1. |
Now Is On |
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7. |
Josephine |
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2. |
恋は死んでしまった |
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8. |
Sweet Surrender |
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3. |
巻き戻して思い出を |
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9. |
8月の日時計 |
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4. |
Rāga#3 |
......vt |
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10. |
Lost Highway |
......sv |
5. |
Blue Rain Blue |
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11. |
流星の夜 |
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6. |
Spinning Wheel |
......st |
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【収録曲備考】
4. |
. , , v… t… |
「らーが しゃーぷ すりー」と読む。「#3」はこの曲がこのアルバムで3曲目に作られたことによる。 「シャングリラ」の為に作られた曲で公演中は曲名が決まってなかった。また公演で歌われた歌詞が本作収録のものと一部違い、「SHANGRILA」のビデオの歌詞カードにも本作とは違う歌詞で載っている。 「SHANGRILA 1999」のリニューアル版DVDに収録。PV情報はこちら 00年 東芝DVDプレーヤーCMソング。 |
6. |
s… t… |
32枚目のシングル「Lost Highway」カップリング曲。 99年 CX「めざましテレビ」テーマソング。 |
7. |
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演奏が他の曲とは違うメンバーで組まれているもろジャジーな曲。 |
9. |
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新星堂のリーフレットでは「シーガル」というタイトルだった。 |
10. |
s… v… |
32枚目のシングルとしてリリース。久しぶりのノンタイアップシングル。 PV情報はこちら |
【リリースデータ】 (ディスクナンバー * 発売日 * 発売元 *表示価格)
CD
TOCT-24300 * 1999.11.17 *
エキスプレス/東芝EMI* \3,059(2,913)
隠れHDCD?
CD(台湾盤)
7243 524366 20 * 1999.12.17 * エキスプレス/科藝百代
日本版歌詞カードのほか、四つ折りの台湾版歌詞カード付
タイトルは「冰封玫瑰」
1.Now Is On 2. 戀愛已死 3. 倒轉記憶 4. Raga #3 5.Blue Rain Blue 6. Spinning Wheel
7.Josephine 8. Sweet Surrender 9.八月的日晷 10.Lost Highway 11. 流星之夜
PC配信
2018.9.24 * Universal Music LLC / EMIレコード・ジャパン
423曲を一斉配信 詳細→再発復刻リスト
ハイレゾ配信
2019.9.18 * Universal Music LLC / EMIレコード・ジャパン
423曲を一斉配信 詳細→再発復刻リスト
All Songs & Lyrics Written by Yumi Matsutoya |
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All Songs Arranged by Masataka Matsutoya |
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Keyboards & Programming: Masataka Matsutoya (except 7) Synthesizer Programming & Operating: Hiroshi Kitashiro (except 7) Drums: John Robinson (2,3,4,8,10) / Russ Kunkel (6,9) / Harvey Mason (7) Bass: Neil Stubenshaus (1,2,3,4,5,8,10,11) / Leland Sklar (6,9) Uplight Bass: Nathan East (7) Moog Bass: Ricky Peterson (8) Electric Guitar: Dean Parks (1,2,3,6,9,11) / Michael Landau (4,8,10) Acoustic Guitar / Gut Guitar / 12strings Guitar: Dean Parks (2,3,6 / 5 / 9) Percussion: Michael Fisher (1,2,3,4,5,6,8,9,11) Piano: Alan Pasqua (7) Accordion: Masataka Matustoua (8)
Background Vocals: Shizuru Ohtaka (4) / Taeko Saito, Yuko Kawai (8) / Kumi Sasaki (8,9) / Yasuhiro Kido, Kiyoshi Hiyama, Junko Hirotani (9) / Yumi Matsutoya (except 7) Rap: Kardel (1)
Sax: Jake H. Concepcion (1) / Dan Higgins (5) Clarinet & Flute: Dan Higgins (7)
Flugel Horns / Trumpet: Jerry Hey, Gary Grant (3,7 / 5) French Horns: Brad Warnaar, Rick Todd (7) Trombone: Steive Holiman (3,5,7), Andy Martin (5,7) Horn Arrangement: Jerry Hey (3,5,7)
Violins: Mario De Leon, Armen Garabedian, John Writtenberg, (1,7,10,11) / Violins: Charlie Bisharat, Eve Sprecher, Gerardo Hilera, Gary Kuo, Violins: Michele Richards, Edmund Stein, Beri Garabedian (1) / Violins: Sid Page, Harris Goldman, Peter Kent, Brian Leonald, Violins: Robert Peterson, Rachel Purkin, Haim Shtrum (7,10,11) / Violas: Matthew Funes, (1,7,10,11) / Evan Wilson, Piotr Jandula (1) / Violas: Denyse Buffum, Ralph Fielding, Liene Novog (7,10,11) Cellos: Larry Corbett (1,7,10,11) / Steve Richards, Rudy Stein (1) / Cellos: Suzie Katayama, Paul Hochhatter, Christina Soule (7,10,11) Harp: Amy Shulman (7) Conductor: David Campbell (1,7,10,11) Orchestration: Masataka Matsutoya, David Campbell (1,7,10,11)
Sound Effect: Yoshinori Waraya, Tom Tucker (5,11) Additional Arrangement: Koichi Kawaguchi (4,5,10)
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Recording Engineers: Yoshinori Waraya / Tom Tucker |
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Assistant Engineers: |
Mika Hosogane / Katsuhiro Odashima / Gordon Fordyce |
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Dann Thompson / Charlie Paakkari / Greg Burns |
Mixing Engineer: Tom Tucker at Master Mix Studios [Minneapolis, MN] |
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Recording Studios: |
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MICA Studio / HEAT BEAT Recording Studio |
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RECORD PLANT / Capitol Studio / RECORD ONE |
Mastered by Bernie Grundman at Bernie Grundman Mastering |
Production Coordination: |
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Koji Kimura & Fumio Miyata for MUSIC LAND |
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Holly Horigami & Ume-jun for I.C.E |
ISDN Audio Transfer: |
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Hideyuki Nagata & Kyoko Teramura [Studio 1991, Tokyo] |
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Jeff Béhl & Andre Bergeron [Voice Works Studio, MN] |
Directed by Yukari Suzuki / Tomohisa Gora
Executive Producers: Makoto Kumai /
Seizo Shimokobe
General Management: Hiroshi Abe
Artist Management: Makoto Otake / Asuka
Hamaguchi
Illustration: Ayumi Ohasi
Art Direction: Mitsuo Shindo for C.T.P.P.
Design: Yuko Ohishi for C.T.T.P.
Manipulator: Megumi Utoyama
Design Coordination: Hajime Kobayashi /
Masakazu Ito
[Special Thanks]
Tommy Tucker Jr. & Todd Hokenstrom
[Master Mix Studio], Sandy Roberton & Alia Fahborg & Donna Pilson
[Worlds End Inc.]
EJ.Simon [EJAM Records, LLC],
Naoki Taya, Naoki Yanai, Kunihiro Kashima, Manami Kage [I to I Communications,
inc.]
Stephen Procaccini [Bernie Grundman
Mastering], Koji Kubota [HEART BEAT Recording Studio]
Pon-G&Miya-G&Toba-yan
[Mica Music Laboratory], Yoichi Endo, Shuichi Kashiwagi
Koichi Ohtsubo [Audio Processing
Technology], Osamu Ohtsuki [First Sounds]
Co-Produced by Yoshinori Waraya
Produced by Masataka Matsutoya
Ricky Peterson appears courtesy of Windham
Hill Jazz, a unit of the windham hill group
Harvey Mason / Nathan East appears
courtesy of Warner Bros. Records
Kardel appears courtesy of EJAM
Records, LLC
【ノベルティーグッズ】
携帯電話ホルダー 、レスキューセットなど。
【主な売上記録】
オリコン: 売上32.7万枚、最高位3位、相対売上比0.34 (対00年年間TOP50総売上平均 ※ただし1位の倉木麻衣「delicious way」は除外した)。
【メモ】
・ 30枚目のアルバム。
・ 前年ベストアルバムが発売されたためオリジナルとしては2年ぶり。オリジナルアルバムが発売されなかったのは77年以来のこと。もともとは99年5月に「シャングリラ」にあわせた企画アルバムを発売する予定だったようです。
・ タイトルは「バラ」という言葉を入れたいというプロデューサーの意向からユーミンが語呂をあわせたもの。発売時に出されたフリーペーパー「Real Yuming EYES v.12」によると、決して明るくない状況になっていく時代の中で、何かを心から「切ない」と思うことこそ一番贅沢なこと。そういった気持ちを永遠に留めておきたい、たとえ脆くても冷たくてもそこに封じ込められているというニュアンスを込めたそうです。朝日新聞99年11月15日夕刊掲載のインタビューによると「シャングリラ」からの影響もあったようで、「『いまを生きよう』ということを、ロシア人たちに教えられた。若者たちが、政治的にも経済的にも厳しいなかで、いまこれをしたい、やるべきなんだと青春燃やしている。自分が自分の人生に納得している。日本だって、いま何が起こるかわからない。(中略)そうした状況をいやす音楽は何か。新作に一本通っているのはそんな思いです。」と語っています。
・ 前作、当時のスタッフで出来る最高のものが出来たということでこのアルバムにはレコーディングエンジニア、ミキサー、アレンジャーなどに新しい人材を起用。特にミキサーは「NO SIDE」以降14作担当したマットフォージャーに変わってトムタッカーを起用し、ミックス場所もL.A.からミネアポリスに変わりました。「Real Yuming EYES v.12」によると、このころプロデューサーの松任谷正隆はリファレンスCDにリッキーピーターソンの「Smile Blue」を使用しており、それを手掛けていたのがトムタッカーでした(なお、リッキーピーターソンには03年のカバーアルバムの楽曲プロデュースを依頼することになります)。設備としてはプリプロのために初めてProToolsとVisionを自宅に導入。本番に使用していたかは不明ですが、ミックスはSSLのアナログ卓で行っており、バックアップ用にProToolsを使用したという氏のインタビューからまだマルチテープを使っていたのかもしれません。(情報は「YUMING REAL EYES v.12」より) この後、ProToolsは「VIVA 6x7」で本格的に使用されるようになったようです。
・ 制作は98年より始められており、5月〜99年1月にMICAでオケのベーシックレコーディング、ここからミックスまでは3回に分けて行われています。1回目:99年3月終了:曲は4.6.10.11(これら4曲は5月のインターネットホームライヴでいち早く放送)、 2回目:99年7月終了:曲は3.5.7.8(正隆氏は「シャングリラ」中だったためミネアポリスに立ち会えず、ISDN回線でミックス後の音源を送信してもらいチェックしていったそうです)、3回目:99年9月終了:曲は1.2.9。3回ともにそれぞれの期間中にL.A.での海外ミュージシャンの録音、そのあと東京での作詞とヴォーカル録音、ミネアポリスでのミックスダウンが行われた何とも大工程な制作でした。
・ 本作から音の感じがガラッと変わり非常にコンプレッシブな(高圧な)サウンドになっています。ただ、これはこの時期、アーティストやジャンルを問わず見られた傾向で、作品がその個性として求めた音作りなのかどうかという判断はリスナーサイドでは難しいところです。10年代に入りこう言った音作りが合うジャンル、合わないジャンルの見直し、住み分けが出来ていったように思われます(ユーミンの場合は、「A GIRL IN SUMMER」あたりまでこの傾向があるのではないでしょうか)。参考: https://simplestudio.jp/the-techniques/how-to-deal-with-loudness-war/, https://soundevotee.net/blog/2016/10/03/old-cds-are-quieter-than-todays-but-still-good/ など
・
ジャケットやレーベル面に表記はありませんがHDCD対応のプレーヤーで再生するとHDCD仕様の表示が出ます。
HDCD(High Definition
Compatible Digital)とはパシフィック・マイクロソニックス社が開発した20〜24bitで記録した情報を、聴感を損なわずにCD用の16bitに変換する技術。ただし、HDCD表示の有無は判別用のビットにより判断されるため、実際にHDCD仕様のための過程を経て制作されているかどうかは不明です。
・ このアルバムより店頭やメディアでのプロモーションが比較的少なくなりました。昨年発売したベストアルバムの300万枚を超える大ヒットがあったにもかかわらず、前作よりも売上を落とすことになりました。