLASSICO」の通常盤はどうもレンタルショップなどにしか出荷されていないようで、
今後市販流通する可能性はあるものの、今のところ入手が難しいアイテムです。
● 10月23日 ヲーク オンさん
ユーミンはシングルCDを最近発売していませんが、売れなくなったからでしょうか?
2012年3月の「恋をリリース」以来シングルCDを出していません。
恋をリリースはオリジナルアルバム未収録(ニューアルバムの宇宙図書館にも収録は見合わせている)のため、
近い将来入手困難な楽曲になるのではないかと思います。
消灯飛行、遠い旅路、白日夢、風のスケッチがその例ですが。
管理人10月30日 >>
投稿ありがとうございます。
ここのところちょこちょことメンテはしているのですが更新出来ておりませんでしたので、そんななかお便りいただきありがとうございます。
さてシングルCDですが、配信にとって代わったという感じではないでしょうか。
シングルを単曲でのリリースという風に定義するなら(当サイトはそういう感じです)、配信としてはちょこちょこシングルを切っていると思います。
むしろ、「恋をリリース」がCDで出たことがちょっと不思議でしたね。
実は昨年、シングルとアルバムの売上をまとめたページを作ったのですが、ユーミンは驚くほどシングルが売れないアーティストなんです。
他のアーティストとの相対値を出してるのですが、アルバムの相対値に対してシングルの相対値が驚くほど低いんですよね。
ユーミンのファンだけをしているとシングル切る意味があまり見えてこないという気すらします。
ユーミン自身が「アルバムアーティスト」だと仰っておりアートワークにもかなり力を入れていらっしゃるので
これからもアルバムは盤として作られると思いますが、
シングルを盤で出す意味はあまり感じていらっしゃらないのかもしれませんね。
ただ、シングルというメディア自体は各ジャンルやアーティストでその目的が様々で非常におもしろいと思います。
ニューアルバムも発売されますので、ここ数年のライヴ情報を含め更新を進めたいと思っております。
また覗きにきてください。
2015年
● 1月1日 管理人
2015年が明けました。本年度もよろしくお願いします。
今年も過去の情報中心に(笑)何かわかればその都度更新してゆこうと思っています。3年ほど前から日本を離れており、資料が手元になかったのですが、
今年から日本に戻れるため少しは更新頻度を上げられるのではないかと思っております。
既存情報も少しは見やすくしたいと思っています。リファレンス情報を入れたいのですが、
HTMLにはTexやWikiのようにリファレンスの相互参照番号を入れる機能が無いようで(ありそうなもんですが)、
何か良い方法があれば教えてください。
昨年頂いた情報で、掲載できないままだったのですが、luteさんより「ISRC」について教えていただきました。
詳しくは下記のリンク先を見ていただきたいのですが、曲の「レコーディング」ごとにつけられた固有の番号のことで、この番号付けは90年初頭から始まったそうです。
https://isrc.jmd.ne.jp/about/index.html
この番号はCDにも書き込まれているため、CDからデコード出来れば見ることができます。
luteさんからはこの番号の違いからも、ミックスやマスタリングの違いを見つけることができるのではないかとご提案頂きました。
リストを頂いたのですが、番号のつけ間違いと思われる個所や、ISRCが始まる前のバージョン違いを担当者が認識できていないと思われるものもあったり、
マスタリングに関しても別番号を付けなおす場合とそうでない場合があるなど、
上記「レコーディング」の定義にもどうやらその時々のレコード会社の担当者による揺らぎがあるのようで、完璧な指標とまではいかないかもしれません。
ただこの制度自体は非常に興味深いものだと思いました。
ありがとうございます。
YFC(ユーミンファンクラブ)でFC会報のデジタル化が始まりました。
77年、78年の会報が飛んでた(FCに残っていないらしい)のが早速ショックでしたが、これからも楽しみにしています。
個人情報や著作権に触れる部分をけずったりと、なかなか面倒な作業だと思いますが、もうちょっとだけ更新間隔早くしてほしいですね。。。
この飛んでる頃のFC会報ですが、過去の会報に触れてる会報Vol.30,
45や私の持ってる情報と想像からは下記のようになっています。
号数が前後するのは、恐らく年(期)ごとに番号を振り直していたからで、残存しているものだけを見ると前後しているように見えるのではないかと思われます。
・ 76年 |
ゆうみん9号 |
さよなら独身時代告知 (推定発行時期:76年9月)第2期最終号。 【FCで公開】、 |
第3期 |
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・ 77年 |
ゆうみん1号 |
14番目の月リサイタル、結婚式・披露宴特集。第3期の1号。 |
・ 77年5月 |
ゆうみん2&3号 |
「潮風にちぎれて」レコーディング など |
・ 77年7月 |
ゆうみん4号 |
ゆうみん イン ギリシャ など 【FCで公開】、 |
・ 78年 |
ゆうみん5&6号 |
荒井&松任谷由実「アルバム」発表 など (推定発行時期:78年1月) |
第4期 |
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・ 78年 |
ゆうみん7号-1 |
(情報未確認 第4期の1号、冊子をやめ毎月1,2ページを発行することに) |
・ 78年 |
ゆうみん7号-2 |
大衆的時事歌劇 |
・ 78年 |
・・・ |
第4期が何号まであったかは不明 |
第8期 |
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・ 78年 |
ゆうみん1号 |
Yuming Express Concert Report (推定発行時期:78年10月、なぜか第8期に...恐らく7号→8期になった?) |
・ 78年 |
ゆうみん2号 |
代々木公園ファンの集いでの質問に回答 |
・ 79年 |
ゆうみん3&4号 |
流線形'80楽譜、78ツアー など(推定発行時期:79年1〜2月) 【FCで公開】、 |
・ 79年3月 |
ゆうみん5号 |
近況報告、私とゆうみん特集 【FCで公開】 |
・ 79年4月 |
ゆうみん6号 |
集い@全国婦人会館、アルバム「サーフアンドスノウ」(「OLIVE」のこと)など (第8期最終号) 【FCで公開】 |
第9期 |
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・ 79年 |
ゆうみん1号 |
シングル「帰愁」、ツアー日程、スクエア紹介 (第9期の1号、推定発行時期79年5月) |
・ 79年 |
ゆうみん2号 |
OLIVE中野サンプラザ、LP (推定発行時期:79年7月) |
・ 79年 |
ゆうみん3号 |
FC Tシャツ、ツアー日程、ラジオにリクエストしよう (推定発行時期:79年8月) |
・ 79年10月 |
ゆうみん4&5号 |
9月代々木公園ファンのつどい、杉野講堂リハなど (第9期最終号) |
第10期 期制廃止 |
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・ 79年11月 |
ゆうみん1号 |
「悲しいほどお天気」、マジカルパンプキンリハな(第10期、ただし期制を廃止し随時入会可能に) 【FCで公開】 |
・ 80年1月 |
ゆうみん2号 |
マジカルパンプキン追加日程、スクエアインタビューなど 【FCで公開】 |
・ 80年 |
ゆうみん3&4号 |
(会報YUMING vol.47に情報があるが、内容不明) |
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・ 80年 |
YUMING vol.1 |
アルバム「時のないホテル」など(推定発行時期80年6月〜7月、今の会報カウントはここから)【FCで公開】 |
・ 80年8月 |
YUMING vol.2 |
「水の中のASIAへ」ツアー(「サーフアンドスノウツアー」のこと)告知など 【FCで公開】 |
意外と当時のFC会報には当サイトが欲しいような情報が載っていないのが残念ですが、手書きで当時の雰囲気が伝わってきてなかなか面白いです。
FCは信じられないことですが00年代の前半まで学生がほぼボランティアで運営しており、
会員数が少なかった80年代前半くらいまでの会報は手書きで2色刷り、内容はユーミンのインタビューやスケジュールのほか、
スタッフのプライベートなことやエクスキュース、今ならユーミンサイドに気を遣って書かないようなことも書いてあったりします。
このサークル的なノリでの運営と、80年以降どんどん国民的スターになってゆくユーミンとの乖離が激しかったことは想像に難くなく、
FC会報をさかのぼってみてると、会員が一気に増えたであろう頃2度ほど運営がスタックしてしまっていたようです。
会員はお金を払って入会してますしFCの運営事情などは知らないわけですから、この時はFCに対して容赦なかったでしょう。
当時この状況を何とか耐えて継続しようとしていたスタッフは本当に大変だったのだろうと思います。
今もFCが続いているわけで、会報があるからファン目線での当時の様子がわかるわけですから歴代スタッフに感謝します。
2014年
● 4月19日 管理人
IEの10か11あたりから、公演記録で使っていたオーバーマウスのミニウィンドウの表示ができなくなったようで、
単発公演の情報をそれようのページに掲載することにしました。
また、元ダディオーの平野肇さんの著作「僕の音楽物語」を参考に初期の公演情報を追加しました。
当サイトに載っているような情報が好きなマニアには大変貴重な有り難い記録がたくさん載っています。
また、初期の駆け出しのころのユーミンとのエピソードもたくさんあり、タイムマシンのような本です。
それ以上に、平野さんの充実の人生が大変興味深い。
平野さんがユーミンとかかわるのは彼女の40年のキャリアのなかでたった2年半、
当サイトが対象としているユーミン史(?)だけで考えるとそれだけのプロフィールなのですが、
もちろん彼女の関わる人のキャリアというのはそれだけなはずはなく、それぞれに物語があるのだなと改めて考えさせられました。
この本のなかでもっともよいのは平野さんのミュージシャンとしての体験と言葉で語られる、氏が関わった音楽の数々です。
あたかも自分がドラムセットに座ってミュージシャンや歌手を感じているような、レコード評論とは全く違った、
感覚が伝わってくる文章で、読んでみてその音楽を聴いてみたいという思いに何度もなりました。
(けっこう現時点で入手が難しい楽曲が多いのですが・・・。)
ユーミンファンでなくてもお勧めの一冊です。
平野肇「僕の音楽物語1972‐2011」 Amazon JP 楽天ブックス
2013年
● 8月21日 ももぱぱさん
1974年10月28日(月)はPM6:30より福井県福井市の県民会館で
翌日10月29日(火)は同じくPM6:30より石川県金沢市の北国講堂で、
「荒井由実 ファーストコンサート」と銘打って、FOB企画主催でソロライブ
(チラシには初のワンマンコンサートと書かれています。)を開いています。
入場料1000円(FOB会員800円)。
ちなみに私はそのとき高校生。福井のコンサートに行きました。
ピアノ一台で「ひこうき雲」や「ベルベット・イースター」などの
ファーストアルバムの名曲を唄っていました。
ロングのストレートヘアで初々しかったですねえ。
あれからもう40年近くになりました。
今また、「風立ちぬ」のテーマ曲になったことで、子供たちとその話題で盛り上がりました。
管理人 8月21日>>
貴重な情報をありがとうございます。74年はファンクラブもなく地方の情報は本当にわからないんです。
実は翌年75年夏に北陸3県で「セカンドコンサート」というのが予定されていたのですが、
ユーミンが過労のために中止になったことが北国新聞に載っています。
きっと「ファーストコンサート」というのがあったんだろうなと思っていたのですごく待ち望んだ?情報でした。
「風立ちぬ」は4分の予告しか見れてないのですが、すごく映画と「ひこうき雲」があっているそうで、
多くの人に聴いてもらえてファンとしては嬉しい限りです。
「ひこうき雲」をとおして高校時代の思い出がお子さんとの話題になるというのは素晴らしいことだと思います。
40年後も名曲でいてくれた「ひこうき雲」にも感謝ですね。
ももぱぱさんのご投稿とはほとんど関係のない余談ですが、この前 上海でひこうき雲40周年記念盤のCDサイズ紙ジャケを見つけました。
台湾や香港と違い、大陸側にある日本人のCDはほとんど違●コピー品なのでこれもそうだったのですが、
紙ジャケはもちろん、ちゃんと帯やステッカーまでミニチュアにした凝った作りで(一絡げに縮小したとも言えますが)少し驚きました。
● 7月5日 MTさん
「再発復刻リスト」のCD製品番号に誤植があります。
アルバム詳細の方は正しいです。
■1994 CD5タイトル
「ひこうき雲」
ALCA-9033 => ALCA-9029
「MISSLIM」
ALCA-9034 => ALCA-9030
「COBALT HOUR」
ALCA-9035 => ALCA-9031
「14番目の月」
ALCA-9036 => ALCA-9032
「YUMING BRAND PART 1」
ALCA-9037 => ALCA-9033
※CDリッピングでCD系譜を調べていたので、当該情報は大変助かりました。
このような活動をされている管理人さまに感謝です。
管理人 7月21日>>
ご指摘ありがとうございます。大変助かります。
こういった情報を集めだしたころはまだ町中に小中規模のいろいろなレンタル店があったころでした。
当時、荒井由実CDを出していたアルファは何度も再発を繰り返しており、
各レンタル店の仕入れ時期によってそれぞれ違った型番のCDがありました。
それを見つける面白さがこういった情報を集め始めたきっかけでした。
● 2月14日 ピエールさん
1976年のツアー 3月29日 神戸国際会館となっていますが
会場は 神戸文化ホール のはずです。
この日は 昼に大阪の厚生年金会館で Queenのコンサートに行って
その後急いで神戸文化ホールまで行ってユーミンさんのコンサートを見るという
豪華な一日だったので記憶に間違いは無いと思います
演出として 途中 客席から松任谷正隆が舞台に上がり演奏をするってのがありました。
管理人 2013年4月7日>>
掲載と返事が大変遅くなりすみません。
76年当時の貴重な情報をありがとうございます。調べましたが、確かに同じ日にQueenが厚生年金にきてますね。
76年のツアーは神戸、四国、北海道の日程や場所がはっきりしておりません。
神戸はツアープログラム(パンフレット)では神戸国際となっており、96年荒井由実ライブのパンフでは文化ホールになっています。
当時の新聞などと比べて四国の日程が正しそうなので前者を採用していますが、頂いた情報をもとに当時の山陽新聞などから神戸の開催場所を探してみます。
また、このツアーは何を歌ったかが残っていないので、何か記録がございましたらまた情報をください。
どうもありがとうございました。
管理人 2020年9月28日>>
7年かかりましたが^^;、あいついで告知と半券の画像が見つかり、神戸文化ホールであることがわかりました。
改めて情報ありがとうございました。
2012年
● 12月26日SOLAさん
1999年12月24日(東京国際フォーラム)FROZEN ROSES TOURの演奏曲目について
EC1-3.14番目の月 → 恋人はサンタクロース
EC2. ロッヂで待つクリスマス
でした。
オフィシャルブックにもありましたが、京都公演の1日のみ
1.ベルベット・イースター → そのまま を歌われた日があるようです。
管理人 2013年4月7日>>
掲載と返事が大変遅くなりすみません。
最近は時間がとれず更新が滞っております。ユーミンのベストが久々のヒットというのに、ベストのページも作れていません。
ツアーのページは少しずつ見直ししていく予定ですので、その時にいただいた情報をくわえさせていただきたいと思います。
ちなみにフローズンローゼスツアーの「そのまま」は京都のみではなく日替わりのような感じでいろいろな場所で歌われていました。
私は数公演見に行きましたが全て「ベルベット・イースター」の回で、1度も聴くことができませんでしたが・・・。
2011年
● 管理人10月30日
プロモ盤についてまとめてほしいという依頼をいただきましたが、本来、関係者以外が知らない情報なのと、
探す楽しみなどを考慮して開始時からプロモに関するページを作る予定はありませんでした。
私自身も数年前からユーミンのプロモ盤が簡素なものになり、終にはCD-Rに焼いただけの型番のないものが登場したため、
興味を失い情報の収集をやめてしまいました。
当サイトには未発売音源を収録している物のみ、その盤がプロモーション対象としているアルバムやシングルのページの曲欄と
ヴァージョン違いについて書いたページに情報を載せています。
1ページを作るほどの情報量はありませんが、ユーミンのプロモ盤について懐かしみながら書いてみたいと思います。
レコード時代の主なプロモ盤といえば、下記のものがありました
・ 正規発売品の見本版
:
7", LP共に作られており、たいていは白いレーベルに「7/5発売予定」などと書かれていました。
お菓子などにもある見本品で、「サンプル盤」とか「見本」と呼ばれていました。
発売前に各レコード店に配布されていました。
・ ゆうせん♪盤 :
ゆうせんで流すためのLP非売品。たいていは発売品と同じ曲順で収録されており、ジャケットがない。
・ 7"の非売品 :
アルバムのプロモーション用にアルバムから2曲をカットして収録されていました。
プロモーションのためだけにカットされたシングルだったので「プロモ・オンリー」とか「プロモ盤」と呼ばれていました。
レコード会社の関係者やラジオ局限定で配布されていたため流通枚数が少なく、
コレクターの間では全国的に「プロモ盤≠サンプル盤」という認識だったように思います。
レコード時代の「プロモ盤」といえば、7"がメインでした。
・ LPの非売品 : 荒井由実時代にあった東芝EMIのほかのアーティストと抱き合わせになったLP盤。
70年代初頭はアーティストごとに7"のプロモを作る習慣がなかったのかもしれません。
浅川マキのあとユーミン収録とかそんなのがあったと思います。
レコードそのものが素人には作りようがないものでしたから、こういった非売品、とくに「プロモ盤」はスペシャルなアイテムに思えました。
「プロモ盤」のためだけのカップリング収録と、それからジャケットもプロモ盤のためだけに作られたものでした(ま、と言っても宣材の使い回しなんですが)。
今のようにオークションで頻繁に個人取引されておらず、町の中古レコード屋でもまず見ない。
最初見たのは「タキシード・レイン」のプロモでしたが、要は、知りもしないシングルがあるわけですから「なんじゃこりゃー」と驚いたのを覚えています。
プロモ盤の最強の品ぞろえを誇っていたのが関西では新開地にあった神戸レコード倶楽部。
まず、見れないプロモはなく、価格も1枚6000円くらいで当時はダントツに安かったと思います(今じゃヤフオクで2000円でも誰も落札しませんが)。
ただ、ここでも1回も見たことなかったのが、「潮風にちぎれて」のプロモ7"。あれは相対的に出回っている数が少ないと思います。
しかも1曲丸ごと別テイクのボーカルを収録。たしかラフミックスってハンコがレーベルに押してあったと思います。
こういった「プロモ盤」に比べて圧倒的に数が多かったのが「サンプル盤」。
これは見本品なので当時は今より圧倒的に数の多かった全国のレコード店に配られていたんだとおもいます。
これらはたいして珍しいものでもなかったのですが、「パール・ピアス」には3dBだけカッティングレベルが大きい(小さいだったか?)盤がありました。
大きかったとすればレコード時代ですから素直にS/Nが大きく、音がよいと言えるのではないでしょうか。
それから「Esper」と「SWEET DAREAMS」のサンプルはサンプルオンリーのジャケットが付いていました。この2つはディスクこそ「サンプル盤」ですが、
流通のしかたは「プロモ盤」だったのではないでしょうか。前者はヤフオク開始後もそんなに見ないので貴重だと思います。
あと「返事はいらない」7"はめったに見ない超希少盤でしたが、まれにお目に書かれても「サンプル盤」であることが多かったです。
それだけ正規品(レギュラー盤)が出回っていないということですが、
「余った大量のサンプル盤を市場に流している人がいる」というのがコレクターの間では有名な伝説でした。
CD時代は下記のものがありました。
・ 正規発売品の見本盤: CDになって紙レーベルがなくなり真ん中の透明なところに「SAMPLE」と書かれている以外は
ほとんど発売品と変わらなくなりました。
それでも集めてる人はいたと思いますが、「だからどうした?」というものになってしまいました。
・ 店頭演奏用12cmCD: 店頭演奏用あるいは視聴機に入れるためのCD。ユーミンの場合はアルバム丸ごと収録している物が多かったです。
SPCD-型番がこれにあたります。
一時期、レコード会社でも店頭演奏用CDを作るブームがあったんじゃないかというほど
店頭オンリーの企画CDが作られており「サンプラー」と呼ばれていました。
「U-miz」〜「KATHMANDU」のころはDJ入りのサンプラーが作られました。
・ 12cmCDアルバムプロモ盤: 12cmCDですが、5曲か6曲のみ収録。これはラジオ局などに配布されていました。
PCD-で始まる型番がこれにあたりますが、ユーミンサイドのこだわりなのか、たいていアルバムから5,6曲のみの収録でした。
物によってはしっかりジャケットが作られており、レコード時代の7"プロモ的なアイテム。
・ 12cmCDシングルプロモ盤: 上のアルバムプロモと同じようなものですが、シングル1曲入りが多かったです。
90年代、シングルは8cmCDで発売されており、ジャケットは縦長。
プロモ盤はほぼ正方形のジャケットで、少々のスペシャルアイテム感がありました、
・ 8cmCDプロモ盤: ユーミンの場合は天国のドアとドーンパープルの時期にだけ作られた1曲か2曲入りのプロモ。
PCDS-型番で、8cm大の正方形の紙ケースに入っていました。
CD時代になってから好きだったのは「ラブ・ウォーズ」から「U-miz」まで作られていた12cmアルバムプロモ盤のデジパックタイプ。
当時はユーミンのプロモーションが一大イベントで結構丁寧に作られています。
12cmシングルプロモのほうもレギュラー盤の縦長ジャケットとの対比が面白かったですね。
ちなみに「命の花」のシングルバージョンが、レギュラー盤・見本盤ともにまったく出回らなかった割に
そこまでレア音源化していないのは、ちゃんとプロモ盤が作られたおかげといえます。
なお、嘘ラジオで有名になった「紅雀〜暁のシュプール」のCDはPCDZ-という型番で作られています。
この型番はプロモというよりは東芝EMIがディスクの制作を請け負ったタイトルにつくようで、
たしかどこかの高校の合唱コンクールのCDなんかにもこの型番が付いていたように思います。
長くなりましたが、以上にしておきますのであとは各アルバム、シングルのページをのぞいてみてください。
● けいさん 10月12日
こんにちは。
ダンシングサンツアーのページ、下のほうの解説に誤字を見つけました。
『初の円形型センターステージのアリーナツアー。ステージ進行の各セクションや楽屋、
仮説トイレまでもを内蔵した巨大なもの。』
↑
正確には「仮設トイレ」ですよねww
それにしても、トイレがステージ下にあって、においとか大丈夫だったのかなあ・・。
よく工事現場にあるような、簡易トイレだったんでしょうか・・。
管理人 10月30日>>
ご指摘ありがとうございます。大変助かります。
仮設トイレはたしかMCで言ってたような気がします。
どんなものだったのかは定かではありませんが。。。
● ケンケンさん 10月4日
はじめまして!
とても貴重なサイト、ユーミンフリークとしても、重宝いたします。
さて、最近仕入れた情報なのですが、伊勢丹のキャンペーンソングを集めたCD『ISETAN
Songs Collection』の中に「YOU ARE MY SUNSHINE」という曲があり、ユーミンが歌っ
ています。「避暑地の出来事」のサビの部分を使用し、アレンジと歌詞の一部が違って
ます。1分半ほどの曲ですが、かなり貴重な音源だと思うので、ご報告させてくださ
い。amazonでも購入可能です。
1976年春のキャンペーンソングとのこと。当時店内を歩けばこの曲が聴けたのでし
ょうか?ちょっとサンバっぽいアレンジが素敵です!
ぜひぜひ聞いてみてください!
これからもサイトの更新を楽しみにしていますね!
管理人 10月5日>>
情報ありがとうございます。
発売されたのは何となく聞いてましたが、まだチェックしておりませんでした。
たしか伊勢丹新宿店の50周年記念に作られたカセットテープにもこの音源が収録されていて、
そのCD化企画といった感じでしょうか。
当時は取りあえずCMソング作って後から1曲というか3,4分前後の曲に仕上げて
ちゃんとレコーディングというパターンが多かったようですね。
70年代のユーミンのタイアップもほとんどそうですし、この伊勢丹CDの他の歌手の曲もそうではないでしょうか。
リストを見るとCMオンリーの曲もあって、かなり貴重な音源ですね。
「You are my sunshine」はたしか3コーラスあって、「避暑地の出来事」にはならなかった歌詞があったと思います。
ボーカルの感じを変えたり、ユーミンのナレーションが入ったりと、
ソフトエクレア同様、何バージョンか流れていたようです。
● KIDADOBさん 6月12日
たまたま、通りかかりました。
1974年九州芸術工科大学でのライブ情報をお知らせします。
私が入学する前年の学園祭ライブで、たまたま、そのソースを持っていましたので。
参考になれば。
1974年5月31日
セットリスト
1 そのまま
2 ヴェルヴェットイースター
3 紙ヒコーキ
4 雨の街を
5 ひこうき雲
6 やさしさに包まれたなら
7 空と海の輝きに向けて
管理人 10月5日>>
掲載遅くなりすみません。
貴重な情報ありがとうございました。
ソースが残っているのはけっこう有名な話ですが、ぜひ聞いてみたいですね。
そう言えば芸工大ライブは一度、別の方にMCの書き起こしをもらったのですが、失くしてしまいました。
2009年
● monolithさん 8月21日
中学生の時からもう30年以上もYumingファンですが、
「やさしさに包まれたなら」のシングルとアルバムでアレンジが異なることを
前から知っていたものの、他にもこういった楽曲があるかを知りたくなり、
遅まきながらこのサイトにたどり着きました。大変に有益なサイトだと思いますので、
今後とも正確な情報の発信源であって欲しいとの願いも込めて、以下をご連絡します。
「ヴァージョンの違いについて」として一纏めになっている表の中で、
「やさしさに包まれたなら」「魔法の鏡」のシングル・ヴァージョンは、
いずれもYuming brand にも納められています。
それぞれのヴァージョン1、とされている表の中に追加をお願いします。
管理人 9月14日>>
monolithさん、返事が遅くなってすみません。
訪問ありがとうございます。
有益と思っていただけるのは大変うれしいことです。
ご提案いただいたように追記しておきました。
今後も何かございましたらご指摘お願いします。
ところで、昨年76年ツアーの日程は荒井由実ライブのブックレットが正しいらしいということを書いたのですが、
どうもツアープログラムに載っているほうが正しいかもしれません。
(なんで前者が正しいと思ったのか思い出せません^^;)
四国、神戸あたりの当時の新聞を見ればはっきりしそうです。
それから、83年のファンクラブ会報の情報を参考に「リインカーネイション」のミュージシャンクレジットを載せました。
2008年
● 管理人 12月23日
スユアツアーの日程が間違っているというご指摘をいただきましたので修正いたしました。
宇都宮が抜けていて、その代りそこを群馬にしていたようです。
頻繁に新しいことを載せているわけでもないのに見に来て頂いて、
その際、気づいたところを指摘していただけるというのは本当にありがたいです。
どうもありがとうございます!
実は、ちょっと前に直したのですが、76ツアーも徳山と徳島を間違えておりました。
最近気づいたのですが、76ツアープログラムに載っている日程と、
荒井由実ライヴCDのブックレットに載っている日程って違っているんですね。
当時の新聞や残っている半券を見るとどうも後者が正しいようですが・・・。
ソルジャ×ミスリムの「記念日」をシングルコーナーに載せたらどうか?という提案もいただいたのですが、
私としてはピンと来ない企画なので、ソングリスト2のほうに載せておきました。・・・ユーミンは覆面ですし。
コラボものシングルはソングリスト2に載せているものとシングルコーナーに載せているものと両方あるのですが、
実はちゃんとした切り分けはありません。
なんとなく曲とプロモーションに対するユーミンの関わりが高そうなのをシングルコーナーに載せています。
ユーミンのコラボシングルは最近こそ多いのですが、ちょっと前までは「今だから」と「愛のWAVE」くらいで、
長い間、公式ディスコにはこの2枚が他のシングルと一緒に載っていたんです。
それに倣って当サイトでもこの2枚は無条件にシングルコーナーに載せていたのですが、
いつの間にかコラボシングルが増えて切り分けが難しくなってきました
(おまけに現在公式ディスコからは、この2枚が外されているようです^^;)。
いっそのこと全てのコラボシングルをソングリスト2に載せることにしてしまってもいいのですが、
やはり「愛のWAVE」と「カプチーノ」は別物だろう・・・ということで、シングルコーナーに置いておくことにします。
今回、上記の観点からソングリスト2にあったコラボシングルをいくつかシングルコーナーに移しました。
話は変わりますが、最近、動画投稿サイト(言い方古い?)なんかで昔のCMをアップされている方がいらっしゃって、
(法的な部分はちょっとグレーな気もしますが、)大変楽しみに見ております。
フジフィルムのCMなどは、あぁ「コンパートメント」からとってたからあの選曲だったのか!と納得したり、
「アケイシャ」にTVCMがあったのも最近知りました。丁度ユーミンのプロモーションが一気に削がれた時期で、作ってないと思ってましたから。
私としては「リ・インカーネイション」の収録曲で作られたビデオクリップをまだ見たことがないのでアップされないか期待しております。
またまた話は変わりますが、今年いっぱいで大阪フェスティバルホールが閉鎖されます。現在ロビーにはフェスの歴史を振り返って、
みたいな展示があるのでえすが、そこに「リ・インカーネイション」のチケットが飾られています。
今年の年末は多くのアーティストがフェスを惜しんでコンサートをしております。
先日は山下達郎さんを見に行きましたが、彼のフェスへの思い入れは半端じゃないですね。
(まぁMCで個人名を挙げて取り壊しを批判するのはどうかと思いましたが、個人を吊るしあげてどうこうという問題じゃないでしょうし・・・)
「この曲がなければ今の自分はなかった。フェスと大阪に捧げます」と言って「ボンバー」を歌ったのにはジーンときました。
ユーミンはそこまで思い入れはないのかもしれませんが、フェス好きな私としては最後にあそこでユーミンを見たかったです。
それでは、こちらをご覧の皆様、メリークリスマス&よいお年を!
● yosshyさん 9月12日
「不思議な体験」のビデオクリップが存在するそうです。
これはSweet Discovery8月31日付けの放送でユーミン自身がしゃべっていました。
網走ロケで森の中での撮影だったそうです。
管理人9月14日>>
投稿ありがとうございます。
最近FMを聞いていないため、そんなことを言っていたとは知りませんでした。
「コンパートメント」のための撮影ではないのかなぁ?という気もするのですが、
前作「リ・インカーネイション」も数曲ビデオクリップを作ってるようなので
「不思議な体験」も作っているのかもしれませんね。
これもヒプノシス絡みでしょうか。どんな感じか是非、見てみたいですよね。
ありがとうございました!
yosshyさんの投稿とはまったく関係ないのですが、75年8月30日の北国新聞を見る機会がありまして、
その記事によると同年8月31日に予定されていた金沢・北国講堂でのコンサートが延期になったそうです。
理由は地方公演の連続による過労と持病のためユーミンが入院したからとなっています。
振替公演は年内に行われる予定とも書いてありました。
当サイトでは同年9月1日富山、2日福井という公演記録を載せていますが、
これら北陸公演も延期もしくは中止になった可能性が高いと思われます。
延期・中止、振替公演情報をお持ちの方いらっしゃいましたら、提供よろしくお願いします。
● 愛新覚羅努爾哈斉さん 9月2日
DEAR管理人さん
初めまして
素晴らしいデータベース、いつもありがとうございます。
膨大な情報量、そしてそれから解るユーミンの
凄さにただただ圧倒されるばかりです。Σ(O_O;)
さて『NO SIDE』のアルバム情報で「スタジアム客席を定点カメラで映像に裏ジャケのダイアログがロールされるもの。」
となっておりますが、確認しましたところ、裏ジャケのダイアログとは別のもので、
『〜ノーサイド・夏〜 空耳のホイッスル』のワンコーラス目のサビ部を英訳したもののようです。
重箱の隅を突付くような内容で申し訳御座いません。(m´・ω・`)m
というわけで、『NO SIDE』らしく、”Sincerely Yours”で締めさせていただきます。ヾ(・∀・`)
管理人9月2日>>
はじめまして、投稿ありがとうございます。
さっそく某グレイゾーンに確認しにいくとおっしゃるとおり!
1行目の「Victory in the...」は裏ジャケにもありませんでしたっけ??
てっきり裏ジャケのダイアログだと思い込んでいました。
これからも重箱の隅をつついてください。
このテキストだらけのサイトからユーミンの凄さを感じて頂けたというご感想は嬉しい限りです。
頻繁には更新しておりませんが、また見に来てください。
(コンサートのデータベースをもうちょっとしまりのあるものにしたいと考えているのですが・・・。)
● ふるだぬきさん、直豚さん 6月21日
(お二方から投稿していただきました。)
ふるだぬきさん>>
以下のライブのソングリストが手に入りましたのでお知らせします。
個人的には、9月までと思っていた「マホガニーの部屋」が12月まで歌われていたことでした。
直豚さん>>
ふるだぬきさんの紹介でこのページに訪問しました。
1974年12月10日の労音会館でのコンサートの情報がありますので提供します。
よろしければご利用ください。
ちなみに歌詞がちがう「翳りゆく部屋」だと思っていたのは、実は「マホガニーの部屋」だとふるだぬきさんに教えて頂きました。
1974年12月のこのコンサートでも歌っております。
(お二方から頂いたリストです。当時記録されていたそうです。)
新鋭アーチストシリーズNo10
荒井由実コンサート
1974年12月20日
労音会館
空と海の輝きに向けて
ベルベット・イースター
きっと言える
そのまま
たぶんあなたはむかえにこない
やさしさに包まれたなら
瞳を閉じて
野生の馬
ひこうき雲
紙ヒコーキ
海を見ていた午後
あなただけのもの
返事はいらない
12月の雨
旅立つ秋
私のフランソワーズ
恋のスーパー・パラシューター
マホガニーの部屋
EC 12月の雨
管理人6月27日>>
貴重な情報をありがとうございます。
この頃、ユーミンはもう、ワンマンで20曲近く歌うコンサートをしていたのですねぇ。
「マホガニーの部屋」は「ひこうき雲」「ミスリム」と2作に収録を見送らたあとも歌われていたのですね。
この前のネットパーティーでこの曲の詞はユーミンの友達が作った英詞の訳詞であることが語られましたが、
完全な自作でないということからアルバムに収録する気はなかったのかもしれませんね。
今のところ、特別なものを除いた単発のコンサートの曲目は全曲載せてはいないのですが、
今後どうしていこうかなぁ・・・と考え中です。
ありがとうございました!
● 管理人 4月13日
2006年にオリジナルコンフィデンスより発売された「ALBUM CHART-BOOK COMPLETE
EDITION 1970〜2005」により、
下記のアルバムカセットの発売日がLPと違っていることがわかりました。
「ひこうき雲」「ミスリム」「コバルト・アワー」「ユーミン・ブランド」「14番目の月」「悲しいほどお天気」。
また、試験的に今回の更新、修正からリファレンスを明記してみました。
その他、最近の情報を更新しています。
2007年
● まいくぉさん 8月18日
A Girl in summer の売り上げですが、
Yamachan Landさんのサイト
内で見ることが出来ますよ。URLは
http://www7a.biglobe.ne.jp/~yamag/album/al_yumin.html
です。とっても興味深いさいとでした。ありがとう。
管理人7月20日>>
掲載遅くなってすみません。連絡ありがとうございます。それからサイトの紹介もありがとうございます。
ご紹介していただいたサイト、「A
GIRL IN SUMMER」の売上は依然として何枚までのデータかわからないのですが、
LP、カセット別の売上が載っていたのには驚きました。うちは売上に関してはそこまで載せるつもりはないのですが、
荒井由実時代のカセットの発売日がLPと違うのにはビビビ(古い)ときましたw。
最初の2作は後から出たんでもちろん違うのですが、「コバルト・アワー」なんてLPより早く出てる・・。
それでLPと音が違うんでしょうか・・・。
このへんは当時エキスプレスの流通がLPとカセットで別だったとかそんな程度のことなんでしょうけど、面白いです。
情報元を管理人さんに尋ねたいのですが、連絡は取れないようになさってるみたいで断念。
古いオリコンのレコードブックあたりに載っていそうなので、今度さがしてみようと思います。
ありがとうございました。
● 七宝さん 7月20日
はじめまして。
SURF & SNOW に掲載されている情報、
大変有り難く感じております。
しかしながら、葉山/逗子に関しまして腑に落ちない部分がありますのでお尋ねいたしたく投稿いたしました。
2000年以降のパーカッション担当は小野かほりさんがやっておられると思いますし、
NHKやWOWOW、DVDソフトでも映像的にも残っておりますが、パーカッション担当に関しては全く掲載されておりません。
Vol.1の斎藤ノブさん、Vol.12の鈴木裕文さんと、小野かほりさんとでは管理人さんの考えでは扱いが異なるのでしょうか?
それとも、パーカッション担当の掲載については扱いが低くて、それ以外のVolでも抜け落ちている可能性が高いのでしょうか?
管理人7月20日>>
はじめまして。ご連絡ありがとうございます。
逗子の小野かほりさんの掲載が無いのは当方のミスです。全く気付いておりませんでした。
ご指摘、本当にありがとうございます。暇をみて直そうと思います。
逗子のデータは過去に何度かFCがまとめたものを元にしています。そこに抜けが無いとは言えません。
例えば、Vol.5に出たブラスのメンバーの名前はよくわかっておりませんし、ツアーでも「リ・インカーネイション」武道館や、
「天国のドア」ツアーの大阪以外のブラスメンバーはクレジットにありません。
パーカッションも同じように残っていない可能性はありますが、そこはわかりかねます。
P.S.
(今回はミスですが、)情報の取捨にはかなりこだわっております。
それを察して頂けているようで大変嬉しく感じました。
七宝さん 7月21日>>
<7月20日の管理人さんのコメントを読んで>
独りよがりな雑感で、回りくどい話では御
座いますが、、
クラシックでは、ドラム・ティンパニー・
トライアングル・シンバル等を担当するパートを「パーカッション」という訳ですけれども、
ポップ系の場合、当初のロックの編成や、
ジャズの編成では、
このパーカッションの極く限られた楽器を用いて「ドラ
ム」と言うパートを作り上げ、
特にロックでは(「イヤモニ」が出てくるまでの間)リズムの中心的な存在として君臨していた訳ですし、
その昔流行ったグランドオーケストラ(ポールモーリア、ルフェーブル等)も、
指揮者の代わりと成るようにドラムが中央に位置して編成されておりました。
その「ドラム」と言うパートから見れば、「パーカッション」と言うパートは
本来のパーカッションから「ドラム」で扱っている楽器以外の部分を受け持つパートとして解釈されていると理解しております。
ですので、ポップ系では、これまではどうしても「補助的」扱いと成っていたのが実状かと思っております。
※ボサノバを交えると話が複雑に成りますので敢えて外しました。
そう言った歴史的背景(大袈裟ですネ(笑)、、)の中で、他のパートと異なり、
パーカッショニストとして名を留めるのは大変な事だと思いますし、
管理人さんの考え方が主体だと思いますので投稿することに若干躊躇致しましたが、
苗場とか逗子を観ていて、そして自主ライブ活動でのパーカッションへの取り組む姿勢を観ていて、
やはり当サイトの情報の中に名を残して頂きたいパーカッショニストと思い、投稿した次第です。
「ドラム」は自己主張の強いパート。
それに比べると調和と協調性を重んじる「パーカッション」が存在感を示すのは自己矛盾でしょうし。。
そんな思いの中ですので、対応して頂けそうな返答を頂き、非常に感謝いたしております。
管理人8月18日>>
毎度掲載が遅くなってすみません。
ポップスにおけるパーカッションという楽器、あるいはパートの経緯を教えていただきありがとうございます。
私が最初に知ったパーカッショニストといえば、、斎藤ノブさんでしょうか。
ユーミンとは違うアーティストのステージでしたが。
私は楽器はやらないのでパーカッションは補助的というイメージはあります。
だからこそ名を残すというのはすごいことですよね。
私の知っているパーカッショニストは極数名。
それは持っているレコードにはほとんど同じ名前がクレジットされているからです(まー聴くジャンルは狭いですけど)。
それだけそこでやっていくというのは大変なことだということですよね。
こういうお便り系は珍しいので(募集してる雰囲気じゃないですし^^;)面白かったです。ありがとうございます。
● まーさん 6月25日
「A GIRL IN SUMMER」の年間売り上げは、12.5万枚だそうです。
管理人7月20日>>
情報ありがとうございます。また、お返事遅れてすみません。
アルバム売上はオリコンチャートの100位以内のものを載せたいと考えています。オリコンはたしか数年前から100位以下の売上も集計に入れていたかと思います。
ソースとしてWikipediaをご紹介して頂いておりますが、ここにはオリコンのどういったデータかという明記がありません。また、Wkipediaは誰でも書き換えが可能なこと、学問的なお題以外は編集者が極端に少ないこと、そもそも情報が2次的であることなど、当サイトのソースとしては少し信頼性に欠ける気がしております。(実際、当サイトのミスがそのまま載せられていたこともありました。)売上についてはまた暇を見てオリコン年鑑などを見てみようと思います。
● SJさん 4月26日
はじめまして。
ヴァージョン違いのページに載っていない情報です。よかったら追記してください。
「コバルトアワー」のカセットテープに収録されている「コバルトアワー」はCDのものと若干アレンジが違うようです。
パーカッションや間奏のギターがぜんぜん違っています。
管理人4月27日>>
ありがとうございます。知らない情報で驚いております。
2点ほど教えてください
・ カセットテープの型番はわかりますか?
・ 「コバルトアワー」の違いはヴァージョン違いのページの「パターンI」「パターンII」どちらにあてはまりそうですか?
やはりオリジナルと違う音源を収録しているということはアルファのカセットでしょうか。。。
SJさん4月27日>>
カセットの型番はZA-1555「コバルト・アワー/ルージュの伝言」です。
ヴァージョン違いのパターンは「II」のような気もしますが、ちょっと判断つきにくいです。
テープを送るのできいてみてください。
管理人4月29日>>
ありがとうございます。
届いたテープを聴いたのですが、本当に違います!!
テープはたしかにZA-1555、当時東芝EMIから発売されたものです。
まだしっかり聴き比べていませんが、「コバルト・アワー」はオケが全く違うような気がします。
(SJさんが指摘されたパーカッションとギターは明らかに違っています)。
さらに驚いたことに2曲目の「卒業写真」もCDとは違います。
CDではストリングスの入っていないところにストリングスが入っています。
これは、全曲しっかり聴き比べてみる価値がありそうです。
それにしてもなんでカセットとLPで違う音を入れたのでしょう?
8トラがどうなっているのかも気になるところです。
アルファ製作では吉田美奈子の「IN
MOTION」がLPとカセットでミックスが大きく違っているそうですが
これはヘッドホンリスナー向けに変えていることが告知されていました。(このカセット探しています:管理人)
「コバルト・アワー」のケースはどうなんでしょうね。。。気まぐれ?間違い?
とにかく貴重な情報をありがとうございました。
管理人7月20日>>
ずいぶん遅くなりましたが、「コバルト・アワー」「卒業写真」「少しだけ片想い」「雨のステイション」「アフリカへ行きたい」のミックスが違っていました。「少しだけ片想い」は微妙ですが・・・。そのうちヴァージョン違いのページで違いを報告したいと思います。
2006年
● SOLAさん 10月13日
2006 THE LAST WEDNESDAY TOUR
埼玉スーパーアリーナ公演の
アンプラグドの曲目:やさしさに包まれたなら、あなたに届くように、青いエアメール
でした。
ダブルアンコールにて:卒業写真
を歌ってくれました。
8月12,13日の東京アンコール公演では
ダブルアンコール:14番目の月
トリプルアンコール:卒業写真
を歌ってくれました〜
管理人10月19日>>
お返事が遅くなってすみません。情報ありがとうございます。
最後のほうの公演には行かなかったのでいろいろ聴けてうらやましい限りです。
「ハート ブレイク」も見たかったです。。。
● せきしょうさん 8月5日
はじめまして。豊富な情報いつも利用させてもらっています。
1995年のSURF&SNOW in Zushi Marina Vol.13
1995 ですが、Vol.16のDVDのメイキングにもあるように埠頭を渡る風歌われているはずですが、ページにはカンナ8号線までしかありませんね。もし正しければ訂正のご参考になればと思います。
管理人8月7日>>
ご指摘ありがとうございます足しておきました。。一度作ったページは見直す機会が少ないので本当にありがたいです。
● けいさん 7月9日
発売はされているけどユーミンのレコードには収録されていない曲など。
http://music.geocities.jp/yuming_release_concert_2006/igai.html
のところで、アーティスト名に間違いを見つけました。「今、僕たちに出来る事」のところ。電機グルーブではなく、「電気」です。
「cappuccino」って井上陽水カヴァーアルバムなんですか??
管理人7月9日>>
ご指摘ありがとうございます。直しておきます。「cappuccino」は藤原ヒロシのコラボレートシングルです。
● とべっちさん 6月22日
詳細に記してある「翳りゆく部屋」「NIGHT WALKER」「星空の誘惑」「ずっとそばに」 「SWEET DREAMS」「リフレインが叫んでる」のプロモーションビデオは、どんな内容なのでしょうか?特に「翳りゆく部屋」が気になります。
今後プロモーションビデオや、TV-SPOTのデータベースも作っていただきたい。。たとえばPVの内容、衣装、ロケーションなどを記していただければ+。
それから、Facesに収録されている「やさしさに包まれたなら」のPVらしきものを見た事があります。当時の店頭用告知ビデオに収められているはずですが、おそらくEMIとmegmilkの共同製作で、子供達が牛乳を飲んでいるものです。yumingは本人は登場しません。
管理人6月23日>>
ご質問ありがとうございます。ビデオについてはわからないことがいくつかあります。
また公表されているデータが少ないのと当サイトは画像を使っていないのでデータベース化が難しいのです。・・・単純にネタが無いのですが^^;
ご質問については、わかる範囲で書きますと、
・ 「翳りゆく部屋」
これは頂いた情報です。83年(だったか?)のファンの集いを特集したFC会報に載っていたユーミンのMCが情報源だそうです(たまーにユーミンの話はあやしいのですが)。ビデオには達郎さんや美奈子さんが映ってるそうです。「翳りゆく部屋」ってよりも達郎さんの動いてる映像ってほうが激レアかもしれませんね(笑)。
ビデオ撮影と同時にスチルを撮るのはよくあることみたいなので、荒井由実ライヴのパンフに載っている写真(ピアノに座ったユーミンを美奈子さんや達郎さん、ハイファイのメンバーが囲んでいる)のような映像かもしれません。すみません、見たことありません。
・ 「NIGHT WALKER」「星空の誘惑」「ずっとそばに」
これも見たことはありませんが、当時いろんな局で頻繁に流れていたようです。「リ・インカーネイション」の時の雑誌特集、ツアーパンフ、ビデオ「コンパートメント」の雑誌特集などでも触れられています。ユーミン本人も出演しているようですが、「コンパートメント」の特集でユーミンは「私はノータッチ」と言っています。83年のハワイ旅行の際、「コンパートメント」の製作チームとミーティングをしたそうですが、その過程で撮られたものかもしれません。97年の雑誌特集でハワイに言ったときユーミンは偶然にも当時の現地出演者に出合ったそうです。
・ 「SWEET DREAMS」
これはたしかユーミンが映画技師のようにフィルムを調べてる?繋げてる?ような映像だったと思います。全編セピアのモノクロ映像だったと思います。「ロストハイウェイ」のPVに近い雰囲気かもしれません。
・ 「リフレインが叫んでる」
これはいかにも当時って感じのカップル何組かが(チェックのシャツをGパンにぴっちり、みたいな)いちゃいちゃしてる映像がずっと流れている大変トレンディーな(笑)映像です。ユーミンはサビのところでちょっと登場するくらい。ユーミンが壁?に映った自分自身にキスするシーンがあり、「ディライトスライトライトキッス」のCMにはそこが使われていました。ユーミン登場シーン以外は今流すとスポーツニュースと遜色ないので(笑)あまり流さないでほしい・・・ってのは個人的な感想ですね。
「やさしさに包まれたなら」のフェイセスヴァージョンのビデオも見たことは無いのですが、メグミルクのCMに使われていた映像と似ていますね。フルサイズで作っているんでしょうか、興味あるところですね。ご質問ありがとうございました、半分くらいわからなくてすみません。
別の方から76年6月6日に桐朋中・高等学校の学園祭にユーミンが来賓として来たという情報を貰いました。コンサートなどは無かったそうです。
管理人・追記
7月9日>>
97年のインターネット企画「Midnight
Cowgirl Special」の中にPVコーナーがあったのを思い出したので見てみると、わりとたくさん情報が載っていました。各ビデオの関係者がビデオのエピソードなどを綴ったものなのでばらつきはありますが、いくつか紹介してみます。
・ 「ANNIVERSARY」
監督:前嶋輝(INTO THE
DANCING SUNなども監督されてます)、撮影は89年の8月(シングル発売の後ですね)、アメリカ・ネバダ州のデスバレー(死の谷)で撮影。スタッフの乗せた車が砂漠でスタック。しかたなくスタッフ一行は無線を頼りに2時間 日の暮れた砂漠(しかも死の谷)を歩きベースキャンプへ戻ったそうです。
・ 「WANDERERS」
監督:前嶋輝、監督さんはアイディアとプレッシャーですごく悩んだとか。あまりエピソードは書かれていません。
・ 「満月のフォーチュン」
監督:前嶋輝、監督さんは会議で映像プランをひととおり話し終えた後、正隆さんに「100回は曲を聴いて、それからイメージを描いてください」と言われてショックを受けたとか。映像の一部は既に「ラヴウォーズツアー」の「Valentine’s RADIO」で使われていたと思います。
・ 「情熱に届かない」
監督:前嶋輝。深さ20cmのプールに置かれた椅子のうえにユーミンが座ってるそうです。ドーンパープルツアーで使い始めたテレスキャンと言う照明機材(照明の部分に回転するミラーがついているそうです)をPVでも使ったとか。
・ 「Carry on」
撮影は幕張(浦安だったか?とにかく千葉のあたり。たしかT&Rのパンフに書いてます。)の廃工場。ユーミンはノーブラ。危険な撮影があったのでスタントさんが3人もいたとか。
つづく・・・かも。
● 管理人 5月15日
ニューアルバムのページを作りました。ミュージシャンクレジットについてはまだですが、発売後また更新します。
更新→A
GIRL IN SUMMER
下記の古い公演について情報を貰いました。ソースは当時のFC会報だそうです。
・ 75年春の北海道ツアーの会場名 ・ 同時期の新潟、名古屋のジョイント相手
更新→公演記録1972-1979
管理者チームの記憶が曖昧になる84年以前の公演情報で、オフィシャルデータブックである「地球音楽ライブラリー・松任谷由実」に載っていないもの、または情報がくい違っているものには「*」を付けることにしました。これらについて詳しい情報をお持ちの方はおしえてください。
また、「あいさつと各ページの説明」に「奨励環境」と「転載について」を加えました。上記の「*」印についても説明していますので合わせてお読みください。
更新→あいさつと各ページの説明
● 匿名さん 2005年の某日
社団法人日本映像ソフト協会のサイトに77年に「ユーミン・ストーリー」と言うビデオが発売されているとありますが?
管理人>>
頂いた情報によるとhttp://www.jva-net.or.jp/jva/history/6-3.html
の中ほどに77年に東芝EMIが「ユーミン・ストーリー」というタイトルで2万円で発売したとありますが、これについては全くわかりません。
管理人>>
社団法人日本映像ソフト協会に情報源を問い合わせたところ上記サイトの文章は、「検証日本ビデオソフト史」(中村朗著・ポニーキャニオンOB)を掲載したものだそうです。また協会が製作した78年のビデオソフト作品カタログにも載っているそうです。なお、カタログには「ユーミンヒストリー(荒井由実の世界)」というタイトルで載っているそうです。
管理人5月15日>>
このビデオについて新たな情報がわかりました。宣伝になるかもしれませんが(別になってもいいか現物だし)、後続タイトルのビデオがヤ○ーオークションに出品されていまーす!!ちなみに出品者は我々ではないですよ。
このビデオはどうもベストナウっぽいもののようなのでビデオリストからは外すかもしれませんが、しばらくは載せておきます。
更新→ビデオ「荒井由実の世界」
● 管理人 4月16日
ツアーに行って来たのでツアーのページを更新しました。 ネタバレしてます。
更新→ツアー2006
コラボのシングルを買ったのでシングルのページを更新しました。
更新→シングル
● 管理人 3月某日
ツアー2006とクレイジーキャッツとのコラボシングルのページを作りました。 更新→ツアー2006、シングル
荒井由実時代のアルバムは、79年にもカセットの再発があったようです。 更新→再発
ユーミンが苗場のMCで「ランチタイムが終わる頃」はドラマ主題歌として書いたと言っていましたが、ドラマには使われないことになったと書かれた雑誌(GBの82年7月号の特集)を見つけました。実際どうだったんでしょう・・・??
● とべっちさん 2月24日
『ルージュの伝言』にも、当時の合成技術を駆使 して、三人のユーミンが歌っているプロモーションビデオがあるらしいのですが、ご存知でしょうか?
管理人2月24日
ご質問ありがとうございます。そのビデオは、おそらく79年の大晦日にフジテレビで放送した「スーパージャム」という番組で流したもので、79年のツアー衣装なんかも出てきたので、発売当時のプロモーション用ではなくこの番組用に作ったものではないかと思います。ただ、ユーミンは色んな衣装で3人よりももっとたくさん出てくるので違うかもしれませんが。あとは今、確認することが出来ませんが、「中央フリーウェイ」「DESTINY」、「最後の春休み」も流れたと思います(すべてビデオクリップだったかどうかは忘れました)。
当時のラテ欄を見る限り、ほかには吉田拓郎や森山良子、松山千春もなど出演していて、それぞれの企画にあまり繋がりが感じられないのでオムニバス形式の番組だったのかもしれません。番組を含め詳しくご存知の方はおしえてください。
● 管理人 2月18日
苗場のリクエスト曲目を削って10年分まとめて載せることにしました。 更新→苗場リクエストコーナー
● 管理人 1月31日
苗場のページを作りました。 更新→苗場 Vol.26、公演記録2005
● 管理人 1月21日
ニューシングルの情報を載せました。
更新
→シングル
それからフローズンローゼスツアーの大阪公演の日程に間違いがあるのを教えていただきました。こういうのは本当に助かります。
ありがとうございました。
訂正→フローズンローゼスツアー、公演記録2000-2004
● 管理人 1月9日
霜和夫に提供した「逢いたい気持ち」を1979年のところに書いていましたが、1977年5月にシングル「逢いたい気持ち b/w 故郷への手紙」としてリリースされているようです。 訂正→発売年順全曲リスト
● ふるだぬきさん 1月2日
管理人様、あけましておめでとうございます。
早速ですが、昔エアチェックしたテープをMDにダビング中、以下のことが判明したのでお知らせします。
アン・ルイスが歌った「甘い予感」が1977年4月11日からニッポン放送で始まったユーミンのラジオ番組のテーマ曲だったんです。
初回は曲をスタジオで収録するところを放送しました。(このスタジオが以前「瞳を閉じて」のデモテープを録音したところだそうです)バックは「エアーズ」というグループです。最初は曲だけでしたが5月30日には歌詞もついて歌ってました。
そのときに「この曲はある歌手のために作りました」と言っています。記録ではセルフカバーとなってますが、厳密に言うと本人の方がちょっとだけ早いと言うことになります。
小ネタですがどうぞよろしくお願いします。
管理人1月3日>>
あけましておめでとうございます。貴重な情報をどうもありがとうございます。これはユーミンが歌ったテイクを流していたということですよね。77年というとユーミンは家庭に入り(笑)、ファンは惜しみながら「14番目の月」のアルバム聴く十三夜♪(笑)というイメージがあるのですが、春先からもう仕事をされていたのですね。そういえば「潮風にちぎれて」のレコーディングも3月とかでしたっけ?曲も30曲近くの製作に関わってますし、オリジナル製作の積もりもあったみたいなので「紅雀」の作品の一部もこの年に書いてるでしょうから、作家としては例年とあまり変わらない一年だったんでしょうね。「紅雀」も好きですが、77年のシングル曲を含むオリジナルがあったらどんなだっただろうと、たまに思います。「大連慕情」なんかもこの年ですよね。きっと頬杖をついたような(?) しぶーい感じでしょうね。 更新→アルバム「OLIVE」
● 管理人 1月1日
2006年あけましておめでとうございます。今年もユーミンの作品と公演について何か見つかれば、ぼちぼち更新していこうと思っています。何か情報があれば教えてください。本当は自分でやるよりも、資料の宝庫であろうFCなんかがオフィシャルに出来そうな、画像いっぱいのページを見てみたいのですが・・・。
ところで紅白、いろんな面で心配しながら見てましたが、余計な心配だったなとスマップの歌をきいて思いました。意外とキムタクが一番だったかな。で、その次が中居くん。・・・「紅白出場」、ユーミン史上ではベスト盤発売よりも特筆すべき?ことのように思いますが、当サイトにはあまり関係ないのが残念なところです。出るんならNHKホールで!いろんな意味でそう思います。
その前のオールナイトニッポンTVはなかなか面白かったです。こっちはぜひ毎年やってほしい。人がただ喋ってるだけの面白さ、というラジオ型の面白さを味わう隙がちゃんとあったように思います。そういえば紅白後のセイヤングTVも最後まで見てしまいました。CM入ったら寝ようと思っていたのですが。彼の喋りや歌にはつい引き込まれてしまう説得力があります。もう12分なんてあっという間。
あれB面も12分あるんでしょうか?そりゃ大変だ。いっけんキレイ事に思えてしまうけどその後ろに奥行きと言うか作家としての強かさを感じるんです。ブログってみました。 ♪お赤飯を炊いて〜
そうそう、2002年にあった林美雄さんの追悼イベントというのを教えてもらいました。
更新→公演記録
2000-2004
2005年
● 管理 12月23日
早くも,,;来年春のツアー日程がFCより発表になったそうです。それから74年の10〜12月頃、大阪の天王寺野外音楽堂で弾き語りを行ったと言う情報をおしえてもらいました。当時のチケットには日付が載っていないそうです。詳しい情報をお待ちしています。
更新→公演記録
2005-、公演記録
1972-1979
● 管理 11月30日
「LOVE WARS」TOURの演奏曲で「街角のペシミスト/トランキライザー」と書いていましたが、愛媛公演(ツアー初期)と東京公演(最終公演地)をご覧になった方から両公演とも「街角のペシミスト」が演奏され、マルチスクリーンと同期した演出だったため差替えは無かったのではないかというご指摘を受けました。探したのですが「トランキラキザー」を演奏したという、確かなソースを見つけられなかったため削りました。ちなみに愛媛公演は12月24日だったので、「恋人がサンタクロース」を演奏したそうです。ありがとうございました。 訂正→LOVE WARS TOUR
● 管理 11月19日
公演記録に年末から年明けの予定を載せました 更新→公演記録 2005-
● てんてんさん 10月12日
管理人さん、はじめまして。 いつも楽しくHP拝見させていただいてます。
80年代初めまでユーミンも東芝BESTNOWシリーズで何本かカセットテープのみのベストが発売されたそうですが、また情報などがありましたらタイトル、品番や収録曲など載せてください。
昔、レコードショップで自分も見た覚えがあるのですが、確か悲しいほどお天気の頃のジャケット写真(確かユーミンが着物を着ている)のものや、星のルージュリアンのジャケットのものに、あと守ってあげたいのタイトルが付いていたものもあったと思います。20年以上前でほんとうろ覚えで申し訳ありませんが、ネットなどで調べてもヒットしなかったので管理人さんが何かご存知のものなどありましたらまた是非情報を載せてください。運営等大変だと思いますがこれからもこのHPを応援させていただきます。
管理人10月13日>>
どうもありがとうございます。東芝のベストカセットについてはコーナーを設けてないのでこちらに直接書きますね。当時の東芝EMIのチラシなどをいくつか見たところ、下記のものを見つけられました。ただ、興味の対象外なこともあって収録曲が全てわからないものがあります。
・ 「BEST NOW 荒井由実 YUMING
BRAND」 ZT30-128 * 1977 * ¥3,000
* 写真はヴァリエーションか76ツアーのもの、曲目は「ユーミンブランド」のカセットと同じ。
・ 「ユーミン大全集」 ZT30-433 * 1979 * ¥3,000
sideA: あの日にかえりたい、ルージュの伝言、恋のスーパー・パラシューター、ベルベット・イースター、曇り空、やさしさに包まれたなら、海を見ていた午後、魔法の鏡、コバルト・アワー、何もきかないで、中央フリーウェイ
sideB: 翳りゆく部屋、朝陽のなかで微笑んで、きっと言える、ハルジョオン・ヒメジョオン、紅雀、LAUNDRY-GATEの想い出、埠頭を渡る風、入江の午後3時、帰愁
* 写真は荒井由実時代のもの
・ 「BEST NOW 松任谷由実」 ZT30-526 * 1980 * ¥3,000
悲しいほどお天気、緑の町に舞い降りて、入江の午後3時、帰愁、ハルジョオン・ヒメジョオン、他全16曲
* 写真は「悲しいほどお天気」のときの着物の。
・ 「adres 松任谷由実ベスト」 ZT30-663
* 1980 *¥3,000
sideA: 9月には帰らない、紅雀、埠頭を渡る風、真冬のサーファー、最後の春休み
sideB: 帰愁、DESTINY、ESPER、白日夢、星のルージュリアン
* 写真は80年のイギリス旅行のもの、adresは高音質シリーズ
・ 「BEST NOW 松任谷由実/DESTINY」 ZH33-1001 * 1981 * ¥3,300
よそゆき顔で、DESTINY、9月には帰らない、星のルージュリアン、5cmの向う岸、彼から手をひいて、かんらん車、悲しいほどお天気、他全16曲
*写真は「星のルージュリアン」のジャケットの別ショット
・
「BEST NOW 松任谷由実/守ってあげたい」 ZH33-1230 * 1982 * ¥3,300
sideA: カンナ8号線、守ってあげたい、サーフ天国スキー天国、最後の春休み、DESTINY、ナビゲイター、ためらい、HONG
KONG NIGHT SIGHT
sideB: 埠頭を渡る風、セシルの週末、灼けたアイドル、スラバヤ通りの妹へ、入江の午後3時、気ままな朝帰り、潮風にちぎれて、夕闇をひとり
*写真は「昨晩お会いしましょう」の頃のもの
こんなところです。これからもたまに覗いてみて下さい。
● 匿名さん 10月9日
「Yuming Visual Vol.1」のハイファイ版というのを見たのですが貴重なのですか?
管理人10月13日>>
ハイファイかどうか以前にこのビデオ自体がなかなか手に入りにくいのでとりあえず貴重なんじゃないでしょうか。。このビデオは82年と85年の2回発売されているようです(85年盤は消費税込み価格が表記されたものあるので89年以降も売られていたと思われる。)が、所持しているものを見ると85年盤はハイファイ版で、82年盤にはハイファイの表記がありません。調べてみると82年当時はVHSにもBetaにもハイファイトラックがなかったようです。VHS・Beta共83年にハイファイトラックを持ったテープが出来たようです。実物を見ていませんがディスコグラフィを見る限りでは82年盤にも85年盤にもハイファイ版があるようです。(幾度が訂正)
リリース記録にビデオテープのhi-fiの有無を表示することにしました。
● 管理人 10月2日
愛・地球博「Love The Earth Final」のページを作りました。 更新→愛・地球博「Love
The Earth Final」
● 管理人 9月27日
「Smile again」の情報を載せました。 更新→シングル
● 管理人 9月8日
「どこ更新してるのかわかるようにしてほしい」という意見があったので主なものを載せることにしました。
東芝EMIの74年の邦楽目録にLTP-9083の「ひこうき雲」、LTP-2905の「きっと言える」を見つけました。
アルバム「ひこうき雲」の再発、及び荒井時代のシングルの再発の発売日を載せました。
荒井時代の35XA-# CDの発売日を訂正しました。 更新→アルバム「ひこうき雲」、シングル、再発
「サーフアンドスノウ」ツアーの東北の日程がわかりました。 更新→「サーフアンドスノウ」ツアー、公演記録1980-1984
荒井由実時代のいくつかの公演がハイファイセットとの共演だったらしいことがわかりました。 更新→公演記録1972-1979
他。
● Necoさん
「サーフ・アンド・スノウ」ツアーの特席って?
管理人>>
すみませんが詳細はわかりません。チケット告知によると「サーフアンドスノウ」ツアーの東京公演(渋公と中野)のみ、S席とは別に1,000円高い特席(4,000円)が設定されていたようです。ちなみに当時のS席は3,000円前後でした。
● とくめいさん
吉川忠英さんと共演した74年の新宿ルィードが7月になっていますが、当時のチラシによると10月のようです。
管理人>>
直しておきました。荒井由実ライヴのパンフに載っていた7月はオフコースと出演した回を指していたようですね。