MITSUBISHI MIRAGE PRESENTS

天国のドア

THE GATES OF HEAVEN

YUMI MATSUTOYA CONCERT TOUR

 

 

【公演スケジュール】

 

14会場34公演

1990

    12 4  横浜アリーナ

    12 5  横浜アリーナ

    12 6  横浜アリーナ

    12 7  横浜アリーナ

    1222  福岡国際センター

    1223  福岡国際センター

    1227  ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)

    1228  ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)

1991

     1 9  仙台市体育館

     110  仙台市体育館

     117  新潟市産業振興センター

     118  新潟市産業振興センター

     124  浜松アリーナ

     125  浜松アリーナ

     130  千葉・幕張メッセイベントホール

     131  千葉・幕張メッセイベントホール

     2 1  千葉・幕張メッセイベントホール

     3 3  大阪城ホール

     3 4  大阪城ホール

     3 5  大阪城ホール

     3 6  大阪城ホール

     313  広島サンプラザ ホール

     314  広島サンプラザ ホール

     325  名古屋市総合体育館レインボーホール

     326  名古屋市総合体育館レインボーホール

     328  名古屋市総合体育館レインボーホール

     329  名古屋市総合体育館レインボーホール

     4 2  国立代々木競技場第一体育館

     4 3  国立代々木競技場第一体育館

     4 4  国立代々木競技場第一体育館

     4 5  国立代々木競技場第一体育館

     411  盛岡市アイスアリーナ

     412  盛岡市アイスアリーナ

     417  札幌・真駒内アイスアリーナ

     418  札幌・真駒内アイスアリーナ

     425  日本武道館

     426  日本武道館

     427  日本武道館

     428  日本武道館

                                ○ 情報はツアーパンフレットを参考にしています。 

 

 

【演奏曲】

 

時はかげろう

Aはここにある

Glory Birdland

ホタルと流れ星

時のないホテル

一緒に暮らそう

Miss BROADCAST

WANDERERS

ツバメのように

Man In the Moon

ベルベット・イースター (弾き語り)

スラバヤ通りの妹へ (弾き語り)

SAVE OUR SHIP

天国のドア

SWEET DREAMS

ダイアモンドダストが消えぬまに

満月のフォーチュン

14番目の月

EC

守ってあげたい

カンナ8号線

 

                                ○ 情報はFC会報「YUMING vol.35」などを参考にしています。

 

 

 

【出演者】

 

Drums: 江口信夫
Bass
: 田中章弘
Guitar
: 市川祥治、中川雅也
Keyboards
: 武部聡志
Chorus
: 遠藤由美、高橋洋子、奥井雅美

他に「Aはここにある」ではSax, Trumpet, Tromboneなどのホーンミュージシャン、

「時のないホテル」ではソルジャー姿のエキストラが登場しており、

クレジットがないためメンバーが同じだったかどうかは分かりませんが、全公演出演があったようです。

 

                                                        ○ 情報はツアーパンフレットやビデオ「WINGS OF LIGHTなどを参考にしています。 

 

                                                       

 

【グッズ】

 

ツアーパンフレット

※ 少なくとも4版を確認 

1) ツアー日程が千葉公演まで書かれている、クレジットページが黒系のステージ写真(「ホタルと流れ星」のシーン)。

2) クレジットページがすべてライトが付いたようなピンク調のステージ写真に変更、クレジット追記、一部のステージ写真の差替え、紙を薄いものに変更し軽量化。

3) ツアー日程を名古屋公演まで追記、

4) ツアー日程を最終公演まで追記、またこの版にはページの重複ミスがあるものもある

オリジナルテレフォンカード2種)

キーホルダー(シルバー/ゴールド)

ピンバッジ

フェイスタオル

布バッグ(大)

布バッグ(小)

布バッグセット(小・中)

パーカー

 

グッズを買うとオリジナルビニルバッグまたは紙バッグをもらえました。 

                                                        ○ 全て現物で確認(情報お待ちしています)。一部グッズはツアーオリジナルの四角形や魚の形に顔が描かれたデザイン。

 

 

【主なクレジット】

 

Artists: Satoshi Takebe, Shoji Ichikawa, Masaya Nakagawa, Akihiro Tanaka, Nobuo Eguchi,

Artists: Yumi Endo, Yoko Takahashi, Masami Okui

 

Directed by Masataka Matsutoya

 

Stage Producer: Masahito Ohashi

Stage Planner: Marc Brickman

Stage Designer: Yasuji Nakamatsu, Tsuyoshi Yoshida

Vocal & Music Arranger: Satoshi Takebe

Sound Designer: Akio Kawada

Lighting Designer: Marc Brickman

Lighting Coordinator: Mitsumasa Hayashi

Technical Director: Masatoshi Nakano

Electric Effect Designer: Seiichi Tozuka

Maddie Rocky Synchronystem Planner: Yoshikazu Matsumoto

Maddie Rocky Synchronystem Arranger: Masataka Matsutoya, Satoshi Takebe

Video Concept Designer: Akira Maejima

Costume Designer: Sachiko Ito

Choreographer: Ryoji Nakamura, Izumi Aochi

Hair Make Up Designer: Akihiko Asai, Akira Saijo

 

General Management: Makoto Ohtake

Production Management: Ryo Kaizu

Artist Management: Chihiro Watanabe

 

Presented by: Mitsubishi Motors Corporation

Supported by: Toshiba EMI

Produced by: Kirarasha, Hands

Technical Aid: NEC Corporation

                                                        ○ 情報はツアーパンフレットやビデオ「WINGS OF LIGHTなどを参考にしています。 

 

 

 

【チケット料金】

 

日本武道館公演: S席¥5,150A席・立見¥4,635

 

 

3Dステージ】

 

 

 

 

【メモ】

 

    アルバム「天国のドア」発売に伴いスタートしたコンサートツアー。2度目のオールアリーナツアーです。

   セットの大きさはユーミン史上最大の物で、アリーナ会場の天井まで届くようなまるで壁一面がステージセットと言えるような大きさでした。3階建ての立体駐車場のような構造で、23階部分は大きなブラインドが設置されており、時おりそこが閉まり映像を映せるようになっていました。また縦横の柱に巨大なライト群を搭載したポッドが移動できるようになていました。マルチスクリーンは床面から起き上がりで登場、80年代の電飾フロアも兼ねたような使い方がされていました。トランスポートは10トン車14台とトレーラー1台の大型車15台で行われていたそうです。

   ライティングにブルース・スプリングスティーンやピンク・フロイドのステージを手掛けていたマーク・ブリックマンを起用。彼は照明だけでなく、ステージデザインも手掛け、ユーミン初の本格的なライヴビデオ作品となる「WINGS OF LIGHTの監督も務めました。彼はこの後の数年間ユーミンの“ハイテクステージ”のプランナーとしてチームに参加します。

   「改訂版PAハンドブック」(斎藤隆著, ミュージックトレード社, 2003では千葉公演のSRシステムが紹介されています。ユーミンコンサートのSRチームはサウンドクラフト社が担当するミキシングセクション(ハウス、モニタ、ワイヤレスモニタ)とアルテ社が担当する音場調整セクションに役割分担されており、合計7名でオペレートされていました。ミキシングセクションではレコーディングスタジオさながらになんと70ch以上がTDされていたそうです。こんなに多いのはマイクや楽器のほかに、プリレコーディングヴォーカルやドンカマなどのサポート音源と、各ミュージシャン、サブミキサー、照明などと同期をとるためのSMPTE信号などが収録されたマルチテープが公演中まわされているからです。一方の音場調整セクションはミキサーからの出力音と観客が聴く音の差異(機材や会場の構造が生み出す差異)を出来るだけ埋める事がその役割ですが、ミキサーとAMPの間にMeyer Sound 社のSIMとパラメCP-10が接続され、公演を進行しながらの音場調整を可能にしていました。なおSIM86年の武道館公演より使用しているそうです(恐らく日本初導入だったのではないでしょうか)。

   42728日の武道館公演は武部聡志が体調不良だったため休演、かわりにプロデューサーの松任谷正隆がキーボードをつとめたそうです。

   東京公演が武道館と代々木体育館の2ヶ所で行われました。東京公演に武道館を使ったのはこのツアーが最後、以降は代々木体育館で開催されるようになります。