1. |
無限の中の一度 |
......tv |
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6. |
私らしく |
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2. |
サファイアの9月の夕方 |
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7. |
冬の終り |
......t |
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3. |
瞳はどしゃ降り |
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8. |
So high |
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4. |
ミラクル |
......t |
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9. |
恋の一時間は孤独の千年 |
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5. |
Misty China Town |
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10. |
Carry on |
......vt |
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【収録曲備考】
1. |
t… v... |
92年キリン「キリンラガービール」CMソング。フルサイズのCM用クリップが作られ話題に。 また、ラガーCMのクリップにレコーディング風景をインサートさせた映像も作られている。 |
4. |
t… |
リリース前までは「二人はミラクル」というタイトルだった。 92年 コクド「苗場プリンスホテル」CMソング 。 |
5. |
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同年 宝塚歌劇「PUCK」(主演:涼風真世)に提供した「ミッドサマーイヴ」の詞を差し替えたもの。 |
7. |
t… |
92年 CXドラマ「その時、ハートは盗まれた」(全5回)エンディングテーマ。 |
8. |
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92年 CXドラマ「その時、ハートは盗まれた」(全5回)挿入歌。 |
9. |
t… |
84年に麗美に提供した曲のセルフカヴァー。 |
10. |
t... v… |
NHK総合「サンデースポーツ」「サタデースポーツ」エンディングテーマ。 PV情報はこちら |
【リリースデータ】 (ディスクナンバー * 発売日 * 発売元 *表示価格)
CD
TOCT-6800 * 1992.11.27 *
エキスプレス/東芝EMI → EMIミュージックジャパン * \3,000(2,913) → ¥3,059
初期プレスの物は3-Dジャケット、歌詞カードの表紙も通常盤と違う。
通常盤は発売から5年後店頭に並ぶように。
Cassette Tape
TOTT-6800 *
1992.11.27 * エキスプレス/東芝EMI * \2,800(2,718)
3-Dジャケット。
PC配信
2018.9.24 * Universal Music LLC / EMIレコード・ジャパン
423曲を一斉配信 詳細→再発復刻リスト
ハイレゾ配信
2019.9.18 * Universal Music LLC / EMIレコード・ジャパン
423曲を一斉配信 詳細→再発復刻リスト
Produced by |
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Masataka Matsutoya |
Co-Produced by |
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Matt Forger |
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Sound Concept & Design by |
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Masataka Matsutoya / Tsuyoshi Inoue / Masafumi Yamanaka / Yoshinori Waraya |
Keyboards & Programming: Masataka Matsutoya Additional Drum Programming / Marching Drums / Hi- Hats & Cymbals: Nobuo Eguchi (1,4 / 2 / 5) Drums: Mike Baird (2,3,7,10) / John Robinson (6,8) Bass: Leland Sklar (2,3,5,7,10) / Abraham Laboriel (4,6,8) Electric Guitar Solo: Michael Landau (10) Electric Guitar: Masaki Matsubara (1,4,5,6,7,8,9) / Tim Pierce (2) / Michael Landau (3,6,10) Acoustic Guitar: Chuei Yoshikawa (5,7,9) Percussion: Michel Fisher Sax: Larry Williams (1,3,4,6), Dan Higgins (8,9) Sax Solo / Flute / Piccolo: Dan Higgins (1,6 / 8,10 / 10) Trumpet: Jerry Hey, Gary Grant (1,3,4,6,8,9) Trombone: Bill Reichenback (1,3,4,6,8,9) Trombone Solo: Kenji Nishiyama (5) Background Vocals: Yasuhiron Kido, Kiyoshi Hiyama, Junko Hirotani (6,8) / Background Vocals: The Waters- Maxine, Julia, Luther, Oren (9) / Background Vocals: Yumi Matsutoya (except 7) Scene from the “Gangster Movie” / “Carnival”: The Matt Forger Show (3 / 9) “Gangster Movie” : Staring_William Madans, Beverly Mackin, Written by D.Drasin (3)
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Directed by |
Ken-ichi Nomura / Yukari Suzuki |
Recorded by |
Tsuyoshi Inoue / Matt Forger / Yoshinori Waraya / Matt Hyde |
Pre-Production Engineered by |
Masafumi Yamanaka |
Assistant Engineering by |
Tadashi Matsuda / Mark Hagen / Tom Winslow / Mitsuyoshi Kishida |
Virtual Audio Produced by |
Christopher Currell |
Recorded at |
Studio Take One / Village Recorder / Sound Inn / Westlake Audio |
Mixed by |
Matt Forger |
Mixed at |
Westlake Audio |
Mastered by |
Bernie Grundman at Bernie Grundman Mastering |
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Assistant by Jimmy McKeever |
Synthesizer Programming: |
Masafumi Yamanaka |
Synthesizer Assistants: |
Hideyuki Hiraki/Kohtaro Hayashi |
Production Coordination: |
Koji Kimura & Fumio Miyata for MUSIC LAND / |
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Art Direction: |
Mitsuo Shindo for Contemporary Production |
Design: |
Mitsuo Shindo/Ryoji Oya/Kumiko Tezuka |
Photographer: |
Kenji Miura for Light Some |
Assistant Photographer: |
Masafumi Maruyama/Msashi Nomura/Hideko Kamata |
3-D Photo Systems Coordination: |
Akira Mitsuzumi |
Costume Design: |
Atsuko Nosé |
Hair & Make-up |
Akihiko Asai |
Design Coordination: |
Hajime Kobayashi |
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Artist Management: |
Makoto Ohtake / Chihiro Watanabe |
General Management: |
Hiroshi Abe |
Executive Producer |
Seizo Shimokobe |
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Special Thanks to |
Takeshi Yamamoto / Richard E.McDonald & Raquel Dahud for Virtual Audio Systems / Steve Burdick for Westlake Audio / WADIA Digital Corporation / Dan Casillas / Kristin Myers / Anne Mihara / Eduardo Chermont / Shuichi Kashiwagi / Makiko Imai / M Project / Fitz Roy / I to I communications, Inc. / Ryuji Suzuki / Masaya Nakagawa |
The Waters appears courtesy of Waterwheel Records
Chuei Yoshikawa appears courtesy of FUN HOUSE Inc.
All songs & lyrics written by Yumi Matsutoya All songs arranged by Masataka Matsutoya
【ノベルティーグッズ】
バスタオル、レポートパッド、卓上カレンダー、キャンドル、ジュエリーケース、折りたたみ傘など。
ユーミンフェスタの景品になっていたバスタオル、レポーロパッド、卓上カレンダーはクリスマスに合わせた天使のイラストが使用されていました。
これはアルバムタイトルが書かれているものの、この景品群のみに使用されたアルバムのアートワークとは何の関係もない謎のイラストでした。
【主な売上記録】
オリコン: 146.4万枚、最高位1位、相対売上比2.15 (対91年年間TOP50総売上平均)。
CD、カセットの売上比率はおおまかに9.8 : 0.2 。
日本レコード協会: 160万枚以上
【メモ】
・ 24枚目のオリジナルアルバム。
・ 本作では地上から離れた感のある前作2枚の反動でヒューマンな「泣ける」アルバムを作りたかったそうです。「傷つく勇気のある人を私は応援します!」がスローガンだそうで、人間である以上、誰もが様々なことに傷つき、過ちをおかし、そのたびまたひとつ成長していく、そのような心の風景を歌にしたそうです。「今まで頭の中でカメラを回しているような、そんな感覚で詞を書いてた。それが今年は登場人物と一体化して、そこから映像を見たというか、本当に失恋したようだったり爽やかだったりしたの。より深いですよ。投影してる」(講談社FRaU,92.11.10号)、「バブル経済の時代には、メッセージをモノに託すことが可能だった。(中略)だけどね、バブル崩壊で世の中は確かに変わった。『そういうのってある、ある』という共感が具体的なモノじゃなくて、感情に移ったと思うんです。だから、ここ数年に比べるとより精神的にリアルになりましたね。」(FC20周年誌によると「ぴあ」からの出展になっていますが見当たらず)。
・ ツアーパンフレットによると、4月頃は野生というテーマで「グレーハウンド」というタイトルが考えられていたそうです。レコーディングしていくにつれ、もっと繊細なものが見えるということでこのテーマやタイトルはなしに、8月の終わりに「TEARS AND REASONS」になったそうです。またこの頃はツアー中に曲を書き、レコーディングが終ったあと、夏に詞を書くのが恒例になっていたようですが、本作はなんと詞もツアー中に書いてしまうことにチャレンジしたそうです。ところが、ステージ上の自分と詞を作る自分とはメンタリティが違いすぎて、ぴあ92.11.24号によるとツアー中に作った歌詞は結局ほとんどやり直すことになったそうです。
・ 世界初ヴァーチャル・オーディオ・システム(以下VAS)を導入してレコーディングされました。これはマイケル・ジャクソンのプロダクションチームにも参加していたクリストファーカレルによって開発された3Dサウンド技術。「サウンド&レコーディングマガジン」93年1月号(リットーミュージック)掲載のクリストファー氏のインタビューではこのシステムと本作への使用プロセスが詳しく解説されています。VASは頭部や部屋の伝達関数を通して音を自由に定位させ2chに出力できるようですがこれを行ったのは一部の音のみで、ユーミンの場合音源数が多すぎることと(なんと1曲にPCM-3348を2台使用し100トラック近く録っていたとか)、あくまで音楽的であることを重要視し、大部分のトラックはマルチから左右x前後の4chに(恐らくマニュアルで)ミックスダウンし、そこからVASで2ch出力したようです(詳しくは「サン・レコアーカイブス」で読むことができます。該当ページへのリンク)。「Prosound」93年2月号(ステレオサウンド社)に掲載されたマットフォージャーのインタビューによると、彼がずっとこだわってきた音の広さや深さ、リアリズムを表現するために採用したそうです。リスナーには「ヴァーチャル・オーディオ」そのものに興味を示すのではなく、アルバムの感情の豊かさやサウンドのスペース感などを感じてもらいたいとのこと。同じく松任谷正隆のインタビューでは、このシステムのおかげでアレンジャーは音作りをしながら空間を無意識に想像しているものだと気づいたし、どこで何が鳴ってというアイディア出しを自然に出来たそう。リスニングについては、普段から音楽を聴くとき我々はスピーカーからの直接音だけではなく常に反射音も聴いているはずだが、スピーカーを目で見てしまうとつい、そこからしか音が鳴っていないように錯覚してしまう。本作もそういう固定観念のままで聴いてしまうと平面的にしか感じられないかもしれないが、空間で音を聴いているという発想に立ち帰れば、よりクリアに聴こえるだろうと案内しています。今後もVASを使っていこうとマットと約束したとのこと。(VASについてはマット氏、正隆氏共に非常にわかりにくいインタビューで、だいぶ当サイトで書き変えています。余談ですが同誌ではマット氏のヒストリーを含めた20ページの大特集が組まれており、本作の機材やマイキングなどのレコーディングノウハウについても非常に詳しく掲載されています。)ただ、正隆氏による次作アルバム「U-miz」発売時のインタビュー(新聖堂「Pause」'93.11号掲載)にはVASの特性により本作の音がかなり細くなってしまったが「U-miz」の求める太い音には不向きであるためVASを導入しなかったことなどが語られています。当サイト評としては、このシステムがどこまで影響しているかはわかりませんが、ユーミンのアルバムの中ではかなりマットでユニークな音作りになっている反面、量感に乏しいと言わざるを得ない音になっているように思います。
・ オリコン発表の推定売上は初動こそ「天国のドア」と同じくらいの勢いがありましたが、累計では前作「ドーン・パープル」より約50万枚・前作比で約1/4も減少。
前作比でここまで落ちるのは15年前の結婚直後以来で、またこの数年はユーミン自身がCDメガヒット時代の先陣を切って売上を伸ばし続けており世間的には売れることが彼女のプロフィールのひとつになってしまっていたこともあり、売上減少を取り上げるメディアが少なからずありました。中でもユーミンサイドも製作に協力したフジレテビ系の音楽情報番組「MJ」は「ユーミン時代の終了」を宣言。今でもファンの間で悪しき伝説(?)となっています。当時東芝EMIのユーミンの宣伝担当だった廿楽正治の著作「もう書いてもいいですね。」(有朋書院, 2005)には、この「MJ」事件と名誉挽回の意味もあった93年94年のヒットについて現場目線からの回想が書かれています。また、毎年アルバム発売時期にユーミンの強気な面をクローズアップした記事を掲載してきた朝日新聞でも「シャーマンでいるのが辛くなった」「セールスについて答えるのは面倒」「新作を生みだすのは、はきそうになるほど苦しい。一昨年あたりから『おりたほうが楽だと考える時期が来るかもしれない』と、思うことがあるんです」などユーミンの弱気な発言を掲載(朝日新聞92年12月4日夕刊)。
・ 店頭では恒例の「Yuming FESTA」に加え、アルバムを買うとツアーのゲネプロ招待券が当たる「ユーミン聴いてゲネプロ行こう」というキャンペーンが行われました。「ゲネプロ」はマスコミを入れた最終公開リハーサルのことで、ファンが入った通常のライブの盛り上がりごと取材してもらおうということで企画。業界ではゲネプロにファンを入れるというのは画期的なアイディアだったようです。
・ TVCMは「Carry on」PVのミュート映像に「この一度は無限の中の一度。私は無限を信じています。」というユーミンのナレーションが入るもの。発売後には「Carry on」をBGMにかぶせたものが放送されています。また初期のプロモーションでは「悲しみよ今日は。」というコピーとともに、手で顔を覆った女性のようなイラストが使用されていました。プロモカセットのケースやオリコン「The Ichiban」92.11.9号で見ることができます。