1. |
COBALT HOUR |
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航海日誌 |
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卒業写真 |
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CHINESE SOUP |
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花紀行 |
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少しだけ片想い |
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4. |
何もきかないで |
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9. |
雨のステイション |
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ルージュの伝言 |
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10. |
アフリカへ行きたい |
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【収録曲備考】
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1… |
75年 ハイファイセットに提供。スタンダードになりつつある名曲中の名曲 07年 キリンビール「キリンラガービール/キリンクラシックラガー」CMソング。 使われたのはCM用に歌いなおしたもので未発売。 ヴァージョン2は98年ベストアルバム「ノイエ・ムジーク」のセルフカヴァー。 |
4. |
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75年 5枚目のシングル「ルージュの伝言」B面。 85年 CXドラマ(単発)「結婚前夜−消えた殺人事件−」挿入歌。 |
5. |
s… t… |
75年 5枚目のシングル。 89年映画「魔女の宅急便」オープニングソング。 13年 サントリー「ALL-FREE」CMソング。 |
8. |
s… |
75年 6枚目のシングル「あの日にかえりたい」B面。 |
9. |
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歌のモチーフになった駅は当時の西立川駅。歌碑も作られている。 |
【リリースデータ】
Cassette Tape
ZA-1555 * 1975. 6.16 [1] * エキスプレス/東芝EMI * ¥2,200
タイトルには「コバルト・アワー/ルージュの伝言」と表記。
1.2.8.9.10はLP、CDとミックスが違う音源で収録。
Cartridge Tape
YA-8555 * 1975. * エキスプレス/東芝EMI * \2,600
タイトルには「コバルト・アワー/ルージュの伝言」と表記。
side1 : 5,1,3, side2 : 4,7,10, side3 : 2,9, side4 : 6,8,
1.2.8.9.10はLP、CDとミックスが違う音源で収録。
LP
ETP-72071 * 1975.6.20 *
エキスプレス/東芝EMI * \2,300
初期盤は青帯。多く出回っているのはエキスプレスレーベル統一の黒い帯のもの。
Cassette Tape
[2]
ZT25-325 * 1979 *
エキスプレス/東芝EMI * ¥2,500
詳細→再発復刻リスト
LP(3枚組 限定発売)
ETP-50053 * 1979.7.5 * エキスプレス/東芝EMI * \5,400
詳細→再発復刻リスト
LP
ALR-4004 * 1980.1.21 * アルファレコード * ¥2,000
販売がビクター音楽産業とワーナーパイオニアのものがある。
詳細→再発復刻リスト
ALC-504 * 1980.1.21 * アルファレコード*¥2,000→1,885(1,830)
詳細→再発復刻リスト
CD
35XA-7 * 1984.1. * アルファレコード*¥3,500
詳細→再発復刻リスト
32XA-123 * 1987.2.25 * アルファレコード*¥3,200→3,008(2,920)
詳細→再発復刻リスト
CD(限定発売)
34A2-30 * 1989.9.10 * アルファレコード*¥3,564(3,460)
詳細→再発復刻リスト
CD
ALCA-465 * 1993.3.21 * アルファレコード* \2,700(2,621)
詳細→再発復刻リスト
CD
ALCA-9031 * 1994.6.29 *
アルファミュージック* \2,500(2,427)
詳細→再発復刻リスト
CD(限定発売)
ALCA-5243 * 1998.6.24 * アルファミュージック* \1,575(1,500)
詳細→再発復刻リスト
CD
TOCT-10713 * 2000.4.26 * エキスプレス/東芝EMI→EMIミュージック・ジャパン * \2,500(2,427)
詳細→再発復刻リスト
CD(6枚組 初回限定生産)
TOCT-25352 * 2004.2.18 * エキスプレス/東芝EMI * \9,800(9,333)
詳細→再発復刻リスト
PC配信
2005.3.10 * 東芝EMI * ¥2,000 ※1曲ごとの購入も可、価格は¥200。
配信されているのはOMA:132kbps、WMA:128kbps、AAC: 128kbpsなど。CDへの書き込みは10回まで。
モバイル配信(1曲ごと)
2005.3.10 * 東芝EMI * ¥388
CD(期間限定発売)
TYCT-69033 * 2013.10.2 * ユニバーサルミュージック/EMIレコードジャパン * ¥1,980
詳細→再発復刻リスト
PC配信
2018.9.24 * Universal Music LLC / EMIレコード・ジャパン
423曲を一斉配信 詳細→再発復刻リスト
ハイレゾ配信
2019.9.18 * Universal Music LLC / EMIレコード・ジャパン
423曲を一斉配信 詳細→再発復刻リスト
[2] コンフィデンス・レコード・インデックス 1978-79, オリジナルコンフィデンス
Producer: Kunihiko Murai, Shoro
Kawazoe
Producer assistant: Tsuneo Ariga
Recording Engineer: Norio Yoshizawa
Recorded and remixed at Studio"A",
Shibaura, Tokyo from March 1st to April 25th 1975.
Cover design and illustration: Kenkichi Satoh
All tunes arranged by Masataka Matsutoya
All background vocals arranged by Tatsuro Yamashita
Musicians:
Haruomi Hosono / Electric bass
Shigeru Suzuki / Electric guitar, acoustic guitar
Tatsuo Hayashi / Drums
Masataka Matsutoya / Acoustic piano, Fender Rhodes piano, Clavinette,
Moog synthesizer, Hammond organ
Nobuo Saito / Percussions
Koichi Matsuda / Harmonica
Aisuke Matsutoya / Fiddle
Tadayoshi Harada / Baritone sax
Shigeru Ohkawa & Junko Yamamoto & Toshihiko Yamamoto (Hi-Fi set),
Minako Yoshida, Taeko Ohnuki, Tatsuro Yamashita, Kayoko Ishu / Background
vocals
Daddy Oh appears on "Rouge no Dengon" and "Nani mo
Kikanaide"
Teruyoshi Fukushima / Trumpet
Eiji Arai and his fellows / Trombone
Yoshihisa Tamano and his fellows / Strings
Yasuhiro Yamada, Junji Hayakashi, Mitsuru Sohma / Flute
Mikiko Imamichi / Harp
・ 3枚目のオリジナルアルバム。
・ 販促物にはユーミン本人により「セスナに乗った気分で作ってみました。」と紹介されています。タイトル候補には「サーフ・アンド・スノウ」や「ホリデイ・イン・ミュージック」などがあり、リゾート企画のはしりだったそうです。ユーミンは企画物を作らなければという思いがあったようで、後にすごくプロになったアルバムだと思うと自著「ルージュの伝言」(1983, 角川書店)で語っています。75年4月のFC会報創刊号に載ったインタビューでは「一時代前のオールドファッションっぽい雰囲気を感じさせる、そんなアルバムにしたい」、また当時すでに「全部聴いて、それがひとつの物語になるようなアルバムをつくるのが私のやり方」と話していました。
・
前作2作と異なりこのアルバムは発売当初からチャートの上位に登場。そのままコンスタントに売れ続け、バンバンに提供した「『いちご白書』をもう一度」のセールスと共に75年末からは堰を切ったように売上が加速します。年末には秋に出したシングル「あの日にかえりたい」がオリコン1位になり、旧作のアルバム「ひこうき雲」「ミスリム」も急上昇でTOP10入りし、アルバム5作が同時に100位以内にチャートインした週もあるなど、空前の荒井由実ブームが訪れます。75年の秋から77年後半まで、とにかくユーミンのレコードは売れに売れ続けました。
・ 「あまりの作風の変化に当時の私設ファンクラブが解散した」というエピソードはユーミン自ら語ることもあり結構有名な話になっています。実際にファンクラブが解散したことはなかったようですが、初期ファンには受け容れがたいところがあったようで、当時の私設F.C.誌「YUMIN TIMES」第2号には「乗るなユーミン!コマーシャル・ベース」という見出しと共に「ユーミン自身『COBALT HOUR』に絶大なる自身はないようだ。否、満足な制作ができなかった彼女もまた被害者のような気がする。」という見解がトップ記事で載るほど。また、柳澤健著「1974年サマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代」(2016, 集英社)でもデビュー直後のユーミンを支えたファンの失望の様子が彼らの回想を交えて詳しく紹介されています。彼らには、ユーミンには誰もがわかるポップミュージックではなく、これまでどおり彼女にしか作れない曲を描いてほしいという想いがあったようで、なんでも発足したばかりの公式ファンクラブの主要メンバーはほとんど本作を購入せず、離れていってしまったとか。
・ シングル曲の「ルージュの伝言」「何もきかないで」のみキャラメルママではなく当時ユーミンのステージバンドだった「ダディ・オー!」の演奏。ドラムの平野肇の著作「僕の音楽物語1972-2011」(祥伝社, 2011)によると本作は他の曲も当初ダディ・オー!の演奏でレコーディングが進んでいたようですがプロデューサー村井邦彦の一声でキャラメルママで録り直すことになったとか。荒井由実&ダディ・オー!は音楽監督・松任谷正隆のもと、レコードとは趣の異なるロック寄りのステージを展開していました。74年の記事ではシンガーとバックバンドというよりはユーミン自身が加わったグループのようなまとまりを感じるいうステージ評もあり、またこれからは一緒にアルバム製作や曲作りも行っていくという情報を載せているものもありました。
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帯コピー「荒井由実 3rdアルバム遂に登場!!」。
宣伝コピー「香りを舞いだす愛しきユーミン。尽きぬ知性と情感で捧げるあまりにも鮮やかな誘惑。」。