A GIRL IN SUMMER  HERE COMES THE WAVE

 

オリジナル発売日: 2006.5.24

発売中のCD: TOCT-25920[TOSHIBA EMI Capitol music]

 

【収録曲】

 

1.

Blue Planet

 

2.

海に来て

 

3.

哀しみのルート16

 

4.

もうここには何もない

       

5.

あなたに届くように

Album Version

……str

6.

Many is the time

 

7.

虹の下のどしゃ降りで

……stv 

 

8.

Escape

 

 

9.

Forgiveness

 ……tv

 

10.

ついてゆくわ
Album Version

 ……stvr

 

11.

時空のダンス

 ……t

 

-Bounus Track-

 

 

12.

Smile again
Yuming Version

 ……stvr

 

a…オリジナルアルバム未収録、s…シングルカットされた曲、t…テーマソング、CM曲など、

v...ビデオクリップの作られた曲、数字...その数字回数目のアレンジ、r...リミックス

 

【収録曲備考】

5.

 s

t

 

r

05シングル「ついてゆくわ」のカップリング曲。

NHK「探検ロマン世界遺産」テーマソング。
開始当初は番組テーマ用にミックスされたものが使われていました。
シングルとは別ミックス。歌詞も少し違います。

7.

 s

t

v...

06シングルで発売。

JR東日本&au by KDDI「モバイルSuica キャンペーン」CMソング。

こちらで配信中。 http://yuming.co.jp/discography/pv/

9.

 t

v

05年ハウス「北海道シチュー」&「北海道チャウダー」CMソング。当初はCM用のテイクが使われていた。

iTMS版、ツアーDVDの特典として収録。ツアーのステージで撮影。PV情報はこちら

10.

 s

t

v...

r

05シングルで発売。

TBS系ドラマ「夢で逢いましょう」主題歌。

PV情報はこちら

デモともシングルとも違う歌詞で歌われている。最初の告知では「ANOTHER version」となっていた。

11.

 t

05年三菱自動車「未来形スモール i 」CMイメージソング。当初はCM用テイクが使われていた。ユーミンはナレーションも担当。

18年、19年の配信版はリマスターということですが、曲のエントリー部分に新しい音が加えられています。

12.

s

t

r

 v

05年配信で発売。06年発売のシングル「虹の下のどしゃ降りで」にも収録。

愛・地球博「Love The Earth Final」テーマソング、TOKYO FMJFN)ヒューマンコンシャスキャンペーンソング。

オリジナルはアジアンアーティストと4人で歌い継ぐものだったが、本作はユーミンのソロヴァージョンを収録。

素材はライヴ映像。

 

 

【リリースデータ】 (ディスクナンバー * 発売日 * 発売元 *表示価格)

 

PC配信
2006.5.10 * 東芝EMI Capitol * ¥1,200  1曲ごとの購入も可、価格は200円。
配信されているのはOMA:132kbpsWMA:128kbpsAAC: 128kbpsなど。CDへの書き込みは10回まで。
CD
発売に先駆けネット上の各配信サイトで購入可能。iTunes Music Storeのみ特典つき。

商品名

収録曲

「アルバム購入」特典

「アルバム購入」価格

A GIRL IN SUMMER

selected edition

1,2,3,7,9,106曲)

なし

1,200

A GIRL IN SUMMER

Bonus Video Version1

1,2,3,7,9,106曲)

インタラクティブ・ブックレット 2
Forgiveness」プロモーションビデオ

1,200

1iTMS配信のみ。発売当初は「iTMS edition」と記載されていた。

2QTファイル。歌詞、楽曲のクレジットは収録曲6曲分のみ記載。

 

CD

TOCT-25920 2006.5.24 * 東芝EMI Capitol * ¥3,000

  

PC配信
2006.6.21 * 東芝EMI Capitol * ¥2,000(”iTMS edition[after]” は¥1,200  1曲ごとの購入も可、価格は200円。
配信されているのはOMA:132kbpsWMA:128kbpsAAC: 128kbpsなど。CDへの書き込みは10回まで。
iTunes Music Store
の購入特典により発売形態が3つある。

商品名

収録曲

「アルバム購入」特典

「アルバム購入」価格

A GIRL IN SUMMER

iTMS以外での配信版)

12

なし

2,000

A GIRL IN SUMMER

iTMS配信版)

12

インタラクティブ・ブックレット・コンプリート 2

2,000

A GIRL IN SUMMER

iTMS edition [after]

4,5,6,8,11,126曲)

インタラクティブ・ブックレット 1

1,200

1QTファイル。歌詞、楽曲のクレジットの記載は収録曲6曲分のみ記載。
2QTファイル。歌詞、楽曲のクレジットは全12曲分を記載。曲名は6ヶ国語、歌詞は英語訳の表示ができる。
       
レコーディングの模様とユーミンによるナレーションを収録した約4分半のビデオつき。

iTMS配信版は7月から日本以外の20カ国のiTMSでも配信を開始。

 

PC配信(中国版)
2009.3.30 EMI 百代 * ¥0  
中国のGoogle Musicより正式に無料配信。広告費がGoogle/Top100.cnと百代唱片に分配される。
配信されていたのはmp3:192kbps。アクセスは中国国内のPCのみ可。

 

モバイル配信
2011.2.15 * 東芝EMI Capitol * 各曲¥369  
レコチョクで配信

 

CD(期間限定発売)
YCT-69064 * 2013.10.2 * ユニバーサルミュージック * ¥1,980
詳細→再発復刻リスト

 

PC配信

2018.9.24 Universal Music LLC / EMIレコード・ジャパン

424曲を一斉配信 詳細→再発復刻リスト

   

ハイレゾ配信

2019.9.18 Universal Music LLC / EMIレコード・ジャパン

423曲を一斉配信 詳細→再発復刻リスト

 

 

【クレジット】

 

All Songs Written by Yumi Matsutoya

All Songs Produced & Arranged by Masataka Matsutoya

 

 

Drums: Vinnie Colaiuta (1,3,4,5,6,7,8,10,11) / Eiji Shimamura (9,12)
Bass: Neil Stubenhaus (1,3,4,5,6,7,8,10,11) / Chiharu Mikuzuki (9,12)
Electric / Acoustic Guitars: Dean Parks (1,4,7,11/1,2,6,9) / Yuji Toriyama (2,3,8,9,12/5)
Gut Guitars: Yuji Triyama (5)
12strings Guitar: Dean Parks (11)
Percussion: Michael Fisher (1,3,4,6,8)

Trumpet: Jerry Hey, Gray Grant (4,6,8)
Trombone: Reggie Young (4,6,8)
Soprano Sax / Sax / Flute: Dan Higgins (1/4,6,7,8/4,6)
Horn Arrangement: Jerry Hey (4,6,8)

Violins: Yoshihiko Eida (1,2,6,7,8,9,11,12) / Yukinori Murata (1,2,6,9,11,12) / Genichiro Nakajima (1,2,6,8,11) /
Violins: Takayuki Oshikane (1,2,6,8,11) / Tatsuya Ogura (1,2,9,11,12) / Osamu Iyoku (1,2) /
Violins: Nagisa Kiriyama (1,2,5,6,8,9,10,11,12) / Noriyo Obayashi (1,2,5,10) /
Violins: Motoko Fujiie (5,10) / Yuko Okubo (5,7,10) / Chieko Kinbara, Jun Takauchi (7)
Violas: Tamio Suzuki (1,2,5,7,8,9,10,11,12) / Aiko Hosokawa (1,2,6,8,11)
Celli: Masashi Abe (1,2,5,6,8,9,10,11,12) / Ayano Kasahara (1,2,8,11)

Background Vocals: Ototachibana (4,8) / Yumi Matsutoya
Telephone: Chieko Yamanaka (8)
Sound Effect: Masafumi Yamanaka (1,8,11)
Keyboards & Programming: Masataka Matsutoya

 

 

Recorded by Katsuhiro Odashima / Yoshonori Waraya / Joe Chiccarelli

 Assisted by Hiroaki Okuda [Bunkamura Studio] / Nobushige Mashiko [Sound city]
 Assisted by Hitomi Joko [ON AIR AZABU STUDIO] / Greg Burns [Ocean Way Recording Studios]

Pro Tools Operated by Daniel Burns

Recorded at Bunkamura Studio / Sound City / ON AIR AZABU STUDIO / Ocean Way Recording Studios

 

Mixed by Tom Tucker (4,6,10,11)

 Assisted & Pro Tools Operated by Danielle Clare

Mixed at Master Mix Studios

 

Mixed by Joe Chiccarelli (1,2,3,5,7,8,9,12)

 Assisted by Yuya Suzuki [LANDMARK STUDIO] / Shawn Evans [THE MIX ROOM]

Mixed at LANDMARK STUDIO / THE MIX ROO

 

Programming & Sound Supervisor: Masafumi Yamanaka

 

Mastered by Bernie Grundman at Bernie Grundman Mastering

 

Production Coordination: Fumio Miyata [FACE MUSIC] / Norio Yamamoto [Cue ! Music] / Jun Umemoto

 

Audio File Transfer: Hideyuki Nagata [Studio1991]

 

Directed by Yukari Suzuki [KIRARA MUSIC PUBLISHER]

Directed by Tomohisa Gora [TOSHIBA EMI / Capitol Music Co.]

 

General Management: Shin Shibata [KIRARA MUSIC PUBLISHER]

Artist Management: Makoto Ohtake, Akiyo Oguma [KIRARASHA]

Artist Promotion: Shuzo Kamide [TOSHIBA EMI / Capitol Music Co.]

Sales & Promotion: Ken-ichi Nomura, Tatsuya Furukawa [TOSHIBA EMI / Capitol Music Co.]

Executive Producer: Jiro Koyasu [TOSHIBA EMI / Capitol Music Co.]

 

Art Direction: Ken Kinoshita [RaNa design.com]

Design: Yoshie Sumi, Sakiko Kimura [RaNa design.com]

Photography: Harutaka Nodera, Leslie Kee [INNER PHOTOS] / Rosanna Olson-Getty Images [COVER PHOTO]

Digital Operation: UNITS DESIGN FACTORY

Styling: Mie Kanazawa

Hair & Make: Eito Furukubo [OTIE]

Design Coordination: Masakazu Ito [TOSHIBA EMI designoffice]

 

Special Thanks: Yasuo Kuriki / Tatsuya Nezaki [rubican] / Reiko Konishi / Satoshi Seine / Shigeru Komai

 

Yuji Toriyama by the courtesy of Sony Music Records Inc.

 

 

 

【ノベルティーグッズ】

 

三菱iの「A GIRL IN SUMMER コラボモデル」、またその1/12ミニカーが作られました。
        こちらのクイズキャンペーンで当たります(現在は終了しています)。
ニカーは実物がCD屋さんに展示されてますがショボイ作り^^;
コースター

データブック

 解説や歌詞、ディスコグラフィ、バイオグラフィを掲載したデータブック。

 ユーミンは作品が多いため、アルバム発売時によくデータ集が作られているようですが、本作PR時は90頁近い本格的なブックが作られました。

 本作12曲の歌詞とユーミンによる解説、ユーミンのコメントを交えた小倉エージによる11ページに及ぶ解説、本作宣材用に撮ったと思われる写真、

 Facesの時にまとめられたディスコグラフィとバイオグラフィなどを収録。音楽ライターが一通りユーミンのキャリアを学べるボリュームになっています。

iTunes Music Card(セブンイレブン限定発売¥3,000) 特典として「Forgiveness」のビデオクリップがDL出来ました。

 

【主な売上記録】

 

オリコン: 売上11.2万枚、最高位3位、相対売上比0.20 (06年年間TOP50総売上平均)

       

日本レコード協会: 10万枚以上

 

 

【メモ】

 

   34枚目のアルバム。

   アルバムのテーマは海。「ひとり自分と向き合ってみれば、自分の真実、飾らない気持ち、ひとりは孤独じゃないってことや自分の中の宝物に気づくはず。」アルバムタイトルにはそんな意味が込められているそうです。ユーミンもひとりになるために海を見に行くことがあるんだとか。「文学の香りがするものをやってみたかったんです。文学、それも、海の文学。といってもへヴィーなものではなく、ライトでディープなもの。サリンジャーやコールドウエルのような手触りで、何かを感じさせたり、考えさせたりする面白さ、ディープさがあって、それでいてライトな短編小説。潮風が香る短編小説。どの曲もそれぞれに香りがあるといいなぁと思って」「アンドリュー・ワイエスの絵の様なテイストが、どっかに漂っているといいなあ、って思いました。アメリカの具象画家で、アメリカの原風景などを繊細なタッチで描いていて。それも、静謐で、神秘的で。今回、どうしてかわからないんですが、作品を書きながらワイエスのことをふと思い出して。」(PR用データブックより)

   今回は初の試み、1枚のオリジナルアルバムに2人のミキサーを起用。4曲を99年より担当しているトム・タッカーがミネアポリスで、残り8曲を今作初参加のジョー・チッカレリが来日し、横浜のランドマークスタジオでミックスを行いました。2人が作る音源のレベルが全く違うため、マスタリング作業が大変だったそうです。
トム・タッカー:もうここには何もない Many is the time ついてゆくわ 時空のダンス
ジョー・チッカレリ:Blue Planet 海に来て 哀しみのルート16 あなたに届くように 虹の下のどしゃ降りで Escape Forgiveness Smile again

   CDの発売に先駆けて5月に約1週間限定でヤフーミュージックが全曲を無料先行フルオンエア。広告を挟んで3曲ずつ再生ができました。また新作のオリジナルアルバムとしては初めてネット上の各ミュージックストアでも発売が行われました。特にiTunes Music Storeとは配信に特典を付けたり、iTunes Music Card(セブンイレブン限定発売¥3,000)のキャラクターにユーミンが起用されたり特別なタイアップがありました。また、7月からは日本人アーティストとしては、はじめてアルバム単位での世界配信が行われました。キーボードマガジン067月号の松任谷正隆のインタビューによると、彼はすでにiTMSのヘビーユーザでランキング上位の曲をバンバン購入しているとのこと。パッケージングされていないことが気にならないか?という質問には「全然ならない()」と答えています。とは言え、ユーミン作品については新譜は配信でも発売されるようになるものの、全作品の配信が実現するのはここから10年以上先になります。ちなみにこのインタビューで曲間を波音のSEで繋いだところを気にして、「後でになって”そういえばどうやってダウンロードさせるんだろう”って思いましたよ()。結局ダウンロード用も作りましたけどね。」「え、わざわざ作り直したんですか!?」「そうです。...」というやりとりがありますが、管理人は当時配信していた音源が、F.O./F.I.処理がなくブツ切りになっていたように記憶しています。当時の音源をお持ちの方はぜひ教えてください。

   発売時に三菱自動車“i”の「A GIRL IN SUMMER コラボモデル」とそのミニカーが当たるキャンペーンが行われました。また、発売後の81日〜930日の間、店頭で購入するとコースターが貰える「ユーミン・サマー・キャンペーン」が行われました。

   TVCMにはサーファーの女の子が「Forgiveness」を歌う映像が使われました。
宣伝コピーは「「海」をテーマに、過ぎ去って行く「儚さ」「せつなさ」を描いた、潮風が薫る短編集。」
ちなみに本作タイトルの告知は3月中旬、半月ほど先に「THE LAST WEDNESDAY TOUR」というツアーのタイトルが発表されていました。

   発売時に作られた特設サイトhttp://www.emimusic.jp/yuming/summer/(終了)