MITSUBISHI MIRAGE PRESENTS
天国のドア
THE GATES OF HEAVEN
YUMI MATSUTOYA CONCERT TOUR
【公演スケジュール】
14会場34公演
1990年
12月 4日 横浜アリーナ
12月 5日 横浜アリーナ
12月 6日 横浜アリーナ
12月 7日 横浜アリーナ
12月22日 福岡国際センター
12月23日 福岡国際センター
12月27日 ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)
12月28日 ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)
1991年
1月 9日 仙台市体育館
1月10日 仙台市体育館
1月17日 新潟市産業振興センター
1月18日 新潟市産業振興センター
1月24日 浜松アリーナ
1月25日 浜松アリーナ
1月30日 千葉・幕張メッセイベントホール
1月31日 千葉・幕張メッセイベントホール
2月 1日 千葉・幕張メッセイベントホール
3月 3日 大阪城ホール
3月 4日 大阪城ホール
3月 5日 大阪城ホール
3月 6日 大阪城ホール
3月13日 広島サンプラザ ホール
3月14日 広島サンプラザ ホール
3月25日 名古屋市総合体育館レインボーホール
3月26日 名古屋市総合体育館レインボーホール
3月28日 名古屋市総合体育館レインボーホール
3月29日 名古屋市総合体育館レインボーホール
4月 2日 国立代々木競技場第一体育館
4月 3日 国立代々木競技場第一体育館
4月 4日 国立代々木競技場第一体育館
4月 5日 国立代々木競技場第一体育館
4月11日 盛岡市アイスアリーナ
4月12日 盛岡市アイスアリーナ
4月17日 札幌・真駒内アイスアリーナ
4月18日 札幌・真駒内アイスアリーナ
4月25日 日本武道館
4月26日 日本武道館
4月27日 日本武道館
4月28日 日本武道館
○ 情報はツアーパンフレットを参考にしています。
【演奏曲】
時はかげろう
Aはここにある
Glory Birdland
ホタルと流れ星
時のないホテル
一緒に暮らそう
Miss BROADCAST
WANDERERS
ツバメのように
Man In the Moon
ベルベット・イースター (弾き語り)
スラバヤ通りの妹へ (弾き語り)
SAVE OUR SHIP
天国のドア
SWEET DREAMS
ダイアモンドダストが消えぬまに
満月のフォーチュン
14番目の月
(EC)
守ってあげたい
カンナ8号線
○ 情報はFC会報「YUMING vol.35」などを参考にしています。
【出演者】
Drums: 江口信夫
Bass: 田中章弘
Guitar: 市川祥治、中川雅也
Keyboards: 武部聡志
Chorus: 遠藤由美、高橋洋子、奥井雅美
他に「Aはここにある」ではSax, Trumpet, Tromboneなどのホーンミュージシャン、
「時のないホテル」ではソルジャー姿のエキストラが登場しており、
クレジットがないためメンバーが同じだったかどうかは分かりませんが、全公演出演があったようです。
○ 情報はツアーパンフレットやビデオ「WINGS OF LIGHT」などを参考にしています。
【グッズ】
ツアーパンフレット
※ 少なくとも4版を確認
1) ツアー日程が千葉公演まで書かれている、クレジットページが黒系のステージ写真(「ホタルと流れ星」のシーン)。
2) クレジットページがすべてライトが付いたようなピンク調のステージ写真に変更、クレジット追記、一部のステージ写真の差替え、紙を薄いものに変更し軽量化。
3) ツアー日程を名古屋公演まで追記、
4) ツアー日程を最終公演まで追記、またこの版にはページの重複ミスがあるものもある
オリジナルテレフォンカード(2種)
キーホルダー(シルバー/ゴールド)
ピンバッジ
フェイスタオル
布バッグ(大)
布バッグ(小)
布バッグセット(小・中)
パーカー
グッズを買うとオリジナルビニルバッグまたは紙バッグをもらえました。
○ 全て現物で確認(情報お待ちしています)。一部グッズはツアーオリジナルの四角形や魚の形に顔が描かれたデザイン。
【主なクレジット】
Artists: Satoshi Takebe, Shoji Ichikawa, Masaya Nakagawa, Akihiro Tanaka, Nobuo Eguchi,
Artists: Yumi Endo, Yoko Takahashi, Masami Okui
Directed by Masataka Matsutoya
Stage Producer: Masahito Ohashi
Stage Planner: Marc Brickman
Stage Designer: Yasuji Nakamatsu, Tsuyoshi Yoshida
Vocal & Music Arranger: Satoshi Takebe
Sound Designer: Akio Kawada
Lighting Designer: Marc Brickman
Lighting Coordinator: Mitsumasa Hayashi
Technical Director: Masatoshi Nakano
Electric Effect Designer: Seiichi Tozuka
Maddie Rocky Synchronystem Planner: Yoshikazu Matsumoto
Maddie Rocky Synchronystem Arranger: Masataka Matsutoya, Satoshi Takebe
Video Concept Designer: Akira Maejima
Costume Designer: Sachiko Ito
Choreographer: Ryoji Nakamura, Izumi Aochi
Hair Make Up Designer: Akihiko Asai, Akira Saijo
General Management: Makoto Ohtake
Production Management: Ryo Kaizu
Artist Management: Chihiro Watanabe
Presented by: Mitsubishi Motors Corporation
Supported by: Toshiba EMI
Produced by: Kirarasha, Hands
Technical Aid: NEC Corporation
○ 情報はツアーパンフレットやビデオ「WINGS OF LIGHT」などを参考にしています。
【チケット料金】
日本武道館公演: S席¥5,150、A席・立見¥4,635。
【3Dステージ】
【メモ】
・ アルバム「天国のドア」発売に伴いスタートしたコンサートツアー。2度目のオールアリーナツアーです。
・ セットの大きさはユーミン史上最大の物で、アリーナ会場の天井まで届くようなまるで壁一面がステージセットと言えるような大きさでした。3階建ての立体駐車場のような構造で、2階3階部分は大きなブラインドが設置されており、時おりそこが閉まり映像を映せるようになっていました。また縦横の柱に巨大なライト群を搭載したポッドが移動できるようになていました。マルチスクリーンは床面から起き上がりで登場、80年代の電飾フロアも兼ねたような使い方がされていました。トランスポートは10トン車14台とトレーラー1台の大型車15台で行われていたそうです。
・ ライティングにブルース・スプリングスティーンやピンク・フロイドのステージを手掛けていたマーク・ブリックマンを起用。彼は照明だけでなく、ステージデザインも手掛け、ユーミン初の本格的なライヴビデオ作品となる「WINGS OF LIGHT」の監督も務めました。彼はこの後の数年間ユーミンの“ハイテクステージ”のプランナーとしてチームに参加します。
・ 「改訂版PAハンドブック」(斎藤隆著, ミュージックトレード社, 2003)では千葉公演のSRシステムが紹介されています。ユーミンコンサートのSRチームはサウンドクラフト社が担当するミキシングセクション(ハウス、モニタ、ワイヤレスモニタ)とアルテ社が担当する音場調整セクションに役割分担されており、合計7名でオペレートされていました。ミキシングセクションではレコーディングスタジオさながらになんと70ch以上がTDされていたそうです。こんなに多いのはマイクや楽器のほかに、プリレコーディングヴォーカルやドンカマなどのサポート音源と、各ミュージシャン、サブミキサー、照明などと同期をとるためのSMPTE信号などが収録されたマルチテープが公演中まわされているからです。一方の音場調整セクションはミキサーからの出力音と観客が聴く音の差異(機材や会場の構造が生み出す差異)を出来るだけ埋める事がその役割ですが、ミキサーとAMPの間にMeyer Sound 社のSIMとパラメCP-10が接続され、公演を進行しながらの音場調整を可能にしていました。なおSIMは86年の武道館公演より使用しているそうです(恐らく日本初導入だったのではないでしょうか)。
・ 4月27日28日の武道館公演は武部聡志が体調不良だったため休演、かわりにプロデューサーの松任谷正隆がキーボードをつとめたそうです。
・ 東京公演が武道館と代々木体育館の2ヶ所で行われました。東京公演に武道館を使ったのはこのツアーが最後、以降は代々木体育館で開催されるようになります。