【公演スケジュール】
6会場37公演
2007年
6月30日 横浜アリーナ
7月 1日 横浜アリーナ
7月 3日 横浜アリーナ
7月 4日 横浜アリーナ
7月 7日 横浜アリーナ(2回公演)
7月14日 広島県立総合体育館グリーンアリーナ (台風の影響で7月14日に延期)
7月15日 広島県立総合体育館グリーンアリーナ
7月16日 広島県立総合体育館グリーンアリーナ (7月14日の振替公演)
7月17日 広島県立総合体育館グリーンアリーナ
7月23日 大阪城ホール
7月24日 大阪城ホール
7月25日 大阪城ホール
7月27日 大阪城ホール
7月28日 大阪城ホール
7月29日 大阪城ホール
7月31日 大阪城ホール
8月 1日 大阪城ホール
8月 2日 大阪城ホール
8月 4日 大阪城ホール
8月11日 名古屋・日本ガイシホール
8月12日 名古屋・日本ガイシホール
8月14日 名古屋・日本ガイシホール
8月15日 名古屋・日本ガイシホール
8月16日 名古屋・日本ガイシホール
8月18日 名古屋・日本ガイシホール
8月25日 マリンメッセ福岡
8月26日 マリンメッセ福岡
8月28日 マリンメッセ福岡
8月29日 マリンメッセ福岡
9月 8日 国立代々木競技場第一体育館(追加公演)
9月 9日 国立代々木競技場第一体育館
9月11日 国立代々木競技場第一体育館
9月12日 国立代々木競技場第一体育館(追加公演)
9月13日 国立代々木競技場第一体育館
9月15日 国立代々木競技場第一体育館(追加・2回公演)
9月17日 国立代々木競技場第一体育館(2回公演)
【演奏曲】
グレイス・スリックの肖像
Happy Birthday to You
ようこそ輝く時間へ
ハルジョオン・ヒメジョオン
インカの花嫁
朝陽の中で微笑んで
時のないホテル
BABYLON
12階のこいびと
別れのビギン
Delphine
Northern Lights
時はかげろう
SAVE OUR SHIP
SHANGRILAをめざせ
真夏の夜の夢
(EC)
人魚姫の夢 (新曲)
Carry on
【出演者】
Drums: 村石雅行
Bass: 田中章弘
Guitar: 市川祥治、中川雅也
Keyboards: 武部聡志
Chorus: 松岡奈穂美、今井マサキ、須藤美恵子
Percussion: 小野かほり
Actors: ヴィルジニー・デデュー、武田美保、
Actors: シンクロナイズドスイミングチーム、国立グレートモスクワサーカス
【チケット料金】
チケット料金:S席¥12,000、A席¥9,800。
【グッズ】
パンフレット(スリーブケース入り2冊セット)......¥3,000
うちわ......¥500
ミラー......¥600
メモスタンド......¥800
歐林洞缶入りクッキー......¥1,000
キーホルダー(十字架/チャーム)......各¥1,000
携帯ストラップ(黒/赤)......各¥1,000
ハンドタオル・ポーチ入り......¥1,200
ショッピングバッグ......¥1,800
キャップ......¥2,800
ご当地タンブラー......各¥2,800
(横浜/名古屋/大阪/広島/福岡/代々木)
Tシャツ ロゴ......各¥3,500
(紺:M,L,レディース/白:M,レディース )
Tシャツ ドルフィン......¥3,500
(ミントグリーン:S/シティグリーン:M/イエロー:キッズ/チャコールグレー:キッズ)
模様替えTシャツ かすれロゴ......¥3,500
(在庫がなくなるとデザイン変更)
模様替えTシャツ フォト......¥3,500
(ピンク:S/白:M、在庫がなくなるとデザイン変更)
模様替えTシャツ レプリカ タンクトップ......¥3,500
(S、在庫がなくなるとデザイン変更)
模様替えTシャツ レプリカ......¥3,500
(ライトブルー:M、在庫がなくなるとデザイン変更)
ベビーロンパース......¥4,000
ネックレス(シルバー/ゴールド) 数量限定各300個......各¥12,000
グッズを買うとオリジナルビニルバッグをもらえました。
会場でベストアルバム「SEASONS COLOURS 春夏撰曲集」、DVD「THE LAST WEDNESDAY TOUR 2006」を購入、
またはベストアルバム「SEASONS COLOURS 秋冬選曲集」を予約すると
「シャングリラIII」オリジナルネームタグをもらえました。
【主なクレジット】
Virginie Dedieu
Gymnasts on Horizontal Bar: Nikolay Leontiev, Eduard Tyuvaev, Nadezhda Leontieva, Anastasiya Protsenko,
Gymnasts on Horizontal Bar: Yaroslav Leontiev, Roman Protsenko, Nikolay Novokshonov, Evgeny Semyonov
Aerial Rhonrad: Natalia Kazantseva, Zoya Barkova, Natalia Grushenko
Dancers: Veronica Zakharova, Veronica Shevtsova, Anastasia Bilyakevich, Natalia Gololobova,
Dancers: Olga Poltarak, Anna Zgurovskaya, Lilia Davletkulova, Elena Lysenko,
Dancers: Evgeny Shevtsov, Evgeny Greshilov
Highwire: Sergey Makarov, Mikhail Bobitko, Elina Makarova,
Highwire: Karina Makarova, Sergey Garmashov, Oleg Cheremisov
Aerial Acrobat on Swing: Vladimir Vavilov, Ruslan Suleymanov, Sergey Evtushenko, Alexey Shiryaev
Aerial Acrobat on Swing: Vladimir Efimov, Vasiliy Onishchenko, Antonina Vavilova
Synchronized Swimming: Irina Golivets, Irina Bukreeva, Anastasia Oskina, Alexandra Sergeeva,
Synchronized Swimming: Olga Khalkina, Anastasia Zaytseva, Olga Smal, Lyudmila Gnatyuk, Anna Vavrinyuk,
Synchronized Swimming: Miho Takeda
“Rose” Balance: Natalia Rukol, Yuriy Volkov
Aerial Duet on Straps: Irina horkova, Evgeny Greshilov, Nikolay Studyonov
Handstand Equilibrists: Dmitry Poklad
Parallel Flying Trapezes: Alexandr Selifanov, Andrey Polevich, Evgeny Selifanov, Domitry Malyshev
Parallel Flying Trapezes: Alla Saradyan, Pavel Komlik, Andrey Zubakin, Alexey Yatsyk
Band / Chorus: Masayuki Muraishi, Akihiro Tanaka, Shoji Ichikawa, Masaya Nakagawa, Satoshi Takebe
Band / Chorus: Naomi Matsuoka, Masaki Imai, Mieko Sudo
Stage Set Designer: Mark Fisher
Stage Production Manager: Masaaki Nohmi, Kazushi Yoshiue
Scenic Painter: Christine Giguere
Prop Designer: Yoshihiko Tanaka
Illusion Director: Mr.Maric, Takanori Araki
Circus Technical Director: Dmitry Poklad
Lighting Designer: Mitsumasa Hayashi
Sound Designer: Nobuhiko Tango
Costume Designer: Frank Krenz
Costume Director: Mie Kanazawa
Hair and Make Up Designer: Shin-nosuke Yamada, Zin Sakaya
Circus Act Choreographer: Evgeny Shevtsov
Synchronized Swimming Choreographer: Irina Potemkina
Staging Designer: Hideki “Tomato” Morigami
Music Director: Satoshi Takebe
Artist Manager: Manami Ito, Yukari Suzuki
Executive Producer: Yoshitomi Shimura
General Producer: Satsuo Shimoda
Producer: Satoshi Ohkubo, Yasuo Hiruko, Hideki Somei, Makoto Ohtake, Ryo Kaizu
Circus Producer: Leonid Kostyuk, Tatiana Kokhanova
Directed by Masataka Matsutoya
Presented by TOTO
Supported by Toshiba EMI, FNS, Kirara Music Publisher, WOWOW
Co-supported by Lawson Ticket, Chacott
Locally Sponsored by Inter FM, Bay fm, Nack5 (Tokyo) /
Locally Sponsored by Sankei Sports News, Yukan Fuji, Sankei Living Simbun (Osaka) /
Co-produced by Hands
Produced by Kansai Telecasting Corporation, Kirarasha
【3Dステージ】
【メモ】
・ ロシアからサーカス団とシンクロナイズドスイミングチームを招いてのシャングリラ第3弾。制作費40億円!今回は約12秒で床面がプールに変わるステージセットを会場のセンターに設置。
・ 3回目にしての大きな変化はユーミンがサーカスアクトに参加するようになったことです。「ハルジョオン・ヒメジョオン」ではフライングフープで上空へ。回転しながら降りた直後にまっすぐ歩きだしながら歌うというサーカスアクターでもなかなか難しい演技をこなしました。また、「時のないホテル」では振り子のように左右に揺れるリフターでやはり上空へ、その後、上空にあげられたままのリフター上で、天井部から下りてくる縄梯子につかまりそのままリフターから離れ15m上の天井部にはけるというアクトにも挑戦。また最後の「Carry on」ではユーミン自身が綱渡りをしてはけてゆくという演出プランもあり、ユーミンはこれも完全にマスターしていたそうですが、プラン変更により使われなかったそうです。DVDとBDの特典ディスクにユーミンが綱渡りしている映像が残されています。
・ 関西テレビからの紹介で世界水泳3連覇の実績を持つシンクロナイズドスイマーのビルジニーデデューが参加。ユーミンのコンサートではあるものの、彼女を主役としたストーリー作りが行われました。彼女もまたシンクロの演技だけではなくサーカスアクトにも挑戦。さらに日本選手権7連覇、オリンピック3大会のメダリストでもある武田美保もデデューとパートナーを組む形で出演。
・ 完全に床面に置き換わる変形型のプールを使ったショウはラスベガスの「O」やマカオの「水舞間」が有名ですがこれらが常設設備を使ったものであるのに対し、シャングリラIIIはこれを移動型セットで実現させた世界的にもかなり珍しい事例だと思われます。テレビ朝日系「報道ステーション」ではこのセットの大道具を担当したシミズオクトの吉植氏とその制作秘話を特集。円形に見えるプールは実は八角形になっており、わざと水圧が強くかかる場所をつくりそこを補強しているそう。この特集はJACE(一般社団法人日本イベント産業振興協会)がアップしているYoutube動画で短縮版を見ることができます https://www.youtube.com/watch?v=oExfi4ALkLA 。このセットはJACEの日本イベント大賞特別賞を受賞しています。アリーナ座席はステージの3方向に配置(ステージは真ん中ではなく、アリーナ長辺側に寄って配置されており、寄った方向に座席はなく、おそらくバックステージになっていたのではないかと思われる)。プールが見えるよう全席が底上げされていました。
・ 「ステージ&ライティングの現場2」(リットーミュージック,2008)には本公演の照明の情報が照明デザインチームによりにより紹介されています。興味深いのは照明プランを作るライティングデザイナーと、様々な制約のなかでデザインを実現し、ツアー期間中そのデザインを担保するライティングディレクターとに役割が分かれているという点。また、シャングリラにおける照明の難しさ(照明はアクターをオーディエンスに見せること、アクターに機材や足場などを見せることが目的ですが、同時に照明がアクターとオーディエンス、それにアクターの安全確保と非常時の救出を担うセキュリティスタッフの目を塞いではいけない)が語られているところも興味深いです。資料としてはI、II、IIIすべての照明の2D図面と3D図面が掲載されています。また、ステージ制作と設営を担当したシミズオクトの80周年誌「ハロー!バックステージ」(市販本です)にも、プール機構の制作や、体を張ったユーミンのアクトのこと、ユーミンだけでなくアクター自身も新しいアクトに挑戦していたことなどなど制作秘話が紹介されています。
・ 2006年12月6日には東京全日空ホテルで大規模な製作記者会見が開かれました(残念ながら別の芸能人のスキャンダルが優先されてしまい報道はあまりされませんでした)。リハーサルは和歌山ビッグホエールで行われたそうです。
・ 07年秋にWOWOWで放送、08年にはほぼ全編を収録したDVDとBDが発売されました。