そしてもう一度夢見るだろう  AND I WILL DREAM AGAIN...

 

オリジナル発売日: 2009.4.8

発売予定のCD: TOCT-26810[EMI MUSIC JAPAN/Capitol Music]

 

【収録曲】

 

1.

ピカデリー・サーカス

 

2.

まずはどこへ行こう

……t

3.

ハートの落書き

......v

4.

Flying Messenger  

.......t

*5.

黄色いロールスロイス
<歌:松任谷由実&加藤和彦>

6.

Bueno Adios

7.

Judas Kiss

 

8.

Dangerous tonight

 

9.

夜空でつながっている

......t

10.

人魚姫の夢
Album Version

......stvr 

 

a…オリジナルアルバム未収録、s…シングルカットされた曲、t…テーマソング、CM曲など、

v...ビデオクリップの作られた曲、数字...その数字回数目のアレンジ、r...リミックス

 

【収録曲備考】

2.

 t

09年 「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009」応援イメージソング。

3.

v...

ネット企画「YmodeVol.2」の学生によるPVコンテスト企画でグランプリを獲得した作品。PV情報はこちら

4.

t

08 NHK「探検ロマン世界遺産」オープニングテーマソング。
番組開始当初は番組用に作ったテイクが放送されていた。

*5.

 

加藤和彦とのデュエットソング。アレンジ、プロデュースも彼がおこなっている。

9.

t...

09年ハウス食品「プライム」CMソング。

10.

 

s

t... 

v...
r...

07年開催の「シャングリラIII」テーマソング。

07シングル発売。

07年 映画「女帝-エンペラー-」イメージソング。09 WOWOWドラマ「ママは昔パパだった」主題歌。
シングルの初回盤付属DVDに収録。ヴィルジニー・デデューが出演。PV情報はこちら
シングルとはミックスが違う。

 

 

【リリースデータ】 (ディスクナンバー * 発売日 * 発売元 *表示価格)

 

PC配信
2009.4.1 EMIミュージック・ジャパン capitol music * ¥800  1曲ごとの購入も可、価格は200円。
iTMS
先行配信。商品名は「そしてもう一度夢見るだろう1st Edition」で収録は1.2.3.4.のみ。
配信されているのはAAC: 128kbpsなど。CDへの書き込みは10回まで。
ジャケットファイル付き
CD2nd editionとは別ジャケット)

 

CD

TOCT-26810 2009.4.8 EMIミュージック・ジャパン capitol music * ¥ 3,059
初回盤はデジパック仕様、ツアー先行予約用のシリアルナンバー封入。
初回盤と通常版では帯デザイン、ジャケットのキャラクター配置や大きさが若干異なる。
初回盤・通常盤ともに歌詞カードは全く同じ物で、通常盤のジャケットは歌詞カードとは別紙。両者ともタイトルステッカーあり。
通常盤は2010年頃より出荷されている模様。
PC
配信の1st edition, 2nd editionとは別ジャケット。

 

PC配信
2009.4.15 EMIミュージック・ジャパン capitol music * ¥1,200 / 2,000 1曲ごとの購入も可、価格は200円。
今のところiTunes Music Storeのみ、下記の2エディションが発売されている。

商品名

収録曲

「アルバム購入」価格

そしてもう一度夢見るだろう

2nd Edition

5.6.7.8.9.10

1,200

そしてもう一度夢見るだろう

Complete Edition

10

2,000

配信されているのはAAC: 128kbpsCDへの書き込みは10回まで。
ジャケットファイル付き
2nd editionCDおよび1st editionとは別ジャケット、Complete editionCD初回盤と同じジャケット)
デジタルブックレット付き
(「アルバム購入」付属のpdfファイル。両エディションとも同じファイルで、CDの歌詞カードとはデザインが異なる)

  

モバイル配信
2009.4.22 EMIミュージック・ジャパン * 各¥420

配信されているのはHE-AAC: 64kbpsなど。曲全体および任意の位置からの着メロ設定は不可。
歌詞付き。「モバえみ」では特典として曲ごとに異なる待ち受け画像をDLできる。

 

CD(台湾盤)

50999 965269 27 / I5152 2009.5.27 Gold Typhoon Music / capitol music
台湾盤歌詞カード付き。
タイトルは「然後 會再夢一次吧」
1. 迪卡皮里廣場 2. 先去哪兒吧 3. 心的塗鴉 4.Flying Messenger 5. 黃色勞斯萊斯 
6. Bueno Adios
 7. Judas Kiss 8. Dangerous tonight 9. 夜空連結了你我 10. 人魚公主之夢(Album Version

 

CD(期間限定出荷)

TYCT-69065 2013.10.2 * ユニバーサルミュージック/EMIレコードジャパン * ¥1,980
詳細→再発復刻リスト

 

PC配信

2018.9.24 Universal Music LLC / EMIレコード・ジャパン

424曲を一斉配信 詳細→再発復刻リスト

   

ハイレゾ配信

2019.9.18 Universal Music LLC / EMIレコード・ジャパン

423曲を一斉配信 詳細→再発復刻リスト

 

 

 

【クレジット】

 

ALL SONGS WEITTEN BY Yumi Matsutoya

ALL SONGS PRODUCED BY Masataka Matsutoya

* 5: PRODUCED BY Kazuhiko Kato & Masataka Matsutoya

 

 

Drums: Vinnie Colaiuta (1,2,3,7,8,9) / Noriyasu Kasuke Kawamura (10)
Bass: Neil Stubenhaus (1,2,4,7,9) / Leland Sklar (3,8) / Mike Valerio (6) / Chiharu Mikuzuki (10)
Electric Guitars: Yuji Toriyama (1,2,3,4,7,8,9,10) / Masataka Matsutoya (1,2,3,6,7,8,9)
Acoustic Guitars: Masataka Matsutoya (1,2,4,6) / Yuji Toriyama (3,8)
Keyboards: Masataka Matsutoya
Mandolin: Masataka Matsutoya (1)

 

* 5:
Drums & Percussion: Gota Yashiki [VITAMIN-Q]
Bass: Ray Ohara [VITAMIN-Q]
Electric Guitar: Masami Tsuchiya [VITAMIN-Q]
Vocals, Electric & Acoustic Guitar: Kazuhiko Kato [VITAMIN-Q]
 

Violins: Joel Derouin, Robert Cani, Susan Chatman, Larry Greenfield, Peter Kent, Razdan Kuyumjian,
Violins: Sid Page, Vladimir Polimatidi, Philip Vaiman, John Wittenberg (1,2,6,7,8)
Violas: Andrew Duckles, Alma Fernandez, Matt Funes (1,2,6,7,8)
Cellos: Dane Little, Suzie Katayama (1,2,6,7,8)
Contra Bass: Mike Valerio (1,7,8)
Orchestration: David Campbell (1,2,6,7,8)

 

Trumpet: Wayne Bergeron (7)

Midwestern Chorus: Ototachibana, Akiko Morishita, Kouko Takenouchi, Masataka Matsutoya (4)
Vocals: Yumi Matsutoya

Sound Assisted by Masafumi Yamanaka (3,4,7,10)

 

 

Recorded by Yoshinori Waraya, Shin Shibata, Takeshi Tanaka, Joe Chiccarelli

Assisted by Yohey Takita [Bunkamura Studio], Takeshi Tanaka [Hitokuchi-zaka Studio], Paul Smith [Capitol Studios]

Pro Tools Technical supported by Yasuo Kuriki [S & R]

Pro Tools Operated by Daniel Burns

Recorded at Bunkamura Studio, Hitokuchi-zaka Studio, Capitol Studios

 

Mixed by Al Schmitt

Assisted by Steve Genewick

Mixed at Capitol Studios

 

Mastered by Bernie Grundman at Bernie Grandman Masrering

 

Production Coordination: Fumio Miyata / Takashi Yokoo [FACE MUSIC] / Norio Yamamoto [Cue! Music]

 

 

Directed by Yukari Suzuki, Shin Shibata [KIRARA MUSIC PUBLISHER]

A&R: Makoto Abe [EMI Music Japan]

Artist Management: Makoto Ohtake, Manami Ito [KIRARASHA]

Artist Promotion: Teruji Nakamura [EMI Music Japan]

Sales & Promotion: Kunihiko Satoh, Hiromi Mineyama [EMI Music Japan]

Executive Producer: Akira Miyake [EMI Music Japan]

President & CEO, Representative Director: San-e Ichii [EMI Music Japan]

 

 

Art Direction & Photography: Mitsuo Shindo [CONTEMPORARY PRODUCTION]

Design: Tetsuo Hirano [CONTEMPORARY PRODUCTION]

Illustration: Taii Nakamura

Styling: Mie Kanazawa

Hair & Make: Noboru Tomizawa

Design Coordination: Shinsuke Suda [T & M Creative]

Special Thanks: Kiyomi, Maggi, Yohito, Aiko, Tateshina Chugaku, Paula Salvatore, Hikari Otsuka, Nobumasa Uchida, Samsonite

 

 

 

 

【ノベルティーグッズ】

 

今回はレコード会社制作のグッズは作られなかったようですが、キャンペーンでいくつか関連商品が作られました。

   iTunesカード: ソフトバンクとのタイアップ企画で「人魚姫の夢」PVが無料ダウンロードできるオリジナルiTunesカード。ソフトバンク店舗で無料配布。

   腕時計: セイコーとのタイアップ企画でユーミンがコンセプトワークを担当、「ピカデリー・サーカス」のイメージとシンクロさせたそうです。「セイコーM」シリーズの一つで名前は「TRUE BLUE EYE by Yumi Matsutoya」。ダイヤやサファイアが散りばめられた高級品で100個限定、お値段609千円で発売。http://www.seiko-m.com/true-blue-eye/concept.html 。

   ポストカード: イベントにユーミンも登場した新丸ビルでのプロモーション企画で無料配布されたオリジナルポストカード13枚セット。コンサート開催時に各地のCDショップで行われる「Welcomeキャンペーン」の特典にもなっています。写真はレスリー・キーによる撮りおろし。

   切手シート: 全国の郵便局に設置されたエンタメポストから¥3,400円で発売されていました。 http://www.enpos.jp/yuming/ ツアー会場でも販売していました。

 

  

【主な売上記録】

 

オリコン: 売上10.5万枚、最高位4位、相対売上比0.29 (09年年間TOP50総売上平均)

 

 

【メモ】

 

   35枚目、3年ぶりの書き下ろしのアルバム。

   テーマは「旅、トランジット」。夢が叶う頃には、また新たな夢に向かっているように人生は常に夢の途中を生きている、それはあたかも旅と旅の間のトランジットのようなもので、更に遠くへ旅するための大切なものだという意味が込められているそうです。

   1枚のアルバム制作に3年を要したのは初めてのこと。制作にはかなり苦しんだ時期もあるそうで特設サイトの紹介では「本当に作れるんだろうか?お迎えが来るほどのグロングロンになって地獄を見たので、そのぶん全体に死と狂気がね、漂っていると思う。それだけに究極の励まし究極の慰めがあるんじゃないかな。」と語っていました。また「STEPPIN'OUT!09年春号(TCRC,幻冬舎)では「『自分が作りたいから作るんだ』っていう、確固たるモチヴェーションがあった時に出来るから。今回はそうならないことの苦しさだったのかもしれない。ものすごい気持ち良かったですけどね、今回作り終った時は。『あぁ、自分のために作った』って。『これはリリースされなくても満足』くらいのね(笑)」と振り返っています。

   「黄色いロールスロイス」以外の全曲で松任谷正隆がギターを弾いています。デモの段階でもアレンジャー、プロデューサーである彼自らギターやベースを弾いていたそうで、各ミュージシャンに渡すデモの段階でより具体的なニュアンスを伝えることが出来たそうです。また、「黄色いロールスロイス」は加藤和彦編曲・プロデュース、演奏も彼のバンド「ビタミンQ」が行っています。

   ミキサーに巨匠アル・シュミットを起用。彼はこれまでユーミンのDVDの仕事はしていますが、アルバムは初担当。Roland Music Navi掲載の松任谷正隆のインタビューによると、ここまでミックスに特化して、多くのノウハウを持つエンジニアと組むのは初めてだったとのこと。完全に自分のスタイルを持っているだけにオリジナルはできにくいが、彼の音の方向に行きたい時はもう彼に頼むしかないと評しています。

   ユーミン本人のテレビ出演によるプロモーションが積極的に行われました。出演番組数は歌番組を中心に10番組以上あり、これまでアルバムのプロモーション時期ですら“テレビに出ないユーミン”であった彼女としては異例中の異例。以降、アルバム発売時期には出来るかぎりTV番組にも出でPRするようにしているようです。

   TVCMは空港をバックにユーミンが「旅は今も昔も私にとって大きなドラマです」と語るオリジナルのものが作られました。BGMは「ピカデリー・サーカス」の間奏。

   コピー「もう何十年になるんだろう、気付かぬうちに世界は変わり、私も変わった。でも明日に確かな希望を持っている。なぜならいつもあなたと夢を見てきたから・・・」。
ポスターには「時代に漂うにおいや感触を、自らの音楽にまるで水滴を落とすように融和させてきたユーミン。・・・前作『A GIRL IN SUMMER』から、構想3年。日々激動のこの時代をしっかりと自分の嗅覚で掴み、“どうしたらこの時代と呼吸できるのか”を表現している渾身の作品。」という長い紹介文が載りました。

   特設サイト 日本http://yumingfc.jp/sp2009/ 台湾 http://www.gold-typhoon.com.tw/pop/yuming/ (リンク切れ)