KIRIN LAGER PRESENTS

LEGEND OF THE ZUVUYA

YUMI MATSUTOYA CONCERT TOUR 1998

レジェンド・オブ ・ザ・スユア

 

【公演スケジュール】

 

31会場55公演

1998

     1 9  大宮ソニックシティ大ホール

     110  大宮ソニックシティ大ホール

     113  宇都宮市文化会館大ホール

     114  群馬県民会館大ホール

     117  市川市文化会館大ホール

     118  市川市文化会館大ホール

     121  アクトシティ浜松大ホール

     122  アクトシティ浜松大ホール

     124  和歌山県民文化会館大ホール

     126  鹿児島市民文化ホール第1ホール

     128  熊本市民会館大ホール

     130  鳥取県立県民文化会館梨花ホール

     2 2  新潟県民会館大ホール

     2 3  新潟県民会館大ホール

     3 5  福井・フェニックスプラザ大ホール

     3 6  金沢市観光会館ホール

     3 8  長野県松本文化会館大ホール

     3 9  長野県松本文化会館大ホール

     312  香川県民ホールグランドホール

     313  アスティとくしま多目的ホール

     315  愛媛県県民文化会館メインホール

     316  高知県立県民文化ホールオレンジホール

     319  京都会館第一ホール

     320  京都会館第一ホール

     325  帯広市民文化ホール大ホール

     326  釧路市民文化会館大ホール

     330  岩手県民会館大ホール

     4 1  青森市文化会館大ホール

 

     418  横浜アリーナ

     419  横浜アリーナ

     420  横浜アリーナ

     425  ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)

     426  ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)

     5 9  広島サンプラザホール

     510  広島サンプラザホール

     515  マリンメッセ福岡

     516  マリンメッセ福岡

     521  仙台市体育館

     522  仙台市体育館

     527  大阪城ホール

     528  大阪城ホール

     530  大阪城ホール

     531  大阪城ホール

     6 5  札幌・真駒内アイスアリーナ

     6 6  札幌・真駒内アイスアリーナ

     620  国立代々木競技場第一体育館

     621  国立代々木競技場第一体育館

     623  国立代々木競技場第一体育館

     624  国立代々木競技場第一体育館

     626  国立代々木競技場第一体育館

     627  国立代々木競技場第一体育館

     7 8  名古屋市総合体育館レインボーホール

     7 9  名古屋市総合体育館レインボーホール

     711  名古屋市総合体育館レインボーホール

     712  名古屋市総合体育館レインボーホール

                 

 

【演奏曲】

 

やさしさに包まれたなら

Miss BROADCAST

恋の一時間は孤独の千年

夢の中で

TUXEDO RAIN

結婚式をブッ飛ばせ

きみなき世界 (アンプラグドスタイル) / 守ってあげたい (アンプラグドスタイル)

セイレーン  (アンプラグドスタイル)

砂の惑星

WANDERERS

LOVE WARS

満月のフォーチュン

春よ、来い

Sunny day Holiday

REINCARNATION

Woman

Saint of Love

(EC)

SWEET DREAMS

青春のリグレット

Cowgirl Blues

 

 

【出演者】

 

Drums: 村石雅行
Bass
: 田中章弘
Guitar
: 市川祥治、中川雅也
Keyboards
: 武部聡志
Chorus
: 松岡奈穂美、田中雪子、斎藤典子

Dancers: 赤地寿美、中村泰子、江口純代、中村直美、中村康子、

Dancers藤元景子4/18 まで)、星野直子4/19から)、蜂谷庫都4/18から)

Guest/Nodouta:嵯峨晴彦 (札幌公演)

 

【グッズ】

 

ツアーパンフレットCD-ROM......3,000

※ 内容変更あり:写真・記事差換え、CD-ROM内容変更

テレフォンカード......1,000

キーホルダー......1,000

マグカップ......1,200

スカーフ (エンジ/ネイビー)......1,500

CDケース......2,000

キャップ......3,000

バッグ......3,800

Tシャツ ライトブルー(L)、レッド(L/チビT)......3,500
トレーナー
(ゴールド/モスグリーン/グレー) ......5,800
スタジアムジャンパー.
(限定品).....12,000

YUMING JEWERY
シルバーリング(台座付)……¥4,000
 

CASIO Baby-G ユーミンモデル
"HEART OF THE ZUVUYA"......
17,000
(会場毎個数限定抽選発売)

 

オペラグラス.....1,800
(一部会場のみ会場限定発売)

オペラグラス......17,000
(一部会場のみ会場限定発売)

ウチワ......500
(一部会場のみ)

 

グッズを買うとオリジナルビニルバッグをもらえました。 

 

 

【主なクレジット】

 

Cast: Satoshi Takebe, Shoji Ichikawa, Masaya Nakagawa, Akihiro Tanaka, Masayuki Muraishi,

Cast: Naomi Matsuoka, Yukiko Tanaka, Noriko Saito, Hisami Akachi, Naoko Hoshino, Yasuko Nakamura,

Cast: Yasuko Nakamura, Sumiyo Eguchi, Naomi Nakamura, Keiko Fujimoto, Koto K. Hachiya

 

Stage Set Designer: Mark Fisher

Stage Production Manager: Hikaru Hayashi

Prop Designer: Yoshihiko Tanaka

Lighting Designer: Mike OZ Owen

Sound Designer: Norihiko Tango

Technical Director: Masatoshi Nakano

Costume Designer: Frank Frenz

Costume Director: Mitsue Mohri

Hair Make-up Designer: Akihiko Asai

Music Director: Satoshi Takebe

Choreographer: Hisami Akachi, Hideki Morigami, Zhang Xiao Cheng

 

General Producer: Makoto Ohtake

Artist Manager: Asuka Hamaguchi

Producer: Ryo Kaizu

 

Directed by Masataka Matsutoya

 

Presented by Kirin

Supported by Toshiba EMI, Kirara Music Publisher

Produced by Kirarasha, Hands

 

 

【チケット料金】 

 

S席 ¥6,825A席¥6,300

 

 

【メモ】

 

   アルバム「スユアの波」リリースに伴うコンサートツアー。アルバムとはやや異なるタイトルがつけられました。ちなみに大宮公演の最初の告知では「スユアの伝説」というサブタイトルもつけられていました。

   ドーンパープルツアー以来となるホールスタート・ホールメインに制作されたショウ。これまでのように大型セットを設えそれを終始使うのではなく、シーンごとにつぎ次と舞台転換してゆく演劇のような雰囲気に。ステージはドレープのついた緞帳で飾られ、シーン転換ごとに幕が閉まります(これが唯一の決まったセットだったのかもしれません)。コンサートは双子のダンサー・中村姉妹が扮する時の精によるナビゲートからスタート。観客視点でわかるような固定セットが無い分、緻密にペインティングされた書割や背景幕が使われました。「LOVE WARS」「満月のフォーチュン」間ではダンサーによる京劇が行われますが、その裏ではボイラーシーンからチャイニーズシーンへの人力による大転換が行われています。このシーン、最初の場当たりでは20分以上もかかったとか。ネットで本番中の動画が公開されましたが、大人数のスタッフがまるでロボットのように無駄のない転換をおこなっていました。
また、かなりテンポラリー度の強い変わったセット(?)も登場。「結婚式をぶっ飛ばせ」ではバボット(バルーン+ロボット)という風船のように空気を入れて膨らませるセットが使われ、イントロのわずかな時間でコミカルな教会が建ち上がりました。シミズオクトの周年誌によると、セットデザイナーのマーク・フィッシャー氏はもともと建築家で持ち運びが容易な”風船”建築を研究していたとか。70年代にピンクフロイドがこの風船(バボット)をセットに採用したことが彼がステージに携わるきっかけになったそうです。また「SWEET DREAMS」では今も語り草になっているステージ全体を覆うような波のドレスが登場。ちなみにユーミンはドレスの後ろでは次の衣装のカゥガールパンツ姿で足を広げてリフターに立っているそうです()
・・・決まったセットが無い(あくまで観客目線での話ですが)というスタイルは、振り返ると後にも先にもこのツアーだけだったかもしれません。地味な印象のスユアツアーですがこの点でとても特別な尖ったツアーだったと言えるかもしれませんね。これまでユーミンのステージはひたすらにハイテク化されてきましたが、このツアーをきっかけに小道具や背景のペインティングなどによってそのシーンを具体的に見せる演出に重きが置かれるようになっていったと思います。

   アリーナ公演も細かい違いは無数にあるようですが、ほぼ同じ構成・演出で行われました。一番の大きな違いは「砂の惑星」〜「LOVE WARS」のボイラーシーンのセットや演出でしょうか。アリーナ公演では「Cowgirl Blues」でユーミンが客席に降り、中ほどのお立ち台に上りますが、420日、26日の東京公演ではこのシーンで全員がサッカーワールドカップ日本代表のユニフォーム姿に。

   今回もツアーパンフレット付属のCD-ROMと連動したインターネット企画「BIRTH OF THE ZUVUYA」が行われました。CD-ROM内には本番開演までのリハーサルなどの動画が多数収録されており、ツアー開始後のレポートはなんと専用ブラウザを使ってインターネットからダウンロードして見るスタイルでした。

   リハーサルはよこすか芸術劇場で行われました。このときホテルから直結したこの会場をユーミンチームが気に入り、以後ホールツアーはこの会場を皮切りにスタートするようになりました。また、最終公演地は恒例の代々木体育館が毎年7月よりプール営業を始めるため、名古屋で行われました。

   ハードチケット(オリジナルデザインのチケット)が発行された最後のツアーになりました。確認できているのは、キョードー北陸が扱った松本公演とキョードー東北が扱った盛岡公演。松本は2公演あったため、青と赤の2色がありました。ユーミンの場合は、80年代より各ツアーオリジナルの統一デザインでチケットが発行されていましたが、90年代前半よりチケットぴあやチケットセゾンなどの大手プレイガイドがオンラインシステムを導入し、備付け用紙に印字したチケットを発行し始めたため、急速にハードチケットが発行される公演が少なくなっていきました。次に地方を回ったFrozen Roses Tourでは長野公演、盛岡公演も備え付け用紙への印字にかわり、現在では苗場公演のみオリジナルデザインのチケットが発行されています。 

   当時から初日のスポーツ紙にユーミンの怖〜い写真とともにゲネプロの記事が載るのが恒例でしたが、このときは「ユーミン2013年に引退」と大きく掲載されました。記者会見時に「あと15年くらい」と口にしたことを拾われてしまったようですが、ユーミンとしては半永久的の喩えとして15年と言ったそうです。ユーミンにそのつもりはなかったようですが、2013年は実はマヤ文明からくる終末信仰の重要な年で、「スユア」でマヤに触れていたファンはちょっとザワザワしていたように思います()