1. |
9月には帰らない |
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6. |
罪と罰 |
......s |
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2. |
ハルジョオン・ヒメジョオン |
......s |
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7. |
出さない手紙 |
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3. |
私なしでも |
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8. |
白い朝まで |
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4. |
地中海の感傷 |
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9. |
LAUNDRY-GATEの想い出 |
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5. |
紅雀 |
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10. |
残されたもの |
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【収録曲備考】
2. |
s… |
78年 10枚目シングル。 |
5. |
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タイトル曲。この曲自体にタイアップやシングルカットはなかったが、92年に翌年の「アルペンスキー世界選手権 盛岡・雫石大会」のテーマソングとして新たにアレンジ、レコーディングした「紅雀〜暁のシュプール」を製作。 |
6. |
s… |
78年 10枚目のシングル「ハルジョオン・ヒメジョオン」のB面。 |
7. |
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コンサートで別の歌詞のものが披露されているらしい。 |
9. |
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ランドリーゲートとは立川基地の洗濯物を一挙に扱っていた施設のあったゲートの呼び名。現在ゲートはなく98年までバスの停留所名でその名を残していましたが現在は違う名前になっているそうです。 |
【リリースデータ】 (ディスクナンバー * 発売日 * 発売元 *表示価格)
LP
ETP-72303 * 1978.3.5 *
エキスプレス/東芝EMI * ¥2,300
透明半円型の内袋が付いてなかった。
Cassette Tape
ZT25-189 * 1978.3.5 *
エキスプレス/東芝EMI * ¥2,500
ジャケットはLPと同じデザインだが白地になっている。
曲順 sideA: 1. 2. 3. 4. 8. sideB:
6. 7. 9.10. 5.。
Cartridge Tape
YT28-189 *
1978.3.5 * エキスプレス/東芝EMI * ¥2,800
ジャケットはLPと同じデザインだが白地になっている。
東芝EMIのYT型番はこの年発売終了したようで、78年度発売されたのはユーミン含め5アーティストのみでした。
ちなみにラスト作品は5/5発売の李成愛「かりそめの妻」。
LP
ETP-90081 * 1981.5.5 * エキスプレス/東芝EMI * ¥2,800
詳細→再発復刻リスト
ZT28-781 * 1981.5.5 * エキスプレス/東芝EMI *¥2,800→2,637(2,560)
詳細→再発復刻リスト
CA32-1131 * 1985.6.1 * エキスプレス/東芝EMI *¥3,200→3,008(2,920)
詳細→再発復刻リスト
TOCT-10325 * 1998.7.16 * エキスプレス/東芝EMI *¥2,000(1,905)
詳細→再発復刻リスト
TOJT-10325 * 1998.7.16 * エキスプレス/東芝EMI * ¥3,000(2,857)
詳細→再発復刻リスト
TOCT-10356 * 1998.7.16 * エキスプレス/東芝EMI * ¥2,500(2,381)
詳細→再発復刻リスト
TOCT-10621 * 1999.1.27 * エキスプレス/東芝EMI * ¥38,000(36,190)
詳細→再発復刻リスト
TOCT-10638 * 1999.2.24 * エキスプレス/東芝EMI * ¥2,500(2,381)
詳細→再発復刻リスト
TOJT-10638 * 1999.2.24 * エキスプレス/東芝EMI → EMIミュージック・ジャパン * ¥3,000(2,857)
詳細→再発復刻リスト
CD(期間限定発売)
TYCT-69035 * 2013.10.2 * ユニバーサルミュージック/EMIレコードジャパン * ¥1,980
詳細→再発復刻リスト
PC配信
2018.9.24 * Universal Music LLC / EMIレコード・ジャパン
423曲を一斉配信 詳細→再発復刻リスト
ハイレゾ配信
2019.9.18 * Universal Music LLC / EMIレコード・ジャパン
423曲を一斉配信 詳細→再発復刻リスト
All songs written by Yumi Matsutoya
Rhythm Section
Keyboard: Masataka Matsutoya
Drums, Syndrum: Tatsuo Hayashi
Percussion, Tuning Tom: Nobu
Saito
Bass: Kenji Takamizu, Haruomi
Hosono
Electric Guitar: Shigeru
Suzuki, Masaki Matsubara
Acoustic Guitar: Ted M.Gibson
Flat Mandolin: Masataka
Matsutoya
Brass
Trumpets & Flügels: Koji
Hatori, Mitsuru Honda, Tokiichi Sugiyama, Kenji Nakazawa,
Flügel Solo on "Beni
Suzume": Kenji Nakazawa
Trombones: Sumio Okada,
Tatsuyuki Sugiyama, Shin Kazuhara, Yasuo Hirauchi,
French Horns: Ryo Koyama,
Sakae Yamada, Yuichi Tominari, Manabu Ueda,
Woodwinds
Saxophone: Jake Concepcion,
Ichiro Mimori, Kiyoshi Saito, Shigeo Suzuki, Shundo Sunahara,
Sax solo on "WATASHI
NASHI DEMO"&"TSUMI TO BATSU": Jake Concepcion
Flute: Ichiro Mimori, Shigeo
Suzuki, Kiyoshi Saito, Seiji Kuniyoshi, Mitsuru Soma,
Oboe: Hiroyuki Ban
Clarinet: Jake Concepcion
Kena: Hideo Koide, Takeru
Koyama
Chorus: Yumi Matsutoya, David
Rankin, Jake Concepcion,
David Rankin appears courtesy
of Kitty Record
Strings
Violins: Junichi Hiiro, Eiji
Shirai, Jo Watanabe, Masatsugu Shinozaki, Teiji Okubo,
Shigeki Oshita, Toshiki
Akiyama, Michiyo Toda, Nao Saito, Teruko Ogino,
Violas: Katsuhiko Toyama,
Toshio Yokoi,
Celli: Masatoshi Maeda,
Masashi Abe,
Harp: Keiko Yamakawa
All arranged & conducted by Masataka Matsutoya
Directed by Seizo Shimokobe
Recorded & Mixed by Ryoji
Hachiya, assisted by Kenzo Miura
Recording Studio: ONKIO HAUS
Studio 1st, 2nd, 6th, September 1977 to January 1978
Recording Manager: Yoshihiro
Kurita
Album Design: Miwako Kato
Photography: Takuhiro Sugihara
Special thanks for David
Rankin & Jake Concepcion
PRODUCED BY MASATAKA MATSUTOYA for KIRARA-SHA
【ノベルティーグッズ】
風呂敷
またリリース当時、購入特典として当時のコンサート写真が載ったポスターをもらえたそうです
【メモ】
・ 5枚目のアルバム。 オリジナルとしては初めて「松任谷由実」の名でリリースしたアルバム。
・ 自伝「ルージュの伝言」によると、これまでの荒井由実のイメージを打ち破るような渋い作品を目指したそうです。79年のラジオ番組用のスタジオライブでも「第2期」ユーミンの音楽の根ざすところに成りうるアルバムを作りたかったと紹介しています。制作のしかたも新しく、これまでと違い最初からトータルアルバムを作るということを意識して制作したそうです。「ルージュの伝言」を読むと77年のベストアルバムの不振が本作制作のきっかけになったようにも取れますが、77年秋頃の時点で雑誌にはボサノバやサンバを基調としたアルバムを制作しており、12月20日に発売するという情報が載っています。
・ 前述のとおりサンバのアルバムを作ろうということで制作を開始。「映画『黒いオルフェ』のような世界。太陽がまぶしすぎるから寂しい、という感じね。底抜けに明るいから、どうしようもなく、やりきれなくなると思うの。」「女が男の心をつなぎとめるために手管を使っているうちに、その手管に溺れ、気がついたらアリ地獄に入っていたみたいな、そんな哀しさを歌に出来たらと思うわね。女の打算も哀しいよね。情熱のあまりしたことが、裏目に出て消え去ってしまったりとか。」(ヤングフォーク78.5号)。この作品は全編ボサノバ、サンバというわけではないのですが「中南米音楽」という雑誌でも「曲調はフォルクローレとはあまり関係ないけれど、」という紹介とともに掲載されています。
・ タイトルの「紅雀」は南方を指す四神「朱雀」をエキゾチックで無国籍にしたイメージから付けたそうです。また、別の記事では子供の頃に読んだ小説からとったとのこと(ユーミンは子供のころ、お母様が残していた少女小説を愛読しており、そのなかに吉屋信子「紅雀」もあったそうです。)。
・ 同時にシングル「ハルジョオン・ヒメジョオン」が発売されました。ジャケット写真はアルバムと同じ。当時はアルバムとシングルを同時に発売することや、ジャケットを使いまわすことはそう珍しいことではありませんでした。ちなみにジャケットの衣装を着た写真は楽譜などでスタンドポーズの別カットを見ることができますが、更に「女性自身」77.8.4号に掲載されたギリシャ旅行の特集では、コルフ島の宮殿でこの衣装を着てカジノにいそしむユーミンを見ることができます。めちゃめちゃオシャレ!
・ 3月20日に新星堂荻窪店と山野楽器銀座本店でファンの集いが行われました。本作購入者から抽選で200名が招待されたそうで、ユーミンも来店。それぞれトーク中心の1時間ほどの短いイベントだったそうです。(「コンフィデンス」78.3.27号より)
・
帯コピー「1年5ヶ月の沈黙をやぶり第5弾ついに登場!!
ユーミンの新しい世界がここに!!」。
宣伝コピー「1978年3月5日。誰よりも華麗に燃えてユーミンが飛翔ぶ(とぶ)」