KIRIN LAGER PRESENTS
Yumi Matsutoya
Tears and Reasons
Tour 1992-1993
【公演スケジュール】
― 公開ゲネプロ ―
1992年
12月20日 千葉・幕張メッセイベントホール(招待者のみ)
― 本 公 演 ―
16会場47公演
1992年
12月21日 千葉・幕張メッセイベントホール
12月22日 千葉・幕張メッセイベントホール
12月23日 千葉・幕張メッセイベントホール
1993年
1月13日 新潟市産業振興センター
1月14日 新潟市産業振興センター
1月18日 横浜アリーナ
1月19日 横浜アリーナ
1月21日 横浜アリーナ
1月22日 横浜アリーナ
1月28日 浜松アリーナ
1月29日 浜松アリーナ
2月 2日 ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)
2月 3日 ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)
2月 7日 仙台市体育館
2月 8日 仙台市体育館
3月10日 高松市総合体育館
3月11日 高松市総合体育館
3月15日 名古屋市総合体育館レインボーホール
3月16日 名古屋市総合体育館レインボーホール
3月18日 名古屋市総合体育館レインボーホール
3月19日 名古屋市総合体育館レインボーホール
3月27日 松本市総合体育館
3月28日 松本市総合体育館
4月 3日 広島サンプラザホール
4月 4日 広島サンプラザホール
4月 8日 鹿児島アリーナ
4月 9日 鹿児島アリーナ
4月13日 福岡国際センター
4月14日 福岡国際センター
4月15日 福岡国際センター
4月22日 札幌・真駒内アイスアリーナ
4月23日 札幌・真駒内アイスアリーナ
4月27日 盛岡市アイスアリーナ
4月28日 盛岡市アイスアリーナ
5月 7日 大阪城ホール
5月 8日 大阪城ホール
5月10日 大阪城ホール
5月11日 大阪城ホール
5月17日 国立代々木競技場第一体育館
5月18日 国立代々木競技場第一体育館
5月19日 国立代々木競技場第一体育館
5月21日 国立代々木競技場第一体育館
5月22日 国立代々木競技場第一体育館
5月23日 国立代々木競技場第一体育館
5月25日 国立代々木競技場第一体育館
5月26日 国立代々木競技場第一体育館
○ 情報はツアーパンフレットなどを参考にしています。
【演奏曲】
無限の中の一度
ミラクル
WANDERERS
瞳はどしゃ降り
TUXEDO RAIN
たぶんあなたはむかえに来ない
〜CHINESE SOUP + Route66*
(ユーミン&コーラスによるコントコーナー)
とこしえにGood Night
Misty China Town
経る時 (弾き語り)
SALAAM MOUSSON SALAAM AFRIQUE
恋の一時間は孤独の千年
ジェラシーと云う名の悪夢
不思議な体験
VOYAGER
SHANGRILAをめざせ
わき役でいいから
埠頭を渡る風
(EC)
サファイアの9月の夕方
オールマイティー
Carry on
○ 情報は東京公演などを参考にしています。
*Rout66はジャズのスタンダードナンバーで「チャイニーズスープ」のコーラスパートとして歌われました。
【出演者】
Drums: 江口信夫
Bass: 田中章弘
Guitar: 市川祥治、中川雅也
Keyboards: 武部聡志
Chorus: 奥井雅美、松岡奈穂美、松原喜子
東京公演では「恋の一時間は孤独の千年」でDingDonsと呼ばれるダンサーが登場
○ 情報はツアーパンフレットや当時行かれた方の情報を参考にしています。
【グッズ】
ツアーパンフレット……¥2,000
※ 少なくとも下記の3版を確認
1) 初版:表紙が固いクラフトペーパー
2) 写真の差替え
3) 表紙を薄い赤いものに変更、クレジット追記、大阪公演より販売
オリジナルテレフォンカード……各¥1,000
キーホルダー……¥1,000
バンダナ(Aタイプ、Bタイプ)……各¥800
キャップ(ピンク、モスグリーン)……各¥3,500
※ 途中から2色ともデザインが変わる。
Tシャツ(ロゴタイプ)……¥2,500
Tシャツ(フォトタイプ)……¥3,000
トレーナー(グレー、ネイビー、モスグリーン、ブラック)……各¥5,800
<YUMING JUELLY>
シルバーピアス……¥4,000
ペンダント……¥5,800
グッズを買うとオリジナルペーパーバッグをもらえました。
○ チケット収納ケースやFC会報「Yuming Vol.40」などを参考にしています。
【主なクレジット】
Cast: Nobuo Eguchi, Akihiro Tanaka, Shoji Ichikawa, Masaya Nakagawa, Takebe Satoshi,
Cast: Masami Okui, Naomi Matsuoka, Yoshiko Matsubara
Directed by Masataka Matsutoya
Stage Producer: Masahito Ohashi
Stage Planner: Marc Brickman
Stage Designer: Yasuji Nakamatsu, Tsuyoshi Yoshida
Structural Engineer: Tim Mills
Music Director: Satoshi Takebe
Sound Designer: Akio Kawada
Lighting Designer: Marc Brickman
Lighting Coordinator: Mitsumasa Hayashi
Technical Director: Masatoshi Nakano
Electrical Effect Designer: Seiichi Tozuka
Maddie Rocky Synchronystem Planner: Yoshikazu Matsumoto
Maddie Rocky Synchronystem Coordinator: Seiichi Tozuka
Video Concept Director: Akira Maejima, Marc Brickman
Projection Image Designer: Mitsuo Shindo
Costume Designer: Atsuko Nosé
Hair & Make Up Design: Akihiko Asai
Choreographer: Ryoji Nakamura
General Producer: Makoto Ohtake
Producer: Ryo Kaizu
Artist Manager: Chihiro Watanabe
Presented by Kirin
Supported by Toshiba EMI, Kirara Music Publisher
Produced by Kirarasha, Hands
Technical Aid by NEC Corporation
【チケット料金】
千葉公演: S席 ¥5,500、A席 ¥5,000。
【3Dステージ】
【メモ】
・ アルバム「ティアーズ アンド リーズンズ」発売に伴うコンサートツアー。全てアリーナ会場で行われました。
・ 今回のテーマは「タイムトンネル」、アルバムのオープニングチューン「無限の中の一度」から着想されたものだそうです。背面の9面スクリーンからトンネル状に門の字型のトラスを3段設置。このトラスには内側にレールが設置されており、バリライトを集めたポッドがレールに沿って昇降するようになっています。さらにポッドにはマジックハンドのような機構があり、レールからライトを搭載した部分を内側に伸ばせるようになっていました。提供元の英国Unusual社によるとVari*Lite tracking and winching systemという世界初のライティングシステムだそうです。またこのポッドがユーミンを乗せて上昇するというシーンもありました。前回の「ドーンパープル」ツアーで使用した9面スクリーンやステージ全体を覆う投影用の紗幕のほか、「天国のドア」ツアーで使用されたベルトコンベアや起き上がりのマルチスクリーンもあり、ここ数年の集大成のようなショウでした。
・ システムが複雑だったため、セットを建て終わってもうまく動かすことができず、ライティングのプログラムを作ることができなかったそうです。もちろん場当たりのリハーサルの時間もほとんどとれず、ユーミン自身もリハーサル現場でなかなか動かないセットを見ながら「もしかしたら初日が明かないかもしれない」という不安のせいで胃に穴が空くような想いをしたとか。ちなみに当時のユーミンチームはこの数年前から大津市の瀬戸川SPホールで実際のセットを建ててリハーサルしていました。ここは当時、使用料が安く、多くのアーティストが場当たりリハーサルを行っていたようです。本ツアーは大津での2週間くらいのスケジュールのうち、12日くらいはほぼ何も出来なかったそうです。ユーミンのツアーには00年に入るまでずっと滋賀県での開催がなかったのですが、実は大津には毎年巨大セットと共に訪れていたというのが面白いですね。
・ ゲネプロの一般公開が行われました。ゲネプロはマスコミ用の公開リハーサルのことで、この頃はすでにアンコールを除く全メニューが本番通り行われていました。ニューアルバムのキャンペーン「ユーミン聴いてゲネプロ行こう!」で500組1000名を無料招待。 ゲネプロの様子は落合真司著「ユーミン恋愛風景論」(青弓社, 1993)に詳しく紹介されています。
・ 2017年まで25年に亘りユーミンバンドにコーラスで参加することになる"ティナ"こと松岡奈穂美が初参加。
・ ツアーパンフは全ページにわたり大勢の関係者がアルバムやステージ製作を振り返り、時系列で短い文で綴ったものを掲載。これまでのパンフレットは写真集に近いものでしたが、このパンフはユーミンが最も忙しかったであろう90年代の、チームの1年間の活動がよくわかる読み物としてもかなりのボリュームのあるものになっています。