1. |
自由への翼 |
|
|
6. |
11月のエイプリルフール ......t |
|
2. |
HOZHO GOH (ホジョンゴ) |
|
|
7. |
只今最前線突破中 |
|
3. |
真夏の夜の夢 |
......stvr |
|
8. |
Angel Cryin' X'mas |
|
4. |
この愛にふりむいて |
|
|
9. |
July |
|
5. |
XYZING XYZING |
……v |
|
10. |
二人のパイレーツ album version |
……t |
【収録曲備考】
2. |
|
タイトルはナバホ語でthe way of beautyの意味*。冒頭の語りもナバホのおばあさんのもの。 この語りはオリジナルリリースでは1.のエンディングにオーバーラップして1.のトラックに含まれていますが、配信版はオーバーラップ処理前の音源が使えたようで、オーバーラップさせずに2.のトラックの冒頭に収録されています。 |
3. |
s… t… v… r… |
24枚目のシングルとしてリリース。 93年 NTVドラマ「誰にも言えない」主題歌。 PV情報はこちら シングルとはミックスが違う。 |
5. |
v… |
「ずぃんずぃん」と読むそうです。 リード曲ではなかったが、曲が最も映像的ということで急遽ビデオクリップを作ることに。PV情報はこちら |
6. |
t… |
93年CX「ビートたけしのつくり方」エンディングテーマ。本作のジャケットの女性シルエットが行ったり来たりする映像が使われていました。 |
10. |
t… |
93年 キリン「キリンラガービール」CMソング。使われたのは本作収録とは全くアレンジの違うテイク。 このヴァージョンは発売されなかったが、少なくとも1コーラス分は録られているよう。 |
* U-mizはPR時に長めのインタビューがいくつか録られていますが、HOZHO GOHの意味についてユーミンサイドから説明されたものが意外と見つかりません。
「the way of beauty」は店頭演奏用盤の「U-miz STATION 2nd STAGE」(SPCD-1416)のDJの曲紹介からですが、当サイトが見つけた公式情報はこれだけです。
もし他の情報をご存知の方がいらっしゃいましたらお知らせください。(訂正ありがとうございます)
【リリースデータ】 (ディスクナンバー * 発売日 * 発売元 *表示価格)
CD
TOCT-8250 * 1993.11.26 * エキスプレス/東芝EMI → EMIミュージック・ジャパン * ¥3,000(2,913) →¥3,059(2,913)
初期プレスの物はケースの表(ふた)と裏側が黒い特殊仕様。ジャケットはふたに直に貼り付けられている。
裏ジャケはなく、ケースに発売元やバーコードなどを載せたステッカーがやはり直に貼り付けられている。
通常盤は通常のCDケースを使用。そのため歌詞カードの表紙がジャケットの図柄に差し替えられている。
新たに裏ジャケが作られている一方、CDトレーは汎用の白トレーになっており、中ジャケは印刷されていない。発売から5年後、店頭に並ぶように。
Cassette Tape
TOTT-8250 * 1993.11.26 * エキスプレス/東芝EMI * ¥2,800(2,718)
インデックス型でジャケット側は通常の透明プラですが、トレー側は本作独自のツヤのある黒ケースが使用されています。
PC配信
2018.9.24 * Universal Music LLC / EMIレコード・ジャパン
423曲を一斉配信 詳細→再発復刻リスト
ハイレゾ配信
2019.9.18 * Universal Music LLC / EMIレコード・ジャパン
423曲を一斉配信 詳細→再発復刻リスト
All songs & lyrics written by |
|
Yumi Matsutoya |
All songs arranged by |
|
Masataka Matsutoya |
Sound Designed by |
|
Masataka Matsutoya / Masafumi Yamanaka / Yoshinori Waraya |
Drums Hi-Hats, Toms & Cymbals: Bass: Electric Guitars:
Electric Guitars Solo: Acoustic Guitars / Mandolin: Percussion: Sax Solo / Sax / Flute: Trumpet: Flugel Horn: Trombone: Horn Arrangement: Violin: Acoustic Piano & Organ: Background Vocals:
Background Vocal Words: Navajo Words & talk: Sound Effect:
|
|
Mike Baird (8,9) Mike Baird (2,6) / Nobuo Eguchi (3) Leland Sklar (1,2,8,9) / Abraham Laboriel (6,7) Michel Landau(1,8,9) / Masaki Matsubara(1,8) / Shigeru Suzuki(3) / Paul Jackson Jr. (4,5,6,7) Masaki Matsubara (7) / Michel Landau (8) Chuei Yoshikawa (2) Michael Fisher(1,2,4,5,6,7,8,9) / Pecker (3) Dan Higgins (4,8 / 5,6,7 / 6,7) Jerry Hey, Gary Grant (5,6,7) Jerry Hey, Chuck Findley (6,7) Bill Reichenback (5,6,7) Jerry Hey (5,6,7) / Masataka Matsutoya (5) Masahiro Takekawa (2) Masataka Matsutoya (10) Carmen Twillie , Terry Young (1) Julia & Oren Waters (1,2,9) Maxine & Luther Waters (2,9) Geri Keams (2) Yumi (except 10) Shun Suzuki (1) Geri Keams (2) The Matt Forger Show(2)
|
Directed by |
|
Ken-ichi Nomura/Yukari Suzuki |
Recorded by |
|
Yoshinori Waraya (Tokyo) |
|
|
Matt Forger (L.A.) |
Pre-Production Engineered by |
|
Msafumi Yamanaka |
Assistant Engineers |
|
Hideyuki Hiraki / Yukio Kobashi / Tetsuya Hirota (Tokyo) |
|
|
Mark Hagen / Brian Kinkel / Jim Champagne (L.A.) |
Recorded at |
|
MICA Studio / HEART BEAT Recording Studio / Studio TAKE ONE (Tokyo) |
|
|
Westlake Audio / Ocean Way Recording Studio (L.A.) |
Mixed by |
|
Matt Forger |
Mixed at |
|
Westlake Audio |
Mastered by |
|
Bernie Grundman at Bernie Grundman Mastering |
|
|
Assistant by Jimmy McKeever |
Keyboards & Programming: |
|
Masataka Matsutoya |
Synthesizer Programming: |
|
Masafumi Yamanaka |
Synclavier Programming: |
|
Ikuo Homma |
Drums Sound Advising: |
|
Takeshi Yamamoto |
Production Coordination: |
|
Koji Kimura & Fumio Miyata for MUSIC LAND (Tokyo) |
|
|
Shun Suzuki, Ruth Maehara & Jun Murakawa for EXCELL PRODUCTIONS (L.A.) |
|
|
|
Art Direction: |
|
Mitsuo Shindo for contemporary Production |
Design: |
|
Satoshi Nakamura / Teruyo Ueno |
Inner Photo: |
|
Masataka Matsutoya |
Design Coordination: |
|
Hajime Kobayashi |
Artist Management: |
|
Makoto Ohtake / Chihiro Watanabe |
General Management: |
|
Hiroshi Abe |
Executive Producer: |
|
Seizo Shimokobe |
|
|
|
Special Thanks to: |
|
Kota & Pon-G for MICA MUSIC LABORATRY / Kin-ichi Ishi-i for SONY/ |
|
|
Tamotsu Tanaka for TEAC TASCAM / Anne Mihara / Shuichi Kashiwagi / |
|
|
Sei-ichiro Kijima for TOKYO BROADCASTING SYSTEM, INC./ |
|
|
Mitsuaki Tsunekawa & Hideo Kubota for NICHION, INC./ |
|
|
Tohru Kawai for FUJI TELEVISION NETWORK, INC./ |
|
|
Mitsuru Uemoto & Iori Yamamoto for EAST, INC./ Geri Keams / Sachiko Kumagai / Masaya Nakagawa / Tina Matsuoka / Hiromi Yonemura / Takeshi Tajima / Nagisa & Ryoji Suzuki / I to I communications, inc. |
|
|
|
|
|
Chuei Yoshikawa appears courtesy of FUN HOUSE Inc. |
|
|
Paul Jackson Jr. appears courtesy of Atlantic Records |
|
|
The Waters appears courtesy of Waterwheel Records |
|
|
|
Produced by |
|
Masataka Matsutoya |
Co-Produced by |
|
Matt Forger / Masafumi Yamanaka |
【ノベルティーグッズ】
ヨーヨー、置き時計、懐中時計型オルゴール、レターセット、ソーイングセット、
CDパッド、トレーナー、キャップ、ピンバッジ など。
【主な売上記録】
オリコン: 売上138.2万枚、最高位1位、相対売上比1.93 (対94年年間TOP50総売上平均)。
CD、カセットの売上比率はおおまかに9.7 : 0.3 。
日本レコード協会: 120万枚以上
【メモ】
・ 25枚目のオリジナルアルバム。
・ 本作はこの時期恒例だったテーマを掲げたコンセプトワークではなく、自分の中に眠っている開けるのを忘れていた引き出しを点検していくようなアプローチがテーマと言えるかもしれないとのこと。タイトル「U-miz」の「U」はアンダーグラウンドを意味したものだそう。「地上で植物のかたちをしている部分が皆さんの『ユーミンだ』と思う部分だとするでしょ?でも根っこがもっともっと皆が考えてるよりも複雑な自信があるので、そこからまた違うものが地表に出てくるのを垣間見てもらえるようなね。」(「音楽と人」93年12月号, シンコーミュージック)。また「U-miz」は「YUMI as a kid」「Yuming’s Kiz」などからの造語だそうです。「"子供"の感受性を持っていれば、色々なモノがキラキラして見える」「自分の中で世界を新鮮に感じる要素が発見できて、それが湧き上がってきた時に生きる力になるっていうのかな。」(FC会報「YUMING vol.44」94年2月)。
・ シンボリックなジャケットのせいか、当時のリバイバルブームのせいか本作のテーマが「サイケデリック」であるという解説が見られますが(02年「地球音楽ライブラリー・松任谷由実編」東京FM出版, 「レコードコレクターズ」96.10号など)、発売当時のインタビューではユーミン本人、プロデューサー共に「サイケデリックが全体のテーマではない」と説明しています(前出「音楽と人」, FC会報Vol.44など)。もともと4年ほど前から「サイケデリック」をテーマに作品を作ろうと試行錯誤していたそうですが結局上手く行かず、それは本作の一つの要素にはなっているとのこと。上述のような本作の方向性を決定づけたのはアロマテラピーで使用されるイランイラン(YLAN YLAN)というオイルとの出会いからで、”昔流行した訳でもないのに懐かしい気持ちにさせてくれる”その香りの感じでいこうと、本当に「YLANG YLANG」というタイトルを考えていたそうです。ちなみにU-live Tourのパンフレットにはこのイランイランの香りを染み込ませたページが用意されていました。
・ 今回も「Yuming FESTA」「ユーミン聴いてゲネプロ行こう」が行われました。また店頭のCD試聴機を使った「U-miz STATION」が展開されました。これはDJの曲紹介に載せて発売前のアルバムから段階的に新曲を聴かせるという企画。この「U-miz Station」は1st STAGEから3rd STAGEまでの3回に分けて行われたのですが、1st STAGEは早い時期に録られたようで、収録されたリード曲「真夏の夜の夢」「11月のエイプリルフール」「自由への翼」は本作のマスターが出来る前の音源が使われています。この他、シングル「真夏の夜の夢」の発売を控えた7月から「Real Yuming VOICE」というフリーペーパーを隔月で発行、やはりCD屋店頭で配布されました。ユーミンの事務所・雲母社のスタッフが編集長となり、ユーミンや松任谷正隆はじめ、レコーディング、コンサート、ビデオなど各分野のスタッフやお友達を取材。些細でお茶目なものからちょっと専門知識がいるようなマニアックな裏話まで情報満載の新聞でした。当時、メディアからは神格化されつつあったユーミンでしたが、このフリーペーパーは身内だからこそ作れる、ここにしかない内輪情報満載の新聞にしようという方針で作られていたようです。当時はまだ一般用途のPCもインターネットも普及しておらず、CD屋店頭に新譜の情報を取りに行く時代、店頭が重要な情報発信基地でした。
・ TVCMには電車に揺られるユーミンが「11月のエイプリルフール」を歌うオリジナル映像が使われました。フルコーラス作っているかどうかはわかりません。サウンドロゴ「Yuming’s U-miz」。
・ 93年暮れから翌年にかけて東京、大阪、福岡、札幌、仙台などで「U-miz展・松任谷由実の世界」が行われました。曲にまつわるアイテムがコインロッカーの中に展示されているユニークな展示会。ユーミンの子供の頃の写真や卒業アルバム、作文などユーミン史を振り返るような展示のほか、旅の写真やコンサートの衣装の展示、ディスコや「Sound Closet」というCD-ROMの閲覧コーナーもありました。またパンフレット(¥1,000)やポストカードセット(¥500)などの物販もありました。