AV AMP – 出力 -
AV AMPの出力についてもう少し詳しく。
AV AMPは出力も数多くあります。
出力の種類
YAMAHA RX-A4Aは7つのスピーカーのための7系統の出力ルートがあり、基本的にはそれに対応した出力端子があります。
その他、映像とともに音声を出力するHDMI用の出力もあります。
@ HDMI出力 (Video Out)
主にテレビやプロジェクタへ映像と音声をセットで出力する出力です。RX-A4Aは2系統あります。
A AMPとスピーカー出力 (SP Out)
内部のAMP(パワーアンプ)を経て、スピーカーを接続するための出力です。
基本的にスピーカーはAMPによる信号を増幅させないと音を出すことはできません。
ちなみにパワードスピーカーと呼ばれるものはスピーカーのキャビネットの中にAMPを内蔵しています。
RX-A4Aは恐らくですが7つのAMPを内蔵しています。
これも恐らくですが、フロントプレゼンススピーカー(FP)出力とサラウンドバックスピーカー(SB)出力は
同じAMPに接続されており、同時に接続することはできません。
B プリアウト (Pre Out)
AMPの手前から分岐して後面の端子に繋がっている出力です。
この出力は信号レベルが小さく、直接スピーカーを鳴らすことはできません。
何のためにあるかと言うと、RX-A4Aの内蔵AMPではなく、外部AMPを使用したい場合にここに外部AMPを接続します。
外部AMPを使用する理由は、大きなスピーカーを使いたい場合に内蔵AMPよりも大きな容量のAMPが必要になるからです。
小さなスピーカーで良い場合は、プリアウトは必要ありません。プリアウトのない機種は比較的安価です。
またRX-A4Aの場合は、サブウーハー用のAMPが内蔵されていません。
サブウーハーはプリアウトから出力して外部AMPに繋ぐか、パワードタイプ(AMP内蔵タイプ)を使用する必要があります。
C ワイヤレススピーカー用出力 (Wireless Audio Out)
RX-A4Aにはなんとワイヤレススピーカーを無線接続する機能があります。
サラウンドスピーカー(S)とサブウーハー(SW)としてYAMAHAのワイヤレススピーカーを使用することが出来ます。
配線が不要なので便利です。
なお、ワイヤレス接続を選択すると該当するスピーカーのプリアウトからは音声が出力されなくなります。
D Phone OutとBT Out
RX-A4Aにはヘッドフォン用の出力と、Bluetooth出力もあります。