【公演スケジュール】
― 公開ゲネプロ ―
2006年
4月13日 横浜アリーナ(招待者のみ)
― 本 公 演 ―
11会場22公演
2006年
4月14日 横浜アリーナ
4月15日 横浜アリーナ
4月16日 横浜アリーナ
4月28日 国立代々木競技場第一体育館
4月29日 国立代々木競技場第一体育館
4月30日 国立代々木競技場第一体育館
5月 4日 名古屋市総合体育館レインボーホール
5月 5日 名古屋市総合体育館レインボーホール
5月 6日 名古屋市総合体育館レインボーホール
5月27日 大阪城ホール
5月28日 大阪城ホール
6月 3日 サンドーム福井(福井県産業振興施設)イベントホール
6月11日 盛岡市アイスアリーナ
6月17日 マリンメッセ福岡
6月24日 札幌・真駒内アイスアリーナ
7月 1日 広島県立総合体育館グリーンアリーナ
7月15日 グランディ・21 宮城県総合運動公園総合体育館
7月22日 大阪城ホール (追加公演)
7月23日 大阪城ホール (追加公演)
7月27日 さいたまスーパーアリーナ(追加公演)
TOKYO ENCORE
8月12日 国立代々木競技場第一体育館(追加公演)
8月13日 国立代々木競技場第一体育館(追加公演)
○ 東京追加公演はパンフに未掲載。
【演奏曲】
ただわけもなく
セイレーン
Blue Planet
海に来て
夕涼み
哀しみのルート16
稲妻の少女
ルージュの伝言
シーズンオフの心には
Hello, my friend
やさしさに包まれたなら (アンプラグドスタイル)
ずっとそばに (アンプラグドスタイル) / あなたに届くように (アンプラグドスタイル)
虹の下のどしゃ降りで
もうここに何もない / ハートブレイク(さいたま・東京の追加3公演のみ差替え)
TYPHOON
リフレインが叫んでる
LATE SUMMER LAKE
WANDERERS
時空のダンス
Escape
埠頭を渡る風
(EC)
守ってあげたい
Forgiveness
DESTINY
【出演者】
Drums: 村石雅行
Bass: 田中章弘
Guitar: 市川祥治、中川雅也
Keyboards: 武部聡志
Chorus: 松岡奈穂美、今井正喜、須藤美恵子
Percussion: 小野かほり
Dancers:佐藤志帆、富田理恵子、村松朋美、山内由夏、友廣裕介、鈴木彰紀
最終公演には「虹の下のどしゃ降りで」PVの振付をしたパパイヤ鈴木が登場。
【チケット料金】
S席・立見¥7,350。
【グッズ】
パンフレット……¥3,000
バンダナ……¥1,000
携帯ストラップ……¥1,500
キーホルダー……各¥1,200
(ピンク、ブルー)
ピンズセット(3個入り)……¥1,500
グラスセット(2個)……¥1,500
砂時計入り紅茶セット……¥1,500
ビーチサンダル……各¥2,000
(Lady’s: グレー×ピンク、ブラウン×ホワイト、 Men’s: グレー×ネイビー、ブラウン×ホワイト)
ミニボストン……¥2,500
トートバッグ……¥3,500
Tシャツ Wednesday……各¥3,500
(ライトグレーM・L、ブラウン チビ・S)
TシャツCar……各¥3,500
(オレンジ チビ・S、ネイビー M・S)
Tシャツ ロゴ……各¥3,500
(ライトブルー Lady’s、カーキMen’s)
Tシャツ “THE LAST WEDNESDAY:衣装のレプリカ”……¥3,800
(ホワイト Lady’s・大阪7月公演より追加発売)
ビーチタオル……各¥5,500
(オフホワイト、ブルー)
グッズを買うとオリジナルビニルバッグがもらえました。
会場で¥2,000以上CD、DVDを買うとオリジナルクリアファイルをもらえました。
会場に展示していた三菱自動車未来系スモールiの「A GIRL IN SUMMER」モデルの懸賞が行われていました。
【主なクレジット】
Cast: Satoshi Takebe, Shoji Ichikawa, Masaya Nakagawa, Akihiro Tanaka, Masayuki Muraishi,
Cast: Kaori Ono, Naomi Matsuoka, Masaki Imai, Mieko Sudo
Cast: Rieko Tomita, Shiho Sato, Yuka Yamaguchi, Tomomi Muramatsu, Yusuke Tomohiro, Akinori Suzuki
Stage Set Designer: Mark Fisher
Stage Production Manager: Kazushi Yoshiue, Masaaki Nohmi
Lighting Designer: Mitsumasa Hayashi
Sound Designer: Norihiko Tango
Costume Designer: Mie Kanazawa
Special Effect: Yohichiro Kojima, Masaki Takarabe, Makoto Uchida
Choreographer: Hideki “Tomato” Morigami
Music Director: Satoshi Takebe
Hair Make Up Designer: Sin-nosuke Yamada, Takashi Ohyama
Artist Manager: Akiyo Oguma, Yukari Suzuki
General Producer: Makoto Ohtake
Producer: Ryo Kaizu
Directed by Masataka Matsutoya
Presented by Yahoo! BB
Co-supported by Mitsubishi Mortors
Supported by Toshiba EMI, Kirara Music Publisher
Official Airline: JAL
Produced by Kirarasha, Hands
【メモ】
・ アルバム「A GIRL IN SUMMER」発売に合わせてスタートしたコンサートツアー。
・ セットは桟橋、ビーチハウス、そして目玉の朽ちて傾いた灯台。逗子マリーナのコンサートが会場の都合で出来なくなり、逗子のコンサートに対するオマージュの意味を込めたツアーなんだそうです。途中のアンプラグドスタイルはユーミンとバンドメンバーが客席を通りアリーナ中央の客席の中に設置されたミニステージに移動して行われました。また、ステージ両サイドにスクリーンを設置。ユーミンのコンサートには珍しく、映像演出ではなく、ほぼステージを大きく映す為に用意されたスクリーンでした。ツアーのオフィシャルブログによると、スタッフ88名、機材は11tトラック18台、大型トレーラー3台を必要とする毎度ながら大規模なコンサートでした。
・ オフィシャルブログによると、4月29日の代々木公演前のリハでユーミンは足を捻挫してしまったそう。症状はなかなか重かったようですが、西洋・東洋両医学の処方で、この日も、またより症状が悪化した翌30日もなんとかステージに立ち、灯台にも上り、サブステージにも行き来し、通常メニューで公演をこなしたそうです。また、さいたまでは熱中症にかかってしまったそうです。「おそらく最終日を期待したであろう熱いオーディエンスを前に、気持ちはハイでハッピーなのですが、体はなんとも追いつかないという痛々しい状態が、きっとベテランとして、初々しい雰囲気を醸しだして、結果オーライかもしれない。」なんともすごいプロ意識、精神力です。
・ アルバム発売前にツアーがスタート。またツアータイトルが決まる前にチケットが発売されたため大部分のチケットには「松任谷由実コンサートツアー2006」と書かれていました。
・ アリーナツアーでは公演数が最も少ないツアーでした。当初の発表では宮城公演までの10会場17公演。ツアー開始直前に宮城公演の後に大阪とさいたまの追加公演が、ツアー終盤の6月30日に今度はアンコール公演と銘打ってさいたまの後に代々木の追加公演が発表されました。ちなみに代々木追加公演発表時はオフィシャルブログのコメントがやや炎上してしまいました。このブログはYahoo!のジオブログ内にツアー日誌として設置されたもののユーミンサイドからの投稿も少なく、コメントも毎度10件前後と正直あまり盛り上がっていませんでした。ところが代々木の追加公演発表投稿には90件以上のコメントが殺到。既に宮城やさいたまを最終公演として購入し(特にさいたまは明確に「ファイナル公演」と銘打ってして販売されていた)、仕事や家族との都合をつけ、旅程も押さえていたファンがいるなか、ユーミンサイドに都合の良いような経緯説明やファンへの煽りがなされてしまった為、クレームが発生。歓迎するファンとのやり合いも発生し、だんだんと汚い言葉が使われ始め炎上の様相に。。。同時に「行けないけど、せめてノーカットのDVDを」という要望もいくつかあり、これがDVD発売に繋がったのかもしれません。
・ さいたま公演が収録され10月にWOWOWで放送、翌年3月にDVDで発売されました。また、WOWOW放送と同時期にYahoo!BBで「Secret of THE LAST WEDNESDAY TOUR」と題し、松任谷正隆がバックステージをナビゲートする約80分の番組が配信されました。まったく同じではありませんが、この番組と同じような内容のドキュメントがDVDの特典として収録されています。
・ オリジナルアルバムのツアーとしては今のところ最後のアリーナツアーということになります。管理人の個人的な思い出ですが、アルバム売上が10万枚前後に落ち着き回復の兆しが無いうえに、当初の発表では(近場の横浜と連続しているとはいえ)東京がたったの3公演、大阪2公演、東名阪の後は地方6都市を1公演ずつ・・・いよいよアリーナでの集客が難しくなってきたのかなぁと不安に思ったのと、翌年に大規模なシャングリラを控えて充電期間でも良いのにちゃんとアルバムのツアーをやってくれて有難いという気持ちがありましたね。この後、継続は力なりという感じに徐々にユーミン人気がまた新しい形で好転していったように思うのですが、この当時はまさか2023年に50公演以上のアリーナツアーをやっているとは思いもしなかったです。