KIRIN LAGER PRESENTS

Yumi Matsutoya

Tears and Reasons

Tour 1992-1993

 

 

【公演スケジュール】

 

― 公開ゲネプロ ―

1992

    1220  千葉・幕張メッセイベントホール(招待者のみ)

 

       

16会場47公演

1992

    1221  千葉・幕張メッセイベントホール

    1222  千葉・幕張メッセイベントホール

    1223  千葉・幕張メッセイベントホール

1993

     113  新潟市産業振興センター

     114  新潟市産業振興センター

     118  横浜アリーナ

     119  横浜アリーナ

     121  横浜アリーナ

     122  横浜アリーナ

     128  浜松アリーナ

     129  浜松アリーナ

     2 2  ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)

     2 3  ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)

     2 7  仙台市体育館

     2 8  仙台市体育館

     310  高松市総合体育館

     311  高松市総合体育館

     315  名古屋市総合体育館レインボーホール

     316  名古屋市総合体育館レインボーホール

     318  名古屋市総合体育館レインボーホール

     319  名古屋市総合体育館レインボーホール

     327  松本市総合体育館

     328  松本市総合体育館

     4 3  広島サンプラザホール

     4 4  広島サンプラザホール

     4 8  鹿児島アリーナ

     4 9  鹿児島アリーナ

     413  福岡国際センター

     414  福岡国際センター

     415  福岡国際センター

     422  札幌・真駒内アイスアリーナ

     423  札幌・真駒内アイスアリーナ

     427  盛岡市アイスアリーナ

     428  盛岡市アイスアリーナ

     5 7  大阪城ホール

     5 8  大阪城ホール

     510  大阪城ホール

     511  大阪城ホール

     517  国立代々木競技場第一体育館

     518  国立代々木競技場第一体育館

     519  国立代々木競技場第一体育館

     521  国立代々木競技場第一体育館

     522  国立代々木競技場第一体育館

     523  国立代々木競技場第一体育館

     525  国立代々木競技場第一体育館

     526  国立代々木競技場第一体育館

 

                  ○ 情報はツアーパンフレットなどを参考にしています。

 

 

 

【演奏曲】

 

無限の中の一度

ミラクル

WANDERERS

瞳はどしゃ降り

TUXEDO RAIN

たぶんあなたはむかえに来ない

CHINESE SOUP + Route66*

(ユーミン&コーラスによるコントコーナー)

とこしえにGood Night

Misty China Town

経る時 (弾き語り)

SALAAM MOUSSON SALAAM AFRIQUE

恋の一時間は孤独の千年

ジェラシーと云う名の悪夢

不思議な体験

VOYAGER

SHANGRILAをめざせ

わき役でいいから

埠頭を渡る風

EC

サファイアの9月の夕方

オールマイティー

Carry on

 

                  ○ 情報は東京公演などを参考にしています。

                                        *Rout66はジャズのスタンダードナンバーで「チャイニーズスープ」のコーラスパートとして歌われました。

 

 

【出演者】

 

Drums: 江口信夫
Bass
: 田中章弘
Guitar
: 市川祥治、中川雅也
Keyboards
: 武部聡志
Chorus
: 奥井雅美、松岡奈穂美、松原喜子

東京公演では「恋の一時間は孤独の千年」でDingDonsと呼ばれるダンサーが登場

 

                  ○ 情報はツアーパンフレットや当時行かれた方の情報を参考にしています。

 

 

 

【グッズ】

 

ツアーパンフレット……¥2,000

   少なくとも下記の3版を確認

1) 初版:表紙が固いクラフトペーパー

2) 写真の差替え

3) 表紙を薄い赤いものに変更、クレジット追記、大阪公演より販売

オリジナルテレフォンカード……各¥1,000

キーホルダー……¥1,000

バンダナAタイプ、Bタイプ)……各¥800

キャップ(ピンク、モスグリーン)……各¥3,500

※ 途中から2色ともデザインが変わる。

Tシャツ(ロゴタイプ)……¥2,500

Tシャツ(フォトタイプ)……¥3,000

トレーナー(グレー、ネイビー、モスグリーン、ブラック)……各¥5,800

 

<YUMING JUELLY>

シルバーピアス……¥4,000

ペンダント……¥5,800

 

グッズを買うとオリジナルペーパーバッグをもらえました。 

 

                  ○ チケット収納ケースやFC会報「Yuming Vol.40」などを参考にしています。

 

 

 

【主なクレジット】

 

Cast: Nobuo Eguchi, Akihiro Tanaka, Shoji Ichikawa, Masaya Nakagawa, Takebe Satoshi,

Cast: Masami Okui, Naomi Matsuoka, Yoshiko Matsubara

 

Directed by Masataka Matsutoya

 

Stage Producer: Masahito Ohashi

Stage Planner: Marc Brickman

Stage Designer: Yasuji Nakamatsu, Tsuyoshi Yoshida

Structural Engineer: Tim Mills

Music Director: Satoshi Takebe

Sound Designer: Akio Kawada

Lighting Designer: Marc Brickman

Lighting Coordinator: Mitsumasa Hayashi

Technical Director: Masatoshi Nakano

Electrical Effect Designer: Seiichi Tozuka

Maddie Rocky Synchronystem Planner: Yoshikazu Matsumoto

Maddie Rocky Synchronystem Coordinator: Seiichi Tozuka

Video Concept Director: Akira Maejima, Marc Brickman

Projection Image Designer: Mitsuo Shindo

Costume Designer: Atsuko Nosé

Hair & Make Up Design: Akihiko Asai

Choreographer: Ryoji Nakamura

 

General Producer: Makoto Ohtake

Producer: Ryo Kaizu

Artist Manager: Chihiro Watanabe

 

Presented by Kirin

Supported by Toshiba EMI, Kirara Music Publisher

Produced by Kirarasha, Hands

Technical Aid by NEC Corporation

 

 

 

【チケット料金】

 

千葉公演: S席 ¥5,500A席 ¥5,000

 

 

3Dステージ】

 

建物, スポーツゲーム, 男 が含まれている画像

自動的に生成された説明

 

 

【メモ】

 

   アルバム「ティアーズ アンド リーズンズ」発売に伴うコンサートツアー。全てアリーナ会場で行われました。

   今回のテーマは「タイムトンネル」、アルバムのオープニングチューン「無限の中の一度」から着想されたものだそうです。背面の9面スクリーンからトンネル状に門の字型のトラスを3段設置。このトラスには内側にレールが設置されており、バリライトを集めたポッドがレールに沿って昇降するようになっています。さらにポッドにはマジックハンドのような機構があり、レールからライトを搭載した部分を内側に伸ばせるようになっていました。提供元の英国Unusual社によるとVari*Lite tracking and winching systemという世界初のライティングシステムだそうです。またこのポッドがユーミンを乗せて上昇するというシーンもありました。前回の「ドーンパープル」ツアーで使用した9面スクリーンやステージ全体を覆う投影用の紗幕のほか、「天国のドア」ツアーで使用されたベルトコンベアや起き上がりのマルチスクリーンもあり、ここ数年の集大成のようなショウでした。

   システムが複雑だったため、セットを建て終わってもうまく動かすことができず、ライティングのプログラムを作ることができなかったそうです。もちろん場当たりのリハーサルの時間もほとんどとれず、ユーミン自身もリハーサル現場でなかなか動かないセットを見ながら「もしかしたら初日が明かないかもしれない」という不安のせいで胃に穴が空くような想いをしたとか。ちなみに当時のユーミンチームはこの数年前から大津市の瀬戸川SPホールで実際のセットを建ててリハーサルしていました。ここは当時、使用料が安く、多くのアーティストが場当たりリハーサルを行っていたようです。本ツアーは大津での2週間くらいのスケジュールのうち、12日くらいはほぼ何も出来なかったそうです。ユーミンのツアーには00年に入るまでずっと滋賀県での開催がなかったのですが、実は大津には毎年巨大セットと共に訪れていたというのが面白いですね。

   ゲネプロの一般公開が行われました。ゲネプロはマスコミ用の公開リハーサルのことで、この頃はすでにアンコールを除く全メニューが本番通り行われていました。ニューアルバムのキャンペーン「ユーミン聴いてゲネプロ行こう!」で5001000名を無料招待。 ゲネプロの様子は落合真司著「ユーミン恋愛風景論」(青弓社, 1993)に詳しく紹介されています。

   2017年まで25年に亘りユーミンバンドにコーラスで参加することになる"ティナ"こと松岡奈穂美が初参加。

   ツアーパンフは全ページにわたり大勢の関係者がアルバムやステージ製作を振り返り、時系列で短い文で綴ったものを掲載。これまでのパンフレットは写真集に近いものでしたが、このパンフはユーミンが最も忙しかったであろう90年代の、チームの1年間の活動がよくわかる読み物としてもかなりのボリュームのあるものになっています。