ダイアモンドダストが消えぬまに

 

オリジナル発売日:1987.12.5

発売中のCDTOCT-10652 [EXPRESS/TOSHIBA EMI]

 

【収録曲】

 

1.

月曜日のロボット

 

 

6.

SATURDAY NIGHT ZOMBIES

......str

 

 

2.

ダイアモンドダストが消えぬまに ......t

 

7.

続 ガールフレンズ

 

 

 

3.

思い出に間にあいたくて

......t

 

8.

ダイアモンドの街角

 

 

 

4.

SWEET DREAMS

......svtr

 

9.

LATE SUMMER LAKE

 

 

 

5.

TUXEDO RAIN

......st

 

10.

霧雨で見えない

......t

 

 

a…オリジナルアルバム未収録、s…シングルカットされた曲、t…テーマソング、CM曲など、

v...ビデオクリップの作られた曲、数字...その数字回数目のアレンジ、r...リミックス

 

【収録曲備考】

2.

t

88年三菱自動車「新型ミラージュ」CMソング。

3.

t

88TBSドラマ「涙日記」(全4回)主題歌。

4.

s

v

t

r

22枚目のシングルとしてリリース。

PV情報はこちら

87年三菱自動車「新型ミラージュ」CMソング。

シングルとはミックスが違う。

5.

s

t

0135枚目のシングル「7truthes 7liesに収録。

88年 第一生命「リード21CMソング

6.

s

t

r

22枚目のシングル「SWEET DREAMSB面。

87CX「オレたちひょうきん族」エンディングテーマ。

シングルとはミックスが違う。

10.

 

t

84年に麗美に提供した曲のセルフカヴァー。

88年三菱自動車「新型ミラージュ」CMソング。

 

 

 

【リリースデータ】 (ディスクナンバー * 発売日 * 発売元 *表示価格)

 

LP
RT28-5060
1987.12.5 * エキスプレス/東芝EMI * \2,800

見開きジャケット。裏ジャケのYMマークの横に数字の印刷のあるものとないものがある。
また、発売はされていないようだが、上部に赤いラインが入ったジャケット写真も存在する。

 

CD
CT32-5060
1987.12.5 * エキスプレス/東芝EMI  \3,2003,008(2,920)


Cassette Tape

ZT28-5060 1987.12.5 * エキスプレス/東芝EMI  \2,8002,637(2,560)

 

CD(発売中止)

TOCT-10339 1998.7.16 * エキスプレス/東芝EMI *¥2,000(1,905)

詳細→再発復刻リスト

 

CD(発売中止)

TOCT-10370 1998.7.16 * エキスプレス/東芝EMI *¥2,500(2,381)

詳細→再発復刻リスト

 

CD17枚組 初回限定生産)

TOCT-10635 1999.1.27 * エキスプレス/東芝EMI * \38,000(36,190)

詳細→再発復刻リスト

 

CD

TOCT-10652 1999.2.24 * エキスプレス/東芝EMI *¥2,500(2,381)

詳細→再発復刻リスト

 

LP( 初回限定生産)

TOJT-10652 1999.2.24 * エキスプレス/東芝EMI *¥3,000(2,857)

詳細→再発復刻リスト

 

CD(期間限定発売)
TYCT-69049
 * 2013.10.2 * ユニバーサルミュージック * ¥1,980
詳細→再発復刻リスト

 

PC配信

2018.9.24 Universal Music LLC / EMIレコード・ジャパン

423曲を一斉配信 詳細→再発復刻リスト

   

ハイレゾ配信

2019.9.18 Universal Music LLC / EMIレコード・ジャパン

423曲を一斉配信 詳細→再発復刻リスト

  

 

                                                        ○ 情報はすべて実物で確認しています。

 

 

【クレジット】

 

ALL SONGS WRITTEN BY YUMI MATSUTOYA
ALL SONGS ARRANGED BY MASATAKA MATSUTOYA

Producer : Masataka Matsutoya   

Associate Producer : Matt Forger

Drums: Nobuo Eguchi (1,6) / John Robinson (2,3,7,10)

Bass: Abraham Laboriel (1,5,9,10)

Guitar: Masaki Matsubara (1,2,3,4,5,6,7,10), Tsuyoshi Kon (9)

Percussion: Nobu Saito

Saxophone Solo: Jake H. Conception (6,10)

Background vocals: Jin Kirigaya, Toshihiro Bobby Kirigaya, Emiko Shiratori (2,4,10) /

                                Leona, Kurara, Lilika (3,6,7) /

                                Yumi Matsutoya (1,5,6,8,9)

All Keyboards Arranged and Played by Masataka Matsutoya  


Recorded by Tsuyoshi Inoue
Additional Recorded by Tadashi Inoue
  

Recording Assisted by Shuichi Yokoi
Recorded at STUDIO TAKE ONE
  
Recorded and Mixed by Matt Forger
  

Recording Assisted by Ray Pyle   
Recorded and Mixed at Lion Share Recording Studios
  

Synclavier Programmed by Shingo Take   

Synclavier Assisted by Seiichi Takubo, Mato Fujii
Synthesizer Directed by Keishi Urata for EMU
  
Synthesizer Assisted by Haruhiko Kawasaki, Kunihiko Tominaga for EMU, Toshio Tanabe for RMC
 

Mastered by Bernie Grundman and Chris Bellman at Bernie Grundman Mastering   

Directed by Seizo Shimokobe   

Co-directed by Atsushi Souma   
Musician Co-Ordinated by Koji "OB" Kimura, Fumio Miyata for Music Land, Noriyasu Tani for White Board
  

Cover Designed by Mitsuo Shindo with D.Nakajima, N.Suzuki   
Photographed by Kenji Miura
  
Make up : Eito Furukubo
  
Styling : Machiko Tsutsumi
  

Artist Management : Makoto Ohtake, Mitsue Mouri, Atsushi Souma   

Special Thanks to : Kei "The Happy Papa" Nishimura, Setsuko Take and Dave Fromm for White Board,

Bruce "The Big Foot" Wildstein, Terry Williams, Jay Antista and Angel Brand, Dianne Forger

Tsuyoshi Kon, Keishi Urata appears courtesy of VICTOR Records,

Masaki Matsubara appears courtesy of CANYON Records,

Toshihiro "Bobby" Kirigaya, Leona Clara Lilica Appears courtesy of CBS SONY records,

Abraham Laboriel appears courtesy of MCA Records

ALL SONGS HAVE BEEN BASICALY PERFORMED BY Synclavier DIGITAL MUSIC SYSTEM

 

                                                        ○ 情報は歌詞カードを参考にしています。

 

 

【ノベルティーグッズ】

 

ワイングラスセット、卓上カレンダー、布袋、レターセット、定規、アドレスブックなど。

また三菱自動車がアルバムジャケットと同じカラーリングをした“三菱ミラージュ・ユーミンヴァージョン”が作られ、キャンペーンなどでプレゼントされました。

 

                                                        ○ 情報はすべて実物やその写真で確認しています。

 

 

 

【主な売上記録】

 

オリコン: 売上77.2万枚*、最高位1位、相対売上比2.10 (88年年間TOP50総売上平均)

                            LP売上 17.9万枚*CD売上35.9万枚、
                            LP
、カセット、CDの売上比は 2.3 : 3.0 : 4.7 CDLPを上回る。

                                             ○ 情報は「ALBUM CHART-BOOK COMPLETE EDITION 19702005」(オリジナルコンフィデンス, 2006)を参考にしています。

            

                                  * ただし当時の週間チャートを累計すると、LP売上は 44.9万枚と大幅に数値が異なる。これをカセット、CDの累計数値と足すと104.2万枚。

                                   上図の推定週間枚数はこのLP数値+CD数値。ただしオリコンは現在この数値を採用していない模様。

 

不明: 売上133万枚  週刊現代902月号、サピオ903月号に掲載 数値の参照元は未掲載だが同一の参照元があると思われる

 

 

【メモ】

 

   19枚目のオリジナルアルバム。

   テーマは「もののあわれ」。タイトルはコンサートで博多を訪れていた際に立ち寄ったレストランで居合わせた紳士がドン・ペリニオンのグラスに立った泡を見て「ダイアモンドダストが見える」と呟いたことから着想したそうです。「ダイアモンドダスト」という言葉には儚く消えゆくものの美しさを託しているんだとか。このアルバムと同時期に発売された写真集「South of the Borderは命懸けでパリダカを走る親友に魅せられ自身もプレスとして参加した体験を綴ったものでしたが、最後のページでやはりドン・ペリニオンという僧侶が生涯を捧げて造ったシャンパンの泡がいつしか「ダイアモンドダスト」と呼ばれるようになったことに触れ、「他人から見たら、他愛ない、とるに足らないことに、一生を懸ける人がいる。一瞬にして、輝き、消えてゆくものがある。そういうのが好きだ。そういうものを愛したい。」と綴っています。彼女にとっての「ダイアモンドダスト」という言葉を良く表した一節ではないでしょうか。パリダカでの経験はより自身の活動にストイックになる決意を与えたようです。

   作詞の面では5分程度の曲の中でどこまで映画の世界に近づけるかということを意識して作ったそうで、後にひとつの作詞のメソッドが完成したアルバムと語っています。FC会報vol.31のインタビューによると東京とは対極にある砂漠での経験に浸食された感があり、もう日常的なものに興味が持てないかもしれないと思っていたが、それでも砂漠という奥行きを持って日常の歌を書ききれたことで自身がついたそうです。「月刊カドカワ」911月号の自身による解説では、全曲書き終わったときの到達感で神棚の前で号泣してしまったそうです(笑)「これでひと段階レベルアップしたという感じがして、宇宙に感謝しました。」

    本作より当時一斉を風靡していた統合型のデジタル・シンセサイザー ”シンクラビア (Synclavier)” が本格的に導入されます。プロデューサーの松任谷正隆によると新しい音への期待と自身が常に最先端にいたいという欲求から導入に踏み切ったものの、以降数作は満足のいく音作りには至らなかった様で、16年に出した自著でかなり辛辣に当時を振り返っています。曲もコンセプトも悪くはなくなかったが「ソニック的なクォリティは低かったと思う。」とのこと。前代未聞のセールス的な成功の一方で、キャリアの中でもすごくつらい時期だったそうです。

※ 古くは「REINCARNATIONのクレジットに登場しています。本作から「LOVE WARSまで3作にはロゴ的な"ALL SONGS HAVE BEEN BASICALY PERFORMED BY Synclavier DIGITAL MUSIC SYSTEM" というクレジットがあり、シンクラビアのPR媒体という要素も担っていたのかもしれません。クレジットによるとシンクラビアは本作以降Tears and Reasonsを除いてU-mizまで使用されていたようです。

   本作より三菱ミラージュとの新曲タイアップが始まりました。アルバムに先行して「SWEET DREAMS」、発売時期には「ダイアモンドダストが消えぬまに」をBGMにしたCMがオンエアされました。三菱ミラージュのTVCMのオンエア回数はこれまでのタイアップに比べて圧倒的に多く、本作以降数年にわたって行われたユーミンの季節到来を告げるかのような秋から暮れにかけての新曲CM大量オンエアはニューアルバムの爆発的なセールスを支える重要なプロモーションのひとつだったと言えるかもしれません。

   今回もユーミンクイズオンテレフォンジョッキーが行われました。

   宣伝コピー「今すぐ私に逢いに来て・・・・・・」「・・・・・・今すぐ私に電話して」。・・・テレフォンジョッキーと絡めていた?

   このアルバム用に85年麗美に提供した「ひとちがい」をレコーディングしていたそうですが、お蔵入りになったそうです。当初は次回作に見送りということになっていました。