DIAMOND DUST

 

 

【公演スケジュール】

 

55会場74公演

1987

    12 4  大阪・フェスティバルホール

    12 5  大阪・フェスティバルホール

    12 6  大阪・フェスティバルホール

    12 8  秋田県民会館

    12 9  青森市文化会館大ホール

    1210  岩手県民会館大ホール

    1222  高知県立県民文化ホールオレンジホール

    1223  高松市民会館

    1225  徳島市立文化センター

    1226  愛媛県県民文化会館メインホール

1988

     1 9  神奈川県民ホール大ホール

     112  静岡市民文化会館大ホール

     113  名古屋市民会館大ホール

     114  名古屋市民会館大ホール

     116  八王子市民会館

     119  京都会館第一ホール

     120  京都会館第一ホール

     122  神奈川県民ホール大ホール

     123  神奈川県民ホール大ホール

     125  島根県民会館大ホール

     127  広島厚生年金会館

     128  広島厚生年金会館

     130  徳山市文化会館

     2 3  旭川市民文化会館大ホール

     2 5  帯広市民会館大ホール

     2 6  釧路市民文化会館大ホール

     2 8  北海道厚生年金会館

     2 9  北海道厚生年金会館

     212  名古屋市民会館大ホール

     213  名古屋市民会館大ホール

     214  和歌山県民文化会館大ホール

     216  神戸国際会館大ホール

     217  神戸国際会館大ホール

     218  倉敷市民会館

     220  千葉県文化会館大ホール

     222  宇都宮市文化会館大ホール

     3 7  宮崎市民文化ホール

     3 8  鹿児島市民文化ホール第一ホール

     310  長崎市公会堂

     311  熊本市民会館

     315  山形県民会館

     316  郡山市民文化センター大ホール

     318  宮城県民会館大ホール

     319  宮城県民会館大ホール

     322  福井・フェニックスプラザ大ホール

     323  石川厚生年金会館

     324  富山市公会堂

     326  浦和市文化センター大ホール

     329  大分文化会館

     330  福岡サンパレスホール

     331  福岡サンパレスホール

     4 4  那覇市民会館大ホール

     4 5  沖縄市民会館大ホール

     413  四日市市文化会館第1ホール

     414  奈良県文化会館国際ホール

     415  磐田市民文化会館

     418  茨城県立県民文化センター大ホール

     421  群馬県民会館大ホール

     423  沼津市民文化センター大ホール

     425  横須賀市文化会館大ホール

     427  長野県県民文化会館大ホール

     428  山梨県文化ホール大ホール

     510  新潟県民会館大ホール

     511  新潟県民会館大ホール

 - SPECIAL -

     514  大阪城ホール

     515  大阪城ホール

     524  日本武道館

     525  日本武道館

     526  日本武道館(追加公演)

     6 1  名古屋市総合体育館レインボーホール

     6 2  名古屋市総合体育館レインボーホール

     6 7  日本武道館(追加公演)

     6 8  日本武道館

     6 9  日本武道館

 

                                           ○ 情報はツアープログラムを参考にしました。

                                                        ただし、SPECIAL公演は一部のプログラムには記載されていません。

                 

【演奏曲】

 

月曜日のロボット

彼から手をひいて

DANG DANG

ガールフレンズ

続 ガールフレンズ

思い出に間にあいたくて

ダイアモンドの街角

ノーサイド (弾き語り) / ベルベット・イースター (弾き語り)

A HAPPY NEW YEAR  (弾き語り) / ノーサイド (弾き語り)

TUXEDO RAIN

SATURDAY NIGHT ZOMBIES

SWEET DREAMS

ESPER

DESTINY

真珠のピアス

LATE SUMMER LAKE

破れた恋の繕し方教えます

カンナ8号線

 (EC)

もう愛は始まらない

14番目の月

 

                                           ○ 情報は月刊カドカワ 1988.02号掲載の大阪初日公演、武道館公演をを参考にしました。

 

 

【出演者】

 

Drums: 江口信夫
Bass:
田中章弘
Guitar:
市川祥治、中川雅也
Keyboards:
武部聡志
Chorus:
遠藤由美、清水美恵、高橋洋子

スペシャル公演にはオープニングでジャケットを再現するために
ダイアモンドレッグスと名付けられた“足モデル”が登場。

 

                                           ○ 情報はツアープログラム、FC会報「YUMING Vol.32」を参考にしました。

 

 

【チケット料金】

 

神奈川公演 :全指 ¥3,800

武道館公演 :S席 ¥4,000A3,800

 

 

【グッズ】

 

ツアーパンフレット……¥1,500

   少なくとも3版を確認

 1) ツアー日程が新潟公演まで、黒字で書かれている

 2) ツアー日程が紫字に変更、最後の逃亡パートに「...、全員現行犯にて逮捕せよ。」などのテキスト追加。

 2) ツアー日程を最終公演まで追記

テレフォンカード……¥1,000

SWEET DREAMSバッグ……¥300

リボン(赤・黒)……¥300

メイクアップポーチ……¥1,800

イヤリング……¥1,800

オリジナルスカーフ……¥3,800

 

                                           ○ 情報は会場で配布されたフライヤーを参考にしました。

 

 

【主なクレジット】

 

Artists: Nobuo Eguchi, Akihiro Tanaka, Shoji Ichikawa, Masaya Nakagawa, Satoshi Takebe

Artists: Yumi Endo, Yoshie Shimizu, Yoko Takahashi

 

Direction: Masataka Matsutoya

 

Stage Producer: Masahito Ohashi

Music Arrangement: Satoshi Takebe

Choreography: Ryoji Nakamura

Stage Set: Koji Nakamatsu, Tsuyoshi Yoshida

PA Coordination: Akio Kawada

Lighting Plan: Mitsumasa Hayashi

Lighting Effect: Masatoshi Nakano

Costume Design: Sachiko Ito, Rika Imaizumi

Hair & Makeup Design: Eito Furukubo

Supervise: Akira Kuroda, Kazunori Higuchi

 

General Management: Junko Yoshimi, Hiroshi Abe

Artist Management: Makoto Ohtake, Mitsue Mori, Atsushi Sohma

 

Produced by Kirarasha, Hands

Supported by Toshiba EMI

 

                                           ○ 情報はツアープログラムを参考にしました。

 

3Dステージ】 

 

建物, オルガン, 座る, 窓 が含まれている画像

自動的に生成された説明

 

 

【メモ】

 

   アルバム「ダイアモンドダストが消えぬまに」のコンサートツアー。このツアーより松任谷正隆が単独で総合演出をするようになりました。

   ステージ機構は階段セットが手前から奥にかけて5パートに分かれており、手前から4パートがそれぞれ独立して横に開閉するというものでした。この年から90年代にかけては演出がますます大掛かりになり、セットそのものが形を変えるショーになってゆきます。ちなみに「月刊広告批評」921月号(マドラ出版)に掲載された黒田明のステージ評では(彼はすでにチームを離れており、出版の頃のステージをお客さんとして見たそうです)、ユーミンのセットは張りぼて感はなく建造物に近い存在感がある。近くで見るとセットというよりは、ある機能を持つにはこれだけの強度が必要で、そのためにはここにボルトが必要で、というふうに計算して作られた機材になっている。だからセットとしてもリアリティがあるし、機材そのものがビジュアルになっているとのこと。また、「SOUND&RECODING magazine89.5号によるとこのツアーよりユーミンチームオリジナルのマディ・ロッキー・シンクロニステムを導入。これはSMPTE信号を用いてタイムライン上に起こるあらゆる事を制御しようとするシステムで、このツアーでは主に音楽と電飾のコントロールに使われていたようです。音楽とのシンクロシステムは「昨晩お会いしましょう」から導入、更新開発を続けているようで、以降、照明やリフターや映像の制御に至るまで、全体制御を目指し拡張開発されてゆきます。

   オープニングから数曲はユーミンとコーラスによる“女の子バンド”で演奏されました。

   55会場は最多会場数。当時のユーミンツアーは横浜からスタートするのが恒例でしたが、珍しく大阪公演からスタート。当初は例年通りもう少し早い時期から日程が組まれていたようですが、セットがうまくいかず数公演飛ばしてしまった結果、大阪からスタートになったそうです。ゲネプロは12/1,22日間、兵庫県の川西市文化会館で行われました。今とは違い数曲にしぼったゲネプロだったそうです。

   ツアー終わりは新たに名古屋公演が加わったアリーナ会場でのスペシャル公演が10公演行われました。“ダイアモンドレッグス”によるオープニングでのアルバムジャケット再現や、ユーミンがスタンド席上段に現れゴンドラでステージに移動するなど、アリーナ会場ならではの演出が追加されました。

   このツアーよりオリジナルグッズが販売されるようになりました。「昨晩お会いしましょう」ツアーあたりまではツアーグッズがあったようですが、これ以降のツアーはプログラム以外の情報が無く、恐らくこのツアーから本格的に全公演でグッズの会場販売が始まったのではないかと思われます。

   セットを運ぶトレーラーにペインティングが施されていました。