ユーミン乾杯!! 〜松任谷由実50周年記念コラボベストアルバム〜

 

オリジナル発売日:2023.12.20

発売中のCDUPCH-20663 [UNIVERSAL/EMI MUSIC JAPAN]

 

【収録曲】

 

1.

影になって/岡村靖幸 cheers 松任谷由実

 

2.

中央フリーウェイ/YOASOBI cheers 松任谷由実

 

3.

Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない) 2023/桑田佳祐&松任谷由実

 PV (公式Youtube) シングルでも発売

4.

今だから/松任谷由実 小田和正 財津和夫

 

5.

春よ、来い (Nina Kraviz Remix)Nina Kraviz, Yumi Matsutoya

 

6.

SATURDAY NIGHT ZOMBIESRHYMESTER cheers 松任谷由実

 

7.

真珠のピアス/YONCE cheers 松任谷由実

 

8.

守ってあげたい/乃木坂46 cheers 松任谷由実(produced by 小室哲哉)

 PV (公式Youtube)

9.

輪舞曲(ロンド)/くるり cheers 松任谷由実

 

10.

真夏の夜の夢/GLIM SPANKY cheers 松任谷由実

 PV (公式Youtube)

 

>> 試聴するYoutubeで全曲フルで無料配信されています

 

 

アーティストと楽曲について

ユーミンのFMレギュラー番組「Yuming Chord」では10月より約2か月にわたり毎週本作の楽曲と制作エピソードが紹介されました。

若手のアーティストとはこの番組へのゲスト出演がきっかけで知り合ったそうです。

管理人も知らなかったアーティストが沢山いるので、詳しいプロフィールは公式サイトなどを見て頂くとして、

ここでは放送で紹介された情報を元に各アーティストとユーミンや担当楽曲との関わりと、クレジットを書いておこうと思います。

※ 一部管理人の感想も含まれています

1.

岡村靖幸

86年デビュー。デビュー前からの渡辺美里へ楽曲提供、90年代に大ブレイクした川本真琴のプロデュースでも有名。

独特な世界感とパフォーマンス(歌とダンス)を持っておりコアなファンからカリスマ的支持を受けている。

 

影になって

79「悲しいほどお天気」収録。この曲はユーミンがぜひ「岡村ちゃんに」と選曲。完パケを聴いて1曲目はこれしかないと思ったとか。岡村「もともとこの曲は、ものすごいセクシーで、“孤独がセクシー”というすごい詞なんですよ。僕があのアレンジをしたのだとしたら、ユーミンさんがそれを引き出したんですよ。あの曲は、もともとそういうものを持っているんです。」この曲、シングルカットやタイアップなどの有名要素はないのですが、管理人的にはこれを好きだと言う人がいたら、その人がそんなにユーミンファンでなくてもファンとして一目置いてしまう、、、そんな通好みの有名曲というイメージ。

【クレジット】

Reproduced and All Inst except Yuming Voice by Yasuyuki Okamura

Hironori Yoneda: Recording Engineer, System Manipulation (Studio Porco)    

Mixed by Fumitoshi Nakamura (office invillage)               

Masanobu Kondo (V4 Inc. & V4 Record): Creative Director & Manager

2.

YOASOBI

19年デビュー。ソニーが行った投稿小説を楽曲化するプロジェクトから誕生したコンポーザーのAyaseとヴォーカルのikurのユニット。デビュー曲「夜に駆ける」がYoutubeでヒット。楽曲は世界規模で活躍するKPOPアイドルがショートでダンスチャレンジに使うことも多く、23年には「アイドル」が米ビルボードのグローバル(ex.US)チャート1位に。ユーミンとYOASOBIとの出会いは「Yuming Chord」だったそうです。

 

中央フリーウェイ

ユーミンの代表曲ですが、元はムッシュかまやつとの共演のために書いたユーミン曰く「元祖コラボ曲」。YOASOBIには彼らのスタイルどおりに、ちょうど出版されたばかりの「すべてのことはメッセージ 小説ユーミン」を元にトラックを作ってもらったそう。なんと彼らが書き下ろした新たな歌詞とメロディーも追加されている。収録曲の中で唯一ユーミンヴォーカルのソロパートがないカバー作品という感じ。

【クレジット】

Guitar: Rockewll

Vocal Recording: 斎藤隆之     Mixed by 福井昌彦  YOASOBI by the courtesy of Sony Music Entertainment (Japan) Inc.

3.

桑田佳祐

78年サザンオールスターズとしてデビュー。ここで説明の必要のない幅広い世代から指示を受け、今も精力的に活動するビッグスター。

 

Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない) 2023

86年に桑田佳祐が中心となって企画された音楽番組・日本テレビ「メリー・クリスマス・ショー」のために制作された曲。当時、桑田佳祐が歌唱したゆうせんやラジオでのオンエア用の音源は作られていたが、発売はされなかった幻の曲。この曲のリメイクはユーミンから提案、他の曲と違い、ユーミンが新たにヴォーカルをレコーディングしている。ユーミン「改めて聴くと、37年前にかいた歌詞なんだけれど、今の気分も反映されていますよね」。本作と同日にシングルでも発売された。

【クレジット】

桑田佳祐: Vocal, Acoustic Guitar, Electric Guitar,

Hand Clap & Backing Vocal

松任谷由実: Vocal Backing Vocal

片山敦夫: Piano, Synth-Bass, Synth-Organ,

Synth-Bell & Synthesizer
曽我淳一: Synth-Organ, Synthesizer & Rhythm Programming
原由子: Ch Arrangement & Backing Vocal
河内淳一: Electric Guitar

 

Recorded & Mixed by 谷田良 (Victor Studio) at Victor Studio

Assisted by 山内亜竜 (Victor Studio)

Mastered by 吉良武男 (TEAMS)

“お正月”  作詞: 東くめ、作曲: 滝廉太郎

Joy to the world  作詞: Isaac Watts、作曲: Georg Friedrich, Lowell Mason

Contains a sample of

“恋人がサンタクロース”  作詞作曲: 松任谷由実

“波乗りジョニー”  作詞作曲: 桑田佳祐

“ルージュの伝言”  作詞作曲: 荒井由実

 Licensed by VICTOR ENTERTAINMENT INC.

4.

小田和正、財津和夫

それぞれ70年にオフコース、72年にチューリップのリーダーとしてデビュー。二人ともユーミン世代にはやはり言わずと知れた多くのヒット作を持つシンガーソングライター。小田和正は最近も新作アルバムをチャート上位に送り込み、大規模なアリーナツアーを行っている。

 

今だから

85年の3人の名義で出したコラボシングル曲。イベント「ALL TOGETHER NOW」で披露されヒットした。長年オリコン1位を獲得した中で唯一CD化されていない楽曲だったが、本作で初めてCD化。この曲のみ新録ではなく当時の音源を使用しているが、GOH 氏がリマスタリング。

【クレジット】

Keyboard & Sound Producer: 坂本龍一

E.Guitars: 高中正義   Drums: 高橋幸宏   E.Bass: 後藤次利

Producers: 松任谷由実、小田和正、財津和夫

5.

Nina Kraviz

イルクーツク出身、08年ごろから活動しているテクノ系のDJ、音楽プロデューサー。日本でもたびたびツアーを行っている。ユーミンは18年のプライベートベルリン旅行で訪れたクラブで彼女の事を聞いていたそうで、23年札幌でちょうど互いの公演が重なりお互いのライヴを体験、その際彼女に参加を打診したそう。DJには既にいろいろな意味があるように思いますが、彼女やそのジャンルを知らなかった管理人的には、彼女が行うDJは即席で様々な音を選びながら数時間という長いスパンでダンスフロアのために音楽を構成してゆく、まさにユーミンが言うところの“時間のデザイン”という感じ。[彼女の公式Youtubeより2023年のパフォーマンス] 

 

春よ、来い

94年の大ヒットシングル曲。本作のこの曲はユーミン世界で言うところの歌もの音楽とはまた違った代物になっている。ユーミン「”聴く”というより、”体感する”、”没入する”ための1曲かもしれないです。切ない宇宙の子守歌のような。“こんなもの聴いたことない!”っていう人が、近くのドアを開けて新しい世界に入っていってくれることを期待します」。この曲はかつてロシア人アクターが大勢出演した「シャングリラ」でもツアー終盤に歌われており、やはりユーミンにはこの曲に今のロシアへの想いを託すところがあるようです。

6.

RHYMESTER

89年結成、93年デビューのヒップホップグループ。メンバーは宇多丸、Mummy-DDJ JIN3人。まだ日本にヒップホップが馴染む前から活動を続けてきた日本語ラップの草分け的存在。ユーミンとは40周年記念コンサートで共演。そのとき彼らが選んだ曲が「SATURDAY NIGHT ZOMBIES」だった。ユーミン「ノリがすごく合うし、共通言語が多いし、良い友達だなあと思っています。」

 

SATURDAY NIGHT ZOMBIES

87年「オレたちひょうきん族」のエンディング曲として制作。宇多丸にとってこの曲は、バブル当時の浮かれた夜遊び感とサブカル感、そのころの丁度できはじめたクラブと共に新しいヒップホップが出てきた時のグルーヴ感をも併せ持つ大好きな曲で、コラボはもうこれしかないと思ったそう。ユーミンも彼らのプロダクトに信頼があり、他の参加アーティストたちに本作の企画説明をするためのパイロットとして最初にオーダーしたのがこの曲だそう。リメイクされた楽曲の中では唯一オリジナルの編曲が活かされており、当サイトで分類するところのリミックスにあたる感じ。

【クレジット】

Reconstructed by Mr. Drunk

Additional Lyrics by Mummy-D、宇多丸    Turntables by DJ JIN

Recorded by Reynolds Maeda at Nasoundra Palace Studio       Mixed by D.O.I at Daimonion Recordings

RHYMESTER by the courtesy of Victor Entertainment

7.

Yonce

15Suchmosのボーカルとしてデビュー、アルバムやEPが連続でヒット。最近は新たにHedigan'sを結成。ユーミンはSuchmosTVで何気なく聴いて知り、その懐かしくも新しいという感覚にインスパイアされて「もう一度フュージョンやAORをやってみようかな」と思ったそう。19年「深海の街」を作るときは彼に「今回はフュージョンをやるの」と伝えたほど影響を受けていたよう。ちなみに彼との出会いも「Yuming Chord」だったそうです。

 

真珠のピアス

82年のアルバム「パールピアス」の中の1曲。ユーミンあるあるだがシングルカットやタイアップはなくてもなんとなく詞の内容が知られている曲。ユーミン「珍しくジェネレーションギャップも良い意味で感じていて、私自身が通ってこなかった90年代のグランジなフレーバーがすごく入っていて...

【クレジット】

YONCE (Vo, Gt, etc)      栗田祐輔 (keyboards, etc.)       栗田将治 (guitars, bass, etc)

YONCE by the courtesy of F.C.L.S. (Sony Music labels Inc.)

8.

乃木坂46、小室哲哉

乃木坂4611年、既に人気を博していたAKB48の公式ライバルとして誕生。シングル・アルバム共にオリコン連続1位を獲得し続けている。小室哲哉は言わずと知れた大プロデューサー。80年代のTMN90年代の小室ファミリーのイメージが強いが学生時代から数々のスタジオワークを行っている。ユーミンとは何度かラジオで対談しており、本作への参加依頼はやはり「Yuming Chord」ゲスト出演時。管理人的にはユーミンブームの終焉と小室ファミリーの台頭は相容れない音楽のFO/FIだった感じもあるのですが、ユーミンは以前から小室サウンドが好きだったそうで、TVで「Boy Meets Girl」をカバーしたことも。2312月のANNでは「音楽的にすごいシンパシーがある。ある時期とんでもないブームにマスキングされて、小室さんの音楽をちゃんと見てる人が少なくなったように思う。その前にブームの風圧を受けていた私にはそれが他人事に思えなかった。」とも(要約しています)。ちなみにユーミンファンのあいだでもあまり知られていませんが、小室さんは以前オリジナルマルチのヴォーカルトラックを使って「WANDERERS」をリミックスしています。

 

守ってあげたい

81年映画「ねらわれた学園」の主題歌として制作され、シングルが大ヒット。結婚後ユーミン復活の1曲に。この曲は小室哲哉が選曲。家に帰るユーミン夫妻の後姿に思わず自分の人生を省みていたとき頭の中で流れだした1曲なんだとか。ユーミン曰く「小室サウンドはどこかセレスチャルな感じがする。」

【クレジット】

乃木坂46: 久保史緒里、井上和、林瑠奈、奥田いろは、中西アルノ、五百城(いおき)茉央

Produced by Tetsuya Komuro

Mixed by Goh Hotoda       Vocal Recording Engineer: Gregory Germain       Vocal Direction: Zinee (Narf&Co.)

乃木坂46 by the courtesy of Sony Music Labels Inc.

9.

くるり

98年デビューの岸田繁、佐藤征史のユニット。ユーミンと同じく、シングルよりもアルバムが強い型のアーティスト。ユーミンとは09年に「シャツを洗えば」を共作・共演しており、ユーミンが彼らの「春風」をカバーしたこともある。

 

輪舞曲(ロンド)

95年のシングル曲。ユーミンがこの曲を選んだのは「シャツを洗えば」のときに岸田繁が好きなブルガリアンコーラスを聴かせてもらったことを思い出して、スラビックな解釈も含めていろんなことをやってもらえるのではないかと期待したからだそう。ユーミン曰く” 古いのにアバンギャルド”。くるりは歌わずにオケの打ち込みと演奏に徹していますが、管理人的にはもうくるりがどうかしてるのか?ユーミンがどうかしてるのか?という感じが面白い()

【クレジット】

Arranged by 岸田繁

All additional tracks played and programmed by 岸田繁  Except Contrabass played by 佐藤征史

Additional tracks recorded by 岸田繁、佐藤征史   Mixed by 宮ア洋一

くるり by the courtesy of SPEEDSTAR RECORDS / Victor Entertainment

10.

GLIM SPANKY

14年にメジャーデビューした松尾レミと亀本寛貴によるロックユニット。ユーミンとの出会いはやはり「Yuming Chord」。

ユーミン「彼らのサウンドを聴いた途端、筋金入りのロック好きだと」「問わず語りで、なんか、ノリが合うんですよね。」

 

真夏の夜の夢

93年の大ヒット、ユーミンの中で最も売れたシングル曲。ユーミンからのリクエストとしては原曲にあった印象的なギターリフは使わず、新たなパートを作ることというのがあったそう。ユーミン「間奏でインド音楽みたいになっちゃうところが、サイケですごく好きです。そして、私とレミちゃんの声が似ていて倍音多しなところもすごく好き。」

【クレジット】

Arrangement: GLIM SPANKY

Vocal & Percussion & Chorus: 松尾レミ  Guitar & Programming: 亀本寛貴  Drums: 伊藤大地

Recorded & Mixed by 西川陽介

Yuming Chordの放送の一部は公式サイト「Onair Digest」で読むことができます。2023/10/06より乾杯!!のことが紹介されています。

First Timesでは一部の参加アーティストからのコメントが掲載されています。おそらくこのコメントは公式含め他に出ていないのではないかと思います。

 

 

 

【リリースデータ】 (ディスクナンバー * 発売日 * 発売元 *表示価格)

 

PC配信

2023.12.20  Universal Music LLC / EMIレコード・ジャパン * \2,546、¥4,074(ロスレス) 

発売開始時点でハイレゾや空間オーディオでの配信はありません。          ※1曲ごとの購入も可、価格は¥255、¥261、¥407(ロスレス)など。

 

CD+BD2枚組、初回限定盤A
UPCH-29465
2023.12.20 EMI Records / ユニバーサルミュージック * ¥4,500 + tax

CDと特典BD2枚組セット。個別型番および収録内容は下記の通り。

 CD: UPCX-20504: 表記はないが11曲目に「今だから」another version収録。

 BD: UPXX-20109: 特典映像- “ユーミン返杯” 参加アーティストへ〜ユーミンからのメッセージ〜

           公式Youtubeチャンネルによるダイジェスト動画 → こちら

タイトルステッカー:グリーン

 

CD+DVD2枚組、初回限定盤B
UPCH-29466
2023.12.20 EMI Records / ユニバーサルミュージック * ¥4,000 + tax

CDと特典DVD2枚組セット。個別型番および収録内容は下記の通り。

 CD: 初回限定盤Aと同じ

 DVD: UPBX-80656: 内容は初回限定盤Aと同じ

タイトルステッカー:ピンク

 

CD(通常盤)
UPCH-20663
2023.12.20 EMI Records / ユニバーサルミュージック * ¥3,000 + tax

映像ディスクの付属しない通常盤。CDは型番含め初回限定盤Aと同じ。

タイトルステッカー:オレンジ

 

 

 

 

【クレジット】

 

Based on YUMINGs works

Produce & Direction: Takeshi Danno, Rutsuko Kaneko (KIRARASHA)

All original Songs Produce: Masataka Matsutoya  *Except 3, 4

Supervisor: Yumi Matsutoya

 

Artist Management: Makoto Ohtake (KIRARASHA), Rutsuko Kaneko (KIRARASHA)

Production Support: Shoko Teshima (Kirara Music Publisher), Yukari Suzuki (KIRARASHA)

Production Support: Ayako Harada (KIRARASHA), YUMING FAN CLUB

 

Label: EMI Records / UNIVERSAL MUSIC LLC

A&R: Hideki Yoneyama (EMI Records)

Promotion Planner: Hitomi Ueno (EMI Records)

Sales Promotion: Yasuhiro Takeuchi (UNIVERSAL MUSIC LLC)

Digital Promotion: Sayaka Abe (EMI Records)

Head Creative Division I: Keisuke Minamizono (EMI Records)

Creative Division Manager: Tomohiro Ohi, Noriaki Matsuzawa (EMI Records)

Managing Director: Takeshi Okada (EMI Records)

General Manager: Taku Nakamura (UNIVERSAL MUSIC LLC)

Executive Producer: Naoshi Fujikura (UNIVERSAL MUSIC LLC)

 

Artwork Staff

Product Management: Matt Muto

Creative Director: Satoshi Nakajima (DEEP)

Art Direction: Takaya Tokuhara

Design: Takaya Tokuhara, Yurika Yamaguchi

Textile design: Yukari Ota

Jacket Photography: Kohga Mori (EHITNEY)

Styling: Masae Sakurai, Kanae Naito (Irakusa)

Hair & Make-Up: Naoki Toyama (Iris)

Set Design: Ken Yamada

Retoucher: Mizu Iwasawa (Siifaa)

Photo Producer: Tatsuya Nakazawa, Shinya Omi (JXL)

Artwork Coordination: Shuma Saito, Akio Kawabata (TMC)

Artwork Support: Kazunari Suzuki, Kazumi Yoshikawa

                          Michiyo Goda (UNIVERSAL MUSIC LLC)

 

Mastered by Goh Hotoda (except 3.)

Assistant Mastering Engineer: Yumetoki Suzuki

 

 

[“ユーミン返杯” 参加アーティストへ〜ユーミンからのメッセージ〜]

Planning & Interview: Takeshi Danno

Direction: Toshiyuki Suzuki (UM)

Camera: Isao Okudaira, Shinnosuke Mizuno, Nobumasa Okudaira

Light: Yasunori Sugiyama

Field Recording: Satomi Mitsuhashi

Edit: Yoshiaki Kawagoe

Vehicle: Satoshi Suzuki

Production: Yu Hamashima, Yuzo Morota, Akihiko Kumagai, momo (peanuttart)

Styling: Akane Makihara

Hair & Make-Up: Naoki Toyama (Iris)

 

 

Special Thanks

Akihiko Nikaido, Misaki Ishiyama (amnis inc.), Munehito Ito, Kazuhiko Tatebe (Virgin Music)

Koutaro Kume (NOISE McCARTNEY), Asuka Saito (Pocket),

Yusuke Uchida (Victor Entertainment Corporation)

Masaki Nakanishi, Tsuyoshi Kimura, Naoki Sugiyama, Sakurako Okano, Ryuto Uni, Motonari Maie (AMUSE INC.),

Akira Ono, Kiyoshi Ohba, Junya Kano, Yuki Hirota (TAISHITA / Victor Entertainment Corporation)

Rosalie De Meyer (ninakraviz.com), Seiji Hitomi (HITOMI Productions,Inc.), Ryuta Yoshida

Yoshio Konno, Yu Kikuchi (Nogizaka46LLC), Yukitaka Yoshida, Kyosuke Shiono (Sony Music Labels)

Nao Koseki (Pavilions)

Yuji Kishi, Tetsuya Taniho, Mao Tanaka (starplayers), Shinsuke Nagotani (Victor Entertainment Corporation)

Masamichi Yoshida (Far East Club), Miki Fukue (Fuji Pacific Music)

Fumiko Tanizawa (muse Banding academy)

Norika Sora (Kab Inc.)

Yutaka Nezu (ON THE LINE Inc.)

Jun Harada, Akira Ichikawa (Junggler Co.,Ltd)

Masanobu Kondo (V4 Inc.)

Yohei Yashiro, Shuya Yamamoto (Sony Music Entertainment (Japan)),

Asami Yoshino, Kai Kamata (Sony Music Labels)

Satoru Kaneko (SPACE SHOWER MUSIC), Yuri Furukawa (F.C.L.S.)

 

 

 

【ノベルティーグッズ】

 

アクリルキーホルダー(絵柄A)、ポストカード(絵柄A/B)、ステッカー(絵柄A/B)A6カレンダー(絵柄A/B)A5クリアファイル(絵柄A/B)

ミニアクリルスタンド(絵柄A)、アクリルコースター(絵柄A)  各アイテム、絵柄A:ジャケット、絵柄B:宣材写真。

ペアグラス(BANZAI ! KANPAI!!

 

 

【主な売上記録】

 

オリコン: CD売上 7.6万枚、最高位2

オリコン: DL 0.2DL以上、最高位3位、    ストリーミング: 430万回以上

オリコン:   また単曲DLでは「中央フリーウェイ」0.4DL以上、「今だから」0.1DL以上、

オリコン:   なお「Kissin Christmas 2023」はシングル扱いとしてこちらに掲載。

オリコン:   ストリーミングでのTOP50インはなし。ちなみに単曲ストリーミングの場合は約230万回/週が必要。なお1位は1,000万回/週以上もある。

ビルボードジャパン: CD売上 7.2万枚以上、最高位2

ビルボードジャパン: DL 0.2DL以上、最高位3

日本レコード協会: 10万枚以上

 

 

【メモ】

 

   デビュー50周年を記念したコラボベストアルバム。

   ユーミン自らが依頼したアーティストにオリジナルマルチの音源を提供し、彼らが思い思いのトラックを作成したコラボベストアルバム。曲単位では過去にも一見似たような企画はありましたが、本作はユーミン自らひとりずつ声をかけて、アルバムの趣旨や企画意図を伝え、ときには選曲や曲の方向性を一緒に考えたりもしたそう。各曲のスタイルは本当に様々で、オリジナルアレンジを活かしたもの、ヴォーカルのオリジナルトラックは使っているものの完全に別アレンジというもの、ユーミンのヴォーカルがほとんど出てこないもの、ヴォーカルをほぼ素材のひとつとして使ったBGMならぬFGM的なものなどなど。こちらに掲載している当サイトでの分類に無理やり当てはめると、1.3.7.8.9.10はアレンジ違い、6.はミックス違い、4.はマスタリング違いという感じでしょうか。(3.はユーミン作品としてはオリジナルにあたるものがなく、2.5.はどれにも該当しない、音源提供・カバー作品という感じでしょうか。)

   特典映像は撮り下ろし。ユーミンが楽曲がうまれるきっかけになった場所を訪れ、当時の思い出を温ねるかのような内容。歌詞カードに掲載された参加アーティストへの手紙も読まれます。

   コンセプトは「懐かしい未来 新しい過去」。ユーミンがこのアルバムに添えたコメント:「恋って、そのひとの目に映った自分を好きになること。そんな自分に無性に会いたいと思うこと。(中略)私の好きな音楽家たちの目に、私の音楽はどう映るのだろうか。50年余りの時を経て形成してきた私の音楽の中に、自分でも知らなかった自分がまだいるのだろうか。それぞれのシーンを闘う彼らの助けを借りて、スクラップ&ビルドを試みたいと思った。この先もなお進んで行くために、音楽にもう一度恋したくて、このアルバムを作りました。」

   ユーミン自らもテレビにラジオに積極的にプロモーション。発売日前日には渋谷タワレコにご降臨されました!

    もともとは1129日発売でしたが、「Kissin Christmas」の追加収録が決まり、発売が延期されました。クレジットによるとこの曲のみマスタリングも別なようです。