MAGICAL PUMPKIN  魔法の南瓜物語

 

 

【公演スケジュール】

 

29会場30公演

1979

     918  群馬県民会館

     919  四日市市民ホール

     920  岡崎市民会館

    10 4  奈良県文化会館

    10 5  神戸国際会館  [1]

    10 6  岡山市民会館

    10 9  神奈川県民ホール

    1020  北海道厚生年金会館  [1]

    1024  立川市民会館

    1026  中野サンプラザホール

    1027  中野サンプラザホール  [1]

    11 7  鹿児島県文化センター

    11 8  佐世保市民会館  [1]

    1112  弘前市民会館

    1114  岩手県民会館

    1115  八戸市公会堂

    1116  青森市民会館

    1120  名古屋市公会堂  [1]

    1126  秋田県民会館

    1127  宮城県民会館

    12 4  平塚市民センター(追加公演 ※[2]

    12 8  藤沢市民会館

    1212  姫路市文化センター

    1213  京都会館第一ホール

    1214  大阪厚生年金会館大ホール

    1217  熊本市民会館

    1218  久留米市民会館  [1]

    1219  福岡郵便貯金ホール   [1]

    1220  長崎市公会堂

    1225  渋谷公会堂  [1]

 

追加公演 7会場7公演 [3]

1980

     229  広島郵便貯金ホール

     3 1  下関市民会館

     313  高知県立県民文化ホール  [1]

     314  高松市民会館

     315  和歌山市民会館

     325  新潟県民会館

     326  長野市民会館

 

                     ○ 情報はツアープログラムより 

 

ただし、平塚公演および追加公演は未掲載。

[1] チケット半券を確認

[2] 平塚公演は週刊FM 79.11/26号に記載、またNHK FMNew Sounds Special」でも公演予定が紹介されています。

[3] 追加公演はFC会報 第7期「ゆうみん」2号より。ただし81年のFC会報「YUMING VOL.5」では5公演だったという記載もあります。

諸々の情報により、広島公演、高知公演、和歌山公演、長野公演は行われたものと思われます。

また、799月ごろには下記のような日程も出ていましたが、恐らく上記のとおり行われたものと思われます。

10/30東京厚生年金会館、11/27松山、11/28高知、11/29徳島。

 

 

【演奏曲】

 

1部)

あの日にかえりたい

ルージュの伝言

魔法のくすり

青いエアメイル

消灯飛行

ツバメのように

航海日誌

やさしさに包まれたなら

ロッヂで待つクリスマス

CHINESE SOUP

「いちご白書」をもう一度 (弾き語り・提供曲)

リクエスト曲 (弾き語り)

 

2部)

Make me a star

Love forever

(ザ・スクエアの演奏)

未来は霧の中に

冷たい雨

恋のスーパー・パラシューター

EC

埠頭を渡る風/ESPER (追加公演)

 

                                          ○ 情報は東京FM出版「地球音楽ライブラリー・松任谷由実編」、98FC発行の資料より 

 

【出演者】

 

The Square
Drums:
青山純
Bass:
中村裕二
Guitar:
安藤正容
Percussion:
仙波清彦
('79) / 重田真人 ('80)
Keyboards:
久米大作
Sax & Flute:
伊東毅

他、エキストラで子供たちが登場しました 

 

                                          ○ 情報はツアープログラムとFC会報vol.11を参考にしています 

Juna Aoyama, Yuji Nakamura, Masahiro Ando, Kiyohiko Semba, Masato Shigeta, Daisaku Kume, Takeshi Itoh 

【チケット料金】

 

中野サンプラザ公演: S席 ¥3,000A席 ¥2,500B席 ¥2,000

 

【グッズ】

 

プログラム

 

【主なクレジット】

 

Artist: Jun Aoyama, Yuji Nakamura, Masahiro Ando, Kiyohiko Semba, Masato Shigeta, Daisaku Kume, Takeshi Ito

 

Direction: Shizuka Ijuin

Musical Direction: Yumi Matsutoya

Stage Arrangement: The Square

Staging: Dai Murata

Pantomime Choreography: Mamako Yoneyama

Art Direction: Shintaro Saiki

Lighting Planning: Mitsumasa Hayashi

PA: Bird Planning

Costume Design: Sachiko Ito

Stage Management: Masahito Ohashi, Terunobu Otsuka

 

Produced by Musical Station, Kirarasha

 

                                          ○ 情報はツアープログラム, FC会報「Yumingvol.10を参考にしています 

 

 

【メモ】

 

   79年度2度目のツアー。秋スタートということでハロウィンにひっかけたのかカボチャのオブジェが登場。ツアー中にアルバム「悲しいほどお天気」が発売されますが、とくにこのアルバムにちなんだツアーというわけではなかったようです。

   オープニングはスクエアの仙波清彦が博士に扮して100年に一度舞い降りるというかぼちゃの物語を紹介してスタート。またコンサート中盤には各地の子供が天使の格好で大勢登場しました(この演出は地方でも可能な限り行われたようで、四日市では中学の合唱部に、弘前では「弘前こども劇場」という劇団ではなく人形劇を見る会に出演依頼が来たとか)。制作費は衣装だけで800万、セットは3,000万をかけドリフのスタッフに作ってもらったそうです。 

   プログラムの表紙や公演告知物に春のOLIVEツアーの象にまたがった写真が使われたため、OLIVEツアーと混同されていることが多いようです。札幌公演では「OLIVE」と書かれたチケットが使われていました^^;。

   79年暮れにフジテレビでコンサートの半分ほどを約45分に渡り放送。

   1225日ツアー最終公演のあと、1900から原宿のラフォーレ6F「クリスマス・アイビー・パーティー」が行われました。

   BRIDGE944月号(ロッキングオン)に載ったインタビューによると、長野公演のステージ上で啓示のようなものを受けたそうで、ステージでパフォーマンスすることを「天職だ」と感じたそうです。「もうね………祭礼のようになっちゃうわけ。その時に居たお客さんはラッキーだったかもしれない。会場全体がもう同じ波動になっちゃって共振するような。」。ただこの頃の地方公演は客の入りが悪く、費やしたものが軌道に載らないということで内部の人間関係も上手く行かず、非常に辛い時期だったとのこと。ユーミンは会場ごとに座席数と動員数を貼りだし、ステージから見える空席には人型のようなものを作ってそこにコンセントレーションしていたそうです。そんな中の啓示で、それがなかったら撤退していたかもしれないとのこと。また後に動員数が増えてゆく過程でアルバムのセールスよりもコンサートのリアクションで後の自分の成功を確信できたと語っていました。