Wings of winter, Shades of summer

 

オリジナル発売日:2002.11.20

発売中のCDTOCT-25000 [EMI Records / UNIVERSAL MUSIC JAPAN]

   

1910月現在、Apple Musicの配信は18年リマスタリングです。

 

 

【収録曲】

 

1.

Bonne année

 

2.

Wings of Winter

……v

3.

Northern Lights

……vt

4.

ただわけもなく

……t

5.

Rodeo

 

6.

雪月花

……svt

7.

Painting the sea

......t 

 

a…オリジナルアルバム未収録、s…シングルカットされた曲、t…テーマソング、CM曲など、

v...ビデオクリップの作られた曲、数字...その数字回数目のアレンジ、r...リミックス

 

【収録曲備考】

2.

 

v

このアルバムのリード曲。

同じころ行われた「SHANGRILA IIに出演していたアクターが大勢出演。PV情報はこちら

3.

t

 

 

 

v...

02年 東芝EMIWindows Media9共同プロモーションソング。10月に東京ビックサイトで行われた「WPC EXPO 2002」のマイクロソフトブースで5.1chリミックスヴァージョンを先行公開。

03 ANB「ユーミンの遥かなる音と魂の旅」テーマソング。ユーミンが北欧・ノルウェーと南西アフリカ・ナミビアを訪れ各地の音楽に触れる紀行番組。北欧の旅はこの曲が出来るきっかけに。

03年発売のシングル「雪月花」に付属のDVDに収録。PV情報はこちら

4.

t

02年 アサヒ飲料「夏旨茶」CMソング。CMにはミックスの違う音源が使われた。

6.

s

t

v...

0336枚目のDVDシングルとしてリカット。

03 NHKNHK50年・あの人に会いたい」テーマ曲。

シングル付属のDVDに収録。PV情報はこちら

7.

t

03年 日本ミルクコミュニティ「メグミルク」CMソング。

戦後日本の牛乳の代表的企業・雪印乳業は00年に戦後最大の集団食中毒を引き起こした。その後、子会社の雪印食品の偽装事件が追い打ちをかけ、経営悪化した雪印乳業は解体、その市乳部門が031月に他社と経営統合し発足したのが日本ミルクコミュニティ。消費者にとってみれば実質「食中毒の雪印」の再出発。本作を使用したのは、1万人以上の被害者を出し、失墜しきったブランドの再出発を担う重要なCMだった。

 

 

【リリースデータ】 (ディスクナンバー * 発売日 * 発売元 *表示価格)

 

CD
TOCT-25000
2002.11.20 * エキスプレス/東芝EMI * ¥2,500(2,381)

初回盤には「SHANGRILA IIの先行予約抽選ハガキが封入されていた。

先行予約締切と発売後タイアップが増えた都合でタイトルステッカーが3種類ある。

 

CD(香港盤)
7943 594410 2 3
2003.10.8 * エキスプレス/EMI HONG KONG  
「SHANGRILA II
香港公演にあわせて発売。

香港版歌詞カード付き。対訳はAngie Tsuiによる。

 

CD(期間限定発売)
TYCT-69062 * 2013.10.2 * ユニバーサルミュージック * ¥1,980
詳細→再発復刻リスト

 

PC配信

2018.9.24 Universal Music LLC / EMIレコード・ジャパン

423曲を一斉配信 詳細→再発復刻リスト

   

ハイレゾ配信

2019.9.18 Universal Music LLC / EMIレコード・ジャパン

423曲を一斉配信 詳細→再発復刻リスト

 

 

 

【クレジット】

 

All Songs Written by Yumi Matsutoya
All Songs Arranged & Produced by Masataka Matsutoya

Drums: Mike Baird (3,4,5)

Electric Guitars: Michael Landau (5) / Dean Parks (7)

Acoustic Guitars: Michael Landau (3,6) /  Chuei Yoshikawa (4) / Dean Parks (7)

Bass: Neil Stubenhaus (1) / Leland Sklar (3,4,5,6,7)

Percussion: Michael Fisher (except 2)

Flute / Soprano Sax: Dan Higgins (1/2)

Violins: Sid Page, Darious Campo, Mario De Leon, Joel Derouin, Bruce Dukov,

              Clayton Haslop, Peter Kent, Sara Parkins, Michelle Richerds, John Wittenberg (1,3,6)

Violas: Carol Mukogawa, Sam Formicola, Darrin McCann, Jorge Moraga (1,3,6)

Celli: Larry Corbett, Steve Richards (1,3,6)

Orchestration: David Campbell (1,3,6)

Background Vocals: Yumi Matsutoya / Masataka Matsutoya* ()

Keyboards & Programming: Masataka Matsutoya

Synthesizer Operating: Masafumi Yamanaka (2,5,7)

 

Recorded by Yoshinoro Waraya, Tom Tucker

Assisted by Tomoatsu Okamura, Atsushi Matsui, Yasutaka Yamamoto, Taketoshi Nakauchi, Mike Eleopoulos

Recorded at Bunkamura Studio [Tokyo] (4th-18th,Sep.)

                   Extasy Recording Studios North [Los Angeles, CA] (22nd-26th,Sep)

 

Mixed by Tom Tucker

Assisted & Pro Tools Operated by James Harley

Mixed at Master Mix Studio [Minneapolis, MN] (27th,Sep.-7th,Oct)

 

Mastered by Bernie Grundman at Bernie Grundman Mastering

 

Production Coordination: Koji Kimura & Fumio Miyata [Music Land]
Production Coordination: Norio Yamamoto / Jun Umemoto

 

Audio File Transfer: Hideyuki Nagata [Studio 1991]

 

Directed by Yukari Suzuki, Tomohisa Gora

 

General Management: Hiroshi Abe
Artist Management: Makoto Otake / Asuka Hamaguchi

A&R Head: Hirokazu Suzuki / Toshio Sasaya

A&R Chief: Takashi Hiraoka

Executive Producers: Makoto Kumai / Seizo Shimokobe / Masaki Saito

Art Direction: Ken Kinoshita [RaNa design.com]
Design: Yoshie Sumi / ken Kinoshita [RaNa design.com]

Photography: Asuka Hamaguchi / Tomohiro Oizumi

Design Coordination: Masakazu Ito [TOSHIBA EMI designoffice]

Special Thanks:
Masao Mizuno [audio technical]

Manami Kage, Kunihiro Kashima [I to I Communications, Inc.]

Tommy Tucker Jr., Todd HokenStorom, Todd Rosso & Danielle Clare [Master Mix Studios]

Cindi Peterf [Worlds End, Inc.]

Tomoko Kiyomatsu, Sachiko Kodera [Bunkamura Studio]

Naoki Yanai, Omi-chan, Margaret Hachiya, Sinnosuke Yamada

Jin Tatsumura Office, Yomiko Advertising Inc.

And more

Dedicated to Hideko M. & Mrs. Yuko H.

 

*... 松任谷正隆はこのアルバムにはBackground Vocalとしてクレジットされていないが

「キーボードマガジン」032月号(リットーミュージック)の松任谷正隆のインタビューによると、自らの声を楽器のように加工したとのこと。

 

 

【ノベルティーグッズ】

 

キャンドル、ペーパースタンド、ポストイット、 ブランケットなど

 

 

【主な売上記録】

 

オリコン:売上17.4万枚、最高位2位、相対売上比0.29 (03年年間TOP50総売上平均)

          

日本レコード協会:20万枚以上

 

 

【メモ】

 

   32枚目のアルバム。

   テーマは脳内リラックスゾーン、近未来の精神的リゾート。発売当時の「YUMING REAL EYES v.15」や18年の「ぴあ電子版」掲載の記事によると、当初「SURF & SNOW VOLUME TWO」を目指して取り掛かったものの、70年代のリゾートはすっかり変容し、概念そのものも崩壊しているかもしれない今、それをどう具現化しようかと思い悩んでいた時にふと出たプロデューサーの「コンビニのレジのミントみたいなアルバム」という言葉がきっかけで、このテーマに思い至ったとのこと。一粒口に入れたことで広がる清涼感をきっかけに〜という感じだそうです。また、「ぴあ電子版」の連載ではこのコンセプトについて当時、世界が変わってしまった、世の中がしょっぱくなってしまっているように感じていたことが影響していると思うと振り返っています。「自分が気持ちいいと感じるもの、魔法のような瞬間を自分で作り出すしかない」と考えていたとのこと。  アルバム像が曖昧にならないよう、数曲を同時進行で仕上げ、7曲に厳選したコンパクトなトータル・アルバム。このコンパクト感もレジのミント的なのかもしれません。

   バラードベスト用の「One more kiss」と同時期に録られていた「Painting the sea」を除いて、9月のほぼ1カ月間でヴォーカルもオケもレコーディングされました。いつも国内でボーカルレコーディングするユーミンですが、「雪月花」のみ非常に珍しいパターンでL.A.のスタジオでレコーディングされています。

   音作りはこの時期特有の非常にコンプレッシブでビジーなものになっています(配信用リマスタリングではだいぶん解消されているように思いますが)。またこれとは別に、(管理人の個人的な感覚ですが)全体的にやや歪ませたようなこのアルバム独特の音作りがされているように感じます。

   ジャケット写真はユーミンが出演したTV朝日系の紀行番組「ユーミンの遥かなる音と魂の旅」のロケで訪れていたヘルシンキで当時のマネージャーが撮影したものだそうです。

   TVCMには「Wings of winter」のPVが使われました。

   026月のacacia tour代々木公演のMCで既に次回作(本作)は「SURF&SNOW VOLUME TWO」を作る予定だと話していました。またこの頃システムが充実しだしたCDの通販サイトでは雑誌やCD店舗よりかなり早い段階の情報が掲載されるようになっていましたが、029月の最初の告知で本作は「Wings Of Winter」というタイトルの"ユーミン初のクリスマスアルバム"といった企画もの風でした。またデビュー30周年のアルバムと言うことで、デビュー曲「返事はいらない」をボーナストラックとして収録するという情報も掲載されていました。ちなみにユーミン本人の企画としてはとくにデビュー30周年を記念したものはありませんでしたが、「Queen's Fellows: yuming 30th anniversary cover album(東芝EMI, TOCT-25001)というカヴァーアルバムを東芝EMIが企画。井上陽水、鬼束ちひろ、オリジナル・ラヴ、小野リサ、クレイジーケンバンド、椎名林檎、フェイ・ウォン、大貫妙子、スッピツが参加。本作と同時期に発売され、一緒にプロモーションされていました。