AV AMP
AV AMPとかAVレシーバーと呼ばれるシステムの中心機器を少し詳しく紹介します。
ちなみにAV(エーブイ)はAudio Videoの略、AMP(アンプ)はAmplifierの略です。
AV AMPはAMP以外の機能も含まれていますが、メインの機能としてはAMPなのでAV AMPと呼ばれるのでしょうね。
下図はYAMAHA RX-A4Aの簡略図ですが、他社製品もだいたい似たような構造と機能を持っています。
入出力数の違いやAMPの数や容量の違いで値段が変わります。
実は入力がとても沢山あります。入ってくる入力は2chだったり5.1chだったり、あるいはオブジェクトベースだったりいろいろですが、
最終的には各スピーカーに振り分けるので、マルチチャンネル処理が必要になります。
個々がなかなか面白くて、YAMAHA RX-A4Aの場合は、約30種類の音場プログラムとスピーカーの配置、
それから付属のマイクで測定した測定結果の3つの情報をぶち込んで、振り分け処理させています。
AMP部の機能をシンプルに説明すると、AMP以前の信号はとても微小な物ですが、
これをスピーカーを鳴らせる程度の大きな信号に増幅させることです。
このAMPの数によって構成できるスピーカーのパターンが決まります。RX-A4Aは恐らく7台のAMPを内蔵しています。
出力もなかなか沢山ありますね。